JPH04103137A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JPH04103137A
JPH04103137A JP22150290A JP22150290A JPH04103137A JP H04103137 A JPH04103137 A JP H04103137A JP 22150290 A JP22150290 A JP 22150290A JP 22150290 A JP22150290 A JP 22150290A JP H04103137 A JPH04103137 A JP H04103137A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は電界効果トランジスタに関わり、特に、低抵
抗ゲート電極を有する電界効果トランジスタに関するも
のである。
(従来の技術) III−V族化合物からなる高周波低雑音電界効果トラ
ンジスタ、特に、ショットキーバリア形電界効果トラン
ジスタは、マイクロ波・ミリ波帯で使用する際の低雑音
化を図るために、ゲート電極抵抗の低減とともに、ゲー
ト長の短縮を図ることが重要になっている。そこで、通
常の低雑音ショットキーバリア形電界効果トランジスタ
では、特開昭61−77370号公報[パターン形成法
]に記載されるようなゲートが知られている。前記公報
記載の形成法及び形成されるゲート電極を第3図(a)
〜(C)に示す。即ち、先ず、第3図(a)に示すよう
に低感度のポジ型レジスト51を半導体基板50上に塗
布し、ついて高感度のポジ型レジスト52を上記低感度
ポジ壓レジスト51上に塗布し、電子線53により露光
する。ついで、現象して、T字型のレジストパターンを
得たのち、第3図(b)に示すように金属54を蒸着し
、有機洗浄によりレジスト51.52及びレジスト52
上の蒸着金属54を除去することによって、第3図(C
)に示すように、1字型の電極55が形成され、電極抵
抗の低減化が図られている。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べた断面T字型のゲート電極は、電極の抵抗が小
さくできる点で、従来の単層レジストによって形成され
た電極に比べて改善されているものの、電極長は下層レ
ジスト開口幅で決定されるため、下層レジスト厚が厚く
なるにしたがって、微細な電極長を得ることが困難にな
る。従って、ゲート電極長が短くなる程、断面T字型ゲ
ートの上部張り出し部は、基板に近くなることになり、
このため、ソース電極とゲート電極間容量を増加させる
結果となり、低雑音特性を劣化させることとなる。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去せしめ、
抵抗の低減された微細電極を有する電界効果トランジス
タとその製造方法を提供する事にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の電界効果トランジスタはソース電極とドレイン
電極の間にゲート電極を配設する電界効果トランジスタ
において、前記ゲート電極が半導体基板と能動層と接触
している高抵抗部、すなわち、ゲート長の短い部分と、
これより低抵抗である部分とで構成され、能動領域部で
は、前記低抵抗部が前記高抵抗部の上方空中に存在する
力飄非能動領域部では、前記面抵抗部が接触しているこ
とを特徴とし、その製造方法は、半導体基板上に少なく
とも電界効果トランジスタとして動作させる為に必要な
能動層を形成する工程と、ソース電極とドレイン電極の
形成された半導体基板の能動層領域上では所望の長さを
有するゲートを形成する工程と、非能動領域上では、前
記ゲート長より長いゲート接続部を形成する工程と、次
いで、全面にレジストを塗布し、ソース電極、ドレイン
電極及びゲート接続部上に光露光により開口部を形成す
る工程と、全面に覆うように金属膜を形成した後、再び
、全面にレジストを塗布形成し、前記レジストの開口部
及びゲート電極上にレジストが残るように露光を行う工
程と、露呈した不要の金属膜を除去した後、残余のレジ
ストを有機洗浄あるいは灰化処理により取り除く工程を
備えることを特徴としている。
(作用) 本発明では、ゲート電極の低抵抗部が高抵抗部の上方空
中に形成されるなめゲート長が短くなっても低抵抗部が
基板に接近せず、ゲート電極とソース電極間の浮遊容量
を小さくすることが出来、低雑音特性の劣化を防ぐこと
ができる。また、ゲート電極の低抵抗部は、ソース電極
とドレイン電極のパッド形成と同時に形成することがで
きる。更に、ゲート電極の低抵抗部の構成金属は抵抗の
低減のみを目的としてゲート電極の高抵抗部の構成金属
と異なったものを使用することができる。
(実施例) 次に図面を参照して、本発明の実施例について説明する
第1図(a)〜(c)は、本発明を示す電極部の概略図
であり、第2図(a)〜(i)は、実施例を工程順に示
した図であり、第2図(b)、 (c)、(e)、(g
)、(h)は、第2図(a)のc−c’断面を矢印方向
から見た図であり、第2図(d)、(D、(i)は、第
2図(a)のD−D“断面を矢印方向から見たものであ
る。第1図(a)は、上面より、形成されたゲート電極
21を見たものであり、第1図(b)、及び、(C)は
、それぞれ、第1図(a)のA−A’、B−B’での断
面を見たものである。工程は、簡略化のためにショット
キ型ガリウム砒素電界効果トランジスタ(GaAsME
SFET)を例にとって説明を行う。先ず、第2図(a
)に示すように能動層13と非能動層16を含む基板1
0上にソース電極11及びドレイン電極12を能動領域
(例えばシリコン(Si)をGaAs中に不純物として
1017cm−3台ドープした厚さ0.1μmのn領域
)13上に形成する。ついで、高抵抗部ゲート電極(例
えばチタン/アルミニウム(Ti/Al)、Tiの厚さ
10nm以上、Alの厚さ1100n以上、ゲート長0
.25.um以下)14をソース電極11及びドレイン
電極12の間に配設し、同時に、ゲート接続部15を非
能動層(例えば半絶縁性GaAs層)16上に形成する
。次いで、第2図(c”)及び(d)に示すように、全
面にレジスト17を塗布形成した後、ゲート接続部15
、ソース電極11及びドレイン電極12上に開口部18
を形成する。次いで、第2図(e)及び(f)に示すよ
うに全面を覆うように金属膜19(例えば、チタニウム
/金(Ti/Au)、Tiの厚さ10nm以上、Auの
厚さ400nm以上)を形成した後、金属膜全面を覆う
ようにレジスト20を塗布形成する。次いで、第2図(
g)に示すように開口部18及びゲート電極14上にレ
ジスト20が残るように露光する。次いで、アルゴン(
Ar)ミリング21により露呈した金属膜19を除去す
る。ついで、第2図(h)及び(i)に示すように不要
のレジスト17及び20を除去することにより、ゲート
電極の低抵抗部22が高抵抗部ゲート電極14に対し上
方空中に並列に形成され、二箇所の非能動層16上で前
記高抵抗部ゲート電極14と低抵抗部ゲート電極22を
接続することができる。
以上により形成されたゲート各部の寸法は、ゲート電極
に垂直な断面でみたとき、低抵抗部22は0.8μmX
 0.4μm(横×縦)、高抵抗部14は、0.25μ
mX0.3μm(ゲート長×高さ)になる。また低抵抗
部底の能動層13上からの距離はレジスト17の厚さで
制御することが可能であり、ゲート長に律速されること
がなく、1/、m以上の距離をとることもレジスト17
の選定により可能である。従来のT型ゲートにおける低
抵抗部と能動領域の距離はゲート長により律速され、例
えば、0.1□mゲートでは、0.15□m程度であり
0.5□mもの距離をとることは困難である。従って、
この発明によってゲートの低抵抗部が形成する基板との
浮遊容量(距離1μm)は、従来のT型ゲートの場合(
距離0.15μm)に比べて176以下に改善されるこ
とになる。以上の実施例はGaAsMESFETを例に
とったが、これは、工程を説明するためのものである、
金属をショットキ電極とする電界効果トランジスタを形
成することのできるものであるれば良く、例えば、二次
元電子ガスを形成するような高移動度トランジスタ(H
EMT)でもよい。高抵抗部のゲート金属としてTi/
Alを用いたが、これは、工程を説明するものであり、
半導体とショットキ電極を形成するものであれば、例え
ば、タングステン(W)やタングステンシリサイド(W
Si)あるいはアルミニウム(AI)でもよい。更に低
抵抗部の金属としてTυAuを用いたが、線抵抗の低い
金属を用いることができる。
(発明の効果) 本発明では、ゲート電極の低抵抗部が高抵抗部の上方空
中に形成されるためゲート長が短くなっても低抵抗部が
基板に接近せず、ゲート電極とソース電極間の浮遊容量
を小さくすること8来、低雑音特性の劣化を防ぐことが
できる。また、ゲート電極の低抵抗部は、ソース電極と
ドレイン電極のパッド形成と同時に形成することができ
る。更に、ゲート電極の低抵抗部の構成金属は抵抗の低
減のみを目的としてゲート電極の高抵抗部の構成金属と
異なったものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電極部の概略図、第2
図は本発明の製造工程を示す電極部の概略図、第3図は
、従来例による微細電極の形成方法を工程順に示す電極
部の概略図である。 10.50・・・半導体基板、11・・・ソース電極、
12・・・ドレイン電極、13・・・能動領域、14・
・・ゲート電極(高抵抗部)、15・・・ゲート接続部
、16・・・非能動領域、17.20−、ルジスト、1
8・・・開口部、19・・・金属膜、21・・・アルゴ
ンミリング、22・・・ゲート電極(低抵抗部)、51
−0.低感度ポジ型レジスト、52・・・高感度ポジ型
レジスト、53・・・電子線、54−1.蒸着金属、5
5・・・電極第 図 第 図 第 図 第 図 R 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソース電極とドレイン電極の間にゲート電極を配
    設する電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極
    が、半導体基板の能動層と接触している高抵抗部、すな
    わち、ゲート長の短い部分と、これより低抵抗である部
    分とで構成され、能動領域部では、前記低抵抗部が前記
    高抵抗部の上方空中に存在するが、非能動領域部では、
    前記両抵抗部が接触していることを特徴とする電界効果
    トランジスタ。
  2. (2)半導体基板上に少なくとも電界効果トランジスタ
    の能動層を形成する工程と、ソース電極とドレイン電極
    の形成された半導体基板の能動層領域上では所望の長さ
    を有するゲートを形成する工程と、非能動領域上では、
    前記ゲート長より長いゲート接続部を形成する工程と、
    次いで、全面にレジストを塗布し、ソース電極、ドレイ
    ン電極及びゲート接続部上に光露光により開口部を形成
    する工程と、全面を覆うように金属膜を形成した後、再
    び、全面にレジストを塗布形成し、前記レジストの開口
    部及びゲート電極上にレジストが残るように露光を行う
    工程と、露呈した不要の金属膜を除去した後、残余のレ
    ジストを有機洗浄あるいは灰化処理により取り除く工程
    を備えることを特徴とする電界効果トランジスタの製造
    方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450470A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Nec Corp Field-effect transistor
JPH01283852A (ja) * 1988-05-10 1989-11-15 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH0247840A (ja) * 1988-08-10 1990-02-16 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPH02199844A (ja) * 1989-01-30 1990-08-08 Hitachi Ltd シヨツトキーゲート電界効果トランジスタ

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