JPH038820A - スラブ糸用精紡機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスラブ糸用精紡機に関し、さらに詳細には任意
の回転速度を無段階、巨つ瞬時に行うことによって任意
の太さと長さのスラブ糸を発現させると共に頻繁な繰返
し動作にも摩耗損傷の少ないドラフト装置を備えたスラ
ブ糸用精紡機に関する。

（従来の技術） 一般に精紡機においてスラブ糸を発生させる方法として
、ドラフト装置における。バックボトムローラとフロン
トボトムローラの間の回転速度差を利用するものがある
が、従来においてはクラッチ切換方式によるものが殆と
てあった。しかし、この方法によるとクラッチの開閉動
作は励磁動作て行うが、該動作は短時間の処理を要する
ため動作ミスが発生し易く、また頻繁な動作のために部
品の摩耗損傷が著しいという欠点があった。

（発明が解決しようとする課題） また、前記従来の方法によると、バックボトムローラの
回転速度は、低速と高速のように限られた組合せしか得
られず、無段階に変えることはできず、従って一定の糸
の太さと長さのものしか得られないという欠点があった
。

そこで本発明は、前記従来の欠点を除くために、フロン
トボトムローラ及びバックボトムローラの駆動に各々サ
ーボモータを採用し、該フロントボトムローラとバック
ボトムローラの回転速度が、２各々のサーボモータの変
速回転に対応して任意に無段階、且つ瞬時に変化すると
共に、前記フロン！・ボトムローラとバックボトムロー
ラとの回転速度差に対応した任意のドラフト発現により
、任意の太さと長さのスラブ糸を発現させると共に頻繁
な繰返し動作にも摩耗損傷の少ないドラフト装置を備え
たスラブ糸用精紡機を提供することを目的とするもので
ある。

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成させるため、本発明の構成を実施例に
対応する第１図及び第２図を用いて説明する。

卯ち、 １）、精紡機において、 第１サーボモータ（１）と第２サーボモータ（２）とが
、各々フロントボトムローラ（３）とバックボトムロー
ラ（４）とに連結して無段階に変速回転し、該フロント
ボトムローラ（３）とバックボトムローラ（４）間に前
記第１サーボモータ（１）と第２サーボモータ（２）と
の回転速度差に対応した任意のドラフトを発現するトラ
フ！・装置（Ａ）を備えたことを特徴とするスラブ糸用
精紡機、 ２）、フロントボトムローラ（３）の回転速度を捉えて
中央処理ＳＮ置く１０）に送信する第１エンコーダ（５
）と、バックボトムローラ（４）の回転速度を捉えてコ
ンパレータ（Ｘ）に送信する第２エンコーダ（６）とを
備えたことを特徴とする請求項１記載のスラブ糸用精紡
機、 ３）、第１サーボモータ（１）に連結したフロントボト
ムローラ（３）に、近接センサ（７）により動作する加
熱巻取装置が係合したことを特徴とする請求項１又は２
記載のスラブ糸用精紡機、 ４）、第２サーボモータ（２）の無段階な変速回転を任
意に発現する手段として、可聴周波数領域の音波の周波
数による信号と、あらかじめＲＡＭ（１１）又はＲＯＭ
（１２）に記憶しておいたデータを演算し、制御する中
央処理装置（１０）を備えたことを特徴とする請求項１
〜３記載のうちいずれかのスラブ糸用精紡機、 ５）、基準電源（１３）を備え、かつ以下イ）〜へ）の
各部間において各々フェールセーフ機構（１）〜（６）
を有することを特徴とする請求項３〜５記載のうちいず
れかのスラブ糸用精紡機、イ）フェールセーフ（１）は
、バックボトムローラ（４）と第２サーボモータ（２）
との各部間、口）フエールセーフ（２）は、フロントボ
トムローラ（３）と第１サーボモータ（１）との各部間
、ハ）フエールセーフ（３）は、中央処理袋［７（１０
）と第２エンコーダ（６）との各部間、二）フェールセ
ーフ（４）は、第１エンコーダ（５）と第２エンコーダ
（６）との各部間、ホ）フェールセーフ（５）は、第１
エンコーダ（５）と近接センサ（７）との各部間、 へ）フェールセーフ（６）は、中央処理１置（１０）と
基準電源（１３）との各部間、 ６）、第１サーボモータ（１）と第２サーボモータ（２
）とが、各々フロントボトムローラ（３）とバックボト
ムローラ（４）とに連結して無段階に変速し、該フロン
トボトムローラ（３）とバックボトムローラ（４）との
間に前記第１サーボモータ（１）と第２サーボモータ（
２）との回転速度差に対応した任意のトラフトを発現す
るドラフト装置（Ａ）を備えた精紡機であって、 該精紡機は、 ■前記フロントボトムローラ（３）の回転速度を捉えて
中央処理装置（１０）に送信する第１エンコーダ（５）
と、バックボトムローラ（４）の回転速度を捉えてコン
パレータ（Ｘ）に送信する第２エンコーダ（６）と、基
準電源（１３）とを備え、■面記第１サーボモータ（１
）に連結した前記フロントボトムローラ（３）に、近接
センサ（７）により動作する加熱巻取装置が係合し、 ■前記第２サーボモータ（２）の無段階な変速回転を任
意に発現する手段として、可聴周波数領域の音波の周波
数による信号と、あらかじめＲＡＭ（１１）又はＲＯＭ
（１２）に記憶しておいたデータを演算し、制御する中
央処理装置（１０）を備え、■イ）前記バックボトムロ
ーラ（４）と前記第２サーボモータ（２）との各部間、 口）前記フロントボトムローラ（３）と航記第１サーボ
モータ（１）との各部間、 ハ〉前記中央処理装置（１０）と前記第２エンコーダ（
６）との各部間、 二）前記第１エンコーダ（５）と前記第２エンコーダ（
６）との各部間、 ホ）前記第１エンコーダ（５）と前記近接センサ（７）
との各部間、 へ）前記中央処理装置（１０）と前記基準電源（１３）
との各部間、 の各部間において各々フェールセーフ機構を有すること
を特徴とするスラブ糸用精紡機、を各々内容とするもの
である。

（作用） そして、上記本発明を採用した場合の作用を以下実施例
に対応する図面に基づいて説明する。

即ち、第１図又は第２図において、請求項１記載の場合
、無段階に変速回転する第１サーボモータ（りと第２サ
ーボモータ（２）とが、各々フロントボトムローラ（３
）とバックボトムローラ（４）とに連結して、該フロン
トボトムローラ（３）とバックボトムローラ（４）とに
任意の回転速度を与える。

また、請求項２記載の場合、第１エンコーダ（５）は、
フロントボトムローラ（３）の回転速度を捉えて中央処
理装置（１０）に送信腰　該中央処理装置（１０）は、
前記送信結果に基づいて演算し、第２サーボモータ（２
）を制御し、また第２エンコーダ（６）は、バックボト
ムローラ（４）の回転速度を捉えてコンパレータ（Ｘ）
に送信し、該コンパレータ（Ｘ）は、前記中央処理装置
（１０）の送信結果と比較演算する。

次に、請求項３記載の場合、第１サーボモータ（１）に
連結するフロントボトムローラ（３）に係合した図には
表れていない公知の加熱巻取装置は、前記フロントボト
ムローラ（３）の回転速度と前記加熱巻取装置の巻取速
度との速度差に対応した（然数をスラブ糸に与える。

また、請求項４記載の場合、中央処理装置（ｌＯ）は、
外部からの可聴周波数領域の音波の周波数による信号と
、あらかじめＲＡＭ（１１）に記憶しておいたデータに
よる信号と第１エンコーダ（５）による周波数とによっ
て比例演算し、制御し、又はあらかじめＲＯＭ（１２）
に記憶しておいたデータを可聴周波数領域の音波の周波
数に変換した信号と第１エンコーダ（５）による周波数
とを比例演算し、制御することによって、第２サーボモ
ータ（２）に前記周波数による信号に対応した回転速度
を与える。

次に、請求項５記載の場合、フェールセーフ機構を有し
ていて以下の如く各部間において作用する。

イ）バックボトムローラ（４）と第２サーボモータ（２
）との各部間において支障が発生すれは、インバータ（
■）がサーボドライバ（１）よりオーバーロード信号（
ａ）を受けてメインモータ（１４）の駆動を停止させる
と共に精紡機全体の駆動を停止させる。

口）フロントボトムローラ（３）と第１サーボモータ（
１）との各部間において支障が発生すれは、インバータ
（ｎ）がサーボドライバ＜ｍ＞よりオーバーロード信号
（Ｃ）を受けてメインモータ（１４）の駆動を停止させ
ると共に精紡機全体の駆動を停止させる。

ハ）中央処理装置（ｌＯ）と、第２エンコーダ（６）と
の各部間において支障が発生すればリレー（１）が作動
し、インバータ（ｎ）にてメインモータ（１４）の駆動
を停止させると共に精紡機全体の駆動を停止させる。

二）第１エンコーダ（５）と第２エンコーダ（６）との
各部間において支障が発生すればリレー（３）が作動し
、インバータ（ＩＩ）にてメインモータ（１４）の駆動
を停止させると共に精紡機全体の駆動を停止させる。

ホ）第１エンコーダ（５）と近接センサ（７）との各部
間において支障が発生すればリレー（４）が作動し、イ
ンバータ（ｎ）にてメインモータ（１４）の駆動を停止
させると共に精紡機全体を停止させる。

へ）中央処理装置（１０）と基準電［（１３）との各部
間において支障が発生すればリレー（２）が作動し、イ
ンバータ（ＩＩ）にてメインモータ（１４）の駆動を停
止させると共に精紡機全体を停止させる。

（実施例） 以下図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明
するが、これは最も良いと思われるものを示したもので
あり、以下実施例によって本発明が限定されるものでは
ない。

つまり、第１図に示す如く、ドラフト装置（八）におい
て第１サーボモータ（１）は、フロントボトムローラ（
３）と連結し、且つ、ドライプーリ（８）と同軸に取付
けられたギヤ（９）と近接センサ（７）と第２図に示す
ようにメインモータ（ｉ４）とに係合している。

また、前記フロントボトムローラ（３）は、第１エンコ
ーダ（５）及び図には表れていない公知の加熱巻取装置
に係合している。

そして、第２サーボモータ（２）は、ソーティスローラ
（Ｒ）を介してバックボトムローラ（４）と連結し、該
バックボトムローラ（４）は第２エンコーダ（６）に係
合している。

また、本発明のスラブ糸用精紡機は、第２図に示す如く
、中央処理装置（１０）と、ＲＡＭ（１１）、又はＲＯ
Ｍ（１２）を備えていて、該中央処理装置（１０）は、
外部からの可聴周波数領域の音波の周波数による信号と
、あらかじめＲＡ　Ｍ（１１）に記憶させておいたデー
タによる信号と第１エンコーダ（５）による周波数とを
比例演算し、制御し、又はあらかじめＲＯＭ（１２）に
記憶させておいたデータを可聴周波数領域の音波の周波
数に変換した信号と第１エンコーダ（５）による周波数
とを比例演算し、制御することによって前記周波数に対
応した回転速度を前記第２サーボモータ（２）に与える
。

また、第２エンコーダ（６）は、バックボトムローラ（
４）の回転速度を捉えてコンパレータ（Ｘ）に送信し、
該コンパレータ（Ｘ）は、前記中央処理装置（１０）の
送信結果と比較演算する。

そして、メインモータ（１４）の回転速度は、近接セン
サ（７）で計り、分周器（１５）及びサーボドライバ（
ｍ）を経て、該メインモータ（１４）に対応した回転速
度を第１サーボモータ（１）に与える。

さらに、 イ）バックボトムローラ（４）と第２サーボモータ（２
）との各部間におけるフェールセーフ■、口）フロント
ボトムローラ（３）と第１サーボモータク１）との各部
間におけるフエールセーフ（２）、ハ）中央処理装置（
ｌＯ）と第２エンコーダ（６）との各部間におけるフエ
ールセーフ（３）、二）第２エンコーダ（６）と第１エ
ンコーダ（５）との各部間におけるフェールセーフ■、 ホ）第１エンコーダ（５）と加熱巻取装置との各部間に
おけるフェールセーフ■、 へ）中央処理装置（１０）と基準電［（１３）との各部
間におけるフェールセーフ■、 の各々のフェールセーフ機構ミこおいては、第１図及び
第２図に示す如く、前記フェールセーフ（１）は、例え
ばバックボトムローラ（４）の回転の過負荷により第２
サーボモータ（２）の回転が不能になったとき、第２サ
ーボモータ（２）からのアーラム信号（ｂ）をサーボド
ライバ（Ｉ）が受信し、オーバロード信号（ａ）を発し
、ＡＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（■）にてメイ
ンモータ（１４）の駆動を停止させると共に精紡機全体
の駆動が停止する。

また、フエールセーフ（２）は、例えばフロントボトム
ローラ（３）の回転の過負荷により第１サーボモータ（
１）の回転が不能になったとき、第１サーボモータ（１
）からのアラーム信号（ｄ）をサーボドライバ（［［）
が受信し、オーバーロード信号（Ｃ）を発し、ＡＮＤ回
路（イ）を経て、インバータ（■）にてメインモータ（
１４）の駆動を停止させると共に精紡機全体の駆動が停
止する。

次に、前記フエールセーフ（３）は、例えば中央処理Ｈ
置（１０）からの出力周波数（ｆｉ＋　）がサーボドラ
イバ（Ｉ）に人力され、第２エンコーダ（６）に支障が
あれば中央処理装置（１０）からの出力周波数（ｆｌり
と第２エンコーダからの出力周波数（ｆｌ）のコンパレ
ータ（Ｘ）がアンバランスになり、リレー（１）が作動
してＡＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（ｎ）にてメ
インモータ（１４）の駆動を停止させると共に精紡機全
体の駆動が停止する。

また、前記フェールセーフ（４）は、第１エンコーダ（
５）と第２エンコーダ（６）のうちいずれか或は両方に
支障があればＮＡＮＤ回路（０）によりリレー（３）が
作動する。例えば、第２エンコーダ（６）からの出力周
波数（ｆｌ）によるリドリガーワンショットがＬレベル
になり、また第１エンコーダ（５）からの出力周波数（
ｆｅ）によるリドリガーワンショットがＨレベルになり
、ＮＡＮＤ回路（ロ）によりリレー（３）が作動し、Ａ
ＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（ｎ）にてメインモ
ータ（１４）の駆動を停止ヒさせると共に精紡機全体の
駆動を停止させる。

そして、フェールセーフ（５）は、例えば近接センサ（
７）に支障があれば、第１エンコーダ（５）の出力周波
数（ｆｅ）と近接センサ（７）の出力周波数（ｆ３）の
コンパレータ（Ｙ）がアンバランスになり、リレー（４
）が作動し、ＡＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（ｎ
）にてメインモータ（１４）の駆動を停止させると共に
精紡機全体の駆動を停止させる。

また、第１エンコーダ（５）の出力周波数（ｆｅ）は中
央処理装置（ｌＯ）の同期信号となるため出力周波数（
ｆｅ）が不安定になったときもリレー（４）が作動して
ＡＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（ｎ）にてメイン
モータ（１４）の駆動を停止させると共に精紡機全体を
停止させる。

また、フェールセーフ（６）は、例えば中央処理装置（
ｌＯ）があらかじめ規定された出力周波数（ｆｅ）以上
の周波数が出力されたときに基準電源（１３）の出力と
コンパレータ（Ｚ）がアンバランスになり、リレー（２
）が作動してＡＮＤ回路（イ）を経て、インバータ（ｎ
）にてメインモータ（１４）の駆動を停止させると共に
精紡機全体の駆動を停止させる。

尚、上記フェールセーフ（１）〜（６）においては、精
紡機の運転始動時に各コンパレータのアンバランスによ
って作動しないようにリレー用電源に遅延タイマーを設
けることが望ましい。

（発明の効果） 以上説明した通り、本発明を採用することにより、 ■フロントボトムローラとバックボトムローラの回転速
度が各々第１サーボモータと第２サーボモータとの変速
回転に対応して任意に漸段階、且つ瞬時に変化すると共
に、フロントボトムローラとバックボトムローラとの回
転速度差に対応した任意のドラフト発現により、任意の
太さと長さのスラブ糸を発現させると共に、頻繁な繰返
し動作にも摩耗損傷の少ないドラフト装置を備えたスラ
ブ糸用精紡機が得られ、 ■請求項２記載の場合は、第１エンコーダ及び第２エン
コーダを備えることによって、各々第１サーボモータと
第２サーボモータとに連結した各々フロントボトムロー
ラとバックボトムローラの実際の回転速度を把握するこ
とができるので、あらかじめ設定した回転速度との差が
常時把握でき、■請求項３記載の場合は、第１サーボモ
ータに連結したフロントボトムローラの回転速度と、該
フロントボトムローラに係合した加熱巻取装置の巻取速
度との間の任意の速度差により任意の撚数をスラブ糸に
与え、 ■請求項４記載の場合は、第２サーボモータの回転速度
が任意の可聴周波数領域の音波の周波数に対応して得ら
れ、 ■請求項５記載の場合は、フェールセーフ機構の作用に
よって各部間における支障に応じてメインモータと精紡
機全体の浮上機能が働き、早期に支障を発見し、不具合
発生の減少に寄与するのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスラブ糸用精紡機の実施例におけるド
ラフト装置部の縮小子′Ｗｉ図、第２図は本発明のスラ
ブ糸用精紡機の実施例におけるフェールセーフ機構の構
成を示すブロック図である。 符号の説明 １・・・第１サーボモータ、２・・・第２サーボモータ
、３・・・フロントボトムローラ、４・・・バックボト
ムローラ、５・・・第１エンコーダ、６・・−第２エン
コーダ、７・・・近接センサ、１０・・・中央処理装置
、１１・・・ＲＡＭ、　　＋２・・・ＲＯＭ、１３・・
・基準電源、Ａ・・・ドラフト装置、Ｘ・・・コンパレ
ータ。 以　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）、精紡機において、 第１サーボモータと第２サーボモータとが、各々フロン
   トボトムローラとバックボトムローラとに連結して無段
   階に変速回転し、該フロントボトムローラとバックボト
   ムローラ間に前記第１サーボモータと第２サーボモータ
   との回転速度差に対応した任意のドラフトを発現するド
   ラフト装置を備えたことを特徴とするスラブ糸用精紡機
   。 ２）、フロントボトムローラの回転速度を捉えて中央処
   理装置に送信する第１エンコーダと、バックボトムロー
   ラの回転速度を捉えてコンパレータに送信する第２エン
   コーダとを備えたことを特徴とする請求項１記載のスラ
   ブ糸用精紡機。 ３）、第１サーボモータに連結したフロントボトムロー
   ラに、近接センサにより動作する加撚巻取装置が係合し
   たことを特徴とする請求項１又は２記載のスラブ糸用精
   紡機。 ４）、第２サーボモータの無段階な変速回転を任意に発
   現する手段として、可聴周波数領域の音波の周波数によ
   る信号と、あらかじめＲＡＭ又はＲＯＭに記憶しておい
   たデータを演算し、制御する中央処理装置を備えたこと
   を特徴とする請求項１〜３記載のうちいずれかのスラブ
   糸用精紡機。 ５）、基準電源を備え、かつ以下イ）〜ヘ）の各部間に
   おいて各々フェールセーフ機構（１）〜（６）を有する
   ことを特徴とする請求項３〜５記載のうちいずれかのス
   ラブ糸用精紡機。 イ）フェールセーフ（１）は、バックボトムローラと第
   ２サーボモータとの各部間。 ロ）フエールセーフ（２）は、フロントボトムローラと
   第１サーボモータとの各部間。 ハ）フエールセーフ（３）は、中央処理装置と第２エン
   コーダとの各部間。 ニ）フェールセーフ（４）は、第１エンコーダと第２エ
   ンコーダとの各部間。 ホ）フェールセーフ（５）は、第１エンコーダと近接セ
   ンサとの各部間。 ヘ）フェールセーフ（６）は、中央処理装置と基準電源
   との各部間。 ６）、第１サーボモータと第２サーボモータとが、各々
   フロントボトムローラとバックボトムローラとに連結し
   て無段階に変速し、該フロントボトムローラとバックボ
   トムローラとの間に前記第１サーボモータと第２サーボ
   モータとの回転速度差に対応した任意のドラフトを発現
   するドラフト装置を備えた精紡機であって、 該精紡機は、 （１）前記フロントボトムローラの回転速度を捉えて中
   央処理装置に送信する第１エンコーダと、バックボトム
   ローラの回転速度を捉えてコンパレータに送信する第２
   エンコーダと、基準電源とを備え、 （２）前記第１サーボモータに連結した前記フロントボ
   トムローラに、近接センサにより動作する加熱巻取装置
   が係合し、 （３）前記第２サーボモータの無段階な変速回転を任意
   に発現する手段として、可聴周波数領域の音波の周波数
   による信号と、あらかじめＲＡＭ又はＲＯＭに記憶して
   おいたデータを演算し、制御する中央処理装置を備え、 （４）イ）前記バックボトムローラと前記第２サーボモ
   ータとの各部間、 ロ）前記フロントボトムローラと前記第１サーボモータ
   との各部間、 ハ）前記中央処理装置と前記第２エンコーダとの各部間
   、 ニ）前記第１エンコーダと前記第２エンコーダとの各部
   間、 ホ）前記第１エンコーダと前記近接センサとの各部間、 ヘ）前記中央処理装置と前記基準電源との各部間、 の各部間において各々フエールセーフ機構を有すること
   を特徴とするスラブ糸用精紡機。