JPH04106199A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH04106199A
JPH04106199A JP22355390A JP22355390A JPH04106199A JP H04106199 A JPH04106199 A JP H04106199A JP 22355390 A JP22355390 A JP 22355390A JP 22355390 A JP22355390 A JP 22355390A JP H04106199 A JPH04106199 A JP H04106199A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な家庭用又は業務用洗浄剤組成物に関し
、更に詳しくは、プロテアーゼ阻害作用を有する化合物
から選ばれた一種または二種以上の化合物を含有し、肌
荒れ防止・肌荒れ改善効果を有すると同時に、安全性が
高く、かつ洗浄力に優れた家庭用又は業務用洗浄剤組成
物に関する。
[従来の技術] 洗浄剤は、物体の表面または内部に付着した汚れを除去
することを目的として用いられるものであり、洗浄剤に
含まれる界面活性剤は、洗浄剤本来の性質である洗浄力
、起泡力を発現する薬剤であるが、半面、皮膚に影響を
及ぼすことが知られている。皮膚に直接接触する洗浄剤
には、皮膚や目に対する刺激性が弱いことが要求されて
いる。
ところが現在でも、人体の洗浄以外の洗浄には、洗浄力
は強力であるものの皮膚や眼に刺激性を有するアニオン
性界面活性剤が主である。手袋等の防護具を用いて作業
したり、作業が終了した後に手入れをしたりして、安全
性の向上には努力されているものの、作業の内容によっ
ては、指先の感覚が鈍くなるため手袋を着用することが
不適当な場合があったり、時には着用した手袋によって
肌荒れが発生することも報告されている。また、作業終
了後に手入れを実施することは重要であるが、作業中か
らすでに薬剤が作用している方が有用性が高いと考えら
れる。
一方、皮膚の構造および機能の恒常性を保つ上で、皮膚
には多くのプロテアーゼの存在が知られており、それら
の重要な役割が近年注目を浴ている。プロテアーゼまた
は蛋白分解酵素は、ペプチド結合の加水分解を触媒する
酵素を総称した名称である。このプロテアーゼは、ペプ
チダーゼおよびプロテイナーゼに分類される。前者は、
蛋白質またはペプチド鎖のアミノ基末端やカルボキシル
基末端の外側より、ペプチド結合を切り離していく酵素
で、後者のプロテイナーゼはペプチド鎖の内部の特定の
結合を切断する酵素である。また、このプロテア−ゼは
習慣的に広義の「プロテアーゼjの名称で呼ばれること
が多く、さらにこれらはその活性部位の性質により、1
)セリン系、2)チオール(システィン)系、3)カル
ボキシル系および4)金属系プロテア−ゼの4種類に大
別され、それぞれ、特異的な阻害剤が存在している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者等は、上記の事情に鑑み、従来、全く行なわれ
ていなかった洗浄剤そのものに有効な薬剤を配合して肌
荒れを治療・改善することを目的に、様々な薬剤と肌荒
れ治療・改善との関連について鋭意研究を重ねた結果、
プロテアーゼ阻害剤を配合した洗浄剤が優れた皮膚の荒
れの改善作用を有するという新規な事実を見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段および作用]すなわち、本
発明は、プロテアーゼ阻害作用を有する化合物から選ば
れた一種または二種以上の化合物を含有することを特徴
とする家庭用又は業務用洗浄剤組成物に関するものであ
る。
以下本発明の構成について説明する。
本発明における家庭用又は業務用洗浄剤組成物とは、家
庭用洗濯洗剤、業務用洗濯洗剤(ランドリー洗剤、ドラ
イクリーニング洗剤)、洗濯助剤(柔軟剤、漂白剤、の
り剤、撥水剤)、シみ抜き剤、カーペットシャンプー、
さび落とし、台所用洗剤(野菜・果物・食器・調理用具
など用)、オーブンクリーナー フロア−ポリッシュ、
フロア−ワックス、フロア−クリーナー フロア−ワッ
クスリムーバー、床のしみ抜き剤、窓ガラス洗浄剤、ブ
ラインドクリーナー、便器洗浄剤、陶磁器洗浄剤、大理
石洗浄剤、石壁洗浄剤、壁紙洗浄剤、壁紙およびラベル
剥離剤、ペイント面洗浄剤、ペイント剥離剤、プラスチ
ッククリーナー、金属面洗浄剤、家具つや出し剤、戸・
障子のすべり剤、自動車車体洗浄剤、カーポリッシュ、
自動車部品洗浄剤(タイヤクリーナー・エンジン内力−
ボン除去剤・ラジェタークリーナー・機械部品洗浄剤・
電気絶縁体洗浄剤、ブレーキライニングクリーナーなど
)、航空機洗浄剤、金属洗浄剤(鉄・鋼および一般金属
洗浄剤・ステンレスおよびクロム面洗浄剤・アルミニウ
ム洗浄剤・銅および銅合金洗浄剤・銀洗浄剤など)、印
刷用プレス・ロール・インクつぼ等の洗浄剤、乳業関係
の洗浄剤、タンク洗浄剤、排水管・下水溜洗浄剤、皮製
品洗浄剤、くっクリーナー シューポリッシュ、メガネ
・レンズクリーナー、入歯クリーナー、冷蔵庫洗浄剤、
消臭剤、道路洗浄剤等が挙げられる。
本発明におけるプロテアーゼ阻害作用を有する化合物と
は、前記プロテアーゼまたは蛋白分解酵素の加水分解作
用を、可逆的もしくは不可逆的に阻害し得る全ての化学
物質を意味する。
具体的には、以下の物質が挙げられる。
(1)動物または植物由来の化合物 好ましくはウシ膵塩基性トリプシンインヒビター アプ
ロチニン、ダイズトリプシンインヒビター、リマ豆プロ
テアーゼインヒビター トウモロコシプロテアーゼイン
ヒビター等である。
(2)微生物由来の化合物 好ましくはアンチパイン、プラスミノストレプチン、さ
らには下記の一般式で表わされるロイペプチンと総称さ
れる化合物等である。
RI−R2−R3−NH−CH−(CH2) 3−NH
−CH−NH2CHO”NH2 R1”CH3CO,CH3CH2C0 R2”L−Leu+  L−11e、L−ValR3=
L−Leu、L−11e、L−Val(Leu:aイシ
ン  Ile:イソロイシン  Valニアtリン)(
3)ベンザミジンおよびその誘導体 好ましくはベンザミジン、p−アミノベンザミジン、m
−アミノベンザミジン、フェニルグアノシン、(2R,
4R)−4−メチル−1−[N2−(3−メチル−1,
2,3,4−テトラヒドロ−8−キノリンスルホニル)
−L−アルギニル]2−ビペリジンカルボキシリツクア
シツドモノヒドレート、ダンジルアルギニンN−(3−
エチル−1,5−ベンタネジル)アミド等である。
(4)アセタミドおよびその誘導体 好ましくはアセタミド、2−フェニルアセタミド、シク
ロへキシルカイオキサミド等である。
(5)グアニジンおよびその誘導体 好ましくはフェニルグアニジン、シクロへキシルグアニ
ジン等である。
(6)ω−アミノ酸類 好ましくはトラネキサム酸、p−アミノメチル安息香酸
、4−アミノメチルビシクロ(2,2゜2、)オクタン
−1−カルボン酸、5−[トランス−4(アミノメチル
)シクロへキシルコテトラゾール、3−[トランス−4
(アミノメチル)シクロへキシル−2−オキソプロピオ
ネート、トランス−4−(アミノメチル)シクロへキシ
ル グリオキサル モノヒトレート、トランス−4−(
アミノメチル)シクロヘキサン ヒドロキサミックアシ
ッドまたは下記一般式においてn=1〜8の炭素鎖を示
す物質等である。
N N2(CN2)nC00H 本発明はこれらに限定されるものではないが、これらω
−アミノ酸の中で、n=5の場合のε−アミノカプロン
酸およびトラネキサム酸、p−アミノメチル安息香酸に
特に優れた効果が認められる。
(7)フルオロリン酸およびその誘導体好ましくはジイ
ソプロピルフルオロリン酸である。
(8)フルオロスルホン酸およびその誘導体好ましくは
フェニルメタンスルホニルフルオリド、[(p−アミジ
ノフェニル)メタンスルホニルフルオリド等である。
(9)グアニジノ安息香酸およびその誘導体好ましくは
p−ニトロフェニル−po−グアニジノ安息香酸、3°
、6゛−ビス(4−グアニジノベンゾイロキシ) −5
−(N’−4−カルボキシフェニル)チオウレイドスピ
ロ[イソベンゾフラン−1(3H)、9°−(9H)キ
サンゼン]3−オン等である。
(10)リジンおよびその誘導体 好ましくは下記一般式で表わされる化合物等である。
R1−NH−(CH2)4−CH−CO−R2H R+=H,Phe−Ala、  Ala−PheR2=
OH,CH2C1 R3=l、 5O2−◎−CH5 (Phe:フェニルアラニン  Ala:アラニン)本
発明は、これらに限定されるものではないが、これらリ
ジンおよびその誘導体の中でR2”CH2Clに特に優
れた効果が認められる。
(11)アルギニンおよびその誘導体 好ましくは下記一般式で表わされる化合物等である。
R1−NH−CH−(CH2)3−CH−CO−R2”
NN2      NH R1=l(、D−Phe−Pro、  Glu−Gly
、  l1e−Glu−Gly。
Pro−Phe、Ala−Phe R2”叶、 CN2Cl R3=H,5O2−◎−CH5 (Phe:フェニルアラニン  Proニブロリン  
Glu:グルタミン酸Glyニゲリシン  IIe:イ
ンaイシン  Ala:アラニン)本発明は、これらに
限定されるものではないが、これらアルギニンおよびそ
の誘導体の中でR2”CH2Clに特に優れた効果が認
められる。
以上の物質については、それぞれがプロテアーゼ阻害作
用を有していることが知られているだけで肌荒れ防止・
改善作用をもつことは勿論知られていない。
本発明においては上記プロテアーゼ阻害作用を有する化
合物の中から一種または二種以上を併用して用いること
ができる。
本発明においてプロテアーゼ阻害作用を有する化合物の
家庭用又は業務用洗浄剤組成物への配合量は、洗浄剤組
成物全量中o、oooi〜20重景%が好ましく重量0
.001〜5重景%が重量好ましい。0.0001重量
%未満では本発明の効果が十分ではなく、20重量%を
超えると製剤上好ましくなく、かつコスト的にも不利で
ある。
ここで、本発明でいう「肌荒れ治療・改善効果」とは、
以下に示すような作用を意味する。
具体的には、従来の洗浄料を使用することによって生ず
る角層の剥がれ、皮溝・皮丘の消失または不鮮明化を改
善することを示す。
本発明の家庭用又は業務用洗浄材組成物には、プロテア
ーゼ阻害作用を有する化合物の他に、必要に応じて本発
明の効果を損なわない範囲内で、製薬上許容することの
できる、界面活性剤(アニオン性、カチオン性、非イオ
ン性、両性、半極性)、助剤(ビルダー)、研磨剤、蛍
光増白剤、色剤、防腐剤、金属封鎖剤、帯電防止剤、漂
白剤、沈澱防止剤、酸化防止剤、香料、油分、保湿剤、
および抗炎症剤、殺菌剤、ビタミン等の薬剤等を配合す
ることができる。
前記の添加剤の例として、アニオン性界面活性剤として
は、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチ
ン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレン(以下POEと略す)ラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸
ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウ
ロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン
酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム
、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリル
メチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスル
ホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、
POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩
、ラウリルヒドロキシエーテルカルボン酸ナトリウム等
のアルキルヒドロキシカルボン酸塩、ジー2−エチルへ
キシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノ
エタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナ
トリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコ
ハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベン
ゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩
、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ス
テアロイルグルタミン酸ジナトリウムN−ミリストイル
−し−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグル
タミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウ
ム等の高級脂肪酸エステル硫酸塩、ロート油等の硫酸化
油、P。
Eアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリル
エーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、
高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸
エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステ
ル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリ
ウム、N−バルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノー
ルアミン、カゼインナトリウム等を挙げることができる
カチオン性界面活性剤としては、脂肪族アミン塩、アル
キル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、
ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等を挙げることが
できる。
非イオン性界面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、POEソルビタン脂
肪酸エステル、ボυオキシェチレングリコール脂肪酸エ
ステル、POEアルキルエーテル、POEアルキルフェ
ニルエーテル、POE硬化硬化ヒマシ油体導体ンニトー
ルヒドロキシ脂肪酸エーテル、アルキルグルコシド脂肪
族エーテル等を挙げることができる。
両性界面活性剤としては、N、N−ジメチル−ラウリル
−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、N、N
−ジメチル−N−オレイル−N−カルボキシメチルアン
モニウムベタイン等のカルボキシベタイン、2−ラウリ
ル−N−力シボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリニウムベタイン、2−ラウリル−N−力ルボキシ
メチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン等のイミダシリン誘導体、N−ヤシアルキル−β−ア
ミノプロピオン酸ナトリウム塩、N−ヤシアルキル−β
−イミノジプロピオン酸ナトリウム塩等のアミノカルボ
ン酸塩、スルホベタイン、アミノベタイン等を挙げるこ
とができる。
半極性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミンオ
キシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、ビス−(
2−ヒドロキシエチル)ラウリルアミンオキシド等を挙
げることができる。
研磨剤としては、メタケイ酸ソーダ等のケイ酸塩、硫酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム等の塩、シリカ、ネウ砂、
タルク、ケイソウ土、ベントナイト、コロイド粘土、示
タル石、石英、砂等が挙げられる。
油分としては、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、コレステロール等の高級アルコール、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸等の炭素数08〜C22の高級脂
肪酸、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス
、ポリエチレンワックス、キャンディラロウ、ピースワ
ックス、硬化ヒマシ油、カルナバロウ、バリコワックス
等のワックス、牛脂、豚脂、羊油、スクアラン、ヤシ油
、パーム油、パーム核油、大豆油、オリーブ油、綿実油
ホホバ油、ヒマシ油、ラノリン等の動植物油脂、流動パ
ラフィン、ワセリン等の鉱物油、トリメチルプロパント
リイソステアレート、イソプロピルミリステート、グリ
セロールトリ2エチルヘキサネート、ペンタエリスリト
ールテトラミニチルヘキサネート、シリコーン油、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンペンタエリスリト
ールエーテル等の合成油を挙げることができる。
保湿剤としては、例えば、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、グリセリン、1゜3−ブチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレ
ンメチルグリコシドエーテル、ポリオキシアルキレンジ
グリセリルエーテル、ポリオキシアルキレンポリグリセ
リルエーテル、ポリオキシアルキレンデカグリセリルエ
ーテル、ポリオキシアルキレンペンタエリスリトールエ
ーテル、ソルビット、マルチトール、ラクトース、D−
マンニット、ムコ多糖類、ピロリドンカルボン酸塩等が
挙げられる。
殺菌剤としては、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼ
トニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニウム、
グルコン酸クロルヘキシジン、カルバニリド、フェノー
ル、ハロゲン化サリチルアニリド等が挙げられる。
本発明の家庭用又は業務用洗浄材組成物の剤型は、洗浄
材としての目的を達するのに適した剤型であれば任意の
形態でよく、例えば、液状(ローション、乳液)、クリ
ーム状、固型状、細粒状、粉末状等を挙げることができ
る。
[発明の効果コ 本発明の家庭用又は業務用洗浄剤組成物は、洗浄に適応
することにより、肌荒れ防止・肌荒れ改善効果を有する
と同時に、安全性が高く、かつ洗浄力に優れているもの
である。
[実施例] 以下に実施例を示して本発明を詳述するが本発明はこれ
により限定されるものではない。配合量は、重量%であ
る。
実施例に先立ち本発明にかかるプロテアーゼ阻害作用を
有する化合物の肌荒れ防止・肌荒れ改善効果を明らかに
するために行なった試験法、評価方法を説明する。
〈実使用試験〉 皮膚が弱く、通常の台所用合成洗剤を連用すると「肌荒
れ」を生じやすい40〜60歳の専業主婦60名を被験
者として、10名ずつ6群に分けた。58¥の被験者に
は表−1に示す各実施例を、残りの1群の被験者には比
較例1を使用させな。4週間連用テストを行ない、4週
間後にレプリカ法にて手中部の肌状態を観察し、表−2
の判定基準に従い表−1 (以下余白) 表−3 表−2 表中の数字は、各評点を示した被験者の人数を示す。
表−3の結果に示きれたように、本発明の洗浄剤組成物
(実施例1〜5)は、対照の洗浄剤組成物(比較例1)
に比べ、明らかな有効性を示した。
】(施J1多ユ 衣料用液体洗剤 (1)POE (3−tl−ル)ラウリ)Ii    
15.0エーテル硫酸Na (2)POE (15モル)アルキル エーテル (3)ジステアリルジメチルアンモ ニウムクロリド (4)アプロチニン (5)漂白剤 (6)精製水 20.0 2.0 0゜5 適量 残余 jL施]引1− 衣料用粉末洗剤 (I  LAS−Na (2Na2S Oa (32−フェニルアセタミド (4CMC(66%) (5メタケイ酸ソーダ(無水) (6蛍光増白剤 (7Na2CO3 15,0 30,0 2,0 1,5 20,0 0,2 残余 大立桝旦  固型せっけん (1)牛脂 (2)ヤシ油 20.0 12.0 (3)ヒマシ油 (4)オリーブ油 (5)苛性ソーダ (6)エタノール (7)グリセリン (8)ショ糖 (9)シクロへキシルグアニジン (10) EDTA (11)香料 (12)色素 (13)精製水 ノし帳」化ター  液体石けん (1)ラウリン酸 (2)ミリスチン酸 (3)パルミチン酸 (4)オレイン酸 (5)ラウロイルジェタノールアミド (6)プロピレングリコール (7)グリセリン 5.0 3.0 6.0 20.0 5.0 10.0 3.0 0.1 適量 適量 残余 3.0 7.0 3.0 2.5 6.0 11.0 4.0 ショ糖 苛性カリ EDTA p−アミノベンザミジン 香料 精製水 5.0 3.0 0.1 1.0 適量 残余 表−4 以下の実施例において用いられる各化合物は、下記−数
式で表わされる化合物の中で、R1、R2、R3がそれ
ぞれ表−4に示されるものを用いた。
R1−NH−CH−(CH2)3−CI−CO−R2I
I       1 ”NH2NH 喜 叉豊五烈  台所用洗剤 (1)α−オレインスルフオン酸Na (2)POE (15モル) アルキルエーテル (3)ラウリルアミドプロピル ベタイン (4)エタノール (5)化合物1 (6)色素 (7)香料 (8)精製水 20.0 8.0 5.0 1.5 3.5 適量 適量 残余 】し絶JLLL   台所用洗剤 (1)トラウロイルグルタミン酸 モノナトリウム (2)POE (15モル) アルキルエーテル (3)ラウリルジメチルアミン オキシド (4)エタノール (5)化合物2 (6)色素 (7)香料 (8)精製水 25.0 5.0 8.0 1.0 7.0 適量 適量 残余 実施例6〜11の洗浄剤組成物は、いずれも肌荒れ防止
・肌荒れ改善効果に優れ、安全性が高く、かつ洗浄力に
も優れるものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロテアーゼ阻害作用を有する化合物から選ばれ
    た一種または二種以上の化合物を含有することを特徴と
    する家庭用又は業務用洗浄剤組成物。
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