JPH0745639A - 電界効果トランジスタ用の0.1μm以下のTゲートを製造する方法 - Google Patents
電界効果トランジスタ用の0.1μm以下のTゲートを製造する方法Info
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- JPH0745639A JPH0745639A JP1439394A JP1439394A JPH0745639A JP H0745639 A JPH0745639 A JP H0745639A JP 1439394 A JP1439394 A JP 1439394A JP 1439394 A JP1439394 A JP 1439394A JP H0745639 A JPH0745639 A JP H0745639A
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- resist
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的で且つ再現性の良い電界効果トランジ
スタのための新規なTゲート製造方法を提供する。 【構成】 GaAs基体上に同じ材料の頂部及び底部レ
ジスト層を被覆し、これらのレジスト層を、低速散乱電
子のフィルタとして働く特性をもつ薄い金属層で分離す
ることにより、電界効果トランジスタ用の0.1μm以
下のTゲートを製造する方法であって、上記レジスト層
を所定断面のeビーム放射に露出し、該ビームの中央部
分は大きな放射ドーズ量を有し、頂部レジスト層を現像
して、その放射された部分を除去し、これにより、穴を
形成し、更に、薄い金属層をエッチングして、底部レジ
スト層を露呈させ、底部レジスト層を現像して、放射さ
れた部分を除去すると共に、基体表面へと延びる小さな
開口を形成し、そして上記穴及びこの開口を通して基体
上に層を金属化して、Tゲート電極を形成するという段
階を備えた方法。
スタのための新規なTゲート製造方法を提供する。 【構成】 GaAs基体上に同じ材料の頂部及び底部レ
ジスト層を被覆し、これらのレジスト層を、低速散乱電
子のフィルタとして働く特性をもつ薄い金属層で分離す
ることにより、電界効果トランジスタ用の0.1μm以
下のTゲートを製造する方法であって、上記レジスト層
を所定断面のeビーム放射に露出し、該ビームの中央部
分は大きな放射ドーズ量を有し、頂部レジスト層を現像
して、その放射された部分を除去し、これにより、穴を
形成し、更に、薄い金属層をエッチングして、底部レジ
スト層を露呈させ、底部レジスト層を現像して、放射さ
れた部分を除去すると共に、基体表面へと延びる小さな
開口を形成し、そして上記穴及びこの開口を通して基体
上に層を金属化して、Tゲート電極を形成するという段
階を備えた方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界効果トランジスタ
(FET)用の、そして特に、高電子移動度トランジス
タ(HEMT)用の0.1μm以下のTゲートを製造す
るための単一工程リソグラフィ技術を含む新規な方法に
係る。
(FET)用の、そして特に、高電子移動度トランジス
タ(HEMT)用の0.1μm以下のTゲートを製造す
るための単一工程リソグラフィ技術を含む新規な方法に
係る。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタの高速動作には、
ゲートの長さを短くすることが非常に重要であることが
文献において良く知られている。しかしながら、ゲート
キャパシタンス及びゲート抵抗により決定される時定数
を充分小さくするには、ゲート抵抗に逆比例するゲート
断面積を増加することも非常に重要である。公知技術に
よれば、FETに非常に短いゲートを得ることは、幾つ
かの副次的な効果をもたらすT字型断面のゲート電極に
よって達成できる。
ゲートの長さを短くすることが非常に重要であることが
文献において良く知られている。しかしながら、ゲート
キャパシタンス及びゲート抵抗により決定される時定数
を充分小さくするには、ゲート抵抗に逆比例するゲート
断面積を増加することも非常に重要である。公知技術に
よれば、FETに非常に短いゲートを得ることは、幾つ
かの副次的な効果をもたらすT字型断面のゲート電極に
よって達成できる。
【0003】ゲート電極としてT字型断面を形成するこ
とは、関連技術雑誌に発表された多くの論文の主題とな
っている。この目的をいかに達成するかについては、色
々な思潮学派が存在する。ある思潮学派によれば、二層
金属を異なるエッチング速度でサイドエッチングするの
が望ましい処理方法であるが、このサイドエッチング技
術は正確にコントロールすることが困難であると分かっ
ている。別の提案は、二層電子ビームレジストを用いた
いわゆる「リフト・オフ」であるが、今日までは、電子
ビーム中の電子の散乱により底部レジストの線巾が増加
したり、表面の凹凸によってレジストの厚みが変動して
再現性を困難にするといった種々の問題が生じている。
とは、関連技術雑誌に発表された多くの論文の主題とな
っている。この目的をいかに達成するかについては、色
々な思潮学派が存在する。ある思潮学派によれば、二層
金属を異なるエッチング速度でサイドエッチングするの
が望ましい処理方法であるが、このサイドエッチング技
術は正確にコントロールすることが困難であると分かっ
ている。別の提案は、二層電子ビームレジストを用いた
いわゆる「リフト・オフ」であるが、今日までは、電子
ビーム中の電子の散乱により底部レジストの線巾が増加
したり、表面の凹凸によってレジストの厚みが変動して
再現性を困難にするといった種々の問題が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、電界効果ト
ランジスタの大きなトランスコンダクタンスと高い動作
周波数を得るために、長さの短いT字型ゲートのための
確実で且つ再現性の良いeビームリソグラフィ製造プロ
セスの開発に多大な努力が払われているが、再現性の良
いT字型ゲート構造体を形成する簡単で確実な方法が依
然として要望されている。
ランジスタの大きなトランスコンダクタンスと高い動作
周波数を得るために、長さの短いT字型ゲートのための
確実で且つ再現性の良いeビームリソグラフィ製造プロ
セスの開発に多大な努力が払われているが、再現性の良
いT字型ゲート構造体を形成する簡単で確実な方法が依
然として要望されている。
【0005】これまで、2つの主たる解決策が知られて
いる。第1の解決策は、多層レジスト系統(通常は2枚
のレジスト層)を使用しそして2段階のeビームリソグ
ラフィプロセスによってTゲートのフートプリントと頂
部を順次に画成することを含む。この第1の解決策の欠
点は、多層系のレジストが通常得られないような非常に
大きな感度差をもつことが必要であり、非常に異なるレ
ジストのスピンコーティング中に溶解の問題が生じ、そ
して2段階のリソグラフィは時間がかかると共に整列上
の問題を生じることである。
いる。第1の解決策は、多層レジスト系統(通常は2枚
のレジスト層)を使用しそして2段階のeビームリソグ
ラフィプロセスによってTゲートのフートプリントと頂
部を順次に画成することを含む。この第1の解決策の欠
点は、多層系のレジストが通常得られないような非常に
大きな感度差をもつことが必要であり、非常に異なるレ
ジストのスピンコーティング中に溶解の問題が生じ、そ
して2段階のリソグラフィは時間がかかると共に整列上
の問題を生じることである。
【0006】第2の解決策は、多層レジスト系統を使用
しそして1段階リソグラフィの後に1つの現像段階を使
用することを含む。この技術では、「カバー」の巾とフ
ートプリントの巾との比が充分なTゲートが首尾良く形
成されていない。この第2の解決策の欠点は、多層系統
のレジストが通常得られないような非常に大きな感度差
をもつことが必要であり、そして非常に異なるレジスト
のスピンコーティング中に溶解の問題が生じることであ
る。更に、このプロセスは、現像パラメータの裕度が狭
く、現像中の底部層の溶解を最小にするためにこれらパ
ラメータを非常に正確に調整しなければならないので、
再現性が非常に悪い。
しそして1段階リソグラフィの後に1つの現像段階を使
用することを含む。この技術では、「カバー」の巾とフ
ートプリントの巾との比が充分なTゲートが首尾良く形
成されていない。この第2の解決策の欠点は、多層系統
のレジストが通常得られないような非常に大きな感度差
をもつことが必要であり、そして非常に異なるレジスト
のスピンコーティング中に溶解の問題が生じることであ
る。更に、このプロセスは、現像パラメータの裕度が狭
く、現像中の底部層の溶解を最小にするためにこれらパ
ラメータを非常に正確に調整しなければならないので、
再現性が非常に悪い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、0.1μm以
下のTゲート製造のための新規な1段階リソグラフィ技
術を提供することにより、公知技術の上記欠点を解消す
る。これは、1つのみの形式のeビームレジストの2枚
の層を使用すると共に、その同じ形式のレジストの底部
層と頂部層との間に中間の薄い金属層が介在された1段
階リソグラフィプロセスを使用することによって達成さ
れる。本発明の新規な方法により、優れた再現性が与え
られ、異なる形状及び高さのTゲートが形成され、そし
てフートプリント巾と「カバー」の巾の比が10:1の
Tゲートが形成される。
下のTゲート製造のための新規な1段階リソグラフィ技
術を提供することにより、公知技術の上記欠点を解消す
る。これは、1つのみの形式のeビームレジストの2枚
の層を使用すると共に、その同じ形式のレジストの底部
層と頂部層との間に中間の薄い金属層が介在された1段
階リソグラフィプロセスを使用することによって達成さ
れる。本発明の新規な方法により、優れた再現性が与え
られ、異なる形状及び高さのTゲートが形成され、そし
てフートプリント巾と「カバー」の巾の比が10:1の
Tゲートが形成される。
【0008】従って、本発明の目的は、非常に効率的で
且つ再現性の優れた新規なTゲート製造方法を提供する
ことである。
且つ再現性の優れた新規なTゲート製造方法を提供する
ことである。
【0009】本発明の別の目的は、種々様々な形状及び
高さのTゲートを製造できるようにすることである。
高さのTゲートを製造できるようにすることである。
【0010】本発明の更に別の目的は、フートプリント
の巾と「カバー」の巾との間に好都合な比をもつTゲー
トを製造できるようにすることである。
の巾と「カバー」の巾との間に好都合な比をもつTゲー
トを製造できるようにすることである。
【0011】本発明の他の目的及び効果は、添付図面を
参照とした本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明
から容易に明らかとなろう。
参照とした本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明
から容易に明らかとなろう。
【0012】
【実施例】本発明の新規な方法を好ましい実施例につい
て以下に詳細に説明する。0.1μm以下のT字型ゲー
トを製造する新規な技術又は方法は、1形式のみのeビ
ームレジストと、1段階のリソグラフィプロセスとを使
用する。主たる概念は、同じ形式のレジストの底部層2
2と頂部層26との間に中間の薄い金属層を使用するこ
とを含む(図1参照)。図示されたように、GaAsよ
り成る基体20の上には、レジストの底部層22と、中
間の金属層24と、レジストの頂部層26とが被覆され
る。各レジスト層は、スピンコーティングの後に、熱焼
成処理を受ける。通常使用される条件において(PMM
Aレジストの場合、標準焼成温度は、160ないし17
5℃である)予め焼成できる底部層に対し、頂部層の焼
成温度は、薄い金属膜のクラックを防止するためにレジ
スト層と中間金属層との熱膨張率の相違を考慮して選択
される。(Au金属膜とPMMAレジストの場合、焼成
温度は120℃を越えてはならない。)中間の金属層
は、電子ビームを制御された仕方で透過するという特性
を有し、従って、各レジスト層とは個別に且つ独立して
現像することができ、ひいては、金属のリフト・オフに
必要なT形状を形成することができる。新規な方法又は
プロセスによれば、レジスト系統は、厚みが150nm
で分子重量が950Kのポリメチルメタクリレート(P
MMA)の底部層22と、20nmの金(Au)蒸着層
24と、450nmの同じレジストの頂部層26とで構
成される。このレジスト系統が図1に示されており、既
知のeビームリソグラフィ装置(JBX−5FE)にお
いて予め選択された形状及び断面積のeビーム30に露
出され、狭いフートプリントのための予め選択された形
状及び断面積のドーズ32は、広い頂部層26のための
ビーム30のそれよりも5倍以上の大きさである。
て以下に詳細に説明する。0.1μm以下のT字型ゲー
トを製造する新規な技術又は方法は、1形式のみのeビ
ームレジストと、1段階のリソグラフィプロセスとを使
用する。主たる概念は、同じ形式のレジストの底部層2
2と頂部層26との間に中間の薄い金属層を使用するこ
とを含む(図1参照)。図示されたように、GaAsよ
り成る基体20の上には、レジストの底部層22と、中
間の金属層24と、レジストの頂部層26とが被覆され
る。各レジスト層は、スピンコーティングの後に、熱焼
成処理を受ける。通常使用される条件において(PMM
Aレジストの場合、標準焼成温度は、160ないし17
5℃である)予め焼成できる底部層に対し、頂部層の焼
成温度は、薄い金属膜のクラックを防止するためにレジ
スト層と中間金属層との熱膨張率の相違を考慮して選択
される。(Au金属膜とPMMAレジストの場合、焼成
温度は120℃を越えてはならない。)中間の金属層
は、電子ビームを制御された仕方で透過するという特性
を有し、従って、各レジスト層とは個別に且つ独立して
現像することができ、ひいては、金属のリフト・オフに
必要なT形状を形成することができる。新規な方法又は
プロセスによれば、レジスト系統は、厚みが150nm
で分子重量が950Kのポリメチルメタクリレート(P
MMA)の底部層22と、20nmの金(Au)蒸着層
24と、450nmの同じレジストの頂部層26とで構
成される。このレジスト系統が図1に示されており、既
知のeビームリソグラフィ装置(JBX−5FE)にお
いて予め選択された形状及び断面積のeビーム30に露
出され、狭いフートプリントのための予め選択された形
状及び断面積のドーズ32は、広い頂部層26のための
ビーム30のそれよりも5倍以上の大きさである。
【0013】図2に示すように、強力な既知の現像剤を
用いて頂部のレジスト層が現像され(純粋なメチルイソ
ブチルケトン(MIBK)中で3ないし4分)、その
後、中間のAu層の既知のウェットエッチングを行っ
て、穴34を得ると共に、底部層22を露呈させる。ウ
ェットエッチングは、4gのKI:1gのI2 :80m
lのH2 O混合物中で行われる。エッチング時間は、A
u層の開口が頂部レジスト層の開口よりも約1ないし2
mm広くなるようなAuエッチングアンダーカットを形
成するように選択される。これは、リフト・オフ処理中
に両レジスト層を同時に溶解できるようにする。底部レ
ジストのフートプリント36の現像は、メチルイソブチ
ルケトンとイソプロピルアルコールの1:3混合物(M
IBK:IPA)で15ないし20秒間にわたって得ら
れる。最後に、一般的に知られたように、頂部レジスト
層26の上に金属化部分40を生じさせる250nmの
Au/Ti金属化を用いたリフト・オフプロセスにより
Tゲート38が画成される。中間Au層のアンダーカッ
トウェットエッチングにより、両層22及び26がリフ
ト・オフ溶媒(通常はアセトン)中で溶解され、Au層
24が基体から除去される。
用いて頂部のレジスト層が現像され(純粋なメチルイソ
ブチルケトン(MIBK)中で3ないし4分)、その
後、中間のAu層の既知のウェットエッチングを行っ
て、穴34を得ると共に、底部層22を露呈させる。ウ
ェットエッチングは、4gのKI:1gのI2 :80m
lのH2 O混合物中で行われる。エッチング時間は、A
u層の開口が頂部レジスト層の開口よりも約1ないし2
mm広くなるようなAuエッチングアンダーカットを形
成するように選択される。これは、リフト・オフ処理中
に両レジスト層を同時に溶解できるようにする。底部レ
ジストのフートプリント36の現像は、メチルイソブチ
ルケトンとイソプロピルアルコールの1:3混合物(M
IBK:IPA)で15ないし20秒間にわたって得ら
れる。最後に、一般的に知られたように、頂部レジスト
層26の上に金属化部分40を生じさせる250nmの
Au/Ti金属化を用いたリフト・オフプロセスにより
Tゲート38が画成される。中間Au層のアンダーカッ
トウェットエッチングにより、両層22及び26がリフ
ト・オフ溶媒(通常はアセトン)中で溶解され、Au層
24が基体から除去される。
【0014】本発明の方法又はプロセスは非常に再現性
が良く、異なる形状及び高さのTゲートの製造に適用し
た。フートプリント巾・対・「カバー」巾の比が10:
1のTゲートが製造された。Tゲートを定めるのに必要
な比較的厚いレジスト層に対する一般的な問題は、電子
の散乱によってフートプリントの巾が広がることであ
る。しかしながら、本発明により使用されたレジスト系
では、60ないし80nmの小さなフートプリント巾を
容易に達成できることが実験により示された。このよう
な結果を得ることのできる理由は、薄いAu層が存在し
てこれが低速散乱電子に対するフィルタとして機能する
ためである。同様に機能する他の金属も使用できるが、
金は選択されるべき優れた金属であると考えられる。薄
い金属層を追加する付加的な効果は、eビームリソグラ
フィ中の荷電作用を防止することである。
が良く、異なる形状及び高さのTゲートの製造に適用し
た。フートプリント巾・対・「カバー」巾の比が10:
1のTゲートが製造された。Tゲートを定めるのに必要
な比較的厚いレジスト層に対する一般的な問題は、電子
の散乱によってフートプリントの巾が広がることであ
る。しかしながら、本発明により使用されたレジスト系
では、60ないし80nmの小さなフートプリント巾を
容易に達成できることが実験により示された。このよう
な結果を得ることのできる理由は、薄いAu層が存在し
てこれが低速散乱電子に対するフィルタとして機能する
ためである。同様に機能する他の金属も使用できるが、
金は選択されるべき優れた金属であると考えられる。薄
い金属層を追加する付加的な効果は、eビームリソグラ
フィ中の荷電作用を防止することである。
【0015】本発明の新規な方法は、分子ビームエピタ
キシャル(MBE)成長のGaAsヘテロ構造体に0.
1μm以下のゲートHEMTを製造することに適用し
た。このようなデバイスにおける予備的な測定では、非
常に高速のトランジスタの製造が示される。
キシャル(MBE)成長のGaAsヘテロ構造体に0.
1μm以下のゲートHEMTを製造することに適用し
た。このようなデバイスにおける予備的な測定では、非
常に高速のトランジスタの製造が示される。
【0016】特定の実施例について本発明を説明した
が、本発明の技術及び範囲から逸脱せずに、種々の変更
及び修正が考えられる。これらは、特許請求の範囲に規
定された本発明の範囲内に包含されると考えられる。公
知の標準的なFETを製造する細部については、明瞭化
のため省略した。当業者であれば、適当な導電型、形式
及び形状の所要の作用層を確立しそしてソース及びドレ
イン接点を形成する必要があることは明らかであろう。
が、本発明の技術及び範囲から逸脱せずに、種々の変更
及び修正が考えられる。これらは、特許請求の範囲に規
定された本発明の範囲内に包含されると考えられる。公
知の標準的なFETを製造する細部については、明瞭化
のため省略した。当業者であれば、適当な導電型、形式
及び形状の所要の作用層を確立しそしてソース及びドレ
イン接点を形成する必要があることは明らかであろう。
【図1】レジストが被覆された基体が本発明により露出
処理されるところを示した概略断面図である。
処理されるところを示した概略断面図である。
【図2】第1の現像及び金属エッチングの後の図1の基
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図3】第2の現像後の図1の基体を示す断面図であ
る。
る。
【図4】Tゲート金属蒸着後の図1の基体を示す断面図
である。
である。
【図5】リフト・オフ手順の後の図1の基体を示す断面
図である。
図である。
20 基体 22 レジストの底部層 24 金属層 26 レジストの頂部層 30 ビーム 32 ドーズ 34 穴 36 フートプリント 38 Tゲート 40 金属化部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027
Claims (13)
- 【請求項1】 電界効果トランジスタ用の0.1μm以
下のTゲートを製造する方法において、 a)半導体基体上に第1レジスト材料の第1レジスト層
を被覆し、 b)上記第1レジスト層上に、低速散乱電子のフィルタ
として作用する特性を有する薄い金属層を被覆し、 c)上記薄い金属層上に第2レジスト層を形成し、この
第2レジスト層は上記第1レジスト層と同じ材料のもの
で、それよりも実質的に厚みがあり、 d)上記第1及び第2のレジスト層と薄い金属層をある
放射ドーズ量及び断面の単一のeビーム放射線に露出し
て、第2レジスト層の所与の断面を照射し、上記放射線
の中央部分は、上記第2レジスト層及び薄い金属層を貫
通して、上記eビーム放射線により照射される上記第2
層の部分よりも実質的に小さい第1レジスト層の断面を
照射するように実質的に大きな放射ドーズ量を有してお
り、 e)上記第2レジスト層を現像してその放射された部分
を除去し、ある断面の穴を形成し、 f)上記薄い金属層をエッチングしてその一部分を除去
すると共に、第1レジスト層を露呈させ、 g)上記第1レジスト層を現像してその放射された部分
を除去し、上記ある断面より実質的に小さな断面の開口
を形成し、この開口は、上記基体の表面に向かって延
び、そして h)上記穴及び開口を通して上記基体上に層を金属化し
てTゲート電極を形成する、という段階を備えたことを
特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記レジスト層及び金属層を上記基体か
らリフト・オフする段階を更に備えた請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】 上記レジスト層は、ポリメチルメタクリ
レートである請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 上記金属層は金である請求項1に記載の
方法。 - 【請求項5】 上記ビームの中央部分のドーズ量は、ビ
ームの他部分よりも約5倍大きい請求項1に記載の方
法。 - 【請求項6】 上記段階e)の第2レジスト層の現像
は、メチルイソブチルケトンを用いて行われ、そして上
記第1レジスト層の現像は、メチルイソブチルケトンと
イソプロピルアルコールの1:3混合物を用いて行われ
る請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】 上記第1レジスト層は約150nmの厚
みであり、上記金属層は約20nmの厚みであり、そし
て上記第2レジスト層は約400nmの厚みである請求
項3に記載の方法。 - 【請求項8】 上記金属層は金である請求項3に記載の
方法。 - 【請求項9】 上記レジスト層は約950Kの分子重量
を有する請求項3に記載の方法。 - 【請求項10】 上記Tゲート電極は約250nmの厚
みである請求項1に記載の方法。 - 【請求項11】 上記Tゲート電極は、金−チタン合金
である請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 薄い金属層をエッチングする上記段階
は、アンダーカット状態で行われる請求項4に記載の方
法。 - 【請求項13】 上記の半導体基体は、GaAsである
請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US2732593A | 1993-02-08 | 1993-02-08 | |
US08/027325 | 1993-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745639A true JPH0745639A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=21837054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1439394A Pending JPH0745639A (ja) | 1993-02-08 | 1994-02-08 | 電界効果トランジスタ用の0.1μm以下のTゲートを製造する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745639A (ja) |
IL (1) | IL108590A0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107004576A (zh) * | 2015-01-14 | 2017-08-01 | 英特尔公司 | 用于电子束直写(ebdw)光刻的下方吸收或传导层 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP1439394A patent/JPH0745639A/ja active Pending
- 1994-02-08 IL IL10859094A patent/IL108590A0/xx unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107004576A (zh) * | 2015-01-14 | 2017-08-01 | 英特尔公司 | 用于电子束直写(ebdw)光刻的下方吸收或传导层 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL108590A0 (en) | 1994-05-30 |
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