JPH0385281A - 複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法 - Google Patents

複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法

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JPH0385281A
JPH0385281A JP63105967A JP10596788A JPH0385281A JP H0385281 A JPH0385281 A JP H0385281A JP 63105967 A JP63105967 A JP 63105967A JP 10596788 A JP10596788 A JP 10596788A JP H0385281 A JPH0385281 A JP H0385281A
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JP
Japan
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container
cooling mechanism
stored
heat
cooling
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Application number
JP63105967A
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English (en)
Inventor
Shiro Amano
天野 士郎
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
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Priority to PCT/JP1988/000632 priority patent/WO1988010222A1/ja
Publication of JPH0385281A publication Critical patent/JPH0385281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵もしくは冷凍機能を有するコンテナ及び
そのコンテナを使用して行なう物品の搬送方法に関する
(従来の技術) 最近、冷蔵もしくは冷凍食糧品等の輸送のために、冷却
機能を有するコンテナが広く使用されている。このコン
テナは、ボックスが断熱保温構造を有するとともに、内
部に冷蔵もしくは冷凍機能を発揮するための大型の冷却
機構が設けられて構成されており、例えば下記のように
使用されている。
まず産地において、冷蔵もしくは冷凍庫内から搬出され
た輸送物品がコンテナに収納され、そのコンテナは冷却
機構へ駆動電源を供給する大型電源設備を備えるコンテ
ナ専用トラックに積載されて積み出し港に運ばれ、そこ
でコンテナ船に積み込まれる。コンテナ船も冷却機構へ
の駆動電源を供給する大型電源設備を備えており、コン
テナは冷蔵もしくは冷凍状態が維持された状態において
搬送される。そして、コンテナはコンテナヤードを備え
る港に運ばれて積み下ろされ、そこからコンテナ専用ト
ラックにより積み出されて目的地に送られる。上記コン
テナヤードは、コンテナの冷却機構へ供給される駆動電
源設備を備えていて、コンテナ専用トラックによる積み
出しまでの期間(半日から2日)コンテナ内を冷蔵もし
くは冷凍状態に維持できるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来品のコンテナ構成に由来する上記の
ような輸送経路においては、下記に示すように各種制約
があって問題点となった。
まず、コンテナを積み下ろす港は、コンテナの冷却機構
に電源供給が可能なように、必ず大型の電源設備のある
コンテナヤードを備える港でなければならず、これによ
り時として目的地に向かう輸送経路が大幅に遠回りなも
のとなってしまった。
また、陸上輸送も必ず大型電源設備を備えるコンテナ専
用トラックによる必要があり、しかも、常に大型で重量
のあるコンテナが目的地まで運送されなければならなか
った。
さらに従来品においては収納物品が直接コンテナ内に収
納されるので、収納物品の種類によっては使用後コンテ
ナ内の洗浄や脱臭等が必要となり、その作業に長時間を
要するとコンテナの稼動率が低下した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、コンテナによる冷蔵、冷凍物品の輸送形態における
制約を減少し、コンテナ輸送形態をより合理的なものと
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成するために、断熱保温
構造を有する大型コンテナと、断熱保温構造を有すると
ともに内部収納物品を冷却する冷却機構を備え、前記大
型コンテナ内に収納使用される小型コンテナと、 から構成される複合コンテナを提供する。
さらには、その複合コンテナを使用し、収納物品の搬送
を、大型コンテナ内に収納される小型コンテナ内に物品
を収納する状態と、単独の小型コンテナ内に物品を収納
する状態との両状態において行なう物品の搬送方法を提
供する。
(作用) 大型コンテナ内に収納される小型コンテナ内に収納物品
が収納され、小型コンテナの冷却機構が駆動される状態
において、収納物品の搬送が行なわれる。
また、小型コンテナ内に収納物品が収納され、小型コン
テナの冷却機構が駆動される状態において、小型コンテ
ナ単独で収納物品の搬送が行なわれる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の実施例に係る複合コンテナの全体構
成を示す断面図、第2図は第2コンテナの第1図と異な
る方向における断面図である。
図において符号lは大型の第1コンテナであり、本体構
成部2の一方側に扉3が設けられ、他方側に第1の冷却
機構4が設けられている。上記本体構成部2と扉3とは
断熱構造材料によって構成されており、#3が閉じられ
ると内部空気と外気間は断熱され、内部は断熱保温状態
に維持される構成となっている。上記第1の冷却機構4
は、圧縮器、凝縮器、および蒸発器等から構成される通
常用いられる冷却機構であり、その冷却対象となる第1
コンテナ1内空間が広いので冷却性能が大であり、大き
な駆動電源を要する構成のものである。
本体構成部2の底部5上には、扉3側から奥方に向かっ
てレール6が敷設されていて、そのレール6上に3個の
小型第2コンテナ7が設けられている。第2コンテナ7
の下面には車輪8が設けられており、その車輪8部分が
レール6上に回動するように載置され、第2コンテナ7
それぞれはレール6上を移動されることにより、第1コ
ンテナlから出し入れされる構成となっている。第2コ
ンテナ7は、第1コンテナlと同様に、本体構成部9の
一方側に扉10が設けられ、他方側に第2の冷却機構1
1が設けられ、また本体構成部9、扉10ともに断熱材
料により構成されている。
上記第2の冷却機構1.1としては、ペルチェ効果を発
揮する電子冷却素子12と、その電子冷却素子12の両
面に当接するように設けられ第2コンテナ7内に位置す
るように設けられる吸熱フィンI3と、第2コンテナ7
の外面に位置するように設けられる放熱フィン14とか
ら構成される電子冷却装置を用いている。そしてこの第
2の冷却機構11は、第1コンテナl内空間に比して第
2コンテナ7内空間が狭いので第1の冷却機構4に比し
て小さな駆動電源により駆動可能な構成となっている。
第2の冷却機構11の上部には冷気対流用ファン15が
設けられている。22は電源制御装置である。
さらに、第2コンテナ7の上部には選択伝熱機構30が
設けられている。すなわち第2コンテナ7内の上面部に
は、両端開口16が第2コンテナ7の両側面上部に位置
する通気路17が熱伝導性の良い材料からなるダクト部
材18により形成されており、両端の開口16にはシャ
ッタ19が、一方のシャッタ19の内側には通気用ファ
ン20が設けられている。またダクト部材18の下面に
熱交換用のプレート21が一体に取り付けられている。
そして上記シャッタ19が選択的に開かれるのに連動し
て通気用ファン20が動作し、通気路17内を第1コン
テナ!内の空気が流動し、その際流動空気の持つ熱がダ
クト部材18とプレート2Iを介して第2コンテナ7内
に与えられるようになっている。
上記の選択伝熱機構30による第2コンテナ7内への熱
の取り入れは、第1コンテナ!内が冷却されている際に
その冷熱を第2コンテナ7内に取り入れるように行うも
のである。これに対して、シャッタ19が閉じられて通
気用ファン20が停止されることにより第2コンテナ7
の内部と外部間の伝熱は遮断されるもので、第1コンテ
ナl内から第2コンテナ7を出した際に第2コンテナ7
内に外部の暖気が侵入することを阻止し、第2コンテナ
7の保温状態が維持されるように上記の遮断状態とする
上記シャッタ19の開閉は、手動操作により行ってもよ
いが、第1コンテナl内の温度が低下して所定の温度に
達した際に所定の形状に変形する形状記憶合金を利用し
て行うようにすれば便利である。
以下上記実施例における作用を説明する。
(A)  コンテナ船やコンテナ専用トラックにおける
収納物品の輸送時に第1コンテナ1の第1の冷却機構4
及び第2コンテナ7の第2の冷却機構lIが駆動される
際には、シャッタ19が開かれるとともに通気用ファン
20が動作して、第1コンテナ!内の冷気が通気路17
内を流動され、これによりプレート21を介して冷熱が
第2コンテナ7内に導入され、第2コンテナ7内は、第
2の冷却機構11にくわえてプレート21によっても冷
熱を与えられるので冷蔵もしくは冷凍のため強力に冷却
され、とくに冷却の開始時には第2コンテナ7内は急速
に冷却される。冷却状態が安定した段階においては、第
2の冷却機構1!を停止もしくは不連続に駆動するよう
にしてもよい。
上記の(A)の状態において第1コンテナ1内から第2
コンテナ7内に冷熱を導入する状態においても、第1コ
ンテナ1内空間と第2コンテナ7内空間とが連通ずる状
態は形成されず、したがって第2コンテナ7内の収納物
品による汚れや臭いが第1コンテナ1内に及ぶ恐れは全
くない。
(B)  コンテナヤードがなくて第1の冷却装置4を
駆動するに必要な大型電源設備を備えない港に保管され
る場合や、コンテナ専用でないトラックで輸送される場
合は、第2コンテナ7が第1コンテナ1の外部に出され
、第2コンテナ7の第2の冷却機構!■が駆動されて内
部の収納物品の冷却がなされる。上記において、第2の
冷却機構11の駆動電源としては、港に保管される場合
は100Vの商用コンセント電源(AC)を使用し、電
源制御装置22によりDCに変換して電子冷却素子12
に与える。またトラック輸送の場合は24Vのトラック
のコンセント電源(DC)を使用する。
この場合はシャッタ19は閉じられるとともに通気用フ
ァン20が停止され、第2コンテナ7内に外部からの暖
熱が入ることが防止されて、第2の冷却機構11による
冷却性能が損なわれないようになっている。
第3図は、第2コンテナ7に設けられる選択伝熱機構3
0の他の実施例を示す拡大断面図であり、開口31部分
に互いが相対するように一対の熱導入用部材32a、3
2bが設けられており、外面に位置する側の部材32a
は上下方向にスライド移動可能に設けられている。それ
ぞれの部材32a。
32bは、アルミや銅等の熱伝導性の良い材料からなる
伝熱部33とその伝熱部33に設けられた凹部内に嵌設
されて取り付けられた熱伝導性の悪いプラスチック材料
からなる断熱部34とからなっている。
そして、第3図に示す状態のように部材32aが上方に
位置して部材32aと部材32bとのそれぞれの伝熱部
33どうしが接しない状態においては、部材32aと部
材32b間の熱伝導は起こらず、その結果外気の熱が第
2コンテナ7内に導入されることはない。これに対し、
部材32aが最も下方に位置するようにされると、伝熱
部33の2つの突起33a、33bどうしが係止状態に
接触して熱伝導が発生し、この状態において第1コンテ
ナl内の冷熱が第2コンテナ7内に導入される構成とな
っている。
上記実施例においては、第2の冷却機構として電子冷却
装置を採用したが、第1の冷却機構と同様の構成の冷却
機構を用いてもよい。
第4図はさらに全体構成の他の実施例を示し、このもの
では大型コンテナ5に上記実施例に示す第一の冷却機構
4を設けておらず、したがって、小型コンテナ7に上記
実施例に示す選択伝熱機構30を設けていない。そして
、小型コンテナ7内の収納物の冷却は、常に小型コンテ
ナ7の第2の冷却機構11により行う構成としている。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、小型コンテナを、冷却
機構を駆動することにより大型コンテナの外部で独立し
て使用できるので、小型コンテナを大型コンテナから出
して最寄りの電源を使用しコンテナヤードを備えない港
にでも保管することが可能となり、これにより、適宜積
み下ろし港を選択して最短の輸送経路においての輸送が
行えるようになった。また積み下ろし港から目的地への
小型コンテナの搬送がコンテナ専用トラックを使用する
ことなく通常のトラックにより容易に行えるようになっ
た。
くわえて、大型のコンテナは内部に収納物品が直接収納
されて使用されることがないので、収納物品の汚れや臭
いが大型コンテナに移ることがなく、シたがって大型コ
ンテナの洗浄や脱臭処理が省略され、これにより大型コ
ンテナの稼動率が向上できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例に係り、第1図は
複合コンテナの全体構成を示す断面図、第2図は第2コ
ンテナの第1図と異なる方向における断面図、第3図は
他実施例の要部拡大断面図、第4図は他の実施例の全体
構成を示す断面図である。 lは第1コンテナ(大型コンテナ)、7は第2コンテナ
(小型コンテナ)、11は第2の冷却機構(冷却機構)
。 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断熱保温構造を有する大型コンテナと、断熱保温
    構造を有するとともに内部収納物品を冷却する冷却機構
    を備え、前記大型コンテナ内に収納使用される小型コン
    テナと、 から構成される複合コンテナ。
  2. (2)請求項(1)の複合コンテナを使用し、収納物品
    の搬送を、大型コンテナ内に収納される小型コンテナ内
    に物品を収納する状態と、単独の小型コンテナ内に物品
    を収納する状態との両状態において行なう物品の搬送方
    法。
JP63105967A 1987-06-25 1988-04-28 複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法 Pending JPH0385281A (ja)

Priority Applications (2)

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JP63105967A JPH0385281A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法
PCT/JP1988/000632 WO1988010222A1 (en) 1987-06-25 1988-06-24 Compound container

Applications Claiming Priority (1)

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JP63105967A JPH0385281A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法

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JP63105967A Pending JPH0385281A (ja) 1987-06-25 1988-04-28 複合コンテナとその複合コンテナを使用しての物品の搬送方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09510288A (ja) * 1994-02-17 1997-10-14 トランスファー システムズ リミテッド 腐敗性産物を輸送又は貯蔵する方法の改善

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09510288A (ja) * 1994-02-17 1997-10-14 トランスファー システムズ リミテッド 腐敗性産物を輸送又は貯蔵する方法の改善
US6615908B1 (en) 1994-02-17 2003-09-09 Transphere Systems Limited Method of transporting or storing perishable produce

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