JPH0389242A

JPH0389242A - フイルム収納管理装置

Info

Publication number: JPH0389242A
Application number: JP22792989A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Kondo; 雅彦近藤
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1989-08-31
Filing date: 1989-08-31
Publication date: 1991-04-15
Anticipated expiration: 2013-04-15
Also published as: JP2740016B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、マガジン内に収納されるフィルムの枚数等を
管理するフィルム収納管理装置に関する。

［従来の技術］従来からＸ線画像が露光されたフィルムを遮光状態で維
持するカセツテを所定の装置に装填し、このカセツテ内
の露光されたフィルムをマガジンへと装填した後、この
カセツテを前記装置から取り出す構成のものが採用され
ている。

例えば、この種の装置はマンモグラフィ撮影装置に関連
して広範に採用されるに至っている。

そこで、このマンモグラフィ撮影装置との関係を第５図
を参照しながら概略的に説明する。

積層され包装内に収納されているフィルムａを明室にお
いてマガジンｂに装填し、これを装填装置Ｃに装着する
。一方、空の扁平なカセツテｄを前記装填装置Ｃに挿入
する。この場合、積層されたフィルムａがそのサイズが
異なる場合には、夫々種類毎に、例えば、積層フィルム
ａ′は明室においてマガジンｂ′に装填され、装填装置
Ｃ′には前記マガジンｂ′と空のカセツテｄ′とが挿入
されることになる。そして、例えば、装填装置Ｃにおい
てはマガジンｂから図示しない枚葉機構を介してカセツ
テｄ内に未露光状態のフィルムが移送され、当該フィル
ムを遮光状態に維持してカセツテｄが取り出されること
になる。この種の扁平なカセツテｄは、次いで、マンモ
グラフィ撮影装置ｅにおいて待機する婦人の乳癌等の有
無を確認するための撮影に供される。

その後、この露光されたフィルムを含む前記カセツテｄ
Ｓｄ’に対応するカセツテｆ、ｆ’は自動現像機を並設
するフィルム収納管理装置ｇ１あるいは自動現像機を有
しない、すなわち、単独で存在するカセツテ装填排出装
置りに装填され、搬送機構を介してマガジンｉ、ｉ’内
に複数枚積層収納されることになる。このマガジン１、
ｉ′内にあるフィルムａＳａ’は、次いで、前記の通り
、自動現像機に送給され、現像されたＸ線写真が得られ
ることになる。

ところで、従来のカセツテ装填排出装置りにおいてはサ
イズの異なるカセツテｆ、ｆ’に収納されているサイズ
の異なるフィルムａＳａ’をこれに対応するサイズに作
成されているマガジンｉ、ｉ’に収納する必要がある。

所謂、ジャム等を回避するためである。

そこで、従来技術においては、マガジン１１１′の夫々
に収納されている枚数の管理作業と、カセツテ装填排出
装置り内に収容されているマガジンｉ、ｉ’の種類とカ
セツテｆ、ｆ’の種類を適合させる管理作業とを、人手
によって行っている。

［発明が解決しようとする課題］然しなから、係る管理作業は極めて煩雑な作業であるこ
とから、管理のためのコストが増加するという欠点が露
呈している。

本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであって、カ
セツテとマガジンとの対応管理作業と、マガジン内に収
納されるフィルム枚数の管理作業とを自動的に行うこと
を可能とするフィルム収納管理装置を提供することを目
的とする。

［課題を解決するための手段］前記の課題を解決するために、本発明の第１発明はフィ
ルムを複数枚収納出来る複数種類のマガジンと、前記マガジンを収容する収容装置と、を有し、前記マガジンには、夫々のマガジンの種類を特定するた
めの識別標識が付されており、前記収容装置は、前記マ
ガジンに付された識別標識を検出する第１検出手段と、前記マガジン内にフィルムが収納されているか否かを検
出する第２検出手段と、前記マガジン内にフィルムが収納される際に、そのフィ
ルムを検出する第３検出手段と、前記複数種類のマガジ
ンの夫々に収納されているフィルム枚数を記憶しておく
メモリ手段と、前記第１乃至第３検出手段に電気的に接
続され、且つそれらの出力信号に応じて前記メモリ手段
にマガジン内に収納されているフィルム枚数を設定する
ように制御する制御手段と、を有するよう構成すること
を特徴とする。

また、本発明の第２発明はフィルムを１枚のみ収納出来
る複数種類のカセツテと、前記カセツテに対応して準備され、且つ前記カセツテか
ら取り出されたフィルムを複数枚収納出来る複数種類の
マガジンと、前記カセツテの中、１種と、前記マガジンの中、１種と
を収容する収容装置と、を有し、前記カセツテには、夫々のカセツテの種類を特定するた
めの第Ａｌａ別標識が付されており、前記マガジンには
、夫々のマガジンの種類ヲ特定するための第Ｂ識別標識
が付されており、前記収容装置は、前記カセツテに付さ
れた第Ａ識別標識を検出する第Ａ検出手段と、前記マガ
ジンに付された第Ｂ識別標識を検出する第Ｂ検出手段と
、前記マガジン内にフィルムが収納されているか否かを検
出する第Ｃ検出手段と、前記カセツテからマガジン内にフィルムが収納される際
に、そのフィルムを検出する第り検出手段と、前記複数種類のマガジンの夫々に収納されているフィル
ム枚数を記憶しておくメモリ手段と、前記第Ａ乃至第り
検出手段に電気的に接続され、且つそれらの出力信号に
応じて前記カセツテとマガジンとの誤組み合わせを検出
するとともに前記メモリ手段にマガジン内に収納されて
いるフィルム枚数を設定するように制御する制御手段と
、を有するよう構成することを特徴とする。

［作用コ前記第１発明によれば、収容装置内にマガジンが収容さ
れると、マイクロコンピュータ等の制御手段の作用下に
、例えば、光センサからなる第１検出手段の出力信号に
よって前記マガジンの種類が特定され、次に、例えば、
光センサからなる第２検出手段の出力信号によって前記
マガジン内にフィルムが収納されているか否かが判定さ
れる。フィルムが収納されていないと判定された場合に
は、前記メモリ手段に格納されているフィルム枚数を０
枚とし、一方、フィルムが収納されていると判定された
場合には、前記メモリ手段に格納されているフィルム枚
数を読み出す。

そして、例えば、光センサからなる第３検出手段の出力
信号に応じて前記メモリ手段に格納されているフィルム
枚数を１枚ずつ増加するように動作する。

前記第２発明では、収容装置内にカセツテとマガジンが
収容されると、マイクロコンピュータ等の制御手段の作
用下に、例えば、光センサからなる第Ａ検出手段の出力
信号によって前記カセツテの種類が特定され、次いで、
例えば、光センサからなる第Ｂ検出手段の出力信号によ
って前記マガジンの種類が特定される。

そこで、前記カセツテとマガジンとが誤組み合わせでな
いか否かが判定され、誤組み合わせと判定された場合に
は、前記収容装置に付設された、例えば、表示器にその
旨を表示し、以下の動作を停止する。

一方、誤組み合わせでないと判定された場合には、さら
に、例えば、光センサからなる第２検出手段の出力信号
によって前記マガジン内にフィルムが収納されているか
否かが判定され、フィルムが収納されていないと判定さ
れた場合には、前記メモリ手段に格納されているフィル
ム枚数を０枚とし、一方、フィルムが収納されていると
判定された場合には、前記メモリ手段に格納されている
フィルム枚数を読み出す。

［実施例］次に、本発明に係るフィルム収納管理装置について好適
な実施例を挙げ添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。

第１図にあって、参照符号ＩＯは本発明に係るフィルム
収納管理装置を組み込む装置を示す。

当該装置ＩＯはその内部にフィルム用カセツテ装填排出
機構１２と前記フィルム用カセツテ装填排出機構１２か
ら取り出された露光済フィルムＦを搬送するための搬送
系１４と、さらにこの搬送系１４を介して送られてくる
フィルムＦを積層して収納するマガジンＭＺを挿入する
ためのマガジン装着機構１６とを含む。

そこで、装置１０は縦長な筐体１８を含み、その上部側
部にカセツテＣ８を挿入するための開口部２０が画成さ
れている。この開口部２０はシャッタ一部材２２により
開閉自在である。

前記フィルム用カセツテ装填排出機構１２にはカセツテ
Ｃ８を矢印方向に開閉するための開閉機構２４が配設さ
れ、当該開閉機構２４の下側部にはガイド部材２５が臨
む。前記ガイド部材２５の先端部は搬送系１４に臨む。

搬送系１４は第１のローラ群２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、
２６ｄと、第２のローラ群２８ａ、２８ｂ、２８ｃと、
第３のローラ群３０ａ１３０ｂ、３０ｃとを含む。夫々
のローラ群には、図示するように、ベルトが懸架されて
いる。ローラ２６ｄにはさらに上方へと指向するガイド
部材３２が臨む。この場合、ガイド部材３２の先端部は
ローラ２６ｄとローラ３０ａの接触部分に臨む。さらに
、ローラ２６Ｃとローラ３０ｂの先端にはローラ対３４
が臨む。前記ローラ対３４は前記マガジン装着機構１６
に対峙している。

ここで、マガジン装着機構１６は、実質的に、筐体１８
の一方の側面部に画成された凹部３６を利用してマガジ
ンＭＺを装着するよう構成している。すなわち、筐体１
８の凹部３６の底部には開口部３８を画成し、この開口
部３８から内方へとケーシング状のマガジン保持部材４
０が傾斜配置されている。

前記カセツテＣ３の裏面には光反射部材である銀色のマ
ット等の２枚の識別標識４２ａ、４２ｂからなる識別標
識４２（第Ａ識別標識）が貼着されている。前記フィル
ム用カセツテ装填排出機構１２には、前記カセツテＣ８
が装填された状態において、前記識別標識４２を構成す
る識別標識４２ａ、４２ｂに対向する位置に光センサ４
４ａ１４４ｂからなる検出手段４４（第Ａ検出手段）が
配設されている。

さらに、前記マガジンＭＺの裏面には光反射部材である
銀色のマット等の２枚の識別標識４６ａ、４６ｂからな
る識別標識４６（第Ｂ識別標識）が貼着されている。そ
して、前記マガジン装着機構１６には、前記マガジンＭ
Ｚが装着された状態において、前記識別標識４６を構成
する識別標識４６ａ、４６ｂに対向する位置に、光セン
サ４８ａ、４８ｂからなる検出手段４８（第Ｂ検出手段
、第１検出手段〉が配設されている。

また、前記マガジンＭＺの表面側にはシャッター５０が
装着され、当該シャッター５０が開閉する位置には開口
部５２が画成されている。そして、この開口部５２を臨
む位置には、光センサからなる検出手段５４（第Ｃ検出
手段、第２検出手段）が配設されている。さらに、前記
マガジン装着機構１６と、これに対峙して配設されてい
るローラ対３４間を臨む位置には、光センサからなる検
出手段５６（第り検出手段、第３検出手段〉が配設され
ている。

ここで、前記検出手段４４．４８．５４．５６を構成す
る光センサとしては、例えば、受光素子と発光素子とか
らなるフォトリフレクタが採用されている。

これらの検出手段４４．４８．５４．５６の発光素子か
らの出力信号Ｓ１乃至Ｓ６は当該装置ＩＯ内に配設され
るマイクロコンピュータ５８（制御手段〉を構成する入
出力インタフェース６０内のＡ／Ｄ変換器６２に導入さ
れるように構成され、前記出力信号Ｓ１乃至Ｓ６のレベ
ルが予めＲＡＭ６４に設定されている一定の閾値以上の
レベル（“Ｈ”レベルとする）であった場合には、ＣＰ
Ｕ６６によって識別標識４２ａ、４２ｂ、４６ａ。

４６ｂ１並びにフィルムＦが存在するものとして識別さ
れる。後述するように、検出手段４４の出力信号Ｓ、、
Ｓ、が“Ｌ′″レベルである場合には、カセツテＣ３が
無いものとして識別され、検出手段４８の出力信号Ｓ、
　、Ｓ、が“Ｌ”レベルである場合には、マガジンＭＺ
が無いものとして識別される。なお、出力信号Ｓ１乃至
Ｓ６が“Ｈ”レベルとなるのは光センサ４４ａ、４４ｂ
。

４６ａ、４６ｂ並びに光検出手段５４．５６を構成する
受光素子が受光する反射光量が大となる場合である。

そして、前記識別標識４２ａ、４２ｂ、４６ａ１４６ｂ
並びにフィルムＦの状態に応じて、後述するように、予
めＲＯＭ６８に書き込まれたプログラムに対応して、入
出力インタフェース６０を介してＬＣＤ駆動回路７０に
接続されるＬＣＤ（Ｌｉｑｕｉｄ　Ｃｒｙｓｔａｌ　Ｄ
ｉｓｐｌａｙ）　７２に所定の表示がなされる。

第２図ａ乃至ｄは、マイクロコンピュータ５８を構成す
るＲＡＭ６４に設定されている表示用テーブル７４ａ、
７４ｂ、７４ｃおよび７４ｄを示す。ここで表示用テー
ブル７４ａ、７４ｂは、夫々、前記光センサ４４ａ、４
４ｂ、４８ａ、４８ｂから出力される信号のレベルとカ
セツテＣ３（例えば、Ｃ３＝Ｃ８１、Ｃ３２、Ｃ８３）
、マガジンＭＺ（例えば、ＭＺ＝ＭＺ＋　ＳＭＺ２　、
ＭＺ３）の種類との対応関係を表すテーブルである。ま
た、表示用テーブル７４Ｇは、夫々適合関係（同一サイ
ズのフィルムが収納される関係）にあるカセツテＣ８と
マガジンＭＺの対を表すテーブルである。さらに、表示
用テーブル７４ｄはマガジンＭＺ１、ＭＺ２、ＭＺ３の
夫々に収納されているフィルム収納枚数Ｘおよび最大収
納可能枚数Ｙを表すテーブルである。

第３図はＲＡＭ６４に設定されているフィルム有無判別
テーブル７５を示しており、検出手段５６の出力信号Ｓ
６が１回“Ｈ”レベルになるとく正確には、′Ｌ＃レベ
ルから“Ｈ”レベルに遷移しさらに“Ｌ”レベルに遷移
する時点で〉前記表示用テーブル７４ｄの収納枚数Ｘが
１枚だけ増加するように制御するために使用される。

また、併せて検出手段５４の出力信号Ｓ６のレベルと対
応してフィルムＦの有無を判定するために使用される。

なお、前記マイクロコンピュータ５８を構成するＲ　Ｏ
Ｍ２Ｓには後述する枚数管理処理等に係る制御プログラ
ムが格納されている。

本発明に係るフィルム収納管理装置を組み込む装置は基
本的には以上のように構成されるものであり、次にその
動作について説明する。

第４図は、ＲＯＭ２Ｓに書き込まれたＣ　Ｐ　Ｕ６６の
枚数管理処理１００に係るプログラムであり、以下、こ
のプログラムに基づき動作を説明する。

なお、このプログラムは、所定時間毎に繰り返して実行
されるものである。

先ず、操作者（図示せず）は当該装置１０の電源を投入
した後Ｌ　ＣＤ？２の表示を確認し、装置１０内にマガ
ジンＭＺが挿入されていないことを確認する。そこで、
マガジンＭＺを開口部３８からシャッター５０が閉じら
れた遮光状態で挿入する。

次に、光センサ４８ａ、４８ｂの出力信号Ｓ５、Ｓ、が
マイクロコンピュータ５８を構成する人出力インタフェ
ース６０、Ａ／Ｄ変換器６２を介してＣＰ　Ｕ６６に取
り込まれる（ＳＴＰＩ）。

そして、この出力信号Ｓ３　、Ｓ−のレベルに基づき、
ＲＡＭ６４の表示用テーブル７４ｂ（第２図す参照）を
参照してマガジンＭＺが挿°入されているか否かを判定
する（ＳｒＦ２）。出力信号Ｓｓ　、Ｓ４のレベルがＬ
”　Ｌ”である場合には、未だ挿入がされていないので
Ｌ　ＣＤ７２には、マガジンＭＺが挿入されていない旨
の表示がなされたままとなる（ＳＴＥＰ３）。そして、
マガジンＭＺの挿入待ち状態となる。

光センサ４８ａ、４８ｂの出力信号中、いずれか１つの
出力信号３３．３４のレベルが“Ｈ″になると第２ステ
ツプにおける判定が成立する。

本実施例においては、挿入されたマガジンＭＺはＭＺｓ
であるものとする。

従って、出力信号Ｓｓ　、Ｓ４のレベルは“Ｈ”“Ｈ”
となりマガジンＭＺがＭＺ、であることが特定される（
ＳｒＦ２）。この場合、ＣＰＵ６６の作用下に入出力イ
ンタフェース６０を通じ、ＬＣＤ駆動回路７０を介して
Ｌ　ＣＤ７２の表示が、マガジンＭＺの無い旨の表示か
らマガジンＭＺ３が挿入されている旨の表示に変更され
るとともにＲＡ　Ｍ６４の所定アドレスに装置１０内に
収容されているマガジンＭＺがマガジンＭＺ。

である旨が格納される（ＳｒＦ５）。

前記第２ステツプにおいて、マガジンＭＺの存在が確認
されマガジンＭＺの種類が特定された後、マガジン装着
機構１６に配設されているシャッター開閉機構（図示せ
ず〉の作用下にシャッター５０が矢印Ａ方向に開かれる
（ＳｒＦ６）。

次いで、操作者はＬ　ＣＤ７２に表示されたマガジンＭ
Ｚ、に適合するＸ線撮影後のフィルムＦの収納されたカ
セツテＣ３，を装置１０の開口部２０に臨ませ、シャッ
タ一部材２２を開いて前記装置ＩＯ内に挿入させる。な
お、挿入するに際し、既にカセツテＣ３が挿入されてい
ないことをＬＣＤ７２の表示で確認しておく。

次に、光センサ４４ａ、４４ｂの出力信号ＳＩ％Ｓ、が
マイクロコンピュータ５８に取り込まれる（ＳｒＦ２）
。そこで、カセツテＣ３の有無が判定される（ＳｒＦ２
）。カセツテＣ８の有無はＲＡ　Ｍ６４に格納されてい
る表示用テーブル７４ａ（第２図Ｃ参照〉を参照して確
認される。出力信号Ｓ、、Ｓ２が、未だ“Ｌ”Ｌ”の場
合には、ＬＣＤ７２上にカセツテＣ８の“無”に係る旨
の表示がなされたままとなる（ＳｒＦ２）。

そして、カセツテＣ８挿入待ち状態となる。本実施例で
は、図から諒解されるように、カセツテＣ８はＣ３ａで
あるものとする。従って、出力信号５ＩＳＳ２のレベル
は“Ｈ”Ｈ”となり、カセツテＣ８がＣ３３であること
が特定され（ＳＴＰＩＯ）　、ＬＣＤ７２の表示がカセ
ツテＣ８の無い旨の表示からカセツテＣ８３が挿入され
ている旨の表示に変更される（ＳＴＰＩＩ）。

なお、装置１０内に収容されているカセツテＣ３がカセ
ツテＣ８，である旨がＲＡ　Ｍ６４の所定のアドレスに
格納される。

次いで、装置１０内に装着されたカセツテＣ３とマガジ
ンＭＺの種類が適合するものであるか否かが判定される
（ＳＴＰＩ２）。この判定は表示用テーブル７４ｃ〈第
２図Ｃ参照）と、ＲＡＭ６４の所定アドレスに格納され
ているマガジンＭＺとカセットＣ８の情報とからなされ
る。マガジンＭＺとカセットＣ８が適合しない場合には
、その旨の表示がＬ　ＣＤ７２になされる（ＳｒＦ１３
）。この場合、カセツテＣ８３の蓋は開かないように制
御される。そして、操作者の確認待ち状態となる。

現在、装置１０内にはカセツテＣ３３とマガジンＭＺ、
が装着されているので第１２ステツプにおける判定は成
立する。

次いで、マガジンＭＺの開口部５２に臨んで配設されて
いる検出手段５４の出力信号Ｓ５を取り込む（ＳＴＰＩ
４）。次に、マガジンＭＺ内にフィルムＦが存在するか
否かが判定される（ＳＴＰＩ５）。この判定はフィルム
有無判定テーブル７５（第３図参照）と出力信号Ｓ５の
レベルを参照して行われる。出力信号Ｓ、はマガジンＭ
Ｚ３内にフィルムＦが存在する場合には＃　ＨＩＩレベ
ルとされる。

ここで、フィルムＦがマガジンＭＺ、内に存在しない場
合にはＲＡＭ６４に設定されている表示用テーブル７４
ｄの中の収納枚数Ｘ３が０枚とされ、Ｌ　ＣＤ７２に表
示される（ＳＴＰ１６）。

フィルムＦが“有”と判定された場合には、表示用テー
ブル７４ｄの収納枚数Ｘ、を読み込んでＬ　ＣＤ７２に
表示する（ＳＴＰ１７）とともに、その収納枚数Ｘ、が
、前記マガジンＭＺｓに最大限に収納可能な枚数Ｙ、以
下の枚数であるか否かが判定される（ＳＴＰ１８）。収
納枚数Ｘ３が最大収納可能枚数Ｙ３に等しい場合には、
ＬＣＤ７２上にその旨を表示しく５ＴＰ１９）　、操作
者にマガジンＭＺｓの交換を促す。すなわち、マガジン
ＭＺの交換待ち状態となる。

最大収納可能枚数Ｙ３以下の場合には、前記開閉機構２
４の作用下に、カセツテＣ３３の蓋２３を開＜　　（Ｓ
ＴＰ２０）。

この場合、フィルムＦは、第１図の一点鎖線の経路に示
すようにカセツテＣ３３から離脱し、ガイド部材２５を
介して、ローラ２６ａ、２８ｃ間に臨入し、−旦、ロー
ラ２６ｄ、２８ｃから排出されガイド部材３２に載置さ
れることで表裏が逆転される。次いで、フィルムＦはロ
ーラ２６ｄ、３０ｃ間に臨入しローラ３０ｋ）％２６Ｃ
１０−ラ対３４を介して搬送されマガジンＭＺ　３内に
枚葉される（ＳＴＰ２１）。

ここでフィルムＦがローラ対３４とマガジンＭＺ３の開
口部５２間を通過する際に検出手段５６の出力信号Ｓ６
が“Ｈ”レベルとされ、マイクロコンピュータ５８に導
入される。そして、フィルム有無判定テーブル７５によ
ってフィルムＦが通過したことが確認されると表示用テ
ーブル７４ｄのマガジンＭＺ、の収納枚数Ｘ３が１だけ
増加されｘ３＋１とされる（ＳＴＰ２２）。

このようにしてフィルムＦがマガジンＭ　Ｚ　ａに収納
されると開閉機構２４の作用下にカセツテＣ８３の蓋２
３が閉じられ、さらにフィルム用カセツテ装填排出機構
１２の作用下にカセツテＣ３３が装置１０外へ排出され
る。そこで、撮影剤のフィルムＦが挿入されている他の
カセツテＣ８３が操作者によって装置１０に挿入される
。

一方、フィルムＦの枚葉が終了すると、マガジンＭＺの
シャッター５０が閉じられる。そしてこのマガジンＭＺ
３は装置１０から引き抜かれて図示しない自動現像機に
装着され、フィルムＦが現像されることで使用に供され
る。

この場合、本実施例によれば、装置１０内において、カ
セツテＣ８の有無、その種類、マガジンＭＺの有無、そ
の種類およびマガジンＭＺに収納されているフィルムＦ
の枚数等がＬ　ＣＤ７２上に表示される。

従って、操作者は、この表示を確認することにより、マ
ガジンＭＺに適合したカセツテＣ３を確実に装着出来、
マガジンＭＺとカセツテＣ８との誤装着を回避出来る。

また、マガジンＭＺ内に収納されているフィルム枚数が
確認出来ることから、マガジン内への過収納を惹起する
虞がなく、所謂ジャムが発生しない。

［発明の効果コ以上のように本発明に係るフィルム収納管理装置では、
複数種類のカセツテとこれに対応する複数種類のマガジ
ンとを識別することが可能となるとともに、夫々のマガ
ジン内に収納されているフィルム枚数を記憶することが
可能となる効果を奏する。

従って、当該装置に、例えば、表示器を付設し、この表
示器上にカセツテおよびマガジンの種類と、マガジン内
に収納されているフィルム枚数とを表示させることによ
り、誤操作を回避出来るという利点が得られる。

なお、上記の実施例では、収納されているフィルムのサ
イズによって特定されるカセツテの種類と、これに対応
するマガジンの種類と）自動管理について説明している
が、これに限らず、収納されているフィルムの種類（感
度等〉によって特定されるカセツテの種類と、これに対
応するマガジンの種類との自動管理についても本発明に
より可能となることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るフィルム収納管理装置
の組み込まれた装置の概略構成図、第２図ａ乃至ｄは第
１図に示す装置内のＲＡＭに格納される表示用テーブル
の説明図、第３図は第１図に示す装置内のＲＡＭに格納
されるフィルム有無判別テーブルの説明図、第４図は第
１図に示す装置内のＲＯＭに格納されるプログラムのフ
ローチャート、第５図は一般的なマンモグラフィ撮影装置とカセツテ装
填装置、フィルム枚葉管理装置、カセツテ装填排出装置
との関係を表す説明図である。ｌＯ・・・装置１２・・・フィルム用カセツテ装填排出機構１４・・・
搬送系　　　　　　１６・・・マガジン装着機構２４・
・・開閉機構４２．４２ａ、　４２ｂ、　４６．４６ａ、４６ｂ−・
・識別標識４４ａ、４４ｂ、４８ａ、４８ｂ−・・光セ
ンサ４４．４８．５４．５６・・・検出手段５８・・・
マイクロコンピュータ７２・・・ＬＣＤ７４ａ〜７４ｄ・・・表示用テーブル７５・・・フィルム有無判別テーブル

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フィルムを複数枚収納出来る複数種類のマガジン
と、前記マガジンを収容する収容装置と、を有し、前記マガジンには、夫々のマガジンの種類を特定するた
めの識別標識が付されており、前記収容装置は、前記マガジンに付された識別標識を検
出する第１検出手段と、前記マガジン内にフィルムが収納されているか否かを検
出する第２検出手段と、前記マガジン内にフィルムが収納される際に、そのフィ
ルムを検出する第３検出手段と、前記複数種類のマガジ
ンの夫々に収納されているフィルム枚数を記憶しておく
メモリ手段と、前記第１乃至第３検出手段に電気的に接
続され、且つそれらの出力信号に応じて前記メモリ手段
にマガジン内に収納されているフィルム枚数を設定する
ように制御する制御手段と、を有するよう構成することを特徴とするフィルム収納管
理装置。
（２）フィルムを１枚のみ収納出来る複数種類のカセッ
テと、前記カセッテに対応して準備され、且つ前記カセッテか
ら取り出されたフィルムを複数枚収納出来る複数種類の
マガジンと、前記カセッテの中、１種と、前記マガジンの中、１種と
を収容する収容装置と、を有し、前記カセッテには、夫々のカセッテの種類を特定するた
めの第Ａ識別標識が付されており、前記マガジンには、
夫々のマガジンの種類を特定するための第Ｂ識別標識が
付されており、前記収容装置は、前記カセッテに付され
た第Ａ識別標識を検出する第Ａ検出手段と、前記マガジ
ンに付された第Ｂ識別標識を検出する第Ｂ検出手段と、前記マガジン内にフィルムが収納されているか否かを検
出する第Ｃ検出手段と、前記カセッテからマガジン内にフィルムが収納される際
に、そのフィルムを検出する第Ｄ検出手段と、前記複数種類のマガジンの夫々に収納されているフィル
ム枚数を記憶しておくメモリ手段と、前記第Ａ乃至第Ｄ
検出手段に電気的に接続され、且つそれらの出力信号に
応じて前記カセッテとマガジンとの誤組み合わせを検出
するとともに前記メモリ手段にマガジン内に収納されて
いるフィルム枚数を設定するように制御する制御手段と
、を有するよう構成することを特徴とするフィルム収納管
理装置。