JPH0385245A - 容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、封ろう可能な（ｓｉｅｇｅｌ目ｈｉｇ　）厚
紙切片から折りたたみ成形された容器、特に矩形底面、
基本的に三角形の二つの隅地の折り返しによりそれぞれ
結合された四つの折り立てられた側面ならびに該側面に
折り付けられた四つの縁条からなる底面に平行な縁っば
を具備した料理容器（ＭｅｎｉｉｓｃｈａＬｅ　）に関
する。

この様式の公知の容器（ＤＥ２５４５４１０ＡＩ）では
、縁つばの二つの向き合った縁条は単層であるが、縁つ
ばの他方の二つの縁条は三重に折りたたまれている。、
その場合の外側の自由な切断ヘリは、外方へ突き出てい
る。この様式の容器は不等な縁つばのゆえに強さが均等
でなく、必ずしもすべての場合に使用することはできな
い。この方式の容器はまた、接着ないし封ろうを行った
後でなければ安定して運ぶことがむずかしい。

米国特許第４１９９０９７号により湾曲してはまり合っ
た外壁を持つ種類の異なる折りたたみ容器が公知である
が、これは底面に平行ではない周回する二層の縁つばを
有している。その際の切断ヘリは縁つばの内側の転向ヘ
リに向けられており、外からは見ることができない。湾
曲部分での二層の縁つばの折り返しを可能にするために
、縁つばの外側縁部にまるく折り返すことを可能にする
円錐状できざぎざの付けられた耳部が設けられている。

この様式の容器は、薄くかつ安価な材料から製造するこ
とができる。

ＥＰ２２１３９Ａ１により矩形底面に平行な縁つばを持
つ折りたたまれた容器が公知であるが、この縁つばでは
二つの向き合った縁条がそれらの隅部において鉤のよう
な作用を為すノック（Ｎｏｃｋ　）を具備しており、そ
れらは折り合わされた後に縁つばの二つの隣接する縁条
の下の隅を包囲する。それにより、折りたたまれた容器
は封ろう処理以前に折りたたみ容器を他の加工ステージ
ョンに確実に搬送し得る保持力を獲得できる。但し、縁
つばは単層である。そのため、比較的薄い素材を使用す
ることはできない。

本発明の目的は、冒頭に述べた様式の容器をそれが薄い
素材から製造できると共に、折りたたみ後に封ろう処理
以前に十分な保持力を保証するように僅かな労力で構成
することにある。

この目的は、縁つばが周回して二重壁に構成され、また
その切断ヘリを以て側面の外面に向けられていることに
より達成される。

それにより、料理容器に対してそれ自体きわめて薄いが
縁つばの一貫した二重壁のゆえに十分に安定した厚紙を
使用することが可能となる。

その際に禄つばの切断ヘリは線表面の下にあるため、平
滑な容器縁が形成されることになる。

好ましくは少なくとも二つの向き合う縁条が別姓の近く
のそれらの切断ヘリの部分に細長い切欠きを有しており
、これらの切欠きに対して隣接する隅地の切断ヘリに形
成された突出部が対応している。合理的には配設された
縁からおよそ材料厚さだけ突き出た突出部は側面を折り
立てた際にそれぞれの切欠きに掛合できるため、折りた
たみ後に料理容器の封ろう処理以前に十分ム保持力が保
証されるのである。

本発明の有利な構成において、突出部を有する隅地に隣
接した隅地が縁つばに対する折り付けられた支持面を具
備することが提供される。

それにより、縁つばが実際に底面に対して平行に延びる
ことが保証される。

製造に際しては、まず縁つばを二重壁に折り重ね、あら
かじめそれだけを別個に封ろうすることが合理的である
。封ろう時には切欠き部分を除外することができるが、
それは必らずしも必要ではない。その後に側面を折り立
てて次の封ろうステーションに搬送するが、その際に容
器は折り立て後にそれ自体安定している。

本発明のその他の長所および特許請求の範囲ならびに実
施例の以下の説明から明らかにされる。

第１図は本発明に基づく料理容器に対する−体の裁断図
であるが、ここで切断ヘリは実線により、また折り曲げ
線は破線により示されており、さらに点線は折り曲げ線
ではなく本発明に基づく特徴を表示しているだけである
。

第２図は、本発明に基づく料理容器の概略側面図である
。

第３図は、第２図の料理容器の平面図である。

第４図は、第２図において鎖線で囲まれた部分の拡大詳
細図である。

第１図の裁断図（１１はその中央部分に折り曲げ線（３
，４，５，６）を有するが、これらは後に折りたたみ成
形されるべき１“）理容器（５５）の底面（２）の境界
となる（第２図および第３図も参照）。底面（２）に隣
接するのが側面（７，８゜９．１０）であるが、これら
は前記の折り曲げ線（３，４，５，６）により底面（２
）から区分されている。前記の折り曲げ線（３〜６）に
対して平行に、測面（７〜１０）が別の折り曲げ線（２
６，２７，２８，２９）により区分されている。これら
の境界をなす折り曲げ線（２６〜２９）において、料理
容器（５５）が折りたたみ後に縁つば（５６）がはじま
る（第２図および第３図も参照）。

各側面（７と１０）間には三角状隅地（１１と１２）が
あるが、これらは、料理容器（５５）の折りたたみ後に
、側面（７と１０）を結合する。隅地（１１と１２）は
測面（７と１０）が他の側面（８と９）と同亡く台形状
に形成されるように構成されているが、その際に底面（
２）に隣接する折り曲げ線（３〜６）が短いへりとなる
。同様に、他の側面（８，９，１０）間にはそれぞれ二
つの三角状隅地（１３，１４１５，１６および１７．１
８）が設けられている。

二つの隅地（１７と１８）の例で示されたように、全隅
地（１１〜１８）は折り曲げ線（１９）によりそれぞれ
区分されている。側面（７〜１０）については隅地（１
１〜１８）は折り曲げ線（２０と２１）によりそれぞれ
区分されており、例えば隅地（１７）と側面（９）との
間で、また隅地〈１８）と側面（７）との間で区分され
ている。

側面（７〜ｉｏ）に隣接しているのが緑茶（２２，２３
，２４，２５）であり、これらは折り曲げ橡（２６，２
７，２８，２９）により側面（７〜１０）と区分されて
いる。折り曲げ縁（２６〜２９）に平行に延びているの
が他の折り曲げ線（３１，３３，３５，３７）であるが
、これらの線により他の緑茶（３２，３４，３６゜３８
）が前記の緑茶（２２，２３，２４，２５）に接してい
る。

緑茶（２４と３４）の代わりに、変更案として鎖線で示
されたふた（３０）を折り曲げ線（２８）により折り付
けることができる。

それぞれ隣接する二つの緑茶は前記の折り曲げ線（３１
，３３，３５，３７）について折り合わされるため、後
の完成料理容器（５５）では周間する二重壁の縁つば（
５６）が形成される。つまり、緑茶（２３と３２）、緑
茶（２４と３４）、緑茶（２５と３６）、さらに緑茶（
２２と３８）は、それぞれ折り重ねられる。その際の折
り曲げは、開いた切断ヘリ（３９，４０゜４１．４２）
が料理容器（５５）の折りたたみ後に縁の上ヘリの下と
なり、折り立てられた側面（７〜１０）の外面に向けら
れるように行われる（第４図の同じ切断へり３９も参照
）。

大きな方の側面（７と８）に隣接する隅地（１１，１４
，１５，１８）は容器の組立ての際に外側へ、また小さ
な方の側面（９，１０）の外面に対して折りたたまれる
が、これらの隅地は切断ヘリの部分に料理容器（５５）
の折りたたみ後に縁つば（５６）に対する支持面として
機能する小平面（４３，４４，４５，４６）を有してい
る。これらの支持面（４３〜４６）は、同時に後の封ろ
う工程を支援する。

小さな方の側面（９と１０）に配設された緑茶（３２と
３６）は、それらの隣接する隅地（１２と１３および１
６と１７）の部分において切断へり（４０と４２）にそ
れぞれ切欠％　（４７゜４８．４９．５０）を有してい
る。これらの切欠き（４７〜５０）はきわめて細幅であ
り、好ましくは本質的に矩形ないし台形に形成されてい
る。切欠き（４７〜５０）の高さは、切片（１）の肉厚
にほぼ等しい大きさである。これらの切欠＃（４７〜５
０）に対置されているのが隣接する隅地（１２，１３，
１６，１７）の突出部（５１，５２，５３，５４）であ
るが、これらの寸法は切欠きにほぼ適合しており、また
それらは使用された材料の厚さに相当する高さだけ当該
縁から突き出ている。料理容器（５５）の折り立て後に
これらの突出部（５１〜５４）はそれぞれに対応する切
欠き（４７〜５０）に掛合するが、これについては第４
図に基づいて後述する。

第２図および第３図には、折り立てられた料理容器（５
５）が示されている。第２図は、概略的に描かれた二重
壁の縁つば（５６）と、その下に折り返された隅地（１
６および１７）をおおっている二つの隅地（１５と１８
）とを示している。隅地（１８）の部分には折り曲げへ
り（２０）がみとめられるが、これはその下にある見え
ない折り曲げヘリ（２１）をおおっている。そのほかに
折り曲げ線（１９）がみとめられるが、これは外から見
ることのできる隅地（１８）とその下にある見えない隅
地（１７）とを分けている。

第３図からは、支持面（４３，４４，４５゜４６）が下
から縁つば（５６）に対して当着している状態を知るこ
とができる。その際に縁つば（５６）は八つの縁条（２
２、２３、２４。

２５ならびに３２，３４，３６，３８）から構成されて
いるが、それらはそれぞれ重なっており、したがって縁
つば（５６）は二重壁となる。

縁条（３２，３４，３６，３８）はその際に上から見る
ことはできないため、第３図においてはそれらの参照記
号がかっこ内に書かれている。

第４図では、第２図において数字■で示された鎖線円内
の部分が拡大され、また部分的に切断されて示されてい
る。

第４図においては、例えば縁条（２２，３８）がそれら
の折り曲げ線（３７）について折り返されていること、
また同様に重なっている側面（９）に係合する縁条（２
５と３６）に対置されていることがみてとれる。縁条（
２５，３６）の部分の外側では、縁条（２２，３８）が
直接的に重なり合っている。

第４図は見えない隅地（１７）に設けられた突出部（５
３）も示しているが、この部分では折りたたみ後に縁条
（３６）が切欠き（４９）を有する。折り立ての際に突
出部（５３）が切欠＞（４９）に掛合し、折り立てられ
た料理容器（５５）に対して封ろう工程以前に十分な保
持力を付与する。同様に、残りの突出部（５１゜５２．
５４）もそれぞれの切欠き（４７，４８゜５０）に掛合
する。

本発明に基づく料理容器（５５）によりきわめて薄肉の
切片（１）を用いることが可能であり、それは縁つば（
５６）の二重壁のゆえに十分な強さを有し、また料理容
器（５５）の最終内封ろう処理以前の取扱いに対する十
分な形状安定性を容器に付与することができる。

第４図からさらにみてとれるように、それらのうちのひ
とつの切断へり（３９）だけが見える開いた切断ヘリ（
３９〜４２）はそれらが料理容器（５５）の内部から到
達され得ないように位置している。したがって料理容器
（５５）は、切片（１）が少なくとも料理容器（５５）
の組立て後の内側に防液性被膜を有することを考慮する
ならば、開いた切断へり（３９〜４２）に関して十分に
保護されていることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく料理容器に対する一体の裁断図
であるが、ここで切断ヘリは実線により、また折り曲げ
線は破線により示されており、さらに点線は折り曲げ線
ではなく本発明に基づく特徴を表示しているだけである
。 第２図は、本発明に基づく料理容器の概略側面図である
。 第３図は、第２図の料理容器の平面図である。 第４図は、第２図において鎖線で囲まれた部分の拡大詳
細図である。 １−ｍ−厚紙切片、２−ｍ−底面、７，８，９゜１０−
ｍ−側面、１１，１２，１３，１４，１５゜１６　、１
７　、１８−−一隅地、１９−一一折り曲げ線、２２，
２３，２４．２５−−一縁条、２６゜２７．２８，２９
−−一折り曲げヘリ、３０−−−ふた、３２．３４．３
６．３８−ｍ＝縁条、３９゜４０．４１．４２−−一切
断ヘリ、４３，４４゜４５　、４６一−−支持面、４７
．４８，４９．５０−ｍ−切欠き、５１，５２，５３．
５４−−一突出部、５５−ｍ−料理容器、５６−−−縁
つば。 代　理　人　　　安　　　達　　　光　　　１．−２同
　　　　　　安　　　達　　　　　　　智二さ ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、封ろう可能な厚紙切片から折りたたみ成形された容
   器、特に矩形底面と、基本的に三角形の二つの隅地によ
   りそれぞれ結合された四つの折り立てられた側面と、該
   側面に折り付けられた四つの縁条からなる底面に平行な
   縁つばとを具備した料理容器において、縁つば（５６）
   が周回して二重壁に構成され、またその切断へり（３９
   ，４０，４１，４２）を以て側面（７，８，９，１０）
   の外面に向けられていることを特徴とする容器。 ２、隅地（１１〜１８）が外側に向かつて、また隣接す
   る側面（９，１０）の一方の外面に対して折り返されて
   いることを特徴とする請求項１記載の容器。 ３、隅地（１１〜１８）の少なくとも一部が小さな方の
   側面（９，１０）の外面に密着していることを特徴とす
   る請求項１および２記載の容器。 ４、少なくとも二つの向き合う縁条（２３，３２；２５
   ，３６）が隅地（１２，１３；１６，１７）の近くのそ
   れらの切断へり（４０；４２）の部分に細長い切欠き（
   ４７，４８，４９，５０）を有しており、これらの切欠
   きに対して隣接する隅地（１２，１３；１６，１７）の
   切断へりにおいて対応して形成された突出部（５１，５
   ２，５３，５４）が設けられていることを特徴とする請
   求項１〜３のいずれかに記載の容器。 ５、突出部（５１〜５４）が使用材料の厚さにほぼ等し
   い寸法だけ切断へりから突き出ていることを特徴とする
   請求項４記載の容器。 ６、切欠き（４７，４８，４９，５０）および突出部（
   ５１，５２，５３，５４）が本質的に矩形または台形状
   に形成されていることを特徴とする請求項４または５記
   載の容器。７、突出部（５１，５２，５３，５４）を有
   する隅地（１２，１３；１６，１７）に隣接する隅地（
   １１，１４，１５，１８）が縁つば（５６）に対する折
   り付けられた支持面（４３，４４，４５，４６）を有す
   ることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の容
   器。