JPH038902Y2 - - Google Patents

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JPH038902Y2
JPH038902Y2 JP315485U JP315485U JPH038902Y2 JP H038902 Y2 JPH038902 Y2 JP H038902Y2 JP 315485 U JP315485 U JP 315485U JP 315485 U JP315485 U JP 315485U JP H038902 Y2 JPH038902 Y2 JP H038902Y2
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opening
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upper edge
sealing material
wall
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JP315485U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機、詳しくは、電装品を内装
し、この電装品の取付部に臨む開口部をサービス
蓋で閉鎖する如くした空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に圧縮機、フアンモータなどを内装し、室
外に配置する如くした空気調和機には、例えば実
開昭59−60469号公報に記載され、また、第5図
に示した如く、電装品Aを内装したケーシングB
に、前記電装品Aの取付部に臨む開口部Cを設
け、この開口部Cをサービス蓋Dで閉鎖する如く
成す一方、前記サービス蓋Dの裏面で該サービス
蓋Dの上縁及び両側縁に対し内側位置に、前記上
縁及び両側縁に沿つて連続する雨水ガイド壁Eを
形成すると共に、この雨水のガイド壁Eの上部に
前記サービス蓋Dと平行状に上方へ立上る係止壁
Fを設けて、この係止壁Fを前記開口部Cの上縁
内側に引掛けると共に、前記サービス蓋Dの両側
中間部をビスで固定する如くした空気調和機が提
案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 所が、この従来の空気調和機は、サービス蓋取
付部のシール性を考慮することなく、このサービ
ス蓋取付部から内部に浸入した雨水を、前記雨水
ガイド壁Eに沿つて下方に落下させるものである
から、雨水のケーシングB内への浸入を確実に阻
止することは不可能であつた。
所で、前記サービス蓋取付部のシール性を高め
るには、例えばサービス蓋Dの周縁部裏面にシー
ル材を添着することが考えられる。しかし、前記
従来の空気調和機は、前記係止壁Fの上下高さ
を、前記サービス蓋Dの上縁高さより高く形成し
て、前記開口部Cの閉鎖時、前記サービス蓋Dを
前記開口部Cの開口面に対し上下に傾斜させた状
態で前記係止壁Fを前記開口部C内に挿入し、該
係止壁Fを前記開口部Cの上縁部分裏面に引掛け
るようにしたものであるから、前記サービス蓋D
の裏面にシール材を添着した場合、前記係止壁F
を前記開口部Cに挿入するとき、該開口部Cの上
縁が前記シール材の上縁に当接して、該シール材
が開口部Cの上縁に当接して、該シール材が開口
部Cの上縁と前記雨水ガイド壁Eとの間に噛み込
み、シール材の両側面がサービス蓋D裏面及びケ
ーシングB表面と全面接触しなくなつて、シール
性が悪くなり、雨水のケーシングB内への浸入を
確実に防ぐことができないものである。
本考案の目的は、従来の空気調和機において、
サービス蓋取付部からケーシング内に雨水が浸入
する問題点を解消しようとするもので、サービス
蓋の裏面に雨水ガイド壁と、該雨水ガイド壁の上
部から立上がる係止壁とを設け、該係止壁の上下
高さを、サービス蓋の上縁高さより低くし、か
つ、シール材を設け、このシール材を前記開口部
の上縁部表面に押付けながら前記係止壁を前記開
口部の上縁部分に引掛けることができるようにす
ることによつて、サービス蓋の取付時、シール材
が前記開口部の上縁と雨水ガイド壁との間に噛み
込むのを防止し、シール材の両側面をサービス蓋
裏面及びケーシング表面に全面接触させることが
できるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本考案は、電装品を内装したケーシ
ング1に、前記電装品の取付部に臨む開口部13
を設け、この開口部13をサービス蓋3で閉鎖す
る如くした空気調和機において、前記サービス蓋
3の裏面で、該サービス蓋3の上縁及び両側縁に
対し内側位置に、前記上縁及び両側縁に沿つて連
続する雨水ガイド壁31を形成すると共に、この
雨水ガイド壁31の上部に、前記サービス蓋3と
平行状に上方へ立上がる係止壁32を設けてこの
係止壁32の立上高さを、前記上縁高さより低く
する一方、前記雨水ガイド壁31の外側に位置す
る前記サービス蓋3の裏面にシール材4を添着し
たものである。
(作用) 前記サービス蓋3を前記開口部13の開口面に
対し傾斜させることなく、ほゞ平行状に対向させ
た状態で、前記シール材4を前記開口部13周り
の表面に押付けながら前記サービス蓋3を上方に
移動させ、前記係止壁32を前記開口部13の上
縁部分裏面に引掛けることにより、前記サービス
蓋3を前記開口部13に、前記シール材4の添着
を維持して固定できるものであつて、前記シール
材によりシール性を高められ、前記サービス蓋3
の上縁部から開口部13内に雨水が浸入するのを
確実に防止できるし、また、例え浸入することが
あつても、この浸入水を前記雨水ガイド壁31に
沿つてケーシング1の下方に落下させ、浸入水が
電装品などの内装品に掛かるのを防止するように
したのである。
(実施例) 以下本考案空気調和機の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
第4図に示した空気調和機は、背面に吸込口
(図示せず)をもち、前面に吹出口11をもつた
ケーシング1内の前記吸込口内方に熱交換器(図
示せず)を配置し、また前記吹出口11の内方に
フアン及びフアンモータ(何れも図示せず)を配
置する一方、前記ケーシング1内に一側部に仕切
板10aを設けて機械室を画成し、この機械室に
圧縮機2を配置すると共に、この機械室の上方に
仕切板10bを設けて、天板1aとの間に電装品
室12を設けて、該電装品室12内に電装品(図
示せず)を取付け、更に、前記ケーシング1にお
ける一方の側板1bの上方部位に、前記電装品の
取付部、詳しくは、前記電装品室12に開口する
開口部13を設け、この開口部13に、該開口部
13より大径に形成して前記開口部13を閉鎖す
るサービス蓋3を取付けたものである。
しかして、第1〜4図に示した実施例では、前
記開口部13及びサービス蓋3を四角形に形成す
ると共に、前記サービス蓋3の裏面で、該サービ
ス蓋3の上縁3a及び両側縁3b,3cに対し内
側位置に、前記上縁3a及び両側縁3b,3cに
沿つて連続する略逆U字形の雨水ガイド壁31を
形成すると共に、この雨水ガイド壁31の上部
に、前記サービス蓋3と平行状に上方へ立上る係
止壁32を設けて、この係止壁32の立上高さ
H1を、第3図の如く前記上縁高さH2より低くす
る一方、前記雨水ガイド壁31の外側に位置する
前記サービス蓋3の裏面にシール材4を添着した
のである。
以上の構成において、前記サービス蓋3は、合
成樹脂により形成して、このサービス蓋3の成形
時、前記雨水ガイド壁31及び係止壁32を一体
に成形するのであり、又、前記雨水ガイド壁31
の各側壁部分31a,31bは、前記サービス蓋
3の下縁近くに亘つて設けると共に、その下端部
をサービス蓋3の幅方向内方に湾曲させるのであ
る。
又、図示したサービス蓋3には、その表面から
裏面方向に凹入する凹入部33aをもつた把手壁
33を一体に設けると共に、両側縁部裏面に、前
記シール材4の肉厚より高さの低い突起34,3
4を設けるのである。
尚、この場合、前記把手壁33を利用し、該把
手壁33の上壁部分を前記雨水ガイド壁31の上
壁部分に兼用させることができる。
又、前記係止壁32は、サービス蓋3の裏面に
対し前記シール材4の肉厚と、前記開口部13に
おける上縁側部分の板厚とを加算した長さより若
干短い間隔を置いて設け、前記係止壁32を前記
開口部13の上縁部分裏面に引掛けるとき、前記
シール材4を前記開口部13の上縁部分表面に押
付けて該シール材4を撓ませるようにするのであ
る。
又、前記シール材4は、主としてゴム板などの
弾性を有する板体を用い、このシール材4を前記
サービス蓋3の裏面に例えば接着剤により貼付け
るのである。又、このシール材4は、第1,3図
の如く前記サービス蓋3の上縁側及び両側縁側に
設けるのであり、又、このシール材4の前記上縁
3a側部分は、前記係止壁32の上縁に対し、下
方位置から上方位置、好ましくは前記上縁3a近
くに亘つて設けるのである。
尚、図中35,35は前記サービス蓋3におけ
る下縁部の両側に設ける一対の取付孔、36,3
6は前記サービス蓋3の下縁側部分を表面側外方
に膨出させて形成する配電線の取出口である。
本考案は以上の如く構成するもので、ケーシン
グ1の開口部13をサービス蓋3で閉鎖する場
合、該サービス蓋3を前記開口部13の開口面と
ほゞ平行状に対向させた状態で前記開口部13方
向に水平移動させ、シール材4を、前記開口部1
3周りの表面に押付けながら、前記係止壁32を
前記開口部13に挿入し、前記サービス蓋3を前
記開口部13の開口面に沿つて上方に移動させ、
前記係止壁32とシール材4との間に前記開口部
13の上縁部分を嵌め込んで前記係止壁32を前
記開口部13の上縁縁部分裏面に引掛けるのであ
る。そして、前記サービス蓋3の下縁部に設けた
前記取付孔35,35にビスを挿通し、これらビ
スの前記側板1bに設けるねじ孔(図示せず)へ
のねじ込みにより前記サービス蓋3を取付けるの
である。このサービス蓋3の取付時、該サービス
蓋3は、第5〜7図に示した従来の如く前記開口
部13の開口面に対し傾斜させる必要がなく、シ
ール材4を押し付けながら係止壁32を開口部1
3の上縁部分裏面に引掛けることができるので、
サービス蓋3の取付時における前記シール材4の
噛み込みを確実に防止でき、前記シール材4の両
側面を、サービス蓋3裏面とケーシング1表面と
に全面接触させて確実にシールすることができる
のである。又、万一サービス蓋3の上縁部から開
口部13内に雨水が浸入した場合、この浸入水を
雨水ガイド壁31に沿つてケーシング1の下方に
落下させることができるので、浸入水が電装品な
どの内装品に掛かるのを防止できるのである。
又、サービス蓋3を利用し、このサービス蓋3
に凹入部33aをもつた把手壁33を設けたこと
により、空気調和機の持運びを容易に行なうこと
ができながら、しかも、前記開口部13に雨水が
浸入した場合でも、この浸入水が前記把手壁33
を伝つて前記電装品室12内に浸入するのを防止
できるのである。
尚、以上説明した実施例では、サービス蓋3を
開口部13に取付ける手段として、係止壁32と
ビスとを用いたが、その他、例えばサービス蓋3
に、前記係止壁32と、前記開口部13における
下縁側部分の裏面と係合する係合突起とを設け
て、これら係止壁32と係合突起とにより取付け
てもよいのであつて、その取付手段は特に限定さ
れるものでない。
又、前記開口部13に浸入した場合の雨水を雨
水ガイド壁31に沿つて落下させる場合、前記シ
ール材4によつて形成される隙間、即ち、サービ
ス蓋3の下縁側にシール材4を設けないことによ
つてできるサービス蓋3下縁部の裏面と側板1b
表面との間の隙間、或いは前記取出口36,36
を利用し、これら隙間或いは取出口36,36か
ら前記浸入水をケーシング1の外部に排出する如
く成してもよい。
この場合、前記雨水ガイド壁31を、該雨水ガ
イド壁31に沿つて落下する浸入水を前記隙間或
いは取出口36,36に誘導させ得る形状に形成
するのである。尚、前記シール材4は、前記サー
ビス蓋3の下縁側に設けてもよいことは勿論であ
る。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、電装品を内装し、この電
装品の取付部に臨む開口部13を設けたケーシン
グ1における前記開口部13を閉鎖するサービス
蓋3の裏面で、該サービス蓋3の上縁及び両側縁
に対し内側位置に、前記上縁及び両側縁に沿つて
連続する雨水ガイド壁31を形成すると共に、こ
の雨水ガイド壁31の上部に、前記サービス蓋3
と平行状に上方へ立上がる係止壁32を設けてこ
の係止壁32の立上高さを、前記上縁高さより低
くする一方、前記雨水ガイド壁31の外側に位置
する前記サービス蓋3の裏面にシール材4を添着
したから、前記サービス蓋3を前記開口部13の
開口面に対し傾斜させることなく対向させた状態
で前記シール材4を前記開口部13周りの表面に
押付けなら前記サービス蓋3を上方に移動させる
ことにより、前記係止壁32を前記開口部13の
上縁部分裏面に引掛けることができるのである。
従つて、サービス蓋3取付時における前記シー
ル材4の噛み込みを確実に防止でき、該シール材
4の両側面を、サービス蓋裏面とケーシング1表
面とに全面接触させて確実にシールすることがで
き、雨水の前記開口部13への浸入を防止できる
のである。
しかも、前記雨水ガイド壁31を設けたから、
万一サービス蓋3の上縁から開口部13に雨水が
浸入した場合でも、この浸入水を前記雨水ガイド
壁31に沿つてケーシング1に下方に落下させる
ことができるので、電装品などの内装品が前記浸
入水により濡れるのを防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案空気調和機の一実施例を示すサ
ービス蓋のみの斜視図、第2図は要部のみの縦断
面図、第3図はサービス蓋のみの背面図、第4図
は一部を切欠いた全体の概略正面図、第5図乃至
第7図は従来例を示す説明図である。 1……ケーシング、13……開口部、3……サ
ービス蓋、31……雨水ガイド壁、32……係止
壁、4……シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電装品を内装したケーシング1に、前記電装品
    の取付部に臨む開口部13を設け、この開口部1
    3をサービス蓋3で閉鎖する如くした空気調和機
    において、前記サービス蓋3の裏面で、該サービ
    ス蓋3の上縁及び両側縁に対し内側位置に、前記
    上縁及び両側縁に沿つて連続する雨水ガイド壁3
    1を形成すると共に、この雨水ガイド壁31の上
    部に、前記サービス蓋3と平行状に上方へ立上が
    る係止壁32を設けてこの係止壁32の立上高さ
    を、前記上縁高さより低くする一方、前記雨水ガ
    イド壁31の外側に位置する前記サービス蓋3の
    裏面にシール材4を添着したことを特徴とする空
    気調和機。
JP315485U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH038902Y2 (ja)

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JPS61119082U JPS61119082U (ja) 1986-07-26
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JP7200523B2 (ja) * 2018-07-19 2023-01-10 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 取付構造、画像形成装置

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