JPH0625774Y2 - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JPH0625774Y2
JPH0625774Y2 JP1989045907U JP4590789U JPH0625774Y2 JP H0625774 Y2 JPH0625774 Y2 JP H0625774Y2 JP 1989045907 U JP1989045907 U JP 1989045907U JP 4590789 U JP4590789 U JP 4590789U JP H0625774 Y2 JPH0625774 Y2 JP H0625774Y2
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JP
Japan
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box
dehumidifier
cover
outer case
box body
Prior art date
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JP1989045907U
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English (en)
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JPH02137632U (ja
Inventor
和人 松田
達 菅原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は左右対称の2つの箱体に分割された外装ケー
ス内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び送風機が収納された
除湿機に関する。
(ロ)従来の技術 この種の除湿機は、例えば実公昭53−28290号公
報に開示されているように、同一形状の2つの箱体の組
合せによって外装ケースが形成されているため、外装ケ
ース全体の金型が1個で済み、外装ケース本体を安価に
製造できる利点がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、上述した除湿機では把手が箱体の両側面に設
けられているため、持ち運びの際に両手を使わなければ
ならず、大変不便であった。また、操作部も箱体側面に
設けられているため、操作時に大きくかがむ必要があ
り、操作性の悪いものであった。
この考案は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
持ち運びが片手で行えるようにするとともに、操作性の
向上を図り、使い勝手を良くすることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案では、圧縮機、凝縮器、蒸発器及び送風機を収
納する外装ケースが左右対称の2つの箱体に分割された
除湿機において、これらの箱体の上部開口縁には把手を
兼ねる突出部が一体形成され、一方の箱体には突出部側
方の箱体上方空間を覆うカバーが設けられ、このカバー
と箱体上面にて囲まれた空間を操作部品収納室とした構
成である。
(ホ)作用 このように構成すると、箱体上部の突出部を把手に利用
できるため、片手での持ち運びが可能である。箱体上面
を覆うカバーが操作部となるため、僅かにかがむだけで
運転操作等を行うことが可能である。
(ヘ)実施例 以下、この考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図及び第2図において、(1)は外装ケース、(2)は外
装ケース(1)の内部を上下に区画する仕切り板であり、
この仕切り板(2)には水受け部(2A)が一体に設けられて
いる。そして、仕切り板(2)上方の外装ケース(1)内には
凝縮器(3)と、キャピラリーチューブ(4)と、蒸発器(5)
と、送風機(S)とが収納されている。また、仕切り板(2)
下方の外装ケース(1)内には凝縮器(3)、キャピラリーチ
ューブ(4)及び蒸発器(5)とともに冷媒回路を構成する圧
縮機(6)と、水受け部(2A)の流出口(P)から滴下したドレ
ン水を貯溜するドレンタンク(7)とが収納されている。
外装ケース(1)は第3図及び第4図に示すように、同一
の金型(図示せず)を用いて樹脂成形された左右対称の
2つの箱体(1A)(1B)よりなり、箱体(1A)(1B)には多数の
横長スリット状空気口(8A)(8B)と、横長のエアフィルタ
ー挿入口(9A)(9B)とが左右側面に設けられ、箱体(1A)(1
B)の前後の側面下部にはドレンタンク(7)の取出し口を
形成する切り欠き(10A)(10B)と、点検口を形成する切り
欠き(11A)(11B)とが設けられている。また、箱体(1A)(1
B)の上面には把手を兼ねるアーチ状の突出部(12A)(12B)
と、小さな切り欠き(13A)(13B)と、複数のスリット状空
気孔(14A)(14B)とが設けられている。また、箱体(1A)(1
B)の開口周縁部には互いに嵌合可能な形状の突起(151)
(152)と凹溝(161)(162)とが設けられ、突起(151)(152)
は開口周縁部の右半分、また凹溝(161)(162)は開口周縁
部の左半分にのみそれぞれ片寄って設けられている。
空気吸い込み側の空気口(8A)を有する箱体(1A)には突出
部(12A)側方の箱体上面を覆う樹脂製帽子状の操作カバ
ー(17)が設けられている。この操作カバー(17)は外装ケ
ース(1)との一体感が得られるように、箱体形状に合わ
せた3次曲面を有している。また、操作カバー(17)の上
面中央部には第5図に示す銘板(18)が取り付けられてい
る。このため、第6図ないし第8図に示すように操作カ
バー(17)の銘板(18)取り付け部(171)は2次曲面とし、
貼附された銘板(18)が剥れにくいように工夫されてい
る。操作カバー(17)の下部には箱体上面の空気孔(14A)
に挿入される複数の爪片(19)と切り欠き(13A)(13B)に挿
入される突出片(20)と、横長のスリット状空気孔(21)と
が設けられている。
操作カバー(17)と箱体(1A)上面とによって囲まれた空間
は電装品収納室(22)として利用されている。この電装品
収納室(22)には運転スイッチ(23)、自動−手動切換スイ
ッチ(24)等の操作部品と、複数のランプ(25)、制御部品
(26)、湿度センサ(27)等の回路部品とを搭載した回路基
板(28)が収納され、この回路基板(28)は操作カバー(17)
の裏面に取り付けられている。また、回路基板(28)に接
続されたリード線(29)(30)が切り欠き(13A)を通して外
装ケース(1)内に導入され、送風機(S)と圧縮機(6)制御
用の制御基板(31)とに接続されている。
空気吸い込み側の空気口(8A)を有する箱体(1A)ではエア
フィルター挿入口(9A)から空気口(8A)の内側へエアフィ
ルター(32)が差し込まれている。一方、空気吹出し側の
空気口(8B)を有する箱体(1B)ではエアフィルター(32)が
エアフィルター挿入口(9B)へ誤挿入されるのを防止する
ため、エアフィルター挿入口(9B)の一部が樹脂製のスト
ッパー部材(33)で閉塞されている。このストッパー部材
(33)は第9図に示すように2個1組で使用され、樹脂の
弾性を利用して最も下に位置する空気口(8B)とエアフィ
ルター挿入口(9B)とに嵌着されるコ字型取付部(331)
と、切り欠き(11A)(11B)を覆う点検蓋(34)から導出され
た電源コード(35)を巻付けるための引掛け部(332)とを
一体に備えたものであり、電源コード巻付け具を兼ねて
いる。
上述した除湿機の組み立てについて簡単に説明すると、
まず、回路基板(28)が取り付けられた操作カバー(17)を
箱体(1A)の上面に嵌め込み、箱体(1A)の突出部(12A)の
連結部(36)を利用して操作カバー(17)と突出部(12A)と
を外側からビス(37)で固定する。このとき、リード線(2
9)(30)は切り欠き(13A)を通して箱体(1A)内に挿入して
おく。次に、箱体(1A)内に凝縮器(3)、蒸発器(5)、送風
機(S)、仕切り板(2)、圧縮機(6)等のユニット化された
内部部品を組み込みつつ、箱体(1A)(1B)の突起(151)(15
2)と凹溝(161)(162)とを嵌合させ、両箱体(1A)(1B)を上
下2箇所ずつ設けられた連結部(38)(39)を利用してビス
止めする。最後に後面の点検口に点検蓋(34)を被せ、前
面のドレンタンク取出し口からドレンタンク(7)を挿入
する。
上述した除湿機では操作カバー(17)から露出させた運転
スイッチ(23)を押圧すると、送風機(S)及び圧縮機(6)が
運転する。このため、空気口(8A)から外装ケース(1)内
に流入した空気はまず蒸発器(5)によって冷却され、湿
気が奪われる。そして、凝縮器(3)によって再加熱され
た後、空気口(8B)から室内へ戻される。蒸発器(5)のド
レン水は水受け部(2A)を介して仕切り板(2)の下方へ落
下し、ドレンタンク(7)に貯溜される。自動−手動切換
スイッチ(24)を押すと、連続の除湿運転から湿度制御に
よる除湿運転に切換わる。すなわち、湿度センサ(27)の
検出湿度と予め設定された湿度(例えば60%)とが比
較され、検出湿度が設定湿度に近づくように除湿量が調
整される。このとき、操作カバー(17)内には突出部(12
A)(12B)の下と空気孔(21)(14A)を通って外部の空気が流
れるため、湿度検知が良好に行われる。
本実施例によれば、外装ケース(1)が左右対称の2つの
箱体(1A)(1B)に分割されたものにおいて、箱体(1A)(1B)
の上面から上方へ突出された突出部(12A)(12B)を把手に
利用できるため、除湿機を片手で持ち運びすることがで
きる。また、突出部(12A)側方の箱体(1A)上方空間を操
作カバー(17)で覆い、操作カバー(17)と箱体(1A)上面で
囲まれた空間に運転スイッチ(23)等の操作部品を収納し
たので、箱体(1A)上面を覆うカバー(17)を操作部として
利用でき、僅かにかがむだけで運転操作等を行うことが
できる。
(ト)考案の効果 この考案は以上のように構成されているので、箱体上部
に一体成形された突出部を把手に利用でき、片手で持ち
運びできるばかりでなく、突出部側方の箱体上方空間を
覆うカバーを操作部として利用でき、僅かにかがむだけ
で運転操作等を行うことができるなど、使い勝手の優れ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す除湿機の断面図、第
2図は同じく斜視図、第3図は外装ケースの分解斜視
図、第4図は外装ケースに使用する箱体の斜視図、第5
図は銘板の正面図、第6図は操作カバーの分解斜視図、
第7図は第6図のI−I′線断面図、第8図は第6図の
II−II′線断面図、第9図はストッパー部材の斜視図で
ある。 (1)…外装ケース、(1A)(1B)…箱体、(3)…凝縮器、(5)
…蒸発器、(S)…送風機、(6)…圧縮機、(12A)(12B)…突
出部、(17)…操作カバー、(22)…電装品収納室(操作部
品収納室)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、蒸発器及び送風機を収納
    する外装ケースが左右対称の2つの箱体に分割された除
    湿機において、これらの箱体の上部開口縁には把手を兼
    ねる突出部が一体形成され、一方の箱体には突出部側方
    の箱体上方空間を覆うカバーが設けられ、このカバーと
    箱体上面にて囲まれた空間を操作部品収納室としたこと
    を特徴とする除湿機。
JP1989045907U 1989-04-19 1989-04-19 除湿機 Expired - Lifetime JPH0625774Y2 (ja)

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JP1989045907U JPH0625774Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 除湿機

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JP1989045907U JPH0625774Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 除湿機

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JPH02137632U JPH02137632U (ja) 1990-11-16
JPH0625774Y2 true JPH0625774Y2 (ja) 1994-07-06

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ID=31560505

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JP1989045907U Expired - Lifetime JPH0625774Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 除湿機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3349874B2 (ja) * 1995-10-19 2002-11-25 三菱電機株式会社 空気調和装置の室内ユニット
JP5441750B2 (ja) * 2010-02-15 2014-03-12 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機及びそれを備えた空気調和機

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JPH02137632U (ja) 1990-11-16

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