JPH0714520Y2 - 平板瓦 - Google Patents

平板瓦

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JPH0714520Y2
JPH0714520Y2 JP1988154115U JP15411588U JPH0714520Y2 JP H0714520 Y2 JPH0714520 Y2 JP H0714520Y2 JP 1988154115 U JP1988154115 U JP 1988154115U JP 15411588 U JP15411588 U JP 15411588U JP H0714520 Y2 JPH0714520 Y2 JP H0714520Y2
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JP
Japan
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groove
flat roof
roof tile
flat
exposed portion
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JP1988154115U
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English (en)
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JPH0274410U (ja
Inventor
健也 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小割り感を発揮させるとともに見る角度によっ
てデザインの異なる平板瓦に関するものである。
(従来の技術) 従来にあっては小形の平板瓦を多数枚葺設して屋根に小
割感を発揮させるものや第1図に示すように露出部
(イ)にスリット部(ロ)を設けて分割体としたものが
見られる。
(考案が解決しようとする課題) 従来にあっては多数枚の平板瓦を葺設しなければならず
施工に手間がかかるものであった。そして、デザイン的
にも見る角度によって変化のないものであった。
又、第1図に示すように分割体としたものにおいても、
施工は簡略化されるが、デザイン的に見る角度によって
変化のないものであった。
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは、一枚を葺設しただけで複数枚を
葺設しただけで複数枚を葺設したという小割感を発揮さ
せることができるとともに凹溝又は切溝の前端からの雨
水の浸入を防止しデザイン的に変化を与えることのでき
る平板瓦を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の平板瓦A,Bは前部の露出部1と後部の重ね合せ
部2とから成る平板瓦本体3の露出部1の前端から後方
に向けて複数条の凹溝4又は切溝5を設けて複数個の露
出部分割体1a,1b,1cを形成し、各凹溝4又は切溝5の前
端開口部分に片側のみの角部分を切欠した切欠部6を各
凹溝4又は切溝5において同一方向に傾斜する側に設け
て上記課題を解決しようとしたものである。
(作用) 複数条の凹溝4又は切溝5により、一枚の平板瓦A,Bを
葺設すれば多数枚の瓦を葺設しているという小割り感を
発揮する外観を与えることができ、しかも凹溝4又は切
溝5の前部を同一方向に切欠した切欠部6によってデザ
イン性を向上させることができる。さらに、この切欠部
6によって雨水が凹溝4又は切溝5の上部へと上昇する
こともない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例に係る第2図乃至第7図に基づ
いて説明する。
Aは前部の露出部1と後部の重ね合せ部2とから成るセ
メント系などでできた平板瓦本体3の露出部1の前端か
ら後方に向けて複数条の切溝5を設けて複数個の露出部
分割体1a,1b,1cを形成し、この切溝5の前部を同一方向
に約45°に切断した切欠部6a,6b,6cを設けて成る平板瓦
である。各切欠部6a,6b,6cは各切溝5の前端開口部分の
片側のみの角部分に設けられ、各切溝5において同一方
向に傾斜している。
Bは本考案の異なる実施例に係り、平板瓦本体3の露出
部1の前端から後方に向けて複数条の凹溝4を設けて階
段状に複数個の露出部分割体1a,1b,1c,1dを形成し、こ
の凹溝4の前部を同一方向に約45°に切欠した切欠部6
a,6b,6c,6dを設けて成る平板瓦である。この実施例にお
いても、各切欠部6a,6b,6cは各凹溝4の前端開口部分の
片側のみの角部分に設けられ、各凹溝4において同一方
向に傾斜している。
尚、平板瓦A,Bの露出部分割体1a,1b,1cの端部形状は第
6図のように水平状態で形成しても良いものである。
第7図は第2図の平板瓦Aを施工した状態を示す図で、
下段の平板瓦の側端面同士を当接しながらケラバ方向へ
連設しながら固着していく。次いで、この下段の平板瓦
Aの基準前端ラインaを基準にして1/2葺きをしながら
重合敷設していく。さらに、前記同様にして棟方向へと
重合敷設していくものである。
(考案の効果) 以上のように、本考案は平板瓦本体の露出部の前端から
後方に向けて複数条の凹溝又は切溝を設けて複数個の露
出部分割体を形成しているので小割感を発揮することが
できる。又、各凹溝又は切溝の前端開口部分に片側のみ
の角部分を切欠した切欠部が各凹溝又は切溝において同
一方向に傾斜する側に設けられているため、切欠部によ
って凹溝又は切溝の前端開口部分の巾が広くなってお
り、この前端開口部分から毛細管現象によって雨水が凹
溝又は切溝に沿って上昇することが防止されて、平板瓦
の裏側への雨水の浸入が防止されるものでありながら、
見る角度によってデザイン性の異なる外観が得られ、し
かも、凹溝又は切溝の前端開口部分の切欠部とは反対側
の角部分が残存してこの残存部分が下側の平板瓦を押さ
え、強風による平板瓦の前端からの捲くれ上がりが防止
されて、平板瓦が強固に重合敷設される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の平板瓦を示す平面図、第2図は本考案の
一実施例に係る平板瓦を示す平面図、第3図は第2図の
X−X縦断面図、第4図は本考案の異なる実施例の平面
図、第5図は第4図のY−Y縦断面図、第6図は本考案
のさらに異なる実施例を示す平面図、第7図は第2図を
用いて施工した状態を示す平面図である。 A,B……平板瓦 1……露出部、1a,1b,1c……露出部分割体、2……重ね
合せ部、3……平板瓦本体、4……凹溝、5……切溝、
6……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部の露出部と後部の重ね合わせ部とから
    成る平板瓦本体の露出部の前端から後方に向けて複数条
    の凹溝又は切溝を設けて複数個の露出部分割体を形成
    し、各凹溝又は切溝の前端開口部分に片側のみの角部分
    を切欠した切欠部を各凹溝又は切溝において同一方向に
    傾斜する側に設けて成る平板瓦。
JP1988154115U 1988-11-25 1988-11-25 平板瓦 Expired - Lifetime JPH0714520Y2 (ja)

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JP1988154115U JPH0714520Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 平板瓦

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JP1988154115U JPH0714520Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 平板瓦

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Publication Number Publication Date
JPH0274410U JPH0274410U (ja) 1990-06-07
JPH0714520Y2 true JPH0714520Y2 (ja) 1995-04-10

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ID=31430559

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JP1988154115U Expired - Lifetime JPH0714520Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 平板瓦

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199153A (ja) * 1984-03-24 1985-10-08 松下電工株式会社 平板瓦の屋根葺き構造
JPS63102820U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04

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Publication number Publication date
JPH0274410U (ja) 1990-06-07

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