JPH04105352U - 建築用板材の位置合わせマーク - Google Patents

建築用板材の位置合わせマーク

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JPH04105352U
JPH04105352U JP1527391U JP1527391U JPH04105352U JP H04105352 U JPH04105352 U JP H04105352U JP 1527391 U JP1527391 U JP 1527391U JP 1527391 U JP1527391 U JP 1527391U JP H04105352 U JPH04105352 U JP H04105352U
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秀一 坪内
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株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 繊維補強セメント壁板、同平板状瓦等の建築
用板材において板材の位置合わせマークが殆ど目立た
ず、また、位置合わせも極めて正確に行える施工性の良
い建築用板材の位置合わせマークを提供することを目的
とする。 【構成】 表面端縁2Aが斜めに切断された建築用板材
2において、該斜め切断部分に表面2Bと同一レベルで
延出し、その端縁3Aが前記板材2の裏面側端縁2Cへ
向け略垂直に下る突起形状とされてなり、突起3端縁と
板材周縁2Cとが一致し、しかも平面視では突起が殆ど
目立たない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は建築用板材の位置合わせマークの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁板、平板状屋根瓦等の建築用板材をを葺く場合、建築用板材相互の配 列、あるいは重なり状態を規制するためこれら建築用板材には位置合わせマーク が付されるのが通常である。 これら位置合わせマークとしては図4、図5に示すように板材A周辺の適当な 位置に三角または半円状のノッチBを刻設することが一般的であった。
【0003】
【従来技術の問題点】
しかしながら、上記ノッチBによる位置合わせマークは、その切り込みが板材 の表面より裏面に切通した状態となるので板材の端縁外観に及ぼす影響が大きく 、特に端縁が斜めに切断された板材にあっては非常に目立つので、意匠的な要請 より位置合わせマークは他の周縁の目立たない部分に刻設せざるを得ず、このた め板材相互間の位置合わせが面倒となる欠点があった。また、板材端縁における ノッチBの開口幅sのため正確な中心位置を出すのに熟練を要するといった問題 も有った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記問題点に鑑み、端縁を斜めに切断した板材であっても板材の位 置合わせマークが殆ど目立たず、また、位置合わせも極めて正確に行える施工性 の良い建築用板材の位置合わせマークを提供することを目的としてなされたもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案の建築用板材の位置合わせマークは、表面端縁が斜めに切断さ れた建築用板材において、該斜め切断部分に表面と同一レベルで延出し、その端 縁が前記裏面側端縁へ向け略垂直に下る突起形状とされたことを特徴とするもの である。
【0006】
【実施例】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の要部斜視図、図2は図1のP−P線断面図である。
【0007】 この考案の建築用板材の位置合わせマーク1は、表面端縁2Aが図1、図2に 示すように斜めに切断された繊維補強セメント壁板、あるいは同平板状瓦等の建 築用板材2において、斜めに切断された端縁2A部分に図2に示すように板材表 面2Bと同一レベルで延出し、その端縁3Aが板材2の裏面側端縁2Cへ向け略 垂直に下る突起形状3とされて構成されている。
【0008】 上記突起の形状として平面視が三角形状をなす場合を示したが、これに限らず 、半円状、五角形状などとすることもできる。 要は、その端縁3Aが板材2の端縁と一致する形状とされていれば良い。
【0009】
【作用】
この考案の建築用板材の位置合わせマーク1は、図3に示すように表面側から 見たときは、位置合わせ突起3は板材端縁2Cに一致した状態となっているので 殆ど目立たない。また使用するときは、板材端縁2Cまで延出する位置合わせ突 起3の端縁3A部分を見て位置合わせを行う。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、端縁を斜めに切断した建築用板材であっても 位置合わせマークを殆ど目立たせることなく目的の位置に設けることが出来、板 材外観を良好にできると同時に、位置合わせマークは板材の端縁部分に延出して いるので一点での位置合わせが可能で、容易に正確な板材の割付けが行えるなど 種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部斜視図である。
【図2】図1のP−P線断面図である。
【図3】この考案の実施例の使用状態を示す要部平面図
である。
【図4】従来例の要部斜視図である。
【図5】他の従来例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 建築用板材の位置合わせマーク 2 建築用板材 2A 表面端縁 2B 板材表面 2C 裏面側端縁 3 突起 3A 端縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面端縁が斜めに切断された建築用板材
    において、該斜め切断部分に表面と同一レベルで延出
    し、その端縁が前記裏面側端縁へ向け略垂直に下る突起
    形状とされたことを特徴とする建築用板材の位置合わせ
    マーク
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