JPH0410070B2 - - Google Patents

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JPH0410070B2
JPH0410070B2 JP59216935A JP21693584A JPH0410070B2 JP H0410070 B2 JPH0410070 B2 JP H0410070B2 JP 59216935 A JP59216935 A JP 59216935A JP 21693584 A JP21693584 A JP 21693584A JP H0410070 B2 JPH0410070 B2 JP H0410070B2
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【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、一般にはカラー電子写真複写機並び
にコンピユータ及びフアクシミリ等の出力部を構
成するカラー記録装置等のカラー画像形成装置に
関するものであり、特に複数の現像ユニツトを可
動支持体に搭載し、所望の現像ユニツトを像担持
体に対向する位置に移動させ現像を行なわしめる
ように構成したカラー画像形成装置に関するもの
である。 本発明に係るカラー画像形成装置はフルカラー
用に限定されるものではなく、2色又は3色以上
の単色カラー、所謂マルチカラー用であつてもよ
いが、本明細書においてはフルカラー電子写真複
写機に利用した場合について説明する。 従来の技術 最近、特殊分野に限らず一般事務の分野でもカ
ラー複写の需要が急速に増大し、専門家のみなら
ず誰でも使用し得るカラー複写機が希求されてい
る。現在、カラー複写機としては電子写真技術を
利用したフルカラー電子写真複写機が一般に広く
使用されている。 フルカラー電子写真複写機は未だ解決又は改良
すべき種々の問題を有しているが、その中の一つ
は被現像体、即ち、感光体上に形成された各色静
電潜像を顕像化する現像装置を如何に成するかに
ある。 従来、カラー電子写真複写機用の現像装置とし
て種々の手段が提案されているが、大別すると二
に分けられる。その一つは、感光体表面に沿つて
各色の現像剤を有した複数の現像ユニツトを並列
に配置した並置式現像装置であり、現在最も多く
利用されている。通常市販の電子写真複写機にお
いては、感光体は通常円筒形状ドラムとされるた
めに現像装置の各現像ユニツトは感光ドラム表面
に近接して配置され且つ感光ドラムの円周方向に
沿つて並列に配置される。 第2の現像装置は、例えば特開昭47−131号に
開示されるように、感光体に隣接して回転車輪を
設け、該車輪の周辺に複数の現像ユニツトを配置
した、所謂回転式現像装置である。 発明が解決しようとする問題点 上述したように、並置式現像装置は現在広く使
用されており、該現像装置によると複数の異なる
色の現像剤を有した現像ユニツトを単に感光ドラ
ム周辺に順次に列べるだけでよく、構造が簡単に
なるように思われるが、実際には一つの現像ユニ
ツトを作動させている間は他の残りの現像ユニツ
トを不作動状態にする必要があり、その為に現像
ユニツト内の磁気ブラシローラの回転制御をなし
たり又は現像ユニツト自体を感光ドラム表面から
離動せしめる等の手段が必要となり、結局は並置
式現像装置にも複雑な構造及び繁雑な作動制御が
余義なくされる。 更に、このタイプの現像装置によると、感光ド
ラムの周辺に順次に複数の現像ユニツトが配置さ
れるために感光ドラムの直径は必然的に大きくな
り、従つて電子写真複写機を小型化することが極
めて困難である。更に又、感光ドラム上への各色
の潜像形成位置は一定であるにも拘わらず、各色
の現像ユニツトによる現像位置は異なり、従つて
各色の潜像が現像されるまでの時間が相違し、潜
像の時間減衰の補正が必要とされる。斯る補正作
業は技術的に簡単なものではなく、現像装置及び
複写機全体の制御を複雑にした。 一方、回転式現像装置は、所望する色の現像ユ
ニツトのみを感光ドラム上の潜像に対向させ現像
を行なわしめるものであるために、感光ドラムの
小型化、延いてはカラー電子写真複写機の小型化
を図ることができ又各色の潜像の時間減衰の補正
も必要ないという利益を有している。しかしなが
ら、複数の現像ユニツトを担持し且つ所望に応じ
て感光ドラム潜像部へと回転又は移送せしめるた
めの実際的な構造及び機能は、前記特開昭47−
131号を除いては未だ提案されていない。 特開昭47−131号に記載されている現像装置は、
機台に回転自在に設けられた2つの車輪間に4つ
の現像ユニツトを取付け、遊星歯車装置によつて
各現像ユニツトを水平状態にて回動せしめる構成
とされる。斯る構成は、現像装置全体を極めて大
きなものとする。又、各現像ユニツトの現像装置
への取付け及び取外しは不可能か又は極めて困難
であり、現像装置の保守管理は実質上不可能であ
る。 更に、該公開公報に開示される現像装置は液体
現像方式の現像装置であり、磁気ブラシローラ等
を利用した乾式現像装置についての技術的問題点
を解決する手段を何ら開示又は示唆していない。 発明の目的 従つて、本発明の主たる目的は、カラー電子写
真複写機又はカラー記録装置等への各現像ユニツ
トの取付け及び取外しを容易とし、現像ユニツト
への現像剤の交換及び現像ユニツトの保守サービ
スを容易とした、複数の現像ユニツトを備えたカ
ラー画像形成装置を提供することである。 本発明の他の目的は、所望の現像ユニツトのみ
を外部から選択的に駆動することができ、更に現
像剤濃度検出、トナー補給の有無の検知及び現像
ユニツトの色判別等が個々の現像ユニツトに電力
を供給することなく外部から作動することがで
き、個々の現像ユニツトの構造が簡単とされるカ
ラー画像形成装置を提供することである。 問題点を解決するための手段 上記主たる目的は、像担持体と;この像担持体
に各色の画像に対応する静電潜像を形成する潜像
形成手段と;現像剤を担持搬送して像担持体に付
与する現像剤担持部材と、この現像剤担持部材を
駆動する駆動力を受ける駆動入力歯車とを各々有
した複数の現像ユニツトであつて、夫々異なつた
色の現像剤を像担持体に付与する複数の現像ユニ
ツトと;この複数の現像ユニツトを支持し、所要
の現像ユニツトを各色に共通の1つの現像位置に
移動させるように所定の経路に沿つて可動な可動
支持体であつて、上記複数の現像ユニツトを各々
着脱可能に係止する係止手段を夫々持つた複数の
収納部を有する可動支持体と;上記現像位置に移
動して来た現像ユニツトの駆動入力歯車に係合し
て駆動力を伝達する駆動歯車を有する駆動手段
と;上記現像位置とは異なる着脱位置であつて、
上記各現像ユニツトに共通の1つの着脱位置に来
た現像ユニツトを上記可動支持体の収納部に着脱
操作可能とする開口部と;を備えたカラー画像形
成装置によつて達成される。 実施例 次に、本発明の一実施例をフルカラー電子写真
複写機について説明する。フルカーラー電子写真
複写機は、種々の静電潜像形成プロセス、例えば
1次帯電−2次帯電/色分解露光−全面露光の諸
工程を含む、所謂NPプロセス又は1次帯電−色
分解露光の諸工程を含む、所謂カールソンプロセ
ス、他を利用し得るが本実施態様ではカールソン
プロセスを応用した電子写真複写機について説明
する。 第2図には本発明に適合する回転現像装置を適
用したフルカラー電子写真複写機が概略断面図に
て示される。 先ず、フルカラーの電子写真複写機の全体構成
について説明すると、複写機の概略中央部に、表
面に電子写真用感光層が形成された感光ドラム1
が配置される。該感光ドラム1は周知の態様で回
転支持軸2に回転自在に且つ着脱自在に取付られ
る。本実施態様において、感光ドラム1は矢印3
の方向、つまり第2図で反時計方向に回転するも
のとする。 感光ドラム1の概略真上位置に1次帯電器4、
感光ドラム1の、第2図で左側側部に本発明に係
る回転現像装置100、感光ドラム1の概略真下
位置に転写ドラム5及び感光ドラム1の、第2図
で右側側部にクリーニング装置6が配置される。 又、電子写真複写機の上方部には光学系10が
配置され、プラテン7上の原稿Oの画像を、前記
1次帯電器4と回転現像装置100との間に位置
した露光部8にて感光ドラム1上に投影するよう
に構成される。光学系10は任意の光学系を利用
し得るが、本実施態様にては、第1走査ミラー1
1、該第1走査ミラー11に対し半分の速度で同
方向に移動する第2及び第3走査ミラー12及び
13、結像レンズ14、第4固定ミラー15から
構成される。斯る光学系10は当業者には周知の
スリツト露光方式の光学系であり、これ以上の作
動原理の説明は不要であろう。又、原稿照明光源
16は第1走査ミラー11と共に運動するように
構成し、又色分解フイルタ17は第4固定ミラー
15と露光部8との間に配置される。 従つて、第1、第2及び第3走査ミラー11、
12及び13によつて走査された原稿Oの反射光
像は、レンズ14を通過後第4固定ミラー15を
経て色分解フイルタ17により色分解され、防塵
ガラス18を通つて露光部8にて感光ドラム1上
に結像される。 フルカラー電子写真複写機の、第2図にて右側
部には定着装置20及び給紙装置30が配置され
る。又、前記感光ドラム5と、前記定着装置20
及び給紙装置30との間にはそれぞれ転写材搬送
系25及び35が配設される。 上述の如く構成されるフルカラー電子写真複写
機の作動について概略説明する。 感光ドラム1は作動開始と共に矢印3の方向に
回転を始め、1次帯電器4によつて帯電される。
帯電された感光ドラム1は更に回転し、前述した
光学系10の働きによつて露光部8にて光像がス
リツト露光され、感光ドラム1上に各色の静電潜
像が形成される。感光ドラム1上の潜像は次で感
光ドラム1の回転によつて回転現像装置100が
配置された現像域40へともたらされる。該現像
域40にて感光ドラム1上の静電潜像は現像位置
に配置された回転現像装置100内の1つの現像
ユニツトによつてトナー像として顕像化される。
回転現像装置100は、後で詳しく説明される
が、可動支持体、即ち、本実施例では、回転軸3
20によつて回転自在に取付けられた回転体30
0を有し、該回転体300に複数の、本実施態様
では4つの現像ユニツト101,102,103
及び104が着脱自在に取付けられている。勿
論、赤色及び黒色のマルチカラー電子写真複写機
の場合には、現像ユニツトは2つで済むであろ
う。 本実施態で示すフルカラー電子写真複写機にお
いては、現像ユニツト101,102,103及
び104はそれぞれイエロー現像ユニツト、マゼ
ンタ現像ユニツト、シアン現像ユニツト及びブラ
ツク現像ユニツトとされる。ブラツク現像ユニツ
ト104は、場合によつては省略することもでき
る。 フルカラー電子写真複写プロセスにおいて、通
常色画像形成手順はイエロー画像、マゼンタ画
像、シアン画像そして最後にブラツク画像の順に
行なわれる。従つて、第2図の画像形成プロセス
においては、色分解フイルタ11はブルーフイル
タが使用されて静電潜像が形成されており、現像
域40にはイエローの現像ユニツト101が提供
される。 イエロー像が現像ユニツト101にて現像され
ると、該イエロー像を担持した感光ドラム1は転
写ドラム5が配置された転写域50へと回転され
る。 転写ドラム5はその周面にグリツパ51を有す
る。該グリツパ51は、転写ドラム5内に設けた
グリツパカム52によつて転写材グリツプ位置5
3にて開くように構成され、給紙装置30に配置
された例えば転写材カセツト31及び32のいず
れかの転写材カセツトから転写材搬送系35を介
して前記グリツプ位置53に送給されてきた転写
材Pの先端部を把持する。転写材Pは任意の材質
とし得るが通常紙とされるので、以後転写紙とい
う。 転写紙Pはグリツパ51に把持されて、転写ド
ラム5と共に矢印54の方向、第2図で時計方向
に移動する。このとき、転写紙Pは転写ドラム5
の内部に設けた吸着帯電器55及び転写ドラム5
の外周面に当接した押えローラ56の働きにより
転写ドラム周面に密着して保持される。このよう
に転写ドラム5上に保持された転写紙Pが転写域
50へと移送されると、前述の態様で感光ドラム
1上に形成されたイエロー画像が該転写紙Pに転
写される。上記転写ドラム1の内部には転写帯電
器57が設けられる。 イエロー画像の転写を終えた感光ドラム1は、
除電器61により除電された後、弾性ブレードを
有したクリーニング装置6によつて感光ドラム1
上の残留トナーが除去される。これによつて、第
2回のイエロー画像の形成プロセスが完了し、引
き続き、マゼンタ画像、シアン画像及びブラツク
画像が前述したと同じ態様で形成される。ただマ
ゼンタ画像形成時には、感光ドラム1への光像照
射は色分解フイルタ17のグリーンフイルタが使
用され、現像にはマゼンタの現像ユニツト102
が使用される。つまり、現像装置100は前回の
イエロー像現像後回転体300が矢印105の方
向、第2図で反時計方向に回転し、マゼンタの現
像ユニツト102が現像域40に配置されマゼン
タ静電潜像を現像するべく構成される。同様に、
シアン画像形成時には、色分解フイルタ17はレ
ツドフイルタを使用し、現像にはシアン現像ユニ
ツト103が使用される。ブラツク画像形成時に
は、色分解フイルタ17は使用されず、現像はブ
ラツク現像ユニツト104が使用される。 転写ドラム5は、転写紙Pをグリツパ51で把
持したまま各画像形成毎に転写域50を通過せら
れ、各色のトナー画像が同じ転写紙Pに転写され
る。 最終画像転写後の感光ドラム1は、転写後の残
留電位を除電器61で除電され、次でクリーニン
グ装置で表面を清掃した後停止するか又は次の複
写プロセスを開始する。 一方、転写ドラム5は、最終のブラツク画像の
転写紙Pへの転写が終わると、グリツパ51は転
写ドラム5内に設けたグリツパカム58を作動さ
せ転写紙Pをグリツパ51から開放する。開放さ
れた転写紙Pは分離爪65によつて転写ドラム5
から分離され、転写材搬送系25へと送出され
る。転写材搬送系25は、転写紙Pを吸引しなが
ら搬送する任意の装置であつてよく、通常搬送ベ
ルト26及び吸引手段27を有する。転写材Pは
転写材搬送系25により、定着装置20に送給さ
れる。定着装置20は、定着ローラ対21及び2
2を有し、該定着ローラ対21及び22の加圧、
加熱作用によつて転写紙P上のトナー画像は転写
紙上に定着される。その後、転写紙Pはトレー2
3上へと排出される。 次に、本発明に適合した回転現像装置100に
ついて説明する。 回転現像装置100は、第1図、第3図及び第
4図に最もよく開示されるように、複写機に回転
軸320を介して回転自在に支持される回転体3
00と、該回転体300に着脱自在に取付られる
複数の現像ユニツト101〜104とを具備す
る。各現像ユニツトは基本的には全て同じ構造及
び形状とされ、その外観が第4図に、又その断面
が第5図に図示される。又、第1図には、イエロ
ー現像ユニツト101のみが図示され、他の現像
ユニツト102,103及び104は取外されて
いる状態が示され、又第3図は全ての現像ユニツ
トが取外された後の回転体300を示す。 先ず、現像ユニツトについて説明する。各現像
ユニツトは、前述のように基本的には全て同じ構
造及び機能を有しているので、イエロー現像ユニ
ツト101についてのみ説明する。 回転現像装置100、即ち、各現像ユニツト1
01〜104には、各色の染料或は顔料を含むポ
リエステル樹脂をベースとするトナーと、磁性粉
から成るキヤリアとから成る2成分現像剤が使用
される。 第5図及び第6図を参照すると理解されるよう
に、現像ユニツト101は、キヤリアとトナーを
含んだ現像剤Dを収容する現像室111を画定す
る下方ハウジング112と、該下方ハウジング1
12の上方に一体的に配置され現像室111で消
費されたトナーを供給するために補充用トナーを
格納するトナー室113を画定する上方ハウジン
グ114とから構成される。下方ハウジング11
2は、断面が概略U形状をし感光ドラム1の幅方
向に延在した細長形状とされ、又上方ハウジング
114は断面が概略ロ形状を下方ハウジング11
と同じに延在する。両ハウジング112及び11
4は一体的に重ね合せられ、第4図に図示される
ように、両端部には端部材115及び116が取
付けられる。 現像室111は仕切板117によつて二つの
室、つまり第1現像室11a及び第2現像室11
1bに分けられ、各現像室111a及び111b
には現像剤撹拌スクリユ118及び119が周知
の態様で回転自在に設けられる。又仕切板117
は、第6図に最もよく図示されるように、現像室
111の両端部、即ち、端部材115及び116
に隣接した区域には設けられておらず、両現像室
111a及び111bの連通路120(端部材1
16側、つまり現像室111の奥側の連通路は図
示されていない)が形成される。撹拌スクリユ1
18及び119が後述の態様で駆動されると、第
1現像室111aの現像剤Dは現像室奥側より手
前側へと矢印121の方向に移送され、第2現像
室111bの現像剤Dは現像室手前側より奥側へ
と矢印122の方向へと移送される。撹拌スクリ
ユ118の手前側端部スクリユ118aは残余ス
クリユとは逆方向に螺旋し、又撹拌スクリユ11
9の奥側端部スクリユ(図示せず)も又残余スク
リユとは逆方向に螺旋されている。従つて第1現
像室11aの手前側へと移送された現像剤Dは連
通路120を通つて第2現像室111bへと連続
的に供給され、又第2現像室111bの奥側に移
送された現像剤Dも同様にして第1現像室111
aへと連続的に供給される。つまり、現像室11
1内の現像剤Dは上記構成によつて、第1現像室
111a及び第2現像室111bを通つて矢印1
21及び122の方向に連続的に循環移動せしめ
られる。斯る循環移動により現像室111内のト
ナーとキヤリアとは一様に撹拌混合され、現像室
内111内における現像剤Dの濃度のばらつきを
なくする。 現像室111、つまり本実施態様では第2現像
室111bの上方に現像剤担持部材、即ち、本実
施例では現像ローラ130が配置される。現像ロ
ーラ130は、現像ユニツト101に回転自在に
配置されたマグネツトローラ131と、前記マグ
ネツトローラ131を囲包し且つ回転自在に設け
られた非磁性体のスリーブローラ132とから成
る。両ローラ131と132とは互いに逆方向に
回転され、本実施態様においてはスリーブローラ
132は、第5図でみて時計方向に、又マグネツ
トローラ131は反時計方向に回転するように構
成される。 現像室111、即ち、第2現像室111b内を
移動する現像剤Dは、前記現像ローラ130の磁
力により現像ローラ130の方へと引上げられ、
スリーブローラ132の周面に、所謂磁気ブラシ
を形成せしめる。スリーブローラ132の周面に
吸引された現像剤は、スリーブローラ132の回
転に伴い自転しながら時計方向に移動し、ドクタ
ーブレード133によつて磁気ブラシの穂立量が
所定量に規制され、現像域40(第2図)におい
て感光ドラム1上にトナーを供給する。感光ドラ
ム1にトナーを供給した現像剤は現像ローラ13
0に吸引されたまま現像ローラ130の回転によ
つて再び現像室111、つまり第2現像室111
b内へと戻され、かき落しブレード135によつ
てスリーブローラ132の周面からかき落され
る。 現像ローラ130の現像域40への開口量13
4は開口規制板136及び137によつて規制さ
れる。又、現像ローラ130のマグネツトローラ
131は、本出願人に係る特公昭55−20579号に
記載されるように、現像ローラ130の開口部1
34が下方に向いた際に、該開口部134から現
像室111内の現像剤が落下しないよように十分
な磁界が現像ローラ130と開口規制板136及
び137との間に形成されるべく構成される。 現像室111の上方には、上述したようにトナ
ー室113が形成され、補充用のトナーが格納さ
れている。該トナー室113からはトナー供給手
段140を介して、現像のために現像室111か
ら消費されたと等量のトナーが該現像室111
に、本実施態様においては第1現像室111aに
供給される。従つて、現像室111内の現像剤D
の濃度は常に一定に保たれる。 次に、トナー室113のトナー供給手段140
について説明する。トナー供給手段140は、ト
ナー室130を画定する上方ハウジング114の
底壁、即ち上方ハウジング114と下方ハウジン
グ112との間の隔壁141と、該隔壁141上
を摺動自在に往復運動することのできるシヤツタ
板142と、該シヤツタ板142を覆つて配置さ
れそして前記隔壁141に固着された規制板14
3とから成る。 第6図に最もよく図示されるように、隔壁14
1には手前側より奥側へと等ピツチにて複数の貫
通孔141aが穿設される。シヤツタ板142及
び規制板143にも隔壁の貫通孔141aと同じ
ピツチで貫通孔142a及び143aが穿設され
る。前記三つの貫通孔141a,142a及び1
43aはシヤツタ板142の摺動方向に一直線上
に整列してはいるが、少なくとも隔壁141の貫
通孔141aとシヤツタ板142の貫通孔142
aとは位相がずれるように構成される。従つて、
トナー供給手段140が不作動状態においては、
隔壁141の貫通孔141aはシヤツタ板142
によつて閉鎖され、トナー室113内のトナーが
現像室111へと落下することはない。 トナー供給手段140の不作動状態時の隔壁1
41、シヤツタ板142及び規制板143の各貫
通孔141a,142a及び143aの関係が第
7図に示される。トナー供給手段140の不作動
状態時には、シヤツタ板142の貫通孔142a
は規制板143の貫通孔143aと整列してお
り、トナー室113内のトナーTの一部が貫通孔
143aを介してシヤツタ板142の貫通孔14
2aに充填されている。この状態において、後で
詳しく説明する構成及び作用によつてシヤツタ板
142が運動されると、第8図に図示されるよう
に、シヤツタ板142は貫通孔142a内にトナ
ーTを充填したまま摺動し、貫通孔142aが隔
壁141の貫通孔141aと整列状態にもたらさ
れる。これにより、シヤツタ板141の貫通孔1
42a内に保持されていたトナーTは隔壁141
の貫通孔141aを通つて現像室111内へと落
下する。従つて、トナーTの現像室111への補
給量は、シヤツタ板142の貫通孔142aの大
きさ及び個数、場合によつては隔壁141及び規
制板143の貫通孔141a及び143aの大き
さ及び個数によつて規制され、シヤツタ板142
の1回の摺動運動によつて一定量のトナーを現像
室111に補給し得ることが理解されるのであろ
う。シヤツタ板142の摺動運動は一回に限定さ
れず、現像室111におけるトナーの消費量に応
じて複数回作動されることもあるだろう。現像室
111、本実施態様では第1現像室111aに供
給されたトナーTは、前述のように撹拌スクリユ
ー118及び119の働きによつて現像剤中に均
一に分散され、現像剤全体の濃度を均一に高め
る。一般に、現像剤(キヤリア及びトナー)にお
けるトナーの混合割合は13%が望ましく、従つて
現像室111内の現像剤Dの濃度は随時検出し、
許容濃度以下となつた場合に、前記トナー供給手
段140を作動せしめ、トナーの補給をなす。 次に、現像剤濃度検出手段について説明する。
現像剤濃度検出手段は第5図及び第6図を参照す
ると理解されるように、現像ローラ130の上方
に位置した現像剤濃度検出部150を有する。該
検出部150は、現像ユニツト101の奥側にて
上方ハウジング114の前方に位置し、ドクター
ブレード133、端部板116、側壁151及び
上方ハウジング114に一体的に連結された底壁
152によつて画定される。底壁152には、現
像ローラ130のスリーブローラ132に対向し
た位置に透明窓153が形成される。 現像剤濃度検出部150には、更に一対の第1
及び第2光伝達部材、即ち、本実施例では光フア
イバ手段154及び155が設けられる。光フア
イバ手段154は、後で更に詳しく説明する構成
によつて現像ユニツト外部から導入された光束を
該検出部150内に案内し次で前記透明窓153
を介して現像ローラ130の外周部へと照射す
る。一方、光フアイバ手段155は光フアイバ手
段154によつて照射された光が現像ローラ13
0によつて反射される光束を受光し、現像ユニツ
ト外部に設置した濃度検出装置160へと該光束
を案内する働きをなす。光フアイバ155によつ
て受光される光量は、現像ローラ130上の現像
剤のトナー量に応じて変動する。 前記現像剤濃度検出部150及び現像剤濃度検
出装置160が、第9図に図解的に示される。上
述のように、現像剤濃度検出部150は各現像ユ
ニツトに個別に設けられるが、現像剤濃度検出装
置160は複写機本体に設置される。各現像ユニ
ツトは所定位置に割出し配置されたときに、現像
剤濃度検出部150が現像剤濃度検出装置160
に自動的に接続される構成とされ、斯る接続手段
については後述する。 第9図は、現像剤濃度検出部150と現像剤濃
度検出装置160とが連結された状態を模式的に
示す。斯る連結状態において、検出装置160に
設けた光源161からの光iは、光フアイバ手段
154により、現像ローラ130表面の現像剤D
に垂直に照射される。現像剤Dによつて反射され
た光は、現像ローラ130の表面に対し45゜の傾
きをもつ光フアイバ手段155によつて集光され
る。このような反射光の集光をより効率よく行な
うために、光フアイバ手段155は、光フアイバ
156の他に、現像剤、特に現像剤中のトナーに
よる反射散乱光を該光フアイバ156内に集光す
るための集光レンズ157、各色のトナーの分光
反射率特性により各現像ユニツト毎に選定される
フイルタ、例えば赤外透過フイルタ158及び光
フアイバ156からの反射光を現像剤濃度検出装
置160内の受光センサ162に絞るための集光
レンズ159を具備するのが好ましい。 光フアイバ手段155によつて集光された現像
ローラ130からの反射光j、検出装置160側
の受光センサ162に受光され信号l0を発する。
該信号l0はアンプ163により出力レベルを調整
された検出信号lとなる。スイツチング素子16
4によつて、該検出信号lと、現像剤濃度検出直
前に毎回送られてくる基準濃度信号kとが振り分
けられる。基準濃度信号kは遅延素子165によ
つて現像剤濃度検出信号lと同期をとつてオペア
ンプ196に送られる。現像剤濃度検出信号lが
基準濃度信号kのレベル以下となると、オペアン
プ166よりトナー補給信号mが出力される。 該トナー補給信号mは、前述したトナー供給手
段140のシヤツタ板142を駆動するための駆
動手段に駆動信号として送られる。該駆動手段に
ついては後述する。 第5図及第6図に最もよく図示されるように、
現像ユニツト101のトナー室113内には、そ
の底部に配設されたトナー供給手段140に隣接
してトナー残量検出手段の残量検出部200が設
けられる。トナー残量検出部200はトナー室1
13内にて対向配置された光フアイバ手段201
及び202を有する。第10図にトナー残量検出
手段の概略構成が図解されているが、光フアイバ
手段201には現像ユニツト外に設置されたトナ
ー残量検出装置205の光源206から光が導入
される。該光は光フアイバ手段201によつて案
内され、該光フアイバ手段201と対向配置され
た他方の光フアイバ手段202へと投射される。
トナー室113内に十分なトナーTが存在してい
る場合には、光フアイバ手段201から光フアイ
バ手段202への光束iは両フアイバ手段20
1,202間に存在するトナーのために阻止さ
れ、トナー残量検出手段は作動しない。一方、ト
ナー室113内のトナー量が或るレベル以下とな
ると、両フアイバ手段201,202間を遮るト
ナーが存在しなくなり、光フアイバ手段201か
らの光束iは光フアイバ手段202へと投入され
る。光フアイバ手段202は、好ましくは光フア
イバ203の他に光フアイバ手段202からの光
束をトナー残量検出装置205の受光センサ20
7に集光せしめるための集光レンズ204を有す
る。従つて、光束iは光フアイバ手段202から
受光センサ207へと集光して投射される。これ
によつて、トナー残量検出装置205からは、当
該現像ユニツトにはトナーなしの信号が発せられ
る。該信号に基づき、オペレータはトナー室11
3にトナーの補充をなすであろう。斯る作業は、
現像ユニツトが、後述する如く、着脱可能位置に
配置されたときに行なわれる。 次に、上述したような構成とされる現像ユニツ
トを複数個、本実施態様では4つ搭載して構成さ
れる回転現像装置100の全体構成について説明
する。 第1図には、1つの現像ユニツト101を担持
した回転体300が示され、第3図には回転体が
単独で示される。回転体300は、複写機本体に
装着されたときに手前側に位置する前側板301
と、複写機本体に装着されたときに奥側に位置す
る後側板302とを具備する。前側板301は、
中心部に概略正方形をした中心板303と、該中
心板303の角部から外方へと突出した腕305
とから成る。又、各腕305の応端部は概略円錐
形状に拡開した頭部307とされ、各腕305の
頭部307の外周は一つの仮想円308を形成す
るように形成される。各頭部307の側辺部にも
切欠307a及び307bが設けられる。 後側板302は前側板301と同様の形状とさ
れ、中心板313、腕315及び腕頭部317を
具備するが、前側板301の中心板313及び腕
頭部317に形成された切欠306及び307
a,307bに相当するものはない。 前記前側板301及び後側板302は、中心に
配置し両側板の中心板303及び313から外方
へとわずかに突出して延在した回転軸320と、
両側板の腕頭部間に配設された4本のステー状レ
ール321によつて一体的に連結される。このよ
うな構成により、回転体には4つの現像ユニツト
101,102,103及び104を収容し得る
現像ユニツト収納部屋325a,325b,32
5c及び325dが画成される。 各レール321の両側面には、前側板301の
切欠307a及び307bに連接して誘導講32
1a,321b,321c及び321dが形成さ
れているが、これら切欠及び誘導講は、後で詳し
く述べるように、現像ユニツト101の両端部板
115及び116の底部及び頂部に設けられたピ
ン210及び211(第4図及び第5図を参照せ
よ)に係合しそして現像ユニツトを回転体300
の各収納部屋に案内するためのものである。 後側板302には駆動歯車330が一体的に固
着され、第11図に図示されるように、回転体3
00が複写機本体に挿入され、回転軸320が複
写機本体軸受部(図示せず)に回転自在に支持さ
れたとき、複写機本体に適当に設けられた回転体
駆動手段400に作動的に係合するように構成さ
れる。 回転体駆動手段400は、電動モータM1を有
し、電動モータM1の回転出力は、モータ出力軸
歯車402より、歯車403,404及び405
を介して回転体駆動歯車330に伝達される。電
動モータM1にはロータリエンコーダ401が直
結され、回転体300の回転速度及び回転量を検
出し後述するドライバ回路で各現像ユニツトの速
度制御を行なう。 回転体300の後側板302及び駆動歯車33
0に又はこれら部材に隣接して、回転体位置決め
手段420、現像位置に配置された現像ユニツト
に駆動力を供給する現像ユニツト駆動手段43
0、現像ユニツトに接続し現像ユニツト内の諸情
報、例えば前記現像剤濃度情報及びトナー残量情
報を検出するための手段450、トナー供給手段
140のシヤツタ板142を摺動するための駆動
力を供給するための手段470及び回転体300
の停止位置を検出するための手段380等が設け
られる。 先ず、第11図〜第14図を参照して回転体の
位置決め手段420及び停止位置検出手段380
について説明する。 回転体300の位置検出手段380は、回転体
300の回転軸320の軸端に固定された遮蔽板
382と、複写機本体に設置された複数のフオト
センサ381とから成り、例えば回転体300が
ホームポジシヨン(第12図に図示されるように
如何なる現像ユニツトも現像域40に位置してい
ない状態)にあるときには、遮蔽板382は、ホ
ームポジシヨン用フオトセンサ381(H.P)に
対面し、フオトセンサ381(H.P)からの光を
反射させそしてその反射光を受光せしめることに
よつて該フオトセンサ381(H.P)を作動させ
回転体300がホームポジシヨンにあることを検
知する。遮蔽板382は、回転体と共に回転し、
イエロー現像ユニツト101が現像位置にあると
きは、フオトセンサ381(Y)に対向する位置
に、マゼンタ現像ユニツト102が現像位置にあ
るときは、フオトセンサ381(M)に対向する
位置に、シアン現像の場合は、フオトセンサ38
1(C)に対向して、ブラツク現像ユニツト104の
場合は、フオトセンサ381(BK)に対向する
位置に移動し、それぞれのフオトセンサは遮蔽板
382の反射光をひろつて回転体の停止位置を検
知することができる。第12図は、回転現像装置
のホームポジシヨンを示したものである。この時
どの現像器も感光ドラム1より離れた状態にあ
り、ブラツク現像ユニツト104が回転体300
から着脱自在の位置にある。 又、この状態より45゜回転することにより、イ
エロー現像ユニツト101が、現像ポジシヨンへ
来る。4色フルカラー現像を行う場合には、第1
図示の状態よりまず45゜回転してイエロー像の現
像をし、その後90゜回転し、マゼンタ像を現像し、
更に90゜回転してシアン像を現像し、更に90゜回転
してブラツク像の現像を行い、45゜回転させてホ
ームポジシヨンに復帰する。
【表】 上記表は、4種の現像器を使用する組合せと、
その時の回転体の移動量を示したものである。 第13図及び第14図は、回転体300を必要
なポジシヨンに位置決めしそして保持するための
回転体位置決め手段402を示す。 回転体300は、第11図に明瞭に図示される
ように、後側板302又は駆動歯車330に固定
されたストツパ部材331に、位置決め装置42
0′の位置決めピン427が係合することによつ
て位置決めされる。ストツパ部材331は第11
に図示されるように一体になつた環状リングと
し、回転体300の円弧に沿つて回転体300の
停止位置に相当した位置に必要なだけ、前記スト
ツパピン427と係合するための係合溝332を
有するように構成することができる。又、ストツ
パ部材331は第13図に図示されるように、複
数個に分割し、回転現像装置をホームポジシヨン
に保持するための円弧状ストツパ板331(H.
P)、イエロー現像ユニツト101を現像位置に
保持するためのストツパ板331(Y)、同じく
マゼンタ用ストツパ板331(M)、シアン用及
びブラツク用の各ストツパ板331(C)及び331
(BK)、又イエロー現像ユニツト101を回転体
300より着脱可能な位置に保持するためのスト
ツパ板331(Y′)、同じくマゼンタ用ストツパ
板331(M′)、シアン用ストツパ板331
(C′)とから構成され、そして該各ストツパ板3
31を回転板300にそれぞれ正規の位置に調整
可能にビス止めすることもできる。 位置決め装置420′について更に詳しく説明
すると、該装置420′は、特に第14図に詳細
に図示されるように、複写機本体に駆動ピン42
3によつて摺動自在に取付けられたベルクランク
状のストツパアーム422を具備する。ストツパ
アーム422の一端422aには軸421が取付
けられ、該軸421には前記各ストツパ板331
の係合溝332に係合し得るストツパコロ427
が回転自在に取付けられている。ストツパアーム
422の他端422bにはストツパコロ427が
係合溝332内に入り込む方向に力を付与するば
ね424が連結される。又、同じ該端部にはばね
424の力に抗してストツパコロ427を係合溝
332内から離脱させるためのソレノイド425
の出力軸が接続されている。更に、ソレノイド4
25が作動しストツパコロ427が係合溝332
から離脱したことを検知するべく、ストツパアー
ム422の端部422bによつて作動されるフオ
トインタラプタ429が端部422bの揺動域内
に配置される。又、ストツパアーム422は駆動
ピン423には長穴426を介して取付けられて
おり、更に該駆動ピン423と前記軸421との
間には引張りばね428が配設される。これによ
つて、ストツパアーム422はばね428の力に
よつて、第14図で右方へと、長穴426に沿つ
てわずかに偏倚した状態で取付られる。 第13図は、位置決め装置420′のストツパ
コロ427が回転現像装置100をホームポジシ
ヨンに保持するためのストツパ板331(H.P)
の係合溝332に係合し、回転現像装置100を
ホームポジシヨン(第12図の状態)に停止せし
めている状態を示す。 次に、位置決め装置420′の作動態様につい
て更に詳しく説明する。 今、回転現像装置100が第13図に示される
ホームポジシヨン状態から45゜回転し、イエロー
現像ユニツト101を現像域、即ち、現像ポジシ
ヨンに位置せしめるものとする。まずソレノイド
425が付勢され、ストツパアーム422を軸4
23の回りに、第13図にて反時計方向に回転せ
しめ、ストツパコロ427とストツパ板331
(H.P)の係合溝332との係合を解除する。ス
トツパコロ427が係合溝332から確実に解除
されたことが、フオトインタラプタ429にて検
知されると、回転式現像装置つまり回転体300
が回転を開始し、従つてストツパ板も第13図で
矢印333方向に回転する。第14図に詳しく図
示されるように、ストツパ板331(Y)の係合
溝332がストツパコロ427の位置に達する手
前でソレノイド425の付勢は解除される。この
解除タイミングは、詳しくは後述するように、回
転体の移動量が或る値より大きくなつたときに制
御装置(マイコン)によつて指令される。 ソレノイド425の付勢が解除されると、スト
ツパアーム422はばね424によつて軸423
のまわりに時計方向に回転させ、ストツパコロ4
27がストツパ板331(Y)の周面に当接す
る。ストツパコロ427は、回転体が引き続き連
続的に回転するのでストツパ板331(Y)の円
弧状外周面上を転動し、係合溝332と係合状態
にもたらされる。ストツパコロ427が係合溝3
32内に嵌入した瞬間にストツパアーム422の
一端422bがフオトインタラプタ429を遮断
して該フオトインタラプタ429を作動せしめ、
該フオトインタラプタ429からの信号により回
転体300の駆動は停止される。回転体300即
ち回転現像装置100の慣性回転は、ストツパア
ーム422がばね428の力に抗して長穴426
に沿つて軸423上を摺動することにより許容さ
れ、従つて回転現像装置100は現像停止時の衝
撃が緩和される。 次に、回転現像装置100の回転駆動制御につ
いて説明する。 本回転現像装置100の停止ポジシヨンは、4
つの現像ユニツト101,102,103及び1
04が現像ポジシヨンにある位置4ケ所と、各現
像ユニツトが、着脱可能なポジシヨンにある位置
4ケ所の合計8ケ所あり、夫々45゜離れた位置関
係にある。(第12図のストツパ板331の溝3
32は夫々45゜ずつ離れている)。従つて回転体3
00の回転量を45゜のn倍(n=1〜7)とすれ
ば、すべてのポジシヨンに移動できる。 第15図は、回転体300の回転運動速度を示
したものであり、横軸時間に対する回転体の回転
速度Nを表わしている。回転現像装置100つま
り回転体300を90゜移動させたい場合には、駆
動伝達の減速比を考慮して、回転体300がN0
(rpm)になるまで駆動モータM1を一定加速度
で立上らせ、時間t1より逆に、一定加速度で減速
し、時間t2にて速度0に致る。この時速度線図
で描かれる三角形の面積が、回転体300の回転
量90゜である。回転体300を135゜移動させたい
場合は、速度線図に示される様に時間t1まで一
定加速度を立上らせ、(t3−t1)秒間一定速度N0
で等速回転させ、時間t3より一定加速度で減速さ
せ、時間t4にて速度0に至るようにする。同様
に、回転体300を180゜移動させたい場合には、
一定速度N0による等速回転運動を変え速度線図
を取るようにし、又回転体300を225゜、270゜
又は315゜移動させたい場合にも一定速度N0によ
る等速回転運動を変えそれぞれ速度線図,又
はを取るようにし、移動量の変化に対応すべく
考慮される。 又、回転体300の移動量が45゜の場合には、
速度線図で示されるように、前記各移動量(速
度線図〜)の場合と同じ加速度で加速及び減
速を行ない、最高速度をN1に制限することによ
り回転体の速度制御がなされる。 第16図は、第15図に示される回転体300
の90゜移動の速度線図及び180゜移動の速度線図
を時間tに対する回転対300の移動量Sの関
係にて示した線図である。 本実施態様においては、回転現像装置100、
即ち、回転体300の回転運動を制御するに際
し、第16図に示される時間tに対する移動量S
の関係が速度テーブルとしてROMに予め設定さ
れ、一定時間間隔毎に位置データSは更新され
る。一方、回転体300の実際の移動量はロータ
リエンコーダ401によつて検出され、該検出信
号が前記位置データSと比較され、回転体300
の移動量が前記位置データSに一致するように出
力制御される。速度制御用ルツクアツプテーブル
は、加速域、等速域及び減速域の3つのモードを
有し、これら3者の組合せにより第15図の〜
の速度特性になるように合成される。 制御ブロツク図である第17図を参照して回転
現像装置100の制御態様を説明する。 回転体300の回転速度は、ロータリエンコー
ダ401から出力されるパルスをタイマー510
の一定単位時間当り何カウントしたかを速度カウ
ンタ507aでカウントし、速度データとしてモ
ータ制御用CPU506へ伝えられる。又一方エ
ンコーダ401の出力はA及びB相の2相パルス
出力になつており、モータM1が第2図で回転現
像装置100を矢印105の方向に運動せしめる
ときを正転とし、A相出力が先行する。又逆転の
場合はB相出力が先行する。そこでこの差を検出
するベクトル検知511によつて回転方向データ
511aと正逆の区別のないエンコーダの回転信
号511bとが出力される。この回転信号511
bは速度カウンタ507aと位置カウンタ507
bへと送出され、カウンタの基準信号となる。
又、位置カウンタ507bはアツプダウン式カウ
ンタで回転方向データ511aによつてアツプカ
ウントかダウンカウントかを定める。本実施態様
では正方向回転でアツプし逆方向回転でダウンさ
せるものとする。更に、回転体300の基準位置
に基準センサー504があり該センサー504の
信号は位置カウンタ507bへクリアー信号とし
て送られ、カウント値を零にする。他方速度カウ
ンタ507aでは回転信号511bでカウント
し、外部のタイマー510によつてクリアーされ
ると同時にカウント値をラツチし出力する。同時
に外部タイマー510の信号は、CPU506の
インターラプト端子にも入力され、速度カウンタ
ー507aのラツチタイミングでインターラプト
される様に構成する。これらのカウンタ507
a,507bのデータはモータ制御用CPU50
6のI/Oポートにも送られる。又、モータ制御
用CPUは制御線510aによつてタイマー51
0のセツト及びリセツトを行なう。後述するがモ
ータの位置及び速度カウンタ507a及び507
bによつて所定のプログラムに従つて処理された
データはデジタルアナログ交換器509によつて
モータM1のドライバー508に送られ、次でモ
ータM1に入力される。又、モータドライバー5
08の電源515は回転現像装置100の出し入
れを行なう複写機本体のドアに設けられたドア
SW512によつてオン・オフされ、回転現像装
置を装着する時は電源515からの電力の供給は
遮断される構成にしてある。 モータ制御用CPU506の作動について第8
図を参照して説明する。複写機本体の電源の投入
によりリセツト信号がモータ制御用CPU506
へ供給され、CPU内部のRAM及びI/Oポート
の設定等の初期化を行い(フロー551)、まず
回転現像装置のホームポジシヨンを検知するホー
ムポジシヨンフオトセンサー381(H.P)(第
11図)からの入力を判別する(フロー552)。
フオトセンサー381(H.P)からの入力がない
時はモータ(M1)を作動する様にデジタルアナ
ログ変換器509に所定のデータを送出する。本
実施態様では8ビツトバスでOOHにてモータス
ピード0、FFHでフルスピードが出力するもの
とする。又、所定のタイマーをセツトして(フロ
ー553)、タイマー値になるかならないかを判
別し、タイマー時間内であればフロー552へも
どり、タイマー時間以上であれば本体CPUへ
ARMを出力する(フロー)。 このようにしてホームポジシヨンが検知される
と、モータ制御用CPU506は位置カウンター
507bをDOOにリセツトする(フロー55
5)。しかしながら、この時には速度制御が行わ
れていないので、この時のスピードはフロー55
3で与えた値となつており、この速度では停止衝
撃が大きくなる。従つてモータM1は再作動され
(フロー556)、次のホームポジシヨン停止
SUBでホームポジシヨンまでの位置カウンター
によつて速度がコントロールされ、停止位置近傍
で速度が十分遅くされ、次でモータM1は停止さ
れる(フロー557)。次に、モータ制御用CPU
506の入力ポートの信号が処理される(フロー
558)。該入力処理が終わると、複写作動開始
のSTART信号が有か無かが調べられ、信号がな
ければ入力処理フロー558に戻り、START信
号があれば速度モードを入力ポートから入力す
る。入力した値によつて速度テーブルがCPU5
06内部のROMからよび出され、RAM内に格
納する。タイマー510の割込みによつてRAM
内の速度テーブル値を次々に読み込んで速度制御
目標値とする(フロー560)。次に上記の目標
値をロードしてモータM1を作動させ、タイマ5
10を発振可能とさせる。これにより、モータ制
御用CPU506のインタラプタに信号が入力さ
れ、前回の速度制御目標値と実際の速度カウンタ
507aの値との偏差を今回の速度制御目標値に
対して所定の演算を行つてデジタルアナログ変換
器509に出力する。位置カウンタ507bの値
が目標位置に対して第15図のように加速系と、
等速系と、減速系になるごとく制御し、目標位置
カウンタ値になる点で最低速度となるように制御
される(フロー562)。位置カウンタ507b
によつてカウントされる回転体300の移動量が
或る値より大きくなつたとき、ソレノイド425
への電流が遮断され、ストツパアーム422は係
合溝332との係合を待つ。目標位置カウンタ値
と実際の位置カウンタ値との差が零となつたとき
に、モータM1はOFFとなり、タイマ510を
OFFして(フロー563)、フロー558に戻
る。回転体300が目標位置に達すると、第14
図の、ストツパーコロ427がストツパー板33
1の係合溝332に係合する。その係合完了をフ
オトインタラプタ429が検出すると駆動モータ
M1の駆動トルクはなくなり、回転体300即
ち、回転現像装置100は停止する。 次に、第19図を参照して現像ユニツトの駆動
手段403について説明する。第19図は、第1
1図に概略示した現像ユニツト駆動手段430の
拡大詳細図であることが理解されるであろう。各
現像ユニツトは現像位置に配置され停止したとき
に、回転体300外部に設けた該現像ユニツト駆
動手段430によつて駆動される。 本実施態様において、現像ユニツトには第19
図に図示されるように、端部板116より突出し
て駆動入力手段220が設けられる。該駆動入力
手段220は端部板116に回転自在に保持さ
れ、現像ローラ130及び撹拌スクリユー11
8,119に回転力を伝達する。又、本実施態様
では駆動入力手段220は、入力軸224、該入
力軸224に固着された歯車221及び該入力軸
224に回転自在に取付けられた歯車222から
成る。従つて、現像ユニツトには二種類の駆動力
が入力される。又、歯車221と222との間の
入力軸224には、後述の目的のために回転自在
にリミツタコロ223が設けられる。 一方、現像ユニツト駆動手段130は、互いに
対向して配置された第1及び第2ハウジング43
7及び447を具備する。該第1及び第2ハウジ
ング437及び447はその一端が、複写機本体
に互いに離隔して固着された枢軸439及び44
6に揺動自在に支持され、又該両ハウジングの他
端は引張ばね452によつて互いの方に引き合う
態様で連結されている。 枢軸439には歯車438が回転自在に取付け
られる。第1ハウジング437には更に軸440
が回転自在に設けられ、該軸440には歯車44
1及び442が固着される。歯車441は歯車4
38と噛合している。又枢着447にも歯車44
8が回転自在に取付けられ、該歯車448は、第
2ハウジング447に回転自在に取付られた軸4
49に固着された歯車450に噛合している。該
軸449には更に歯車451が固着されている。 前記歯車438及び448は、複写機本体に固
着された回転軸434に、回転自在に取付けられ
た駆動歯車435及び436にそれぞれ噛合して
いる。駆動歯車435及び436はそれぞれ一体
にベルトプーリ435a及び436aを有する。
従つて、駆動歯車435は、モータ431の出力
軸に設けられたベルトペーリ432とベルトプー
リ435aとの間に配設されたタイミングベルト
を介してモータ431の回転力が伝えられ、又、
駆動歯車436は、モータ431の出力軸に設け
られたベルトプーリ444とベルトプーリ436
aとの間に配設されたタイミングベルト445を
介してモータ443の回転力が伝えられる。駆動
歯車435の回転力は歯車438,441により
歯車442に伝達され、駆動歯車436の回転力
は歯車450を介して歯車451に伝達される。 現像ユニツトが現像ポジシヨンへと位置決めさ
れる場合には、現像ユニツトの駆動入力手段22
0は回転体300の回転に伴つて、現像ユニツト
駆動手段130の両ハウジング437及び447
の拡開端部側、即ち、枢軸439及び446側か
ら進入し、矢印104の方向へと進行する。現像
ユニツトが現像ポジシヨンに位置決めし保持され
ると、第19図に示されるように、現像ユニツト
駆動入力手段220の歯車221及び222がそ
れぞれ現像ユニツト駆動手段430の出力歯車4
42及び451に噛合せられる。このとき、第1
及び第2ハウジング437及び447の一端43
7a及び447aは現像ユニツト駆動入力手段2
20のリミツタコロ223に当接するように構成
され、従つて歯車442と221、及び歯車45
1と222との中心間距離は設計通りに保持さ
れ、両歯車対の噛合いバツクラツシが保障され
る。 斯る構成によつて、前述したように、現像ユニ
ツト駆動入力手段220は、歯車221が入力軸
224と共に回転し、又歯車222は入力軸22
4とは回転自在とされ現像ユニツト内の他の歯車
(図示せず)に駆動力を伝達することができる。
つまり一つの入力軸224によつて2種類の別個
の駆動力が現像ユニツトに伝達される。これら二
つの駆動力は、例えば1つは現像ローラのマグネ
ツトローラ131を、他はスリーブローラ132
を駆動するのに使用し、撹拌スクリユー118及
び119はいずれかの駆動力を利用するように構
成することもできる。 更に、上記構成によると、歯車442と22
1、及び歯車451と221との噛合運動は、軸
439及び446を中心としてそれぞれ回転モー
メントが矢印453及び454方向に働き、各歯
車の喰い込み方向に力が作用し、各歯車の噛合状
態が作動中に解放されることなく、極めて良好な
結果を得ることができる。 第11図に概略図示された現像ユニツト情報検
出手段450を、第20図〜第26図を参照して
詳しく説明する。現像ユニツト情報検出手段45
0は、現像ユニツト内の諸情報、例えば前述した
ような現像剤濃度検出部150で検出された現像
剤濃度情報(第9図)、トナー残量検出部200
で検出されたトナー残量情報(第10図)又は現
像ユニツトの色検知用色情報(図示せず)を回転
体外部に送信するための手段である。 情報検出手段450は各情報毎に必要とされる
が、情報検出手段450は全て同じ構成とされる
ので、現像剤濃度情報検出手段450についての
み説明する。 現像ユニツト101の現像剤濃度検出部150
において光フアイバ手段154及び155の現像
ローラ130に対面してない側の端部は、第20
図に図示されるようにブロツク240に保持され
る。該ブロツク240は現像ユニツト101の端
部板116に担持され、回転体300と共に矢印
A方向に回転される。光フアイバ手段154及び
155は、回転体300の回転中心Oから半径
R2′の軌道上を回転するものとする。又、ブロツ
ク240の外面には、回転中心Oから半径R1′の
位置に所定長さをした円弧状の突起241が形成
され、ブロツク240の進行方向前端縁角部には
テーパ部242が設けられる。 一方、複写機本体側には、複写機本体側板45
に形成した円弧状の窓46から前記現像ユニツト
側のブロツク240の回転軌道域内に突出してブ
ロツク600が設けられる。該ブロツク600に
は現像剤検出装置160の光源161及び受光セ
ンサ162が回転体300の回転中心Oから半径
R2の位置に支持されている。又、ブロツク60
0の内面、つまり前記現像ユニツトのブロツク2
40に対面した面には、ブロツク240の回転中
心Oから半径R1の位置に前記突起241と同じ
曲率の誘導溝602が形成される。該誘導溝60
2は、その入口端602aが拡開し、他端は壁6
02bを有した盲溝とされる。更に、ブロツク6
00の前記ブロツク240の進入端角部にはテー
パ部605が設けられる。 ブロツク600は外端部に鍔601a,601
bを具備し、該鍔が複写機本体側板45に当接す
ることによつて、ブロツク600の現像ユニツト
側への突入量が規制される。 第21図〜第22図を参照すると理解されるよ
うに、ブロツク600は、複数のばね62,63
a,63bによつて複写機本体側板45に遊動自
在に保持される。更に詳しく説明するとブロツク
240の回転中心Oにより近接した側の鍔601
aの概略中心部と、鍔601aより外方に位置し
た鍔601bの両端部とにねじ603並び604
及び605が植設される。又、複写機本体側板4
5にも、各ねじ603,604,605と半径方
向に整列し且つ離隔した位置にねじ606,60
7,608が植設される。ねじ603と606,
604と607,605と608との間には各々
引張ばね62,63a,63bが張設される。こ
の時、鍔側のねじへのばねの取付位置は、第22
図に明瞭に図示されるように、本体側板側のねじ
へのばね取付位置より高くされる。 上記のような取付方法によつて、ブロツク60
0には第21図及び第22図に示されるように、
ブロツク600をブロツク240の回転中心Oの
方へと半径方向内側へと引張る力f1、ブロツク
600をブロツク240の回転中心Oの半径方向
外側へと引張る力f2a及びf2b、及びブロツ
ク600をブロツク240の軌道域内へと近づけ
ようとする押力fとが働く。前記押力fはブロツ
ク600の鍔601a,601bを複写機本体側
板45に当接せしめ、引張り力f2a及びf2b
は引張り力f1より大とされるためにブロツク6
00はブロツク240の回転中心Oの半径方向外
側方向へと付勢され、ブロツク600の半径方向
外側面620aが窓46の曲率半径の大きい方の
端面46aに当接している。 ブロツク600は、円弧状窓46より小さく且
つ概略同形の円弧状の内、外側面620a,62
0bを有するものとして図示されているが、ブロ
ツク600及び窓46はこのような形状に限定さ
れるものではなく任意の形状とされるであろう。 上記構成において、A方向に回転してくるブロ
ツク240は、第20図及び第24図にて理解さ
れるように、先ずブロツク240のテーパ部24
2がブロツク600のテーパ部605に当接し、
次で半径R1′の軌道に位置した突起241がブロ
ツク600の溝拡開入口部602aに案内されて
誘導溝602に嵌合され、光フアイバ手段154
のセンタ154aが光源161のセンタと一致し
且つ光フアイバ手段155のセンタ155aが受
光センサ162のセンタ162aと一致するよう
に導かれる。 この時の現像剤濃度検出装置側のブロツク60
0の位置変化を第22図〜第25図を参照して更
に詳しく説明する。第22図は、ブロツク240
と結合される前のブロツク600の状態を示す断
面図である。ばねの働きによりブロツク600は
最大限においてブロツク240の軌道側へと突出
し且つブロツク240の回転中心Oからは最大限
離れた位置に位置する。このときの光源161及
び受光センサ162は、ブロツク240の回転中
心Oから半径R2上にある。この状態でもしブロ
ツク600を半径方向内側方向へと、又はブロツ
ク240の軌道域から離れる方向へと移動された
とすると、ブロツク600はばね62,63a及
び63bの復元力によつて、初期の位置に再び戻
されるであろう。 回転体300の移動に伴なつて前述のようにブ
ロツク240がブロツク600に係合されると、
ブロツク600は半径方向内側方向へとδ2だけ移
動し(第23図)、ブロツク600、即ち、検出
装置160側の光軸の半径方向位置半径R2ブロ
ツク240、即ち、検出部150側の光軸の半径
方向位置半径R2′と一致する。又、ブロツク60
0は、第22図に示す静止位置よりδ1だけ浮上
し、ばね力fによつてブロツク600とブロツク
240は密着状態に保持される。前述のように、
誘導溝602は、最終位置を602bとする盲溝
になつており、突起241の先端241aが60
2bに突当る事により、光源161の光軸161
aと光フアイバ手段154の光軸154aの光軸
が、又受光センサ162の光軸162aと光フア
イバ手段155の光軸155aが、周方向に一致
される(第25図)。この時ブロツク240の停
止位置よりブロツク600の待機位置を上流側に
ずらしておき、必ず、突起241の先端が盲溝の
最終位置602aに突当たる様に設定してある。
第25図はブロツク240が、停止した状態であ
り、ブロツク600は待機状態よりδ3だけ周方向
に移動している。この状態で、それぞれの光軸は
半径方向、周方向とも一致しており光軸の位置あ
わせが完了する。つまり、現像剤濃度検出部15
0と検出装置160とが連結され、現像ユニツト
の情報が検出装置160へと伝達される。 現像ユニツトからの情報が検出装置160へと
伝達され、必要に応じてトナー補給信号mが発せ
られトナーの補給作業が行なわれる。該現像ユニ
ツトによる現像プロセスが終了すると、回転体3
00は次の現像ユニツトを現像ポジシヨンに位置
せしめるべく移動する。この回転体300の移動
によつてブロツク240は移動し、ブロツク60
0も又ブロツク240の突起241がブロツク6
00の溝602に係合し突起241の先端241
aが溝602の壁602bを押圧することによつ
てブロツク240と共にばね62,63a,63
bの力に抗して移動する。このとき、ブロツク6
00の鍔部601a,601bと本体側板45と
の間には第25図に図示されるように間隙δ1が維
持される。 回転体300の移動の増加につれてブロツク6
00の鍔部601a,601bは本体部に用意さ
れたバネ66を乗り上げさらに本体側板とのすき
間は広げられ、遂には、突起601が盲溝602
から脱することとなりブロツク240とブロツク
600の連結が解除される(第26図)。その後
ブロツク600は、3本のバネにより第21図,
第22図の初期待機状態へと復帰される。 次に、第11図に参照番号470にて示されて
いるが、回転体300の後側板320に隣接して
配置されそして前記の如き態様で作動する現像剤
濃度検出手段450からの信号mによつて付勢さ
れるトナー供給手段140の駆動手段について説
明する。 第6図,第27図及び第28図を参照すると、
シヤツタ板142の一端、即ち現像ユニツト10
1の端部板116に隣接した端部142bには該
端部142bに一体に作動片178が連結され
る。該作動片178は、規制板143に形成され
た長穴143bと貫通してシヤツタ板142の端
部142bに接続された垂直部178aと、該垂
直部178aから水平に延びた水平部178bと
を有し、該水平部178bはシヤツタ板142の
長手方向軸線と概略平行に端部板116の方向へ
と突出した作動部178cを具備する。 現像ユニツト101の端部板116には、第2
8図に最も良く図示されるように、開口部116
aが形成され、該開口部116aにアコーデイオ
ン状の圧縮自在とされるベロー184が装着され
る。該ベロー184はゴム等の弾性材で作製され
好ましくは、第28図に図示されるように、概略
中央部で折返された二重壁構造のゴムベローとさ
れる。前記作動片178の作動部178cが該ゴ
ムベロー184の孔内へと突入される。作動部1
78cの先端178dは直角に屈曲され作用面部
を構成するのが好ましい。ゴムベロー184によ
つて端部板116の開口部116aは完全に閉鎖
され、該開口部116aから現像ユニツト内のト
ナーが外部に飛散することが防止される。 回転体300の後側板302に駆動中継部46
0が設けられる。駆動中継部は、後側板302に
固着されたシリンンダ477と、該シリンダ47
7内に摺動自在に取付けられたピストン476と
を有し、該ピストン476の一端476aはシリ
ンダ477の開口477aより突出し、前記ゴム
ベロー184を介して作動片178の作用面部1
78cに対向している。ピストン476の他端4
76bに形成された頭部にはシリンダ477内に
設けたばね478が当接し、ピストン476を、
第28図でみて左方向へと付勢している。 現像ユニツトが現像ポジシヨンに位置決めされ
ると、回転体300の駆動中継部は、複写機本体
に固着されたソレノイド手段の作動部479が作
用する作動位置にもたらされる。 ソレノイド手段は、第27図に図示されるよう
に、ソレノイド471を有し、該ソレノイド47
1の出力軸には、軸474のまわりに揺動自在に
取付けられたレバー472の一端が連結される。
又、レバー472の他端には駆動板475が取付
けられる。該駆動板475の先端475aは屈曲
され作動面部を提供し、駆動中継部のピストン頭
部476bに対向している。又、駆動板475の
作動面部475aは、レバー472に連結された
戻しばね473によつて、不作動時においてはピ
ストン頭部476bから離間して配置されてい
る。 現像ユニツトが現像ポジシヨンに位置決めしそ
して保持された状態において、現像剤濃度検出手
段が作動し、現像剤濃度が規定レベル以下となつ
ている場合にはトナー補給指令信号mが出され
る。該信号mによりソレノイド471は付勢さ
れ、ばね473に抗してレバー472が軸474
を中心に回動し、駆動板475を矢印479の方
向に駆動せしめる。 駆動板475の矢印479方向の移動により、
作動面部475aがピストン頭部476bに当接
し、該ピストン476を矢印479方向に、ばね
478に抗して駆動せしめる。これによつて、ピ
ストン476はその先端部476aがゴムベロー
184を介してシヤツタ板142の作動片作用面
部178dに当接し、該作動片178を矢印17
9方向、つまりシヤツタ板142の長手軸線方向
に押動する。 該作動片178の移動はシヤツタ板142に伝
達され、シヤツタ板142を引張ばね185に抗
して摺動せしめる。該シヤツタ板142の摺動に
より、トナー室113内のトナーが現像室111
に補給される。斯る作動は現像室111内の現像
剤濃度が所定値となるまで行なわれる。 又、トナー残量検出手段によつてトナー室11
3内のトナーが枯渇したことが検知された場合に
は、補給すべき現像ユニツトが回転体300に対
し着脱可能とされる位置にもたらされたときにト
ナーの補給を行なうか、又は補給トナーなしの信
号が検出されたとき自動的に現像ユニツトを着脱
可能位置に移動させることも可能である。第12
図は回転現像装置100のホームポジシヨン状態
を示すが、この位置では現像ユニツト104が着
脱可能な位置にある。 第29図に図示されるように、複写機本体の手
前側板70には現像ユニツト着脱用開口71が形
成され、又該開口71の下方域に隣接して現像ユ
ニツト着脱用扉72が配置される。該扉72は取
付ブラケツト73及び74によつて揺動自在に取
付けられ、第29図は扉72が矢印75方向に倒
され開かれた状態を示す。扉72は逆方向に揺動
すると、現像ユニツト着脱用開口71を閉鎖す
る。又該扉72には、扉72を第29図の如くに
開いたとき、回転現像装置100の駆動電力を遮
断するスイツチ(図示せず)が設けられる。更に
又、扉72の開作動により回転体300の駆動手
段400は機械的にも制動される。即ち、駆動手
段400には機械的な制動手段が連動しており、
該制動手段は歯車403の軸404に一体に固着
されたブレーキホイール406と、該ブレーキホ
イール406の周面に押し付けられるブレーキシ
ユー411とを具備する。該ブレーシユー411
は枢軸409のまわりに揺動する作動レバー41
0に取付けられる。ブレーキシユー411は、作
動レバー410に張設したばね412によつてブ
レーキホイール406に押接される。しかしなが
ら、作動レバー410には扉72との間にワイヤ
413が連結され、扉72が着脱用開口71を閉
鎖しているときは該ワイヤ413が作動レバー4
10をばね412に抗して引つ張つており、ブレ
ーキシユー411がブレーキホイール406に押
接するのを防止するように構成される。 従つて、扉72が第29図のように開かれたと
きは、ワイヤ413は緩み作動レバー410はば
ね412によつて揺動され、ブレーキシユー41
1がブレーキホイール406に押接される。これ
により駆動手段400には機械的な制動力が加え
られる。 第29図及び第30図において、扉72が開か
れると、本体側板の開口71には現像ユニツトの
手前部分が露呈されると共に、現像ユニツトのト
ナー室113の上方に設けられたトナーカートリ
ツジ250が露呈する。該トナーカートリツジ2
50は周知の構造をした円筒状のカートリツジで
あり、トナー室113のカートリツジケーシング
250aに着脱自在に押入される。 トナーカートリツジは、円筒胴部に長手方向に
延びる開口250aを持ちその開口をシール25
1でシールされている。トナーカートリツジ挿入
時には、現像ユニツトのトナー室113に設けら
れた開口113aにシール251をはがしながら
挿入する。カートリツジ装置時にはシールは完全
にはがされカートリツジの開口250aが開き、
装着後矢印252方向に180゜回転させることによ
りカートリツジ内のトナーが開口250aよりト
ナー室113に落下し、供給できる。 次に、現像ユニツトを回転体300に着脱する
ための手段について説明する。 第1図,第3図及び第4図を参照すると理解さ
れるように、現像ユニツト101,102,10
3及び104は回転体300の現像ユニツト収納
部屋325a,352b,325c及び325d
に適当に収納され、各現像ユニツトの上方及び下
方に位置したレール321によつて保持される。 現像ユニツト収納部屋を画定しそして現像ユニ
ツトを担持しそして保持する上方及び下方レール
321は同じ構造とされるので、第1図で現像ユ
ニツト101を保持した上方レール321の構造
について説明する。 上方レール321の現像ユニツト担持面には、
第31図に図示されるように、現像ユニツトの端
部板115及び116の上面に植設したピン21
1a及び211bに係合し且つ該ピンを案内する
誘導溝321aが形成される。誘導溝321a
は、回転体300の回転軸線と平行に延在する
が、回転体300の奥側においては回転体300
の回転中心側へと変位した終端誘導溝321cを
有し、誘導溝321aと終端誘導溝321cとは
傾斜誘導溝321bにて連結される。 又、誘導溝321bの手前側、つまり入口部に
近接して、第31図で分かるように概略L字状に
なつた係止溝321dが形成される。つまり、係
止溝321dは、誘導溝321aに対し直交した
垂直部321d′と該垂直部321d′から誘導溝3
21aに対し平行に延びる水平部321d″から成
る。更に、前記係止溝321dと協働して現像ユ
ニツトのピン211bを係止するためのフツク3
10が上方レール321の担持面に設けられる。
フツク310は爪部310aと本体部310bと
から成り、本体部310bに長穴310cが形成
される。長穴310cがレール321に植設した
ピン311に摺動自在に嵌合される。本体部31
0bには引張りばね312に連結される。従つて
フツク310は、第31図で右方へと偏倚され、
ピン311に長穴310cが当接して停止してい
る。 現像ユニツトを回転体300に装着するに際し
ては、現像ユニツトの奥側のピン211a及び2
10aが上レール及び下レールの誘導溝321a
に適合され、該誘導溝321aに沿つて現像ユニ
ツトが押入される。第31図は現像ユニツトが回
転体300に装入された状態を示す。この状態に
おいて、現像ユニツトの手前側のピン211b及
び210b(図示せず)は、係止溝垂直部304
dの奥側壁テーパ部aと、フツク爪部テーパ部b
とによつて形成された溝部に位置している。従つ
て、現像ユニツトの把手251を、第29図で矢
印252と反対方向に押すと、現像ユニツトのピ
ン211bは、第31図でフツクの爪310aを
ばね312の力に抗して左側へと移動させなが
ら、係止溝321d内に嵌入する。係止溝321
d中に嵌入したピン211bはフツク310の爪
部310a及び係止溝水平部321d″によつて保
持される(第32図)。同時に、現像ユニツトの
手前に設けたピン212が回転体300の中心板
303の切欠306に係合され、現像ユニツトの
装着作業は終る。 現像ユニツトを回転体300より外す場合に
は、現像ユニツトの把手251を矢印252(第
29図)の方向(半径方向外方向)に引つ張れ
ば、ピン211bがフツク310より外れ、現像
ユニツトは第32図の状態から第31図の状態へ
ともたらされる。このとき、現像ユニツトの手前
のピン212も回転体300の切欠306から外
れる。次いで、現像ユニツトの把手251を手前
(矢印253の方向)に引つ張ることによつて現
像ユニツトは回転体300から取り外すことがで
きる。 第29図に図示されるように、開かれた扉72
の上面は本体側板開口71と整列し且つ現像ユニ
ツトの外形状とされ、現像ユニツトを引き出すと
きの案内を行なう。その態様が第33図に示され
る。 以上イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
及びブラツク(BK)の4つの現像ユニツトに対
して回転体の現像ユニツト収納部屋を1対1に対
応させて順次カラー画像を形成する場合について
説明をしてきたが、各色現像ユニツトを任意の収
納部屋に収納可能とし、回転体内の4つの収納部
屋内の現像ユニツトの色検知を行い、回転モード
を選出して現像を行わせることも可能である。前
述の説明では、4色フルカラー画像を形成させる
時には、表1の12欄に示されるようホームポジシ
ヨンより各色現像ユニツトを45゜−90゜−90゜−90゜
−45゜と移動させるが、例えば、イエロー現像ユ
ニツトと、マゼンタ現像ユニツトが逆であつたと
すると、Y−M−C−BKと静電潜像が形成され
る場合には、ホームポジシヨン135゜−90゜−90゜−
90゜−225゜と回転させて現像を行えば、回転体の
回転方向に対して順次Y−M−C−BKと収納さ
れない場合においても、静電潜像形成順にあわせ
て、現像を行うことができる。また、別例とし
て、回転体の回転方向に対する現像ユニツトの収
納場所を検知して現像ポジシヨンにくる現像ユニ
ツトに対応する潜像を形成するよう制御すること
も可能である。 例えば、回転方向にC−Y−Mの順に現像ユニ
ツトが収納されている時には、1色目の画像形成
時には、シアンの補色であるレツドフイルタを、
2色目には、ブルーフイルタを3色目にはグリー
ンフイルタを用いて現像ユニツトの色と対応する
色分解された静電潜像を形成させれば良い。 具体的には、第20図で説明した回転体内の諸
情報検出装置を現像器の現像剤色検出として用
い、検出された色信号により第2図に図示する色
分解フイルタ17を対応する色フイルタに切換え
ることにより実現できる。第20図では現像剤濃
度検出の場合を例に説明したが、色検出の場合に
は、センサ162として色検知センサを使用し、
現像ユニツト内の現像剤の反射光を色検知センサ
162に導くことにより現像ユニツトの色検出が
行える。 発明の効果 本発明のカラー画像形成装置では、所要の現像
ユニツトを順次共通の現像位置に移動させるから
像担持体の小型化が可能となり、また静電潜像の
現像位置までにおける暗減衰も各色ともに同程度
のものとなつて高画質化が可能となる上に、各現
像ユニツトは現像位置とは異なる着脱位置に於い
て可動支持体に着脱されるから像担持体の損傷の
虞れなくその着脱操作が容易となり、また、各現
像ユニツトは現像位置で駆動歯車と係合するので
着脱位置ではその係合が解除されることからも上
記着脱操作を更に容易とし、かつ着脱位置は全現
像ユニツトに共通の位置であるから着脱操作はこ
の点からも更に簡便となり、装置構成の簡素化に
も寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に適合した回転現像装置の斜
視図である。第2図は、本発明の一実施例を示す
フルカラー電子写真複写機の概略断面図である。
第3図は、回転体の斜視図である。第4図は、現
像ユニツトの斜視図である。第5図は、第4図の
現像ユニツトの横断面図である。第6図は、第4
図の現像ユニツトの内部構造を示す部分破断斜視
図である。第7図及び第8図は、トナー供給手段
の作動状態を説明する部分断面図である。第9図
は、現像剤濃度検出手段の概略説明図である。第
10図は、トナー残量検出手段の概略説明図であ
る。第11図は、回転現像装置を後側板側からみ
た斜視図である。第12図は、回転現像装置のホ
ームポジシヨンを示す概略図である。第13図
は、回転体位置決め手段を示す正面図である。第
14図は、第13図の回転体位置決め手段の部分
斜視図である。第15図は、回転体の速度線図で
ある。第16図は、第15図の速度線図及び
を時間tに対する回転体の移動量で示す。第17
図は、回転現像装置の制御ブロツク図である。第
18図は、モータ制御用CPUの作動を示すフロ
ー図である。第19図は、現像駆動装置の斜視図
である。第20図は、現像ユニツト情報伝達手段
を示す斜視図である。第21図は、第20図の現
像ユニツト情報伝達手段の中の現像剤検出装置を
複写機の後側よりみた正面図である。第22図及
び第23図は、第21図の現像剤検出装置の待機
状態及び作動状態を示す概略断面図である。第2
4図から第26図は、現像ユニツト情報伝達手段
の作動係合状態を時間経過に従つて説明するため
の模式的説明図である。第27図は、トナー供給
手段の駆動手段を示す斜視図である。第28図
は、第27図の駆動手段の概略断面図である。第
29図は、複写機本体側板に形成した現像着脱用
開口及びを示す斜視図である。第30図は、現像
ユニツトに挿入されるトナーカートリツジの斜視
図である。第31図及び第32図は、回転体誘導
溝と現像ユニツト保持ピンとの関係を示す回転体
レールの正面図である。第33図は、第29図と
同様の図であるが、現像ユニツトが着脱用開口か
ら一部突出した状態を示す斜視図である。 1……感光ドラム、100……現像装置、10
1,102,103,104……現像ユニツト、
300……回転体、320……回転軸、330…
…駆動歯車、400……回転体駆動手段、420
……回転体位置決め手段、450……現像ユニツ
ト情報伝達手段、470……トナー供給手段駆動
手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 像担持体と;この像担持体に各色の画像に対
    応する静電潜像を形成する潜像形成手段と;現像
    剤を担持搬送して像担持体に付与する現像剤担持
    部材と、この現像剤担持部材を駆動する駆動力を
    受ける駆動入力歯車とを各々有した複数の現像ユ
    ニツトであつて、夫々異なつた色の現像剤を像担
    持体に付与する複数の現像ユニツトと;この複数
    の現像ユニツトを支持し、所要の現像ユニツトを
    各色に共通の1つの現像位置に移動させるように
    所定の経路に沿つて可動な可動支持体であつて、
    上記複数の現像ユニツトを各々着脱可能に係止す
    る係止手段を夫々持つた複数の収納部を有する可
    動支持体と;上記現像位置に移動して来た現像ユ
    ニツトの駆動入力歯車に係合して駆動力を伝達す
    る駆動歯車を有する駆動手段と;上記現像位置と
    は異なる着脱位置であつて、上記各現像ユニツト
    に共通の1つの着脱位置に来た現像ユニツトを上
    記可動支持体の収納部に着脱操作可能とする開口
    部と;を備えたカラー画像形成装置。 2 前記各現像ユニツトは、ユニツト内の現像剤
    を照射する光を伝達する第1光伝達部材と、この
    光で照射された現像剤からの光りを伝達する第2
    光伝達部材を夫々有しており、前記カラー画像形
    成装置は、現像位置に来た現像ユニツトの第1光
    伝達部材に光を入射させる光源と、第2光伝達部
    材の出射した光を受光する光センサと、光センサ
    の形成した電気信号によりこの現像ユニツト内の
    現像剤の濃度を検出する電気回路とを有してい
    る、特許請求の範囲第1項記載のカラー画像形成
    装置。 3 前記開口部を開閉する扉と、この扉の開放に
    応じて前記可動支持体の移動を抑止する手段とを
    有する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のカ
    ラー画像形成装置。 4 前記着脱位置に1つの現像ユニツトが位置す
    る時、残りの現像ユニツトのいずれも現像位置に
    位置していない特許請求の範囲第1項、第2項又
    は第3項記載のカラー画像形成装置。
JP59216935A 1984-10-16 1984-10-16 カラー画像形成装置 Granted JPS6195370A (ja)

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DE19853536724 DE3536724A1 (de) 1984-10-16 1985-10-15 Farbbilderzeugungsvorrichtung
GB08525444A GB2166671B (en) 1984-10-16 1985-10-16 A color image forming apparatus

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