JPH0388Y2 - - Google Patents

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JPH0388Y2
JPH0388Y2 JP1984154133U JP15413384U JPH0388Y2 JP H0388 Y2 JPH0388 Y2 JP H0388Y2 JP 1984154133 U JP1984154133 U JP 1984154133U JP 15413384 U JP15413384 U JP 15413384U JP H0388 Y2 JPH0388 Y2 JP H0388Y2
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JP
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belt
buckle
clamping plate
clamping
frame
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JP1984154133U
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JPS6168705U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はベルトを強固に挟着することを目的
としたバツクルに関する。
(従来の技術) 従来、ベルトを挟着固定する構造のバツクル
は、バツル本体21の一端部にベルト挟着板22
を回転自在に取付けた構造であり、力点、支点を
夫々一つ有するものであつた(第6図)。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の構造においては、ベルトの張力が全
て一か所に掛かることとなり、強度が要求される
のみならず、万一ベルト挾着板22が第6図中軸
20を中心にして矢示23方向に回転した場合に
は、ベルトの押えが完全に解除され、ベルトが脱
抜するおそれもあつた。
(問題点を解決する為の手段) この考案のバツクルは、一端部にベルト孔との
掛止部を設けたバツクル本体の他端部に、ベルト
の基端部を挾着固定するベルト挟着具を回転自在
に取付けたバツクルであつて、前記ベルト挟着具
は、前記バツクル本体に軸止された挾着板と、該
挾着板の基部外側に軸止された枠体とで構成され
たものである。また、前記枠体は、先端側にベル
ト先端側の案内部とする枠を設けてあるので、ベ
ルトを正しい位置に案内することができる。
すなわち、この考案によれば二つの支点と二つ
の力点が得られ、力の分散が図られるので、一点
に大きな力が集中することがなく、前記従来の問
題点を解決したものである。
(作用) この考案において、ベルト基端部は前記挟着板
及び枠体によつてバツクルに挾着固定される。こ
こで、挾着板はバツクル本体への取付軸を中心と
して回転するものであるから、前記取付軸が支点
となり、先端側が力点となる。また枠体は挾着板
への取付軸を中心として、挾着板とはフリーに回
転するのであるから、前記取付軸が支点となり、
先端側が力点となる。
(実施例) 一端部下面にベルトの先端側の掛止孔に掛止す
る掛止突起1を突設したバツクル本体2の他端部
に、ベルト挾着具3を回転自在に取付けてこの考
案のバツクル4を構成している。
前記ベルト挾着具3は、先端に鋸歯状部5を設
けた挾着板6の基端部両側に設けた取付用凸部
7,7(第5図)の外側に枠体8の基端部18,
18を軸9によつて回転自在に取付けて構成して
ある。前記取付用凸部7,7にはピン孔10が設
けてあり、該ピン孔10とバツクル本体2の下面
に突設された取付体11のピン孔に取付ピン12
を挿通して、前記挾着板6をバツクル本体2に回
転自在に固定している。
図中13は枠体の内面に設けた取付ピン12の
案内溝、14はストツパーである。また前記枠体
の一側は状に折曲させてベルト案内枠17と
し、ベルトの先端側を挿通させ得るようにしてあ
る。従つてベルト19の基端部19aは、挾着板
6の鋸歯状部5とバツクル本体2の裏面とで挾着
され、ベルト19の先端部19bは、ベルト案内
枠17により正しい位置に保持される。
この実施例のバツクルにベルト19を取付ける
には、ベルト挾着具3を第1図矢示15方向へ回
転させて挾着板6とバツクル本体2の裏面との間
にベルト19の基端部19aを挿入した後、前記
ベルト挾着具3を第2図矢示16方向へ回転させ
ればよい。
ここでベルト19の基端部19aは、取付ピン
12を支点とする挾着板6と、取付軸9を支点と
する枠体8とで挾着されている。したがつて、万
一枠体8に無理な力が加わり、枠体8が回転した
場合にも挾着板6は回転することなく、ベルト1
9の挾着は維持される。
尚、上記において、挾着板6を枠体8とはフリ
ーに回転するが、挾着板6が所定角度回転した場
合に取付用凸部7,7がバツクル本体2の下面に
当接するようにしておけば、挾着板6の回転角を
規制することができる。
(考案の効果) この考案によれば、支点を異にする挾着片と枠
体とでベルトの基端部をバツクルに挾着固定する
構造であるから、力が一点に集中せずに分散され
るので、挾着具の強度的負担が小さい。また枠体
による挾着が不慮の外力によつて解除された場合
にも挾着板による挾着は維持されるので、ベルト
が意に反して脱抜するおそれを未然に防止できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の斜視図、第2図は同
じく挾着具を回転させた状態の斜視図、第3図は
同じく正面図、第4図は同じく断面図、第5図は
同じく挾着具の斜視図、第6図は従来例の底面か
らの斜視図である。 2……バツクル本体、3……ベルト挟着具、4
……バツクル、6……挟着板、8……枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部にベルト孔との掛止突起を設けたバツク
    ル本体の他端部に、ベルト挟着具を回転自在に取
    付けたバツクルにおいて、前記ベルト挟着具は、
    前記バツクル本体に基部の取付用凸部の鋸歯状部
    に近い側を軸止された挟着板と、該挟着板の基部
    の取付用凸部の鋸歯状部に遠い側両側に、基端側
    が軸止された枠体とにより構成され、前記枠体の
    先端側にベルト案内枠を形成したバツクル。
JP1984154133U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0388Y2 (ja)

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JP1984154133U JPH0388Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JP1984154133U JPH0388Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JPS6168705U JPS6168705U (ja) 1986-05-10
JPH0388Y2 true JPH0388Y2 (ja) 1991-01-07

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DE102007045170A1 (de) * 2007-09-20 2009-04-02 Spanset Inter Ag Klemmschloss für ein Spannmittel

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Publication number Publication date
JPS6168705U (ja) 1986-05-10

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