JPH039641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039641Y2 JPH039641Y2 JP1982162271U JP16227182U JPH039641Y2 JP H039641 Y2 JPH039641 Y2 JP H039641Y2 JP 1982162271 U JP1982162271 U JP 1982162271U JP 16227182 U JP16227182 U JP 16227182U JP H039641 Y2 JPH039641 Y2 JP H039641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- press
- mounting board
- cylindrical
- lift arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、造園業者等が使用する小型の杭圧入
機に関するものである。
機に関するものである。
(従来の技術)
造園業者は通常一般土木と異なつた作業が多
く、従来から人手のかかる仕事が主であり、機械
化しずらい傾向の作業が多かつた。その一つに、
植樹後に木づち等により木の支えとなる木杭を打
つ仕事がある。
く、従来から人手のかかる仕事が主であり、機械
化しずらい傾向の作業が多かつた。その一つに、
植樹後に木づち等により木の支えとなる木杭を打
つ仕事がある。
(考案が解決しようとする問題点)
植樹後であるため、土壌は比較的軟弱である
が、やはり木づち等による木杭の打込みは、かな
りの重労働であり、このような作業を機械化した
い要望がある。
が、やはり木づち等による木杭の打込みは、かな
りの重労働であり、このような作業を機械化した
い要望がある。
一方、コンクリートパイル、鋼矢板等の杭打ち
に使用される大型の杭打機は、この種の小さな木
杭を打つ仕事には全くなじまない。
に使用される大型の杭打機は、この種の小さな木
杭を打つ仕事には全くなじまない。
本考案は、従来の木づち等による杭の打込みを
機械化するもので、既存のローダをベースにして
木杭等の簡便な圧入に適した構造の杭圧入用アタ
ツチメントを取付けることにより、機械化を容易
に達成することを目的とするものである。
機械化するもので、既存のローダをベースにして
木杭等の簡便な圧入に適した構造の杭圧入用アタ
ツチメントを取付けることにより、機械化を容易
に達成することを目的とするものである。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ローダ1におけるリフトシリンダ2
により上下動されるリフトアーム3およびチルト
シリンダ4により進退されるチルトリンク5の先
端部に、バケツトに代えて杭圧入用アタツチメン
ト6の取付け基板7を着脱可能に装着し、上記杭
圧入用アタツチメント6は、取付け基板7の前面
に杭15を嵌合保持する円筒キヤツプ形の杭保持
部13およびその下側に一体形成された半円筒形
の杭保持部14を固着するとともに、この半円筒
形の杭保持部14の切欠き開口部の一側から他側
にわたつて、杭保持部13,14に嵌合した杭1
5を外側から押えるスプリングバンド16を張設
した杭圧入機である。
により上下動されるリフトアーム3およびチルト
シリンダ4により進退されるチルトリンク5の先
端部に、バケツトに代えて杭圧入用アタツチメン
ト6の取付け基板7を着脱可能に装着し、上記杭
圧入用アタツチメント6は、取付け基板7の前面
に杭15を嵌合保持する円筒キヤツプ形の杭保持
部13およびその下側に一体形成された半円筒形
の杭保持部14を固着するとともに、この半円筒
形の杭保持部14の切欠き開口部の一側から他側
にわたつて、杭保持部13,14に嵌合した杭1
5を外側から押えるスプリングバンド16を張設
した杭圧入機である。
(作用)
本考案は、杭保持部13,14およびスプリン
グバンド16により簡便に保持された杭15の傾
斜角をチルトリンク5により調整しつつ、リフト
アーム3を下降させ、車体重量をリフトアーム3
の先端部にかけながら杭15を土中に圧入する。
圧入後は、リフトアーム3により取付け基板7を
上昇させ、杭保持部13,14およびスプリング
バンド16を杭15から外す。
グバンド16により簡便に保持された杭15の傾
斜角をチルトリンク5により調整しつつ、リフト
アーム3を下降させ、車体重量をリフトアーム3
の先端部にかけながら杭15を土中に圧入する。
圧入後は、リフトアーム3により取付け基板7を
上昇させ、杭保持部13,14およびスプリング
バンド16を杭15から外す。
(実施例)
以下、本考案を図面に示される実施例を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図に示すように、ホイールタイプローダ1
におけるリフトシリンダ2により上下動されるリ
フトアーム3およびチルトシリンダ4により進退
されるチルトリンク5の先端部にピンを介しクイ
ツクカプラ11を設け、このクイツクカプラ11
を介して、本来のバケツトに代えて、杭圧入用ア
タツチメント6の取付け基板7を着脱自在に装着
する。前記クイツクカプラ11とは、積込み機械
(ローダ)のリフトアームおよびチルトリンクの
先端部にバケツト等のアタツチメントをワンタツ
チで着脱できる結合装置である。このクイツクカ
プラ11は、例えば特開昭53−139302号公報に示
されるように、アタツチメント上部に設けられた
一対のフツクにカプラ上部の横棒を下側から係合
するとともに、アタツチメント下部に設けられた
一対の横穴にカプラ下部のスライドピンを内側か
ら挿入して、アタツチメントを簡単に一体化でき
るものである。
におけるリフトシリンダ2により上下動されるリ
フトアーム3およびチルトシリンダ4により進退
されるチルトリンク5の先端部にピンを介しクイ
ツクカプラ11を設け、このクイツクカプラ11
を介して、本来のバケツトに代えて、杭圧入用ア
タツチメント6の取付け基板7を着脱自在に装着
する。前記クイツクカプラ11とは、積込み機械
(ローダ)のリフトアームおよびチルトリンクの
先端部にバケツト等のアタツチメントをワンタツ
チで着脱できる結合装置である。このクイツクカ
プラ11は、例えば特開昭53−139302号公報に示
されるように、アタツチメント上部に設けられた
一対のフツクにカプラ上部の横棒を下側から係合
するとともに、アタツチメント下部に設けられた
一対の横穴にカプラ下部のスライドピンを内側か
ら挿入して、アタツチメントを簡単に一体化でき
るものである。
上記ホイールタイプローダ1は、前輪側ボデイ
8と後輪側ボデイ9とを車体中央部の回動軸を介
して連結したアーテイキユレイト構造に形成され
ており、小まわりがきくし、操縦はパワーステア
リングのハンドル10により行うことができ、し
たがつて、杭の圧入位置を容易に決めることがで
きる。
8と後輪側ボデイ9とを車体中央部の回動軸を介
して連結したアーテイキユレイト構造に形成され
ており、小まわりがきくし、操縦はパワーステア
リングのハンドル10により行うことができ、し
たがつて、杭の圧入位置を容易に決めることがで
きる。
また、リフトシリンダ5の油圧力は、リフトア
ーム3を下げることにより車体を持上げることが
できる程の力に設定しておくと、車体重量をリフ
トアーム3の先端部にかけることができる。
ーム3を下げることにより車体を持上げることが
できる程の力に設定しておくと、車体重量をリフ
トアーム3の先端部にかけることができる。
また、第2図に示すように、前記杭圧入用アタ
ツチメント6は、上記取付け基板7の前面に、杭
を嵌合保持する円筒キヤツプ形の杭保持部13お
よびその下側に一体形成された半円筒形の杭保持
部14を固着するとともに、この半円筒形の杭保
持部14の切欠き開口部(前面部)の一側から他
側にわたつて、杭保持部13,14に嵌合した木
杭15を外側から押えるスプリングバンド16を
張設する。上記取付け基板7の上端には、この基
板7が一定の角度に傾斜したとき水平となる上面
17を有するレベルプレート18が一体的に設け
られている。
ツチメント6は、上記取付け基板7の前面に、杭
を嵌合保持する円筒キヤツプ形の杭保持部13お
よびその下側に一体形成された半円筒形の杭保持
部14を固着するとともに、この半円筒形の杭保
持部14の切欠き開口部(前面部)の一側から他
側にわたつて、杭保持部13,14に嵌合した木
杭15を外側から押えるスプリングバンド16を
張設する。上記取付け基板7の上端には、この基
板7が一定の角度に傾斜したとき水平となる上面
17を有するレベルプレート18が一体的に設け
られている。
そうして、第3図に示すように、植樹後の木1
9の支えとなる木杭15を一定の傾斜角に保ちな
がら、リフトシリンダ2によりリフトアーム3を
押下げて、木杭15を土中に斜めに圧入する。上
記木杭15に一定傾斜角の保持は、オペレータか
ら容易に確認できる上記レベルプレート18の上
面17が常に水平になるように、チルトシリンダ
4によりチルトリンク5を操作て、取付け基板7
の傾きを一定に調整すればよい。
9の支えとなる木杭15を一定の傾斜角に保ちな
がら、リフトシリンダ2によりリフトアーム3を
押下げて、木杭15を土中に斜めに圧入する。上
記木杭15に一定傾斜角の保持は、オペレータか
ら容易に確認できる上記レベルプレート18の上
面17が常に水平になるように、チルトシリンダ
4によりチルトリンク5を操作て、取付け基板7
の傾きを一定に調整すればよい。
圧入後は、リフトアーム3により取付け基板7
を上昇させ、杭保持部13,14およびスプリン
グバンド16を木杭15から外す。スプリングバ
ンド16は、木杭15を弾力的に保持しているの
で、土中に圧入された木杭15に対し比較的容易
に外れる。
を上昇させ、杭保持部13,14およびスプリン
グバンド16を木杭15から外す。スプリングバ
ンド16は、木杭15を弾力的に保持しているの
で、土中に圧入された木杭15に対し比較的容易
に外れる。
なお、前記クイツクカプラ11を使えば、バケ
ツト作業と杭圧入作業との切換を容易に行え、便
利である。
ツト作業と杭圧入作業との切換を容易に行え、便
利である。
[考案の効果]
本考案によれば、ローダのリフトアームおよび
チルトリンクの先端部にバケツトに代えて杭圧入
用アタツチメントの取付け基板を着脱可能に装着
したから、既存のローダの車両,リフトアームお
よびチルトリンク等の諸機能を杭圧入に有効利用
して、従来の木づち等による杭の打込みを容易に
機械化することができる。例えば、ローダのよう
に小まわりのきく車両のフロントに位置するリフ
トアームの先端部にこの杭圧入用アタツチメント
を設けたから、杭の圧入位置を容易に決めること
ができ、また、杭の傾斜角をチルトリンクにより
調整しつつ、リフトアームを下降させ、車体重量
をリフトアームの先端部にかけながら杭を土中に
圧入でき、造園業者による植樹後の木の支えとな
る杭の立設作業に適する。
チルトリンクの先端部にバケツトに代えて杭圧入
用アタツチメントの取付け基板を着脱可能に装着
したから、既存のローダの車両,リフトアームお
よびチルトリンク等の諸機能を杭圧入に有効利用
して、従来の木づち等による杭の打込みを容易に
機械化することができる。例えば、ローダのよう
に小まわりのきく車両のフロントに位置するリフ
トアームの先端部にこの杭圧入用アタツチメント
を設けたから、杭の圧入位置を容易に決めること
ができ、また、杭の傾斜角をチルトリンクにより
調整しつつ、リフトアームを下降させ、車体重量
をリフトアームの先端部にかけながら杭を土中に
圧入でき、造園業者による植樹後の木の支えとな
る杭の立設作業に適する。
さらに、本考案によれば、円筒キヤツプ形およ
び半円筒形の杭保持部に嵌合された杭をスプリン
グバンドにより弾力的に押さえて簡便に保持して
いるから、杭圧入後は、リフトアームにより取付
け基板を上昇させるだけで、前記杭保持部および
スプリングバンドを杭から簡単に外すことがで
き、杭の脱着が容易にでき作業性が良い。
び半円筒形の杭保持部に嵌合された杭をスプリン
グバンドにより弾力的に押さえて簡便に保持して
いるから、杭圧入後は、リフトアームにより取付
け基板を上昇させるだけで、前記杭保持部および
スプリングバンドを杭から簡単に外すことがで
き、杭の脱着が容易にでき作業性が良い。
第1図は本考案の杭圧入機の一実施例を示す側
面図、第2図はその杭圧入用アタツチメントの斜
視図、第3図はその使用状態を示す側面図であ
る。 1…ローダ、2…リフトシリンダ、3…リフト
アーム、4…チルトシリンダ、5…チルトリン
ク、6…杭圧入用アタツチメント、7…取付け基
板、13,14…杭保持部、15…杭、16…ス
プリングバンド。
面図、第2図はその杭圧入用アタツチメントの斜
視図、第3図はその使用状態を示す側面図であ
る。 1…ローダ、2…リフトシリンダ、3…リフト
アーム、4…チルトシリンダ、5…チルトリン
ク、6…杭圧入用アタツチメント、7…取付け基
板、13,14…杭保持部、15…杭、16…ス
プリングバンド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ローダにおけるリフトシリンダにより上下動
されるリフトアームおよびチルトシリンダによ
り進退されるチルトリンクの先端部に、バケツ
トに代えて杭圧入用アタツチメントの取付け基
板を着脱可能に装着し、上記杭圧入用アタツチ
メントは、取付け基板の前面に杭を嵌合保持す
る円筒キヤツプ形の杭保持部およびその下側に
一体形成された半円筒形の杭保持部を固着する
とともに、この半円筒形の杭保持部の切欠き開
口部の一側から他側にわたつて、杭保持部に嵌
合した杭を外側から押えるスプリングバンドを
張設したことを特徴とする杭圧入機。 (2) 取付け基板は、この基板が一定の角度に傾斜
したときに水平となる上面を有するレベルプレ
ートを一体的に設けてなるものであることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
杭圧入機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16227182U JPS5964649U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 杭圧入機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16227182U JPS5964649U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 杭圧入機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964649U JPS5964649U (ja) | 1984-04-28 |
JPH039641Y2 true JPH039641Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30356384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16227182U Granted JPS5964649U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 杭圧入機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964649U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242113Y2 (ja) * | 1984-10-26 | 1990-11-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087816A (ja) * | 1973-11-29 | 1975-07-15 |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP16227182U patent/JPS5964649U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087816A (ja) * | 1973-11-29 | 1975-07-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5964649U (ja) | 1984-04-28 |
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