JPH0388478A - 画像処理装置の画質制御方式 - Google Patents

画像処理装置の画質制御方式

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JPH0388478A
JPH0388478A JP1225902A JP22590289A JPH0388478A JP H0388478 A JPH0388478 A JP H0388478A JP 1225902 A JP1225902 A JP 1225902A JP 22590289 A JP22590289 A JP 22590289A JP H0388478 A JPH0388478 A JP H0388478A
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義幸 反町
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー複写機やカラープリンタその他の画像
を形成出力する装置に関し、特に原稿を読み取った画像
信号の雑音や網点成分を除去し高画質の画像信号を得る
画像処理装置の画質制御方式に関する。
〔従来の技術〕
カラー複写機やカラーレーザプリンタのようなデジタル
カラー画像形成装置は、フルカラーの場合で、Y〈イエ
ロー〉、M(マゼンダ)、C(シアン〉、K(ブラック
)からなる4色のトナーを搭載し、それぞれのカラート
ナー像を現像し重ねることによりカラー画像を再現して
いる。つまり、4回のコピープロセスを実行することに
より初めてフルカラーのコピー複写が完了することにな
る。
従って、プラテン上に載置された原稿を読み取ってカラ
ー複写するには、まず、原稿を光学的に読み取ってその
読み取り信号を各トナーの現像信号に変換している。
一般に原稿には、文字原稿、写真原稿、印刷原稿、そし
てこれらの混在原稿に分類できる。写真や絵のような中
間調画像は、その精細度や階調性の再現性を高め、中間
調としての滑らかな画像を再現するため画像信号につい
て雑音や網点成分の除去等の平滑処理が必要となる。し
かし、このような中間調画像の再現と同じ処理を文字原
稿のような2値画像の再現に適用すると、逆にエツジ部
がボケでしまう。つまり、文字原稿のような2値画像で
はエツジを強調し、精鋭塵を高める処理が必要である。
そこで、写真原稿も文字原稿もそれなりに再現されるよ
うに雑音や網点成分の除去等の平滑処理とエツジの強調
処理との整合を図り、文字原稿の画像がボケないように
ある程度のエツジ強調を行いながら、写真原稿等の中間
調画像の再現性もよくするように画像信号の調整が行う
ことが必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように文字原稿、写真原稿、印刷
原稿、混在原稿に対してそれなりに再現されるように雑
音や網点成分の除去等の平滑処理とエツジの強調処理を
行うようにしても、全体としては一応の画質のものが得
られるが、例えば写真原稿、文字原稿の個々に観ると、
写真原稿では、エツジがやや強調されたザラザラした画
像となったり、文字原稿では、エツジ部がボケたりし、
いずれの画像も充分に満足する画質のものを得ることは
難しいという問題がある。文字、写真、印刷の原稿に対
しては、それぞれに最適な平滑化処理とエツジ強調処理
があり、別々のパラメータが必要になる。また、各原稿
に対し、それなりの再現ができる同一のパラメータを設
定することはできるが、この場合には、各原稿に良好な
再現性が得られるようにバランスをとるのが難しいとい
う問題がある。
また、複写機には、はとんどのものに縮拡機能を備えて
いるが、上記の平滑処理およびエツジ強調処理のパラメ
ータの設定は、縮拡率100%で行われるため、縮拡処
理した場合には、画質が劣化するという問題がある。す
なわち、縮拡率100%で最適に設定された平滑処理お
よびエツジ強調処理のパラメータにより縮拡処理を行っ
た画像を再現すると、不自然なエツジ強調が生じると共
に、拡大時には、縮拡率100%で気にならないレベル
の細部ボケが拡大されて目立つようになり、縮小時には
モアレが除去しきれなくなる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、その目
的は、写真原稿や文字原稿 印刷原稿、これらの混在原
稿の画像信号のモードに対して高画質の画像信号を得る
ことである。本発明の他の目的は、各画像信号のモード
に対して平滑処理およびエツジ強調処理の最適パラメー
タを設定することである。本発明の他の目的は、シャー
プネスの調整が容易に行えるようにすることである。本
発明の他の目的は、縮拡処理による画質の劣化を防止す
ることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そのために本
発明は、第1図に示すように画像信号の雑音や網点成分
を除去して高画質の画像信号を得る画像処理装置の画質
制御方式において、網点成分を除去し中間調画像の平滑
化を行うローパスの平滑用フィルタ11該平滑用フイル
タの出力を変換する平滑用変換テーブル3、高い周波数
成分からなるエツジ部を検出するバイパスのエツジ検出
用フィルタ2、該エツジ検出用フィルタの出力を変換す
るエツジ強調用変換テーブル4を備え、画像信号毎に各
フィルタおよび各変換テープルのパラメータを変更して
これらにより平滑処理およびエツジ強調処理を行った信
号を合成回路5で合成することにより画質を制御するよ
うにしたことを特徴とする。そして、標準設定では、平
滑用フィルタおよびエツジ検出用フィルタは、空間周波
数で133線近傍がカットオフ点になるようにパラメー
タを設定すると共に、標準設定である混在モードに加え
文字、写真、印刷の原稿をよりよく再現するための原稿
対応モードを設定し、文字原稿、写真原稿、印刷原稿、
混在原稿のモードに応じてパラメータを変更して領域信
号により切り換えることを特徴とする。
上記により文字原稿、写真原稿、印刷原稿、混在原稿の
画像信号のモードに応じてそれぞれに最適なパラメータ
を設定し、切り換えるので、平滑処理およびエツジ強調
処理が適切に行われ、文字原稿についてはエツジが強調
された鮮鋭度の高い2値画像を再現することができ、写
真原稿についてはエツジが目立つことなく精細度の高い
滑らかな中間調画像を再現することができる。
1 エツジ強調用変換テーブルは、混在原稿の画像信号のモ
ードでは、カットオフ点を最大値の0゜24、最大値に
対する変換値を最大値の0.71、変換カーブの漸近線
の交点を被変換値が最大値の0.47で変換値が最大値
の0.63の近傍に設定し、マイナス側のパラメータを
プラス側のパラメータの1/2乃至1/3に設定したこ
とを特徴とする。そして、文字原稿の画像信号のモード
では、混在原稿の画像信号のモードよりも強めにし、写
真原稿の画像信号のモードでは、混在原稿の画像信号の
モードと文字原稿の画像信号のモードとの中間にし、印
刷原稿の画像信号のモードでは、混在原稿の画像信号の
モードよりも弱めにすることによって、各画像信号のモ
ードに応じたエツジ強調用パラメータを設定する。
また、平滑用変換テーブルは、文字原稿の画像信号のモ
ードでカットし、写真原稿の画像信号のモードで低域側
のみ変換し、印刷原稿および混在原稿の画像信号のモー
ドでスルーにすることによって、各画像信号のモードに
応じた平滑用パラメ2 一タを設定する。
混在原稿および写真原稿の画像信号のモードにおいて、
シャープネスを弱める場合には、平滑用フィルタのカッ
トオフ点を小さくすると共にエツジ強調用変換テーブル
における強調度を弱めるようにし、シャープネスを強め
る場合には、エツジ強調用変換テーブルにおける強調度
を強めるようにすることを特徴とする。文字原稿の画像
信号のモードにおいて、シャープネスを調整する場合に
は、エツジ強調用変換テーブルの強調度をシャプネスの
強弱に応じて変えるようにすることを特徴とする。印刷
原稿の画像信号のモードにおいて、シャープネスを弱め
る場合には、平滑用フィルタのカットオフ点を小さくし
、シャープネスを強める場合には、エツジ強調用変換テ
ーブルの強調度を強めるようにすることを特徴とする。
このようにシャープネスもパラメータを各画像信号のモ
ードに応じて変えることによってそれぞれの原稿対応モ
ードでのシャープネスがきめこまかに調整できる。
縮拡処理モードでは、縮拡率に応じて平滑用フィルタと
エツジ強調用変換テーブルのパラメータを変更する。そ
して、画像信号の縮小処理モードの場合には、エツジ強
調用変換テーブルの強調度を上げ、画像信号の拡大処理
モードの場合には、エツジ強調用変換テーブルの強調度
を下げるように平行にシフトする共に平滑用フィルタの
カットオフ点を大きくすることを特徴とする。また、段
階的にパラメータを変更し、定形倍率の中間でパラメー
タを変更することを特徴とする。このようにすることに
よって拡大時のボケや縮小時のモアレを除去することが
できる。
さらに、原稿の画像信号のモードとシャープネスと縮拡
率に連動してパラメータを変更することによって、各原
稿対応モードにおける縮拡処理でも画質の劣化を防止し
、さらにシャープネスの調整も行えるようにする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
この実施例では、カラー複写機を画像処理装置の1例と
して説明するが、これに限定されるものではなく、プリ
ンタやファクシミリ、その他の画像処理装置にも適用で
きることは勿論である。
まず、実施例の説明に先立って目次を示す。
(1)画質制御回路の構成 (I−1)非線形平滑用フィルタ (I−2)非線形エツジ強調用フィルタ(I−3)原稿
モードによるパラメータの設定(I−4)シャープネス
によるパラメータの変更 (I−5)縮拡によるパラメータの変更(I−6)パラ
メータの自動設定 (III−1)IPSのモジュール構成(nI−2)I
PSのハードウェア構成(1)画質制御回路の構成 従来の線形フィルタで雑音や網点成分を除去しようとす
ると、原稿中の文字等のエツジ部分ち損なわれ、コピー
として満足できる画質を得ること5 はできない。そこで、エツジ部分を損なうことなしに雑
音や網点成分を除去するためには、非線形フィルタを用
いることが必要になる。このような画像信号に対する非
線形フィルタとして、種々のものが提案されており、主
に以下のように大別される。
■ 非線形関数の級数展開に基づくもの■ 無記憶形非
線形変換と線形フィルタの組み合わせによるもの ■ フィルタ係数の非線形制御によるもの■ 区分的に
線形フィルタ係数をもつもの■ フィルタ窓内の信号値
を並べ換えて処理するもの ■ 信号の闇値分解に基づくもの デジタルカラー複写機において、各種人力画像を忠実に
再現するためには、一方では、雑音やモアレの発生原因
となる網点成分を除去し、他方では、文字等のエツジ部
をよりシャープにして出力することが要求される。これ
を非線形フィルタで実現するためには、以下の2つの要
素が必要にな6 ■ エツジ部を保存しつつ雑音、網点成分を除去するフ
ィルタ(非線形事情用フィルタ)■ 雑音を強調せず、
エツジ部のみを強調するフィルタ (非線形エツジ強調
用フィルタ)第2図は2つのフィルタ(いずれも非線形
フィルタで構成されるもの)の概略構成を示す図、第3
図は非線形平滑用フィルタの周波数特性を説明するため
の図、第4図はエツジ強調用フィルタを説明するための
図、第5図はエツジ強調用非線形変換を説明するための
図である。
(I−1)非線形平滑用フィルタ 非線形平滑用フィルタを示したのが第2図(a)であり
、2次元の線形平滑用フィルタ11のタップ数を(N+
1)X (N+1)としたとき、直流成分が1の低域通
過フィルタの係数a1′は次のように表される。
なお、通常のフィルタにおいてNは偶数となっている。
このとき線形平滑用フィルタ11で用いる係数aket
は、ak、L′の中心の係数から1を弓いた直流分0の
係数として与えられる。
ここで、 である。これより線形平滑用フィルタ11の出力 d m、nは、次式で表される。
このときak、Lで表されるフィルタの周波数特性は、
例えばak11′の特性が第3図(a)に示すような低
域通過型フィルタのとき、同図b)に示すような通過域
のゲインがほぼ1で位相が反転している高域通過型フィ
ルタとなる。
したがって、画像の平坦な部分や周波数のあまり高くな
いところの雑音については、小さな値を示し、エツジ等
については高い値を示す。つまり、−船釣には、エツジ
部、網点部、平坦部の順に低い値となる。
そこで、この出力に対して非線形変換部12により関数
F(イ)を導入することを考える。F (d)は例えば
次のように設定される。
したがって、非線形MEフィルタ出力’/ 1ulNは
、以下のように表される。
ここで、直流分1のときの低域通過型フィルタak、1
′の出力y+h、l、′は、次の式となる。
9 X+a、fi+a□。
これより上記V IR,11′の式は、’/1ornの
式におけるld、、I、1≦thの場合に等しい。すな
わち、このとき、非線形平滑用フィルタの出力Vp=、
。は、線形低域通過型フィルタを適用したものとなり、
d、、I、1>thのとき、入力信号x、、l、がその
まま出力されることがわかる。
したがって、ここで用いた閾値thをエツジ部分とその
他の部分とが分離できるところに設定すれば、エツジを
保存したままその他の部分のみを平滑化処理できること
になる。
上記のように非線形平滑用フィルタにより網点成分を取
り除き、また、場合によっては、エツジ成分も保存でき
るが、これだけでは、フィルタ処理後のデイザ処理によ
るエツジ劣化による文字再現不良は解決できない。その
ために、逆にエツジを強調させることが必要となる。
(1−2)非線形エツジ強調用フィルタ0 エツジ強調での目標は、高域の雑音や網点成分に左右さ
れずに文字等のエツジ部分を抽出し強調してやることで
あり、主に第2図(b)に示すように線形エツジ強調用
フィルタ13と非線形変換部14の2要素より構成され
ている。線形エツジ強調用フィルタ13は、例えば第4
図に示すような特性のものを用いる。エツジ検出用フィ
ルタ13の特性は、同図から判るように帯域通過型(バ
ンドパス)フィルタのものであり、人力として想定され
る133線(5,21ps/mm) 〜200線(7゜
91ps/mm)の網点原稿の成分を除くエツジ成分を
検出できるように設定される。
この出力値をそのまま用いると、雑音成分も若干含まれ
るため、非線形平滑用フィルタのときと同様に例えばL
UTで構成される非線形変換部14で非線形変換し、雑
音成分を除去してエツジ部を強調するための信号を取り
出す。
このとき第2図(b)に示す非線形エツジ強調用フィル
タの出力2イ1.、は、次の式で表される。
Zm、、、= f e  (em、。)ここで、e、、
hはエツジ検出用フィルタ13の出力、また、bk、L
はエツジ検出用フィルタ13の係数であり、 である。非線形変換部14の変換関数f。は、雑音や網
点成分の値が小さいことを想定して、第5図に示すよう
に閾値ε1、ε2を設け、この間の範囲を雑音の帯域と
認識して出力を0にし、それ以外(強調帯域)をエツジ
成分として強調するように設定される。
以上の非線形平滑用フィルタと非線形エツジ強調用フィ
ルタの2種を合成することで第1図に示すようなデジタ
ルカラー複写機において要求されるフィルタを構成する
ことができる。
(1−3)原稿モードによるパラメータの設定第6図は
エツジ強調用非線形変換部の変換特性を説明するための
図、第7図は平滑用非線形変換部の変換特性を説明する
ための図である。
エツジ強調用非線形変換を行うエツジ強調用変換テーブ
ル(LUT)の変換特性は、立ち上がり点の値、X(被
変換値)の最大値に対するy(変換値)、漸近線の交点
の値、X方向の漸近線との接点の値等により設定するこ
とができる。まず、標準モードを写真・印刷・文字の混
在原稿に適用するものとすると、この標準モードにおけ
る正の方向の変換特性は、255階調で第6図に示すよ
うに立ち上がり点の値X。を60±20(最大値255
の0.24近傍)、xの最大値x3=255に対するy
の値y3を180±20 (最大値255の0.71近
傍)、漸近線の交点の値x2、y2を120±20(最
大値255の0.47近傍)、160±20(最大値2
55の0.63近傍)、また、漸近線との接点のX方向
の値x1を100±20(最大値255の0.39近傍
)に設定し、負の方向の場合には、これらの1/2〜1
/4の範囲内に設定したときに全体として良好な画像を
再現することができる。
これに対して印刷モードの場合には、網点を拾ったり強
調度を強くするとざらざらした感じの画3 像になってしまうので、これを避けるために例えばX。
を≧80、y3を≦160程度に全体として図示右方に
シフトして強調度を弱めにした内容とする。しかし、文
字モードの場合には、エツジを強調しシャープにするた
め、印刷モードの場合とは逆に例えばX。を≦40、y
3を≧200程度に全体として図示左方にシフトで強調
度を強めにした内容とする。そして、写真モードの場合
には、ボケず精細度の高くするにはある程度のエツジ強
調が必要であるので、標準モードと文字モードとの中間
にあってむしろ文字モードに近い内容の設定とすると、
それぞれのモードで高い精細度での画像を再現すること
ができる。
すなわち、標準モードに対して印刷モードは、立ち上が
り点が右にずれ、強調度も弱くなるので、あまりエツジ
を検出せず粒状性にも影響を与えないようになる。写真
モードは、印刷モードに比較して立ち上がり点が左にシ
フトし強調度も強くなり、文字モードはさらに立ち上が
り点が左にシフトするのでこの傾向が高くなる。
4 平滑用非線形変換を行う平滑用変換テーブルの変換特性
は、標準(混在)モードおよび印刷モードの場合には、
第7図(a)に示すように平滑用フィルタの出力をその
まま出力するが、写真モードの場合には、エツジ成分が
なまらないようにカットする。また、文字モードの場合
には、平滑処理をカットしてしまうことによって、エツ
ジ成分のなまりをなくす。
(I−4)シャープネスによるパラメータの変更第8図
はシャープネスモードにおけるパラメータの変更を説明
するための図である。
シャープネスモードは、鮮鋭度を変化させる調整機能で
あり、正負の方向にそれぞれ段階的に変化させるように
パラメータを変更する。シャープネス0のパラメータに
対して、第8図に示すようにプラス側では、エツジ強調
用変換テーブル(LUT)による強調度を強くする。こ
の際、網点成分除去のための平滑用(ME)フィルタは
変更しない。これは、シャープネス・プラス側において
も、モアレを発生させないためである。また、エツジ強
調量は、パラメータを適切に選んでエツジ強調(U S
 M)フィルタは固定し、エツジ強調用変換テーブル(
LUT)のみで行うようにする。
この傾向は、いずれのモードに対しても同じである。逆
にマイナス側では、エツジ強調用変換テーブルの強調度
を弱くし、さらに平滑用フィルタのカットオフ点を小さ
くする。エツジ強調用フィルタは固定のままとする。な
お、印刷モードでは、先に説明したようにエツジ強調用
変換テーブルの強調度をもともと弱くしているので、そ
のままにしてもよい。また、文字モードでは、平滑用フ
ィルタをかけないため、シャープネス調整は、エツジ強
調用変換テーブル(LUT)のみで行う。
シャープネスモードの調整において、例えば平滑用フィ
ルタのカットオフ点を大きい方へ変化させると、プラス
側では、細部ボケが改善され、シャープなイメージにな
ってくるが、モアレが発生する。このため、シャープネ
ス・プラス側調整を平滑用フィルタのカットオフ点の変
更により行うのは好ましくない。一方、シャープネス・
マイナス側を平滑用フィルタのカットオフ点の変更のみ
で行うと、エツジ強調が強い場合、平滑化画像の上に強
いエツジが現れ、画像が不自然となり好ましくない。上
記のようなエツジ強調用変換テーブルと平滑用フィルタ
の調整は、微調整を容易にしシャープなイメージを実現
することができる。
上記エツジ強調用変換テーブルの変更方法によると、エ
ツジ強調用変換テーブルは、ある制限された閾値内の変
更下で行う必要がある。プラス側では成る閾値を越える
と高濃度側でスポットエツジが現れ、シャープネス・マ
イナス側では成る閾値以下になると濃度不足となる。エ
ツジ強調用変換テーブルの変更方法としては、上記の方
法とは逆に最大値側を固定してカットオフ点を移動させ
る方法があるが、この場合には、プラス側でざらついた
感じが現れ、スポットノイズが発生してくる。そして、
成る閾値以下になると、網点成分も強調するようになり
モアレが発生する。また、マイナス側で高エツジ量領域
のみの強調された不自然な画質となる。その他、平行移
動させる方法も7 あるが、この方法は、上記2つの方法の複合効果が現れ
る。いずれの方法であれ、テーブルの変更は、画質にデ
フェクトがでない範囲で行う必要がある。その範囲内で
あれば、2つの方法を組み合わせることも考えられ、例
えばシャープネス・プラス側の強い方は、平行移動させ
る方法を採用してもよい。
(I−5)縮拡によるパラメータの変更第9図は縮拡に
よるパラメータの変更方法を説明するための図、第10
図はパラメータの変更カーブの例を示す図である。
先に述べたように縮拡処理を行った場合、100%の縮
拡率での画質に対してそのままのパラメータを使用する
と、縮小時には間引きモアレを除去しきれず、拡大時に
は100%で気にならないレベルの細部ぼけが拡大され
て目立つようになる。
また、縮拡時は、不自然なエツジ強調が目立つようにな
る。
そこで、縮小時のパラメータの変更は、第9図(a)に
示すように平滑用フィルタを固定し、あるい8 はカットオフ点を小さくしてエツジ強調用変換テーブル
のみ強調度を高める。このようにすると、縮小によりエ
ツジ強調量が弱くなり、細線のとぎれが生じるのを防止
することができる。
また、拡大時のパラメータの変更は、同図(b)に示す
ように平滑用フィルタのカットオフ点を大きくすると共
にエツジ強調用変換テーブルの強調度を弱める。すなわ
ち、平滑用フィルタのMTFを上げることによってボケ
を目立たなくなるようにする。同時に、拡大と共にエツ
ジ強調が強すぎるようになり不自然な画質となり、画像
の周波数成分が変化して網点成分も強調してしまいモア
レの発生や粒状性の悪化をもたらしているので、エツジ
強調量を弱めることにより、これらの問題を改善するこ
とができる。
なお、4 (lps/mm)の空間周波数における平滑
用フィルタのMTFと縮拡率との関係を示したのが第1
0図であり、縮拡率に応じて第1O図に示すようにMT
Fが変化するように平滑用フィルタのパラメータを調整
してもよいし、所定の曲線で変化するものでもよい。縮
拡率に伴うエツジ強調量の調整では、網点成分を検出す
ることなくエツジ成分のみ検出するようにエツジ強調用
フィルタにおけるエツジ検出バンド幅を変えるようにし
てもよい。また、第10図に示すように縮拡率に応じて
連続的にパラメータを変更すると、用意すべきパラメー
タの種類が多くなるという問題がある。
そこで、縮拡率50〜400%の範囲を分割し、その分
割単位でパラメータを段階的に変更するようにしてもよ
いことは勿論である。この場合、使用頻度の高い定形倍
率の両側、すなわち定形倍率の中間で分割すると、Aサ
イズからBサイズ或いは同サイズ同士での縮拡のような
定形倍率(70%、81%、86%、115%、122
%、141%〉の近傍で縮拡率を調整した場合にも画質
の変化が大きくなるのを回避することができる。この切
り換え倍率として、例えば67%、77%、133%、
153%、177%、207%、233%、267%を
設定すると、100%のパラメータは、78%〜132
%までの縮拡率で使用されることになる。
縮拡処理との関係では、平滑処理およびエツジ強調処理
を行う位置として、縮拡処理を行った後の場合と、逆に
縮拡処理を行う前の場合がある。
前者の場合には、拡大時にもボケが生じずよい画質が得
られるが、ハードウェア規模が大きくなる。
逆に後者の場合には、ハードウェア規模を小さくするこ
とができるが、拡大時にボケが生じる。しかし、この拡
大時のボケは上記のような平滑用フィルタにおけるカッ
トオフ点の変更を行えば改善することができる。また、
平滑処理およびエツジ強調処理の前後で縮拡処理を行う
ように構成しても、また、縮拡処理の前後で平滑処理お
よびエツジ強調処理を行うようにしてもよいが、いずれ
にしても、それぞれの組み合わせによってパラメータの
設定内容も変化することは勿論である。
また、原稿の読み取りにラインセンサを使っている場合
、主走査方向では、ラインセンサの読み取り信号に対し
て縮拡率に応じた縮小/拡大の処理を行うが、副走査方
向では、走査速度を変えて1 読み取り密度を制御している。したがって、主走査方向
成分と副走査方向成分でフィルタ処理される空間周波数
が異なってくることにより、例えば主走査方向の線間は
ボケでも副走査方向の線間はあまりボケないという場合
もあるので、このような場合には、主走査方向成分と副
走査方向成分での改善効果の度合に対応したパラメータ
の設定を行えばよい。
(1−6)パラメータの自動設定 第11図はパラメータの自動設定法を説明するための図
である。
上記のように平滑処理およびエツジ強調処理のパラメー
タを変更すると、原稿のモード、シャープネス、縮拡率
が変わってもモアレやボケの少ない高画質の画像を再現
することができるが、これを実現するためには、第11
図(a)に示すような原稿モード、シャープネス、縮拡
の3軸からなるそれぞれの組み合わせに応じた編集画質
に対し、適切なパラメータを設定しておくことが必要と
なる。
この場合、基本的には、上記の説明から明らかな2 ように ■ まず、混在モード、シャープネス0、縮拡率100
%を中心点とするパラメータを決め、■ 次いで例えば
混在モード、縮拡率100%とするシャープネス基本軸
でのパラメータを決め、■ シャープネス0、縮拡率1
00%とするモード基本軸でのパラメータを決め、 ■ ■と■より各モードでのシャープネス用パラメータ
を決め、 ■ 混在モード、シャープネス0とする縮拡基本軸での
パラメータを決め、 ■ ■と■より各モードでの縮拡用パラメータを決め、 ■ そして基本軸から外れた残りのパラメータを決める
以上により第11図(b)に示すような編集画質空間の
パラメータが決まる。したがって、例えばモードが混在
モードであれば、混在モードを切り口とするシャープネ
ス基本軸と縮拡基本軸からなる平面でシャープネスと縮
拡率に応じたパラメータが選択され、写真モードであれ
ば図示空間の上面でシャープネスと縮拡率に応じたパラ
メータが選択される。つまり、モードでは4つの切り口
平面をもつことになる。このようにすることによってモ
ード、シャープネス、縮拡率に応じたパラメータの選択
、変更を行うことができる。
(n)パラメータ設定処理 第12図はIPS (イメージ処理システム)のLUT
設定方法を説明するための図である。
次に、上記の各フィルタや変換テーブルをLUTで構威
し、そこに各パラメータを設定する方法、すなわち平滑
用フィルタ (ME−L’UT) 、エツジ検出用用フ
ィルタ(USM−LUT)へのフィルタ重み係数の設定
方法、および平滑用変換テーブル(ME−MODU−L
UT) 、エツジ強調用変換テーブル(USM−MOD
U−LUT)への折線近似出力の設定方法について説明
する。
CPUでは、第12図に示すようにシャープネスセレク
ションテーブル21、M E −L U T −n係数
テーブル22、ME−MODU−LUT−n折れ線近似
テーブル23、U S M −L U T−n係数テー
ブル24、U S M −M OD U −L U T
 −n折れ線近似テーブル25をROMに持つ。そして
、倍率、シャープネス調整値、シャープネスモード(写
真、文字、印刷、混在)、現像色からなる4つのパラメ
ータからシャープネス係数選択のための座標(x、  
y、  z、  c)を得て、シャープネスセレクショ
ンテーブル21より各テーブルの検索値を知るようにし
ている。したがって、例えばデジタルフィルターの係数
を選択する4つのパラメータを下表のように設定すると
、 倍率が100%でx=3、シャープネス調整値が3でy
=3、シャープネスモードが写真でz=3、5 現像色がmでc=1の場合には、 (x、y、Z、  c) であり、これを座標表現にすると(3,3,3゜1)と
なり、ビット表現ではrooll、011.11.01
」、十進表現ではr445Jとなる。
これをシャープネスセレクションテーブル21のアドレ
スとし、このアドレスのシャープネスセレクションテー
ブル21に書き込まれた各テーブルの検索番号でテーブ
ルの中の係数を選択し、IPSのLUTに書き込み処理
を行う。
次にIPSのLUTへの具体的な書き込み処理を説明す
る。
第13図は各LUTの設定内容を示す図である。
同図(a)に示すように7×7の2次元フィルタとした
場合、係数A−PをM E −L U T −n係数テ
ーブル、USM−LUT−n係数テーブルに持ち、同図
(b)に示すようにパケット形式にてIPSに転送し、
平滑処理用テーブル(ME−LUT) 、エツジ検出用
テーブル(USM−LUT)を設定する。
6 M E −M OD U −L U T −n折れ線近
似テーブルは、同図(C)に示すように平滑用変調テー
ブルME−MODU−LOTの内容を近似するための折
れ線座標点を同図(d)に示すデータ構造で格納してい
る。この折れ線は、(c、0)、(d、d)、(a、a
)、(b、  0)の点を直線で接続したものとなり、
CPUによりこの座標点を展開した値がIPSの平滑用
変調テーブルME−MODULUTに設定される。なお
、[c、  b]の外側は0である。
U S M −M OD U −L U T−n折れ線
近似テーブルは、同図(e)に示すようにエツジ強調用
変調テーブルUSM−MODU−LUTの内容を近似す
るための折れ線座標点を持ち、同図(f)に示すデータ
構造で格納している。この折れ線は、(a8゜0)、(
b、、b、)、(CM、Cy)、(d。
dy)、(eX、ey)、(f、=0)の点を直線で接
続したものとなり、CPUによりこの座標点をこれを展
開した値がIPSのエツジ強調用変調テーブルUSM−
MODU−LUTに設定される。なお、[d、c〕の外
側は、それぞれbcSe−dを結ぶ直線の延長である。
第14図はテーブルの設定タイミングを示す図である。
上記平滑用フィルタ(ME−LUT> 、エツジ検出用
フィルタ(USM−LUT) 、平滑用変換テーブル(
ME−MODU−LUT) 、エツジ強調用変換テーブ
ル(USM−MODU−LIT)をCPUから設定する
タイミングは、第14図に示すように原稿を読み取るI
IT(イメージ入力ターミナル)のキャリッジリターン
中に次の現像色(プロセスカラー)用の値が計算され設
定される。
(III)イメージ処理システム(IPS)(III−
1)IPSのモジュール構成法に本発明に係る画像処理
装置の画質制御方式が適用されるシステムの例を説明す
る。
第15図はIPSのモジュール構成の概要を示す図であ
る。
カラー画像処理装置では、IIT(イメージ人カターミ
ナル)においてCCDラインセンサーを用いて光の原色
B(青)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー原稿を
読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨)に変
換し、l0T(イメージ出力ターミナル)においてレー
ザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再現して
いる。この場合、Y、M、CSKのそれぞれのトナー像
に分解してYをプロセスカラーとするコピープロセス(
ピッチ〉を1回、同様にM、C,Kについてもそれぞれ
をプロセスカラーとするコピーサイクルを1回ずつ、計
4回のコピーサイクルを実行し、これらの網点による像
を重畳することによってフルカラーによる像を再現して
いる。したがって、カラー分解信号(B、G、R信号)
をトナー信号(Y、MSC,に信号)に変換する場合に
おいては、その色のバランスをどう調整するかやIIT
の読み取り特性およびIOTの出力特性に合わせてその
色をどう再現するか、濃度やコントラストのバランスを
どう調整するか、エツジ9 の強調やボケ、モアレをどう調整するか等が問題になる
IPSは、IITからB、GSRのカラー分解信号を人
力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を
高めるために種々のデータ処理を施して現像プロセスカ
ラーのトナー信号をオン/オフに変換しIOTに出力す
るものであり、第15図に示すようにEND変換(Eq
uivalent Neutral  Density
 ;等価中性濃度変換)モジュール301、カラーマス
キングモジュール302、原稿サイズ検出モジュール3
03、カラー変換モジュール304、UCR(Unde
r  Co1or  Removal;下色除去)&黒
生成モジュール305、空間フィルター306、TRC
(Tone Reproducti。
n(::011trol ;色調補正制御)モジュール
307、縮拡処理モジニール308、スクリーンジェネ
レータ309、IOTインターフェースモジュール31
0、領域生成回路やスイッチマトリクスを有する領域画
像制御モジュール311、エリアコマンドメモリ312
やカラーパレットビデオスイッ0 子回路313やフォントバッファ314等を有する編集
制御モジュール等からなる。
そして、IITからBSG、Rのカラー分解信号につい
て、それぞれ8ビツトデータ(256階調〉をEND変
換モジュール301に人力し、YlM、C,にのトナー
信号に変換した後、プロセスカラーのトナー信号Xをセ
レクトし、これを2値化してプロセスカラーのトナー信
号のオン/オフデータとしIOTインターフェースモジ
ュール310からIOTに出力している。したがって、
フルカラー(4カラー)の場合には、プリスキャンでま
ず原稿サイズ検出、編集領域の検出、その他の原稿情報
を検出した後、例えばまず初めにプロセスカラーのトナ
ー信号XをYとするコピーサイクル、続いてプロセスカ
ラーのトナー信号XをMとするコピーサイクルを順次実
行する毎に、4回の原稿読み取りスキャンに対応した信
号処理を行っている。
IITでは、CCDセンサーを使いB、GSRのそれぞ
れについて、■ピクセルを16ドツト/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビツト(3色×8ピッ)、
256階調)で出力している。CCDセンサーは、上面
にBSGSRのフィルターが装着されていて16ドツ)
 / m mの密度で300mmの長さを有し、190
. 5mm/seCのプロセススピードで16ライン/
mmのスキャンを行うので、はぼ各色につき毎秒15M
ピクセルの速度で読み取りデータを出力している。
そして、IITでは、B、G、Rの画素のアナログデー
タをログ変換することによって、反射率の情報から濃度
の情報に変換し、さらにデジタルデータに変換している
次に各モジュールについて説明する。
第16図はIPSを構成する各モジュールを説明するた
めの図である。
(A)END変換モジュール END変換モジュール301は、IITで得られたカラ
ー原稿の光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー
信号に調整〈変換)するためのモジュールである。カラ
ー画像のトナーは、グレーの場合に等量になりグレーが
基準となる。しかし、IITからグレーの原稿を読み取
ったときに人力するB、G、’Rのカラー分解信号の値
は光源や色分解フィルターの分光特性等が理想的でない
ため等しくなっていない。そこで、第16図(a)に示
すような変換テーブル(LUT;ルックアップテーブル
)を用いてそのバランスをとるのがEND変換である。
したがって、変換テーブルは、グレイ原稿を読み取った
場合にそのレベル(黒→白)に対応して常に等しい階調
でB、G、Hのカラー分解信号に変換して出力する特性
を有するものであり、IITの特性に依存する。また、
変換テーブルは、16面用意され、そのうち11面がネ
ガフィルムを含むフィルムフプロジェクター用のテーブ
ルであり、3面が通常のコピー用、写真用、ジェネレー
ションコピー用のテーブルである。
(B)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジュール302は、B、G、R信号
をマトリクス演算することによりY、M。
Cのトナー量に対応する信号に変換するのもので3 あり、END変換によりグレーバランス調整を行った後
の信号を処理している。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
B、G、RからそれぞれY、M、Cを演算する3×3の
マトリクスを用いているが、B、G。
Rだけでなく、BG、GR,RBSB” 、G2R2の
成分も加味するため種々のマトリクスを用いたり、他の
マトリクスを用いてもよいことは勿論である。変換マト
リクスとしては、通常のカラー調整用とモノカラーモー
ドにおける強度信号生成用の2セツトを保有している。
このように、IITのビデオ信号についてIPSで処理
するに際して、何よりもまずグレーバランス調整を行っ
ている。これを仮にカラーマスキングの後に行うとする
と、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿によ
るグレーバランス調整を行わなければならないため、そ
の変換テーブルがより複雑になる。
(C)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他4 任意の形状の原稿をコピーする場合もある。この場合に
、原稿サイズに対応した適切なサイズの用紙を選択する
ためには、原稿サイズを検出する必要がある。また、原
稿サイズよりコピー用紙が大きい場合に、原稿の外側を
消すとコピーの出来映えをよいものとすることができる
。そのため、原稿サイズ検出モジュール303は、プリ
スキャン時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時
のプラテンカラーの消去(枠消し)処理とを行うもので
ある。そのために、プラテンカラーは原稿との識別が容
易な色例えば黒にし、第16図ら)に示すようにプラテ
ンカラー識別の上限値/下限値をスレッショルドレジス
タ3031にセットする。
そして、プリスキャン時は、原稿の反射率に近い情報に
変換(T変換)した信号(後述の空間フィルター306
の出力を用いる)Xとスレッショルドレジスタ3031
にセットされた上限値/下限値とをコンパレータ303
2で比較し、エツジ検出回路3034で原稿のエツジを
検出して座標X。
yの最大値と最小値とを最大/最小ソータ3035に記
憶する。
例えば第16図(d)に示すように原稿が傾いている場
合や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(
XI、X2 、yl、y2)が検出、記憶される。また
、原稿読み取りスキャン時は、コンパレータ3033で
原稿のY、M、Cとスレッショルドレジスタ3031に
セットされた上限値/下限値とを比較し、プラテンカラ
ー消去回路3036でエツジの外側、即ちプラテンの読
み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(D)カラー変換モジュール カラー変換モジュール304は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
16図(C)に示すようにウィンドコンパレータ304
2、スレッショルドレジスタ30411カラーパレツト
3043等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラ
ーの各Y、M、Cの上限値/下限値をスレッショルドレ
ジスタ3041にセットすると共に変換カラーの各Y、
M。
Cの値をカラーパレット3043にセットする。
そして、領域画像制御モジュールから人力されるエリア
信号にしたがってナントゲート3044を制御し、カラ
ー変換エリアでない場合には原稿のY、MSCをそのま
まセレクタ3045から送出し、カラー変換エリアに入
ると、原稿のY、M、C信号がスレッショルドレジスタ
3041にセットされたYSM、Cの上限値と下限値の
間に入るとウィンドコンパレータ3042の出力でセレ
クタ3045を切り換えてカラーパレット3043にセ
ットされた変換カラーのYSM、Cを送出する。
指定色は、ディジタイザで直接原稿をポイントすること
により、プリスキャン時に指定された座標の周辺のB、
GSR各25画素の平均をとって指定色を認識する。こ
の平均操作により、例えば150線原稿でも色差5以内
の精度で認識可能となる。BSG、R濃度データの読み
取りは、IITシェーディング補正RAMより指定座標
をアドレスに変換して読み出し、アドレス変換に際して
は、原稿サイズ検知と同様にレジストレーション7 調整針の再調整が必要である。プリスキャンでは、II
Tはサンプルスキャンモードで動作する。シェーディン
グ補正RAMより読み出されたBSG。
Ra度データは、ソフトウェアによりシェーディング補
正された後、平均化され、さらにE、N、D補正、カラ
ーマスキングを実行してからウィンドコンパレータ30
42にセットされる。
登録色は、1670万色中より同時に8色までカラーパ
レッ)3043に登録を可能にし、標準色は、Y、M、
C,GSB、Rおよびこれらの中間色とKSWの14色
を用意している。
(E)UCR&黒生戊モジュール Y、M、Cが等量である場合にはグレーになるので、理
論的には、等量のY、MSCを黒に置き換えることによ
って同じ色を再現できるが、現実的には、黒に置き換え
ると色に濁りが生じ鮮やかな色の再現性が悪くなる。そ
こで、UCR&黒生成モジュール3゛05では、このよ
うな色の濁りが生じないように適量のKを生成し、その
量に応じてY、M、Cを等量減する(下色除去)処理を
行8 う。具体的には、Y、M、Cの最大値と最小値とを検出
し、その差に応じて変換テーブルより最小値以下でKを
生成し、その量に応じY、MSCについて一定の下色除
去を行っている。
UCR&黒生成では、第16図(e)に示すように例え
ばグレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さ
くなるので、Y、M、Cの最小値相当をそのまま除去し
てKを生成するが、最大値と最小値との差が大きい場合
には、除去の量をY、M、Cの最小値よりも少なくし、
Kの生成量も少なくすることによって、墨の混入および
低明度高彩度色の彩度低下を防いでいる。
具体的な回路構成例を示した第16図(f)では、最大
値/最小値検出回路3051によりY、M。
Cの最大値と最小値とを検出し、演算回路3053によ
りその差を演算し、変換テーブル3054と演算回路3
055によりKを生成する。変換テーブル3054がK
の値を調整するものであり、最大値と最小値の差が小さ
い場合には、変換テーブル3054の出力値が零になる
ので演算回路3055から最小値をそのままKの値とし
て出力するが、最大値と最小値の差が大きい場合には、
変換テーブル3054の出力値が零でなくなるので演算
回路3055で最小値からその分減算された値をKの値
として出力する。変換テーブル3056がKに対応して
Y、MSCから除去する値を求めるテーブルであり、こ
の変換テーブル3056を通して演算回路3059でY
、M、CからKに対応する除去を行う。また、アンドゲ
ート3057.3058はモノカラーモード、4フルカ
ラーモードの各信号にしたがってに信号およびYSM。
Cの下色除去した後の信号をゲートするものであり、セ
レクタ3052.3050は、プロセスカラー信号によ
りY、M、C,にのいずれかを選択するものである。こ
のように実際には、Y、M。
Cの網点で色を再現しているので、Y、M、Cの除去や
Kの生成比率は、経験的に生成したカーブやテーブル等
を用いて設定されている。
(F)空間フィルターモジュール 本発明に適用される装置では、先に述べたまうにIIT
でCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、その
ままの情報を使うとボケた情報になり、また、網点によ
り原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16ド
ツ)7mmのサンプリング周期との間でモアレが生じる
。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期との間
でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール306
は、このようなボケを回復する機能とモアレを除去する
機能を備えたものである。そして、モアレ除去には網点
成分をカットするためローパスフィルタが用いられ、エ
ツジ強調にはバンドパスフィルタが用いられている。
空間フィルターモジュール306では、第16図(gl
に示すようにYSM、C,MinおよびMaxMinの
入力信号の1色をセレクタ3003で取り出し、変換テ
ーブル3004を用いて反射率に近い情報に変換する。
この情報の方がエツジを拾いやすいからであり、その1
色としては例えばYをセレクトしている。また、スレッ
ショルドレジスタ3001.4ビツトの2値化回路30
02、デ1 コーグ3005を用いて画素毎に、Y、M、C1M1n
およびMax−MinからY、MSC,に、B。
G、R,W (白)の8つに色相分離する。デコーダ3
005は、2値化情報に応じて色相を認識してプロセス
カラーから必要色か否かをlビットの情報で出力するも
のである。
第16図(g)の出力は、第16図(ロ)の回路に人力
される。ここでは、FIFO3061と5×7デジタル
フイルタ3063、平滑用変換テーブル3066により
網点除去の情報を生成し、PIF03062と5×7デ
ジタルフイルタ3064、エツジ強調用変換テーブル3
067、デイレイ回路3065により同図(g)の出力
情報からエツジ強調情報を生成する。5×7デジタルフ
イルタ3063が先に説明した本発明の平滑用フィルタ
として用いられ、5X7デジタルフイルタ3064がエ
ツジ強調用フィルタとして用いられる。したがって、5
×7デジタルフイルタ3063.3064、変換テーブ
ル3066.3067のパラメータが原稿のモードやシ
ャープネス、縮拡率に応じて変2 更される。
エツジ強調では、例えば第16図(i)■のような緑の
文字を■のように再現しようとする場合、YlCを■、
■のように強調処理し、Mは■実線のように強調処理し
ない。このスイッチングをアントゲ−)3068で行っ
ている。この処理を行うには、■の点線のように強調す
ると、■のようにエツジにMの混色による濁りが生じる
。デイレイ回路3065は、このような強調をプロセス
カラー毎にアントゲ−)3068でスイッチングするた
めにFIF○3062と5×7デジタルフイルタ306
4との同期を図るものである。鮮やかな緑の文字を通常
の処理で再生すると、緑の文字にマゼンタが混じり濁り
が生じる。そこで、上記のようにして縁と認識するとY
、Cは通常通り出力するが、Mは抑えエツジ強調をしな
いようにする。
(G)TRC変換モジュール IOTは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
、M、C,にの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し、フルカ
ラー原稿の再生を可能にしているが、実際には、信号処
理により理論的に求めたカラーを忠実に再生するには、
IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要である。T’
RC変換モジュール307は、このような再現性の向上
を図るためのものであり、YSM、Cの濃度の各組み合
わせにより、第16図(j)に示すように8ビツト画像
データをアドレス入力とするアドレス変換テーブルをR
AMに持ち、エリア信号に従った濃度調整、コントラス
ト調整、ネガポジ反転、カラーバランス調整、文字モー
ド、すかし合成等の編集機能を持っている。このRAM
アドレス上位3ビツトにはエリア信号のビット0〜ビツ
ト3が使用される。また、領域外モードにより上記機能
を組み合わせて使用することもできる。なお、このRA
Mは、例えば2にバイト (256バイト×8面)で構
成して8面の変換テーブルを保有し、YlM、Cの各サ
イクル毎にIITキャリッジリターン中に最高8面分ス
トアされ、領域指定やコピーモードに応じてセレクトさ
れる。勿論、RAM容量を増やせば各サイクル毎にロー
ドする必要はない。
(H)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、第16図(ト)に示すよ
うにラインバッファ3083にデータXを一旦保持して
送出する過程において縮拡処理回路3082を通して縮
拡処理するものであり、リサンプリンクシエネレータ&
アドレスコントローラ3081でサンプリングピッチ信
号とラインバッファ3083のリード/ライトアドレス
を生成する。
ラインバッファ3083は、2ライン分からなるピンポ
ンバッファとすることにより一方の読み出しと同時に他
方に次のラインデータを書き込めるようにしている。縮
拡処理では、主走査方向にはこの縮拡処理モジュール3
08でデジタル的に処理しているが、副走査方向にはI
ITのスキャンのスピードを変えている。スキャンスピ
ードは、2倍速からl/4倍速まで変化させることによ
り50%から400%まで縮拡できる。デジタル処理で
は、ラインバッファ3083にデータを読み5 /書きする際に間引き補完することによって縮小し、付
加補完することによって拡大することができる。補完デ
ータは、中間にある場合には同図(1)に示すように両
側のデータとの距離に応じた重み付は処理して生成され
る。例えばデータxl′の場合には、両側のデータX 
I SX +++およびこれらのデータとサンプリング
ポイントとの距離d1、d2から、 (L Xd、 ) +(Xt++ Xd、 )ただし、
d++d2=1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3083に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して送出する。拡大
処理の場合には、−旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならなくなるが、上記のよう
にすると同じクロックで書き込み/読み出しかで6 きる。また、この構成を使用し、途中から読み出したり
、タイミングを遅らせて読み出したりすることによって
主走査方向のシフトイメージ処理することができ、繰り
返し読み出すことによって繰り返し処理することができ
、反対の方から読み出すことによって鏡像処理すること
もできる。
(1)スクリーンジェネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ一信号に変換し
出力するものであり、閾値マ)IJクスと階調表現され
たデータ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理
を行っている。IOTでは、この2値化トナ一信号を入
力し、16ドツ)/mmに対応するようにほぼ縦80μ
mφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオン/
オフして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第16図(n
)に示すように例えば4X4のハーフトーンセルSを構
成する場合について説明する。まず、スクリーンジェネ
レータでは、このようなハーフトーンセルSに対応して
閾値マトリクスmが設定され、これと階調表現されたデ
ータ値とが比較される。そして、この比較処理では、例
えばデータ値が「5」であるとすると、閾値マトリクス
mの「5」以下の部分でレーザビームをオンとする信号
を生成する。
16ドツト/mmで4×4のハーフトーンセルを一般に
100spi、16階調の網点というが、これでは画像
が粗くカラー画像の再現性が悪いものとなる。そこで、
本発明では、階調を上げる方法として、この16・ドラ
)/mmの画素を縦〈主走査方向〉に4分割し、画素単
位でのレーザビームのオン/オフ周波数を同図(0)に
示すようにl/4の単位、すなわち4倍に上げるように
することによって4倍高い階調を実現している。したが
って、これに対応して同図(0)に示すような閾値マト
リクスm′を設定している。さらに、線数を上げるため
にサブマトリクス法を採用するのも有効である。
上記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯−の成
長核とする同じ閾値マトリクスmを用いたが、サブマト
リクス法は、複数の単位マトリクスの集合により構成し
、同図(p)に示すようにマトリクスの成長核を2カ所
或いはそれ以上(複数)にするものである。このような
スクリーンのパターン設計手法を採用すると、例えば明
るいところは141spi、64階調にし、暗くなるに
したがって200spiS128階調にすることによっ
て暗いところ、明るいところに応じて自由に線数と階調
を変えることができる。このようなパターンは、階調の
滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判定するこ
とによって設計することができる。
中間調画像を上記のようなドツトマトリクスによって再
現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる。
すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解像度
を上げると階調数が低くなるという関係がある。また、
閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出力す
る画像に量子化誤差が生じる。エラー拡散処理は、同図
(Q)に示9 すようにスクリーンジェネレータ3092で生成された
オン/オフの2値化信号と入力の階調信号との量子化誤
差を濃度変換回路3093、減算回路3094により検
出し、補正回路3095、加算回路3091を使ってフ
ィードバックしてマクロ的にみたときの階調の再現性を
良くするものであり、例えば前のラインの対応する位置
とその両側の画素をデジタルフィルタを通してたたみこ
むエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジェネレータでは、上記のように中間調画像
や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎に
閾値データやエラー拡散処理のフィードバック係数を切
り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(J)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフ0 ルカラーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレ
ーションセレクト情報、TRCのセレクト情報、スクリ
ーンジェネレータのセレクト情報等があり、カラーマス
キングモジュール302、カラー変換モジュール304
、UCRモジュール305、空間フィルター306、T
RCモジュール307の制御に用いられる。なお、スイ
ッチマトリクスは、ソフトウェアにより設定可能になっ
ている。
(K)編集制御モジュール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、同図(7)に示すようにCPUのバスにAGDC(
Advanced Graphic  Digital
  Controller)3121フオントバツフア
3126、ロゴROM3128、DMAC(DMA  
Controller) 3129が接続されている。
そして、CPUから、エンコードされた4ビツトのエリ
アコマンドがAGDC3121を通してプレーンメモリ
3122に書き込まれ、フォントバッファ3126にフ
ォントが書き込まれる。プレーンメモ’J3122は、
4枚で構成し、例えばro 000Jの場合にはコマン
ド0であってオリジナルの原稿を出力するというように
、原稿の各点をプレーン0〜プレーン3の4ビツトで設
定できる。この4ビツト情報をコマンド0〜コマンド1
5にデコードするのがデコーダ3123であり、コマン
ド0〜コマンド15をフィルパターン、フィルロジック
、ロゴのいずれの処理を行うコマンドにするかを設定す
るのがスイッチマトリクス3124である。フォントア
ドレスコントローラ3125は、2ビツトのフィルパタ
ーン信号により網点シェード、ハツチングシェード等の
パターンに対応してフォントバッファ3126のアドレ
スを生成するものである。
スイッチ回路3127は、スイッチマトリクス3124
のフィルロジック信号、原稿データXの内容により、原
稿データx1フォントバッファ3126、カラーパレッ
トの選定等を行うものである。フィルロジックは、バッ
クグラウンド(原稿の背景部)だけをカラーメツシュで
塗りつぶしたり、特定部分をカラー変換したり、マスキ
ングやトリミング、塗りつぶし等を行う情報である。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC1縮拡等
の処理は1.プロセスカラーのデータを処理することに
よって、フルカラーのデータで処理する場合より処理量
を少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3にする
と共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再
現性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
(III−2)IPSのハードウェア構成第17図はI
PSのハードウェア構成例を示す図である。
3 本発明のIPSでは、2枚の基板(IPS−A。
IPS−B)に分割し、色の再現性や階調の再現性、精
細度の再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な
機能を達成する部分について第1の基板(IPS−A)
に、編集のように応用、専門機能を達成する部分を第2
の基板(IPS−B)に搭載している。前者の構成が第
17図(a)〜(C)であり、後者の構成が同図(d)
である。特に第1の基板により基本的な機能が充分達成
できれば、第2の基板を設計変更するだけで応用、専門
機能について柔軟に対応できる。したがって、カラー画
像形成装置として、さらに機能を高めようとする場合に
は、他方の基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第17図に示すようにCPUのバス
(アドレスバスADR5BUS、データバスDATAB
US、コントロールバスCTRLBUS)が接続され、
IITのビデオデータB1G、R1同期信号としてビデ
オクロックIIT・VCLK、ライン同期(主走査方向
、水平同期)4 信号I IT−LS、ページ同期(副走査方向、垂直同
期)信号I IT−PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なりロック単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フェイルチエツクするのが、ライン同期発生&フェイル
チエツク回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチエツク回路328には、ビデオクロックI
IT−VCLKとライン同期信号IIT・LSが接続さ
れ、また、内部設定書き換えを行えるようにCPUのバ
ス(ADR3BUS、DATABUSSCTRLBUS
) 、チップセレクト信号C3が接続される。
IITのビデオデータB、G、RはEND変換部のRO
M321に入力される。END変換テーブルは、例えば
RAMを用いCPUから適宜ロードするように構成して
もよいが、装置が使用状態にあって画像データの処理中
に書き換える必要性はほとんど生じないので、BSG、
Rのそれぞれに2にバイトのROMを2個ずつ用い、R
OMによるLUT (ルックアップテーブル)方式を採
用している。そして、16面の変換テーブルを保有し、
4ビツトの選択信号ENDSelにより切り換えられる
END変換されたROM321の出力は、カラー毎に3
×1マトリクスを2面保有する3個の演算LSI322
からなるカラーマスキング部に接続される。演算LSI
322には、CPUの各バスが接続され、CPUからマ
トリクスの係数が設定可能になっている。画像信号の処
理からCPUによる書き換え等のためCPUのバスに切
り換えるためにセットアツプ信号SU1チップセレクト
信号C3が接続され、マトリクスの選択切り換えに1ビ
ツトの切り換え信号MONOが接続される。
また、パワーダウン信号PDを入力し、IITがスキャ
ンしていないときすなわち画像処理をしていないとき内
部のビデオクロックを止めている。
演算LSI322によりBSGSRからYSM。
Cに変換された信号は、同図(d)に示す第2の基板(
IPS−B)のカラー変換LSI353を通してカラー
変換処理後、DOD用L;S I 323に入力される
。カラー変換LSI353には、非変換カラーを設定す
るスレッショルドレジスタ、変換カラーを設定するカラ
ーパレット、コンパレータ等からなるカラー変換回路を
4回路保有し、DOD用LSI323には、原稿のエツ
ジ検出回路、枠消し回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、UCR
用LSI324に送られる。このLSIは、UCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーx
1必要色Hue、エツジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビツトのプロセスカラ
ー指定信号C0LR,カラーモード信号(4COLR,
MONO〉 も人力される。
ラインメモリ325は、UCR用LSI3247 から出力されtこプロセスカラーx1必要色)(ue。
エツジE dgeの各信号を5X7のデジタルフィルタ
ー326に人力するために4ライン分のデータを蓄積す
るFIFOおよびその遅れ分を整合させるためのFIF
Oからなる。ここで、プロセスカラーXとエツジE d
geについては4ライン分蓄積してトータル5ライン分
をデジタルフィルター326に送り、必要色Hueにつ
いてはFIFOで遅延させてデジタルフィルター326
の出力と同期させ、MIX用LSI327に送るように
している。
デジタルフィルター326は、2×7フイルターのLS
Iを3個で構成した5×7フイルターが2組(ローパス
LPとバンドパスHP) あり、方で、プロセスカラー
Xについての処理を行い、他方で、エツジE dgeに
ついての処理を行っている。MIX用LSI327では
、これらの出力に変換テーブルで網点除去やエツジ強調
の処理を行いプロセスカラーXにミキシングしている。
ここでは、変換テーブルを切り換えるための信号とし8 てエツジEDGE、シャープSha rpが入力されて
いる。先に説明した本発明のパラメータ切り換えは、こ
れらの切り換え信号による領域毎の切り換えおよびCP
Uバスを通したパラメータの書き替えにより行われる。
TRC342は、8面の変換テーブルを保有する2にバ
イトのRAMからなる。変換テーブルは、各スキャンの
前、キャリッジのリターン期間を利用して変換テーブル
の書き換えを行うように構成され、3ビツトの切り換え
信号T RCSe+により切り換えられる。そして、こ
こからの処理出力は、トランシーバ−より縮拡処理用L
S I 345に送られる。縮拡処理部は、8にバイト
のRAM344を2個用いてピンポンバッファ(ライン
バッファ)を構成し、LSI343でリサンプリングピ
ッチの生成、ラインバッファのアドレスを生成している
縮拡処理部の出力は、同図(d)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用LSI346に戻る。E
DF用LSI346は、前のラインの情報を保持するF
IFOを有し、前のラインの情報を用いてエラー拡散処
理を行っている。そして、エラー拡散処理後の信号Xは
、スクリーンジェネレータを構成するSG用LSI34
7を経て10Tインターフエースへ出力される。
IOTインターフェースでは、1ビツトのオン/オフ信
号で入力されたSG用LSI347からの信号をLSI
349で8ビツトにまとめてパラレルでIOTに送出し
ている。
第17図に示す第2の基板において、実際に流れている
データは、16ドツト/mmであるので、縮小LSI3
54では、1/4に縮小して且つ2値化してエリアメモ
リに蓄える。拡大デコードLSI359は、フィルパタ
ーンRAM360を持ち、エリアメモリから領域情報を
読み出してコマンドを生成するときに16ドツト/mm
に拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレット、フィ
ルパターンの発生処理を行っている。DRAM356は
、4面で構成しコードされた4ビツトのエリア情報を格
納する。AGDC355は、エリアコマンドをコントロ
ールする専用のコントローラである。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。上記の実施例では、カラ
ー画像複写機により説明したが、原稿を読み取りその画
像をデイザ法で再現するものであれば、通常の複写機に
も同様に適用できることは勿論である。また、領域指定
信号によりフィルタのパラメータを切り換えるようにし
たが、例えばフィルタによるエツジ検出信号から文字領
域と中間調領域との識別を行うことができるので、エツ
ジ検出信号の後にこのような識別回路を設けて文字領域
か中間調領域かを判定し、このブロック単位でパラメー
タの切り換えるようにしてもよい。文字領域と中間調領
域では、文字領域の背景濃度が低いので、エツジ検出信
号から領域を判定する場合には、例えば一定のサイズの
ブロックにおいて一定の閾値以上の濃度の画素でのエツ
ジ量の平均値や、エツジ量がある閾値より大きい画素と
濃度がある闇値より大きい画素との割合等を指1 標となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ノイ
ズや網点成分を除去しエツジ強調を行う平滑処理および
エツジ強調処理のパラメータを画像モードやシャープネ
ス、縮拡率に応じてボケやモアレ等が生じないように変
更するので、あらゆる原稿に対して高画質の画像を再現
することができる。しかも、線形フィルタと非線形変換
テーブルとを組み合わせその中で選択的にパラメータを
変更するので、効率よく画質制御を行うことができる。
また、LUTで構成することによりLUTのみの変更で
パラメータの切り換えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の画質制御方式の1
実施例を説明するための図、第2図は2つのフィルタく
いずれも非線形フィルタで構成されるもの〉の概略構成
を示す図、第3図は非線形平滑用フィルタの周波数特性
を説明するための図、2 第4図はエツジ強調用フィルタを説明するための図、第
5図はエツジ強調用非線形変換を説明するための図、第
6図はエツジ強調用非線形変換部の変換特性を説明する
ための図、第7図は平滑用非線形変換部の変換特性を説
明するための図、第8図はシャープネスモードにおける
パラメータの変更を説明するための図、第9図は縮拡に
よるパラメータの変更方法を説明するための図、第10
図はパラメータの変更カーブの例を示す図、第11図は
パラメータの自動設定法を説明するための図、第12図
はIPSのLUT設定方法を説明するための図、第13
図は各LUTの設定内容を示す図、第14図はテーブル
の設定タイミングを示す図、第15図はIPSのモジュ
ール構成概要を示す図、第16図はIPSを構成する各
モジュールを説明するための図、第17図はIPSのハ
ードウェア構成例を示す図である。 1・・・平滑用フィルタ、2・・・エツジ強調用フィル
タ、3・・・平滑用変換テーブル、4・・・エツジ強調
用変換テーブル、5・・・合成回路。 07− 略 II\ −区 C◆ 図 、hの ゞ\− 1 第16図 (n) 特開平 88478(29) 第16図 (p) LヰI「309> (q) [===]″丁++/プフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)画像信号の雑音や網点成分を除去して高画質の画
    像信号を得る画像処理装置の画質制御方式において、網
    点成分を除去し中間調画像の平滑化を行うローパスの平
    滑用フィルタ、該平滑用フィルタの出力を変換する平滑
    用変換テーブル、高い周波数成分からなるエッジ部を検
    出するバンドパスのエッジ検出用フィルタ、および該エ
    ッジ検出用フィルタの出力を変換するエッジ強調用変換
    テーブルを備え、画像信号毎に各フィルタおよび各変換
    テーブルのパラメータを変更して画質を制御するように
    したことを特徴とする画像処理装置の画質制御方式。 (2)平滑用フィルタおよびエッジ検出用フィルタは、
    133線乃至200線近傍をカットオフ点とし網点成分
    を除くようにパラメータを設定したことを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置の画質制御方式。 (3)文字原稿、写真原稿、印刷原稿、混在原稿の各原
    稿モードを設け、該モードに応じてパラメータを変更す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の画質
    制御方式。(4)文字原稿、写真原稿、印刷原稿、混在
    原稿の領域信号によりパラメータを切り換えることを特
    徴とする請求項3記載の画像処理装置の画質制御方式。 (5)混在原稿の画像信号のモードでは、エッジ強調用
    変換テーブルのカットオフ点を最大値の0.24、最大
    値に対する変換値を最大値の0.71、変換カーブの漸
    近線の交点を被変換値が最大値の0.47で変換値が最
    大値の0.63の近傍に設定したことを特徴とする請求
    項3記載の画像処理装置の画質制御方式。 (6)エッジ強調用変換テーブルは、マイナス側のパラ
    メータをプラス側のパラメータの1/2乃至1/4に設
    定したことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置の
    画質制御方式。 (7)文字原稿の画像信号のモードでは、エッジ強調用
    変換テーブルにおける強調度を混在原稿の画像信号のモ
    ードよりも強めにしたことを特徴とする請求項2記載の
    画像処理装置の画質制御方式。 (8)写真原稿の画像信号のモードでは、エッジ強調用
    変換テーブルにおける強調度を混在原稿の画像信号のモ
    ードと文字原稿の画像信号のモードとの中間にしたこと
    を特徴とする請求項3記載の画像処理装置の画質制御方
    式。 (9)印刷原稿の画像信号のモードでは、エッジ強調用
    変換テーブルにおける強調度を混在原稿の画像信号のモ
    ードよりも弱めにしたことを特徴とする請求項3記載の
    画像処理装置の画質制御方式。 (10)平滑用変換テーブルは、文字原稿の画像信号の
    モードでカットし、写真原稿の画像信号のモードで低域
    側のみ変換し、印刷原稿および混在原稿の画像信号のモ
    ードでスルーにしたことを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置の画質制御方式。 (11)混在原稿および写真原稿の画像信号のモードに
    おいて、シャープネスを弱める場合には、平滑用フィル
    タのカットオフ点を小さくすると共にエッジ強調用変換
    テーブルにおける強調度を弱めるようにし、シャープネ
    スを強める場合には、エッジ強調用変換テーブルにおけ
    る強調度を強めるようにすることを特徴とする請求項3
    記載の画像処理装置の画質制御方式。 (12)文字原稿の画像信号のモードにおいて、シャー
    プネスを調整する場合には、エッジ強調用変換テーブル
    の強調度をシャープネスの強弱に応じて変えるようにす
    ることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置の画質
    制御方式。 (13)印刷原稿の画像信号のモードにおいて、シャー
    プネスを弱める場合には、平滑用フィルタのカットオフ
    点を小さくし、シャープネスを強める場合には、エッジ
    強調用変換テーブルの強調度を強めるようにすることを
    特徴とする請求項3記載の画像処理装置の画質制御方式
    。 (14)縮拡処理モードでは、縮拡率に応じて平滑用フ
    ィルタとエッジ強調用変換テーブルのパラメータを変更
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の画
    質制御方式。 (15)縮拡処理の後段でパラメータを変更することを
    特徴とする請求項14記載の画像処理装置の画質制御方
    式。 (16)縮拡処理の前段でパラメータを変更することを
    特徴とする請求項14記載の画像処理装置の画質制御方
    式。 (17)2段の縮拡処理の中間でパラメータを変更する
    ことを特徴とする請求項14記載の画像処理装置の画質
    制御方式。 (18)縮拡処理の前後でパラメータを変更することを
    特徴とする請求項14記載の画像処理装置の画質制御方
    式。 (19)画像信号の縮小処理モードの場合には、エッジ
    強調用変換テーブルの強調度を上げることを特徴とする
    請求項14記載の画像処理装置の画質制御方式。 (20)画像信号の拡大処理モードの場合には、エッジ
    強調用変換テーブルの強調度を下げるように平行にシフ
    トする共に平滑用フィルタのカットオフ点を大きくする
    ことを特徴とする請求項14記載の画像処理装置の画質
    制御方式。 (21)段階的にパラメータを変更することを特徴とす
    る請求項14記載の画像処理装置の画質制御方式。 (22)定形倍率の中間でパラメータを変更することを
    特徴とする請求項21記載の画像処理装置の画質制御方
    式。 (23)原稿の画像信号のモードとシャープネスと縮拡
    率によりパラメータを変更するようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至22のいずれかに記載の画像処理装置
    の画質制御方式。
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