JPH0398903A - パネル載置用ラック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、パネル載置用ラツクに関する。

（従来の技術） 一般に、組立用ハウス等の壁材は、工場においてパネル
化されて、このパネルをパネル載置用ラックに載置して
、このパネル載置用ラ・ノクを運搬車に積載し、その状
態で建築現場まで運躍し、建築現場で運搬車より降ろし
て組立てて建築している。

上記従来のパネル載置用ラ・７クは、四隅に配置された
支柱間に上下等間隔に複数本の架渡材を架け渡してこの
架渡材の両端部を前記支柱の側面に溶着固定して全体が
固定化されて製作されたものであった。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上記従来のパネル載置用ランクは、全体が固
定化されて製作されているために、パネルを載置する際
に、各上下の架渡材間の間隙からパネルを差し込んで載
置しなければならないために、この作業が行い難いとい
った問題点があった。

更に、下段の架渡材間にパネルを載置する場合はこのパ
ネルは比較的容易に載置することができるが、作業者の
背丈よりも高い位置の上段の架渡材間にパネルを載置す
る場合は、この作業が行い難＜、最も悪い状態ではパネ
ルを上段の架渡材間にパネルを載置するときにこのパネ
ルを落下させる危険性を伴うといった問題点があった。

本発明は、上記の従来のパネル載置用ランクの問題点に
鑑み、この問題点を解消するためになされたものであっ
て、パネルの載置作業が行い易く、作業者が楽な状態で
しかも安全にパネルを載置ことかできるパネル載置用ラ
ンクを提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 複数枚のパネルを載置支持し、運搬車の荷台上に積載し
て運搬するためのパネル載置用ラソクであって、上面部
に嵌合用突起部を有する支持脚がすくなくとも四隅に設
けられた平面視四辺形の基台と、下端部に嵌合用開口部
を有し上端部に嵌合用突起部が設けられた支持脚部を渡
材の両端部に取付けて形成した複数個のパネル載置材と
、これらパネル載置材の上下間あるいはパネル載置材と
前記基台の四隅の支持脚間に配され、下端に嵌合川開口
部が形成され上端に嵌合用突設部が設けられた複数個の
それぞれ高さの異なる間配材と、各部材が組付けられた
状態で最上段のパネル載置材間に架設され、両端部が該
パネル載置材の嵌合用突起部に固定される補強材と、前
記各部材を組立て、パネルを載置する時、あるいはパネ
ルを上から順に下ろしたり、各部材を分解する時に、こ
れらの作業をする者が乗る作業用渡板とからなり、この
作業用渡板は下端部を前記基台に係止し、上端部を前記
パネル載置材の支持脚部あるいは前記間配材の本体部に
係止するすくなくとも一対の側面視略逆Ｌ字形の渡板支
持腕部で支持されることを特徴とする。

（作用） まず基台を据置し、この基台の支持脚の嵌合用突起部に
パネル載置材の嵌合用開口部を嵌合して組立て（場合に
よれば、基台の嵌合用突起部に間配材の嵌を用開口部を
嵌合してからこの間配材にパネル載置材を嵌合させるこ
ともある）、次にこのパネル載置材の嵌合用突起部に適
宜高さ（パネル載置材に載置するパネルの厚さに合った
高さ）の間配材を嵌合して組立てる。

そして、基台上あるいは下段のパネル載置材上にその位
置に適合した厚さのパネルを載置する。

次に、下端を前記基台に係止し上端部を前記パネル載置
材の支持脚部あるいは前記間配材の本体部に係止してす
くなくとも一対の側面視略逆Ｌ字形の渡板支持腕材を取
付ける。

更に、これらの一対の渡板支持腕材の上面間に作業用渡
板を架設する。

この状態で、作業者が作業用渡坂上に乗って、中段のパ
ネルＳ！置村上にその位置に適合した厚さのパネルを載
置する。

次に、この中段のべネル載置材に載置されたパネルの厚
さに適合した高さの間配材を嵌合し、これらの間配材に
次の上段のパネル載置材を組付けする。

その後、この上段のパネル載置材上に前記作業用渡仮に
乗った作業者がその位置に適合した厚さのパネルを載置
する。

このようにして、順次パネル載置材と間配材の組付けと
、パネルの載置を行う。

最後に補強材を最上段のパネル！！置林間に架設し該補
強材の両端部をパネル載置材の嵌合用突起部に固定させ
て、ランク全体の組付けとパネルの載置を終了させる。

そして、パネルを載置した状態でランクを運搬車に積載
して建築現場まで運搬する。建築現場では運搬車にラン
クを積載したままパネルを降ろす。

（実施例） 以下、本発明に係るパネル載置用ラソクの実施例を図面
に基づいて説明する。

第１図はパネル載置用ランクの分解斜視図であり、第２
図、第３図は組立て時の斜視図、第３図は運搬車に積載
するときの状態を示す斜視図である。

本発明に係るパネル載置用ランクは第１図に示すように
、基台１と、複数個のパネル載置材２・・・と、複数個
のそれぞれ高さの異なる間配材３・・・と、一対の渡仮
支持腕材４，４と、補強材５，５とが備えられている。

尚、図中６・・・は添柱、７・・・は固縛具、８・・・
は架材である。

前記基台１は、角パイプ材からなるもので、上面部に嵌
合用突起部１１１が設けられるとともに外側面下端部に
平面視コ字形の添柱４の嵌入固定部１１２が溶着されて
いる支持脚１１・・・が四隅に配置され、これらの支持
脚１１・・・間に架渡材ｌ２・・・が架設されて平面視
四辺形の枠体に形戒されている。

前記嵌合用突起部１１１は根本部より上端部になるにつ
れて基台１における左右方向（以下、パネルを載置する
方向をとらえて前後方向、左右方向という。）のみが先
細りのテーパ形状に形成されている。

尚、図中１３．１３は前後方向に向けて架渡材１２．１
２間に架設溶着された中棧材である。

さらに図中１４・・・は前後方向に配した架渡材１２・
・・の両端に設けられた逆Ｕ字状の吊材である。

前記パネル載置材２・・・は下端部に嵌合用開口部２１
１を有し、上端部に嵌合用突起部２１２が設けられた二
本の角バイブ材からなる支持脚部２１２１の間に角パイ
プ材からなる渡材２２が架設されたものである。

前記嵌合用突起部２１２は根本部より上端部になるにつ
れてパネル載置材２における左右方向のみが先細りのテ
ーパ形状に形成されており、その上面にねじ孔２１３が
設けられている。

間配材３・・・は下端に嵌合用開口部３１が形成され、
上端に嵌合用突設部３２が設けられた角パイプ材からな
るものであり、その高さがこの発明のパネル載置用シッ
クに載置される各種パネルの厚さに適合させるためにそ
れぞれ異なっている。

前記渡板支持腕材４，４は、略逆Ｌ字形の本体部４ｌと
、この本体部４１の上面に設けられた逆小Ｌ字形の渡板
係止用突起部４２と、本体部４１の上部先端に一部が上
面より若干突出すように溶着された平板状の渡板止部４
３と、下端に設けられ前記基台１の架渡材１２に外側よ
り嵌め込まれて係止される側面視略コ字形の基台係止用
の嵌込部４４と、上端側部に設けられ前記パネルｉｉ置
材２の支持脚部２１あるいは前記間配材３の本体部にラ
ンクにおける内側より嵌め込まれて係止される平面視略
小Ｌ字形の引掛係止部４５とが設けられている。

尚、図中４７は本体部４１の上部先端と下端の間に端部
をそれぞれ溶着されて取付けられた補強捧材である。

前記補強材５，５は零体５１が角パイプ材からなり、そ
の両端部に正面視丁字形の固定材５２，５２が溶着され
ている。

すなわち、正面視丁字形の固定材５２．５２の下向き脚
部５２１が本体５１の両端開口部を塞ぐようにして溶着
され、上板の一方が本体５１の両端上面に溶着されて、
本体５１より外側に突設される固定用突設部（上板の他
方）５２２，５２２にねし挿入孔５２３，５２３が穿設
されて、更に、脚部５２１の外面側にＪ字形のラック固
定用フソク５２４．５２４が溶着されている。

前記添材６・・・は横断面形状が前記基台１の平面視コ
字形の嵌入固定部１１２の開口部と前後左右幅が嵌入に
適合する寸法に形成されており、所定の高さ（＆ｌｌ付
けされたパネル載置用ランクの全高より若干短め）とさ
れている。

前記固縛具７・・・は平面視略コ字形をなし、開き方向
に弾性を有し、その両端部分が外向きに若干反り曲がっ
た形状をなしている。

前記架材８．８は角パイプ材からなる本体８１の両端部
にＬ字形の固定用引掛材８２．８２が取付けられたもの
である。

すなわち、Ｌ字形の固定用引掛材８２．８２の一端部が
本体８１の端部上面に溶着されて、本体８１の端部と固
定用引掛材８２．８２の下向き辺８２１との間に前記パ
ネル載置材２の胴部が嵌め入れられるように形成されて
いる。

次に、上記形状よりなる各部材の組立て方法と使用方法
を説明する。

まず基台１を製作工場内等の敷地に据置し、この基台１
の支持脚１１・・・の嵌合用突起部１１１にパネル載置
材２，２の嵌合用開口部２１１を嵌合して組立てる（場
合によれば、基台１の支持脚１ｌ・・・の嵌合用突起部
１１１に間配材３・・・の嵌合用開口部３１を嵌合して
からこの間配材３・・・にパネル載置材２，２を嵌合さ
せることもある〉。

次に、このパネル載置材２．２の嵌合用突起部２１１に
適宜高さ（パネル載置材２，２に載置するパネルの厚さ
に合った高さ）の間配材３・・・の嵌合用開口部３ｌを
嵌合させ、これにパネル載置材２，２と適宜高さ（その
位置に適合したパネル載置材２，２に載置するパネルの
厚さに合った高さ）の間配材３・・・を嵌合して組付け
する。

これとともに、パネル載置材２．２間に、その位置に載
置するパネルの幅に合った左右間隔をもたせて複数本の
架材８・・・をその長手方向をラックの前後方向に向け
て架設し、この架材８・・・の両端部の固定用引掛材８
２．８２をパネル載置材の胴部に係止させる。

これに前後して、基台１上あるいは下段のパネル載置材
２，２上にその位置に適合したパネルＩ４を載置する。

次に、渡板支持腕材４，４の下端の嵌込部４４を基台１
の架渡材１２にラックの外側より嵌込係止するとともに
、上端側部の引掛係止部４５を前記パネル載置材２の支
持脚部２１あるいは前記間配材３の本体部にランクの内
側より嵌込係止して取付ける（第２図参照）。

更に、これらの渡仮支持腕材４．４の上面の渡板係止用
突起部４２と渡板係止部４３間に作業用渡板４６を架設
する（第３図参照）。

この状態で、作業者が作業用渡板４６の上に乗って、中
段のパネル載置材２，２上の架材８．８上にその位置に
適合したパネルＳを載置する。

次に、この中段のパネル載置材２，２に載置されたパネ
ルＳの厚さに適合した高さの間配材３・・・を嵌合し、
これらの間配材３・・・に次の上段のパネル載置材２．
２を嵌合して組付けする。

その後、この上段のパネル載置材２，２上に前記作業用
渡板４６に乗った作業者がその位置に適合した厚さのパ
ネルＷ，Ｍを載置する。

このようにして、順次パネル載置材２・・・と間配材３
・・・の嵌合組付けと、作業用渡板４６上からのパネル
Ｓ，Ｗ，Ｍの載置を行う。

最後に、補強材５．５を最上段のパネル載置材２．２間
に架設し補強材５，５の両端部をパネル載置材２の嵌合
用突起部２１２の上面のねし孔２１３に補強材５のねし
挿入孔５２３を通して取付けネジ９・・・で螺合固定さ
せる。

その後、前記作業用渡板４６を渡仮支持腕材４，４から
取り外し、更にこの渡板支持腕材４，４を取り除く。

次に、これらの作業が終了したら、添柱６・・・の下端
部を基台１の支持脚１１・・・に設けた嵌人固定部１１
２・・・に嵌人してこの添柱６・・・を基台１、パネル
載置材２・・・、間配材３・・・の外面に添設し、その
後固縛具７・・・をパネル載置材２と添柱６あるいは間
配材３と添柱６に側面より弾性挟着する（第４図参照）
。

この状態でクレーン等のワイヤーを吊材１４・・・に通
してラック全体を吊り上げて運搬車に積載し、ローブ、
ワイヤー等をラック固定用フック５２４・・・と車体の
固定用フックとの間に架け渡して全体を固定し、この状
態で建築現場まで運搬して、建築現場で各パネルＨ，Ｗ
，Ｓ，Ｍ・・・を降ろして組立てて建築物を造る。

尚、本実施例にあっては、一対の渡板支持腕材４，４の
みを使用したものについて述べたが、これに限らず、一
対以上（ランクの両側もしくはランクの上下位置等）使
用しても良いものである。

尚、本実施例にあっては架材８・・・を使用したものに
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、架材８・・・
を使用せずにパネルＲ置材２・・・に直接パネルを載置
するものにも適応できる。

更に、この実施例にあっては各部材を主に角パイプ材か
らなるものとしたが、これに限定されず、場合によって
は中実の角材等としても良い。

なお、ランクからパネルを下ろしたり、各部材を分解す
るときも、作業用渡板をラックの側部（左右両側部）に
配置して作業する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、各部材を組立て
ながら順次下段、中段、上段と各種パネルを載置してい
くようにしたので、パネルが！！置し易い。更に、中段
から上段の高い位置にパネルを載置するときに、ラック
に着脱自在に取付けられた渡板支持腕部間に架設される
作業用渡板上に作業者が乗ってパネル載置の作業を行う
ことができるので、パネルの載置作業が行い易く、作業
者が楽な状態でしかも安全にパネルを載置ことかできる
効果を発揮できる。また、パネルをランクから下ろした
り、ラックの各構威部材を分解するときも、これらの作
業を行い易い。

【図面の簡単な説明】

第１図はパネル載置用ラックの分解斜視図であり、第２
図は波板支持腕部を取り付けた状態の組立て時の斜視図
、第３図は渡板支持腕部間に作業用渡板を架設した状態
の組立て時の斜視図、第４図は運搬車に積載するときの
状態を示す斜視図である。 １・・・基台 ｌ１・・・支持脚 １１１・・・嵌合用突起部 ２・・・パネル蔵置台 ２１・・・支持脚部 ２１１・・・嵌合用開口部 ２１２・・・嵌合用突起部 ２２・・・渡板 ３・・・間配材 ３１・・・嵌合用開口部 ３２・・・嵌合用突設部 ４・・・渡仮支持腕部 ４６・・・作業用渡板 ５・・・補強材 二］　５′ｈ．１一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）複数枚のパネルを載置支持し、運搬車の荷台上に積
   載して運搬するためのパネル載置用ラックであって、 上面部に嵌合用突起部を有する支持脚がす くなくとも四隅に設けられた平面視四辺形の基台と、 下端部に嵌合用開口部を有し上端部に嵌合 用突起部が設けられた支持脚部を渡材の両端部に取付け
   て形成した複数個のパネル載置材と、 これらパネル載置材の上下間あるいはパネ ル載置材と前記基台の四隅の支持脚間に配され、下端に
   嵌合用開口部が形成され上端に嵌合用突設部が設けられ
   た複数個のそれぞれ高さの異なる間配材と、 各部材が組付けられた状態で最上段のパネ ル載置材間に架設され、両端部が該パネル載置材の嵌合
   用突起部に固定される補強材と、前記各部材を組立て、
   パネルを載置する時、あるいはパネルを上から順に下ろ
   したり、各部材を分解する時に、これらの作業をする者
   が乗る作業用渡板とからなり、この作業用渡板は下端部
   を前記基台に係止し、上端部を前記パネル載置材の支持
   脚部あるいは前記間配材の本体部に係止するすくなくと
   も一対の側面視略逆Ｌ字形の渡板支持腕部で支持される
   ことを特徴とするパネル載置用ラック。