JP2003327226A - 被せ蓋 - Google Patents

被せ蓋

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JP2003327226A
JP2003327226A JP2002135400A JP2002135400A JP2003327226A JP 2003327226 A JP2003327226 A JP 2003327226A JP 2002135400 A JP2002135400 A JP 2002135400A JP 2002135400 A JP2002135400 A JP 2002135400A JP 2003327226 A JP2003327226 A JP 2003327226A
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plate
cover
adhesive
side plate
flange portion
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JP2002135400A
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English (en)
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Toshihide Tougi
俊秀 東儀
Nobuyuki Inomata
暢之 猪又
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的弱い力で開封が可能な、容器本体のフラ
ンジ部に嵌合させる被せ蓋を提供すること。 【解決手段】開口部周縁に外向きのフランジ部(21)を有
する容器本体(20)に被せて容器本体のフランジ部と嵌合
させる方形の天板(11)の周縁から垂下する周壁部(12)を
有する被せ蓋(10)であって、周壁部(12)は天板の周縁か
ら折り曲げ線を介して順次連設された側面板と第2側面
板を折り曲げ、側面板と第2側面板の内面同士を接合さ
せて重合側面板が形成され、隣り合う重合側面板同士を
接合させて形成され、第2側面板のいくつかは折り曲げ
線と平行な谷折り線によって内方より接着板(16)と係止
板(17)とに二分して区画され、接着板の内面は接着板が
連設された側面板の内面と接合され、係止板は側面板か
ら離れて内方に折り曲げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開口部周縁に外向き
のフランジ部を有する容器本体に被せて、容器本体のフ
ランジ部に嵌合させる被せ蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開口部に外向きのフランジ部を有する容
器本体に被せて、該容器本体のフランジ部に嵌合させる
被せ蓋としては、例えば、実開昭63−147417号
公報、特開平10−329852号公報等に記載されて
いるように多数の構成が提案されている。
【0003】前者の提案は、図4に示すように、カップ
状に構成され、上部開口を覆うように蓋(116)を装
着するとともに、該蓋の外周部に形成されているリング
状周壁部(119)を前記開口の縁部に係合させるよう
にしたカップ状容器において、前記容器の開口縁部に係
合用突部を形成するとともに、前記蓋のリング状周壁部
の下端に係合爪(121)を連設し、該係合爪を内側に
折曲げることによって前記係合用突部と係合させるよう
にしたものである。
【0004】また、後者の提案は、図5に示すように、
開口部に外向きの鍔部を有する容器本体と、この容器本
体の開口部を覆う天板(204)の外周から垂下するス
カート部(205)を有する蓋本体からなる容器におい
て、蓋本体のスカート部の縁部の2箇所以上の相離れた
部分に、内側に上方向きの爪部(207)を形成すると
ともに、この爪部をして、容器本体の鍔部に係止して開
封を防止する開封防止部を、爪部の幅方向両側に切れ目
線(208)を入れて設けた不正開封防止用蓋付き容器
である。
【0005】このように、これらの提案の場合、折り返
した係合爪(121)や爪部(207)は、単に折って
いるのみであり、蓋を開封する際には、その折り返しを
支点として、その端部がフランジ部の下側を押しつけ、
その長さを半径とする円弧を通過するまで容器本体を押
しつけることとなって、開封力が大きくなり、また、場
合によっては、容器本体や蓋材を破壊してしまうことも
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、開口部に外
向きのフランジ部を有する容器本体に被せて、該容器本
体のフランジ部に嵌合させる被せ蓋に関する以上のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、比較的弱い力で開封
が可能な、容器本体のフランジ部に嵌合させる被せ蓋を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、開口部周縁に外向きのフランジ部を有する容器本体
に被せて該容器本体のフランジ部と嵌合させる、方形の
天板の周縁から垂下する周壁部を有する被せ蓋であっ
て、前記周壁部は天板の周縁から折り曲げ線を介して順
次連設された側面板と第2側面板を折り曲げ、側面板と
第2側面板の内面同士を接合させて重合側面板が形成さ
れ、隣り合う重合側面板同士を接合させて形成され、前
記第2側面板のいくつかは、前記折り曲げ線と平行な谷
折り線によって内方より接着板と係止板とに2分して区
画され、該接着板の内面は接着板が連設された側面板の
内面と接合され、該係止板は、側面板から離れて内方に
折り曲げられていることを特徴とする被せ蓋である。
【0008】このように請求項1記載の発明によれば、
第2側面板のいくつかは、折り曲げ線と平行な谷折り線
によって内方より接着板と係止板とに2分して区画さ
れ、該接着板の内面は接着板が連設された側面板の内面
と接合され、該係止板は、側面板から離れて内方に折り
曲げられているので、嵌合させた被せ蓋を開ける際は、
係止板が短く設定してあり、比較的弱い力で被せ蓋を開
けることができる。
【0009】また、係止板が全周に渡って形成されてい
ないので、比較的容易に被せ蓋を開けることができる。
【0010】また、請求項2の発明は、第1の発明にお
いて、前記接着板と係止板とに2分して区画される第2
側面板は、方形の隔辺に形成されていることを特徴とす
る被せ蓋である。
【0011】このように請求項2記載の発明によれば、
接着板と係止板とに2分して区画される第2側面板は、
方形の隔辺に形成されているので、被せ蓋は十分な嵌合
力を有している。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の被せ蓋を一実施形態に基
づいて以下に詳細に説明する。本発明の被せ蓋は、例え
ば図1、図2、図3に示すように、開口部周縁に外向き
のフランジ部(21)を有する容器本体(20)に被せ
て該容器本体のフランジ部と嵌合させる、方形の天板
(11)の周縁から垂下する周壁部(12)を有する被
せ蓋(10)である。
【0013】周壁部(12)は、天板(11)の各辺の
周縁から折り曲げ線(a)を介して順次連設された側面
板(13)と第2側面板(14)を折り曲げ、側面板と
第2側面板の内面同士を接合させて重合側面板(15)
が形成されている。側面板(13)と第2側面板(1
4)の内面同士の接合手段は、特に限定されないが、後
記する素材により、ヒートシール法、グルー貼り、ホッ
トメルト貼りなどを使い分けることができる。
【0014】そして、第2側面板(14)のいくつか
は、折り曲げ線(a)と平行な谷折り線(b)によって
内方より接着板(16)と係止板(17)とに2分して
区画され、接着板(16)の内面は接着板に連設された
側面板(16)の内面と接合され、係止板(17)は側
面板(16)から離れて内方に折り曲げられている。
【0015】接着板(16)と係止板(17)とに二分
される第2側面板は、方形の隔辺に設けると嵌合が安定
し、見栄えも良い。
【0016】被せ蓋に使用する素材は、保形性に富む板
紙が良く、コートボール、ノーコートボール、コートマ
ニラ、ノーコートマニラ等、収納する内容物に応じて任
意の素材が使用できる。必要に応じてポリエチレン等の
熱可塑性樹脂層を板紙の片面又は両面に設けることもで
きる。勿論印刷層を設けることもできる。天板を円形や
たまご形とすることも可能である。
【0017】容器本体(20)は、開口部周縁に外向き
のフランジ部(21)が形成されていれば、カップ状、
トレー状等任意で、開口部の形状も円形、方形、たまご
形など任意である。
【0018】また、容器本体(20)は、紙カップのよ
うな紙容器であっても、プラスチック成形容器であって
も、いずれでも構わない。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 〈実施例1〉図3は本発明の実施例1の被せ蓋のブラン
クの平面図である。八角形の天板(11)の各辺から折
り曲げ線(a)を介して側面板(13)と第2側面板
(14)が順次連設されている。
【0020】隔辺の第2側面板は、折り曲げ線(a)と
平行な谷折り線(b)により内方より接着板(16)と
係止板(17)に2分して区画されている。すなわち、
4辺の第2側面板に係止板(17)を設けた。
【0021】接着板(16)と係止板(17)とに区画
される第2側面板が連設されている側面板の両端縁には
折り曲げ線を介して接合片(131)が連設されてい
る。接合片(131)は、隣り合う側面板(13)同士
を接合するためのものである。
【0022】なお、このブランクは、坪量310g/m
2 のコートボール紙の非コート面に厚さ15μmのポリ
エチレン樹脂層を設けたポリエチレン加工紙を用いた。
【0023】このブランクの被せ蓋への組み立ては、つ
ぎのようにして行う。先ず、折り曲げ線(a)に沿って
側面板(13)を折り曲げ、ついで、折り曲げ線に沿っ
て第2側面板(14)を折り曲げ、側面板(13)と第
2側面板(14)の内面同士を接合し、重合側面板(1
5)とする。その際、接合片(131)を隣り合う側面
板(13)と第2側面板(14)の間に挟み込み、各側
面板(13)同士を接合して周壁部(12)を形成す
る。ポリエチレン樹脂層が施されている面を内側にして
組み立てることはいうまでもない。
【0024】また、接着板(16)と係止板(17)と
に区画される第2側面板は、谷折り線(b)に沿って係
止板(17)を谷折りした後、接着板のみ側面板に接合
させる。したがって、係止板(17)は側面板(13)
から離れて内方に折り曲げられている。これらの接合手
段はポリエチレン樹脂層の加熱による熱融着法である。
【0025】組み立てた被せ蓋(10)は、容器本体
(20)の開口部に被せて、フランジ部(21)に嵌合
させる(図1(a)、(b)、図2参照)。係止板(1
7)を有する辺は、図1(a)に示すように、係止板
(17)が容器本体(20)のフランジ部(21)の下
面に突き当たり、簡単に容器本体と被せ蓋が外れること
がない。
【0026】係止板(17)が周壁部(12)の全周で
はなく、一部分に設けられているので、被せ蓋を容器本
体から外す時に力を軽減させることができる。
【0027】さらに、第2側面板の全体を係止板とせず
に、一部を接着板として、接着板の位置を調節すること
により、被せ蓋と容器本体の嵌合隙間(ガタ)を最小に
している。
【0028】
【発明の効果】このように、本発明の被せ蓋は、円形以
外の方形の形状にも対応でき、プラスチック製の被せ蓋
を使用する必要がなく、近年の環境問題を解決した被せ
蓋である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被せ蓋を容器本体に被せた状態の一実
施例を示す、(a)は平面説明図であり、(b)は
(a)のA−A’線断面説明図である。
【図2】本発明の被せ蓋を容器本体に被せた状態の一実
施例を示す、底面説明図である。
【図3】本発明の被せ蓋に使用するブランクの一実施例
を示す、平面説明図である。
【図4】従来の被せ蓋の一例を示す、要部断面図であ
る。
【図5】従来の被せ蓋の別の一例を示す、下方よりの斜
視図である。
【符号の説明】 10‥‥被せ蓋 11‥‥天板 12‥‥周壁部 13‥‥側面板 14‥‥第2側面板 15‥‥重合側面板 16‥‥接着板 17‥‥係止板 20‥‥容器本体 21‥‥フランジ部 131‥‥接合片 116‥‥蓋 119‥‥リング状周壁部 121‥‥係合爪 204‥‥天板 205‥‥スカート部 207‥‥爪部 208‥‥切れ目線 a‥‥折り曲げ線 b‥‥谷折り線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部周縁に外向きのフランジ部を有する
    容器本体に被せて該容器本体のフランジ部と嵌合させ
    る、方形の天板の周縁から垂下する周壁部を有する被せ
    蓋であって、 前記周壁部は天板の周縁から折り曲げ線を介して順次連
    設された側面板と第2側面板を折り曲げ、側面板と第2
    側面板の内面同士を接合させて重合側面板が形成され、
    隣り合う重合側面板同士を接合させて形成され、 前記第2側面板のいくつかは、前記折り曲げ線と平行な
    谷折り線によって内方より接着板と係止板とに2分して
    区画され、該接着板の内面は接着板が連設された側面板
    の内面と接合され、該係止板は、側面板から離れて内方
    に折り曲げられていることを特徴とする被せ蓋。
  2. 【請求項2】前記接着板と係止板とに2分して区画され
    る第2側面板は、方形の隔辺に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の被せ蓋。
JP2002135400A 2002-05-10 2002-05-10 被せ蓋 Withdrawn JP2003327226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015084816A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 パラマウントベッド株式会社 オプション取付穴を設けたベッドのサイドフレーム用化粧カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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