JPH04101429U - 屋根用雪止め金具 - Google Patents

屋根用雪止め金具

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JPH04101429U
JPH04101429U JP1114291U JP1114291U JPH04101429U JP H04101429 U JPH04101429 U JP H04101429U JP 1114291 U JP1114291 U JP 1114291U JP 1114291 U JP1114291 U JP 1114291U JP H04101429 U JPH04101429 U JP H04101429U
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snow
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roof
rear end
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JP1114291U
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正守 岩崎
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ニイガタ製販株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重なり合っている上下両方の屋根板材の間に
形成されている隙き間に対し、雪止め金具を形成する基
板部の後方端部を所定の長さまで挿し込み後、前方向に
若干引いてやると、舌片が下方の屋根材の端縁部に引掛
るか、あるいは下方の屋根材と下地材との間に舌片がも
ぐり込んで引掛るようにしたものである。 【構成】 雪止め金具を構成する基板部の後方端部に、
基部が後方端部側となるように所定の形状を以て打ち抜
いて舌片を形成し、舌片を下方にして、しかも傾斜状に
飛出せしめたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は屋根用雪止め金具の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の屋根用雪止め金具は、主としてコロニヤル用屋根材を葺く際、屋根材の 上方よりあてながら、下地板材に対し雪止め金具の小孔内に釘を打ち込み所定間 隔毎に取着していた。
【0003】 従ってコロニヤル用屋根材が葺き終った後、雪止め金具を取り付けようとして も、葺いた屋根材が容易に上方に持ち上げることができないし、釘を打ち込もう としても葺いた屋根材が邪魔をして釘止め作業ができなかった。
【0004】
【本考案が解決しようとする問題点】
従来の屋根用雪止め金具中、殊にコロニヤル用屋根の雪止め金具は、屋根材を 葺き終ってからでも、重なり合っている屋根材の間に挿し込んでも、挿し込まれ たまゝ固着させることができなかった。
【0005】 従ってコロニヤル用屋根に、雪止め金具を取着させるには、屋根材の葺き込み 過程時において、前記の雪止め金具を屋根材に重ねながら屋根の下地板材に釘を 打ち込み固定させていた。そして前記金具の固定作業が終了したら、別の屋根材 を重ね葺き込んでいた。そのため作業性がよくなかった。
【0006】 しかるに本考案の雪止め金具においては、屋根材が下地板材に対し全部葺き込 まれた後でも、重なり合っている屋根材の隙き間から挿し込み、挿し込み後手前 方向に引いてやると、雪止め金具は若干前方に引き出されながら該金具を構成し ている打ち抜き部材の傾斜状の舌片が、下方に位置している屋根材の端縁部より 、屋根材と下地板材との間にもぐり込み引掛って容易に抜けない状態にする等し て施工せしめ、雪止め金具の取り着け作業と、屋根材の葺き上げ作業を従来のも のに比し著しく良好にしたものである。
【0007】 さらに本考案の雪止め金具は、前述とは異なって、既存のコロニヤル用屋根材 が葺き上げられて完了した後でも、重なり合っている両屋根材の間の隙き間より 挿し込み、所定の深さまで挿入した後、前記金具を若干手前方向に引いてやると 、下方の屋根材と屋根材下方の下地材との間に前記の舌片がもぐり込んで確実に 引掛り、前記金具が不意には離脱しないようにしたものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、所定の幅員を有し、且細長形状の金属板製基板部の前方端部には、 所定の高さで垂直状に折曲して係止部を形成し、他方前記基板部の後方端部寄り の内側部に、後方端部側を基部として、下方向に傾斜状に飛出する舌片を形成し たことを特徴とする屋根用雪止め金具である。
【0009】
【作用】
本考案の作用を説明すると以下のとおりである。
【0010】 第1に屋根下地板材に例えばコロニヤル用屋根材が葺き上げられた後、本考案 品の雪止め金具を構成している基板部の後方端部を、所定個所の重なり合ってい る屋根材の隙き間より所定の深さまで挿し込んである。
【0011】 しかる後、基板部の前方端部の係止部をつかみ、手前方向に引いてやると、傾 斜状に飛出している舌片の先端部が、下方の屋根材と屋根下地板材との間にもぐ り込んで行き基板部の前進をストップさせる。
【0012】 上記のように舌片の基部が基板部を起点にして、下方へ展開角度を漸次大にし て傾斜しているので、前記金具を所定の深さまで侵入させた後、反対に手前方向 に引いてやると、前記の舌片の先端部が下方の屋根材と下地板材との間に確実に もぐり込んで、前記金具の下方屋根材に対する引掛りを確実にする。従って一旦 舌片が下方屋根材の下方に挿し込まれゝば、前記金具を手前方向に強く引張って も離脱しない。
【0013】 以上のような手順で雪止め金具を重なり合っている屋根材の間に、所定間隔置 きに舌片を介して引掛けてやる。
【0014】 そして、雪止め金具の引掛け作業が終了したら、雪止めアングルを前記金具を 構成している垂直状の係止部に容易に離脱しないように取着してやる。
【0015】 上述のように、装着された雪止めアングルに積雪による荷重がかゝっても、前 記の雪止め金具が、舌片のもぐり込みによる引掛りによって確実に正常な位置を 保持しているがために、前記金具は、余り揺動することがなく、雪止めアングル を確実に係止させている。
【0016】 さらに舌片の基部が、平面状の基板部の軸線方向に対し、直角状にして、しか も直線状に折曲しているので、下方屋根材と下地板材との間にもぐり込んだとき 、下方屋根材の端縁部に舌片の基部が密着した状態となって係止される。従って 雪止めアングルを取着した際に、雪止め金具の揺動はきわめて少なくなる。
【0017】
【実施例】
第1図は本考案の屋根用雪止め金具の第1実施例を示す斜面図、第2図は同金 具の第2実施例を示す斜面図、第3図は同金具の第3実施例を示す斜面図である 。
【0018】 1は主として金属板製の屋根用雪止め金具aを構成する所定の幅員を有し、且 細長形状の金属板製基板部であり、この基板部1の前方には、所定の高さにして 、且垂直状に折曲する係止部2を形成する。3は係止部2に形成の小孔、4は前 記平板状の基板部1に形成の小孔である。5は前記基板部1の後方端部寄りの内 側部に後方端部側を基部6として、基板部1に対し下方向に傾斜状に飛出するよ うに形成した引掛け舌片である。7は舌片5の形成によって開けられた窓孔であ る。そしてこの舌片5は、第1、第2、第3図々示と異って、別部材を予め別設 しておき、後方端部寄りに熔着させてもよい。
【0019】 そして前記舌片5は、基部6を、雪止め金具aの軸線方向に対し、直角状とな るように形成する。
【0020】 第1、第2、第3図のように舌片5を打ち抜き工法によって形成すると、使用 前において傾斜状に飛出させることなく、基板部1のフラット面と同程度にして おき、使用の段階で始めて傾斜させてもよい。
【0021】 そして舌片5を下方に飛出させ傾斜させると、前記雪止め金具aが薄い金属板 製なので、基部6が直線状になる。このように基部6が直線状となることによっ て、屋根材の端縁部8に沿って、密着状態で引掛る機能を有している。
【0022】 また基板部1の後方端部は、第2図々示の如く基板部1に対し折曲する段部9 を形成してもよい。このように形成する雪止め金具aは、葺き上げられている屋 根材の形状に応じて使用するものである。10は基板部1に設けた補強用リブで ある。
【0023】 第4図はコロニヤル用屋根板材11をもって葺いた屋根bの一部切欠斜面図で ある。本考案の雪止め金具aが使用される屋根材11の種類については、限定し ない。12は重なり合っている屋根材11の間に挿し込み引掛けた雪止め金具a に取着した雪止めアングルである。
【0024】 上記の雪止め金具aの多数枚を積重させるときは、舌片5を窓部7内に挿入さ れた状態にしながら行うようにする。そして工事のため使用させるときは、手指 で舌片5の上方から押圧すれば、第1、第2、第3図々示のように傾斜状に飛出 させればよい。
【0025】
【効果】
本考案は以下のような効果を奏する。
【0026】 雪止め金具を構成する基板部の後方端部寄りの内側に、水平状の基部が後方端 部側となるように切り込みを入れて打ち抜き形成した舌片を、基板部の下方に傾 斜状に飛出させた状態となしたまゝ、重なり合っている屋根材の隙き間に容易に 挿入させ、しかも挿入した後雪止め金具を若干前方に引いてやると、傾斜状に飛 出している舌片の先端部が、重なり合っている下方屋根材の端縁部に引掛り係止 するか、あるいは下方屋根材と下地板材との間に形成されている隙き間に舌片の 先端部が一定の長さだけもぐり込んで引掛りストップするようにしたので、屋根 材、殊にコロニヤル用屋根材の葺き上げ施工時に、一々雪止め金具を下地板材等 に釘止めする作業を解消し、屋根材が葺き終った後に雪止め金具の取付け作業が でき、従って作業能率が従来の雪止め金具の取付け作業能率に比し著しく作業性 を良好にせしめるに至った利点を有している。
【0027】 さらに本考案の雪止め金具は、不使用時には舌片を傾斜状に飛出させることな く、窓孔内に挿入させることができるので、他物に引掛ったり、あるいは空間の 占拠率も減少せしめて整理整頓がしやすい利点をも併有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案屋根用雪止め金具の第1実施例を示す斜
面図である。
【図2】同第2実施例を示す斜面図である。
【図3】同第3実施例を示す斜面図である。
【図4】同金具の使用状態を示す屋根の一部切欠斜面図
である。
【図5】第4図の屋根の一部切欠縦断面図である。
【符合の説明】
a・・・雪止め金具 1・・・基板部 2・・・係
止部 3、4・・・小孔 5・・・舌片 6・・・基部
7・・・窓孔 8・・・端縁部 9・・・段部 10・・・リブ
11・・・屋根材 b・・・屋根 12・・・雪止めアングル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の幅員を有し、且細長形状の金属板製
    基板部の前方端部には、所定の高さで垂直状に折曲して
    係止部を形成し、他方前記基板部の後方端部寄りの内側
    部に、後方端部側を基部として、下方向に傾斜状に飛出
    する舌片を形成したことを特徴とする屋根用雪止め金
    具。
JP1991011142U 1991-02-07 1991-02-07 コロニヤル屋根用雪止め金具 Expired - Lifetime JP2560115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH04101429U true JPH04101429U (ja) 1992-09-02
JP2560115Y2 JP2560115Y2 (ja) 1998-01-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2581520A3 (en) * 2011-05-27 2015-07-22 Gamag ApS Bracket

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180926U (ja) * 1974-12-21 1976-06-28
JPH02139239U (ja) * 1989-04-24 1990-11-21

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