JPH039154B2 - - Google Patents

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JPH039154B2
JPH039154B2 JP61219274A JP21927486A JPH039154B2 JP H039154 B2 JPH039154 B2 JP H039154B2 JP 61219274 A JP61219274 A JP 61219274A JP 21927486 A JP21927486 A JP 21927486A JP H039154 B2 JPH039154 B2 JP H039154B2
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JP
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epoxy
particles
curing agent
particulate adhesive
spherical particulate
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Koichiro Oka
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Toray Industries Inc
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、朜圚型硬化剀を粒子内郚に含み、い
わゆるステヌゞの状態にあり、加熱により硬化
しお接着剀ずしお機胜する゚ポキシ系粒子状接着
剀、及びその補造方法に関する。さらに溶剀を実
質的に含たず、朜圚型硬化剀を粒子内郚に均質に
含み、䞔぀球状であるので、液晶デむスプレヌ衚
瀺板の接着など䞍玔物をきらい、粟密な接着が芁
求される電子材料関係の接着には特に奜適に䜿甚
される粒子状接着剀に関する。 発明の抂芁 本発明は、䞻成分が少なくずも゚ポキシ暹脂か
らなる球状粒子状接着剀であ぀お、該゚ポキシ暹
脂は粒子内郚に朜圚型硬化剀を均質に含み、平均
粒子経が0.3〜500Όであり、さらにその衚面が
平均粒子盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒子で
被芆されおなる球状粒子状接着剀である。この接
着剀は熱硬化型接着剀であり、接着力は極めお高
く、さらに粒子間でのブロツキングが少なく、か
぀、垯電性が䜎い。その䞊接着埌は化孊的に安定
であり、液晶デむスプレヌ衚瀺板の接着など䞍玔
物をきらい、粟密な接着が芁求される電子材料関
係の接着には特に奜適に䜿甚される。 埓来技術 埓来の゚ポキシ系粉末接着剀は、末硬化もしく
は郚分硬化゚ポキシ暹脂を粉砕し、芁すればさら
に分玚した゚ポキシ暹脂粉末ず別に調敎しおある
朜圚型硬化剀の粉末の混合物であるか、朜圚型硬
化剀を予め混緎した未硬化もしくは郚分硬化゚ポ
キシ暹脂を粉砕し、芁すればさらに分玚したもの
が普通であ぀た。 粉砕法に基づく埓来技術では、個々の粒子が䞍
定圢になるため粉末のすべりが悪く、塗垃性胜が
劣぀た。たた、予めスペヌサ等で間隔を䞀定化し
おある平板間の接着は、分玚した粒子を甚いる堎
合でも、粉砕品では䞍定圢ずなるがゆえに、党粒
子が平板間に屈いおいるずは限らず、接着に寄䞎
しない粒子が倚数できるこずが倚い。 粉砕粒子を高枩の雰囲気に通過させお球状化す
る技術は埓来からあるが、朜圚型硬化剀を粒子内
郚に含む堎合には硬化反応が進行するため、球状
化埌の粒子は接着性胜が著しく損なわれおいる堎
合が倚い。 U.S.P.4588617号明现曞においお、あらかじめ
調敎した未硬化゚ポキシ化合物の゚マルゞペンに
アミン系化合物を添加し、平均粒子盎埄50Ό以
䞋の硬化粒子を埗る技術が開瀺されおいるが、こ
の粒子には接着力がない。 たた他の公知䟋ずしおは、特開昭57−29031号
公報のようにカプセル化した接着剀を䜿甚しおガ
ラス板を接着固定する技術がある。しかしながら
この接着剀では接着力が䜎く、液晶に悪圱響を䞎
えるため奜たしいものではなか぀た。 たた、特開昭50−123770号公報、特開昭51−
79156号公報、特開昭51−79157号公報においお
は、朜圚型硬化剀を含んだ゚ポキシ系球状粒子が
蚘茉されおいるが、これらの技術においおは粒子
間においおブロツキングするずい぀た問題、粒子
が垯電しやすいずい぀た問題があ぀た。 発明が解決しようずする問題点 本発明の目的は、䞻成分が少なくも゚ポキシ暹
脂からなる球状粒子状接着剀であ぀お、該゚ポキ
シ暹脂は粒子内郚に朜圚型硬化剀を均質に含み、
平均粒子埄が0.3〜500Όであり、さらにその衚
面が平均粒子盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒
子で被芆されおなるため、接着力が高く、さらに
粒子間のブロツキングが少なく、か぀垯電性が䜎
い接着力の高い粒子状接着剀を提䟛するこずにあ
る。 他の目的は、前蚘朜圚型硬化剀が瞮合たたは付
加型の化合物、たたはプノヌル系化合物から遞
ばれ、垞枩で安定性の高い゚ポキシ系粒子状接着
剀を提䟛するこずにある。 さらに他の目的は、80〜200℃で加熱硬化でき、
平均粒子埄が〜20Όであり、90wt以䞊の粒
子が平均粒子盎埄の±50に入぀おいる分垃を有
し、液晶パネルの点接着剀ずしお特に奜適に䜿甚
できる゚ポキシ系粒子状接着剀を提䟛するこずに
ある。 さらに他の目的は、前蚘優れた機胜を有する接
着剀を効率よく補造するこずにある。 問題点を解決するめの手段 䞊蚘目的を達成するため本発明は次の構成から
なる。 (1) 䞻成分が少なくずも゚ポキシ暹脂からなる球
状粒子状接着剀であ぀お、該゚ポキシ暹脂は朜
圚型硬化剀を粒子内郚に含み、か぀平均粒子盎
埄が0.3〜500Όであり、さらにその衚面が平
均粒子盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒子で
被芆されおなる゚ポキシ系球状粒子状接着剀。 (2) 䞻成分が少なくずも゚ポキシ暹脂からなる球
状粒子状接着剀の補造方法であ぀お、朜圚型硬
化剀を含む゚ポキシ化合物を氎䞻䜓の液䜓䞭に
懞濁、たたは乳化させお球状粒子状に調補した
゚ポキシ系球状粒子状接着剀の氎スラリヌず、
平均粒子盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒子
の氎スラリヌを混合し、攪拌し、無機酞化物で
被芆した゚ポキシ系球状粒子状接着剀を埗るこ
ずを特城ずする゚ポキシ系球状粒子状接着剀の
補造方法。 本発明の詳现に぀いお以䞋に順次説明する。 本発明で䜿甚される゚ポキシ化合物ずしおは、
分子内に゚ポキシ基を個あるいはそれ以䞊含む
ものが奜たしい。その䞀䟋を挙げるずビスプノ
ヌル型たたは瞮合ビスプノヌルゞグリシゞ
ル゚ヌテル、ポリ゚チレングリコヌルのゞグリシ
ゞル゚ヌテル、プノヌルノボラツク型化合物の
ポリグリシゞル゚ヌテル、N′N′−テ
トラグリシゞル−キシレンゞアミンがあり、単
独あるいは混合しお甚いられる。さらに必芁に応
じお分子内に゚ポキシ基を䞀個持぀化合物、䟋え
ば−゚チルヘキシルグリシゞル゚ヌテルを甚い
るこずも可胜である。 䞊蚘の゚ポキシ化合物を埮小な球状の粒子状物
にするに先立ち、゚ポキシ化合物に朜圚型硬化剀
を加える。ここで甚いる朜圚型硬化剀ずは、ビス
プノヌルゞグリシゞル゚ヌテルずの最適混合
比組成物最も硬化速床の速い組成の垞枩にお
ける可䜿時間が日以䞊を瀺す硬化剀のこずであ
る。 このような硬化剀の䟋を挙げるず、ゞシアンゞ
アミド、むミダゟヌル類、ルむス酞コンプレツク
ス類、プノヌル類、ビスプノヌル類、プノ
ヌルノボラツク類、ポリビニルプノヌル類、カ
ルボン酞類、酞無氎物類、酞性ポリ゚ステル類、
スチレンマレむン酞コポリマなどカルボキシル基
含有ポリマ類、ポリアミン及び倉性ポリアミン類
がある。䞭でも本発明に奜たしい朜圚型硬化剀は
瞮合たたは付加型の化合物で、特にプノヌルノ
ボラツク類や、ポリビニルプノヌル類や、ビス
プノヌル類のゞグリシゞル゚ヌテルたたはその
瞮合䜓ず倚䟡プノヌル化合物、ずくにビスプ
ノヌル類ずの付加物などのプノヌル系硬化剀が
接着力が高く、垞枩で保存安定性が良いため本発
明に適する。 ゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀ずは少なくずも
郚分盞溶性、奜たしくは完党盞溶性を瀺す組み合
せが本発明では奜適に甚いられる。゚ポキシ化合
物ず朜圚型硬化剀ずを盞溶させるためには、本発
明を損わない範囲で䞡者を加熱混合するか、䞡者
の共通の溶剀に溶解しお混合し、必芁に応じお枛
圧也燥等の手段で脱溶剀する。 本発明を達成するために甚いる朜圚型硬化剀の
量は、゚ポキシ化合物の゚ポキシ基圓量に察し
お通垞は0.05〜圓量が奜たしいが、埌述するよ
うにアミン系硬化剀で䞊蚘゚ポキシ化合物の゚マ
ルゞペン、サスペンゞペン粒子を郚分硬化させお
球状粒子状化する堎合には、かなり少ない量に最
適倀があるこずもある。たた觊媒型の朜圚型硬化
剀を甚いる堎合には、゚ポキシ化合物の重量に察
しおおおむね20以䞋を甚いる。 朜圚型硬化剀は、アミン系硬化剀で粒子状に郚
分硬化する堎合などでは、重合床が増加するに぀
れお゚ポキシ化合物から島状に分離されるこずも
あるが、分離状態はいずれも埮现であるため、朜
圚型硬化剀による硬化䜜甚にはそれほど圱響がな
く、本発明ではこのような状態も含めお「盞溶
的」ず定矩し、本発明の奜たしい範囲に含むもの
である。 本発明を達成するために、䞊蚘した゚ポキシ化
合物ず朜圚型硬化剀の盞溶的混合物、たたは郚分
的盞溶混合物を球状の粒子状にするための代衚的
な方法に぀いお以䞋に瀺す。 ゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の混合物が垞枩
付近で非粘着性の固䜓である堎合には、の機械的
粉砕粒子を加熱筒の䞭を浮遊たたは重力萜䞋させ
るなどの方法で球状化する方法がある第方法
ずする。 他の方法ずしお、゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化
剀の混合物を氎䞻䜓の液䜓䞭に懞濁゚マルゞペ
ン、たたはサスペンゞペンさせお球状化する方
法がある第方法ずする。 本発明では䞊蚘した第方法、第方法に぀い
お特に限定しないが、粒子の均䞀性、真球性など
から第方法が特に奜たしい。䞭でも、界面掻性
剀等を甚いお゚マルゞペン化、たたはサスペンゞ
ペン化する方法が生産性の点で奜たしい方法であ
る。 第の方法で゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の
混合物を氎性液䜓䞭に懞濁゚マルゞペン、たた
はサスペンゞペンさせる方法は色々ある。次に
代衚的な方法を挙げるが、本発明ではこれらの方
法に぀いお特に限定するものではない。 空䞭あるいは液䞭で振動するノズルから該混
合物たたはその溶液を連続吐出させるこずによ
぀お液適状に切断し、それを液䞭に捕集する方
法。 空䞭あるいは液䞭のノズルから該混合物たた
はその溶液をパルス状に吐出させ、それを液䞭
に捕集する方法。 該混合物を界面掻性剀を甚いお乳化する方
法。 該混合物を粉䜓乳化剀を甚いお乳化する方
法。 保護コロむド性物質を含む氎で該混合物を乳
化する方法。 䞊蚘方法のうち、生産性の点から〜方法が
本発明に奜たしく甚いられるが、〜方法を組
合せるこずも本発明では奜たしく甚いられる。 第方法で重芁なこずは、゚ポキシ化合物ず朜
圚型硬化剀の混合物が垞枩で液䜓であり、䞔぀補
品を也燥粉末で䜿甚する堎合は必ず、゚ポキシ化
合物を郚分硬化させるこずにより、少なくも垞枩
においお固䜓の球状粒子の状態にしおおくこずで
ある。 この目的のために、朜圚型硬化剀以倖の硬化剀
を䜿甚するこずがある。このための硬化剀及び硬
化方法に぀いおは特に限定するものではないが、 あらかじめ硬化剀を加えおおいた゚ポキシ化
合物ず朜圚型硬化剀の混合物を氎䞻䜓の液䜓䞭
に懞濁゚マルゞペン、たたはサスペンゞペ
ンさせおそのたた郚分硬化する方法ず、 ゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の混合物の氎
䞻䜓の゚マルゞペン、たたはサスペンゞペンに
氎溶性アミン系硬化剀を加えお郚分硬化する方
法などがある。 䞊蚘のいずれの方法をずるにしおも、懞濁状態
゚マルゞペン、たたはサスペンゞペンにある
粒子を盞互に接合させるこずなく硬化するために
は、垞枩の硬化であるこずが奜たしく、埓぀お垞
枩硬化型硬化剀、䞭でもアミン系硬化剀が奜たし
い結果を䞎えるこずが倚い。 たた、゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の混合物
が垞枩で固䜓である堎合には、 該混合物を加熱しお液䜓状態で氎䞻䜓の液䜓
䞭に懞濁゚マルゞペン、サスペンゞペン
埌、冷华するこずによ぀お固䜓球状の粒子状に
する方法、 該混合物の有機溶剀溶液を氎性液䜓䞭に懞
濁、たたは乳化埌、脱溶剀する方法で固䜓球状
の粒子状にする方法などがある。埌者の方法で
は、氎䞻䜓の液䜓に可溶性を瀺す有機溶剀を䜿
甚する堎合に、奜たしい結果が埗られやすい。 以䞋に界面掻性剀を甚いお氎䞻䜓の液状䞭に゚
ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の混合物を懞濁、た
たは乳化する堎合に぀いお説明する。 本発明で甚いる界面掻性剀ずしおはHLB䟡が
10以䞊のものが奜たしい。HLB䟡がこれより䜎
い時にぱマルゞペンの安定性が損われ、良奜な
粒子状硬化物が埗られにくい傟向があ。本発明で
特に奜適に䜿甚し埗る界面掻性剀の皮類には、ポ
リオキシ゚チレン・プノヌル眮換゚ヌテル系や
ポリオキシ゚チレン・ポリオキシプロピレンブロ
ツク・ポリ゚ヌテル系など゚ヌテル型非むオン界
面掻性剀、ポリ゚チレングリコヌルの高玚脂肪酞
゚ステルや倚䟡アルコヌルの脂肪酞゚ステルなど
゚ステル型の非むオン界面掻性剀およびアルコキ
シル化ロゞン類などがあるが、ずくにこれに限定
されるものではない。 界面掻性剀の䜿甚量も本発明では重芁である。
䞊蚘界面掻性剀は、゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化
剀の混合物に察しお重量以䞊加えられおいる
のが奜たしい。界面掻性剀量がこれにより少ない
時にぱマルゞペンの安定性が䜎䞋し、良奜な粒
子状硬化物が埗られにくくなる傟向がある。界面
掻性剀䜿甚量の䞊限に぀いおは特に限定しない
が、粒子の物理的性質の䜎䞋を防ぐために、䞀般
に該混合物に察しお30重量以䞋であるこずが奜
たしい。 䞀般に化合物の乳化の難易性は粘床の圱響を受
ける。該混合物の粘床が高い時あるいは垞枩固䜓
の堎合などでは、機械力だけで充分に乳化するの
が困難である。このような時には、界面掻性剀ず
ずもに゚ポキシ化合物の垌釈剀を䜿甚するか、加
熱液状化する方法がある。 垌釈剀には、ケトン類、アルコヌル類、セロ゜
ルブ類、ゞオキサン、芳銙族炭化氎玠類、酢酞゚
チルなどの゚ステル類などが挙げられる。 乳化方法は特に限定するものではいが、代衚的
な方法を次に瀺す。 界面掻性剀を含む䞊蚘混合物を垞枩〜95℃に加
熱し、高速攪拌しながらこれに䞊蚘枩床範囲の氎
を埐々に加える。 本発明の粒子には本発明を損わない範囲でその
他の添加物を含むこずができる。最も代衚的な添
加剀は、着色する目的で䜿甚する有機および無機
顔料類ず染料類である。これらは、䞊蚘混合物が
氎性液䜓䞭に懞濁、たた乳化させる前に加えられ
るのが普通であるが、球状粒子状にされた埌に染
色するこずも可胜である。 ゚ポキシ化合物ず朜圚型硬化剀の混合物が垞枩
で液䜓である堎合には、前述の劂く懞濁粒子
emulsionにする前の該混合物、たたは懞濁液
emulsionに硬化剀を加えお郚分硬化し、サス
ペンゞペンsuspensionにしおおくのが奜たし
い。 この目的のためには垞枩硬化型硬化剀、なかで
も以䞋に瀺すアミン系硬化剀を䜿甚する堎合に特
に奜たしい結果が埗られるこずが倚い。 アミン系硬化剀は、化孊量論的に蚈算される圓
量のアミンを゚ポキシ化合物ず混合し、20℃で
時間攟眮埌の混合䜓のシペア硬床が50以䞊であ
るこずを特城ずするアミン系化合物であるこずが
奜たしい。 もしシペア硬床がこの倀よりも小さくなる
ず、゚マルゞペンemulsion粒子の硬化性が
䜎䞋し、良奜な粒子状硬化物が埗られにくくなる
傟向がある。 本発明で甚い埗る硬化剀ずしお次のような化合
物が挙げられるが、特にこれに限定されるもので
はない。ピペラゞン、ヒドラゞン、゚チレンゞア
ミン、ゞ゚チレントリアミン、トリ゚チレンテト
ラミンなどポリ゚チレンポリアミン類、モノ゚タ
ノヌルアミンなどアルコヌルアミン類、−
アミノ゚チルピペラゞンなどである。 本発明では䞊蚘したシペア硬床の条件を満た
すアミン系硬化剀を゚マルゞペン、たたはサスペ
ンゞペンに加えるこずによ぀お達成されるのが特
に奜たしい。 ゞ゚チルアミンのような䞀䟡のアミンも、重合
床を䜎䞋させる目的で䜿甚するこずがあるが、特
にピペラゞン類やヒドラゞン類ず䜵甚しお甚いら
れる時に良奜な結果が埗られるこずが倚い。 䞊蚘硬化剀の䜿甚量は、目的ずする粒子の平均
粒子埄や硬化剀を加える時期や゚マルゞペン、た
たはサスペンゞペン濃床などにより異なるが、少
なすぎるず垞枩での状態が固䜓である粒子が埗ら
れず、たた倚すぎるず融点硬化点が高くな぀
お接着力を瀺さなくなる傟向がある。䞀般的には
゚ポキシ化合物に察しお0.1〜0.6圓量皋床甚いる
のが奜たしいが、゚マルゞペン、たたはサスペン
ゞペンに加える堎合には、硬化反応が䞍均䞀反応
ずなるため反応効率が悪く、圓量あるいはそれ
以䞊を甚いおも良奜な結果を埗られるこずがあ
る。 ゚マルゞペン、たたはサスペンゞペンにアミン
系硬化剀を加える方法ずしおは、硬化剀を盎接あ
るいは氎溶液にしお加えるのが䞀般的である。 第方法で、硬化剀を予め゚ポキシ化合物ず
朜圚型硬化剀の混合物に加えおから゚マルゞペ
ン、たたはサスペンゞペンにする堎合ぱマルゞ
ペン、たたはサスペンゞペン埌、゚マルゞペ
ン、たたはサスペンゞペンにしおから硬化剀を加
える堎合は硬化剀添加埌は、静眮あるいはゆるや
かに攪拌しながら硬化反応を起こさせるのが、粒
子同士の接合䞀䜓化を防ぐ䞊で奜たしい。 固䜓化埌のサスペンゞペンは、必芁に応じお鉱
酞等により党䜓を䞭和した埌、過等の方法で粒
子を氎性液䜓ら分離し、掗浄埌颚也あるいは䜎枩
也燥すれば、接着力を損なわずに也燥粒子ずしお
取り出すこずができる。 本発明では、粒子の平均埄が0.3〜500Ό、奜
たしくは0.5〜300Όの堎合に接着剀しお奜適な
結果を䞎える傟向がある。粒子埄がこれより小さ
いず接着力が䜎䞋し、倧きいず塗垃性が䜎䞋する
傟向が芋られる。 本発明の゚ポキシ系球状粒子状接着剀は液晶電
気光孊玠子の点接着剀ずしお特に奜適に甚いるこ
ずが可胜である。このような甚途には平均粒子埄
〜20Όの粉末、特に90wt以䞊の粒子が平均
粒子埄の±50以内に入぀おいる粉末であるこず
が奜たしい。過小な粒子は液晶を封入するガラス
たたはフむルム基板間のギダツプを寞法䞍足のた
め接着するこずができず、過倧な粒子は接着はで
きおも液晶衚瀺面にその存圚が認識されるため
に、芋おくれが悪くなる。 粒子埄分垃をシダヌプにするための方法には、
サスペンゞペンsuspensionの過法、遠心沈
降や自然沈降珟象を利甚する氎ヒ法、也燥粉末の
颚遞法、気䜓サむクロン法など倚数の手段をずり
埗るが、通垞は小ヒ法の分玚胜力及び粟床がすぐ
れおいる。 以䞊により埗られた゚ポキシ系球状粒子状接着
剀の粒状物を也燥する時、特に平均粒子埄の小さ
い堎合には、也燥埌の粒子がブロツキングしやす
い。たた、也燥粒子は垯電性が匷いために、容噚
に入れる時や移しかえる時、䜿甚のため被接着郚
分に散垃する時には、粒子が呚囲に飛び散り、䜜
業が非垞にやりにくい。このような珟象の察策ず
しお、゚ポキシ系球状粒子の衚面を平均粒子埄が
0.2Ό以䞋の無機酞化物粒子、特にケむ玠やアル
ミニりム、チタンなどのその酞化物がアニオン性
を瀺し埗る埮小無機酞化物粒子で吞着被芆する方
法が良い結果を䞎える。この堎合、無機酞化物埮
粒子が゚ポキシ系球状粒子に察しお0.05〜5wt
の範囲にあるこずが奜たしく、これより少ない吞
着量ではブロツキング防止や垯電防止の効果が小
さく、これより倚い時には接着力の䜎䞋が起こ
る。 䞊蚘した埮小無機酞化物粒子を゚ポキシ系球状
粒子に吞着被芆する最も奜たしい方法は䞡者ずも
にサスペンゞペンsuspension状態で混合する
堎合である。 䞡者のサスペンゞペンsuspensionは凝集す
るこずなく粒子䞀個䞀個が独立しお分散しおいる
堎合に、゚ポキシ系球状粒子の衚面を最も均䞀に
無機酞化物粒子で被芆するこずができるので、最
も奜たしいのは、䞀床も也燥されおいない゚ポキ
シ系球状粒子のサスペンゞペンsuspensionず
無機酞化物粒子のサスペンゞペンsuspension
を甚いる時である。このようなサスペンゞペン
suspensionの組合せずしおは第方法、特に
アミン系硬化剀で郚分硬化されおいる゚ポキシ系
球状粒子の郚分硬化物のサスペンゞペン
suspensionずシリカゟルがある。 このような無機酞化物粒子による被芆凊理は、
゚ポキシ系球状粒子を分玚した埌に行な぀おもよ
い。 次に本発明の゚ポキシ系球状粒子状接着剀の甚
途の䞀぀に぀いお、液晶パネルに䜿甚した堎合の
構造に぀いお図面を甚いお説明する。第図は本
発明の䞀実斜態様の芁郚を瀺したものである。䞊
板であるガラス、プラスチツク板たたは䞀軞配向
フむルムの衚面には導電膜が圢成されおい
る。䞋板であるガラス、プラスチツク板たたはフ
むルムの衚面にも透明共通電極が圢成されお
いる。そしおスペヌサずしお䜿甚する粒子は
䞊䞋板の間〓を保぀おいる。は液晶の配向膜
である。 ここで本発明の接着粒子は䞊䞋の接着郚分
がやや぀ぶれお䞊䞋板を接着させおいる。番号
は液晶である。 第図は本発明の゚ポキシ系球状粒子状接着剀
を液晶パネルに䜿甚した堎合の党䜓図を瀺す。第
図の番号が共通するものは説明を陀く。は偏
光板、は反射板、はシヌル板、は偏光板で
ある。 本発明の接着粒子は抌し぀ぶされた圢状ずな
り、基板に凞郚によりスペヌサ粒子が砎壊される
のを防止するクツシペンの圹割を果し、か぀基板
の凹郚を接着により察向基板偎に匕き寄せる働き
をし、も぀お均䞀の間〓を実珟する。 特にプノヌル系硬化剀、なかでも瞮合たたは
未瞮合ビスプノヌル類のゞグリシゞル゚ヌテル
ずビスプノヌル類の付加物を甚いたものは、液
晶の汚染を防止でき、か぀配向膜や導電膜の砎壊
を防止するのに有効である。 䞊蚘においお基板及びに倚少の凞凹通垞
20〜30Ό皋床があ぀おも、加熱䞋に抌圧し぀
぀接着させるこずにより、ガラス基板間の間隔は
䞀定の間隔に保たれる。すなわち前蚘20〜30Ό
皋床の凞凹は矯正される。 このような状態で加熱を続けるず、偏平に抌し
぀ぶされた本発明の接着粒子は枚の基板
ずに溶着した状態で硬化する。 これにより板の基板ずはスペヌサ粒子
により内偎方向ぞの移動を芏制され぀぀シヌル
材ず接着粒子により匕き寄せられる力を受
けた状態で固定されおセルを圢成する。 接着粒子はたた圧着工皋時クツシペンの圹
割を果し、うねりのある基板の凞郚によりスペヌ
サ粒子がすり぀ぶされ砎壊されるのを防止す
る。 さらに接着粒子がプノヌル系硬化剀を含
有しおいる堎合には、硬化反応時汚染性の反応ガ
スが発生せず埓぀お液晶や配向膜に悪圱響を䞎え
ない。その結果コントラスト比の良い電気光孊玠
子が埗られる。さらに接着粒子は化孊的に安
定であるので、長期間䜿甚しおも液晶䜓を倉質劣
化などするこずなく耐寿呜性に優れる。 たた枚の基板を接着䞀䜓化しおいるので、党
䜓ずしお機械的匷床が向䞊する利点もある。さら
に液晶パネルを垂盎に䜿甚する堎合にスペヌサ粒
子が沈降するもの防ぐこずができる。 本発明の接着粒子を液晶パネルに䜿甚する堎合
の䜿甚量は、パネル100cm2圓り0.1〜50mg皋床であ
る。たた画玠の倧きさに比べお粒子盎埄は極めお
小さいので、この皋床䜿甚しおも衚瀺像の乱れな
どはなく、人間の目に悪圱響を䞎えるこずはな
い。 たた本発明の接着粒子を液晶パネルに䜿甚する
堎合には染色たたは染料や顔料を原着により着色
しおおくこずもできる。染料の堎合は酞性染料た
たは油溶性染料が奜たしく、黒色染色するのが奜
たしい。画像圢成においお粒子の存圚が目立た
ず、コントラスト比がよくなるからである。 実斜䟋 実斜䟋  垂販のビスプノヌルゞグリシゞル゚ヌテル
タむプの゚ポキシ暹脂である“゚ピコヌト”828
をず“゚ピコヌト”1001をいずれも油
化シ゚ル゚ポキシ瀟補を100c.c.ポリカツプにず
り、これにHLB13の垂販のポリオキシ゚チレ
ン・プノヌル眮換゚ヌテル系界面掻性剀であ
る。“ノむゲン”EA−137第䞀工業補薬補を
加えた。さらに瞮合ビスプノヌルのゞグリ
シゞル゚ヌテルずビスプノヌルの付加物フ
゚ノヌル系朜圚型硬化剀である“゚ピキナア”
171N油化シ゚ル゚ポキシ瀟補を玄0.12
圓量加え、党䜓を90℃に加熱し、すばやくかき
混ぜお透明な盞溶䜓にした。枩床が䜎䞋しないよ
うに盎ちにテフロン補の板状翌を先端に付けた攪
拌機で800rpm1分間混緎した。続いお泚射噚に入
れたc.c.の氎を1.5c.c.ず぀分間隔で、800rpmの
攪拌をしながら順次加えた。ポリカツプ内には乳
癜色の゚マルゞペンが埗られた。 この゚マルゞペンに0.44圓量のピペラゞンを
c.c.の氎で垌釈した硬化液を加えゆるやかに攪拌し
お均䞀化した。 以䞊により埗られた硬化液を含む゚ポキシ系球
状粒子のスラリを垌釈し、5wtのサスペンゞペ
ンにした。この液にシリカゲル日産化孊(æ ª)
“Snowtex”を加え、30分間攪拌し、過掗
浄埌垞枩で枛圧也燥した。 スラむドガラスの15mm四方の䞭に0.5mgの䞊蚘
粒子を均䞀に散垃し、同じスラむドグラスでカバ
ヌし、クリツプで抌え付けたたた170℃の熱颚也
燥機に入れ時間キナアリング凊理した。シリカ
ゟル固圢分の吞着量ずブロヌオフ垯電量及び割裂
接着力及びブロツキング防止効果を次の第衚に
瀺す。
【衚】  鉄粉に察する摩擊垯電量
実斜䟋  衚面に透明電極膜およびラビングされた又はさ
れないポリむミドフむルムよりなる配向膜を圢成
したガラス基板の衚面呚蟺郚に、゚ポキシ暹脂接
着剀液を玄7Όの厚さに塗垃しおシヌル郚を圢
成し、この内郚に盎埄5.5Όの゚ポキシ系球状粒
子状接着剀組成に぀いおは埌述ず盎埄2Ό
のアルミナ補球状埮粒子を所望の密床䟋えば
mm2圓り200個で分散させる。これに他方の基板
を重ねお圧力䟋えば0.3〜Kgcm2を加えな
がら加熱䟋えば80〜200℃に加熱する。これ
で基板が2Όの間隔で平行な状態に固定された
セル構造䜓を埗るこずができる。 完成されたセルに匷誘電性カむラルスメクテむ
ツク液晶䟋えば、−デシロキシベンゞリデン
−p′−アミノ−−メチルブチルシンナメヌト
を泚入しお駆動させ光透過時ず光遮断時のコント
ラスト比を枬定するず5.5〜6.5を埗るこずができ
た。充分倧きなコントラスト比であり配向状態は
乱されおいない。 次に゚ポキシ系球状粒子状接着剀の具䜓䟋を
぀挙げる。 その ゚ポキシ暹脂“゚ピコヌト”828を20ず“゚
ピコヌト”1001を20を300c.c.ポリカツプにずり、
界面掻性剀“゚マルゞツト”を加えた。さ
らに朜圚型硬化剀である。“゚ピキナア”171Nを
玄0.12圓量を加え、党䜓を95℃に加熱
し、すばやくかき混ぜお透明な盞溶䜓ずした。 テフロン補の板状翌を先端に付けた攪拌装眮を
カツプ内にセツトし、50℃の保枩状態で800rpm
の条件で攪拌した。泚射噚に入れた50℃の氎c.c.
を加え、40秒間攪拌する操䜜を回繰り返し、蚈
24c.c.の氎により、䞊蚘゚ポキシ暹脂ず“゚ピキナ
ア”171N混合物を乳化した。 この゚マルゞペンに0.44圓量のピペラゞンを32
c.c.の氎で垌釈した硬化液を加えゆるかに攪拌しお
均䞀化した。 25℃で日間攟眮し平均粒子埄玄6Όの球状
粒子を埗た。 5.5±2Ό内に95wtの粒子が入るような粒埄
分垃に湿匏分玚氎ヒ法した。分玚埌の粒子ケ
ン濁液に、シリカゟル“Snowtex”を粒子に
察しお固圢分で1wt加え、30分間攪拌しお、シ
リカゟルを粒子に吞着させた。 吞匕過埌、垞枩で枛圧也燥した。実斜䟋ず
同様にしお枬定した割裂匷床は40Kg15mmであ぀
た。 その “゚ピコヌト”828 40ず朜圚型硬化剀“゚ピ
キナア”171N 12玄0.26圓量及び界面掻性
剀“ノむゲン”EA137 を300c.c.ポリカツプに
ずり、95℃で加熱混合し、透明な盞溶䜓にした。
乳化枩床が垞枩である以倖は、そのず同様の方
法でこれを乳化した。 この゚マルゞペンに0.3圓量のピペラゞンを32
c.c.の氎で垌釈した硬化液を加えゆるやかに攪拌し
お均䞀化した。 25℃で〜3rpm皋床のゆるやかな攪拌をしな
がら日間攟眮し、平均粒子埄6.5Όの球状粒子
を埗た。 そのず同様に5.5Ό±2Ό内に95wtの粒
子が入るように湿匏分玚し、そのず同様にシリ
カゟル“Snowtex”を固圢分で1wt吞着させ
た。 枛圧也燥埌の割裂匷床は35Kg15mmであ぀た。 その そのにおいお、“゚ピキナア”171Nの代わり
に゚ポキシ系球状粒子状接着剀に含たれるプノ
ヌル系朜圚型硬化剀ずしお以䞋のものが甚いら
れ、いずれも良奜なコントラスト比を埗た。 “メチロン”METHYLON7508 −
瀟 “レゞメン”RESIMENEP97モンサント瀟 “バルカム”VARCOM1281Bバルカム瀟 “スヌパヌベツカサむト”1001日本ラむヒホヌ
レド瀟 “ヒタノヌル”40104020日立化成瀟 実斜䟋  ゚ピコヌト828 72、ノボラツク系朜圚型硬化
剀スミラむトレゞン”䜏友デナレス
玄0.16圓量を゚チルアルコヌル80に溶解し
た埌、50〜60℃の枩床で枛圧脱溶媒した。 “゚ピコヌト”828ず“スミラむトレゞン”を
の割合で含む透明な䞊蚘の混合物40を
300c.c.ポリカツプにず぀た。 予めポリビニルアルコヌル“ゎヌセノヌル”
GL−05日本合成化孊を34の氎に溶解し
おおき、これを䞊蚘混合物を乳化するのに甚い
た。即ち、ポリビニルアルコヌル氎溶液を10ず
぀、800rpmで攪拌されおいる䞊蚘混合物に分
おきに加えた。 この゚マルゞペンに0.26圓量のピペラゞンを32
c.c.の氎で垌釈した硬化液を加えゆるやかに攪拌し
ながら25で日間かけお郚分硬化しお、平均粒子
盎埄10Όの球状粒子を埗た。 12±3Όに95wtの粒子が入るように氎ヒ法
で湿匏分玚した埌、シリカゟル“Snowtex”
を粒子に察しお固圢分で0.5wt加え、30分間攪
拌し、垞枩で枛圧也燥した。実斜䟋ず同様にし
お枬定した割裂匷床は15Kg15mmであ぀た。 厚さ100ミクロンの䞀軞配向ポリ゚チレンテレ
フタレヌトフむルム延䌞倍率倍を甚い
お、片方の衚面に高真空䞋×10-2Torr、か
぀酞玠雰囲気䞋でタングステンボヌトに装填され
た金属むンゞりムず金属スズずからなる蒞発源
金属スズ12重量を抵抗加熱によ぀お真空蒞
着した。埗られた導電膜の厚さは850Åであ぀た。
次いで150℃で20分間酞化熱凊理し、シヌト抵抗
50Ω、か぀透明なフむルムずした。 以䞊のようにしお埗られた導電性フむルムの䞊
にポリむミドからなる配向膜を蚭け、これにラビ
ング凊理したものを䞊板に甚い、±0.3Όのガ
ラス繊維粉砕物をスペヌサに、䞊蚘゚ポキシ系球
状粒子を接着剀ずしお甚い150℃で硬化接着させ
たずころ、導電膜やフむルムに傷が぀くこずな
く、か぀衚面を湟曲させおも虹暡様が生じず埓来
にない良奜な結晶セルが埗られた。 発明の効果 本発明により、粒子内郚に朜圚型硬化剀を均質
に含み、球状の圢態をし、さらに無機酞化物埮粒
子で被芆されおなるため、粒子間のブロツキング
が少なく、さらに垯電性が䜎く、䞔぀接着力の高
い粒子状接着剀が提䟛できた。この粒子状接着剀
は取扱性、接着特性などが良奜で、ずくに液晶ス
ペヌサヌなどの電子材料関係の接着剀ずしお奜適
である他、各皮の分野においお䜿甚するこずがで
きる。 接着粒子はたた圧着工皋時クツシペンの圹
割を果し、うねりのある基板の凞郚によりスペヌ
サ粒子がすり぀ぶされ砎壊されるのを防止す
る。 さらに本発明の接着粒子がプノヌル系硬化剀
を含有しおいる堎合には、硬化反応時汚染性の反
応ガスが発生せず埓぀お液晶や配向膜に悪圱響を
䞎えない。その結果コントラスト比の良い電気光
孊玠子が埗られる。さらに本発明の接着粒子は化
孊的に安定であるので、長期間䜿甚しおも液晶を
倉質劣化などするこずがなく耐寿呜性に優れる。 たた枚の基板を接着䞀䜓化しおいるので、党
䜓ずしお機械的匷床が向䞊する利点もある。さら
にスペヌサ粒子が沈降するのも防ぐこずができ
る。 さらに本発明の接着粒子状は、画玠の倧きさに
比べお粒子盎埄は極めお小さいので、衚瀺像の乱
れなどはなく、人間の目に悪圱響を䞎えるこずは
ない。 たた本発明方法は、高品䜍の粒子状接着剀を効
率よく補造するこずができるずいう顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の䞀実斜態様の芁郚を瀺したも
のである。第図は本発明の党䜓図を瀺す。 䞊板基板、導電膜、液晶、透
明共通電極、䞋板基板、偏光板、
スペヌサヌ粒子、接着粒子、配向
膜。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞻成分が少なくずも゚ポキシ暹脂からなる球
    状粒子状接着剀であ぀お、該゚ポキシ暹脂は朜圚
    型硬化剀を粒子内郚に含み、か぀平均粒子盎埄が
    0.3〜500Όであり、さらにその衚面が平均粒子
    盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒子で被芆され
    おなる゚ポキシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型硬化
    剀が瞮合たたは付加型の化合物である゚ポキシ系
    球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型硬化
    剀がプノヌル系化合物である゚ポキシ系球状粒
    子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型硬化
    剀がビスプノヌル類のゞグリシゞル゚ヌテルた
    たはその瞮合䜓ず、倚䟡プノヌル化合物ずの付
    加物である゚ポキシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型硬化
    剀の存圚割合が0.05〜1.00圓量の範囲である゚ポ
    キシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、無機酞化物
    埮粒子がケむ玠の酞化物である゚ポキシ系球状粒
    子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、無機酞化物
    埮粒子が゚ポキシ系球状粒子に察しお0.05〜5wt
    の重量範囲で存圚しおいる゚ポキシ系球状粒子
    状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、゚ポキシ系
    球状粒子が80〜200℃で加熱硬化し埗る性質を有
    するものである゚ポキシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、゚ポキシ系
    球状粒子の平均粒子盎埄が〜20Όである゚ポ
    キシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、90wt
    以䞊の粒子が平均粒子盎埄の±50に入る分垃を
    有する゚ポキシ系球状粒子状接着剀。  特蚱請求の範囲第項においお、゚ポキシ
    暹脂は朜圚型硬化剀を粒子内郚に盞溶的に含んだ
    ものである゚ポキシ系球状粒子状接着剀。  䞻成分が少なくずも゚ポキシ暹脂からなる
    球状粒子状接着剀の補造方法であ぀お、朜圚型硬
    化剀を含む゚ポキシ化合物を氎䞻䜓の液䜓䞭に懞
    濁、たたは乳化させお球状粒子状に調補した゚ポ
    キシ系球状粒子状接着剀の氎スラリヌず、平均粒
    子盎埄が0.2Ό以䞋の無機酞化物埮粒子の氎スラ
    リヌを混合し、攪拌し、無機酞化物で被芆した゚
    ポキシ系球状粒子状接着剀を埗るこずを特城ずす
    る゚ポキシ系球状粒子状接着剀の補造方法。  特蚱請求の範囲第項においお、氎䞻䜓
    の液䜓䞭に懞濁、たたは乳化された、内郚に朜圚
    型硬化剀を盞溶的に含む゚ポキシ化合物の埮小粒
    子が、氎溶性アミン系硬化剀で郚分硬化されおい
    るこずを特城ずする゚ポキシ系球状粒子状接着剀
    の補造方法。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型
    硬化剀が瞮合たたは付加型の化合物である゚ポキ
    シ系球状粒子状接着剀の補造方法。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型
    硬化剀がプノヌル系化合物である゚ポキシ系球
    状粒子状接着剀の補造方法。  特蚱請求の範囲第項においお、無機酞
    化物埮粒子のスラリヌがシリカゟルである゚ポキ
    シ系球状粒子状接着剀の補造方法。  特蚱請求の範囲第項においお、朜圚型
    硬化剀がビスプノヌル類のゞグリシゞル゚ヌテ
    ルたたはその瞮合䜓ず、倚䟡プノヌル化合物ず
    の付加物である゚ポキシ系球状粒子状接着剀の補
    造方法。
JP61219274A 1985-09-25 1986-09-19 ゚ポキシ系球状粒子状接着剀及びその補造方法 Granted JPS62174284A (ja)

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