JPH0388458A - Isdn端末装置の制御方法 - Google Patents

Isdn端末装置の制御方法

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JPH0388458A
JPH0388458A JP1271824A JP27182489A JPH0388458A JP H0388458 A JPH0388458 A JP H0388458A JP 1271824 A JP1271824 A JP 1271824A JP 27182489 A JP27182489 A JP 27182489A JP H0388458 A JPH0388458 A JP H0388458A
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Toshibumi Shobu
俊文 菖蒲
Fumihiro Ogasawara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワンタッチダイアル機能を備えた■SDN端
末装置の制御方法に関する。
[従来の技術] 近年、従前のP S TN (公衆電話回線網)、C5
PDN(回線交換網〉、および、PSPDN(パケット
交換網)の機能を統合した通信サービスを提供するもの
として、ISDN(サービス統合デジタル回線網)が構
築されつつある。
このISDNは、将来的には、それらの従前の回線網を
代替するものであるが、その代替が完全に終了するまで
はかなりの年月を要すると考えられており、それまでの
間は、ISDNとPSTN、C3PDN、および、=P
 S P D Nが混在して使用されることになる。
さて、ISDNに接続するためには、基本的には、デー
タ端末装置白身がISDNの伝送機能を備えている必要
があるが、ISDNの伝送機能を実現するターミナルア
ダプタを用いることにより、既存のデータ端末装置をI
SDNに接続することができる。このターミナルアダプ
タは、I S D Nの信号チャネル(Dチャネル)を
用いた信号制御およびパケット通信機能、および、情報
チャネル(Bチャネル)の下位レイヤ機能を実現するも
のである。
このように、ターミナルアダプタを介して既存のデータ
端末装置をISDNに接続した場合、かかるデータ端末
装置は、既存のデータ網に接続するときに使用して、い
た」三位レイヤの伝送機能を備えているため、このよう
なデータ端末装置をISDNに接続した場合にも、その
上位レイヤ伝送機能が使用される。
例えば、デジタル回線網を使用するデータ端末装置とし
ては、グループ4フアクシミリ装置または日本語テレテ
ックス装置などのテレマチイック端末あるが、このグル
ープ4フアクシミリ装置が、既イjのCS P I) 
NあるいはP S P I’) Nを伝送路として使用
しているときには、CCITT勧告T、70の伝送機能
を使用している。
一方、ISDNでは、CCITT勧告T、90において
、ISO標準l5O8208の伝送機能が情報チャネル
の標準的な伝送機能として定められているが、上記の実
情をふまえ、オプションの伝送機能としてCCITT勧
告T、70の伝送機能を使用することを認めている。
[発明が解決しようとする課題] このようにして、ISDN端末装置にはいくつかの選択
可能な伝送条件があり、したがって、伝送条件が相違す
る場合、同一端末機能を備えていても、データ伝送を適
切に実行することができないという不都合を生しること
があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、宛先端末が使用可能な伝送条件を設定できるI S 
I) N端末装置の制御方法を提供することを目的とし
ている。
4− [課題を解決するための手段] 本発明は、ワンタッチダイアルに登録されているおのお
のの宛先について使用する伝送条件を登録した伝送条件
情報テーブルを記憶した記憶手段を備え、直接ダイアル
操作されて宛先情報が入力されたとき、その宛先情報と
同し内容の宛先情報に対して登録されている伝送条件を
伝送条件情報テーブルより読み出し、その伝送条件を用
いて呼設定手順を行なうようにしている。
また、直接操作されて入力された宛先について使用する
伝送条件を登録した直接操作伝送条件情報テーブルを記
憶した記憶手段を備え、直接ダイアル操作されて宛先情
報が入力されたとき、その宛先情報と同じ内容の宛先情
報に対して登録されている伝送条件を直接操作伝送条件
情報テーブルより読み出し、その伝送条件を用いて呼設
定手順を行なうようにしている。
[作用コ したがって、ワンタッチダイアルを用いて宛先を指定し
た場合、および、直接ダイアル操作して宛先情報を入力
した場合のいずれの場合でも、その宛先が使用可能な伝
送条件を用いて宛先を発呼する呼設定手順を行なうこと
ができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。
システム制御部1は、このファクシミリ装置の各部の動
作制御のための処理を行なうものであり、システムメモ
リ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラ
ムおよびその制御処理プログラムを実行するために必要
な各種の定数などを記憶するとともに、システム制御部
1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメ
モリ3は、このファクシミリ装置に固有な各種のデータ
、例えば、伝送パラメータテーブル(後述)などを記憶
するためのものである。また、このパラメータメモリ3
は、バッテリバックアップされている。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を記
録出力するためのものである。
操作表示部6は、このファクシミリ装置を操作するため
のものであり、テンキーやワンタッチダイアルキーなど
の各種の操作キー、および、液晶表示器などの各種の表
示装置からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するとともに
、符号化圧縮された状態の画情報を元の画信号に復号化
するためのものであり、グループ3フアクシミリ機能お
よびグループ4フアクシミリ機能の符号化機能を備えて
いる。
画像蓄積袋@8は、画信号ファイルおよび画情報ファイ
ルを記憶するためのものであり、大容量の外部記憶装置
からなる。
ISDNインタフ工−ス回路9は、l5I)Nとこのフ
ァクシミリ装置を接続するためのものであり、レイヤ1
信号制御部10は、ISDNのレイヤ1の信号制御を行
なうためのものであり、主に呼制御のために使用される
Dチャネル(信号チャネル)の信号と、データ伝送のた
めに使用されるB− チャネル(情報チャネル)の信号を分離/統合する機能
ももつ。
Dチャネル伝送制御部11は、Dチャネルを用いて行な
うISDNの呼設定制御、および、パケット伝送のため
の伝送制御処理を行なうためのものであり、Bチャネル
伝送制御部12.13は、Bチャネルを用いて行なうデ
ータ伝送のための伝送制御処理を行なうためのものであ
る。また、Bチャネル伝送制御部12.13は、パケッ
ト伝送機能も備えている。
システム制御部l、システムメモリ2、パラメータメモ
リ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符号化
復号化部7、画像蓄積装置8、Dチャネル伝送制御部1
1.および、Bチャネル伝送制御部12,13は、それ
ぞれシステムバス14に接続されており、これらの要素
間の制御情報および伝送データなどの各種のデータのや
りとりは、このシステムバス14を介して行なわれる。
また、1SDN上の2つのBチャネルの信号およびDチ
ャネルの信号は、レイヤ1信号制御部10とBチャネル
伝送制御部12,13、および、レイヤ1信号制御部1
0とDチャネル伝送制御部11の間で相互にやりとりさ
れている。
第2図は、パラメータメモリ3に配憶される伝送パラメ
ータテーブルの一例を示している。
同図において、この伝送パラメータテーブルには、おの
おののワンタッチダイアルについて、それぞれのワンタ
ッチダイアル番号情報、登録されている宛先のISDN
アドレス(電話番号に相当)をあられすISDNアドレ
ス情報、使用する交換方式が回線交換であるかバケツ1
〜交換であるかをあられす交換方式情報、パケット交換
の場合に使用するアクセスユニット(後込)を指定する
ためのアクセスユニットアドレス情報、Bチャネルのレ
イヤ3のプロトコルをあられすレイヤ3プロトコル情報
、フロー制御パラメータをあられすパケットサイズ情報
およびウィンドサイズ情報を登録したものである。
この伝送パラメータテーブルの各項目の内容は、オペレ
ータが手操作で入力したり、あるいは、発呼時の操作お
よび呼設定手順で設定した伝送パラメータの内容に基づ
いて、学習的に自動HRすることで登録することができ
る。
また、交換方式に回線交換モー1−’(C5)が登録さ
れているときには、アクセスユニットアドレス情報、パ
ケットサイズ情報およびウィン1へサイズ情報の内容に
は、空白をあられすブランクコードが登録される。また
、交換方式にパケット交換モード(ps)が設定されて
いる場合であっても、その宛先が同−ISDNに属して
いるときには、アクセスユニットアドレス情報の内容に
ブランクコードが設定される。
パケットサイズとウィンドサイズの関係の−例ここで、
アクセスユニットAll、AU2は、その工SDNが接
続可能な他のPSPDNにおいて、■SDNとの網間接
続機能を実現するためのものであり、この場合には、そ
れぞれのアクセスユニットAUI、AU2のパケットサ
イズとウィンドサイズが相違している。この場合、アク
セスユニツ1〜Allは、第2図でアクセスユニットア
ドレス情報としてr9876−5432」が登録されて
いるアクセスユニットに相当し、また、アクセスユニッ
トAU2は、アクセスユニットアドレス情報としてr7
531−8642Jが登録されているアクセスユニット
に相当する。
また、パケット処理装置PHは、同−I SDN内のI
SDN端末にパケット交換モードでデータ伝送するとき
に使用されるISDN内の網機能をあられす。
第2図の伝送パラメータテーブルの内容に対応したネッ
トワークモデルの一例を第3図に示す。
このネットワークモデルでは、ISDNには、6つのデ
ータ端末装置TEa 、 TEb 、 TEc 、 T
Ed 、 TEe 、 TEfが接続され、また、I 
SDNはパケット交換機能を実現するためのパケット処
理装置P)lを備えている。
また、PSPDNには、ISDNとのインターネットワ
ーキング機能を実現するための2つのアクセスユニット
AUI、AU2が設けられている。これらのアクセスユ
ニットAll、AU2が提供する伝送機能は相違してお
り、パケット端末装置PTaはアクセスユニットAUI
と接続可能な伝送機能を備え、また、バケツ1一端末装
置PTbはアクセスユニットAU2と接続可能な伝送機
能を備えている。
例えば、データ端末装置TEaとデータ端末装置TEe
の相互間で、回線交換モードによるデータ伝送が行なわ
れるときには、ISDNは、データ端末装置TEaとデ
ータ端末装置TEeとの間に通信パスを直接設定する。
12− ま、た、データ端末袋HTgbと、アクセスユニットA
Ulを用いるパケット端末装置1PTaとの間でデータ
伝送が行なわれるときには、ISDNは、データ端末装
置TEbとアクセスユニツ1〜Aυ1の間に通信パスを
設定し、さらに、PSPDNがアクセスユニッl−At
1lとパケット端末装置PTaとの間に通信パスを設定
する。
同様に、データ端末装置TEcと、アクセスユニットA
U2を用いるパケット端末装置PTbとの間でデータ伝
送が行なわれるときには、ISDNは、データ端末装置
TEcとアクセスユニットAU2の間に通信パスを設定
し、さらに、PSPDNがアクセスユニットAU2とパ
ケット端末装置PTbとの間に通信パスを設定する。
これにより、データ端末袋f&TEb、TEcから送出
されるパケットデータは、ISDNを介してアクセスユ
ニツ1〜A11l、AU2に伝送され、さらに、アクセ
スユニットAUI、AU2からPSPDNを介してパケ
ット端末装置PTa、PTbに伝送される。また、逆に
、パケット端末袋UPTa、PTbから送出されるパケ
ットデータは、PSPDNを介してパケットユニットA
ll、AU2に伝送され、さらに、アクセスユニットA
ll、AU2からISDNを介してデータ端末装置TE
b、TEcに伝送される。
また、データ端末装置TEdとデータ端末装置TEfの
相互間で、パケット交換モードによるデータ伝送が行な
われるときには、ISDNは、データ端末袋ji TE
dとパケット処理装置PI(の間に通信パスを設定する
とともに、バケツ1へ処理装置PHとデータ端末装置T
Efの間に通信パスを設定する。
これにより、データ端末装置TEdから送出されたパケ
ットデータは、ISDN内部でパケット処理装置PHに
伝送され、パケット処理装置PHの機能による処理が行
なわれたのちに、ISDN内部でデータ端末装置TEf
に伝送される。同様にして、データ端末装置TEfから
送出されたパケットデータは、ISDN内部でパケット
処理装置pHに伝送されてパケット処理装置PHの機能
による処理が行なわれたのちに、ISDN内部でデータ
端末装置TEdに伝送される。
このようにして、ISDNに接続されているデータ端末
装置TEa 、 TEb 、 TEc 、 TEd 、
 TEe 、 TEf、および、PSPDNに接続され
ているパケット端末装置PTa、PTbの相互間におい
て、データ伝送が行なわれる。
第4図は、回線交換モードでのISDNとの呼制御手順
の一例について示している。
すなわち、発端末は、まず、転送モードとして回線交換
モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した呼
設定メツセージ5ETUPをISDNに送出して着端末
との呼設定を要求し、I S I) Nは、指定された
着端末に呼設定メツセージ5ETLIPを送出して発呼
する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するための
呼設定受付メツセージCALLPROCを発端末に送出
する。
着端末は、着信検出すると、自端末が着信可能な状態に
なっているときには、ISDNに呼出メツセージALE
RTを所定間隔で連続して送出し、■SDNは呼出メツ
セージALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開
始したことを通知する。
5− 着端末は、着信応答すると応答メツセージC0NNをI
SDNに送出し、ISDNは応答メツセージC0NNを
発端末に送出して着端末が呼を受は付けたことを通知す
る。
また、ISDNは、着端末に応答確認メツセージC0N
NJCKを送出して着端末の応答を確認し、その時点で
、発端末と着端末の間にデータ伝送のための情報チャネ
ル(Bチャネル)が確立する。
これにより、発端末と着端末との相互間で、情報チャネ
ルを用いたデータ伝送が、おのおのの端末の伝送機能に
設定された伝送制御手順により実行される。
そして、データ伝送を終了すると、発端末が切断メツセ
ージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放
を要求し、ISDNが切断メツセージDISCを着端末
に送出して情報チャネルの復旧を通知する。
これにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放
メツセージRELをISDNに応答すると、ISDNか
ら発端末に解放メツセージRE1.が送出16− される。発端末は、チャネル解放が完了すると解放完了
メツセージREL−COMPをISDNに送出してその
旨を通知し、それにより、ISDNは解放完了メツセー
ジREL−COMPを着端末に送出して、情報チャネル
の解放が成立し、発端末と着端末との間に設定されてい
た情報チャネルが完全に解放される。
このようにして、発端末と着端末との間に情報チャネル
が設定されて、データ伝送が行なわれ、データ伝送が終
了すると、情報チャネルが解放される。
第5図は、ISDNに接続されているデータ端末装置(
発端末)が、PSPDNに接続しているパケット端末装
置(着端末)を発呼する場合の呼制御手順例を示してい
る。
まず、発端末は、転送モードに回線交換モードを設定す
るとともに宛先をアクセスユニツt”(AU)に設定し
た呼設定メツセージ5ETUPをISDNに送出する。
これにより、ISDNは呼設定受付メツセージCALL
JROCを発端末に応答する一方で、アクセスユニット
との間に情報チャネルBの通信パスを設定する。その通
信パスの設定を終了すると、応答メツセージC0NNを
発端末に送出し、発端末との間に情報チャネルBの通信
パスを設定する。
これによって、発端末とアクセスユニットとの間に、情
報チャネルBによる通信パスが設定される。
このようにして、アクセスユニットとの間に情報チャネ
ルBによる通信パスが確立すると、発端末は、アクセス
ユニッ1−に対して、その通信パスを用い、着端末を宛
先に指定した発呼パケットCRを送出する。
それにより、アクセスユニツ1〜は、指定された着端末
に対して、着呼パケットCNを送出する。
これにより、着端末より着呼受付パケットCAが応答さ
れると、アクセスユニットは、接続完了パケットCCを
発端末に送出し、これによって、発端末と着端末との間
にパケット通信パスが設定される。
これ以降は、発端末と着端末との間に規定されている伝
送手順に従ったデータ転送フェーズが実行されて、発端
末から着端末に送信ファイルが伝送される。
そして、そのデータ転送フェーズが終了すると、発端末
は、着端末との通信パスを解放要求するために復旧要求
パケットCQをアクセスユニットに送出し、アクセスユ
ニットは切断指示CIパケットを着端末に送出する。
それにより、着端末は、通信パスの解放を行なうために
、切断確認パケッI−CFをアクセスユニットに送出し
、アクセスユニットは復旧確認パケットCFを発端末に
送出する。
このようにして、発端末と着端末との間のパケット通信
パスの開放と、発端末とアクセスユニットとの間の通信
パスの開放が行なわれると、次に、発端末は切断メツセ
ージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放
を要求する。
それにより、ISDNは情報チャネルを解放するために
発端末に解放メツセージRELを送出し、9 発端末は、チャネル解放が完了すると解放完了メツセー
ジREL−COMPをISDNに送出する。
このようにして5発端末と着端末との間にアクセスユニ
ットを介して情報チャネルが設定されて、データ伝送が
行なわれ、データ伝送が終了すると、情報チャネル上の
通信パスが解放されたのちに、情報チャネルが解放され
る。
第6図は、ISDNに接続されているデータ端末装W(
発端末)が、ISDNに接続しているデータ端末端末装
置(着端末)に対してパケットモードで発呼する場合の
呼制御手順例を示している。
まず、発端末は、転送モードをパケットモードに指定し
た呼設定メツセージ5ETUPをISDNに送出する。
これにより、ISDNは呼設定受付メツセージCALI
、PROCをその発端末に応答し、応答メツセージC0
NNを発端末に送出して、発端末との間に情報チャネル
の通信パスを設定する。
このようにして、情報チャネルの割り当てを受けると、
発端末は、着端末のISDNアドレスを宛先アドレスと
して設定した状態で、発呼パケットCRをISDNに送
出する。
それによって、ISDNは、着端末を認識し、その着端
末に対して、使用チャネルをBまたはDチャネル、およ
び、通信モード設定をパケットモードにそれぞれ設定し
た状態で、呼設定メツセージ5ETUPを着端末に送出
する。
これにより、着端末が使用チャネルをDチャネルに設定
した応答メツセージC0NNを応答すると、ISDNは
、Dチャネルを通信パスに設定し、着呼パケットCNを
着端末に送出する。
これによって、着端末より着呼受付パケットCAが応答
されると、ISDNは、接続完了パケットCCを発端末
に送出し、これによって、発端末と着端末との間にパケ
ット通信パスが設定される。
これ以降は、発端末と着端末との間に規定されている伝
送手順に従ったデータ転送フェーズが実行されて、発端
末から着端末に送信ファイルが伝送される。
そして、そのデータ転送フェーズが終了すると、発端末
は、着端末との通信パスを解放要求するために復旧要求
パケットCQをアクセスユニットに送出し、アクセスユ
ニットは切断指示CIパケットを着端末に送出する。
それにより、着端末は、通信パスの解放を行なうために
、切断確認パケットCFをアクセスユニットに送出し、
アクセスユニットは復旧確認パケットCFを発端末に送
出する。
このようにして、発端末と着端末との間のパケット通信
パススの開放と、発端末とアクセスユニットとの間の通
信パスの開放が行なわれると、次に、発端末は切断メツ
セージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解
放を要求し、それによって、ISDNは切断メツセージ
DISCを着端末に送出して情報チャネルの復旧を通知
する。
これにより1着端末が解放メツセージRELをISDN
に応答すると、ISDNから発端末に解放メツセージR
ELが送出される。発端末は、解放完了メツセージRE
I、COMPをISDNに送出し、それにより、ISD
Nは解放完了メツセージREL COMPを着端末に送
出し、それによって、発端末と着端末との間に設定され
ていた情報チャネルが完全に解放される。
このようにして、発端末と着端末との間に情報チャネル
が設定され、その情報チャネル上でパケット通信パスが
設定され、そのパケット通信パスを用いてパケットモー
ドのデータ伝送が行なわれる。そして、データ伝送が終
了すると、パケット通信パスおよび情報チャネルが順次
解放される。
さて、呼設定用のおのおののメツセージは、第7図(a
)に示すように、レイヤ3呼制御メツセージを規定する
プロトコル仕様(フォーマット、シーケンスなど)を識
別するためのプロトコル識別子、そのメツセージがどの
呼に関与するものであるかを識別するための呼番号、そ
れぞれのメツセージの内容を識別するためのメツセージ
タイプ、おのおののメツセージに必ず付加される必須情
報要素、および、おのおののメツセージに必要に応じて
付加される付加情報要素からなる。なお、必須情報要素
は、メツセージタイプに応じて0,1.または複23− 数個が設定されており、付加情報要素は、その状況に応
じて0,1または複数個が配置される。
呼設定メツセージ5ETUPは、同図(b)に示すよう
に、必須情報要素として「伝達能力」をもち、付加情報
要素としては、例えば、「発番号」、r着番号」、「低
位レイヤ整合性」、および、「高位レイヤ整合性jなど
の情報要素をもつ。
これらの情報要素の概略について説明する。
「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の内容が、音声
、非制限デジタル情報、制限デジタル情報。
3.1KHzオーデイオ、7 K l(zオーディオ、
あるいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送
能力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケット
交換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度をあ
られす情報転送速度、情報の転送形態をあられす情報、
および、ユーザ情報のプロトコルをあられす情報などか
らなる。
「発番号」情報要素は、発端末のISDNアドレス(番
号)をあられし、「着番号」情報要素は、着端末のIS
DNアドレスをあられす。
74− 「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端末との通信可
能性検査に使用するためのものであり、基本的な内容は
「伝達能力」情報要素と同一である。
さらに、この「低位レイヤ整合性」情報要素には、より
細かい内容が含まれる。
「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端末との整合性
検査に使用するためのものであり、グループ2/グルー
プ3フアクシミリ、グループ4フアクシミリ、ミックス
モード、テレテックス、ビデオテックス、テレックス、
あるいは、メツセージ・ハンドリング・システムのいず
れを端末機能として備えているのかを表示する。
例えば、第5図に示した手順例で、発端末がアクセスユ
ニットを発呼するときに送出する呼設定メツセージ5E
TUPは、「伝達能力」情報要素の情報転送能力情報、
転送モード情報、および、情報転送速度情報に、それぞ
れ「非制限デジタル情報」、「回線交換モード」、およ
び、r64Kbps」が設定される。また、この場合に
は、・「低位レイヤ整合性」情報要素のユーザ情報レイ
ヤ2プロトコル識別情報およびユーザ情報レイヤ3プロ
トコル識別情報に、rX、25リンクレベル」およびr
X、25パケツトレベル」が設定される。
また、第6図に示した手順例で、発端末がパケット処理
装置PHを起動するときに送出する呼設定メツセージ5
ETUPは、「伝達能力」情報要素の転送モード情報に
「パケット交換モード」が設定され、他の情報内容には
デフォルト値が用いられる。
以上の構成で、オペレータの発信操作が行なわれると、
システム制御部1は、そのときの宛先がワンタッチダイ
アル操作により入力されたのかどうかを調べる(判断1
01)。
判断101の結果がYESになるときには、ワンタッチ
フラグFITをセットして(処理102)、そのときに
操作されたワンタッチダイアルに登録されている伝送パ
ラメータテーブルの内容を読み出して、その内容をDチ
ャネル伝送制御部11およびそのときに起動されていな
いBチャネル伝送制御部12.13にセットする(処理
103)。
また、判断101の結果がNOになるときには、ワンタ
ッチフラグFITをリセットして(処理104)、その
ときにテンキーから入力されたアドレスが、伝送パラメ
ータテーブルのISDNアドレス情報の要素として登録
されているかどうかを調べる(処理105)。
この処理105により、入力されたアドレスが伝送パラ
メータテーブルに登録されていることを発見すると(判
断106の結果がYES)、その登録内容を読み出して
Dチャネル伝送制御部11およびそのときに起動されて
いないBチャネル伝送制御部12,13にセットする(
処理107)。
また、入力されたアドレスが伝送パラメータテーブルに
登録されていることを発見できずに判断206の結果が
NOになるときには、伝送パラメータとしてデフォルト
値をDチャネル伝送制御部11およびそのときに起動さ
れていないBチャネル伝送制御部12.13にセットす
る(処理108)。
このようにして、伝送準備が整うと、そのときの転送モ
ードが回線交換モードであるかどうかを調べ(判断10
9)、判断109の結果が’/USになるとき27− には、Dチャネル伝送制御部11に回線交換モードのD
チャネル呼設定手順を行なわせて情報チャネルを確立し
く処理110)、そのときに起動したBチャネル伝送制
御部12.13に回線交換モードのBチャネル伝送手順
を行なわせて相手端末とのデータ伝送を実行する(処理
111)。そして、相手端末とのデータ伝送が終了する
まで待機する(判断112のNOループ)。
データ伝送が終了して1判断112の結果がYESにな
るとDチャネル伝送制御部11により情報チャネルを解
放し、そのときにワンタッチダイアルフラグFITがセ
ットされているかどうかを調べ(判断113)、判断1
13の結果がYESになるときには、そのときに使用し
た伝送パラメータの内容で、伝送パラメータテーブルに
登録されているその宛先の伝送パラメータを更新する(
処理114)。
また、転送モードがパケット交換モードに設定されてい
て、判断109の結果がNoになるときには、Dチャネ
ル伝送制御部11にパケット交換モードのDチャネル呼
設定手順を行なわせて情報チャネルを確立しく処理11
5)、そのときに起動したBチャネル伝送制御部12.
13にパケット交換モードのBチャネル伝送手順を行な
わせて相手端末とのデータ伝送を実行する(処理116
)。そして、相手端末とのデータ伝送が終了するまで待
機する(判断117のNOループ)。
データ伝送が終了して、判断117の結果がYESにな
るとDチャネル伝送制御部11により情報チャネルを解
放し、判断113に移行する。
このようにして、ワンタッチダイアル操作あるいはテン
キー操作により入力されたアドレスに対応した伝送パラ
メータが伝送パラメータテーブルに登録されているとき
には、その登録内容をDチャネル伝送制御部11および
そのときに起動されていないBチャネル伝送制御部12
.13にそれぞれ設定して、発呼動作を行なっているの
で、宛先で使用可能な伝送パラメータを適切に設定でき
るので、確実にデータ伝送を行なうことができる。
とくに、アクセスユニツ1へを介してiJ S l) 
D Nに接続されているパケッj一端末装置を発呼する
とき、アクセスユニットが使用可能なパケットサイズお
よびウィンドサイズを設定しない場合には、伝送パラメ
ータの不整合が原因となって情報チャネルが確立されな
いので、本実施例は非常に有効である。
ところで、伝送パラメータのうち、交換方式情報の内容
が回線交換の場合のレイヤ3プロトコル情報の内容は、
次のようにして再設定することができる。
すなわち、レイヤ3のCCITT勧告T、勧告上ISO
標準l5O8208の判定は、次のようにして行なうこ
とができる。
Bチャネルの伝送機能としてISO標準l5O8208
を用いるとき、伝送開始時における伝送手順信号のやり
とりは、第9図(a)に示すように行なわれる。
まず、発端末は、リンク設定のためにレイヤ2の呼設定
信号SABMを送出し、着端末は、それを受は付ける場
合には信号UAを応答する。
それによって、レイヤ2が確立すると、レイヤ3をエン
ド・ツ・エンドで張るために、発端末は、信号SQを送
出し、着端末は、それを受は付ける場合には信号SFを
応答する。
このようにして、レイヤ3が確立すると、レイヤ4のト
ランスポートレイヤを開始するために、発端末は信号T
CRを送出し、着端末は、それを受は付ける場合には信
号TCAを応答する。
これにより、レイヤ4が確立し、それ以降は、より上位
レイヤの手順が行なわれ、データ伝送が行なわれる。
一方、Bチャネルの伝送機能としてCCI TT勧告1
’ 、 70を用いたとき、伝送開始時における伝送手
順信号のやりとりは、同図(b)に示すように行なわれ
る。
まず、発端末は、リンク設定のためにレイヤ2の呼設定
信号SABMを送出し、着端末は、それを受は付ける場
合には信号tlAを応答する。
それによって、レイヤ2が確立すると、この勧告T、7
0には、レイヤ3の手順がとくに定められていないので
、レイヤ4のトランスポートレイヤを31 開始するために、発端末は信号TCRを送出し、着端末
は、それを受は伺ける場合には信号TCAを応答する。
これにより、レイヤ4が確立し、それ以降は、より上位
レイヤの手順が行なわれ、データ伝送が行なわれる。
したがって、ISO標準l5O8208とCCI TT
勧告T、70とでは、レイヤ3以降の手順が相違するの
で、発端末および着端末は、レイヤ3を開始して最初に
やりとりした信号の内容で、いずれの伝送機能が使用さ
れているか知ることができる。
それにより、Bチャネル伝送制御部12.13は、相手
端末が使用するレイヤ3プロトコルを判定することがで
き、最初に設定されたものと相違する場合には、その旨
をシステム制御部lに通知する。
システム制御部lは、Bチャネル伝送制御部12.13
よりレイヤ3プロトコルが相違することが通知されたと
きには、伝送パラメータテーブルの対応する宛先のレイ
ヤ3プロトコル情報の内容を、そのときに使用したもの
に更新する。
32− また、これ以外のプロトコル内容など、伝送パラメータ
についても、おのおのの手順に特有な情報に基づいて、
適宜に学習機能を使用することができる。
ところで、上述した実施例では、テンキーを用いて操作
入力した宛先についての伝送パラメータを記憶していな
いが、このようにテンキー操作により入力された宛先に
ついても伝送パラメータを記憶しておくことは有効であ
り、次に、テンキー操作により入力された宛先について
も伝送パラメータを記憶する、本発明の他の実施例につ
いて説明する。
この場合、パラメータメモリ3には、第2図に示した伝
送パラメータテーブルの外に、第10図に示すような、
テンキー伝送パラメータテーブルを備える。
このテンキー伝送パラメータテーブルの1つの項目は、
伝送パラメータテーブルの項目からワンタッチダイアル
番号情報の欄を除去するとともに、その相手先との最新
の交信日付を記憶するため交信日付情報を追加した内容
をもつ。
この交信日付情報は、テンキー伝送パラメータテーブル
がフルになった後で新たな項目を登録するときに、その
新たな項目のための領域を確保するために消去してもよ
い項目を選択するための参照情報として用いられる。
すなわち、この場合には、交信日付が最古のものが、新
しい項目を登録するときに消去される。
以上の構成で、オペレータの発信操作が行なわれると、
システム制御部1は、そのときの宛先がワンタッチダイ
アル操作により入力されたのかどうかを調べる(判断2
01)。
判断201の結果がYESになるときには、フラグ11
丁をセットするとともにフラグF2Tをリセットしく処
理202)、そのときに操作されたワンタッチダイアル
に登録されている伝送パラメータテーブルの内容を読み
出して、その内容をDチャネル伝送制御部11およびそ
のときに起動されていないBチャネル伝送制御部12.
13にセットする(処理203)。
また、判断201の結果がNOになるときには、そのと
きにテンキーから入力されたアドレスが、伝送パラメー
タテーブルのISDNアドレス情報の要素として登録さ
れているかどうかを調べる(処理204)。
この処理204により、入力されたアドレスが伝送パラ
メータテーブルに登録されていることを発見すると(判
断205の結果がYES)、フラグFITをセットする
とともにフラグF2Tをリセットしく処理206)、そ
の登録内容を読み出してDチャネル伝送制御部11およ
びそのときに起動されていないBチャネル伝送制御部1
2.13にセットする(処理207)。
また、入力されたアドレスが伝送パラメータテーブルに
登録されていることを発見できずに判断206の結果が
Noになるときには、そのアドレスがテンキー伝送パラ
メータテーブルのISDNアドレス情報の要素として登
録されているかどうかを調べる(処理208)。
この処理208により、入力されたアドレスが伝送パラ
メータテーブルに登録されていることを発見すると(判
断209の結果がYES)、フラグFITをす5 セットするとともにフラグF2Tをセットしく処理21
0)、その登録内容を読み出してDチャネル伝送制御部
11およびそのときに起動されていないBチャネル伝送
制御部12.13にセットする(処理211)。
また、入力されたアドレスがテンキー伝送パラメータテ
ーブルに登録されていることを発見できずに判断209
の結果がNOになるときには、フラグFIT、F2Tを
ともにリセッ1−シて(処理212)、伝送パラメータ
としてデフォルト値をDチャネル伝送制御部11および
そのときに起動されていないBチャネル伝送制御部12
.13にセットする(処理213)。
このようにして、伝送準備が整うと、そのときの転送モ
ードが回線交換モードであるかどうかを調べ(判断21
4)、判断214の結果がYESになるときには、Dチ
ャネル伝送制御部11に回線交換モードのDチャネル呼
設定手順を行なわせて情報チャネルを確立しく処理21
5)、そのときに起動したBチャネル伝送制御部12.
13に回線交換モードのBチャネル伝送手順を行なわせ
て相手端末とのデータ伝送を実行する(処理216)。
そして、相手端末と36− のデータ伝送が終了するまで待機する(判断217のN
Oループ)。
データ伝送が終了して、判断217の結果がYESにな
るとDチャネル伝送制御部11により情報チャネルを解
放し、そのときにワンタッチダイアルフラグFITがセ
ットされているかどうかを調べ(判断218)、判断2
18の結果がYESになるときには、そのときに使用し
た伝送パラメータの内容で、伝送パラメータテーブルに
登録されているその宛先の伝送パラメータを更新する(
処理219)。
判断218の結果がNoになるときには、フラグF2T
がセットされているかどうかを調べ(判断220)、判
断220の結果がYESになるときには、そのときに使
用した伝送パラメータの内容で、テンキー伝送パラメー
タテーブルに登録されているその宛先の伝送パラメータ
を更新する(処理221)。
判断220の結果がNOになるときには、テンキー伝送
パラメータテーブルに新たにその宛先に関する伝送パラ
メータを登録する(処理222)。
また、転送モードがパケット交換モードに設定されてい
て、判断214の結果がNOになるときには、Dチャネ
ル伝送制御部11にパケット交換モードのDチャネル呼
設定手順を行なわせて情報チャネルを確立しく処理22
3)、そのときに起動したBチャネル伝送制御部12.
13にパケット交換モードのBチャネル伝送手順を行な
わせて相手端末とのデータ伝送を実行する(処理224
)。そして、相手端末とのデータ伝送が終了するまで待
機する(判断225のNOループ)。
そして、データ伝送が終了して、判断225の結果がY
ESになるとDチャネル伝送制御部11により情報チャ
ネルを解放し、判断218に移行して、それ以降の処理
を実行する。
このようにして、ワンタッチダイアル操作あるいはテン
キー操作により入力されたアドレスに対応した伝送パラ
メータが伝送パラメータテーブルに登録されているとき
には、その登録内容をDチャネル伝送制御部11および
そのときに起動されていないBチャネル伝送制御部12
.13にそれぞれ設定するとともに、テンキー操作によ
り入力されたアドレスに対応した伝送パラメータがテン
キー伝送パラメータテーブルに登録されているときには
、その登録内容をDチャネル伝送制御部11およびその
ときに起動されていないBチャネル伝送制御部12.1
3にそれぞれ設定して、発呼動作を行なっているので、
宛先で使用可能な伝送パラメータを適切に設定できるの
で、確実にデータ伝送を行なうことができる。
また、テンキー操作により入力されたアドレスに対応し
た伝送パラメータが、テンキー伝送パラメータテーブル
に登録されていないときには、その相手端末に関する伝
送パラメータを新たにテンキー伝送パラメータテーブル
に登録しているので、次に同一の宛先を発呼する場合に
、適切な伝送パラメータを設定することができる。
第12図(a) 、 (b)は、この実施例の着信検出
時の処理例を示している。
ISDNより呼設定メツセージ5ETUPを受信して、
着信検出すると、その呼設定メツセージS E TUP
の内容を解析して、相手端末と端末機能が一致39− するかどうかを調べる(判断301)。判断301の結
果がNOになるときには、その着信を無視する(処理3
02)。
判断301の結果がYESになるときには、その呼設定
メツセージ5ETUPに発番号情報要素が含まれている
かどうかを調べる(判断303)。
判断303の結果がNOになるときには、フラグFIR
F2Rをリセッ1−するとともにフラグF3Rをセット
する(処理304)。
また、判断303の結果がNOになるときには、その発
番号情報要素に設定されているアドレス(以下、発アド
レスという)が、伝送パラメータテーブルのISDNア
ドレス情報の要素として登録されているかどうかを調べ
る(処理306)。
この処理306により、発アドレスが伝送パラメータテ
ーブルに登録されていることを発見すると(判断307
の結果がYES)、フラグFIRをセットするとともに
フラグF2R,F3Rをリセットする(処理308)。
また、発アドレスが伝送パラメータテーブルに登録され
ていることを発見できずに判断310の結果がNoにな
るときには、その発アドレスがテンキー伝送パラメータ
テーブルのISDNアドレス情報の要素として登録され
ているかどうかを調人る(処理310)。
この処理310により、発アドレスが伝送パラメータテ
ーブルに登録されていることを発見すると(判断311
(7)結果が’/ES)、’7 =)グFIR,F3R
をリセットするとともにフラグF2Rをセットする(処
理312)。
また、発アドレスがテンキー伝送パラメータテーブルに
登録されていることを発見できずに判断311の結果が
NOになるときには、フラグFIR,F2R,F3Rを
リセットする(処理314)。
このようにして、伝送準備が整うと、呼設定メツセージ
5ETUPの内容に基づいて、そのときの転送モードが
回線交換モードであるかどうかを調べ(判断316)、
判断316の結果がYESになるときには、Dチャネル
伝送制御部11に回線交換モードのDチャネル呼設定手
順を行なわせて情報チャネルを確立しく処理317)、
そのときに起動したBチャネル伝送制御部12.13に
回線交換モードのBチャネル伝送手順を行なわせて相手
端末とのデータ伝送を実行する(処理318)。そして
、相手端末とのデータ伝送が終了するまで待機する(判
断319のNOループ)。
データ伝送が終了して、判断319の結果がYESにな
るとDチャネル伝送制御部11により情報チャネルを解
放し、そのときにワンタッチダイアルフラグFIRがセ
ットされているかどうかを調べ(判断320)、判断3
20の結果がYESになるときには、そのときに使用し
た伝送パラメータの内容で、伝送パラメータテーブルに
登録されているその発アドレスの伝送パラメータを更新
する(処理321)。
判断320の結果がNOになるときには、フラグF2R
がセットされているかどうかを調べ(判断322)、判
断322の結果がYESになるときには、そのときに使
用した伝送パラメータの内容で、テンキー伝送パラメー
タテーブルに登録されているその発アドレスの伝送パラ
メータを更新する(処理323)。
判断322の結果がNOになるときには、フラグF3R
がセットされているかどうかを調べ(判断324)、判
断324の結果がNoになるときには、テンキー伝送パ
ラメータテーブルに新たにその発アドレスに関する伝送
パラメータを登録する(処理324)。また、判断32
4の結果がYESになるときには、呼設定メツセージ5
ETIIPに発番号情報要素が含まれていなかった場合
なので、伝送パラメータテーブルおよびテンキー伝送パ
ラメータテーブルの更新を行わずに終了する。
また、転送モードがパケット交換モードに設定されてい
て、判断316の結果がNoになるときには、Dチャネ
ル伝送制御部11にパケット交換モードのDチャネル呼
設定手順を行なわせて情報チャネルを確立しく処理32
6)、そのときに起動したBチャネル伝送制御部12.
13にパケット交換モートのBチャネル伝送手順を行な
わせて相手端末とのデータ伝送を実行する(処理327
)。そして、相手端末とのデータ伝送が終了するまで待
機する(判断328のNOループ)。
そして、データ伝送が終了して、判断328の結果がY
ESになるとDチャネル伝送制御部11により一43= 情報チャネルを解放し、判断320に移行して、それ以
降の処理を実行する。
このようにして、着信検出時に受信した呼設定メツセー
ジ5ETUPに発番号情報要素が含まれている場合には
、その発アドレスに対応した伝送パラメータが伝送パラ
メータテーブルに登録されているときには、その登録内
容をDチャネル伝送制御部11およびそのときに起動さ
れていないBチャネル伝送制御部12.13にそれぞれ
設定するとともに、発アドレスに対応した伝送パラメー
タがテンキー伝送パラメータテーブルに登録されている
ときには、その登録内容をDチャネル伝送制御部11お
よびそのときに起動されていないBチャネル伝送制御部
12.13にそれぞれ設定して、着信検出時の動作を行
なっているので、確実にデータ伝送を行なうことができ
る。
また、発アドレスに対応した伝送パラメータが、伝送パ
ラメータテーブルあるいはテンキー伝送パラメータテー
ブルのいずれにも登録されていないときには、その相手
端末に関する伝送パラメータ4− を新たにテンキー伝送パラメータテーブルに登録してい
るので、折り返し、その発アドレスの宛先を発呼する場
合に、適切な伝送パラメータを設定することができる。
第13図は、テンキー伝送パラメータテーブルに、新た
に項目を登録するときの処理例を示す。
まず、テンキー伝送パラメータテーブルがフルになって
いるかどうかを調べる(判断401)。
判断401の結果がYESになるときには、そのときに
登録されている項目のうち、最も交信日付情報の内容が
古い項目を探しく処理402)、その古い項目の内容を
消去して(処理403)、その古い項目を選択項目に指
定しく処理404)、その選択項目に対して新たに伝送
パラメータを登録する(処理405)。
また、判断401の結果がNoになるときには、空いて
いる項目の領域を1つ探してそれを選択項目に指定しく
処理406)、処理405に移行して、新たに伝送パラ
メータを登録する。
なお、この実施例では、テンキー伝送パラメータテーブ
ルがフルになったときに消去する項目を、交信日付の最
も古いものに設定しているが、この判断のための情報は
、これに限ることはなく、また、複数の情報を組み合わ
せて用いることもできる。
なお、上述した実施例では、グループ4フアクシミリ装
置について本発明を適用したが、それ以外のISDN端
末装置についても、本発明を同様にして適用することが
できる。また、上述した実施例のグループ4フアクシミ
リ装置は、音声通話機能を備えていないが、音声通話機
能を備えたものについても、本発明を同様にして適用す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ワンタッチダイ
アルに登録されているおのおのの宛先について使用する
伝送条件を登録した伝送条件情報テーブルを記憶した記
憶手段を備え、直接ダイアル操作されて宛先情報が入力
されたとき、その宛先情報と同じ内容の宛先情報に対し
て登録されている伝送条件を伝送条件情報テーブルより
読み出し、その伝送条件を用いて呼設定手順を行なって
いるので、ワンタッチダイアルを用いて宛先を指定した
場合、および、直接ダイアル操作して宛先情報を入力し
た場合のいずれの場合でも、その宛先が使用可能な伝送
条件を用いて宛先を発呼する呼設定手順を行なうことが
できるという効果を得る。
または、直接操作されて入力された宛先について使用す
る伝送条件を登録した直接操作伝送条件情報テーブルを
記憶した記憶手段を備え、直接ダイアル操作されて宛先
情報が入力されたとき、その宛先情報と同じ内容の宛先
情報に対して登録されている伝送条件を直接操作伝送条
件情報テーブルより読み出し、その伝送条件を用いて呼
設定手順を行なっているので、直接ダイアル操作して宛
先を入力した場合に、その宛先が使用可能な伝送条件を
用いて宛先を発呼する呼設定手順を行なうことができる
という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ47− ファクシミリ装置を示すブロック図、第2図は伝送パラ
メータテーブルの一例を示す概略図、第3図はネットワ
ークモデルの一例を示す概略図、第4図は回線交換モー
ドでの呼設定手順の一例を示すタイムチャート、第5図
はアクセスユニットを用いてPSPDHのパケット端末
装置とデータ伝送する場合の呼設定手順の一例を示すタ
イムチャート、第6図はISDNに備えられているパケ
ット処理装置を用いる場合の呼設定手順の一例を示すタ
イムチャート、第7図(a)は呼接続用のメツセージの
信号形式を示した概略図、同図(b)は呼設定メツセー
ジの情報要素の一例を示す概略図、第8図は発呼時の処
理例を示すフローチャート、第9図(a)はISO標準
l5O8208の伝送手順の一例を示す概略図、同図(
b)はCCITT勧告T、70の伝送手順の一例を示す
概略図、第10図はテンキー伝送パラメータテーブルの
一例を示す概略図、第11図(a) 、 (b)は本発
明の他の実施例にかかる発呼時の処理例を示すフローチ
ャート、第12図(a) 、 (b)は本発明の他の実
施例にかかる着信時の処理例を示8− すフローチャート、第13図はテンキー伝送パラメータ
テーブルに新規登録するときの処理例を示すフローチャ
ートである。 ■・・・システム制御部、2・・・システムメモリ、3
・・・パラメータメモリ、11・・・Dチャネル伝送制
御部、12.13・・・Bチャネル伝送制御部。 (a) 第 図 (b) 第 0 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワンタッチダイアル機能を備えたISDN端末装
    置の制御方法において、ワンタッチダイアルに登録され
    ているおのおのの宛先について使用する伝送条件を登録
    した伝送条件情報テーブルを記憶した記憶手段を備え、
    直接ダイアル操作されて宛先情報が入力されたとき、そ
    の宛先情報と同じ内容の宛先情報に対して登録されてい
    る伝送条件を上記伝送条件情報テーブルより読み出し、
    その伝送条件を用いて呼設定手順を行なうことを特徴と
    するISDN端末装置の制御方法。
  2. (2)伝送路としてISDNを用いるISDN端末装置
    の制御方法において、直接操作されて入力された宛先に
    ついて使用する伝送条件を登録した直接操作伝送条件情
    報テーブルを記憶した記憶手段を備え、直接ダイアル操
    作されて宛先情報が入力されたとき、その宛先情報と同
    じ内容の宛先情報に対して登録されている伝送条件を上
    記直接操作伝送条件情報テーブルより読み出し、その伝
    送条件を用いて呼設定手順を行なうことを特徴とするI
    SDN端末装置の制御方法。
JP1271824A 1989-06-29 1989-10-20 Isdn端末装置の制御方法 Expired - Fee Related JP2984011B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05167637A (ja) * 1991-12-16 1993-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信端末装置

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