JPH0386617A - 流体圧式アクティブサスペンション - Google Patents

流体圧式アクティブサスペンション

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JPH0386617A
JPH0386617A JP22486789A JP22486789A JPH0386617A JP H0386617 A JPH0386617 A JP H0386617A JP 22486789 A JP22486789 A JP 22486789A JP 22486789 A JP22486789 A JP 22486789A JP H0386617 A JPH0386617 A JP H0386617A
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Toshio Yuya
油谷 敏男
Shuichi Takema
修一 武馬
Takashi Yonekawa
米川 隆
Kunihito Sato
国仁 佐藤
Masaki Kasai
正樹 河西
Toshiaki Hamada
敏明 浜田
Takami Sugiyama
孝美 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌のアクティブサスペンション
に係り、更に詳細には流体圧式のアクティブサスペンシ
ョンに係る。
従来の技術 自動車等の車輌のアクティブサスペンションの一つとし
て、各車輪と車体との間に配設された流体圧アクチュエ
ータと、アクチュエータに対し作動流体を給排する作動
流体給排手段と、車輌の走行状態に応じて作動流体給排
手段を制御する制御手段とを備えた流体圧式のアクティ
ブサスペンションが既に知られている。
また例えば特公表60−500662号公報に記載され
ている如く、流体圧式のアクティブサスペンションに於
て、アクチュエータ内の圧力が車輌の走行状態に応じた
基準圧と基準車高と実際の車高との間の偏差の積分値に
応じた補正圧との和になるよう作動流体給排手段を制御
することも既に知られており、かかる流体圧式のアクテ
ィブサスペンションによればアクチュエータ内の圧力が
車高の偏差の積分値に応じた補正圧に制御されない場合
に比して、車高調整を安定的に行わせることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしかかる流体圧式のアクティブサスペンションに於
ては、例えば車輌の積載荷重が非常に高く、これに起因
して実際の車高と基準車高との間の偏差が非常に大きい
場合には、車高の偏差の積分値が過大になって車高の偏
差の積分値に応じた補正圧が大きくなり過ぎ、そのため
車高の偏差の積分値に応じた補正圧に基くアクチュエー
タ内の圧力に対する制御が車輌の走行状態に応じた基準
圧に基く制御を凌駕し、その結果車体の姿勢制御が有効
に行われなくなることがある。
本発明は、車高の偏差の積分値に応じた補正圧によって
もアクチュエータ内の圧力が制御されるよう構成された
従来の流体圧式アクティブサスペンションに於ける上述
の如き問題に鑑み、車高の偏差の積分値が過大になるこ
とに起因して車体の姿勢の制御が有効に行われなくなる
ことがないよう改良された流体圧式のアクティブサスペ
ンションを提供することを目的をとしている。
課題を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、各車輪と車体との
間に配設された流体圧アクチュエータと、前記アクチュ
エータに対し作動流体を給排する作動流体給排手段と、
各車輪に対応する部位の車高を検出する手段と、前記ア
クチュエータ内の圧力が車輌の走行状態に応じた基準圧
と基準車高と実際の車高との間の偏差の積分値に応じた
補正圧との和になるよう前記作動流体給排手段を制御す
る制御手段とを有し、前記制御手段は前記偏差の積分値
の大きさが所定値を越えるときには該偏差の積分値の大
きさを低減補正するよう構成された流体圧式アクティブ
サスペンションにって達成される。
発明の作用 上述の如き構成によれば、アクチュエータ内の圧力が車
輌の走行状態に応じた基準圧と基準車高と実際の車高と
の間の偏差の積分値に応じた補正圧との和になるよう作
動流体給排手段を制御する制御手段は、車高の偏差の積
分値の大きさが所定値を越えるときには該偏差の積分値
の大きさを低減補正するよう構成されている。
従って例えば車輌の積載荷重が非常に高く、これに起因
して車高の偏差の積分値が過大になる場合にも、低減補
正された車高の偏差の積分値に基きアクチュエータ内の
圧力が制御されるので、車高の偏差の積分値に応じた補
正圧による制御が車輌の走行状態に応じた基準圧に基く
制御を凌駕して車体の姿勢制御が有効に行われなくなる
ことが回避される。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明による流体圧式アクティブサスペンショ
ンの一つの実施例の流体回路を示す概略構成図である。
図示のアクティブサスペンションの流体回路は、それぞ
れ図には示されていない車輌の右前輪、左前輪、右後輪
、左後輪に対応して設けられたアクチュエータI P!
?、 I FL、 I RR,11?Lを有しており、
これらのアクチュエータはそれぞれ作動流体室2PR,
2F]、、2RR,2RLを有している。
また図に於て、4は作動流体としての作動油を貯容する
リザーブタンクを示しており、リザーブタンク4は途中
に異物を除去するフィルタ8が設けられた吸入流路10
によりポンプ6の吸入側と連通接続されている。ポンプ
6にはその内部にて漏洩した作動流体をリザーブタンク
4に回収するドレン流路12が接続されている。ポンプ
6はエンジン14により回転駆動されるようになってお
り、エンジン14の回転数が回転数センサ16により検
出されるようになっている。
ポンプ6の吐出側には高圧流路18が接続されている。
高圧流路18の途中にはポンプより各アクチュエータへ
向かう作動流体の流れのみを許す逆止弁20が設けられ
ており、ポンプ6と逆止弁20との間にはポンプより吐
出された作動流体の圧力脈動を吸収してその圧力変化を
低減するアテニュエータ22が設けられている。高圧流
路18には前輪用高圧流路18F及び後輪用高圧流路1
8Rの一端が接続されており、これらの高圧流路にはそ
れぞれアキュムレータ24及び26が接続されている。
これらのアキュムレータはそれぞれ内部に高圧ガスが封
入され作動流体の圧力脈動を吸収すると共に蓄圧作用を
なすようになっている。
また高圧流路18F及び18Rにはそれぞれ右前輪用高
圧流路1gPR,左前輪用高圧流路18FL及び右後輪
用高圧流路18RR,左後輪用高圧流路18RLの一端
が接続されている。高圧流路18PR。
18PL、 18RR,18RLの途中にはそれぞれフ
ィルタ28PR,28FL、 28RR,28RLが設
けられており、これらの高圧流路の他端はそれぞれ圧力
制御弁32.34.36.38のパイロット操作型の3
ボート切換え制御弁40.42.44.46のPボート
に接続されている。
圧力側御弁32は切換え制御弁40と、高圧流路18F
Rと右前輪用の低圧流路48PRとを連通接続する流路
50と、該流路の途中に設けられた固定絞り52及び可
変絞り54とよりなっている。
切換え制御弁40のRボートには低圧流路48PRが接
続されており、Aボートには接続流路56が接続されて
いる。切換え制御弁40は固定絞り52と可変絞り54
との間の流路50内の圧力Pp及び接続流路56内の圧
力Paをパイロット圧力として取込むスプール弁であり
、圧力Ppが圧力Paより高いときにはボートPとボー
トAとを連通接続する切換え位置40aに切換わり、圧
力Pp及びPaが互いに等しいときには全てのボートの
連通を遮断する切換え位置40bに切換わり、圧力Pp
が圧力Paより低いときにはボートRとボートAとを連
通接続する切換え位置40cに切換わるようになってい
る。また可変絞り54はそのソレノイド58へ通電され
る電流を制御されることにより絞りの実効通路断面積を
変化し、これにより固定絞り52と共働して圧力Ppを
変化させるようになっている。
同様に圧力制御弁34〜38はそれぞれ圧力制御弁32
の切換え制御弁40に対応するパイロット操作型の3ボ
ート切換え制御弁42.44.46と、流路50に対応
する流路60.62.64と、固定絞り52に対応する
固定絞り66.68.70と、可変絞り54に対応する
可変絞り72.74.76とよりなっており、可変絞り
72〜76はそれぞれソレノイド78.80.82を有
している。
また切換え制御弁42.44.46は切換え$+制御弁
40と同様に構成されており、そのRポートにはそれぞ
れ左前輪用の低圧流路48 FL、右後輪用の低圧流路
48RR,左後輪用の低圧流路48RLの一端が接続さ
れており、Aボートにはそれぞれ接続流路84.86.
88の一端が接続されている。また切換え制御弁42〜
46はそれぞれ対応する固定絞りと可変絞りとの間の流
路60〜64内の圧力Pp及び対応する接続流路84〜
88内の圧力Paをパイロット圧力として取込むスプー
ル弁であり、圧力Ppが圧力Paより高いときにはボー
トPとボートAとを連通接続する切換え位置42a 、
44a 、46aに切換わり、圧力Pp及びPaが互い
に等しいときには全てのボートの連通を遮断する切換え
位置42b 、44b 、46bに切換わり、圧力Pp
が圧力Paより低いときにはボートRとボートAとを連
通接続する切換え位置42c 、44c s 46cに
切換わるようになっている。
第1図に解図的に示されている如く、各アクチュエータ
11’R,I PL、 1 ]?R,I RLはそれぞ
れ作動流体室2 PR,2P+、、2RR12RLを郭
定するシリンダ106PR,106PL、106RR,
106RLと、それぞれ対応するシリンダに嵌合するピ
ストン108PR,108PL、 108RR,108
RLとよりなっており、それぞれシリンダにて図には示
されていない車体に連結され、ピストンのロッド部の先
端にて図には示されていないサスペンションアームに連
結されている。同図には示されていないが、ピストンの
ロッド部に固定されたアッパシートとシリンダに固定さ
れたロアシートとの間にはサスペンションスプリングが
弾装されている。
また各アクチュエータのシリンダ106FR,106P
L、  106RR,106RLにはドレン流路110
.112.114.116の一端が接続されている。ド
レン流路110.112.114.116の他端はドレ
ン流路118に接続されており、該ドレン流路はフィル
タ120を介してリザーブタンク4に接続されており、
これにより作動流体室より漏洩した作動流体がリザーブ
タンクへ戻されるようになっている。
作動流体室2PR,2PL、2RR,2RLにはそれぞ
れ絞り124.126.128.130を介してアキュ
ムレータ132.134.136.138が接続されて
いる。またピストン108PR,108FL、 108
RR,108RLにはそれぞれ流路140FR,140
FL、 1401?R,140RLが設けられている。
これらの流路はそれぞれ対応する流路56.84〜88
と作動流体室2Fl?、 2PL、 2RR。
2RLとを連通接続し、それぞれ途中にフィルタ142
PR,142FL、  142RR,142RLを有し
ている。またアクチュエータIPI?、 IFL、 I
RR,IRLに近接した位置には、それぞれ各車輪に対
応する部位の車高XFR,XFLSXRI?5XRLを
検出する車高センサ144FR,144PL、144R
R,144RLが設けられている。
接続流路56.84〜88の途中にはそれぞれパイロッ
ト操作型の遮断弁150.152.154.156が設
けられており、これらの遮断弁はそれぞれ対応する圧力
制御弁40.42.44.46より上流側の高圧流路1
8FR,18PI4.18RR,18RL内の圧力とド
レン流路110.112.114.116内の圧力との
間の差圧が所定値以下のときには閉弁状態を維持するよ
うになっている。また接続流路56.84〜88の対応
する圧力制御弁と遮断弁との間の部分がそれぞれ流路1
58.160.162.164により対応する圧力制御
弁の流路50.60.62.64の可変絞りより下流側
の部分と連通接続されている。流路158〜164の途
中にはそれぞれリリーフ弁166.168.170.1
72が設けられており、これらのリリーフ弁はそれぞれ
対応する流路158.160.162.164の上流側
の部分、即ち対応する接続流路の側の圧力をパイロット
圧力として取込み、該パイロット圧力が所定値を越える
ときには開弁して対応する接続流路内の作動流体の一部
を流路50.60〜64へ導くようになっている。
尚遮断弁150〜156はそれぞれ高圧流路18FR,
18PL、 18RR,18RL内の圧力と大気圧との
差圧が所定値以下のときに閉弁状態を維持するよう構成
されてもよい。
低圧流路48PR及び48PLの他端は前輪用の低圧流
路48Fの一端に連通接続され、低圧流路48RR及び
RLの他端は後輪用の低圧流路481?の一端に連通接
続されている。低圧流路48F及び48Rの他端は低圧
流路48の一端に連通接続されている。低圧流路48は
途中にオイルクーラ174を有し他端にてフィルタ17
6を介してリザーブタンク4に接続されている。高圧流
路18の逆止弁20とアテニュエータ22との間の部分
は流路178により低圧流路48と連通接続されている
。流路178の途中には予め所定の圧力に設定されたリ
リーフ弁180が設けられている。
図示の実施例に於ては、高圧流路18R及び低圧流路4
8Rは途中にフィルタ182、絞り184、及び常開型
の流量調整可能な電磁開閉弁186を有する流路188
により互いに接続されている。電磁開閉弁186はその
ソレノイド190が励磁されその励磁電流が変化される
ことにより開弁すると共に弁を通過する作動流体の流量
を調整し得るよう構成されている。また高圧流路18R
及び低圧流路48Rは途中にパイロット操作型の開閉弁
192を有する流路194により互いに接続されている
。開閉弁192は絞り184の両側の圧力をパイロット
圧力として取込み、絞り184の両側に差圧が存在しな
いときには閉弁位置192aを維持し、絞り184に対
し高圧流路18Rの側の圧力が高いときには開弁位置1
92bに切換わるようになっている。かくして絞り18
4、電磁開閉弁186及び開閉弁192は互いに共働し
て高圧流路18Rと低圧流路48R1従って高圧流路1
8と低圧流路48とを選択的に連通接続して高圧流路よ
り低圧流路へ流れる作動流体の流量を制御するバイパス
弁196を構成している。
更に図示の実施例に於ては、高圧流路18R及び低圧流
路481?にはそれぞれ圧カセンサ197及び198が
設けられており、これらの圧力センサによりそれぞれ高
圧流路内の作動流体の圧力PS及び低圧流路内の作動流
体の圧力Pdが検出されるようになっている。また接続
流路56.84.86.88にはそれぞれ圧力センサ1
99PR,199PL、 199RR,199RLが設
けられており、これらの圧力センサによりそれぞれ作動
流体室2PR,2PL、 2RR,2RL内の圧力が検
出されるようになっている。更にリザーブタンク4には
該タンクに貯容された作動流体の温度Tを検出する温度
センサ195が設けられている。
電磁開閉弁186及び圧力制御弁32〜38は第2図に
示された電気式制御装置200により制御されるように
なっている。電気式制御装置200はマイクロコンピュ
ータ202を含んでいる。
マイクロコンピュータ202は第2図に示されている如
き一般的な構成のものであってよく、中央処理ユニット
(CPU)204と、リードオンリメモリ(ROM)2
06と、ランダムアクセスメモリ(RAM)208と、
入力ポート装置210と、出力ボート装置212とを有
し、これらは双方性のコモンバス214により互いに接
続されている。
人力ボート装置210には回転数センサ16よリエンジ
ン14の回転数Nを示す信号、温度センサ195より作
動流体の温度Tを示す信号、圧力センサ197及び19
8よりそれぞれ高圧流路内の圧力Ps及び低圧流路内の
圧力Pdを示す信号、圧力センサ199FL、 199
PR,199RL、 199RRよりそれぞれ作動流体
室2PL、 2Fl?、 2RL。
21?R内の圧力Pl(1−1,2,3,4)を示す信
号、イグニッションスイッチ(IGSW)216よりイ
グニッションスイッチがオン状態にあるか否かを示す信
号、車高センサ144PL、144PR,144RL、
 144RRよりそれぞれ左前輪、右前輪、左後輪、右
後輪に対応する部位の車高X1(1−1,2,3,4)
を示す信号がそれぞれ入力されるようになっている。
また入力ポート装置210には車速センサ234より車
速Vを示す信号、前後G(加速度)センサ236より前
後加速度Gaを示す信号、横G(加速度)センサ238
より横加速度G!を示す信号、操舵角センサ240より
操舵角θを示す信号、車高設定スイッチ248より設定
された車高制御のモードHsetがハイモードHhであ
るかノーマルモードHnであるかを示す信号がそれぞれ
入力されるようになっている。
入力ポート装置210はそれに人力された信号を適宜に
処理し、ROM206に記憶されているプログラムに基
< CPU204の指示に従いCPU及びRAM208
へ処理された信号を出力するようになっている。ROM
206は第3図、第6A図乃至第6C図に示された制御
フロー、第4図及び第5図、第7図乃至第13図に示さ
れたマツプを記憶しており、CPUは各制御フローに基
く信号の処理を行うようになっている。出力ボート装置
212はCPU204の指示に従い、駆動回路220を
経て電磁開閉弁186へ制御信号を出力し、駆動回路2
22〜228を経て圧力制御弁32〜38、詳細にはそ
れぞれ可変絞り54.72.74.76のソレノイド5
8.78.80゜82へ制御信号を出力し、駆動回路2
30を経て表示器232へ制御信号を出力するようにな
っている。
次に第3図に示されたフロチャートを参照して図示の実
施例の作動について説明する。
尚、第3図に示された制御フローはイグニッションスイ
ッチ216が閉成されることにより開始される。また第
3図に示されたフローチャートに於て、フラグFcは高
圧流路内の作動流体の圧力Psが遮断弁150〜156
を完全に開弁させる敷居鎮圧力Pc以上になったことが
あるか否かに関するものであり、1は圧力Psが圧力P
c以上になったことがあることを示し、フラグFsは圧
力制御弁32〜38の後述のスタンバイ圧力Pb1(1
−1,2,3,4)に対応するスタンバイ圧力電流Ib
1(1−1,2,3,4)が設定されているか否かに関
するものであり、1はスタンバイ圧力電流が設定されて
いることを示している。
まず最初のステップ10に於ては、図には示されていな
いメインリレーがオン状態にされ、しかる後ステップ2
0へ進む。
ステップ20に於ては、RAM208に記憶されている
記憶内容がクリアされると共に全てのフラグがOにリセ
ットされ、しかる後ステップ30へ進む。
ステップ30に於ては、回転数センサ16により検出さ
れたエンジン14の回転数Nを示す信号、温度センサ1
95により検出された作動流体の温度Tを示す信号、圧
力センサ197により検出された高圧流路内の圧力Ps
を示す信号、圧力センサ198により検出された低圧流
路内の圧力Pdを示す信号、圧力センサ199PL、 
199PR,1991?L、 199RI?により検出
された作動流体室2PL、 2PR,2RL、 2RI
r内の圧力Piを示す信号、イグニッションスイッチ2
16がオン状態にあるか否かを示す信号、車高センサ1
44FL、144Fl?、1441?L、144)?R
により検出された車高XIを示す信号、車速センサ23
4により検出された車速Vを示す信号、前後Gセンサ2
36により検出された前後加速度Gaを示す信号、横G
センサ238により検出された横加速度Glを示す信号
、操舵角センサ240により検出された操舵角θを示す
信号、車高設定スイッチ248により設定されたモード
HsetがハイモードHhであるかノーマルモードHn
であるかを示す信号の読込みが行われ、しかる後ステッ
プ40へ進む。
ステップ40に於ては、イグニッションスイッチがオフ
状態にあるか否かの判別が行われ、イグニッションスイ
ッチがオフ状態にある旨の判別が行われたときにはステ
ップ200へ進み、イグニッションスイッチがオン状態
にある旨の判別が行われたときにはステップ50へ進む
ステップ50に於ては、回転数センサ16により検出さ
れステップ30に於て読込まれたエンジンの回転数Nが
所定値を越えているか否かを判別することによりエンジ
ンが運転されているか否かの判別が行われ、エンジンが
運転されてはいない旨の判別が行われたときにはステッ
プ90へ進み、エンジンが運転されている旨の判別が行
われたときにはステップ60へ進む。
尚エンジンが運転されているか否かの判別は、エンジン
により駆動される図には示されていない発電機の発電電
圧が所定値以上であるか否かの判別により行われてもよ
い。
ステップ60に於ては、エンジンの運転が開始された時
点より後述のステップ150に於て圧力制[F32〜3
8のスタンバイ圧力Pblが設定される時点までの時間
Tsに関するタイマの作動が開始され、しかる後ステッ
プ70へ進む。尚コノ場合タイマTsが既に作動されて
いる場合にはそのままタイマのカウントが継続される。
ステップ70に於ては、バイパス弁196の電磁開閉弁
186のソレノイド190へ通電される電流1bがRO
M206に記憶されている第4図に示されたグラフに対
応するマツプに基き、Ib−1b+ΔI bs に従って演算され、しかる後ステップ80へ進む。
ステップ80に於ては、ステップ70に於て演算された
電流1bが電磁開閉弁186のソレノイド190へ通電
されることによりバイパス弁196が閉弁方向へ駆動さ
れ、しかる後ステップ90へ進む。
ステップ90に於ては、高圧流路内の圧力Psが敷居値
Pc以上であるか否かの判別が行われ、Ps aPcで
はない旨の判別が行われたときにはステップ120へ進
み、Ps aPcである旨の判別が行われたときにはス
テップ100へ進む。
ステップ100に於ては、フラグFcが1にセットされ
、しかる後ステップ110へ進む。
ステップ110に於ては、車輌の乗心地制御及び車体の
姿勢制御を行うべく、後に第6A図乃至第6C図及び第
7図乃至第13図を参照して詳細に説明する如く、ステ
ップ30に於て読込まれた各種の信号に基きアクティブ
演算が行われることにより、各圧力制御弁の可変絞り5
4.72〜76のソレノイド58.78.80.82へ
通電される電流1uiが演算され、しかる後ステップ1
70へ進む。
ステップ120に於ては、フラグFcが1であるか否か
の判別が行われ、Fc −1である旨の判別、即ち高圧
流路内の作動流体の圧力Psが敷居直圧力Pc以上にな
った後これよりも低い値になった旨の判別が行われたと
きにはステ・ツブ110へ進み、Fc−1ではない旨の
判別、即ち圧力PSが敷居直圧力Pc以上になったこと
がない旨の判別が行われたときにはステップ130へ進
む。
ステップ130に於ては、フラグFsが1であるか否か
の判別が行われ、Fs=1である旨の判別が行われたと
きにはステップ170へ進み、Fs=1ではない旨の判
別が行われたときにはステップ140へ進む。
ステップ140に於ては、時間Tsが経過したか否かの
判別が行われ、時間Tsが経過してはいない旨の判別が
行われたときにはステップ170へ進み、時間Tsが経
過した旨の判別が行われたときにはステップ150へ進
む。
ステップ150に於ては、TSタイマの作動が停止され
、またステップ30に於°て読込まれた圧力PIがスタ
ンバイ圧力PblとしてRAM208に記憶されると共
に、ROM206に記憶されている第5図に示されたグ
ラフに対応するマツプに基き、各圧力制御弁と遮断弁と
の間の接続流路56.84〜88内の作動流体の圧力を
スタンバイ圧力P bl、即ちそれぞれ対応する圧力セ
ンサにより検出された作動流体室2PI、、2PI?、
 2RL、 2RR内の圧力P1に実質的に等しい圧力
にすべく、圧力制御弁34.32.38.36の可変絞
り72.54.76.74のソレノイド78.58.8
2.80へ通電される電流Ib1(+−1,2,3,4
)が演算され、しかる後ステップ160へ進む。
ステップ160に於ては、フラグFsが1にセットされ
、しかる後ステップ170へ進む。
ステップ170に於ては、ステップ70に於て演算され
た電流1bが基準値1 bo以上であ−るか否かの判別
が行われ、Ib≧Iboではない旨の判別が行われたと
きにはステップ30へ戻り、IbkIboである旨の判
別が行われたどきにはステップ180へ進む。
ステップ180に於ては、ステップ30に於て読込まれ
た高圧流路内の作動流体の圧力Psが基準値Pso以上
であるか否かの判別が行われ、PsaPsoではない旨
の判別が行われたときにはステップ30へ戻り、Psa
Psoである旨の判別が行われたときにはステップ19
0へ進む。
ステップ190に於ては、ステップ150に於て演算さ
れた電流Ibl又はステップ110に於て演算された電
流1ulが各圧力制御弁の可変絞りのソレノイド58.
78〜82へ出力されることにより各圧力制御弁が駆動
されてその制御圧力が制御され、しかる後ステップ30
へ戻り、上述のステップ30〜190が繰り返される。
ステップ200に於ては、電磁開閉弁186のツレイド
190への通電が停止されることにより、バイパス弁1
96が開弁され、しかる後ステップ210へ進む。
ステップ210に於ては、メインリレーがオフに切換ら
れ、これにより第3図に示された制御フローが終了され
ると共に、第2図に示された電気式制御装置200への
通電が停止される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各車輪と車体との間に配設された流体圧アクチュエータ
    と、前記アクチュエータに対し作動流体を給排する作動
    流体給排手段と、各車輪に対応する部位の車高を検出す
    る手段と、前記アクチュエータ内の圧力が車輌の走行状
    態に応じた基準圧と基準車高と実際の車高との間の偏差
    の積分値に応じた補正圧との和になるよう前記作動流体
    給排手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は
    前記偏差の積分値の大きさが所定値を越えるときには該
    偏差の積分値の大きさを低減補正するよう構成された流
    体圧式アクティブサスペンション。
JP22486789A 1988-12-28 1989-08-31 流体圧式アクティブサスペンション Expired - Lifetime JPH0729522B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22486789A JPH0729522B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 流体圧式アクティブサスペンション
EP89124075A EP0376307B1 (en) 1988-12-28 1989-12-28 A hydraulic active suspension system for a vehicle capable of positively controlling the attitude of vehicle body when heavily loaded
DE68921590T DE68921590T2 (de) 1988-12-28 1989-12-28 Aktives hydraulisches Steuersystem, welches das Steuern der Lage eines hochbelasteten Fahrzeugs ermöglicht.
US07/459,188 US5043893A (en) 1988-12-28 1989-12-29 Hydraulic active suspension system for a vehicle capable of positively controlling the attitude of vehicle body when heavily loaded

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04362408A (ja) * 1991-06-11 1992-12-15 Nissan Motor Co Ltd 能動型サスペンション

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JPH04362408A (ja) * 1991-06-11 1992-12-15 Nissan Motor Co Ltd 能動型サスペンション

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