JPH0626707Y2 - ヒンジ連結装置 - Google Patents
ヒンジ連結装置Info
- Publication number
- JPH0626707Y2 JPH0626707Y2 JP1985031110U JP3111085U JPH0626707Y2 JP H0626707 Y2 JPH0626707 Y2 JP H0626707Y2 JP 1985031110 U JP1985031110 U JP 1985031110U JP 3111085 U JP3111085 U JP 3111085U JP H0626707 Y2 JPH0626707 Y2 JP H0626707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting pin
- holder
- recess
- base body
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヒンジ連結装置に関する。
(従来の技術) 従来よりたとえば置時計において、本体と台部とを揺動
自在に連結し、あるいは腕時計において本体とバンドと
を揺動自在に連結する場合、本体と台部あるいはバンド
との連結部に、側方へ貫通する孔を設け、この孔にスプ
リングピンを圧入することにより連結していた。
自在に連結し、あるいは腕時計において本体とバンドと
を揺動自在に連結する場合、本体と台部あるいはバンド
との連結部に、側方へ貫通する孔を設け、この孔にスプ
リングピンを圧入することにより連結していた。
(考案が解決しようとする問題点) この従来技術によれば、側面にスプリングピン取付け用
の孔が露出し外観上見苦しく、またスプリングピンの取
付けがかなり難しく、手先の器用さが要求されるもので
あった。また、これらは任意の位置または姿勢に連結部
を保持することを目的としたものではなかった。
の孔が露出し外観上見苦しく、またスプリングピンの取
付けがかなり難しく、手先の器用さが要求されるもので
あった。また、これらは任意の位置または姿勢に連結部
を保持することを目的としたものではなかった。
本考案の目的は、連結部を任意の位置または姿勢に保持
でき、側面に孔を必要とせずに外観を向上し、しかも取
付けが極めて容易なヒンジ連結装置を提供することにあ
る。
でき、側面に孔を必要とせずに外観を向上し、しかも取
付けが極めて容易なヒンジ連結装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、基体2と、基体2に対し相対的に回動
自在に連結された被連結体(枠体)3と、断面円形の棒
状連結ピン4と、この連結ピン用のホルダー5とからな
るもので、基体2と被連結体3との一方には突出部31
が、他方には突出部31が嵌合する凹部21がそれぞれ
形成してあり、突出部31には、ホルダー5が挿置され
かつホルダー5の外周を包囲する取付け孔3aが形成し
てあり、ホルダー5には、連結ピン4を摩擦的に回動自
在に保持する二股状の一対の弾性腕51,52が形成し
てあり、連結ピン4と弾性腕51,52との間は、両者
間の摩擦トルクを越える力が加わったときに連結ピン4
の弾性腕51,52に対する相対的回動が許容されるよ
うになっており、連結ピン4の両端面には、リブ状の突
起4a,4bが形成してあり、凹部21には、連結ピン
4を装着してあるホルダー5を取付け孔3aに取り付け
た状態の突出部31が嵌合しており、連結ピン4の両端
面が対向する凹部21の内端面には、突起4a,4bを
連結ピン4の径方向に装着可能としかつ突起4a,4b
を回転不能とする長溝2a,2bが形成してあり、基体
2と被連結体3との他方には、連結ピン4の突起4a,
4bを凹部21の長溝2a,2bから脱出不能とする固
定手段6a,6bが設けてあるところにある。
自在に連結された被連結体(枠体)3と、断面円形の棒
状連結ピン4と、この連結ピン用のホルダー5とからな
るもので、基体2と被連結体3との一方には突出部31
が、他方には突出部31が嵌合する凹部21がそれぞれ
形成してあり、突出部31には、ホルダー5が挿置され
かつホルダー5の外周を包囲する取付け孔3aが形成し
てあり、ホルダー5には、連結ピン4を摩擦的に回動自
在に保持する二股状の一対の弾性腕51,52が形成し
てあり、連結ピン4と弾性腕51,52との間は、両者
間の摩擦トルクを越える力が加わったときに連結ピン4
の弾性腕51,52に対する相対的回動が許容されるよ
うになっており、連結ピン4の両端面には、リブ状の突
起4a,4bが形成してあり、凹部21には、連結ピン
4を装着してあるホルダー5を取付け孔3aに取り付け
た状態の突出部31が嵌合しており、連結ピン4の両端
面が対向する凹部21の内端面には、突起4a,4bを
連結ピン4の径方向に装着可能としかつ突起4a,4b
を回転不能とする長溝2a,2bが形成してあり、基体
2と被連結体3との他方には、連結ピン4の突起4a,
4bを凹部21の長溝2a,2bから脱出不能とする固
定手段6a,6bが設けてあるところにある。
(実施例) 第1,2図において、時計本体1は、基体2により傾斜
状態で起立し、置時計として使用されるものである。被
連結体である時計本体1の枠体3は、基体2に対し相対
的に回動自在に連結されてあり、このヒンジ結合には、
後で説明する断面円形の棒状連結ピン4とこの連結ピン
用のホルダー5とが必要である。
状態で起立し、置時計として使用されるものである。被
連結体である時計本体1の枠体3は、基体2に対し相対
的に回動自在に連結されてあり、このヒンジ結合には、
後で説明する断面円形の棒状連結ピン4とこの連結ピン
用のホルダー5とが必要である。
ところで、基体2と被連結体である枠体3とのヒンジ結
合の具体的な連結構造は、次の通りである。第2,5図
示のように、枠体3の方には、突出部31が一体的に突
設してあり、基体2の方には、第2,3図示のように、
この突出部が嵌合する凹部21が形成してある。突出部
31には、横方向に貫通する取付け孔3a(第5図)が
設けてあり、取付け孔3aに、ホルダー5が挿置される
と、取付け孔3aはホルダー5の外周を包囲する。ホル
ダー5は、第5図示のように、その中央部に割り溝5a
を有し、割り溝5aにより二股状の一対の弾性腕51,
52が形成され、弾性腕51,52により連結ピン4は
摩擦的に回動自在に保持され、連結ピン4と弾性腕5
1,52との間は、両者間の摩擦トルクを越える力が加
わったときに、連結ピン4の弾性腕51,52に対する
相対的回動が許容されるようになっている。このため、
力が加わらないときには、時計本体1は傾斜状態に保持
される。また、ホルダー5の外面には、軸方向に沿って
複数のスリップトルク調整用の突条5b・・・(第1,
5図)が設けてある。連結ピン4の両端面には、枠体3
より突出するリブ状の突起4a,4bが形成してある。
したがってホルダー5により連結ピン4を保持し、枠体
3の取付け孔3a内へ圧入することにより、連結ピン4
は所定のスリップトルクにて保持されるが、突条5bの
高さを調整することにより、取付け孔3aの大きさに多
少のばらつきがあっても、所定のスリップトルクで連結
ピン4を保持することが可能である。基体2の凹部21
には、連結ピン4を装着してあるホルダー5を取付け孔
3aに取り付けた状態で突出部31が嵌合している。連
結ピン4の両端面が対向する基体2の凹部21の内端面
には、背面から連結ピン4の突起4a,4bが径方向に
挿入可能な長溝2a,2b(第3図示)が形成してあ
り、長溝2a,2bは突起4a,4bを回転不能として
いる。また長溝2a,2bの近傍には、背面からねじ込
み可能なねじ孔2c,2dが穿設してあり、固定手段で
あるねじ6a,6bが背面からねじ込んである(第4図
示)。そのため、ねじ6a,6bの頭部によって突起4
a,4bの側面が押えられ、これにより連結ピン4は基
体2に脱出不能に取付けられ、時計本体1は連結ピン4
を中心として基体2に対して揺動自在となる。
合の具体的な連結構造は、次の通りである。第2,5図
示のように、枠体3の方には、突出部31が一体的に突
設してあり、基体2の方には、第2,3図示のように、
この突出部が嵌合する凹部21が形成してある。突出部
31には、横方向に貫通する取付け孔3a(第5図)が
設けてあり、取付け孔3aに、ホルダー5が挿置される
と、取付け孔3aはホルダー5の外周を包囲する。ホル
ダー5は、第5図示のように、その中央部に割り溝5a
を有し、割り溝5aにより二股状の一対の弾性腕51,
52が形成され、弾性腕51,52により連結ピン4は
摩擦的に回動自在に保持され、連結ピン4と弾性腕5
1,52との間は、両者間の摩擦トルクを越える力が加
わったときに、連結ピン4の弾性腕51,52に対する
相対的回動が許容されるようになっている。このため、
力が加わらないときには、時計本体1は傾斜状態に保持
される。また、ホルダー5の外面には、軸方向に沿って
複数のスリップトルク調整用の突条5b・・・(第1,
5図)が設けてある。連結ピン4の両端面には、枠体3
より突出するリブ状の突起4a,4bが形成してある。
したがってホルダー5により連結ピン4を保持し、枠体
3の取付け孔3a内へ圧入することにより、連結ピン4
は所定のスリップトルクにて保持されるが、突条5bの
高さを調整することにより、取付け孔3aの大きさに多
少のばらつきがあっても、所定のスリップトルクで連結
ピン4を保持することが可能である。基体2の凹部21
には、連結ピン4を装着してあるホルダー5を取付け孔
3aに取り付けた状態で突出部31が嵌合している。連
結ピン4の両端面が対向する基体2の凹部21の内端面
には、背面から連結ピン4の突起4a,4bが径方向に
挿入可能な長溝2a,2b(第3図示)が形成してあ
り、長溝2a,2bは突起4a,4bを回転不能として
いる。また長溝2a,2bの近傍には、背面からねじ込
み可能なねじ孔2c,2dが穿設してあり、固定手段で
あるねじ6a,6bが背面からねじ込んである(第4図
示)。そのため、ねじ6a,6bの頭部によって突起4
a,4bの側面が押えられ、これにより連結ピン4は基
体2に脱出不能に取付けられ、時計本体1は連結ピン4
を中心として基体2に対して揺動自在となる。
なお、前記の実施例においては、突出部31は被連結体
の枠体3の方に形成され、凹部21は基体2の方に形成
されたものであるが、この突出部を基体の方に、またこ
の凹部を枠体の方に形成することもできる。さらに固定
手段6a,6bはねじに限られず長溝2a,2bを閉鎖
する手段であればよい。
の枠体3の方に形成され、凹部21は基体2の方に形成
されたものであるが、この突出部を基体の方に、またこ
の凹部を枠体の方に形成することもできる。さらに固定
手段6a,6bはねじに限られず長溝2a,2bを閉鎖
する手段であればよい。
このようにして枠体3を基体2に連結ピン4によって連
結すれば、連結ピン4を中心に第1図鎖線のように自由
に揺動でき、任意の傾斜状態で時計本体1を起立でき
る。連結ピン4の固定手段による孔などは背面に設けら
けれているので、前面および側面には現われない。
結すれば、連結ピン4を中心に第1図鎖線のように自由
に揺動でき、任意の傾斜状態で時計本体1を起立でき
る。連結ピン4の固定手段による孔などは背面に設けら
けれているので、前面および側面には現われない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、連結ピンが背面から凹設
された長溝にて取付けられるので、側面に取付け孔など
が現われることがなく、外観的な価値が向上する。そし
て、連結ピンとホルダーとにより基体は被連結体に対し
て任意の位置に保持することができ、また基体の取付け
作業は、連結ピンのリブ状の突起をガイドにして被連結
体の背部から挿入するだけでよく、極めて容易である。
された長溝にて取付けられるので、側面に取付け孔など
が現われることがなく、外観的な価値が向上する。そし
て、連結ピンとホルダーとにより基体は被連結体に対し
て任意の位置に保持することができ、また基体の取付け
作業は、連結ピンのリブ状の突起をガイドにして被連結
体の背部から挿入するだけでよく、極めて容易である。
第1図は縦断面図、第2図は縮小正面図、第3図は第1
図III−III線拡大断面図、第4図は第3図IV−IV線断面
図、第5図は展開斜視図である。 2……基体、 21……凹部 2a,2b……長溝、 3……被連結体(枠体)、 3a……取付け孔、 31……突出部、 4……連結ピン、 4a,4b……突起、 5……ホルダー、 51,52……弾性腕、 6a,6b……固定手段(ねじ)。
図III−III線拡大断面図、第4図は第3図IV−IV線断面
図、第5図は展開斜視図である。 2……基体、 21……凹部 2a,2b……長溝、 3……被連結体(枠体)、 3a……取付け孔、 31……突出部、 4……連結ピン、 4a,4b……突起、 5……ホルダー、 51,52……弾性腕、 6a,6b……固定手段(ねじ)。
Claims (1)
- 【請求項1】基体と、この基体に対し相対的に回動自在
に連結された被連結体と、断面円形の棒状連結ピンと、
この連結ピン用のホルダーとからなり、 上記基体と上記被連結体との一方には突出部が、他方に
はこの突出部が嵌合する凹部がそれぞれ形成してあり、 上記突出部には、上記ホルダーが挿置されかつ上記ホル
ダーの外周を包囲する取付け孔が形成してあり、 上記ホルダーには、上記連結ピンを摩擦的に回動自在に
保持する二股状の一対の弾性腕が形成してあり、 上記連結ピンと上記弾性腕との間は、両者間の摩擦トル
クを越える力が加わったときに上記連結ピンの上記弾性
腕に対する相対的回動が許容されるようになっており、 上記連結ピンの両端面には、リブ状の突起が形成してあ
り、 上記凹部には、上記連結ピンを装着してある上記ホルダ
ーを上記突出部の上記取付け孔に取り付けた状態で上記
突出部が嵌合しており、 上記連結ピンの上記両端面が対向する上記凹部の内端面
には、上記突起を上記連結ピンの径方向に装着可能とし
かつ上記突起を回転不能とする長溝が形成してあり、 上記基体と上記被連結体との他方には、上記連結ピンの
上記突起を上記凹部の上記長溝から脱出不能とする固定
手段が設けてある ことを特徴とするヒンジ連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985031110U JPH0626707Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ヒンジ連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985031110U JPH0626707Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ヒンジ連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147985U JPS61147985U (ja) | 1986-09-12 |
JPH0626707Y2 true JPH0626707Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=30531416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985031110U Expired - Lifetime JPH0626707Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ヒンジ連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626707Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015218830A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | リコーイメージング株式会社 | ヒンジ構造 |
JP6960805B2 (ja) * | 2017-08-30 | 2021-11-05 | 日本プラスト株式会社 | 回動体装置及び収納装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895715U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | カシオ計算機株式会社 | 腕時計ケ−スのバネ棒取付部の構造 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP1985031110U patent/JPH0626707Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61147985U (ja) | 1986-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0626707Y2 (ja) | ヒンジ連結装置 | |
JPS6126649U (ja) | 室内鏡取付構造 | |
JPS58144111U (ja) | ガイドピン | |
JPS6011668Y2 (ja) | 把手取付装置 | |
JPH028259Y2 (ja) | ||
JPS6243281Y2 (ja) | ||
JPS624570U (ja) | ||
JPS61190182U (ja) | ||
JPH0428085Y2 (ja) | ||
JPS6369489U (ja) | ||
JPH0722086Y2 (ja) | 時計ケースと軟体バンドの連結構造 | |
JPH02138889U (ja) | ||
JPS60185717U (ja) | ケ−ブル調整装置 | |
JPS60150152U (ja) | 車輌用アウトサイドミラ− | |
JPH0367789U (ja) | ||
JPS6014717U (ja) | 時計バンドの取付金具 | |
JPH0348076U (ja) | ||
JPS6173214U (ja) | ||
JPS6388320U (ja) | ||
JPH0171508U (ja) | ||
JPS6173128U (ja) | ||
JPS59134858U (ja) | カウンタのシヤフト保持構造 | |
JPS643820U (ja) | ||
JPS62201748U (ja) | ||
JPS59161705U (ja) | ロツドアンテナ装置 |