JPH04102686A - 防火ドア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ζ］産業上の利用分野〉 本発明は防火性能か向上された有機質材をその構成部材
の少なくとも一部とする防火ドアＺコ関する。

〈従来技術〉 ホテルやマン、ヨン等の居室入口のドアに８（１ては防
火並びに延焼防止のために防火ドアの使用か義務つけら
れている。この防火ドアとしては般１こアルミ製やスチ
ール製等金属製のものが用いられており、防火並びに延
焼防止の目的達成上の効果は極めて大きなものである。

〈発明か解決しようとする課題〉 ところかこれら金属製の防火ドアは火災に・よる炎上、
燃焼は回避されるものの、火災に伴う高熱によって歪み
か生して変形してしまい、ドアの開閉に支障を来すとい
う重大な問題を抱えてしする。

また、金属製であるためにドア開閉時の金属音かうるさ
く、触感か冷たく、断熱性か悪い等の問題点を有する。

く課題を解決するための手段〉 そこで本発明は木質ドアでありなから優れた防火性能を
発揮することのできる新規な防火ドアを提供することを
目的とする。即ち本発明による防火ドアは、その構成部
材の少なくとも一部か不燃性無機化合物を内部に含む有
機質材より成ることを特徴とする。

く作用〉 防火ドアの構成部材の少なくとも一部か不燃化処理され
た有機質材より成るため、防火性能か向上される。

く具体的構成の説明〉 本発明による防火ドアの構成は一般のドアにおけると同
様であり、框組みされた心材の表裏Ｉこ化粧板が貼着さ
れ、或は框組み内にハニカムコアや心根等が設けられそ
の表裏に化粧板が貼着されている。

防火ドアの上記構成部材の少なくとも一部には、不燃性
無機化合物を内部に含む有機質材が用いられる。この不
燃性無機化合物を内部に含む有機質材を例示すると以下
の通りである。

イ）細胞孔内及び／又は内壁面に不燃性無機化合物が充
填又は固着されて成る複数枚の木質単板を、その繊維方
向か交互に直交するように或は全て同一となるようにし
て接着剤を介して積層接着して成る不燃性積層材。

口）細胞孔内及び／又は内壁面に不燃性無機化合物か充
填又は固着されて成る木削片を接着剤を介して成形一体
化して成る不燃性木削片板。

ハ）細胞孔内及び／又は内壁面Ｊコ不燃性無機化合物か
充填又は固着されて成る本繊維を接着剤を介して成形一
体化して成る不燃性木質繊維板。

二）細胞孔内及び／″又は内壁面に不燃性無機化合物が
充填又は固着されて成る突板。

ホ）細胞孔内及び／又は内壁面に不燃性無機化合物が充
填又は固着されて成るラワン、ツガ等の無垢棒材。

上言己イ）〜ホ）Ｉこ例示されるような不燃性有機質材
をドアの構成部材、例民は框組み用の心材、框組みされ
た心材の框組み内に設けられる心根、或はこれら心材又
は心根の表裏ｔコ貼着される表裏面板として用いる。こ
れら＋７′ノ組み合わせによって構成される本発明の防
火ドアの構成は多岐ｌ二重るが、その数例を挙けれは以
下の通りである。

１）上記イ）〜ハ）に挙けた不燃性積層材、不燃性本削
片板、不燃性木質繊維板を任意厚の棒材としてドアの心
材として用い、框組みした後、その表裏面に通常の（即
ち小学化処理されていない）化粧板を貼着する。

Ｕ）上記ホンの無垢棒材を心材として用いて框組みした
後、その表裏面ｌ：通常の化粧板を貼着する。

１１１）通常の心材を用いて框組みした後、その框組み
内１こ、不燃性積層材、不燃性本削片板、不燃性木質繊
維板を心根として設け、更にその表裏面ｔ：通常の化粧
板を貼着する。

ハ）通常の心材を用いて框組みした後、その表裏Ｊコ、
不燃性積層材、不燃性木削片板、不燃性木質繊維板を貼
着し、更にその表裏面Ｊ二通常の化粧を施す。

■）通常の心・材を用いて框組みした後、その表裏に、
上記二）として挙げた不燃性突板を貼着する。

ｖｉ）上記ホ）の無垢棒材を心材として用（・て框組み
した後、その框組み内−こ、上記イ）〜ｉ）の不燃性積
層材、不燃性本削片板、不燃性木質繊維板を・し・板と
して設け、更ｉ：その表裏面に上記二）の不燃性突板を
貼着する。

不燃１１無機化合物を内部に含むを機質材は、例えは、
水溶性無機塩の水溶液（以下「第１液−：と称す）とこ
の第１液と反応して水不溶性の不燃性無機化合物を生成
するような化合物液（以下「茅２液」と称す）とを有機
質材の内部で反応させ、反応生成物である不燃性無機化
合物を有＠質材の細胞孔内及乙シ・又は内壁面（こ充填
又は固着させることによって得ることかできる。第１液
としてはλＩｇＣ（２，ＭｇＢｒ、、Ｍ、ｓｏ、・）（
、。

八ｆ（Ｎ　Ｏ＋）：・６Ｈ，Ｏ，、Ａｃｃｃｍ、　　、
八ＣＢｒ、。

’Ｍ：＝（ＳＯ＋）＋、ＡＵ（ＮＯ＋）＋’９Ｈ：Ｏ，
ＣａＣＱ：。

ＣａＢｒＨ，Ｃａ（ＮＯ３）！、ＺｎＣＣＨ１ＢａＢｒ
２ＢａＣｒ、−２８、ｆつ、Ｂａ（ＮＯ３）、等の水溶
液か例示され、第２液としてはＮａ、Ｃｏ、、Ｈ，ＳＯ
。

（ｈＨｌ）２ＣＯ３，Ｌａ、ＩＳＯ，、、（ＮＨ＋）：
ＳＯ＋Ｈ，Ｐ○（、ｈ　ａ：　ＨＰＯ２，ＣＮＨ＋）：
ＨＰＯ。

Ｈ，ＢＯ，、ＮａＢＯ＝、Ｎｌ（、ＢＯ，等か例示され
る。

これら第１液と第２液との反応によって生成さｔする不
燃性無機化合物としては、りン酔マグネ−、ラム、す、
酸カル、ラム　ｊｌし酸バリウム、リン酸アルミニウム
、士つ酔マク不、ウム、炭酸マグ不しウム、炭酸カル７
ウム、リン酸亜鉛、炭酸ハＩＪウム、硝酸カル／ウム、
硝酸バリウム等のカル／ラム化合物、マグネ、ラム化合
物、アルミニウム化合物、バリウム化合物、鉛化合物、
亜鉛化合物、ケイ酸化合物等が例示される。例えば第１
液として塩化バリウムを用１７１、第２液としてリン酸
水素アンモニウムを用いて反応させると、バリウムのカ
チオンとリン酸のアニオンとが反応して、リン酸バリウ
ムとリン酸水素バリウムとが生成される。

〈発明の効果〉 本発明によれは、木質構成部材で構成されなからも防火
性能を格段に向上された防火ドアか提供される。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）その構成部材の少なくとも一部が、不燃性無機化
   合物を内部に含む有機質材より成ることを特徴とする防
   火ドア。