JPH0395179A - 電気化学的方法による4―アシルオキシアゼチジン―2―オンの製造方法 - Google Patents

電気化学的方法による4―アシルオキシアゼチジン―2―オンの製造方法

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JPH0395179A
JPH0395179A JP2161487A JP16148790A JPH0395179A JP H0395179 A JPH0395179 A JP H0395179A JP 2161487 A JP2161487 A JP 2161487A JP 16148790 A JP16148790 A JP 16148790A JP H0395179 A JPH0395179 A JP H0395179A
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bromine
oxidizing agent
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JP2161487A
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Joseph E Lynch
ジヨセフ イー.リンチ
William L Laswell
ウイリアム エル.ラスウエル
Ralph P Volante
ラルフ ピー.ヴオランテ
Ichiro Shinkai
新開 一朗
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Merck and Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4−アシルオキシアゼチジン−2−オンの製造
に関する。より詳しくは、本発明は4ーフラン−2−イ
ルアゼチジンー2−オン中間物質を経由する上記化合物
の製造に関する。
カルバペネムとペネムは広範囲のグラム陰性及びグラム
陽性細菌感染を治療するためのよく知られた抗生物質で
ある。
記述されている。そこにはある種のカルバペネムは4−
アセトキシアゼチジンー2−オン中間物質から製造され
ることが記述されている。
次にこれらの中間物質は式 の4−アルケニルアゼチジン−2−オン中間物質から多
段階合或により製造される。4−アルケニルアゼチジン
−2−オン中間物質を製造するための出発物質は 従って、カルバベネムとベネムの製造のための方法と中
間物質は科学的及び商業的重要性を持つものである。
カルバペネム製造の一つの方法はカイネリ(Caine
11i)等に対する英国特許第2.162,840号に
である。従って、カルバベネムは容易に製造又は入手可
能な出発物質から二つの主要な中間物質を経由して製造
することができる。しかしながら、より少ない反応工程
及び改善された収率で中間物質を得る方法が望まれる。
カルバペネムの製造の他の方法はカン(Kan)等に対
する欧州特許第0167155号に記述されている。こ
の場合も、ある種のカルバペネムは4−アセトキシアゼ
チジンー2−オン中間物質から製造される。しかしなが
らこの場合、これらの中の4−トリオルガノシリルオキ
シアゼチジン−2一オン中間物質から製造される。4−
トリオルガノシリルオキシアゼチジン−2−オン中間物
質を製造するための出発物質は である。従って、この場合もカルバベネムは容易に製造
又は人手可能な出発物質から二つの主要な中間物質を経
由して製造することができる。しかしながら、中間物質
を得るための工程がより少なく、及びC II.SOz
NCOより危険でない出発物質を使用する方法が望まれ
る。
4−アセトキシアゼチジン−2−オン中間物質からのベ
ネムの製造方法はクリステンセン(Chris ten
sen)等、米国特許第4, 260, 618号に開
示されている。ここでは、これらの中間物質を発酵によ
り生産されるペニシリンを開環することにより製造する
ことを推奨している。
カルバペネムの製造に有用な4−アシルオキシアゼチジ
ンー2−オン中間物質を製造するのが本発明の目的であ
る。
毒性が低水準であることより取扱いの容易な出発物質か
ら4−アシルオキシアゼヂジン−2−オン中間物質を製
造することが本発明の別の目的である。
4−アシルオキシアゼチジン−2−オン中間物質の製造
における所要の反応を簡単にし、及び反応収率を改善す
ることが本発明の更に別の目的である。
有機基をアゼチジン−2−オンの4位の炭素の保護に使
用し、次いでこれを置換することなく4一アシルオキシ
置換に変換することができる4一アシルオキシアゼチジ
ンー2−オン中間物質の製造方法を開発することが本発
明の更に別の目的である。
要約すると、本発明により (a)  約0〜20゜Cの温度で臭素と充分量の亜塩
素酸ナトリウムとの酸化剤組み合わせを式(式中R1と
R2は独立に水素、Cl〜.。アルキル基、Cl〜1G
フルオロアルキル基、α一炭素置換01〜,。アルキル
基、α一炭素置換CI.−1。フルオロアルキル基(α
一炭素置換基は水酸基及び保護された水酸基からなる群
より選ばれる)であり、R3は水素及び01〜1。アル
キル基からなる群より選ばれ、R4は水素及び窒素の保
311からなる群より選ばれ、並びにX,Y及びZは独
立に水素、ハロゲン、01〜1。アルキル基、C,又は
C1。アリール基、置換されたC,又C1。アリール基
、C+〜,。アルコキシ基、C6又はC,。
アリールオキシ基からなる群より選ばれる)の4−フラ
ニル化合物と接触させて4−カルボキシアゼチジン−2
−オンを生或させる工程、及び (1))  極性有機溶媒中で前記4−カルボキシアゼ
チジン−2−オンをCl〜8有機酸とその相当するアル
カリ金属塩との混合物と充分な電流密度下で接触させて
4−アシルオキシアゼチジン−2一オンを生戒させる工
程、 からなる4−アシルオキシアゼチジンー2−オンの製造
方法が提供される。
ここで、Rl とR2はカルバベネム又はカルバペナム
の6位置換に有用な水素、アルキル基、及?置換された
アルキル置換基を表す。例えば、RlとR2は水素、メ
チル基、エチル基、プロビル基、イソプロビル基、ブチ
ル基、イソブチル基、HO−CthCH3CIl (O
H)−、(CI+3) 2c (Ow1)−、(CHz
)zC(OH)−、CII+CHzCll(OH)− 
、CH3CHzCHzCIl(OH)−、C I 3C
 11■CIl (CFI:+) (011)−、Ct
!:+CII(Clh)CH(0}1)−CF.CH 
(OH)−、CHFzCII(OH)− 、FC}12
C}I(OH)−、Cll3(JIF− 、F2CI1
− 、F3C−、CtltCFz−などを含む。
好ましい具体化においては、R’又はR2のどちらかは
水素であり、及びより好ましい具体化においては、R2
はβ一水素であり、R’はα配置にある水素以外の任意
の上記置換基である,最も好ましくは、R1はα配置1
−ヒドロキシエチル基であり、R2はβ配置水素である
保護された水酸基は抗生物質技術で公知であり、適当な
保護基で保護して化学反応中不活性にした水酸基を表す
。もちろん、この保護基が何であるかは水酸基が保護さ
れるべき個別の化学反応によって異なる。所望の4−ア
シルオキシーアゼチジン−2−オンの製造に有用な好ま
しい保護基はジメチルーt−プチルシリル基(TBDM
S)である。この保護基は所望の化合物の以後の反応に
適当であるか、又はペネム又はカルバペネムの製造のた
め選択される工程により置換を要することがある。使用
することができる別の保護基はトリメチルシルリル基、
ベンジル基、p−ニトロベンジルL p−ニトロベンジ
ル力ルポニル基、ジフエニルーt−プチルシリル基、イ
ソブロビルジメチルシリル基、フエニル基、メチル基な
どを含む。
他の水酸基の保護基は当該技術分野で公知である(ティ
ー・ダブリュー・グリーン(T,W.Greene)著
、「プロテクティブ・グループス・イン・オルガニツク
・シンセシス(Protective Groups 
inOrganic Synthesis)」(ジョン
・ウィリー・アンド・サンズ、インク(John Wi
ley & Sons, Inc.)、1981年刊)
を参照されたい)。
R:Iは水素、メチル基、エチル基、プロビル基などか
ら選ぶ事ができる。好ましくは、R3は水素であり、β
配置を持つ。
上述のように、R4は水素又は窒素の保MW Mである
ことができる。適当な窒素の保護基はジメチルーt−プ
チルシリル基、トリメチルシリル基、ジフエニル−t−
プチルシリル基、トリフエニルシリル基、p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル基、ベンジル基、置換されたベ
ンジル基、p−メトキシフェニル基などを含む。水酸基
の保護基について上で述べたように、任意の保護基を何
にするか及び保護基が必要か否かは窒素基を保護する化
学反応に依存する。例えば、ここでは4−フラニルアゼ
チジン−2−オンがフラニル置換イミンとカルボキシ化
合物の誘導体との提案された反応により生戊する。その
ような反応において、イミンの窒素はベンジル基のよう
な保護基を必要とする。ベンジル基は公知の反応により
窒素に付加し、次いで所望により他の保護基又は水素に
置き換えることができる。4−フラニルアゼチジン−2
−オンから4−アシルオキシアゼチジンー2−オンの製
造に窒素の保護を必要としないことはこの方法の特異な
利点である。従って、R4が水素である弐(1)の4−
フラニルアゼチジン−2−オンが好ましい。窒素基の保
8I基は当該技術分野で公知である(ティー・ダブリュ
ー・グリーン著、「プロテクティブ・グループス・イン
・オルガニンク・シンセシス」 (ジョン・ウィリー・
アンド・サンズ、インク、1981年刊)も参照された
い)。
適当なX,Y及びZは独立に水素、メチル基、エチル基
、プロビル基、t−ブチル基、n−ブチル基、フェニル
基、p−クロロフェニル基、水酸基、メトキシ基、エト
キシ基、フェノキシ基などから選ばれる。好ましくは、
少なくともZは水素である。より好ましくは、X,Y及
びZは水素である。X,Y及びZを選択する考え方の原
理はそれらがここに示す方法を妨害しなことである。
工程図AとBは式(1)に記述した出発物質のために提
案された合戊法を図示している。工程図Aはイミンの製
造を示している。この工程図Aのイミンを工程図Bでカ
ルポキシ誘導体と反応させて4−フラン−2−イルーア
ゼチジンー2−オン出発物質を製造する。
工程図Aにおいて、入手可能又は容易に製造されるフル
フラール1をアミン化合物2と縮合させる。そのような
縮合の場合、化合物2のR4は水素ではない。好ましく
は、R4は窒素の保護基であり、より好ましくは有機芳
香族保護基である。
化合物2として適当なものはペンジルアミンである。
工程図Bにおいて、化合物4は容易に入手又は製造され
るR1とR2に置換基を持つエステル出発物質又はその
前駆物質である。適当な化合物4のエステル出発物質は
3−ヒドロキシプロパン酸メチル、3−ヒドロキシペン
クン酸メチル、3−ヒドロキジ−4.4.4−トリフル
オ口ブタン酸メチル、3−フルオロブタン酸メチル、2
−メチル−3−ヒドロキシブタン酸メチルなどを含む。
好ましいのは3−ヒドロキシブタン酸メチルである。メ
チルとして述べたエステル群の性質は必須ではなく、エ
チル、プロビルなどでもよい。
工程図Bの第1の反応工程は、化合物4をn −ブチル
リチウムとジイソブロビルアミンから製造したような塩
基とテトラヒドロフラン中で約−71゜Cで反応させて
エノール化する。次いで反応生戒物を単離することなく
、このエノレートを再びテトラヒドロフラン中で約−7
8゜Cでトリメチルクロロシラン(TMSCI)を添加
して急冷するとケテンシリルアセタール、化合物5が生
戒する。
化合物5が生或するこの反応において、Rl又はR2の
いずれかの任意の保護していない水酸基はトリメチルシ
リル基で置換する。二のことはRI又はRZの任意の保
護されていない水酸基は後に保8I基を必要とすること
から望ましいことである。
他の種類の保護基が望まれる場合、それをエノール化す
る前の化合物4の水酸基に付加すべきである。他のシリ
ル保護基が望まれる場合、引き続いてエノレートを急冷
する反応においてトリメチルクロロシランの適当な置換
をなすべきである。
工程図Bの第二の反応工程は、イミン、化合物3をトリ
メチルシリルトリフルオロメタンスルホネー} (TM
SOTf)の存在下でジクロロメタン中、約−20゜C
でケテンシリルアセタール、化合物5に添加する。生戒
する化合物6はR1ないしR3官能基、窒素の保護基と
してのR4官能基及びアゼチジン−2−オン環を閉環す
るために必要な官能基を含む。工程図Bのこの段階又は
その後に、窒素保護基R4を水素又は他の保護基に変換
してR4置換の全スペクトルを作ることができる。例え
ば、窒素のベンジル保護基はHC1の存在下で水素添加
(H2/pa/C)L、引き続き水酸化ナトリウムと反
応させることにより塩化水素を経て水素で置換すること
ができる。ベンジル基を他の保3i基で置換することは
当業者に公知の種々な方法で達或することができる。
工程図Bの第3の反応として、R4が上述のような水素
又は窒素の保護基である化合物6を鹸化してメチルエス
テルを除き、化合物7を生戒する。
鹸化は水中でpHを水酸化ナトリウムで高い水準に上げ
て実行する。
最後に、出発物質8は化合物7を脱水してアゼチジン−
2−オン環に閉環することにより生或する。この脱水は
2−プロバノール中でNaHCO3とメタンスルホニル
クロリド(MeS−Cf)で実行する。
好ましい出発物質8は水酸基が置換されたR’を含む。
この水酸基置換は出発物質8に使用される反応条件に適
するように保護されるべきである。
最も好ましい出発吻質8は実施例6に化合物E9として
示す。
工程図Cは出発吻質8から4−アシルオキシアゼチジン
−2−オンを製造するための本発明の方法を示す。第一
の重要な反応として、出発物質8を4−カルボキシアゼ
チジンー2−オン、化合物9に酸化する。この酸化は攪
拌により有機和と乳化した緩衝剤添加水相を持つ二相反
応媒質中で好便に実行することができる。有機相はテト
ラヒド口フラン又はアセ1・ンから選ぶことができるが
、アセトニトリルが好ましい。水相にKIhPO.のよ
うな緩衝剤を添加する。有機相に出発物質8が存在する
。攪拌し冷却しながら、酸化剤である臭素と亜塩素酸ナ
トリウムを適当量添加して4−カルボキシアゼチジンー
2−オンを生戊させる。臭素を使用する場合、その量は
出発吻質8に対して約2〜150モル%であり、5〜1
5モル%が好ましい・亜塩素酸ナトリウムの場合、その
量は出発吻質8に対して約500〜2000モル%であ
る。
臭素と組み合わせた亜塩素酸ナリトウムの存在は重要で
あり、何となれば亜塩素酸ナトリウムがあまりに少ない
と臭素を使用するしないにかかわらず不完全酸化生戒物
を生或する酸化となるからである。この第一の酸化の好
ましい温度は約O′C〜約20゜Cであり、時間は1/
2〜10時間である。
4−カルボキシアゼチジン−2−オン9は引き続いて標
準の電気化学的方法により所望の4−アシルオキシアゼ
チジンー2−オン10に変換される。化合物9を極性有
機溶媒中でC,〜,有機酸とそのアルカリ金属塩との混
合物と接触させ、溶液に充分な電流密度をかけると4−
カルボキシ基を有機酸の相当する4−アシルオキシ基に
置換する。
適当な01〜lI有機酸はギ酸、酢酸、安息香酸などを
含む。適当なアルカリ金属塩はこれらの酸のナトリウム
及びカリウム塩である.適当な極性有機溶媒はアセトニ
トリル、DMF..THFなどを含む。4−カルボキシ
アゼチジン−2−オンの各モルに対して、約2〜5モル
のアルカリ金属塩及び同じく大過剰のすなわち50モル
以上の酸を使用することができる。充分な電流密度は2
〜20+nA/cIIlの範囲にあり、溶液に沈めた炭
素又は白金のアノード又はカソードにより通ずることが
できる。
電気化学的反応は0゜C〜室温で実行するのが好ましい
雲程量旦 化合物10は公知の方法でカルバベネム又はベネムを作
るのに使用することができる。例えば、6−(1’−ヒ
ドロキシエチル)−2−置換一ベン−2−エムー3−カ
ルボン酸は上記化合物から米国特許第4,260,61
8号に記述されたように作ることができ、前記文献は参
考例としてここに組み入れる。そこでは、4−アシルオ
キシアゼチジン−2−オンは置換されたl−チエノアセ
テート誘導体と反応してセコーラクタム(seco− 
lactam)を生戒する。セコーラクタムのハロゲン
化により化合物が生威し、このものは強塩基で処理して
ペネムに環化することができる。更にカルバベネムの製
造に化合物10の使用がサルツマン・ティー・エヌ(S
alzman. T.N.)等、ジャーナル・オブ・ア
メリカン・ケ主カル・ソサイエティー(J. Am.C
hem. Soc.)  ( 1 9 8 0年)、1
02巻、6161ぺ一ジ及びレイダー・ピー・ジエ− 
(Reider, P.J.)等、テトラヘドロン・レ
タース(Tetrahedron I、ett.)(1
982年)、23巻、379ページに記述されている。
次の実施例は我々によって考えられた本発明を実行する
最良の態様を例証するものであって、本発明の思想又は
範囲を限定するものと考えるべきではない。
裏隻闇上 リメチルシリルオキシー1−ブテン E2 1. 5 4 MのnBuL i (2 3 7mL、
. 3 6 5mol)を乾燥THF (7 4 0m
L)中ジイソプロピルアミン(41.15g、.  4
 0 7mol)に窒素ガス下、78゜Cで添加した。
THF (3 4 0mL)中(R)メチル 3−ヒド
ロキシブタノエート、E1(20.00g、.169m
ol)を−71″Cより上昇しない温度で滴下添加した
。30分経過後、THF(100mL)中クロロトリメ
チルシラン(40.5g、.  3 7 3mol)を
−71゜C以下の温度にに維持しながら添加した。溶液
を−78゜Cで2時間攪拌し、0゜Cに加温し、真空下
で濃縮した。ヘキサン(500mL)を添加し、混合物
を再度a縮した。
ヘキサンの第二の部分(500mL)を添加し、混合物
を濾過し濃縮して淡黄色油状物(40.76g)を得た
。蒸溜してシリルケテン、E2を透明無色の油状物とし
て得、油状物の沸点は75〜80゜C/0.2 5mm
 (3 0.3 2 g、79%)であった。
1嵐畳主 E5 フルフラールE3(4.98g、5 1. 8 mmo
l )をCHzCj2 2  ( 2 5 mL)中ベ
ンジルアミンE4(5.55g, 5 1. 8mmo
l)に添加した。MgSO4(5 g )を添加し、混
合物を2時間攪拌し、濾過し濃縮した。
粗油状物を乾燥CllzC 1 2( 6 0 ml−
)に再溶解し、濃縮を2回繰り返して溶液を乾燥した(
<10■H20/L)。トリメチルシリルトリフルオロ
メタンスルホネー}(1.15g、5. 1 8 mm
ol )をCljzCj2 z  ( 6 0 mL)
中上記イミンに−20″Cで添加し、5分後ケテンシリ
ルアセタール、E2( 1 3. 6 g、5 1. 
8 mmol )を添加し、溶液を18時間経過させた
。ケテンシリルアセクール、E2の第二の部分(3.6
g、1 3. 7 mmol )を添加し、溶液を16
時間経過させた。室温まで加温した後溶液を濃縮し、酢
酸エチル(100mL)に再溶解した。酢酸エチル溶液
を2NのHCff (5 0mL)で抽出し、次いで水
溶液を5NのNH.01{で処理してpl1を〉9とし
、CHzCj! z  ( 5 0 mL)で抽出した
CHzCfz?容?夜を乾燥(MgSO4) シ、濃縮
してア逅ノエステル、E5を黄色油状物(13.78g
、87.7%)として得た。
大益班主 E6 12Nのllcj2 ( 0. 4 8 mL, 5.
 7 6 mmol)及び10%のPd/c (1 7
 0mg)をメタノール(17mL)中アミノエステル
、E5(1.75g、5.7 6 mmol)に添加し
た。混合物を0. 0 7 kg/ oa ( 1 p
sig)のH2で25゜Cで98%の出発物質が消費さ
れるまで(HPLC, 1 : ICH3CN:[20
 ( .1%II,PO4)、C8カラム、3mL/分
)水素添加した。溶液を濾過し濃縮して白色固体を得、
これを2−プロパノール(7mL)に溶解した。次いで
エチルエーテル(30mL)を攪拌しながら滴下添加し
て塩酸塩、E6を白色針状物として得、これをフィルタ
ー上で集め、4:1エーテル:2−プロパノール(2X
5+nL)で洗浄し、真空下で乾燥した(1.21g、
79.5%)。
シ酪酸 ミノ酸を含む百分を真空下で濃縮して白色固体を得た。
2−プロパノール(400mL)を添加し、混合物を濃
縮乾燥した。得られる固体を2−プロパノール(400
mL)中で16時間撹拌し、フィルター上に集め、次い
で真空乾燥してアミノ酸、E7を暗白色固体(40.9
9g、92.2%)として得た。
実施例5 アミノエステル塩酸、E6(55.69g、0. 2 
2 3 mol)を水(225mL)に溶解した。5N
のNaOHを添加してpH=12.5とし、pH調節装
置でpH 1 2. 5に18時間維持した。次いで溶
液をp}12に酸性化し、Dowex 50W  X 
 2樹脂(700mL)のカラムにかけた。カラムを水
(1400mL)で洗浄し、次いで1.5NのNH.O
Hで溶離した。アNallCOz ( 2 0 7. 
7 g、2. 4 ’. mo!)、次いでメタンスル
ホニルクロリド(59.05g、.51mol)を乾燥
2−プロパノール(10.3L)に添加した。
アミノ酸E7 (40.99g,.206mol)を添
加し、混合物を窒素ガス下、25゜Cで39時間攪拌し
た。混合物を濃縮し、得られる固体を酢酸エチル(2.
5L)で磨砕した。混合物を濾過し濃縮して黄色油状物
(60g)を得た。この油状物を酢酸エチル(100m
L)に溶解し、活性炭(3.5g)と共に攪拌し、濾過
し濃縮して120+++Lとした。
ヘキサンを溶液が曇るまで添加し、溶液に接種し、ヘキ
サン(全145mL)を滴下添加した。混合物を室温で
1時間攪拌し、濾過し、固形物を21ヘキサン:酢酸エ
チル(2 X 1 5mL)で洗浄し、乾燥した(13
.1’7g、35%)、母液をシリカゲルの短いカラム
を通して濾過し、最初に1:1ヘキサン:酢酸エチル(
5 0 0mL) 、次いで1:2ヘーキサン:酢酸エ
チル(500mL)で溶離し、アゼチジノンを含む両分
を濃縮して油状物とし、これを静置して固体化した。こ
の固体を破砕し、1:1ヘキサン:酢酸エチル(30m
L)中でスラリーにし、濾過し、同一溶媒(10mL)
で洗浄し乾燥して所望のアゼチジノン、E8(11.3
1g、31%)を得、全収率は66%であった。
−2゛−イル)一アゼチジン−2−オンイミダゾール(
5.63g、8 2. 7 mmol )を乾燥DMF
(25mL)中4−(フラン−2−イル)−3−(1−
ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−オン、E8(10
.OOg、5 5. 1 6mmol)に添加した。0
゜Cに冷却後、t−ブチルジメチルシリルクロリド(9
.14g、60.67mmol)を添加し、冷却浴を除
き、溶液を室温で18時間攪拌した。
ヘキサン:酢酸エチル(1:1、75mL)と水(50
+mL)を添加し、有機相を水(2X50n+L)で洗
浄し、乾燥(MgSO4) シ、濃縮してシリルオキシ
アゼチジノン、E9を黄色油状@!J(16.08g、
98.6%)として得た。
E10 ?ll■PO4 (5 4. 4 g ) 、}lzP
On(l mL) 、及び水(5 0 0mL)からリ
ン酸緩衝液を調製した。NaC 1 0x(80%、1
69■、1. 5 IIIn+ol )をCI13 C
N( 5 mL)及びリン酸緩衝液(5mL)中でフラ
ニルアゼチジノン( 2 9 5. 6 tag、1.
 O O mmol )に添加した。混合物を0゜Cに
冷却し、BrzCCIlsCN中1. 4 5 Mの’
.0 6 9mL,O. lmmol)を添加した.温
度は6゜Cに上昇し、0゜Cに再冷却(約3分)後Na
C I O,(1.56g、1 3. 8 mmol 
)を添加し、混合物を5時間激しく攪拌した。酢酸エチ
ル(10mL)及び10%のHgSOn  ( 2 m
L)を添加し、5分間攪拌し、水相を酢酸エチルの第二
の部分(5mL)で抽出し、合併した酢酸エチル溶液を
10%のNa23zO,(16mL)で洗浄して無色の
溶液を得た。このNa.3.03層を酢酸エチル(5m
L)で抽出し、合併した有機層を乾燥(MgSO4)シ
、濃縮して淡黄色油状物(371■)を得た。ヘキサン
:酢酸エチル(10:1、2mL)を添加し、溶液に接
種し、室温で2時間静置後4−カルボキシアゼチジンー
2−オン結晶をフィルター上で集め、10:1ヘキサン
:酢酸エチル(2X0.5mL)で洗浄し、真空下で乾
燥した(107.5mg、39%)。
E11 酢酸カリウム(6.5 g, 6 6msol)をステ
ンレス鋼カソードと炭素フェルトアノードを備えたES
C電気化学的フローセルに入れた4:1アセトニトリル
:酢酸(359d)中4−カルボキシアゼチジンー2−
オン(5. 0 g , 1 8. 0msol)に添
加した。溶液を25゜Cで5. 5 +mA/ c4 
( 3. 3〜3.8■で1.1アンペア)に8.5時
間曝した.溶液を20Mに濃縮し、次いで水(200m
)と酢酸エチル(100d)の間で分配し、水相を酢酸
エチル(2X50m)で抽出し、合併した有機層を飽和
重炭酸ナトリウム溶液(load)、次に塩水(100
m)で洗浄し、乾燥(MgSO4) シ、濃縮して固体
を得た.シリカゲルクロマトグラフィー(4:lへキサ
ン:酢酸エチル)により純粋な4(R)一アセチルオキ
シ−3 (R) − (1 (R)一ジメチル−1,1
−ジメチルエチルシリルオキシエチル〕アゼチジノン(
3.82g、1 3. 2 mmol、73%)を得た
手続補正書 (1)別紙の通り 明細書1通を提出致します。
平或2年9月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)約0〜20℃の温度で臭素と充分量の亜塩素
    酸ナトリウムとの酸化剤組み合わせ を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1とR^2は独立に水素、C_1_〜_1_
    0アルキル基、C_1_〜_1_0フルオロアルキル基
    、α−炭素置換C_1_〜_1_0アルキル基、α−炭
    素置換C_1_〜_1_0フルオロアルキル基(α−炭
    素置換基は水酸基及び保護された水酸基からな る群より選ばれる)であり、R^3は水素及びC_1_
    〜_1_0アルキル基からなる群より選ばれ、R^4は
    水素及び窒素の保護基からなる群より選ばれ、並びにX
    、Y及びZは独立に水 素、ハロゲン、C_1_〜_1_0アルキル基、C_6
    又はC_1_0アリール基、C_1_〜_1_0アルコ
    キシ基、C_6又はC_1_0アリールオキシ基からな
    る群より選ばれる)の4−フラニル化合物と接 触させて4−カルボキシアゼチジン−2− オンを生成させる工程からなる4−アシル オキシアゼチジン−2−オンの製造方法。 2、工程(a)の次に (i)極性有機溶媒中で前記4−カルボキシアゼチジン
    −2−オンをC_1_〜_8有機酸とその相当するアル
    カリ金属塩との混合物と充分 な電流密度下で接触させて4−アシルオキ シアゼチジン−2−オンを生成させる工程 がある請求項1記載の方法。 3、R^4は水素である請求項1記載の方法。 4、前記酸化剤組み合わせは前記4−フラニル化合物に
    対して約5〜約15モル%の臭素からなる請求項1記載
    の方法。 5、前記酸化剤組み合わせは前記4−フラニル化合物に
    対して約2〜約150モル%の臭素からなる請求項1記
    載の方法。 6、前記酸化剤組み合わせは前記4−フラニル化合物に
    対して約500〜約2000モル%の亜塩素酸ナトリウ
    ムからなる請求項1記載の方法。 7、R^1又はR^2は水素である請求項1記載の方法
    。 8、R^2はβ−水素であり、R^1は水素以外である
    請求項1記載の方法。 9、R^2はβ−水素であり、R^1はα配置1−ヒド
    ロキシエチル基である請求項1記載の方法。 10、X、Y及びZは水素である請求項1記載の方法。 11、酸化される100モルの有機物質に対して(a)
    約2〜約150モルの臭素、及び (b)約500〜約2000モルの亜塩素酸ナトリウム
    からなる酸化剤組み合わせ。 12、約5〜約15モルの臭素が存在する請求項11項
    記載の組み合わせ。
JP2161487A 1989-06-21 1990-06-21 電気化学的方法による4―アシルオキシアゼチジン―2―オンの製造方法 Pending JPH0395179A (ja)

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US369,167 1989-06-21

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US4952288A (en) 1990-08-28
EP0404583A3 (en) 1992-01-02
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