JP2740016B2 - フイルム収納管理装置 - Google Patents

フイルム収納管理装置

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JP2740016B2
JP2740016B2 JP1227929A JP22792989A JP2740016B2 JP 2740016 B2 JP2740016 B2 JP 2740016B2 JP 1227929 A JP1227929 A JP 1227929A JP 22792989 A JP22792989 A JP 22792989A JP 2740016 B2 JP2740016 B2 JP 2740016B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フイルムをカセッテから取り出してマガジ
ンに収納するフイルム収納管理装置に関する。
[従来の技術] 従来からX線画像が露光されたフイルムを遮光状態で
維持するカセッテを所定の装置に装填し、このカセッテ
内の露光されたフイルムをマガジンへと装填した後、こ
のカセッテを前記装置から取り出す構成のものが採用さ
れている。例えば、この種の装置はマンモグラフィ撮影
装置に関連して広範に採用されるに至っている。
そこで、このマンモグラフィ撮影装置との関係を第5
図を参照しながら概略的に説明する。
積層され包袋内に収納されているフイルムaを明室に
おいてマガジンbに装填し、これを装填装置cに装着す
る。一方、空の扁平なカセッテdを前記装填装置cに挿
入する。この場合、積層されたフイルムaがそのサイズ
が異なる場合には、夫々種類毎に、例えば、積層フイル
ムa′は明室においてマガジンb′に装填され、装填装
置c′には前記マガジンb′の空のカセッテd′とが挿
入されることになる。そして、例えば、装填装置cにお
いてはマガジンbから図示しない枚葉機構を介してカセ
ッテd内に未露光状態のフイルムが移送され、当該フイ
ルムを遮光状態に維持してカセッテdが取り出されるこ
とになる。この種の扁平なカセッテdは、次いで、マン
モグラフィ撮影装置eにおいて待機する婦人の乳癌等の
有無を確認するための撮影に供される。
その後、この露光されたフイルムを含む前記カセッテ
d、d′に対応するカセッテf、f′は自動現像機に並
設するフイルム収納管理装置g、あるいは自動現像機を
有しない、すなわち、単独で存在するカセッテ装填排出
装置hに装填され、搬送機構を介してマガジンi、i′
内に複数枚積層収納されることになる。このマガジン
i、i′内にあるフイルムa、a′は、次いで、前記の
通り、自動現像機に送給され、現像されたX線写真が得
られることになる。
ところで、従来のカセッテ装填排出装置hにおいては
サイズの異なるカセッテf、f′に収納されているサイ
ズの異なるフイルムa、a′をこれに対応するサイズに
作成されているマガジンi、i′に収納する必要があ
る。所謂、ジャム等を回避するためである。
そこで、従来技術においては、マガジンi、i′の夫
々に収納されている枚数の管理作業と、カセッテ装填排
出装置h内に収容されているマガジンi、i′の種類と
カセッテf、f′の種類を適合させる管理作業とを、人
手によって行っている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、係る管理作業は極めて煩雑な作業である
ことから、管理のためのコストが増加するという欠点が
露呈している。
本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであって、
カセッテとマガジンとの対応管理作業と、マガジン内に
収納されるフイルム枚数の管理作業とを自動的に行うこ
とを可能とするフイルム収納管理装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、フイルムを
カセッテから取り出してマガジンに収納するフイルム収
納管理装置において、フイルム収納管理装置本体に装着
されたマガジンの種類を判別するマガジン判別手段と、
前記フイルム収納管理装置本体に装着されたカセッテの
種類を判別するカセッテ判別手段と、前記マガジン判別
手段と前記カセッテ判別手段との各判別結果に基づい
て、前記装着されたカセッテとマガジンの種類が適合す
るか否かを判定する判別手段と、前記判定手段にて肯定
判定が行われた場合に作動され、前記装着されたマガジ
ン内に前記フイルムが収納されているか否かを検出する
第1検出手段と、前記判定手段にて肯定判定が行われた
場合に作動され、前記装着されたマガジン内に前記フイ
ルムが収納されるときに、前記フイルムを検出する第2
検出手段と、前記マガジンの種類に対応して前記フイル
ムの収納枚数とフイルム最大収納枚数が格納され得る記
憶領域が割り付けられた表示用テーブルを有し、前記第
1検出手段によって、前記装着されたマガジン内に前記
フイルムが収納されていないことが検出されたときは、
前記表示用テーブルのうち、前記マガジン判別手段にて
判別されたマガジンの種類に対応する記憶領域に前記第
2検出手段のフイルム枚数の検出結果を記憶し、前記第
1検出手段によって、前記マガジン内に前記フイルムが
収納されていることが検出されたときは、前記表示用テ
ーブルのうち、前記マガジン判別手段にて判別されたマ
ガジンの種類に対応する記憶領域に記憶されていた前記
フイルムの収納枚数の検出結果と前記第2検出手段のフ
イルム枚数の検出結果との該積算値を、前記表示用テー
ブルの前記記憶領域に記憶する記憶手段と、前記表示用
テーブルのうち、前記マガジン判別手段にて判別された
マガジンの種類に対応する記憶領域に記憶された前記フ
イルムの収納枚数とフイルム最大収納枚数とを比較する
比較手段と、前記比較手段によって、前記フイルムの収
納枚数と前記フイルム最大収納枚数とが等しいことが判
明したときは、前記マガジンへの前記フイルムの収納を
中止して、前記フイルムが最大収納枚数まで収納された
マガジンと、他のマガジンとの交換を指示し、前記フイ
ルム最大収納枚数よりも前記フイルムの収納枚数が少な
いことが判明したときは、前記カセッテから前記マガジ
ンへの前記フイルムの収納の続行を指示する指示手段と
を備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明は、まず、フイルム収納管理装置本体に装着さ
れたマガジンの種類がマガジン判別手段によって判別さ
れ、前記フイルム収納管理装置本体に装着されたカセッ
テの種類がカセッテ判別手段によって判別される。
判定手段は、前記マガジン判別手段と前記カセッテ判
別手段との各判別結果に基づいて、前記装着されたカセ
ッテとマガジンの種類が適合するか否かを判定する。こ
の判定結果が肯定判定を示す場合、即ち、マガジンとカ
セッテとが適合するという判定結果である場合、第1検
出手段と第2検出手段が作動し、次の動作が行われる。
まず、第1検出手段にて、前記マガジン内にフイルム
が収納されているかどうかが検出され、第2検出手段に
て、前記マガジンにフイルムが収納される際に、該フイ
ルムを検出するという処理が行われる。
前記第1検出手段によって、前記挿入されたマガジン
内に前記フイルムが収納されていないことが検出された
ときは、表示用テーブルのうち、前記マガジン判別手段
にて判別されたマガジンの種類に対応する記憶領域に前
記第2検出手段のフイルム枚数の検出結果が記憶され
る。
一方、前記第1検出手段によって、前記マガジン内に
前記フイルムが収納されていることが検出されたとき
は、前記表示用テーブルのうち、前記マガジン判別手段
にて判別されたマガジンの種類に対応する記憶領域に記
憶されていた前記フイルムの収納枚数の検出結果と、前
記第2検出手段のフイルム枚数の検出結果とが積算さ
れ、その積算値が前記表示用テーブルの前記記憶領域に
記憶される。
そして、比較手段によって、前記表示用テーブルのう
ち、前記マガジン判別手段にて判別されたマガジンの種
類に対応する記憶領域に記憶された前記フイルムの収納
枚数とそのマガジンに対応するフイルム最大収納枚数と
が比較される。
前記比較手段によって、前記フイルムの収納枚数と前
記フイルム最大収納枚数とが等しいことが判明したとき
は、前記マガジンへの前記フイルムの収納を中止して、
前記フイルム最大収納枚数まで収納されたマガジンと、
他のマガジンとの交換を行うように指示手段を通じて指
示が行われる。
反対に、前記フイルム最大収納枚数よりも前記フイル
ム収納枚数が少ないことが判明したときは、前記カセッ
テから前記マガジンへの前記フイルムの収納の続行の指
示が指示手段を通じて行われる。
このように、本発明に係るフイルム収納管理装置にお
いては、複数種類のカセッテとこれに対応する複数種類
のマガジンとを識別することが可能となると共に、それ
ぞれのマガジン内に収納されているフイルムの収納枚数
を表示用テーブルを通じて個別に記憶することが可能と
なる。
このことから、例えば、あるマガジン(便宜的に第1
のマガジンと記す)を装着して当該第1のマガジンに適
用するフイルムを収納した後、別のマガジン(便宜的に
第2のマガジンと記す)を装着し当該第2のマガジンに
適用するフイルムを収納するという処理を行い、再度、
第1のマガジンを装着したとしても、第1のマガジンの
フイルム収納枚数が表示用テーブルの第1のマガジンに
対応する記憶領域に記憶されていることから、前記第1
のマガジンに対するフイルム収納管理を的確に行うこと
ができる。
従って、この発明に係るフイルム収納管理装置によれ
ば、複数種類のマガジンに対するフイルムの収納処理が
可能になると共に、複数種類のマガジンにおけるフイル
ム収納枚数の管理を容易に行うことができる。
[実施例] 次に、本発明に係るフイルム収納管理装置について好
適な実施例を挙げ添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図にあって、参照符号10は本発明に係るフイルム
収納管理装置を組み込む装置を示す。当該装置10はその
内部にフイルム用カセッテ装填排出機構12と前記フイル
ム用カセッテ装填排出機構12から取り出された露光済フ
イルムFを搬送するための搬送系14と、さらにこの搬送
系14を介して送られてくるフイルムFを積層して収納す
るマガジンMZを挿入するためのマガジン装着機構16とを
含む。
そこで、装置10は縦長な筐体18を含み、その上部側部
にカセッテCSを挿入するための開口部20が画成されてい
る。この開口部20はシャッター部材22により開閉自在で
ある。
前記フイルム用カセッテ装填排出機構12にはカセッテ
CSを矢印方向に開閉するための開閉機構24が配設され、
当該開閉機構24の下側部にはガイド部材25が臨む。前記
ガイド部材25の先端部は搬送系14に臨む。搬送系14は第
1のローラ群26a、26b、26c、26dと、第2のローラ群28
a、28b、28cと、第3のローラ群30a、30b、30cとを含
む。夫々のローラ群には、図示するように、ベルトが懸
架されている。ローラ26dにはさらに上方へと指向する
ガイド部材32が臨む。この場合、ガイド部材32の先端部
はローラ26dとローラ30aの接触部分に臨む。さらに、ロ
ーラ26cとローラ30dの先端にはローラ対34が臨む。前記
ローラ対34は前記マガジン装着機構16に対峙している。
ここで、マガジン装着機構16は、実質的に、筐体18の
一方の側面部に画成された凹部36を利用してマガジンMZ
を装着するよう構成している。すなわち、筐体18の凹部
36の底部には開口部38が画成し、この開口部38から内方
へとケーシング状のマガジン保持部材40が傾斜配置され
ている。
前記カセッテCSの裏面には光反射部材である銀色のマ
ット等の2枚の識別標識42a、42bからなる識別標識42
(第A識別標識)が貼着されている。前記フイルム用カ
セッテ装填排出機構12には、前記カセッテCSが装填され
た状態において、前記識別標識42を構成する識別標識42
a、42bに対向する位置に光センサ44a、44bからなる検出
手段44(第A検出手段)が配設されている。
さらに、前記マガジンMZの裏面には光反射部材である
銀色のマット等の2枚の識別標識46a、46bからなる識別
標識46(第B識別標識)が貼着されている。そして、前
記マガジン装着機構16には、前記マガジンMZが装着され
た状態において、前記識別標識46を構成する識別標識46
a、46bに対向する位置に、光センサ48a、48bからなる検
出手段48(第B検出手段、第1検出手段)が配設されて
いる。
また、前記マガジンMZの表面側にはシャッター50が装
着され、当該シャッター50が開閉する位置には開口部52
が画成されている。そして、この開口部52を臨む位置に
は、光センサからなる検出手段54(第C検出手段、第2
検出手段)が配設されている。さらに、前記マガジン装
着機構16と、これに対峙して配設されているローラ対34
間を臨む位置には、光センサからなる検出手段56(第D
検出手段、第3検出手段)が配設されている。
ここで、前記検出手段44、48、54、56を構成する光セ
ンサとしては、例えば、受光素子と発光素子とからなる
フォトリフレクタが採用されている。
これらの検出手段44、48、54、56の発光素子からの出
力信号S1乃至S6は当該装置10内に配設されるマイクロコ
ンピュータ58(制御手段)を構成する入出力インタフェ
ース60内のA/D変換器62に導入されるように構成され、
前記出力信号S1乃至S6のレベルが予めRAM64に設定され
ている一定の閾値以上のレベル(“H"レベルとする)で
あった場合には、CPU66によって識別標識42a、42b、46
a、46b、並びにフイルムFが存在するものとして識別さ
れる。後述するように、検出手段44の出力信号S1、S2
“L"レベルである場合には、カセッテCSが無いものとし
て識別され、検出手段48の出力信号S3、S4が“L"レベル
である場合には、マガジンMZが無いものとして識別され
る。なお、出力信号S1乃至S6が“H"レベルとなるのは光
センサ44a、44b、46a、46b並びに光検出手段54、56を構
成する受光素子が受光する反射光量が大となる場合であ
る。
そして、前記識別標識42a、42b、46a、46b並びにフイ
ルムFの状態に応じて、後述するように、予めROM68に
書き込まれたプログラムに対応して、入出力インタフェ
ース60を介してLCD駆動回路70に接続されるLCD(Liquid
Crystal Display)72に所定の表示がなされる。
第2図a乃至dは、マイクロコンピュータ58を構成す
るRAM64に設定されている表示用テーブル74a、74b、74c
および74dを示す。ここで表示用テーブル74a、74bは、
夫々、前記光センサ44a、44b、48a、48bから出力される
信号のレベルとカセッテCS(例えば、CS=CS1、CS2、CS
3)、マガジンMZ(例えば、MZ=MZ1、MZ2、MZ3)の種類
との対応関係を表すテーブルである。また、表示用テー
ブル74cは、夫々適合関係(同一サイズのフイルムが収
納される関係)にあるカセッテCSとマガジンMZの対を表
すテーブルである。さらに、表示用テーブル74dはマガ
ジンMZ1、MZ2、MZ3の夫々に収納されているフイルム収
納枚数Xおよび最大収納可能枚数Yを表すテーブルであ
る。
第3図はRAM64に設定されているフイルム有無判別テ
ーブル75を示しており、検出手段56の出力信号S6が1回
“H"レベルになると(正確には、“L"レベルから“H"レ
ベルに遷移しさらに“L"レベルに遷移する時点で)前記
表示用テーブル74dの収納枚数Xが1枚だけ増加するよ
うに制御するために使用される。また、併せて検出手段
54の出力信号S6のレベルと対応してフイルムFの有無を
判定するために使用される。
なお、前記マイクロコンピュータ58を構成するROM68
には後述する枚数管理処理等に係る制御プログラムが格
納されている。
本発明に係るフイルム収納管理装置を組み込む装置は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作について説明する。
第4図は、ROM68に書き込まれたCPU66の枚数管理処理
100に係るプログラムであり、以下、このプログラムに
基づき動作を説明する。なお、このプログラムは、所定
時間毎に繰り返して実行されるものである。
先ず、操作者(図示せず)は当該装置10の電源を投入
した後LCD72の表示を確認し、装置10内にマガジンMZが
挿入されていないことを確認する。そこで、マガジンMZ
を開口部38からシャッター50が閉じられた遮光状態で挿
入する。
次に、光センサ48a、48bの出力信号S3、S4がマイクロ
コンピュータ58を構成する入出力インタフェース60、A/
D変換器62を介してCPU66に取り込まれる(STP1)。
そして、この出力信号S3、S4のレベルに基づき、RAM6
4の表示用テーブル74b(第2図b参照)を参照してマガ
ジンMZが挿入されているか否かを判定する(STP2)。出
力信号S3、S4のレベルが“L"“L"である場合には、未だ
挿入がされていないのでLCD72には、マガジンMZが挿入
されていない旨の表示がなされたままとなる(STEP
3)。そして、マガジンMZの挿入待ち状態となる。
光センサ48a、48bの出力信号中、いずれか1つの出力
信号S3、S4のレベルが“H"になると第2ステップにおけ
る判定が成立する。本実施例においては、挿入されたマ
ガジンMZはMZ3であるものとする。
従って、出力信号S3、S4のレベルは“H"“H"となりマ
ガジンMZがMZ3であることが特定される(STP4)。この
場合、CPU66の作用下に入出力インタフェース60を通
じ、LCD駆動回路70を介してLCD72の表示が、マガジンMZ
の無い旨の表示からマガジンMZ3が挿入されている旨の
表示に変更されるとともにRAM64の所定アドレスに装置1
0内に収容されているマガジンMZがマガジンMZ3である旨
が格納される(STP5)。
前記第2ステップにおいて、マガジンMZの存在が確認
されマガジンMZの種類が特定された後、マガジン装着機
構16に配設されているシャッター開閉機構(図示せず)
の作用下にシャッター50が矢印A方向に開かれる(STP
6)。
次いで、操作者はLCD72に表示されたマガジンMZ3に適
合するX線撮影後のフイルムFの収納されたカセッテCS
3を装置10の開口部20に臨ませ、シャッター部材22を開
いて前記装置10内に挿入させる。なお、挿入するに際
し、既にカセッテCSが挿入されていないことをLCD72の
表示で確認しておく。
次に、光センサ44a、44bの出力信号S1、S2がマイクロ
コンピュータ58に取り込まれる(STP7)。そこで、カセ
ッテCSの有無が判定される(STP8)。カセッテCSの有無
はRAM64に格納されている表示用テーブル74a(第2図a
参照)を参照して確認される。出力信号S1、S2が、未だ
“L"“L"の場合には、LCD72上にカセッテCSの“無”に
係る旨の表示がなされたままとなる(STP9)。そして、
カセッテCS挿入待ち状態となる。本実施例では、図から
諒解されるように、カセッテCSはCS3であるものとす
る。従って、出力信号S1、S2のレベルは“H"“H"とな
り、カセッテCSがCS3であることが特定され(STP10)、
LCD72の表示がカセッテCSの無い旨の表示からカセッテC
S3が挿入されている旨の表示に変更される(STP11)。
なお、装置10内に収容されているカセッテCSがカセッテ
CS3である旨がRAM64の所定のアドレスに格納される。
次いで、装置10内に装着されたカセッテCSとマガジン
MZの種類が適合するものであるか否かが判定される(ST
P12)。この判定は表示用テーブル74c(第2図c参照)
は、RAM64の所定アドレスに格納されているマガジンMZ
とカセットCSの情報とからなされる。マガジンMZとカセ
ットCSが適合しない場合には、その旨の表示がLCD72に
なされる(STP13)。この場合、カセッテCS3の蓋は開か
ないように制御される。そして、操作者の確認待ち状態
となる。
現在、装置10内にはカセッテCS3とマガジンMZ3が装着
されているので第12ステップにおける判定は成立する。
次いで、マガジンMZの開口部52に臨んで配設されてい
る検出手段54の出力信号S5を取り込む(STP14)。次
に、マガジンMZ内にフイルムFが存在するか否かが判定
される(STP15)。この判定はフイルム有無判定テーブ
ル75(第3図参照)と出力信号S5のレベルを参照して行
われる。出力信号S5はマガジンMZ3内にフイルムFが存
在する場合には“H"レベルとされる。
ここで、フイルムFがマガジンMZ3内に存在しない場
合にはRAM64に設定されている表示用テーブル74dの中の
収納枚数X3が0枚とされ、LCD72に表示される(STP1
6)。
フイルムFが“有”と判定された場合には、表示用テ
ーブル74dの収納枚数X3を読み込んでLCD72に表示する
(STP17)とともに、その収納枚数X3が、前記マガジンM
Z3に最大限に収納可能な枚数Y3以下の枚数であるか否か
が判定される(STP18)。収納枚数X3が最大収納可能枚
数Y3に等しい場合には、LCD72上にその旨を表示し(STP
19)、操作者にマガジンMZ3の交換を促す。すなわち、
マガジンMZの交換待ち状態となる。
最大収納可能枚数Y3以下の場合には、前記開閉機構24
の作用下に、カセッテCS3の蓋23を開く(STP20)。
この場合、フイルムFは、第1図の一点鎖線の経路に
示すようにカセッテCS3から離脱し、ガイド部材25を介
して、ローラ26a、28a間に臨入し、一旦、ローラ26d、2
8cから排出されガイド部材32に載置されることで表裏が
逆転される。次いで、フイルムFはローラ26d、30a間に
臨入しローラ30b、26c、ローラ対34を介して搬送されマ
ガジンMZ3内に枚葉される(STP21)。
ここでフイルムFがローラ対34とマガジンMZ3の開口
部52間を通過する際に検出手段56の出力信号S6が“H"レ
ベルとされ、マイクロコンピュータ58に導入される。そ
して、フイルム有無判定テーブル75によってフイルムF
が通過したことが確認されると表示用テーブル74dのマ
ガジンMZ3の収納枚数X3が1だけ増加されX3+1とされ
る(STP22)。
このようにしてフイルムFがマガジンMZ3に収納され
ると開閉機構24の作用下にカセッテCS3の蓋23が閉じら
れ、さらにフイルム用カセッテ装填排出機構12の作用下
にカセッテCS3が装置10外へ排出される。そこで、撮影
剤のフイルムFが挿入されている他のカセッテCS3が操
作者によって装置10に挿入される。
一方、フイルムFの枚葉が終了すると、マガジンMZの
シャッター50が閉じられる。そしてこのマガジンMZ3
装置10から引き抜かれて図示しない自動現像機に装着さ
れ、フイルムFが現像されることで使用に供される。
この場合、本実施例によれば、装置10内において、カ
セッテCSの有無、その種類、マガジンMZの有無、その種
類およびマガジンMZに収納されているフイルムFの枚数
等がLCD72上に表示される。
従って、操作者は、この表示を確認することにより、
マガジンMZに適合したカセッテCSを確実に装着出来、マ
ガジンMZとカセッテCSとの誤装着を回避出来る。また、
マガジンMZ内に収納されているフイルム枚数が確認出来
ることから、マガジン内への過収納を惹起する虞がな
く、所謂ジャムが発生しない。
[発明の効果] 以上のように本発明に係るフイルム収納管理装置で
は、複数種類のカセッテとこれに対応する複数種類のマ
ガジンとを識別することが可能となるとともに、夫々の
マガジン内に収納されているフイルム枚数を記憶するこ
とが可能となる効果を奏する。
従って、当該装置に、例えば、表示器を付設し、この
表示器上にカセッテおよびマガジンの種類と、マガジン
内に収納されているフイルム枚数とを表示させることに
より、誤操作を回避出来るという利点が得られる。
なお、上記の実施例では、収納されているフイルムの
サイズによって特定されるカセッテの種類と、これに対
応するマガジンの種類との自動管理について説明してい
るが、これに限らず、収納されているフイルムの種類
(感度等)によって特定されるカセッテの種類と、これ
に対応するマガジンの種類との自動管理についても本発
明により可能となることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係るフイルム収納管理装置
の組み込まれた装置の概略構成図、 第2図a乃至dは第1図に示す装置内のRAMに格納され
る表示用テーブルの説明図、 第3図は第1図に示す装置内のRAMに格納されるフイル
ム有無判別テーブルの説明図、 第4図は第1図に示す装置内のROMに格納されるプログ
ラムのフローチャート、 第5図は一般的なマンモグラフィ撮影装置とカセッテ装
填装置、フイルム枚葉管理装置、カセッテ装填排出装置
との関係を表す説明図である。 10……装置 12……フイルム用カセッテ装填排出機構 14……搬送系、16……マガジン装着機構 24……開閉機構 42、42a、42b、46、46a、46b……識別標識 44a、44b、48a、48b……光センサ 44、48、54、56……検出手段 58……マイクロコンピュータ 72……LCD 74a〜74d……表示用テーブル 75……フイルム有無判別テーブル CS……カセッテ、F……フイルム MZ……マガジン、S1〜S6……出力信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルムをカセッテから取り出してマガジ
    ンに収納するフイルム収納管理装置において、 フイルム収納管理装置本体に装着されたマガジンの種類
    を判別するマガジン判別手段と、 前記フイルム収納管理装置本体に装着されたカセッテの
    種類を判別するカセッテ判別手段と、 前記マガジン判別手段と前記カセッテ判別手段との各判
    別結果に基づいて、前記装着されたカセッテとマガジン
    の種類が適合するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段にて肯定判定が行われた場合に作動され、
    前記装着されたマガジン内に前記フイルムが収納されて
    いるか否かを検出する第1検出手段と、 前記判定手段にて肯定判定が行われた場合に作動され、
    前記装着されたマガジン内に前記フイルムが収納される
    ときに、前記フイルムを検出する第2検出手段と、 前記マガジンの種類に対応して前記フイルムの収納枚数
    とフイルム最大収納枚数が格納され得る記憶領域が割り
    付けられた表示用テーブルを有し、前記第1検出手段に
    よって、前記装着されたマガジン内に前記フイルムが収
    納されていないことが検出されたときは、前記表示用テ
    ーブルのうち、前記マガジン判別手段にて判別されたマ
    ガジンの種類に対応する記憶領域に前記第2検出手段の
    フイルム枚数の検出結果を記憶し、前記第1検出手段に
    よって、前記マガジン内に前記フイルムが収納されてい
    ることが検出されたときは、前記表示用テーブルのう
    ち、前記マガジン判別手段にて判別されたマガジンの種
    類に対応する記憶領域に記憶されていた前記フイルムの
    収納枚数の検出結果と前記第2検出手段のフイルム枚数
    の検出結果との該積算値を、前記表示用テーブルの前記
    記憶領域に記憶する記憶手段と、 前記表示用テーブルのうち、前記マガジン判別手段にて
    判別されたマガジンの種類に対応する記憶領域に記憶さ
    れた前記フイルムの収納枚数とフイルム最大収納枚数と
    を比較する比較手段と、 前記比較手段によって、前記フイルムの収納枚数と前記
    フイルム最大収納枚数とが等しいことが判明したとき
    は、前記マガジンへの前記フイルムの収納を中止して、
    前記フイルムが最大収納枚数まで収納されたマガジン
    と、他のマガジンとの交換を指示し、前記フイルム最大
    収納枚数よりも前記フイルムの収納枚数が少ないことが
    判明したときは、前記カセッテから前記マガジンへの前
    記フイルムの収納の続行を指示する指示手段とを備えた
    ことを特徴とするフイルム収納管理装置。
JP1227929A 1989-08-31 1989-08-31 フイルム収納管理装置 Expired - Lifetime JP2740016B2 (ja)

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