JP3149625B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JP3149625B2
JP3149625B2 JP12899593A JP12899593A JP3149625B2 JP 3149625 B2 JP3149625 B2 JP 3149625B2 JP 12899593 A JP12899593 A JP 12899593A JP 12899593 A JP12899593 A JP 12899593A JP 3149625 B2 JP3149625 B2 JP 3149625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、膨脹弁の制御対策に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平2
−17358号公報に開示されているように、圧縮機と
四路切換弁と室外熱交換器と室外電動膨張弁と室内電動
膨張弁と室内熱交換器とが順に接続されて主冷媒回路が
形成されている。そして、冷房運転時においては、室内
電動膨張弁の開度を室内熱交換器における冷媒の過熱度
が所定値になるようにPI制御(比例・積分制御)して
おり、しかも、過熱度が5℃より大きくなると、所定時
間の間だけ室内電動膨張弁の開度を大きくしてエネルギ
有効率(EER)の向上を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置において、室内電動膨張弁の開度は、室
内熱交換器における冷媒の過熱度が大きい場合に開けぎ
みにするようにしているのみであるので、室内熱交換器
の能力を十分に発揮させることができず、エネルギ有効
率(EER)が低いという問題があった。つまり、室外
ユニットと室内ユニットとの間が長配管になった場合や
高外気温時においては、過熱度を大きくする必要がな
い。しかし、従来の空気調和装置では、室内熱交換器の
冷媒状態のみで室内電動膨張弁の開度を制御しているの
で、使用状況に対応して十分に開度を大きく設定するこ
とができないという問題があった。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であって、長配管や高外気温時等においても膨張弁の開
度を大きく設定するようにして熱交換器能力を十分に利
用できるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、負荷が大きく且つ圧縮機
の吐出管温度が大きくなると、膨張弁の開度を大きくす
るようにしたものである。具体的に、図1に示すよう
に、請求項1に係る発明が講じた手段は、先ず、圧縮機
(21)と、熱源側熱交換器(24)と、開度調整可能な膨張弁
(32)と、利用側熱交換器(31)とが順に接続されて閉回路
の主冷媒回路(11)が形成されている空気調和装置の運転
制御装置を対象としている。そして、上記利用側熱交換
器(31)における冷媒の熱交過熱度が所定の目標値になる
ように膨張弁(32)の開度を制御する開度制御手段(51)が
設けられている。更に、利用側負荷に基づいて該利用側
負荷が大きくなると空調能力を増加するための要求信号
を出力する能力要求手段(52)と、上記圧縮機(21)の吐出
温度と高圧圧力相当飽和温度との差温である吐出管過熱
度が所定温度以上になると過熱度信号を出力する過熱度
検出手段(53)とが設けられている。加えて、上記能力要
求手段(52)が要求信号を出力すると共に、過熱度検出手
段(53)が過熱度信号を出力すると、上記開度制御手段(5
1)が熱交過熱度の目標値を低下させるように湿り許可信
号を該開度制御手段(51)に出力する湿り制御手段(55)が
設けられた構成としている。
【0006】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、利用側熱交換器(31)
の冷媒不足を検出してガス欠信号を出力する冷媒不足検
出手段(54)が設けられる一方、湿り制御手段(55)は、冷
媒不足検出手段(54)がガス欠信号の無出力状態である
と、湿り許可信号の出力可能状態になるように構成され
たものである。また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1又は2の発明において、湿り制御手段
(55)は、過熱度検出手段(53)が出力する過熱度信号に基
づく吐出管過熱度によって目標値を低下させる第3レベ
ル信号と現在状態を維持させる第2レベル信号と目標値
を上昇させる第1レベル信号との湿り許可信号を出力す
るように構成されたものである。また、請求項4に係る
発明が講じた手段は、上記請求項3の発明において、主
冷媒回路(11)には、液冷媒を圧縮機(21)の吸込側に導く
リキッドインジェクションバイパス路(43)が設けられる
一方、該リキッドインジェクションバイパス路(43)を開
閉制御するインジェクション制御手段(56)と、該インジ
ェクション制御手段(56)がリキッドインジェクションバ
イパス路(43)の開放信号を出力すると、湿り制御手段(5
5)が第1レベル信号の出力時に該第1レベル信号に代え
て第2レベル信号を出力するようにレベルアップ信号を
出力するレベルアップ手段(57)とが設けられた構成とし
ている。
【0007】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
先ず、通常の冷房運転時においては、開度制御手段(51)
が利用側熱交換器(31)における熱交過熱度の目標値を設
定し、この目標値になるように膨張弁(32)の開度を制御
している。この通常制御を行っている状態において、利
用側負荷が大きくなると能力要求手段(52)が要求信号を
出力すると共に、圧縮機(21)の吐出管温度が高圧圧力相
当飽和温度より所定温度上昇すると過熱度検出手段(53)
が過熱度信号を出力する。そして、この要求信号と過熱
度信号とによって湿り制御手段(55)が湿り許可信号を出
力することになる。特に、請求項2に係る発明では、冷
媒不足検出手段(54)が冷媒不足を検出しており、該冷媒
不足検出手段(54)がガス欠信号を出力していないと、湿
り制御手段(55)が湿り許可信号を出力することになる。
この湿り許可信号を開度制御手段(51)が受け、該開度制
御手段(51)は、熱交過熱度の目標値を低下させることに
なる。この目標値を低下させることによって膨張弁(32)
を通常制御時より開けることになる。
【0008】また、請求項3に係る発明では、湿り制御
手段(55)は、吐出管過熱度によって異なるレベル信号の
湿り許可信号を出力し、吐出管過熱度が高いと第3レベ
ル信号を出力し、膨張弁(32)の開度を大きくし、吐出管
過熱度がさほど高くないと第2レベル信号を出力して膨
脹弁の開度を現状に維持し、吐出管過熱度が低いと第1
レベル信号を出力し、膨張弁(32)の開度を小さくする。
また、請求項4に係る発明では、上記膨張弁(32)の制御
中において、吐出管温度T4が上昇すると、インジェクシ
ョン制御手段(56)がリキッドインジェクションバイパス
路(43)を開放させてリキッドインジェクションを行う一
方、レベルアップ手段(57)がレベルアップ信号を出力
し、湿り制御手段(55)が第1レベル信号の出力時に該第
1レベル信号に代えて第2レベル信号を出力する。つま
り、吐出管温度が高いので、開度制御手段(51)は、室内
電動膨張弁(32)を絞ることなく現状を維持することにな
る。
【0009】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
利用側負荷室内負荷が大きく且つ吐出管過熱度が高い場
合に膨張弁(32)を大きく開くようにしたゝめに、長配管
や高外気温時に膨張弁(32)の開度を開けぎみにすること
ができるので、使用状況に対応して十分に開度を大きく
設定することができる。この結果、利用側熱交換器(31)
の能力を十分に発揮させることができることから、エネ
ルギ有効率(EER)の向上を図ることができる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、ガス欠信号の出力時
には、膨張弁(32)を開けぎみにしないので、複数の利用
側熱交換器(31)を有する場合における冷媒の偏流を確実
に防止することができる。また、請求項3に係る発明に
よれば、上記吐出管過熱度に基づいて膨張弁(32)の開度
を変更するので、最適な吐出管温度で空調運転を行うこ
とができ、圧縮機(21)を最適状態で運転することができ
る。また、請求項4に係る発明によれば、リキッドイン
ジェクションを行っている状態では、膨張弁(32)を絞ら
ないので、該リキッドインジェクションを早期に終了さ
せることができ、圧縮機(21)の入力アップを抑制するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て詳細に説明する。図2は、本発明に係る空気調和装置
(1) における室外ユニット(2) 及び室内ユニット(3) の
冷媒配管系統を示している。該室外ユニット(2) は、出
力周波数を30〜116Hzの範囲で4〜10Hz毎に可変
に切換えられるインバータ(2a)により容量が調整される
圧縮機(21)と、該圧縮機(21)から吐出されるガス中の油
を分離する油分離器(22)と、冷房運転時には図中実線の
如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切換わる四
路切換弁(23)と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に蒸
発器となる熱源側熱交換器としての室外熱交換器(24)及
び該室外熱交換器(24)に付設された室外ファン(2F)と、
暖房運転時に冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁(25)
と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ(26)と、アキュム
レータ(27)とが主要機器として内蔵されていて、上記圧
縮機(21)及び室外熱交換器(24)等の各機器はそれぞれ冷
媒配管(4) で冷媒の流通可能に接続されている。また、
上記室内ユニット(3) は、冷房運転時には蒸発器、暖房
運転時には凝縮器となる利用側熱交換器としての室内熱
交換器(31)及び該室内熱交換器(31)に付設された室内フ
ァン(3F)を備え、該室内熱交換器(31)に接続された冷媒
配管(4)の液管側には、暖房運転時に冷媒流量を調節
し、冷房運転時に冷媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁
(32)が設けられている。そして、上記室外ユニット(2)
及び室内ユニット(3) は、冷媒配管(4) である連絡配管
(41)によって接続され、上記圧縮機(21)、室外熱交換器
(24)及び室内熱交換器(31)等の各機器はそれぞれ冷媒配
管(4) によって閉回路に接続されて、室外空気との熱交
換により得た熱を室内空気に放出するようにした主冷媒
回路(11)が構成されている。
【0011】また、(42)は、室外熱交換器(24)をバイパ
スする暖房過負荷制御用バイパス路であって、該バイパ
ス路(42)には、室外熱交換器(24)と共通の空気通路に設
置された補助熱交換器(4a)と、キャピラリチューブ(4b)
と、冷媒の高圧時に開作動する補助開閉弁(4c)とが順次
直列に且つ室外熱交換器(24)に対して並列に接続されて
いる。そして、上記暖房過負荷制御用バイパス路(42)
は、冷房運転時には常時、暖房運転時には高圧の過上昇
時に、上記補助開閉弁(4c)がオンして開状態になり、吐
出ガスの一部を主冷媒回路(11)から暖房過負荷制御用バ
イパス路(42)にバイパスし、吐出ガスの一部を補助熱交
換器(4a)で凝縮させるようにしている。(43)は、冷暖房
運転時に圧縮機(21)の吸入側に液冷媒を注入し吸入ガス
の過熱度を調節するためのリキッドインジェクションバ
イパス路であって、圧縮機(21)の吐出管温度の過上昇時
に開かれるインジェクション弁(4d)と、キャピラリチュ
ーブ(4e)とが介設されている。(44)は、キャピラリチュ
ーブ(4f)を介して上記油分離器(22)から圧縮機(21)に潤
滑油を戻すための油戻し管である。(45)は、圧縮機(21)
の吐出側冷媒配管(4) と吸入側冷媒配管(4) とを接続す
る均圧ホットガスバイパス路であって、サーモオフ状態
等による圧縮機(21)の停止時及び再起動前に一定時間だ
け開作動する均圧弁(4g)及びキャピラリチューブ(4h)が
介設されている。(46)は、上記レシーバ(26)と均圧ホッ
トガスバイパス路(45)との間に接続された均圧路であっ
て、一端はレシーバ(26)の上端面に、他端が上記均圧ホ
ットガスバイパス路(45)の均圧弁(4g)の上流側に接続さ
れている。この均圧路(46)は、レシーバ(26)から均圧ホ
ットガスバイパス路(45)へ向う冷媒流通のみを許容する
逆止弁(4i)が介設され、均圧弁(4g)が開放された状態
で、レシーバ(26)内の上層部のガス冷媒が均圧ホットガ
スバイパス路(45)、つまり、液冷媒が導入されることな
しに圧縮機(21)の吸入側に導入可能にしている。また、
(2b)は、圧縮機(21)の吸入側の吸入冷媒と冷媒配管(4)
の液管中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却させ
て、連絡配管(41)における冷媒の過熱度の上昇を補償す
るための吸入管熱交換器である。
【0012】また、上記空気調和装置(1) には、多くの
センサ類が配置されていて、 (Th1)は、室内の吸込空気
温度である室内温度T1を検出する室温センサ、 (Th2)及
び(Th3) は、それぞれ室内熱交換器(31)の液側及びガス
側冷媒配管(4) における液冷媒温度T2及びガス冷媒温度
T3を検出する室内液温センサ及び室内ガス温センサ、(T
h4)は、圧縮機(21)の吐出管温度T4を検出する吐出管セ
ンサ、 (Th5)は、室外熱交換器(24)の液冷媒温度T5から
デフロスト等を検出する室外液温センサ、 (Th6)は、上
記吸入管熱交換器(2b)の下流側の吸入冷媒配管(4) に配
置されて圧縮機(21)の吸入管温度T6を検出する吸入管セ
ンサ、 (Th7)は、室外熱交換器(24)の空気吸込口に配置
されて室外の吸込空気温度である外気温度T7を検出する
外気温センサ、(P1)は、圧縮機(21)の吐出側に配設され
て主冷媒回路(11)の高圧側圧力を検出する高圧センサ、
(P2)は、圧縮機(21)の吸入側に配設されて主冷媒回路(1
1)の低圧側圧力を検出する低圧センサ、 (HPS)は、圧縮
機(21)の吐出側に配設された圧縮機(21)の保護用高圧圧
力開閉器である。そして、上記各電動膨張弁(25, 32)及
びセンサ(Th1〜Th7)等は、コントロールユニット(5) に
信号線で接続され、該コントロールユニット(5) は、各
センサ(Th1〜Th7)等の検出信号を受けて各電動膨張弁(2
5, 32)等の開閉制御や圧縮機(21)の容量制御を行うよう
になっている。
【0013】また、上記コントロールユニット(15)に
は、本発明の特徴として開度制御手段(51)と能力要求手
段(52)と過熱度検出手段(53)と冷媒不足検出手段(54)と
湿り制御手段(55)とインジェクション制御手段(56)とレ
ベルアップ手段(57)とが設けられている。該開度制御手
段(51)は、冷房運転時において、室内液温センサ(Th2)
が検出する液冷媒温度T2と室内ガス温センサ(Th3) が検
出するガス冷媒温度T3とに基づき室内熱交換器(31)にお
ける冷媒の熱交過熱度(以下、吸入過熱度という。)が
所定の目標値SHmin(例えば、5℃)になるように室内電
動膨張弁(32)の開度をPI制御(比例・積分制御)する
ように構成されている。また、上記能力要求手段(52)
は、室内負荷(利用側負荷)に基づいて該室内負荷が大
きくなると空調能力を増加するための要求信号を出力す
るように構成されている。具体的に、該能力要求手段(5
2)は、室温センサ(Th1) が検出する室内温度T1がリモコ
ン等で設定される設定温度より5℃以上になると、要求
信号を出力するように構成されている。上記過熱度検出
手段(53)は、吐出管センサ(Th4) が検出した圧縮機(21)
の吐出管温度T4と高圧センサ(P1)が検出した高圧側圧力
に基づく高圧圧力相当飽和温度Tcとの差温である吐出管
過熱度DSH が所定温度を越えると、過熱度信号を出力す
るように構成され、つまり、吐出管温度T4が高圧圧力相
当飽和温度Tcより上昇した差温(T4−Tc)を吐出管過熱
度DSH として算出し、この吐出管過熱度DSH が、例え
ば、20℃を越えると、過熱度信号を出力するように構成
されている。上記冷媒不足検出手段(54)は、室内熱交換
器(31)の冷媒不足を検出してガス欠信号を出力するよう
に構成され、つまり、例えば、複数台の室内ユニット
(3,3,… )を有する場合、1の室内ユニット(3) におい
て、室内電動膨張弁(32)が全開となって10分が経過し且
つ室内熱交換器(31)における冷媒の過熱度が所定値、例
えば、(室内温度T1−液側冷媒温度T2−2.5)/2を越え
ると、偏流等によるガス欠が生じているとしてガス欠信
号を出力する。
【0014】上記湿り制御手段(55)は、能力要求手段(5
2)が要求信号を出力すると共に、過熱度検出手段(53)が
過熱度信号を出力し、且つ冷媒不足検出手段(54)がガス
欠信号の無出力状態であると、上記開度制御手段(51)が
吸入過熱度の目標値SHmin を低下させるように湿り許可
信号を該開度制御手段(51)に出力するように構成されて
いる。具体的に、上記外湿り制御手段(55)は、表1に示
すように、過熱度検出手段(53)が出力する過熱度信号に
基づく吐出管過熱度DSH と、吐出管温度T4の変化量とに
基づいて3つのレベル信号を出力するように構成された
マップを予め備えている。そして、第3レベル信号は、
吸入過熱度の目標値SHmin を低下させる信号であって、
第2レベル信号は、吸入過熱度の目標値SHmin を現状維
持させる信号であって、第1レベル信号は、吸入過熱度
の目標値SHmin を上昇させる信号になっている。
【表1】 例えば、湿り制御手段(55)は、吐出管過熱度DSH が55℃
以上で且つ吐出管温度T4の上昇が2℃以上であると、室
内電動膨張弁(32)の開度を大きくするように第3レベル
信号を出力し、吐出管過熱度DSH が45℃以上で55℃未満
で且つ吐出管温度T4の上昇が-2〜+2℃の間であると、室
内電動膨張弁(32)の開度を現状維持させる第2レベル信
号を出力することになる。また、上記インジェクション
制御手段(56)は、リキッドインジェクションバイパス路
(43)を開閉制御するもので、吐出管温度T4が 105℃以上
に上昇するか、或いは吐出管過熱度DSH が55℃以上にな
ると、インジェクション弁(4d)を開放させる一方、吐出
管温度T4が85℃以下に低下し且つ吐出管過熱度DSH が35
℃以下になると、インジェクション弁(4d)を閉鎖させる
ように構成されている。上記レベルアップ手段(57)は、
インジェクション制御手段(56)がリキッドインジェクシ
ョンバイパス路(43)の開放信号を出力すると、湿り制御
手段(55)が第1レベル信号の出力時に該第1レベル信号
に代えて第2レベル信号を出力するようにレベルアップ
信号を出力するもので、上記表1において*印で示すよ
うに、湿り制御手段(55)は、リキッドインジェクション
を行っている場合、第1レベル信号に代えて第2レベル
信号を出力するようになっている。
【0015】次に、上記空気調和装置(1) の運転動作に
ついて説明する。図2において、空気調和装置の冷房運
転時には、四路切換弁(23)が図中実線側に切換わり、補
助熱交換器(4a)の補助開閉弁(4c)が常に開いて、圧縮機
(21)で圧縮された冷媒が、室外熱交換器(24)及び補助熱
交換器(4a)で凝縮され、連絡配管(41)を経て室内ユニッ
ト(3) に送られる。そして、この室内ユニット(3) で
は、液冷媒が、室内電動膨張弁(32)(32)で減圧され、室
内熱交換器(31)で蒸発した後、連絡配管(41)を経て室外
ユニット(2) にガス状態で戻り、圧縮機(21)に吸入され
るように循環する。つまり、液冷媒が室内熱交換器(31)
において室内空気との間で熱交換を行って蒸発すること
により室内空気を冷却することになる。また、暖房運転
時には、四路切換弁(23)が図中破線側に切換わり、冷媒
の流れは上記冷房運転時と逆となって、圧縮機(21)で圧
縮された冷媒が、室内熱交換器(31)で凝縮され、液状態
で室外ユニット(2) に流れ、室外電動膨張弁(25)により
減圧され、室外熱交換器(24)で蒸発した後、圧縮機(21)
に戻るように循環する。つまり、ガス冷媒が室内熱交換
器(31)において室内空気との間で熱交換を行って凝縮す
ることにより室内空気を加熱することになる。そこで、
上記空気調和装置(1) の冷房運転時における室内電動膨
張弁(32)の開度制御について図3に基づき説明する。先
ず、冷房運転を開始し、ステップST1において、開度制
御手段(51)が吸入過熱度の目標値SHmin を設定し、通常
の開度制御を行うことになる。つまり、該開度制御手段
(51)は、通常制御において、室内液温センサ(Th2) が検
出する液冷媒温度T2と室内ガス温センサ(Th3) が検出す
るガス冷媒温度T3とに基づき吸入過熱度が5℃になるよ
うに室内電動膨張弁(32)の開度をPI制御している。こ
の通常制御を行っている状態において、能力要求手段(5
2)が要求信号を出力し、過熱度検出手段(53)が過熱度信
号を出力すると共に、冷媒不足検出手段(54)がガス欠信
号を出力していないと、上記ステップST1からステップ
ST2に移り、湿り制御手段(55)が室内電動膨張弁(32)の
湿り制御を実行することになる。つまり、室内温度T1が
設定温度より5℃以上に高く、吐出管過熱度DSH が20℃
を越えている状態で、ガス欠信号が出力されていない場
合に、湿り制御を行うことになる。
【0016】この湿り制御においては、先ず、ステップ
ST21において、タイマをセットした後、ステップST22に
移り、開度制御手段(51)が吸入過熱度の目標値SHmin を
設定する。現在は湿り制御に入った時点であるので、上
記ステップST1の5℃をそのまゝ設定する。その後、上
記タイマがタイムアップすると、例えば、10分経過する
と、上記ステップST22からステップST23に移り、湿り制
御手段(55)が出力する湿り許可信号に基づいて開度制御
手段(51)が室内電動膨張弁(32)の目標値SHminを設定す
る。つまり、上記湿り制御手段(55)は、2分のサンプリ
ングタイム毎に吐出管温度T4を取込むと共に、この吐出
管温度T4と過熱度検出手段(53)の吐出管過熱度DSHとに
基づき表1に示すマップからレベル信号を出力する。例
えば、湿り制御手段(55)は、吐出管過熱度DSH が55℃以
上で且つ吐出管温度T4の上昇が2℃以上であると、第3
レベル信号を出力し、吐出管過熱度DSH が45℃以上で55
℃未満で且つ吐出管温度T4の上昇が-2〜+2℃の間である
と、第2レベル信号を出力する。そして、開度制御手段
(51)は、第3レベル信号が出力されると、吸入過熱度の
目標値SHmin を1℃だけ低下させ、吸入過熱度が小さく
なるように室内電動膨張弁(32)の開度を大きく制御す
る。また、開度制御手段(51)は、第2レベル信号が出力
されると、現状の吸入過熱度の目標値SHmin を維持す
る。また、開度制御手段(51)は、第1レベル信号が出力
されると、吸入過熱度の目標値SHmin を1℃だけ上昇さ
せ、吸入過熱度が大きくなるように室内電動膨張弁(32)
の開度を小さく制御する。現在の状態では、湿り制御を
開始した時点であるので、第3レベル信号が出力され、
室内電動膨張弁(32)の開度を大きく制御することにな
る。
【0017】その後、上記ステップST23からステップST
24に移り、上記目標値SHmin が5℃であるか否かを判定
し、現在は1℃低下して4℃であるので、判定がNOと
なってステップST25に移り、上記目標値SHmin が1℃で
あるか否かを判定する。この目標値SHmin が現在のよう
に4℃であると、判定がNOとなって上記ステップST21
に戻り、上述の動作を繰返すことになる。つまり、上記
吐出管温度T4と吐出管過熱度DSH とに基づいて各レベル
信号が出力され、吸入過熱度の目標値SHmin を10分毎に
1℃づつ増減して室内電動膨張弁(32)の開度を制御す
る。そして、この室内電動膨張弁(32)の制御中におい
て、上記目標値SHmin が5℃になると、上記ステップST
24の判定YESとなって上記ステップST1に移り、通常
制御に戻ることになる。また、上記室内電動膨張弁(32)
の制御中において、吐出管温度T4が 105℃以上に上昇す
るか、或いは吐出管過熱度DSH が55℃以上になると、イ
ンジェクション制御手段(56)がインジェクション弁(4d)
を開放させる一方、レベルアップ手段(57)がレベルアッ
プ信号を出力し、湿り制御手段(55)が第1レベル信号の
出力時に該第1レベル信号に代えて第2レベル信号を出
力する。つまり、吐出管温度T4が高いので、開度制御手
段(51)は、室内電動膨張弁(32)を絞ることなく現状を維
持することになる。
【0018】その後、この室内電動膨張弁(32)の制御中
において、上記目標値SHmin が1℃に低下すると、上記
ステップST25の判定YESとなって上記ステップST26に
移り、タイマをセットした後、ステップST27に移り、開
度制御手段(51)が吸入過熱度の目標値SHmin を設定す
る。第一回目では、上記ステップST23の1℃をそのまゝ
設定する。その後、上記タイマがタイムアップすると、
例えば、2分経過すると、上記ステップST27からステッ
プST28に移り、湿り制御手段(55)が出力する湿り許可信
号に基づいて開度制御手段(51)が室内電動膨張弁(32)の
目標値SHmin を再度設定する。つまり、上記湿り制御手
段(55)は、ステップST23と同様に吐出管温度T4と吐出管
過熱度DSH とに基づきレベル信号を出力する。そして、
開度制御手段(51)は、第3レベル信号が出力されると、
目標値SHmin を−2の制御を行い、目標値SHmin が1℃
に低下して尚かつ吐出管温度T4が高いので、10毎に室内
電動膨張弁(32)を10パルスづつ開けて上記ステップST26
に戻ることになる。また、開度制御手段(51)は、第2レ
ベル信号が出力されると、目標値SHmin を−1の制御を
行い、現状の吸入過熱度の目標値SHmin を維持して上記
ステップST26に戻ることになる。また、開度制御手段(5
1)は、第1レベル信号が出力されると、目標値SHmin を
0の制御を行い、吐出管温度T4が低下したので、10毎に
室内電動膨張弁(32)を10パルスづつ閉めて上記ステップ
ST26に戻り、上述の如く室内電動膨張弁(32)を10パルス
づつ開閉動することになる。その後、冷房運転を停止し
た場合、吐出管過熱度DSH が20℃以上に上昇した場合、
能力要求手段(52)が要求信号の出力を停止した場合、冷
媒不足検出手段(54)がガス欠信号を出力した場合の何れ
かに該当すると、上記ステップST2からステップST1に
戻り、開度制御手段(51)は、室内電動膨張弁(32)の通常
制御を行うことになる。
【0019】従って、本実施例によれば、室内負荷が大
きく且つ吐出管過熱度DSH が高い場合に室内電動膨張弁
(32)を大きく開くようにしたゝめに、長配管や高外気温
時に室内電動膨張弁(32)の開度を開けぎみにすることが
できるので、使用状況に対応して十分に開度を大きく設
定することができる。この結果、室内熱交換器(31)の能
力を十分に発揮させることができることから、エネルギ
有効率(EER)の向上を図ることができる。また、ガ
ス欠信号の出力時には、室内電動膨張弁(32)を開けぎみ
にしないので、複数の室内ユニット(3,3, 〜 )を有する
場合における冷媒の偏流を確実に防止することができ
る。また、上記吐出管過熱度DSH に基づいて室内電動膨
張弁(32)の開度を変更するので、最適な吐出管温度T4で
空調運転を行うことができ、圧縮機(21)を最適状態で運
転することができる。また、リキッドインジェクション
を行っている状態では、室内電動膨張弁(32)を絞らない
ので、該リキッドインジェクションを早期に終了させる
ことができ、圧縮機(21)の入力アップを抑制することが
できる。
【0020】尚、本実施例は、1台の室内ユニット(3)
を有する空気調和装置(1) について説明したが、本発明
は、複数台の室内ユニット(3,3, 〜 )を有するマルチ型
であってもよいことは勿論である。また、開度制御手段
(51)は、室内電動膨張弁(32)をPI制御するものに限ら
れないことは勿論である。また、上記湿り制御手段(55)
は、表1に示すようなマップを備えるようにしたが、こ
のマップに限られないものであり、レベル信号も実施例
の種類等に限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒配管系統を示す冷媒回路図
である。
【図3】室内電動膨張弁の開度制御を示す制御フロー図
である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 11 主冷媒回路 2 室外ユニット 21 圧縮機 24 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 25 室外電動膨張弁 3 室内ユニット 31 室内熱交換器(利用側熱交換器) 32 室内電動膨張弁 43 リキッドインジェクションバイパス路 4d インジェクション弁 5 コントローラ 51 開度制御手段 52 能力要求手段 53 過熱度検出手段 54 冷媒不足検出手段 55 湿り制御手段 56 インジェクション制御手段 57 レベルアップ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−17358(JP,A) 特開 昭63−32257(JP,A) 特開 平3−186155(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 F24F 11/02 102 F25B 49/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(32)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記利用側熱交換器(31)における冷媒の熱交過熱度が所
    定の目標値になるように膨張弁(32)の開度を制御する開
    度制御手段(51)と、 利用側負荷に基づいて該利用側負荷が大きくなると空調
    能力を増加するための要求信号を出力する能力要求手段
    (52)と、 上記圧縮機(21)の吐出温度と高圧圧力相当飽和温度とに
    基づく吐出管過熱度が所定温度以上になると過熱度信号
    を出力する過熱度検出手段(53)と、 上記能力要求手段(52)が要求信号を出力すると共に、過
    熱度検出手段(53)が過熱度信号を出力すると、上記開度
    制御手段(51)が熱交過熱度の目標値を低下させるように
    湿り許可信号を該開度制御手段(51)に出力する湿り制御
    手段(55)とを備えていることを特徴とする空気調和装置
    の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 利用側熱交換器(31)の冷媒不足を検出してガス欠信号を
    出力する冷媒不足検出手段(54)が設けられる一方、 湿り制御手段(55)は、冷媒不足検出手段(54)がガス欠信
    号の無出力状態であると、湿り許可信号の出力可能状態
    になるように構成されていることを特徴とする空気調和
    装置の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の空気調和装置の
    運転制御装置において、 湿り制御手段(55)は、過熱度検出手段(53)が出力する過
    熱度信号に基づく吐出管過熱度によって目標値を低下さ
    せる第3レベル信号と現在状態を維持させる第2レベル
    信号と目標値を上昇させる第1レベル信号との湿り許可
    信号を出力するように構成されていることを特徴とする
    空気調和装置の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 主冷媒回路(11)には、液冷媒を圧縮機(21)の吸込側に導
    くリキッドインジェクションバイパス路(43)が設けられ
    る一方、 該リキッドインジェクションバイパス路(43)を開閉制御
    するインジェクション制御手段(56)と、 該インジェクション制御手段(56)がリキッドインジェク
    ションバイパス路(43)の開放信号を出力すると、湿り制
    御手段(55)が第1レベル信号の出力時に該第1レベル信
    号に代えて第2レベル信号を出力するようにレベルアッ
    プ信号を出力するレベルアップ手段(57)とを備えている
    ことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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