JP2529428Y2 - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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JP2529428Y2
JP2529428Y2 JP5900391U JP5900391U JP2529428Y2 JP 2529428 Y2 JP2529428 Y2 JP 2529428Y2 JP 5900391 U JP5900391 U JP 5900391U JP 5900391 U JP5900391 U JP 5900391U JP 2529428 Y2 JP2529428 Y2 JP 2529428Y2
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JP
Japan
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filter
grill
ventilation fan
back surface
body case
Prior art date
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Application number
JP5900391U
Other languages
English (en)
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JPH0510934U (ja
Inventor
健蔵 安富
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主に天井に取り付けら
れ、屋外とダクトにより連通し、室内の空気を換気する
ダクト用換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりダクト用換気扇のフィルタは、
グリルの内側に乗せただけの状態で設けられたものがほ
とんどであった。この場合、グリルとフィルタ周囲の間
に隙間が生じ易く、フィルタを通過しないでグリルとフ
ィルタ周囲の間の隙間より、油煙が排出されることがあ
り、その結果、ダクト用換気扇の内部のファンやケ−シ
ングなどが著しく汚れるという欠点を有していた。ま
た、運転時の振動によりフィルタががたつき、グリルと
の間で騒音を発生するという問題も有していた。
【0003】上記問題を解決する方法として、グリルに
フィルタ取付具を具備し、フィルタを固定する方法が考
えられるが、取付が面倒であることやコストアップにな
ること、またグリルへの密着性を高めることができない
などの問題を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の問題点
に鑑み、グリルの内側にフィルタを密着させた状態で容
易に装着固定できる保持方法を提供するもので、内部の
ファン、ケ−シング等の汚れを抑えると共に、運転時に
おけるフィルタのがたつき音が発生しないダクト用換気
扇を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のダクト用換気扇
は、天井に、吸気口を下向きに臨ませて取付ける本体ケ
−スの吸気口に蓋状に装着されるグリルを有し、該グリ
ルの裏面にはフィルタを載設し、該フィルタはフィルタ
側端部とグリル裏面との接合点より下方に位置したグリ
ル固定のための二股状の線ばねを掛着する保持具で押圧
され、上記フィルタ−のたわみ力を用いて保持固定した
ことを特徴とするもので、さらには、上記フィルタの周
囲に柔軟部材を配設したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のような構成であるために、フィルタは対
向するそれぞれの側端部でグリル裏面に押圧され、他の
対向する両側端部の中央で押し下げられた状態となる。
つまり、フィルタは弾性力により中央部がたわんだ状態
となり、フィルタ側端部はグリル裏面に押圧保持される
ことになる。また、フィルタの周囲に柔軟部材を配設し
たことで、グリルへの密着性をより向上させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図4によ
り説明する。
【0008】1は本体ケ−スであり、該本体ケ−ス1の
上部にはモ−タ2が取付けられ、モ−タ2の回転軸には
ファン3が固着されている。モータ2の駆動により回転
軸に固着されたファン3が回転し、室内の空気は吸気口
4より吸気され、ダクト5に送られる。また本体ケ−ス
1は側面のフランジ部6で天井7に固定されている。
【0009】8はグリルで本体ケ−ス1の下部開口を覆
っている。9は本体ケ−ス1の下部開口にグリル8を固
着させるための二股状の線ばねである。また10は、本体
ケ−ス1側面に固着された取付板で、該取付板10の曲げ
面には長孔11が形成されている。このグリル8の上記取
付板10の長孔11と対応する部分には、上記長孔11の長手
方向両端部に、弾性力により係合するように上記二股状
の線ばね9が保持具12に掛着されている。そして、この
二股状の線ばね9は外力を加えない時、両端部巾が上記
長孔11の長手方向巾より大きな巾となるように形成され
ている。
【0010】図2はグリル8の斜視図であり、二股状の
線ばね9を掛着するための保持具12がグリル8の両側端
の中央に固着されている。13はフィルタであり、グリル
8のスリット全面を覆うように敷設されいる。
【0011】ここで保持具12はグリル8の裏面にフィル
タ13を固定するために、フィルタ13の両側端部とグリル
8裏面との接合点14より下方に保持具12の底面15を位置
させ、保持具12の底面15でフィルタ13を押圧することに
より、フィルタ13のたわみ力で保持固定されている。
【0012】つまり、フィルタ13はフィルタ部材16が弾
性を有している、あるいは図2の如くフィルタ部材16の
周囲に弾性体17を配設しており、上記の如く、保持具12
に押圧された状態では、図1のように湾曲した形状で保
持されている。
【0013】また、フィルタ13はグリル8裏面に押圧さ
れた状態であるが、グリル8裏面とフィルタ13の側端部
で隙間の生じることがあるため、フィルタ13の周囲にゴ
ム性部材などの柔軟部材18を配設することにより、フィ
ルタ13周囲とグリル8裏面との密着性をより高めること
ができる。
【0014】
【考案の効果】本考案は上記の如く、フィルタは両端部
と中央の二股状の線ばねを掛着するための保持具で支持
し、フィルタの弾性力で保持されることになるため、フ
ィルタを固定するための固定部材が必要でなく、またフ
ィルタの周囲にゴム性部材などの柔軟部材を配設するこ
とにより、フィルタ周囲とグリル裏面との密着性をより
高めることができる。よって、フィルタ周囲とグリル裏
面との隙間からの油煙の漏れをより効果に抑制するとが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】本考案のグリル示す斜視図である。
【図3】本考案のグリル保持部を示す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 本体ケース 4 吸気口 8 グリル 9 二股状の線ばね 10 取付板 12 保持具 13 フィルタ 18 柔軟部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に、吸気口を下向きに臨ませて取付
    ける本体ケ−スの吸気口に蓋状に装着されるグリルを有
    し、該グリルの裏面にはフィルタを載設し、該フィルタ
    はフィルタ側端部とグリル裏面との接合点より下方に位
    置したグリル固定のための二股状の線ばねを掛着する保
    持具で押圧され、上記フィルタのたわみ力を用いて保持
    固定されたことを特徴とするダクト用換気扇。
  2. 【請求項2】 フィルタの周囲に柔軟部材を配設したこ
    とを特徴とする請求項1記載のダクト用換気扇。
JP5900391U 1991-07-26 1991-07-26 ダクト用換気扇 Expired - Lifetime JP2529428Y2 (ja)

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JPH0510934U JPH0510934U (ja) 1993-02-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5602090B2 (ja) * 2011-05-27 2014-10-08 三菱電機株式会社 ダクト用換気扇装置
JP5743956B2 (ja) * 2012-05-28 2015-07-01 三菱電機株式会社 化粧パネルおよびダクト用換気扇

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JPH0510934U (ja) 1993-02-12

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