JP2557432B2 - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 GaAsFETなどの電界効果トランジスタに関し, ゲート電極の転倒を防止して製造歩留りを向上させるこ
とを目的とし, 半導体上に設けられた,ソース電極,ドレイン電極およ
びゲート電極を備え,前記ゲート電極には前記半導体の
上方へ延びる衝立部と,衝立部から側方に延びる庇部と
が設けられ,前記ゲート電極の延在方向には,前記庇部
と前記半導体との間に生じる間隙が存在しているととも
に,前記ゲート電極の延在方向の一部には,前記間隙部
における前記庇部下面と前記半導体との間に介在して前
記庇部を支持する支持体が設けられた構成を有する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,GaAsFETなどの電界効果トランジスタに関す
るものであり,特に,そのゲート電極の構造に特徴をも
つ電界効果トランジスタに関する。
マイクロ波などの超高周波帯においては,電子移動度
がSiに比べて大きいという高周波素子としての有利な点
に着目して,III−V族化合物半導体の一種であるGaAsが
盛んに用いられている。このGaAsを用いたFETは,現
在,高周波動作化,高利得化されようとしている。その
ためには,GaAsFETのゲートソース間の寄生容量Cgsを低
減させることが不可欠である。このゲート−ソース間の
寄生容量Cgsを低減させる試みが種々なされている。
〔従来の技術〕
(従来例1) 第4図は,従来例1を示す図である。
第4図において,41はn型GaAs基板,42はAu−Ge/Niか
らなるソース電極,43はAu−Ge/Niからなるドレイン電
極,44は表面保護膜としてのSi3N4,45はAlからなるゲー
ト電極である。
本従来例の場合,第4図に示したように,ゲート電極
45の断面の形状は,台形をしている。
使用する周波数が比較的低く,ゲート−ソース間の寄
生容量Cgsがあまり問題にならない場合には,ゲート電
極の断面の形状は,このように台形でよい。これに該当
するのは,ゲート長が1μm以上の場合である。
(従来例2) 第5図は,従来例2を示す図である。
第5図において,51はn型GaAs基板,52はAu−Ge/Niか
らなるソース電極,53はAu−Ge/Niからなるドレイン電
極,54は表面保護膜としてのSi3N4,55はWSi/Ti/Auからな
るゲート電極である。
使用する周波数が高くなるとゲート−ソース間の寄生
容量Cgsを無視することができなくなり,従来例1のよ
うにゲート電極の断面形状が台形のままでは対応するこ
とができなくなる。
ゲート−ソース間の寄生容量Cgsを低減するための最
も直接的な方法は,ゲート長を短くすることである。
しかしながら,ゲート長を0.5μm以下にすると,ゲ
ート抵抗が増大し,逆に利得が低下する。したがって,
ゲート長を0.5μm以下にした場合のゲート電極の断面
形状は,本従来例のように,T字形またはY字形にしなけ
ればならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来例2のように,高周波化に対応するためにゲート
電極の断面形状をT字形またはY字形にすると,ゲート
電極の姿勢を維持することが困難となるので,GaAsFETの
製造の途中において,ゲート電極が転倒する事故が多発
し,製造歩留りが低下するという問題が生じていた。
本発明は,GaAsFETなどの電界効果トランジスタにおい
て,ゲート電極の転倒を防止して製造歩留りを向上させ
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,半導体上に設けられた,ソース電極,ドレ
イン電極およびゲート電極を備え,前記ゲート電極には
前記半導体の上法へ延びる衝立部と,衝立部から側方に
延びる庇部とが設けられ,前記ゲート電極の延在方向に
は,前記庇部と前記半導体との間に生じる間隙が存在し
ているとともに,前記ゲート電極の延在方向の一部に
は,前記間隙部における前記庇部下面と前記半導体との
間に介在して前記庇部を支持する支持体が設けるように
構成することにより,ゲード電極の転倒を防止して製造
歩留りを向上させた電界効果トランジスタを提供するも
のである。
第1図は,GaAsFETの例による本発明の原理説明図であ
る。
第1図において、1はn型GaAs基板,2はAu−Ge/Niか
らなるソース電極,3はAu−Ge/Niからなるドレイン電極,
4は表面保護膜としてのSi3N4,5はWSi/Ti/Auからなるゲ
ート電極,6は支持体である。
〔作用〕
GaAsFETは,n型GaAs基板1,ソース電極2,ドレイン電極
3およびゲート電極5から構成されている。
ゲート電極5は,高周波化に対応して,その断面の形
状がT字形またはY字形をしている。第1図には,ゲー
ト電極5の断面形状がT字形の場合を示している。
ゲート電極5の周辺には,一定間隔ごとに分割された
支持体6が設けられている。
支持体6は,絶縁物からなり,ゲート電極5の姿勢を
維持するのに充分であり,かつ,ゲート電極5との接触
面積ができるだけ小さくなるように設けられる。これ
は,余分な寄生容量が生じないようにするためである。
支持体6は,種々の条件を考慮して,幅約1μmで数
10μm間隔に設けるのが最適である。
以上に述べたように,ゲート電極5の周辺に一定間隔
ごとに分割された絶縁物からなる支持体6を設けると,
支持体6がゲート電極の「支え」となり,GaAsFETの製造
の途中においてゲート電極が転倒することがなくなるの
で,製造歩留りを向上させることができる。
〔実施例〕
(実施例1) 第2図は,実施例1を示す図である。
以下,第2図を用いて,本実施例のGaAsFETの製造方
法を説明する。
(工程1,第2図(a)参照) n型GaAs基板21の表面にAu−Ge/Niからなるソース電
極22およびドレイン電極23を形成する。
次いで,表面保護膜であるSiN4膜24を全面に堆積さ
せ,さらにその上に,スペーサとしてのSiO2膜25を堆積
させる。Si3N4膜24の厚さは約1000Åであり,SiO2膜25の
厚さは約3000Åである。
(工程2,第2図(b)参照) 表面全体にレジストを塗布した後,レジストの所定の
位置に,電子ピーム露光などにより、幅約0.1μmのゲ
ート電極形成用の窓を開ける。そして,Si3N4膜24とSiO2
膜25との積層体をCF4+CHF3ガスを用いてドライ・エッ
チングすることにより,Si3N4膜24とSiO4膜25との積層体
中にゲート電極用の窓を開ける。
次いで,ゲート電極形成用の窓部の上のレジストを選
択除去して,幅1μmに拡張する。
その後,ゲート電極形成用の窓部にスパッタリングに
よりWSi226を堆積させ,さらに,下地金属としてTi/Pt/
Auを蒸着させた後,Au27をメッキする。
最後にレジストを剥離して,ゲート電極28を形成す
る。
(工程3,第2図(c)参照) 全面にレジストを塗布した後,レジストを選択除去す
ることにより,ゲート電極28の周辺に幅約1μmで数10
μm間隔にレジスト29を残す。(工程4,第2図(d)参
照) レジスト29をマスクとし,SiO膜25をHF+NH4Fをエッチ
ング液としてウエット・エーチングにより選択除去す
る。残されたSiO2膜30は,ゲート電極28の転倒防止用の
支持体となる。
(実施例2) 第3図は,実施例2を示す図である。
以下,第3図を用いて,本実施例のGaAsFETの製造方
法を説明する。
(工程1,第3図(a)参照) n型GaAs基板31の表面にAu−Ge/Niからなるソース電
極32およびドレイン電極33を形成する。
次いで,表面保護膜であるSi3N4膜34を全面に堆積さ
せ,さらにその上に,スペーサとしてのSiO2膜35を堆積
させる。Si3N4膜34の厚さは約1000Åであり,SiO膜35の
厚さは約3000Åである。
(工程2,第3図(b)参照) 表面全体にレジストを塗布した後,レジストの所定の
位置に,電子ピーム露光などにより,幅約0.1μmのゲ
ート電極形成用の窓を開ける。そして,Si3N4膜34とSiO2
膜35との積層体をCF4+CHF3ガスを用いてドライ・エッ
チングすることにより,Si3N4膜34とSiO2膜35との積層体
中にゲート電極用の窓を開ける。
次いで,ゲート電極形成用の窓部の上のレジストを選
択除去して,幅1μmに拡張する。
その後,ゲート電極形成用の窓部にスパッタリングに
よりWSi236を堆積させ,さらに,下地金属としてTi/Pt/
Auを蒸着させた後,Au37をメッキする。
最後にレジストを剥離して,ゲート電極38を形成す
る。
(工程3,第3図(c)参照) ゲート電極38をマスクとし,HF+NH4Fをエッチング液
としてSiO2膜35を選択的にウエット・エッチングするこ
とにより,ゲート電極38の周辺部以外のSiO2膜35を除去
する。
次いで,全面にスパッタリングにより,AlN膜39を1000
Åの厚さに堆積させる。
その後,全面にレジストを塗布し,ゲート電極38の周
辺に幅約1μmで数10μm間隔にレジスト40を残し,他
の部分のレジストは除去する。
(工程4,第3図(d)参照) レジスト40をマスクとし,KOHをエッチング液としてAl
N膜39を選択的にウエット・エッチングする。
次いで,AlN膜39をマスクとし,HF+NH4Fをエッチング
液としてSiO2膜35を選択的にウエット・エッチングする
ことにより,ゲート電極38の周辺部のSiO2膜35を除去す
る。
残されたAlN膜39は,ゲート電極38の支持体として作
用する。
以上,実施例1および実施例2ではプレーナ型のGaAs
FETの製造方法について述べたが,両実施例ともにリセ
ス型のGaAsFETの製造にも適用することができる。
また,実施例1および実施例2ではゲート電極の断面
形状がT字形のものについて説明したが,両実施例とも
にゲート電極の断面形状がY字形のものにも適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば,GaAsFETのような電界効果トランジス
タにおいて,ゲート電極に対して部分的に支持体を設け
ることにより,製造の途中においてゲート電極が転倒す
ることがなくなるので,製造歩留りを向上させることが
できると共に,寄生容量の増加を最小限にとどめて,性
能への悪影響を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図,第2図は実施例1を示す
図,第3図は実施例2を示す図,第4図は従来例1を示
す図,第5図は従来例2を示す図である。 第1図において 1:n型GaAs基板 2:ソース電極 3:ドレイン電極 4:Si3N4膜 5:ゲート電極 6:支持体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体上に設けられた,ソース電極,ドレ
    イン電極およびゲート電極を備え, 前記ゲート電極には前記半導体の上方へ延びる衝立部
    と,衝立部から側方に延びる庇部とが設けられ, 前記ゲート電極の延在方向には,前記庇部と前記半導体
    との間に生じる間隙が存在しているとともに, 前記ゲート電極の延在方向の一部には,前記間隙部にお
    ける前記庇部下面と前記半導体との間に介在して前記庇
    部を支持する支持体が設けられてなることを特徴とする
    電界効果トランジスタ。
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