JPS5838945B2 - シヨット障壁型電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

シヨット障壁型電界効果トランジスタの製造方法

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JPS5838945B2
JPS5838945B2 JP50121538A JP12153875A JPS5838945B2 JP S5838945 B2 JPS5838945 B2 JP S5838945B2 JP 50121538 A JP50121538 A JP 50121538A JP 12153875 A JP12153875 A JP 12153875A JP S5838945 B2 JPS5838945 B2 JP S5838945B2
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JP
Japan
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schottky barrier
gate
active layer
electrode
barrier gate
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JP50121538A
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八十雄 原田
吏夫 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はショットキ障壁型電界効果トランジスタ(以下
5BFETと略す)の製造方法に関する○従来の5BF
ETは、第1図に示すように、半絶縁性又はP型缶導性
半導体単結晶基板1上に、N型伝導性二ピキシャル成長
層よりなる動作層2を形威し、この動作層2表面にショ
ットキ障壁型ゲート電極3ソース電極4およびドレイン
電極5が形成されている。
6は分離領域であり、ソース、ドレイン電極4,5は、
動作層2とオーミック接触している。
5BFETの基本的な製作においては、分離領域形成、
ソース・ドレイン電極形成、ショットキ障壁ゲート電極
形成の各工程を必要とするが、5BFETの高周波特性
において特に問題となるのは、ソース・ドレイン電極及
びショットキ障壁ゲート電極の形成工程である。
ここで要求されることは、第一にゲート長Lgを炉かく
すること、第二にゲート電極金属抵抗Rgを小さくする
こと、第三にゲート・ソース間距離LSg及びゲート・
ドレイン間距離L6aを小さくするこである。
そして第一の点については、最大発振局波数がL9°−
7に比例するので、L9°はできるだけ短かくしなけれ
ばならず、第二の点については、L9が減少すれば通常
Rりが増加するためL’Jを短かくシ、かつRσを増加
させない工夫が必要である。
また第三の点については、ソース・ゲート間抵抗R8・
ゲート・ドレイン間抵抗伺がLSgIJdに関係するの
で、できるだけこれを短かくする必要がある。
しかしながら、従来5BFETの製作に利用されるホト
エツチング技術、及び不必要な金属部分を除去するリフ
トオフ技術では、微細パターンの電極金属の膜厚を厚く
することは難しく、シたがってL9”を短か<シ、かつ
R’Jを小さくすることは難かしい。
また微細パターンのマスク合せが難しいため狭いソース
・、ドレイン電極パターンの間にL’fの短かいゲート
電極パターンを再現性よく形成することは困難な作業で
ある。
本発明は、上述したような問題を解決し高周波特性の向
上を図った5BFETの製造方法を提供するものである
以下に本発明実施例を図を参照しながら詳述する。
第2図は本発明方法を採用して得られた5BFETの断
面図を示し、同図において第1図を同一部分は同一符号
を符して説明を省略する。
図中2′は中央に断面v字型孔を形成した突出部を有す
るN型伝導性エピタキシャル成長層よりなる動作層、3
′はこのV字型孔上にこれを覆って被着されたショット
キ障壁型ゲート電極で動作層2/との接触面にショット
キ障壁を形成するショトキ障壁ゲート7と、このゲート
7上に被着されオーミック接触するショットキ障壁ゲー
ト電極部8とを有する。
このショットキ障壁ゲート電極部8は、ソース及びドレ
イン電極4.5と同時に形成される。
第3図は、かかる5BFETを製作工程順に示す図で、
半導体基板として砒化カリウムGaAsを用いた場合を
順に説明する。
第一工程では、半絶縁性GaAs単晶基板1上にN型伝
導性エピタキシャル成長層を気相或は液相エピタキシャ
ル成長法にて結晶成長させ動作層2′を形成させる。
この動作層2′の電子濃度及び厚さは、各々1〜25
X 1016cm−及び1.2〜1.5μである。
またこの層2′の結晶面は(100)面である。
結晶成長後、ホトエツチング技術によりホトレジスト膜
9を層2′表面に塗布し、V手孔化学エツチングのため
窓開けを行なう。
この窓開けは図中断面に平行な方向が(Oll)軸とな
るよう整合し、窓の長さは、1.0〜1.5μである。
窓開けされたホトレジスト膜9をエツチングマスクとし
て化学エツチングを行なう。
このときエッチャントとしてNaOHH2O2系、Br
2バ■3 OH系或はNH2OH−H2O2系等を用
いれば、GaAsなどの化合物半導体におけるエツチン
グ速度の結晶面依存性、すなわち(111)A面におけ
るエツチング速度が他の面より遅いことにより断面V字
形のエツチング孔10が形成される(図A)。
このV字形エツチング孔10の露出面は、(111)A
面であり、深さは、窓の部分を1.5μとしたとき、約
1.0μ、V字形の角度70・32′であった。
なお、エツチングを途中で止めれば、エツチング孔10
の形状は逆台形(メサ型)にすることもできる。
次に、従来のリフトオフ技術或は金属の選択エツチング
技術を用いてショットキ障壁ゲート電極3′のショット
キ障壁ゲート7を、Mo、 P t、 Ni。
Cr、 A I、Aug Ti、 W等の金属を用い、
蒸着法或はスパッタリング法にて約3000〜1000
0大の厚さに、そして長さを窓の寸法すなわち1.0〜
1,5μに等しく形成する(図B)。
この長さは、後述するようにソース・ドレイン間距離と
なる。
ここでリフトオフ技術を用いる場合は、ホトレジスト膜
9′を、そのままりフトオフ用レジスト膜として使用で
きる。
また金属の選択エツチング技術を用いる場合は、Alが
適当である。
なおショットキ障壁ゲート7はサイドエッチのためエツ
チング孔10全部を覆うものではない。
次の工程では、このショットキ障壁ゲート7にエツチン
グマスクとして、動作層2′を化学エツチングする。
(図C)。エッチャントとしては、ショットキ障壁ゲー
ト7を溶解せず、GaAsのみを溶解し、かつエツチン
グ速度を精密に制御できるものが必要であり、ショット
キ障壁ゲート7がA7のときは、酒石酸−H2O2系、
その他の金属のときは、Na0H−H2O2系、NH4
,0H−H2O2系のエッチャントが適当である。
これ等のエッチャントもエツチング速度に結晶依存性を
示すが、ショットキ障壁ゲートエツチング孔10の隙間
、すなわちサイドエッチ部分よりのエツチングのため、
エツチング’J−110の形成時よりもサイドエッチ効
果は大きく、エツチング深さを約1μとすれば、動作層
2′をエツチングしてできる平坦面の表面は、ショット
キ障壁ゲート7両端の直下付近にまでのびる。
したがってこのショットキ障壁ゲート7と動作層2′と
は約1μ程度分離され、該ゲート7により庇が形成され
る。
次の工程では、ホトエツチング技術にて、ソース・ドレ
イン領域の窓開は後、動作層21表面に垂直方向からオ
ーミック電極用金属例えばAu −Ge合金続いてNi
を連続的に蒸着法或はスパッタリング法にて堆積すれば
、ソース電極4、ドレイン電極5が形成され、同時にシ
ョットキ障壁ゲート7上にもオーミック電極を堆積しシ
ョットキ障壁ゲート電極部8が形成される。
これ等省電極部以外に堆積した金属は、従来のリフトオ
フ技術にて除去する(図D)。
この工程において従来のホトエツチング技術で、ソース
・ドレイン領域の窓開けを行なうが、ソース・ドレイン
領域とゲート領域とのマスク合せをする必要がない。
ソ−ス・ドレイン領域とゲート領域とは、オーミック電
極金属を堆積する際にショットキ障壁ゲート7の庇によ
り自動的に分離される。
したがってソース・ドレイン電極4,5間距離は、ゲー
ト電極3′の長さに等しくなる。
またゲート電極31まショットキ障壁ゲートと、ショッ
トキ障壁ゲート電極部7,8の2層よりなるため膜厚が
増大する。
即ちショットキ障壁ゲート電極部8の膜厚は50000
程度まで可能であるため、ゲート金属抵抗Rgは、減少
する。
本発明は以上の説明から明らかな如く、断面V字型、或
いは遊合型のエツチング孔にショットキ障壁ゲートを形
威し、このゲートをマスクとして動作層をエツチングし
た後、このショットキ障壁ゲートも含めて電極材料を堆
積してソース・ドレイン電極を得ると同時にショットキ
障壁ゲートと該ゲート上に堆積した電極材料とに依って
ショットキ障壁ゲート電極を構成しているので、本発明
方法に依って得られた、5BFETは下記するような数
々の効果を奏する事が出来る。
■ ゲート長L’Jを従来のホトエツチング技術の限界
以下にできる。
すなわちゲート長Lgは、ホトエツチング技術の精度で
決るが、本発明ではv字型のゲート電極と動作層の接点
が、ゲート電極の長さ以下にできるためホトエツチング
技術による長さ以下に短かくすることができる。
■ ゲート金属抵抗R9°が小さい。
すなわち本発明ではゲート電極が2層構造を有するもの
であるから膜厚が厚くなり、さらに従来構造ではゲート
金続長とゲート長が同一寸法であったのに対し、ゲート
電極はゲート長L’fより大きくなり、Rグを膜厚及び
長さの両方から減少できる。
■ ソース・ドレイン電極間距離を減少すると同時にソ
ース・ドレイン電極位置を自己整合できる。
すなわちソース・ドレイン電極間距離は、ゲート長Lg
で決り、この距離は、ホトエツチング技術の限界まで減
少可能である。
またソース。ドレイン電極位置は、オーミック金属を試
料表面の垂直方向より堆積するので、ゲート電極の底下
には、金属が堆積せず、ソース・ゲート電極間、ゲート
・ドレイン電極間は、ゲート電極の庇により自動的に分
離される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、5BFETの一従来例断面図、第2図は本発
明方法に依って得られた5BFETの断面図、第3図A
−Dは本発明方法を製造工程順に示した断面図である。 1・・・・・・半導体単結晶基板、2,21・・・・・
・動作層、33′・・・・・・ゲート電極、4・・・・
・・ソース電極、5・・・・・・ドレイン電極、6・・
・・・・分離領域、7・・・・・・ショットキ障壁ゲー
ト、8・・・・・・ショットキ障壁ゲート電極部、9・
・・・・・ホトレジスト膜、10・・・・・・エツチン
グ孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体材料から成る動作層上のショットキ障壁型ゲ
    ート領域に断面V字型或いは遊合型のエツチング孔を形
    成し、このエツチング孔に上記動作層とショットキ障壁
    を形威する金属材料を被着してショットキ障壁ゲートを
    形成し、続いてこのショットキ障壁ゲートをマスクとし
    て動作層をショットキ障壁ゲートの両端部の直下に及ぶ
    までエツチングし、次に上記動作層とオーミックコンダ
    クトする電極材料をショットキ障壁ゲートを含め動作層
    の垂直方向から堆積してショットキ障壁ゲートの両側に
    位置する動作層上に堆積した電極材料をソース、ドレイ
    ン電極とすると共にショットキ障壁ゲートと該ゲート上
    に堆積した電極材料とに依ってショットキ障壁ゲート電
    極とする事を特徴としたショットキ障壁型電界効果トラ
    ンジスタの製造方法。
JP50121538A 1975-10-07 1975-10-07 シヨット障壁型電界効果トランジスタの製造方法 Expired JPS5838945B2 (ja)

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JPS5245280A JPS5245280A (en) 1977-04-09
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JPS5673475A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Mitsubishi Electric Corp Schottky barrier type field-effect transistor
JPS57154877A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Nec Corp Schottky barrier gate type field effect transistor
JPS57154876A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Nec Corp Schottky barrier gate type field effect transistor
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JPS6414887U (ja) * 1987-07-17 1989-01-25

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