JPH0395358A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
空気調和装置の運転制御装置Info
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- JPH0395358A JPH0395358A JP1234320A JP23432089A JPH0395358A JP H0395358 A JPH0395358 A JP H0395358A JP 1234320 A JP1234320 A JP 1234320A JP 23432089 A JP23432089 A JP 23432089A JP H0395358 A JPH0395358 A JP H0395358A
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Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、運転容量の調節可能な圧縮機を備えた空気調
和装置の運転制御装置に係り、特に吐出管温度の過上昇
を防止するようにしたものの改良こ関する。
和装置の運転制御装置に係り、特に吐出管温度の過上昇
を防止するようにしたものの改良こ関する。
(従来の技術)
従来より、例えば特開昭63−297784号公報に開
示される如く、運転容量の調節可能な圧縮機を備えた空
気調和装置において、圧縮磯の吐出管温度を検出し、運
転中に吐出管恩度が所定の)Jr’A QEA度以上に
達するとタイマをセットして、タイマの設定時間の間吐
出管温度が基準温度以上のときには圧縮機の運転容量の
上限値を低くするよう制御することにより、吐出管温度
の過上昇による圧縮機の循環油の性能を良好に維持する
とともに、その際生じうる制御のオーバーシュートを防
止するようにしたものは公知の技術である。
示される如く、運転容量の調節可能な圧縮機を備えた空
気調和装置において、圧縮磯の吐出管温度を検出し、運
転中に吐出管恩度が所定の)Jr’A QEA度以上に
達するとタイマをセットして、タイマの設定時間の間吐
出管温度が基準温度以上のときには圧縮機の運転容量の
上限値を低くするよう制御することにより、吐出管温度
の過上昇による圧縮機の循環油の性能を良好に維持する
とともに、その際生じうる制御のオーバーシュートを防
止するようにしたものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来のもののように、吐出管温度が過上昇1−でい
る状態がある設定時1i?J維持されたときに圧縮機の
運転容量の上限値を低くするようにした場合、運転条件
の変化で吐出管温度が一時的に上昇しても直ぐに下降す
るようなときには圧縮機の運転容量を低減しないで済む
ので、いわゆる制御のオーバーシュートを防止すること
ができる。
る状態がある設定時1i?J維持されたときに圧縮機の
運転容量の上限値を低くするようにした場合、運転条件
の変化で吐出管温度が一時的に上昇しても直ぐに下降す
るようなときには圧縮機の運転容量を低減しないで済む
ので、いわゆる制御のオーバーシュートを防止すること
ができる。
しかしながら、上記従来のものでは次のような問題があ
る。すなわち、吐出管a度が過上昇してガードタイマが
セットされた場合、その設定時間中はガードタイマがか
かった状態となるので、その間に吐出管温度が上昇を続
けても圧縮機の運転容量を変更指令が出力されない。一
方、通常、冷房運転時には低圧を、暖房運転時には高圧
を一定にするよう圧縮機の容量を制御する低圧一定制御
又は高圧一定制御が行われるので、高圧又は低圧が過上
昇することはないが、例えば冷媒循環量が少なくなって
いる場合等には、高圧又は低圧が過上昇していなくても
冷媒の欠乏により吐出管温度だけが過上昇を続けること
があり、そのようなときには吐出管温度の過上昇を有効
に防止できない虞れがある。
る。すなわち、吐出管a度が過上昇してガードタイマが
セットされた場合、その設定時間中はガードタイマがか
かった状態となるので、その間に吐出管温度が上昇を続
けても圧縮機の運転容量を変更指令が出力されない。一
方、通常、冷房運転時には低圧を、暖房運転時には高圧
を一定にするよう圧縮機の容量を制御する低圧一定制御
又は高圧一定制御が行われるので、高圧又は低圧が過上
昇することはないが、例えば冷媒循環量が少なくなって
いる場合等には、高圧又は低圧が過上昇していなくても
冷媒の欠乏により吐出管温度だけが過上昇を続けること
があり、そのようなときには吐出管温度の過上昇を有効
に防止できない虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、タイマの設定時問中に吐出管7R度が過上昇した
ときに圧縮機の容量を低減する手段を講ずることにより
、制御のオーバーシュートを払くことなく、吐出管温度
の過上昇を有効に防止することにある。
的は、タイマの設定時問中に吐出管7R度が過上昇した
ときに圧縮機の容量を低減する手段を講ずることにより
、制御のオーバーシュートを払くことなく、吐出管温度
の過上昇を有効に防止することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明の解決手段は、吐出管温
度が過上昇してタイマを設定する所定の第12!L$温
度よりも高い第2基準温度以上になったときには、タイ
マの制御を無視して、圧縮機の運転容量を強制的に低減
させることにある。
度が過上昇してタイマを設定する所定の第12!L$温
度よりも高い第2基準温度以上になったときには、タイ
マの制御を無視して、圧縮機の運転容量を強制的に低減
させることにある。
具体的には、第1の解決手段は、第1図に示すように、
容量調節手段(2)により運転容量を可変に調節される
圧縮機(1)を備えた空気調和装置を前提とする。
容量調節手段(2)により運転容量を可変に調節される
圧縮機(1)を備えた空気調和装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、圧縮機(
1)の吐出管温度を険出する吐出管温度検出手段(TH
4)と、該吐出管温度検出手段(TH4)により検出さ
れる吐出管温度が所定の第1基準温度以上となる状態か
設定時間の間継続されたときには上記圧縮機(1)の運
転容量の上限値か低く制限されるよう上記容量調節手段
(2)を制御する容量制御手段(51)とを設けるもの
とする。
1)の吐出管温度を険出する吐出管温度検出手段(TH
4)と、該吐出管温度検出手段(TH4)により検出さ
れる吐出管温度が所定の第1基準温度以上となる状態か
設定時間の間継続されたときには上記圧縮機(1)の運
転容量の上限値か低く制限されるよう上記容量調節手段
(2)を制御する容量制御手段(51)とを設けるもの
とする。
さらに、吐出管温度が上記第1基準温度よりも所定値だ
け高い第2基準温度以上になると、上記容量制御手段(
51)による制御を強制的に停止させて圧縮機(1)の
運転容量の上限鎖が低く制限されるよう上記容量調節手
段(2)を設ける購戊としたものである。
け高い第2基準温度以上になると、上記容量制御手段(
51)による制御を強制的に停止させて圧縮機(1)の
運転容量の上限鎖が低く制限されるよう上記容量調節手
段(2)を設ける購戊としたものである。
第2の解決手段は、上記第1の解決手段における容量調
節手段(2)にインバータ(2a)を設る構或としたも
のである。
節手段(2)にインバータ(2a)を設る構或としたも
のである。
(作・用)
以上の描成により、請求項(1)の発明では、装置の運
転中、吐出管忍度か上昇して第1基準温度以上の状熊か
所定の設定時間の間継続されると、容量制御手段(51
)により、圧縮機(1)の運転容量の上限値が低くなる
ように容量調節手段(2)か制御され、制御のオーバー
シュートを防止しながら、圧縮機(1)の潤滑油機能の
維持か図られる。
転中、吐出管忍度か上昇して第1基準温度以上の状熊か
所定の設定時間の間継続されると、容量制御手段(51
)により、圧縮機(1)の運転容量の上限値が低くなる
ように容量調節手段(2)か制御され、制御のオーバー
シュートを防止しながら、圧縮機(1)の潤滑油機能の
維持か図られる。
そのとき、上記設定時間の間は圧縮機(1)の運転容量
の調節が行われない状態となっているために、その間に
吐出管温度が上昇していくと、圧縮機(1)の潤滑性能
に支障をきたす虞れがあるが、容量低減手段(52)に
より、吐出管温度が上記第1基!fI温度よりも所定温
度だけ高い第2基準温度よりも高くなった時には、上記
容量制御手段(51)による制御を強制的に停止させて
、無条件に容量の上限値を低減するように制御されるの
で、圧縮機(1)の潤滑不良等の虞れか防止される。し
たがって、制御のオーバーシュートによるハンチング等
の問題を招くことなく、圧縮機(1)の信頼性が向上す
ることになる。
の調節が行われない状態となっているために、その間に
吐出管温度が上昇していくと、圧縮機(1)の潤滑性能
に支障をきたす虞れがあるが、容量低減手段(52)に
より、吐出管温度が上記第1基!fI温度よりも所定温
度だけ高い第2基準温度よりも高くなった時には、上記
容量制御手段(51)による制御を強制的に停止させて
、無条件に容量の上限値を低減するように制御されるの
で、圧縮機(1)の潤滑不良等の虞れか防止される。し
たがって、制御のオーバーシュートによるハンチング等
の問題を招くことなく、圧縮機(1)の信頼性が向上す
ることになる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明にお
ける容fflF]節手段(2)の作用として、インバー
タ(2a)により、圧縮機(1)の運転容量が調節され
るので、より微細な容量調節により、上記請求項(1)
の発明の実効が図られることになる。
ける容fflF]節手段(2)の作用として、インバー
タ(2a)により、圧縮機(1)の運転容量が調節され
るので、より微細な容量調節により、上記請求項(1)
の発明の実効が図られることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)において、(
1)は圧縮機であって、該圧縮機(1)は出力周波数を
30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変に切換えられ
るインバータ(2a)により容量が調整される第1圧縮
機(1a)と、パイロット圧の高低で差動ずるアンロー
ダ(2b)により容量がフル口一K(100% 60H
z相当)およびアンロード(50%30Hz相当)の2
段階に調整される第2圧縮機(1b)とを逆止弁(1e
)を介して並列に接続して構成されており、インバータ
(2a)の出力周波数とアンローダ(2b)のアンロー
ド,フルロードの組み合わせにより、圧縮機(1)の運
転容量を30〜130Hzの範囲で10Hz刻みに調節
するようになされている。すなわち、インバータ02a
)とアンローダ(2b)とにより、圧縮機(1)の運転
容量を可変に調節する容量調節手段(51)が構或され
ている。
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)において、(
1)は圧縮機であって、該圧縮機(1)は出力周波数を
30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変に切換えられ
るインバータ(2a)により容量が調整される第1圧縮
機(1a)と、パイロット圧の高低で差動ずるアンロー
ダ(2b)により容量がフル口一K(100% 60H
z相当)およびアンロード(50%30Hz相当)の2
段階に調整される第2圧縮機(1b)とを逆止弁(1e
)を介して並列に接続して構成されており、インバータ
(2a)の出力周波数とアンローダ(2b)のアンロー
ド,フルロードの組み合わせにより、圧縮機(1)の運
転容量を30〜130Hzの範囲で10Hz刻みに調節
するようになされている。すなわち、インバータ02a
)とアンローダ(2b)とにより、圧縮機(1)の運転
容量を可変に調節する容量調節手段(51)が構或され
ている。
さらに、上記室外ユニット(A)には、上記第1,第2
圧縮機(la ) . (lb )から吐出されるガ
ス中の油をそれぞれ分離する第1,第2曲分離器(4a
) , (4b )と、冷房運転時には図中実線の
如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切換わる四
路切換弁(5)と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に
蒸発器となる室外熱交換器(6)および該室外熱交換器
(6)に付設された2台の室外ファン(6a),(6b
)と、冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転時に
は冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化
した冷媒【貯蔵するレシーバ(9)と、アキュムレータ
(10)とが主要機器として内蔵されていて、該各機器
(1)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(17ノで冷媒
の流通可能に接続されている。
圧縮機(la ) . (lb )から吐出されるガ
ス中の油をそれぞれ分離する第1,第2曲分離器(4a
) , (4b )と、冷房運転時には図中実線の
如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切換わる四
路切換弁(5)と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に
蒸発器となる室外熱交換器(6)および該室外熱交換器
(6)に付設された2台の室外ファン(6a),(6b
)と、冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転時に
は冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化
した冷媒【貯蔵するレシーバ(9)と、アキュムレータ
(10)とが主要機器として内蔵されていて、該各機器
(1)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(17ノで冷媒
の流通可能に接続されている。
また、上1.コ室内ユニット(B)〜(F)は同一溝成
であり、各々、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には
凝縮器となる室内熱交換器(12)・およびそのファン
(12a)・・・を備え、かつ該室内熱交換器(12)
・・・の岐冷媒分岐管(1 1a )・・・には、暖房
運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷媒の絞り作
用を行う室内電動膨張弁(13)・・・がそれぞれ介設
され、合流後手動閉鎖弁(17)を介し連絡配管(1
lb >によって室外ユニット(A)との間を接続され
ている。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(11)に
より、冷媒の流通可能に接続されていて、室外空気との
熱交換により得た熱を室内空気に放出するようにした主
冷媒回路(14)が構威されている。
であり、各々、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には
凝縮器となる室内熱交換器(12)・およびそのファン
(12a)・・・を備え、かつ該室内熱交換器(12)
・・・の岐冷媒分岐管(1 1a )・・・には、暖房
運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷媒の絞り作
用を行う室内電動膨張弁(13)・・・がそれぞれ介設
され、合流後手動閉鎖弁(17)を介し連絡配管(1
lb >によって室外ユニット(A)との間を接続され
ている。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(11)に
より、冷媒の流通可能に接続されていて、室外空気との
熱交換により得た熱を室内空気に放出するようにした主
冷媒回路(14)が構威されている。
次に、(1 1e )は、吐出管と液管側とを吐出ガス
(ホットガス)のバイパス可能に接続する暖房過負倚制
御用バイパス路であって、該バイパスM8(llc)に
は、室外熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された
補助熱交換器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の
高圧時に開作動する電磁開閉弁(24)が順次直列にか
つ室外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房
運耘時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上
記電磁開閉弁(24)がオンつまり開状態になって、吐
出ガスの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御
用バイパス路(1 1 e)にバイパスするようにして
いる。このとき、吐出ガスの一部を補助熱交換器(22
)で凝縮させて室外熱交換器(6)の能力を補助すると
ともに、キャビラリ(28)で室外熱交換器(6)側の
圧力損失とのバランスを取るようになされている。
(ホットガス)のバイパス可能に接続する暖房過負倚制
御用バイパス路であって、該バイパスM8(llc)に
は、室外熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された
補助熱交換器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の
高圧時に開作動する電磁開閉弁(24)が順次直列にか
つ室外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房
運耘時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上
記電磁開閉弁(24)がオンつまり開状態になって、吐
出ガスの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御
用バイパス路(1 1 e)にバイパスするようにして
いる。このとき、吐出ガスの一部を補助熱交換器(22
)で凝縮させて室外熱交換器(6)の能力を補助すると
ともに、キャビラリ(28)で室外熱交換器(6)側の
圧力損失とのバランスを取るようになされている。
さらに、(1 1g )は上記暖房過負荷バイパス路(
1 1c )の液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸
入ラインとの間を接続し、冷暖房運転時に吸大ガスの過
熱度を調節するためのリキッドインジエクションバイパ
ス路であって、該バイパス路(1 1g )には圧縮機
(1)のオン・オフと連動して開閉するインジェクショ
ン用電磁弁(29)と、キャピラリ (30)とが介設
されている。
1 1c )の液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸
入ラインとの間を接続し、冷暖房運転時に吸大ガスの過
熱度を調節するためのリキッドインジエクションバイパ
ス路であって、該バイパス路(1 1g )には圧縮機
(1)のオン・オフと連動して開閉するインジェクショ
ン用電磁弁(29)と、キャピラリ (30)とが介設
されている。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管
(11)中の液玲媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて、連絡配管(1 l b)における冷媒の過熱度の
上昇を補償するための吸入管熱交換器である。
(11)中の液玲媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて、連絡配管(1 l b)における冷媒の過熱度の
上昇を補償するための吸入管熱交換器である。
ここで、装置には多くのセンサ類が配置されていて、(
THI)・・・は各室内温度を検出する室温サーモスタ
ット、(TH2)・・・および(TH3)・・は各々室
内熱交換器(12)・・の岐側およびガス側配管におけ
る冷媒の温度を検出する室内液温センサ及び室内ガス温
センサ、(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度を検出
する吐出管温度検出手段としての吐出管センサ、(TH
5)は暖房運転時に室外熱交換器(6)の出口温度から
着霜状態を検出するデフロストセンサ、(TH6)は上
記吸入管熱交換器(31)の下流側の吸入管(11)に
配置され、吸入管温度を検出する吸入管センサ、(TH
7)は室外熱交換器(6)の空気吸込口に配置され、吸
込空気温度を倹出する外気温センサ、(P1)は冷房運
転時には冷媒圧力の低圧つまり蒸発圧力相当飽和温度T
eを、暖房運転峙には高圧つまり凝縮圧力相当飽和温度
Tcを検出する圧カセンサである。
THI)・・・は各室内温度を検出する室温サーモスタ
ット、(TH2)・・・および(TH3)・・は各々室
内熱交換器(12)・・の岐側およびガス側配管におけ
る冷媒の温度を検出する室内液温センサ及び室内ガス温
センサ、(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度を検出
する吐出管温度検出手段としての吐出管センサ、(TH
5)は暖房運転時に室外熱交換器(6)の出口温度から
着霜状態を検出するデフロストセンサ、(TH6)は上
記吸入管熱交換器(31)の下流側の吸入管(11)に
配置され、吸入管温度を検出する吸入管センサ、(TH
7)は室外熱交換器(6)の空気吸込口に配置され、吸
込空気温度を倹出する外気温センサ、(P1)は冷房運
転時には冷媒圧力の低圧つまり蒸発圧力相当飽和温度T
eを、暖房運転峙には高圧つまり凝縮圧力相当飽和温度
Tcを検出する圧カセンサである。
なお、上記各主要機器以外に補助用の諸機器か設けられ
ている。(1f)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(
1 1c )に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止
時およびアンロード状態時に「開」となり、フルロード
状態で「閉」となるアンローダ用電磁弁、(Ig)は上
記バイパス路(1 1c )に介設されたキャピラリ、
(21)は吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガス
バイパス路(lid)に介設されて、サーモオフ状態等
による圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作
動する均圧用電磁弁、(33a)’, (33b)は
それぞれキャビラリ (32a). (32b)を介
して上記第1,第2油分離器(4a),(4b)から第
1,第2圧縮機(la ) , (lb )に油を戻
すための油戻し管である。
ている。(1f)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(
1 1c )に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止
時およびアンロード状態時に「開」となり、フルロード
状態で「閉」となるアンローダ用電磁弁、(Ig)は上
記バイパス路(1 1c )に介設されたキャピラリ、
(21)は吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガス
バイパス路(lid)に介設されて、サーモオフ状態等
による圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作
動する均圧用電磁弁、(33a)’, (33b)は
それぞれキャビラリ (32a). (32b)を介
して上記第1,第2油分離器(4a),(4b)から第
1,第2圧縮機(la ) , (lb )に油を戻
すための油戻し管である。
また、図中、(HPS)は圧縮機保護用の高圧圧力開閉
器、(S P)はサービスポート、(GP)はゲージボ
ートである。
器、(S P)はサービスポート、(GP)はゲージボ
ートである。
そして、上記各電磁弁およびセンサ類は各主要機器と共
にコントローラ(図示せず)に信号線で接続され、該コ
ントローラにより、センサ類で検知される空気調和装置
の運転状態に応じて空気調和装置の各機器の運転が制御
されるようになされている。
にコントローラ(図示せず)に信号線で接続され、該コ
ントローラにより、センサ類で検知される空気調和装置
の運転状態に応じて空気調和装置の各機器の運転が制御
されるようになされている。
空気調和装置の冷房運転時、四路切換弁(2)が図中実
線側に切換わり、補助熱交換器(22)の電磁開閉弁(
24)が常時開いて、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が
室外熱交換器(6)及び補助熱交換器(22)で凝縮さ
れ、連絡配管(1 lb )を経て各室内ユニット(B
)〜(F)に分岐して送られる。各室内ユニット(B)
〜(F)では、各室内電動膨張弁(13).・・・で減
圧され、各室内熱交換器(12),・・・で蒸発した後
合流して、室外ユニット(A)にガス状態で戻り、圧縮
機(1)に吸入されるように循環する。そのとき、上記
圧カセンサ(P1)で検出される低圧Teが一定値にな
るよう圧縮機(1)の運転容量を制御する低圧制御が行
われる。
線側に切換わり、補助熱交換器(22)の電磁開閉弁(
24)が常時開いて、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が
室外熱交換器(6)及び補助熱交換器(22)で凝縮さ
れ、連絡配管(1 lb )を経て各室内ユニット(B
)〜(F)に分岐して送られる。各室内ユニット(B)
〜(F)では、各室内電動膨張弁(13).・・・で減
圧され、各室内熱交換器(12),・・・で蒸発した後
合流して、室外ユニット(A)にガス状態で戻り、圧縮
機(1)に吸入されるように循環する。そのとき、上記
圧カセンサ(P1)で検出される低圧Teが一定値にな
るよう圧縮機(1)の運転容量を制御する低圧制御が行
われる。
一方、暖房運転時には、四路切換弁(5)か図中破線側
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となって
、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器(1
2).・・・て凝縮され、合流して液状態で室外ユニッ
ト(A)に流れ、室外電動膨張弁(8),・・・により
減圧され、室外熱交換器(6)で蒸発した後圧縮機(1
)に戻るように循環する。そして、そのとき、上記圧カ
センサ(P1)で検出される高圧Tcが一定値になるよ
う圧縮機(1)の運転容量を制御する高圧一定制御か行
われる。
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となって
、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器(1
2).・・・て凝縮され、合流して液状態で室外ユニッ
ト(A)に流れ、室外電動膨張弁(8),・・・により
減圧され、室外熱交換器(6)で蒸発した後圧縮機(1
)に戻るように循環する。そして、そのとき、上記圧カ
センサ(P1)で検出される高圧Tcが一定値になるよ
う圧縮機(1)の運転容量を制御する高圧一定制御か行
われる。
ここで、吐出管温度Tdをパラメータとする圧縮機(1
)の容量制御について第3図及び第4図に話づき説明す
る。第4図は、吐出管温度Tdの値に対する圧縮機(1
)の容量制御領域を示し、Td<100℃(下限温度)
で圧縮機(1)の容量上限値Fmax (圧縮機(1
)の循環油の性能が良好に維持される上限を規定する値
)を圧縮機(1)の最大容量値130Hz待て許容する
「無制限頃域」と、100℃≦Td<110℃(第1基
準温度)で容量上限値F maxを所定時間(ここでは
15分間)サンプリングした後10Hz増大させる「待
機アップ領域」と、110℃≦Td≦120℃(第2基
準温度)で容量上限値F maxを15分間サンプリン
グした後10Hz低減する「待機ダウン領域」と、12
0℃<Td<135℃(上限lR度、つまり吐出管温度
Tdが正常である領域の上限値)で容量上限直F ma
Xを無条件で10Hz低減する「無条件ダウン領域」と
、Td≧135で圧縮機(1)を異常停止させる「異常
停止領域」とが設定されている。
)の容量制御について第3図及び第4図に話づき説明す
る。第4図は、吐出管温度Tdの値に対する圧縮機(1
)の容量制御領域を示し、Td<100℃(下限温度)
で圧縮機(1)の容量上限値Fmax (圧縮機(1
)の循環油の性能が良好に維持される上限を規定する値
)を圧縮機(1)の最大容量値130Hz待て許容する
「無制限頃域」と、100℃≦Td<110℃(第1基
準温度)で容量上限値F maxを所定時間(ここでは
15分間)サンプリングした後10Hz増大させる「待
機アップ領域」と、110℃≦Td≦120℃(第2基
準温度)で容量上限値F maxを15分間サンプリン
グした後10Hz低減する「待機ダウン領域」と、12
0℃<Td<135℃(上限lR度、つまり吐出管温度
Tdが正常である領域の上限値)で容量上限直F ma
Xを無条件で10Hz低減する「無条件ダウン領域」と
、Td≧135で圧縮機(1)を異常停止させる「異常
停止領域」とが設定されている。
次に、第3図のフローチャートは圧縮機(1)の容量制
御の内容を示し、ステップS1で、各室温サーモスタッ
ト(THI),・・・の状態からすべての室内ユニット
(B)〜(F)がサーモオフ状態の峙にかぎり「0」と
なるサーモオフフラグTOFが「0」か否かを判別し、
サーモオフフラグTOFがrOJの時には、ステップS
2で、圧縮機(1)の容量上限値F maxを圧縮機(
1)の最大容量130Hzに設定する。
御の内容を示し、ステップS1で、各室温サーモスタッ
ト(THI),・・・の状態からすべての室内ユニット
(B)〜(F)がサーモオフ状態の峙にかぎり「0」と
なるサーモオフフラグTOFが「0」か否かを判別し、
サーモオフフラグTOFがrOJの時には、ステップS
2で、圧縮機(1)の容量上限値F maxを圧縮機(
1)の最大容量130Hzに設定する。
次に、ステップS1における判別でサーモオフフラグT
OFが「○」でない時にはステップS3に進んで、圧縮
機(1)の容量上限値F llaXが130Hzでない
か否かを判別して、130Hzであれば上記ステップS
ごに移行する一方、130Hzでなければ、ステップS
4に進んで、上記吐出管センサ(TH4)で検出される
吐出管温度Tdが上記第2基準温度120℃よりも高い
か否かを判号11シて、第2基準温度120℃以下であ
ればステップS5に進んで後述のタイマの設定時間が終
了しているか、つまりタイムアップしているか否かを判
別し、タイムアップしている時には、ステップS6で吐
出管温度Tdが下限温度100℃よりも低いか否かを判
別し、吐出管温度Tdが下限値100℃よりも低ければ
、圧縮機(1)の容量を大きくしても安全な「無制限領
域」であると判断して上記ステップS2の制御に移行し
、吐出管温度Tdが下限温度100℃以上であれば、ス
テップS7に進んで吐出管温度Tdが上記第2基準値1
10゜Cよりも低いか否かを判別する。そして、ステッ
プS7における判別で吐出管温度Tdか110℃以上で
あれば、「待機ダウン領域」と判断して、ステップS8
で容量上限値F a+axを10Hz低減した後、ステ
ップS9,SIOで、容量上限値F maxが30Hz
よりも高ければそのままで、容量上限@ F maxが
30Hz以下であれば容量上限値F maxを30Hz
に設定して、ステップSuで、設定時間が15分間のガ
ードタイマをセットする。
OFが「○」でない時にはステップS3に進んで、圧縮
機(1)の容量上限値F llaXが130Hzでない
か否かを判別して、130Hzであれば上記ステップS
ごに移行する一方、130Hzでなければ、ステップS
4に進んで、上記吐出管センサ(TH4)で検出される
吐出管温度Tdが上記第2基準温度120℃よりも高い
か否かを判号11シて、第2基準温度120℃以下であ
ればステップS5に進んで後述のタイマの設定時間が終
了しているか、つまりタイムアップしているか否かを判
別し、タイムアップしている時には、ステップS6で吐
出管温度Tdが下限温度100℃よりも低いか否かを判
別し、吐出管温度Tdが下限値100℃よりも低ければ
、圧縮機(1)の容量を大きくしても安全な「無制限領
域」であると判断して上記ステップS2の制御に移行し
、吐出管温度Tdが下限温度100℃以上であれば、ス
テップS7に進んで吐出管温度Tdが上記第2基準値1
10゜Cよりも低いか否かを判別する。そして、ステッ
プS7における判別で吐出管温度Tdか110℃以上で
あれば、「待機ダウン領域」と判断して、ステップS8
で容量上限値F a+axを10Hz低減した後、ステ
ップS9,SIOで、容量上限値F maxが30Hz
よりも高ければそのままで、容量上限@ F maxが
30Hz以下であれば容量上限値F maxを30Hz
に設定して、ステップSuで、設定時間が15分間のガ
ードタイマをセットする。
一方、上記ステップS7における判別で吐出管温度Td
が110℃よりも低いときには、「待機アップ領域」と
判断してステップS+2で容量上限値F lllaXを
10Hz増大させた後、ステップSl3に進んで容量上
限値F waxが130Hz以上か否かを判別してF
maX≧130HZであれば上記ステップSこに、F
max≧130Hzでなければ上記ステップSl1にそ
れぞれ進む。
が110℃よりも低いときには、「待機アップ領域」と
判断してステップS+2で容量上限値F lllaXを
10Hz増大させた後、ステップSl3に進んで容量上
限値F waxが130Hz以上か否かを判別してF
maX≧130HZであれば上記ステップSこに、F
max≧130Hzでなければ上記ステップSl1にそ
れぞれ進む。
ここで、上記ステップ86〜SI3の制御はステップS
oでセットしたガードタイマの設定時間(15分間)が
経過した後の制御であって、ステップS5の判別でガー
ドタイマの設定時間が経過していない間は上記ステップ
86〜Sl3の制御を行うことなく、ステップS1に戻
るようになされている。すなわち、ガードタイマの設定
時間が経過するまでの間、上記ステップ86〜Sl3の
制御によっては、容量上限値F lllaXは変更され
ずに固定されている。
oでセットしたガードタイマの設定時間(15分間)が
経過した後の制御であって、ステップS5の判別でガー
ドタイマの設定時間が経過していない間は上記ステップ
86〜Sl3の制御を行うことなく、ステップS1に戻
るようになされている。すなわち、ガードタイマの設定
時間が経過するまでの間、上記ステップ86〜Sl3の
制御によっては、容量上限値F lllaXは変更され
ずに固定されている。
そして、本発明の特徴として、上記ステップS4におけ
る判別で、吐出管温度Tdが第2基準温度120℃より
も高いときには、ステップSl4に移行して、上記ガー
ドタイマのセット中であるか否かに拘らず、強制的に容
瓜上限値Fmaxを10Hz低減する「無条件ダウン領
域」の制御を行う。
る判別で、吐出管温度Tdが第2基準温度120℃より
も高いときには、ステップSl4に移行して、上記ガー
ドタイマのセット中であるか否かに拘らず、強制的に容
瓜上限値Fmaxを10Hz低減する「無条件ダウン領
域」の制御を行う。
しかる後、上記ステップS9に移行して、以下、ステッ
プ89〜Sl+の制御を行うようになされている。
プ89〜Sl+の制御を行うようになされている。
すなわち、第5図に示すように、吐出管温度Tdが低い
状態から上昇していくときには、第2基準温度120℃
よりも高くなると、「無条件ダウン領域」の制御を行う
一方、「無条件ダウン領域」の制御に入ったときには、
吐出管温度Tdが低下して第1基’91温度110℃に
達すると、「待機ダウン領域」に移行するようになされ
ている。
状態から上昇していくときには、第2基準温度120℃
よりも高くなると、「無条件ダウン領域」の制御を行う
一方、「無条件ダウン領域」の制御に入ったときには、
吐出管温度Tdが低下して第1基’91温度110℃に
達すると、「待機ダウン領域」に移行するようになされ
ている。
なお、上記フローには現れていないが、制御の途中で吐
出管温度Tdが135℃以上になった時には、圧縮機(
1)を強制的に異常停止させるようになされている。
出管温度Tdが135℃以上になった時には、圧縮機(
1)を強制的に異常停止させるようになされている。
上記制御のフローにおいて、ステップS$の制御により
、吐出管温度Tdが所定の第1基準温度110℃以上と
なる状態が設定時間(本実施例では15分間)の間継続
されたときには上記圧縮機(1)の運転容量の上限値F
IIlaXが低く制限されるよう上記容量調節手段(2
)を制御する容量制御手段(51)か構威され、ステッ
プS4の制御により、吐出管温度Tdが上記第1基準温
度110℃よりも所定値(本実施例では10’C)だけ
高い第2yi準温度120℃以上になったときには上記
容量制御手段(51)による制御を強制的に停止させて
圧縮機(1)の運転容量の上限値が低く制限されるよう
上記容量調節手段(2)を制御する容量低減手段(52
)が構或されている。
、吐出管温度Tdが所定の第1基準温度110℃以上と
なる状態が設定時間(本実施例では15分間)の間継続
されたときには上記圧縮機(1)の運転容量の上限値F
IIlaXが低く制限されるよう上記容量調節手段(2
)を制御する容量制御手段(51)か構威され、ステッ
プS4の制御により、吐出管温度Tdが上記第1基準温
度110℃よりも所定値(本実施例では10’C)だけ
高い第2yi準温度120℃以上になったときには上記
容量制御手段(51)による制御を強制的に停止させて
圧縮機(1)の運転容量の上限値が低く制限されるよう
上記容量調節手段(2)を制御する容量低減手段(52
)が構或されている。
したがって、請求項(1)の発明では、装置の運転中、
吐出管温度Tdが上昇して第1基準温度110℃以上の
状態が所定の設定時間の間継続されると、容量制御手段
(51)により、圧縮機(1)の運転容量の上限値F
maxが低くなるように容量調節手段(2)が制御され
、制御のオーバーシュートを防止しながら、圧縮機(1
)の潤滑油機能の維持が図られる。
吐出管温度Tdが上昇して第1基準温度110℃以上の
状態が所定の設定時間の間継続されると、容量制御手段
(51)により、圧縮機(1)の運転容量の上限値F
maxが低くなるように容量調節手段(2)が制御され
、制御のオーバーシュートを防止しながら、圧縮機(1
)の潤滑油機能の維持が図られる。
そのとき、上記実施例におけるステップS5〜S+3に
示すように、ガードタイマの設定時間(上記実施例では
15分間)の間は圧縮機(1)の運転容JluFの調節
が行われない状態となっているために、その間に吐出管
温度Tdが上昇していくと、圧縮機(1)の潤滑性能に
支障をきたす虞れがある。すなわち、上記実施例のよう
に、通常圧縮機(1)の運転容量については、冷房運転
時には圧カセンサ(P1)で検出される低圧Te,暖房
運転時には圧カセンサ(P1)で検出される高圧TCが
それぞれ一定となるように、低圧一定制御又は高圧一定
制御が行われているが、例えば冷媒循環量が少ない条件
下では、低圧Te又は高圧Tcが上昇していなくても、
冷媒欠乏状態で圧縮機(1)か運転されることによる吐
出管温度Tdの過上昇が生じる虞れがある。
示すように、ガードタイマの設定時間(上記実施例では
15分間)の間は圧縮機(1)の運転容JluFの調節
が行われない状態となっているために、その間に吐出管
温度Tdが上昇していくと、圧縮機(1)の潤滑性能に
支障をきたす虞れがある。すなわち、上記実施例のよう
に、通常圧縮機(1)の運転容量については、冷房運転
時には圧カセンサ(P1)で検出される低圧Te,暖房
運転時には圧カセンサ(P1)で検出される高圧TCが
それぞれ一定となるように、低圧一定制御又は高圧一定
制御が行われているが、例えば冷媒循環量が少ない条件
下では、低圧Te又は高圧Tcが上昇していなくても、
冷媒欠乏状態で圧縮機(1)か運転されることによる吐
出管温度Tdの過上昇が生じる虞れがある。
ここで、本発明では、容量低減手段(52)により、吐
出管温度Tdが上記第1基準温度110℃よりも所定温
度(上記実施例では10℃)だけ高い第2基準温度12
0℃よりも高くなった時には、上記容量制御手段(51
)による制御を強制的に停止させ、ガードタイマの設定
中か否かを無視して無条件に容量上限値F maxを低
減するように制御されるので、上記のような圧縮機(1
)の潤滑不良の虞れを有効に防止することができ、よっ
て、制御のオーバーシュートによるハンチング等の問題
を招くことなく、圧縮機(1)の信頼性の向上を図るこ
とができる。
出管温度Tdが上記第1基準温度110℃よりも所定温
度(上記実施例では10℃)だけ高い第2基準温度12
0℃よりも高くなった時には、上記容量制御手段(51
)による制御を強制的に停止させ、ガードタイマの設定
中か否かを無視して無条件に容量上限値F maxを低
減するように制御されるので、上記のような圧縮機(1
)の潤滑不良の虞れを有効に防止することができ、よっ
て、制御のオーバーシュートによるハンチング等の問題
を招くことなく、圧縮機(1)の信頼性の向上を図るこ
とができる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明にお
いて、インバータ(2a)により圧縮機(1)の運転容
量Fが微細に調節され、よって、上記請求項(1)の発
明の実効を図ることができる。
いて、インバータ(2a)により圧縮機(1)の運転容
量Fが微細に調節され、よって、上記請求項(1)の発
明の実効を図ることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、運
転容量が可変に調節される圧縮機を備えた空気調和装置
において、吐出管温度を検出し、吐出管温度が所定の設
定時間の間第1基準温度以上の時には、圧縮機の運転容
量の上限値を低くするよう制限するとともに、吐出管温
度が上記第1基準温度よりも所定温度だけ高い第2基準
温度よりも高くなると、上記設定時間の経過如何に拘ら
ず圧縮機の容量上限値を低減するようにしたので、設定
時間の間圧縮機の容量が調節されないことに起因する吐
出管温度の過上昇で圧縮機の潤滑不良等が生じるのを有
効に防止することができ、よって、圧縮機の信頼性の向
上を図ることかできる。
転容量が可変に調節される圧縮機を備えた空気調和装置
において、吐出管温度を検出し、吐出管温度が所定の設
定時間の間第1基準温度以上の時には、圧縮機の運転容
量の上限値を低くするよう制限するとともに、吐出管温
度が上記第1基準温度よりも所定温度だけ高い第2基準
温度よりも高くなると、上記設定時間の経過如何に拘ら
ず圧縮機の容量上限値を低減するようにしたので、設定
時間の間圧縮機の容量が調節されないことに起因する吐
出管温度の過上昇で圧縮機の潤滑不良等が生じるのを有
効に防止することができ、よって、圧縮機の信頼性の向
上を図ることかできる。
請求項(2)の発明によれば、上記請求項(1)の発明
において、圧縮機の運転容量を調節する手段としてイン
バータを設ける構戊としたので、容量調節をより微細に
することができ、よって、上記請求項(1)の発明の実
効を図ることができる。
において、圧縮機の運転容量を調節する手段としてイン
バータを設ける構戊としたので、容量調節をより微細に
することができ、よって、上記請求項(1)の発明の実
効を図ることができる。
第1図は本発明の構或を示すブロック図である。
第2図以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和
装置の全体構成を示す冷媒配管系統図、第3図は吐出管
温度をパラメータとする容量制御内容を示すフローチャ
ート図、第4図は吐出管温度をパラメータとする圧縮機
の容量制御領域の設定状態を示す説明図、第5図は待機
ダウン領域と無条件ダウン領域との間の切換特性を示す
説明図である。 1 圧縮機 2 容量調節手段 2a インバータ 51 容量制御手段 52 容量低減手段 TH4 吐出管センサ (吐出管温度検出手段)
装置の全体構成を示す冷媒配管系統図、第3図は吐出管
温度をパラメータとする容量制御内容を示すフローチャ
ート図、第4図は吐出管温度をパラメータとする圧縮機
の容量制御領域の設定状態を示す説明図、第5図は待機
ダウン領域と無条件ダウン領域との間の切換特性を示す
説明図である。 1 圧縮機 2 容量調節手段 2a インバータ 51 容量制御手段 52 容量低減手段 TH4 吐出管センサ (吐出管温度検出手段)
Claims (2)
- (1)容量調節手段(2)により運転容量を可変に調節
される圧縮機(1)を備えた空気調和装置において、 圧縮機(1)の吐出管温度を検出する吐出管温度検出手
段(TH4)と、該吐出管温度検出手段(TH4)によ
り検出される吐出管温度が所定の第1基準温度以上とな
る状態が設定時間の間継続されたときには上記圧縮機(
1)の運転容量の上限値が低く制限されるよう上記容量
調節手段(2)を制御する容量制御手段(51)とを備
えるとともに、 吐出管温度が上記第1基準温度よりも所定値だけ高い第
2基準温度以上になると、上記容量制御手段(51)に
よる制御を強制的に停止させて圧縮機(1)の運転容量
の上限値が低く制限されるよう上記容量調節手段(2)
を制御する容量低減手段(52)を備えたことを特徴と
する空気調和装置の運転制御装置。 - (2)容量調節手段(2)はインバータ(2a)を備え
ていることを特徴とする請求項(1)記載の空気調和装
置の運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234320A JPH0830620B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234320A JPH0830620B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395358A true JPH0395358A (ja) | 1991-04-19 |
JPH0830620B2 JPH0830620B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16969165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234320A Expired - Fee Related JPH0830620B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830620B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040953A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍空調装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171859U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-10-31 | ||
JPS636350A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-12 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JPS63297784A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置の保護装置 |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP1234320A patent/JPH0830620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171859U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-10-31 | ||
JPS636350A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-12 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JPS63297784A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置の保護装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040953A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍空調装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0830620B2 (ja) | 1996-03-27 |
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