JPH0431462Y2 - - Google Patents

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JPH0431462Y2
JPH0431462Y2 JP5486887U JP5486887U JPH0431462Y2 JP H0431462 Y2 JPH0431462 Y2 JP H0431462Y2 JP 5486887 U JP5486887 U JP 5486887U JP 5486887 U JP5486887 U JP 5486887U JP H0431462 Y2 JPH0431462 Y2 JP H0431462Y2
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air conditioner
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handle
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機に関し、さらに詳しくは
本体ケーシングの側板に、本体ケーシング内に設
けられた電装品のサービス用開口を設けるととも
に該開口を閉塞するサービス蓋を備えた空気調和
機に関するものである。
(従来の技術) 従来の空気調和機、特に室外機においては、本
体ケーシングの側板に電装品サービス用の開口を
設け、該開口をサービス蓋で開閉自在に覆蓋する
ようにしている(例えば実開昭61−119082号公
報)。又、この種の一般的な室外機では、一度設
置場所に据付けた後は移動させる必要がないた
め、室外機持ち運び用の把手部は設けられないの
が通例である。
ところで、上記サービス用開口を閉塞するサー
ビス蓋として、従来から合成樹脂製のものと鋼板
製のものの2種類がある。合成樹脂製のサービス
蓋では凹凸部分の多い複雑な形状のものでも比較
的成形が容易であり、該合成樹脂製サービス蓋の
一部に空気調和機持ち運び用の把手部を一体成形
することが容易に可能である。又鋼板製のサービ
ス蓋では直接サービス蓋を加工して把手部を成形
するのが難しいため、本体ケーシングに把手部を
形成するためには別部材(例えば合成樹脂製)か
らなる把手部材をビス止め等の手段で側板外面に
取付ける必要がある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記の従来例の如く、本体ケーシン
グに把手部を設けない場合には、空気調和機(室
外機)の持ち運びに不便であり、又サービス用開
口を閉塞するサービス蓋を合成樹脂製としてその
合成樹脂製サービス蓋に把手部を一体成形したも
のでは、該把手部は比較的容易に形成できるがサ
ービス蓋に硬質の物品が衝突した場合に該サービ
ス蓋が破損するおそれがあり、さらに本体ケーシ
ングに別部材からなる把手部材を取付ける場合に
は、部品点数が多くなるとともにその把手部材の
組付作業が必要となつて面倒であるという問題が
あつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
空気調和機の持ち運び用把手部を既存の部材を利
用してしかも簡単な加工でもつて形成し得るよう
にすることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、第1図ないし第5図に例示するように、
本体ケーシング1の側板13に前記本体ケーシン
グ1内に設けられた電装品5のサービス用開口1
8を設け、該開口18をサービス蓋21で開閉自
在に覆蓋してなる空気調和機において、前記サー
ビス蓋21は鋼板製とし、さらに該サービス蓋2
1に内側に電線挿通口23を設けた膨出部22を
形成するとともに、前記膨出部22を空気調和機
持ち運び用の把手部24となる如く加工してい
る。
(作用) 本考案の空気調和機によれば、上記手段によつ
て次のような作用が得られる。
即ち、電装品サービス用開口18を閉塞するサ
ービス蓋21を鋼板製としていることにより、例
えば硬質の物品が衝突したときでも容易に破損あ
るいは変形することがなくなり、又該鋼板製サー
ビス蓋21に電線挿通口23形成用の膨出部22
を設けしかも該膨出部22を空気調和機持ち運び
用の把手部24となる如く加工しているので、既
存の部材を利用して把手部24を形成することが
できる。
(実施例) 第1図ないし第5図を参照して本考案の好適な
実施例を説明すると、図示実施例では空気調和機
として室外機が採用されている。
第1図ないし第5図において符号1は室外機の
本体ケーシングを示している。この本体ケーシン
グ1は、底板11、前板12、側板13及び上板
14を組付けて構成されている。
本体ケーシング1内は仕切板15によつて左右
2室に分割されており、その一方の室(送風機収
容室)16には熱交換器2及び送風機3などが、
他方の室(圧縮機収容室)17には圧縮機4及び
電装品5などがそれぞれ収容されている。
本体ケーシング1における圧縮機収容室17側
の側板13には、その上方寄り部分に電装品サー
ビス用の開口18が設けられている。このサービ
ス用開口18の口縁部18aは、その上辺部を除
いて適宜小幅(例えば8mm程度)の範囲で若干深
さだけ内方に凹入させた段差部となつている。
前記電装品5は1とまとめにして電装品箱5a
内に収容しており、電装品5をコンパクトに集約
させている。そして、この電装品箱5aは、圧縮
機収容室17内からサービス用開口18に臨ませ
た状態で該開口18の口縁部18aにビス30,
30で固定している。尚、電装品箱5a内の電装
品5はサービス用開口18から保守点検可能とな
つている。
サービス用開口18は、サービス蓋21によつ
て開閉自在に覆蓋されている。このサービス蓋2
1は、鋼板製で該鋼板をサービス用開口18の口
縁部18aの段差部内に嵌合し得る形状に成形し
て形成されている。
サービス蓋21には、その下部側中央部分に外
方側に膨出させた膨出部22が形成されている。
この膨出部22はサービス蓋内面側から単に打ち
出して成形されたものである。この膨出部22の
内側には、電装品5に接続された電線10を挿通
させるための電線挿通口23が形成されている。
又、サービス蓋21の上記膨出部22の下端に
は内曲げのカーリング加工が施されており、該膨
出部22の下端部(カーリング部)を空気調和機
持ち運び時の把手部24として利用し得るように
している。
このサービス蓋21は、第1図に示すようにそ
の上辺部21aをサービス用開口18の上辺側口
縁の裏側に係止させた状態で該サービス蓋21下
方部分の左右2箇所をビス31,31で開口18
の口縁部18aに固定して装着されている。この
サービス蓋装着状態では、膨出部22内側の電線
挿通口23から電線10が挿通されている。又こ
の空気調和機を持ち運ぶときには膨出部22の下
端に設けた把手部24に指を掛けて持ち運ぶこと
ができる。サービス蓋21の裏面と開口18の口
縁部18a表面との間における左右各側辺部と下
辺部にはそれぞれスポンジ状の防水シール材2
7,27,28が介設されている。尚、このサー
ビス蓋21は、2本のビス31,31を取外せば
開放することができる。
前記電装品箱5aの下面には、適宜面積を有す
る遮熱板6が取付けられている。この遮熱板6は
圧縮機4からの輻射熱によつて電装品箱5a内の
電装品5が過熱されるのを防止するためのもので
ある。
本体ケーシング1の側板13にはその下方寄り
部分に空気通口33が形成され、他方前記仕切板
15にもその上方寄り部分に小開口面積の空気通
口34が形成されている。そして、この空気調和
機の運転中には、第5図に示すように外気が少量
づつ圧縮機収容室17内を通つて送風機収容室1
6側へ流通するようになつており、それによつて
圧縮機収容室17内の過熱防止が図られる。尚、
この実施例では、圧縮機収容部分(圧縮機収容室
17の下半部)と電装品収容部分(圧縮機収容室
17の上半部)とが連通しているので、側板13
及び仕切板15に設けられる空気通口33,34
はそれぞれ1箇所づつでよくしかも圧縮機収容室
17内を流通する空気量(熱交換器2を通らない
で送風機収容室16に流入する空気量)は少なく
てもよくなり空調の効率アツプを図れる。
本体ケーシング1の前板12と側板13との接
続部分は、第3図及び第4図に示すように該側板
13の側辺部13aに段差部を設けて、前板12
の側辺部12aを該側板13側の段差部の外側か
ら接合させて両側辺部をビス締めしている。この
ようにすると、第4図に示すように仮に前板12
と側板13との接続部分から圧縮機収容室17内
に雨水などの水Wが浸入しても、その圧縮機収容
室内に浸入した水Wは電装品箱5a側には流れる
ことがなく、そのまま前板12の内面を伝つて流
下するようになる。従つてもし該接続部分から圧
縮機収容室17内に水が浸入しても、その浸入し
た水Wによつて電装品5に水濡れ等の悪影響が生
じることがない。
図示実施例の空気調和機(室外機)では、サー
ビス蓋21に設けられた電線挿通口23形成用の
膨出部22を空気調和機持ち運び用の把手部24
となる如く加工しているので、空気調和機を持ち
運ぶときには該把手部24に指を掛けて運搬作業
を行うことができる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案の空気調和機は、サービス
用開口18を覆蓋するサービス蓋21を鋼板製と
し、さらに該サービス蓋21に電線挿通口23形
成用の膨出部22を設けるとともに、該膨出部2
2を空気調和機持ち運び用の把手部24となる如
く加工しているので、鋼板製のサービス蓋21を
使用した空気調和機であつても別部材からなる把
手部材を使用することなく既存の部材を利用して
把手部24を形成することができ、把手部を形成
するに際して構成を簡単(部品点数の削減)にし
得るとともに把手部を特別に組付けるという作業
が不要になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
一部縦断面図(第2図の−断面図)、第2図
は本考案の実施例にかかる空気調和機の斜視図、
第3図は第2図の空気調和機の分解斜視図、第4
図及び第5図はそれぞれ第2図の−及び−
断面図である。 1……本体ケーシング、5……電装品、5a…
…電装品箱、10……電線、13……側板、18
……サービス用開口、21……サービス蓋、22
……膨出部、23……電線挿通口、24……把手
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケーシング1の側板13に前記本体ケーシ
    ング1内に設けられた電装品5のサービス用開口
    18を設け、該開口18をサービス蓋21で開閉
    自在に覆蓋してなる空気調和機であつて、前記サ
    ービス蓋21は鋼板製でしかも該サービス蓋21
    に内側に電線挿通口23を設けた膨出部22が形
    成されており、さらに該膨出部22が空気調和機
    持ち運び用の把手部24とされていることを特徴
    とする空気調和機。
JP5486887U 1987-04-11 1987-04-11 Expired JPH0431462Y2 (ja)

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JP5486887U JPH0431462Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

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JPS63162234U JPS63162234U (ja) 1988-10-24
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