JPS628139A - シ−トフイルム類の装填回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はＸ線写真フィルム等のシートフィルム類の装
填回収装置に関するものである。

（９，明のｆｖ景） 従来、カセツテによるＸ線撮影にあっては、暗室でカセ
ツテにシートフィルムを人手で装填し、撮影が終えると
再び暗室に戻り、撮影済のシートフィルムをマガジンに
回収するか、自動現像機に通すかのどちらかの処理を行
い、撮影の要求があれば再び人手でシートフィルムをカ
セツテに装填していたため処理作業が算常に煩雑であっ
た。

そこで、暗室作業から解放されるように提案されたのが
、明室操作作業ができるシートフィルムの自動供給装置
やシートフィルム回収装置であるが、別々の装置のため
２回の操作が必要であり、煩雑さの大幅な改良は達成で
きなかった。

従って、１回の操作でシートフィルム類の回収と装填を
可能とする装置が作業効率面で望まれている。この出願
人は先に、前記要望に応える装置として、第２図に示す
ようなシートフィルム類の装填回収ｖｔｉの提案を行な
っている（実開昭５７−７９８４６号）。

この装置は・、下ハウジングｌ内の３つに区分された室
２ａ、２ｂ、２ｃ内のマガジン取付部３ａ、３ｂ、３ｃ
に、シートフィルム供給部としてのサプライマガジン４
ａ、４ｂ、４ｃが装着されている。吸＠５ａ、５ｂ、５
ｃの吸着動作により、サプライマガジン４ａ、４ｂ、４
ｃ内に収納されたシートフィルムを搬送ローラー６ａ、
６ｂ、６ｃ及びシートフィルム給送部７を介してカセツ
テ内に装填される。

また、北ハウジング８ではシャッタ９の解錠より、カセ
ツテ１０が挿入口１１から挿入され奥へ搬送される。カ
セツテ１０の前端がストッパ１２に当接すると、マイク
ロスイッチが動作してカセツテｌＯの定位置搬送の終了
が検知される。定位置にあるカセツテｌＯの上方には開
蓋機構１３が配設されている。開蓋機構１３の固定軸１
４にはレバー１５が固定され、このレバー１５はリンク
１６を介して円盤１７に連結されている０円盤１７はモ
ータ１８によって回転する。

１１１Ｍ機構１３はマイクロスイッチからの定位δ検知
信号にノ＾づいて作動し、マグネット１９がカセツテ１
０の蓋を吸着１て開く、カセツテｌＯの蓋を開いた後、
吸盤２０の吸着作用によってシートフィルムはシートフ
ィルム排出部２１を介して上段に配設されたレシーブマ
ガジン２２に収納される。

前記サプライマガジン４ａ、４ｂ、４ｃに収納されるシ
ートフィルムのサイズに対応した位置には突起部２３ａ
、２３ｂ、２３ｃが設けられ、この突起部２３ａ、２３
ｂ、２３ｃの位置をマイクロスイッチ２４ａ　、２４ｂ
　、２４Ｃで検出してシートフィルムのサイズを検出し
ている。

即ち、この装置はレシーブマガジン２２の装着部と、サ
プライマガジン４ａ、ａｂ、４ｃの装Ｊｉ部と、カセツ
テ１０の開閉蓋部及びシートフィルム取出し挿入部を有
するとともに、前記両マガジンの装着部との間に設けた
カセツテの装着部と、サプライマガジンの装着部とカセ
ツテの装着部との間に設けたシートフィルム給送部７と
、カセツテの装着部とレシーブマガジンの装着部との間
に設けたシートフィルム排出部２１とからなるシートフ
ィルム類の装填回収＊ｉｉであり、暗室での人手による
作業をなくすことができる。

更に、実開昭５８−９４９１２号には第３図に示すよう
に、レシーブマガジンの装着部の代わりに、カセツテ上
部にオートフィーダーとコンベア部を接続した構成が提
案されている。

第３図において、第２図と同一符号は同一要素を示し、
ハウジング２５にはレシーブマガジン取付部２６と、自
動フィルム繰出装Ｍ２７が設けられている。レシーブマ
ガジン取付部２６にレシーブマガジンを装着して蓋を開
き、自動フィルム繰出装置２７を構成する吸盤機構２８
により、レシーブマガジン２２内の撮影済フィルムを吸
着して送りローラ２９に挿入する。

ハウジング３０内の送すローラ郡３１は、シートフィル
ムを自動現像機３２へ搬送するものである。つまり、ハ
ウジング３０は、カセツテ１０から搬出したシートフィ
ルムを搬送する機能と、レシーブマガジン２２から分離
搬出したシートフィルムを搬送する機能とを合せ持つ。

第３図に示すような装置によれば、カセツテを用いて撮
影されたフィルムも明室で自動現像機に送ることができ
るとともに、カセツテレス装置あるいはＸ線ＴＶ等の装
置で撮影されてフィルムが収容されたレシーブマガジン
をこのオートフィーダーから一枚ずつ分離して自動現像
機に挿入することができる。このため、一台の自動現像
機で病院内の殆どの撮影済フィルムの処理ができる。

オートフィーダーは、更にカセツテ装着部の上に載せら
れているため、オートフィーダーとしての設置面積は不
要である。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、これら装置においてはオートフィーダーがシー
トフィルム類の装、ＦＡ回収装置の上に載置されている
ので、オートフィーダーが高い位置になることが多く、
背の低い人にとって操作が煩わしいと言う欠点があった
。

この発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、操作の
容易なシートフィルム類の装填回収装置を提供すること
を目的としている。

（問題点を解決するための手段） この発明は前記の問題点を解決するために、未撮影シー
トフィルムを収納する複数のサプライマガジンンを装着
するシートフィルム供給部と、このシートフィルム供給
部から搬送された未撮影シートフィルムをカセツテに挿
入するカセツテ装着部と、前記カセツテ内の撮影済シー
トフィルムを取り出し自動現像機に供給する搬送部とを
備えるシートフィルム類の装填回収装置において、前記
シートフィルム供給部は少なくとも１つの撮影済シート
フィルムを収納するレシーブマガジンが装着可能に構成
されるとともに、前記レシーブマガジンに収納された撮
影済シートフィルムを直接前記自動現像機に供給できる
ように切替可能としたことを特徴としている。

（作用） この発明では、装置の下方にあるサプライマガジンの装
Ｍ部の全部又は１ｍをオートフィーダーとしての機ス七
をも持たせる。そして、レシーブマガジンをそこに装着
したときはオートフィーダーとして作動させ、積層され
た撮影済シートフィルムを一枚ずつ分離して自動現像機
に送り込むことにより、オートフィーダーの操作が容易
となるとともに、オートフィーダーがなくてもカセツテ
レス装置あるいはＸ線ＴＶ等の装置で撮影されたフィル
ムが簡単な切替機構のみで処理できるので、操作性の向
上及び大幅なコストダウンが計れるという利点がある。

（実施例） 以下、この発明の実施例について第１図を参照しながら
説明する。

ハウジング５１の３つに区分された室５２ａ。

５２ｂ、５２ｃにはマガジン取付部５３ａ、５３ｂ　、
５３ｃが設けられている。このマガジン取付部５３ａ、
５３ｂ、５３ｃには新たな未撮影シートフィルムが収納
されている任意のサイズのサプライマガジン５４ａ、５
４ｂ、５４ｃが装着されている。サプライマガジン５４
ａ、５４ｂ、５４Ｃは収納されているシートフィルムの
先端が揃えられるよう傾斜しており、内装するフィルム
サイズに対応して位置の異なる突出部５５ａ、５５ｂ　
、５５ｃが設けられている。

サプライマガジン５４ａ、５４ａ、５４ｃの突出部５５
ａ、５５ｂ、５５ｃはサイズ検出マイクロスイッチ５６
ａ、５６ｂ、５６ｃに当接して押圧するから、マイクロ
スイッチ５６ａ、５６ｂ。

５６ｃの動作により、フィルムサイズの判別が行われる
。サプライマガジン５４ａ、５４ｂ、５４Ｃのシ＋−／
夕５７ａ、５７ｂ、５７ｃの解放がマイクロスイッチ５
８ａ、５８ｂ、５８ｃにより検出された後、従来から行
われている吸盤５９ａ。

５９ｂ、５９ｃによる吸盤動作によってサプライマガジ
ン５４ａ、５４ｂ、５４ｃからは一枚のシートフィルム
が吸引されて送りローラ６０ａ。

６０ｂ、６０ｃに挿入されて搬送される。

マイクロスイッチ６１ａ、Ｂｌｂ、６１ｃがシートフィ
ルムを検知すると、搬送は停止し、待機状態となる。

カセツテ６２にシートフィルムを装填搬出するハウジン
グ６３にはシャッタ６４が設けられ。

シャッタ６４を解錠すると、内部にカセツテ６２を装填
することができる状態となる。

また、ハウジング６３の内部にはカセツテ６２の蓋を開
閉し、かつシートフィルムを装填搬出することのできる
機構が内蔵されている。カセツテ６２を挿入口６５から
挿入すると、カセツテ検知マイクロスイッチ６６がカセ
ツテ６２を検知し、図示しないモータによって奥へと搬
送される。カセツテ６２の前端がストッパ６７と、停止
する位ｉＥはカセツテ６２の前端を検知するマイクロス
イッチ６８が配設されている。また、カセツテ６２の案
内部材の中間には、カセツテ６２のｖｋ端を検知するマ
イクロスイッチ６９が、カセツテ６２の挿入方向に各種
のカセツテのサイズに合わせて複数個並設されていて、
カヤ−２テロ２のサイズが判別される。

定位ｎにあるカセツテ６２の直上にはカセツテ６２の開
蓋機構７０が配置されている。開蓋機構７０は固定軸７
１を中心にレバー７２が回動し。

このレバー７２の先端部にはマグネット７３が設けであ
る。このマグネット７３は固定軸７１を中心にレバー７
２が回転したとき、カセツテ６２がストッパ６７と当接
した位置で、カセツテ６２の蓋の外側に張り付けた鉄板
に当たるような位置関係になっている。レバー７２のほ
ぼ中央には支持軸７４を介してリンク７５が設けられ、
このリンク７５は支持軸７６を介して円＠７７を取付け
る６円盤７７の回転軸はモータ７８と同軸となっている
。マイクロスイッチ６８がハウジング６３の挿入口６５
から挿入されたカセツテ６２の前端を検知すると、シャ
７タ６４を閉鎖位置にロックする。

カセツテ６２の開蓋機構７０が働いてモータ７８が駆動
すると円盤７７が１回転し、リンク７５、レバーを介し
てマグネット７３はカセツテ６２の鉄板を吸引してカセ
ツテ６２の蓋を強制的に開く。

次に、従来材われている方法で吸盤機構が働き、カセツ
テ６２内の、例えば、撮影を終えたシートフィルムを吸
盤７９が吸着して送りローラ８０に挿入する。上部ロー
ラ郡８１はシートフィルムを情報へ搬送する。上部ロー
ラ郡８１の搬送路瞬は、シートフィルムを検知するマイ
クロスイッチ８２がある。

ハウジング８３はカセツテ６２“から搬出したシートフ
ィルムを自動現像機５へ搬送するための搬送部８４であ
る。いま、カセツテ６２をＩ＼ウジング６３の挿入口６
５から挿入すると、前記の開蓋機構７０によって開蓋さ
れ、カセツテ６２内のシートフィルムを吸着搬送する。

カセツテ６２にはブイクロスイッチ６９によって検知さ
れたカセツテ６２のサイズに応じて、サプライマガジン
５４ａ、５４ｂ、５４ｃ内のサイズの合致したシートフ
ィルムが自動的に選出されてカセツテ６２内に装填され
る。そのための方法は特公昭５６−５９７９号公報によ
って明らかであるので、ここでは説明を省く。

ハウジング５１の３つに区分された室のうち室１１ａに
装着されたサプライマガジン５４ａをとりはずし、代り
に各サイズのフィルムがｙｋ層されて収納されたレシー
ブマガジンを装着する。レシーブマガジン８５は中のフ
ィルムの先端が吸盤側にそろうよう傾斜しており、底面
外側に張りつけられたマーク８６がハウジング５１に設
けられた光学的検出器８７によって検知されると、ハウ
ジング５１内にあるフィルム供給部８８はオートフィー
ダーとしての機能動作をする。

即ち、検知によりソレノイド８９が励磁され。

フィルムガイド９０．９１が図の点線の位置に移動させ
られた後、吸＠５９ａの吸盤動作によってレシーブマガ
ジンン８５から一枚のシートフィルムが吸引されて送り
ローラー５９ａに挿入される。そうすると、シャッター
９２が開き、フィルムは自動現像機９３に送られる。フ
ィルムの後端をマイクロスイッチ６１ａが検知すると、
次の吸盤動作により、次のシートフィルムが送りローラ
６０ａに挿入されて１次々に自動現像機９３に送られる
。レシーブマガジン８５にシートフィルムがなくなると
、自動的に吸盤作動は停止し、シャッター９２は閉じ、
ソレノイド８９の励磁が０ＦＦＬ、フィルムガイド９０
．９１は基に戻る。

レシーブマガジン８５からシートフィルムが次々に送ら
れている間に、挿入口６５よりカセツテ６２が挿入され
ると、カセツテ６２はストッパー６７に当るまで搬送さ
れて停止する。そして吸盤５９ａの動作は一端停止し、
途中搬送中のフィルムがマイクロスイッチ６１ａを通過
して自動現像機に完全に挿入された時間を待ってからカ
セツテ６２は前記の開蓋機構７０によって蓋を開く、そ
して、カセツテ６２内のシートフィルムを吸着搬送する
。カセツテ６２にはマイクロスイッチ６９によって検知
したカセツテ６２のサイズに応じてサプライマガジン５
４ｂ　、５４ｃ内のサイズの合致したシートフィルムを
自動的に進出してカセツテ６２内に挿入する。この後カ
セツテは閉じられ、挿入口６５から搬出される。

数秒後法のカセツテが挿入されなければ、自動的に吸盤
５９ａの動作が開始されるようなプログラムになってい
る。

前記のように、シートフィルム類の装填回収装置として
使うと共に、カセツテ装着部の下に位置した複数のサプ
ライマガジン装着部の１つに、レシーブマガジンが装着
されたことを検知し、オートフィーダーとして使えるよ
うにすることにより、背の低い人にも操作が容易となる
。

また、レシーブマガジンの検出器を全てのサプライマガ
ジン装着部に設け、どこでもレシーブマガジンを装着で
きるようにすることもできる。さらに、複数のレシーブ
マガジンを同時に装着したとき、装着順にシートフィル
ムの処理がおこなわれるようにプログラムを組むことが
できる。

また、レシーブマガジンの光学的検出器８７を設けるか
わりに、外部に切替スイッチを設け、レシーブマガジン
８５を装着したら、その切替スイッチをオートフィーダ
ー機能となるよう切替ることによっても目的を達成する
ことができる。

（発明の効果） 以し説明したように、この発明ではシートフィルム供給
部着出にレシーブマガジン装着機能を持たせ、レシーブ
マガジン装着時には、このレシーブマガジンに収納され
ている撮影済のシートフィルムを自動現像機に搬送する
ように構成しているため、比較的低い位置での操作であ
るため操作性が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の位置実施例を示すシートフィルム類
の装填回収装置の構成図、第２図と第３図は従来装置の
構成図である。 ５１．６３．８２・・・ハウジング ５・・・自動現像機 ５３ａ、５３ｂ、５ｃ・・・マガジン取付部５４ａ、５
４ｂ、５４ｃ・・・サプライマガジン９３・・・自動現
像機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 未撮影シートフィルムを収納する複数のサプライマガジ
   ンンを装着するシートフィルム供給部と、このシートフ
   ィルム供給部から搬送された未撮影シートフィルムをカ
   セッテに挿入するカセツテ装着部と、前記カセッテ内の
   撮影済シートフィルムを取り出し自動現像機に供給する
   搬送部とを備えるシートフィルム類の装填回収装置にお
   いて、前記シートフィルム供給部は少なくとも１つの撮
   影済シートフィルムを収納するレシーブマガジンが装着
   可能に構成されるとともに、前記レシーブマガジンに収
   納された撮影済シートフィルムを直接前記自動現像機に
   供給できるように切替可能としたことを特徴とするシー
   トフィルム類の装填回収装置。