JP3002680U - オフセット用インク等の高粘度内容物用の容器 - Google Patents

オフセット用インク等の高粘度内容物用の容器

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JP3002680U
JP3002680U JP1994004451U JP445194U JP3002680U JP 3002680 U JP3002680 U JP 3002680U JP 1994004451 U JP1994004451 U JP 1994004451U JP 445194 U JP445194 U JP 445194U JP 3002680 U JP3002680 U JP 3002680U
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浩之 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄処分が容易であり、また、胴部が遮光性
を有し、しかも、胴部と底部との間のガスバリヤー性の
良好であると共に、ヘラで胴部の内周面のオフセット用
インク等の内容物を掬い取る際に、円滑な掬い動作を行
うことができる高粘度内容物用の容器の提供を図る。 【構成】 紙管製胴部(1) と、紙、合成樹脂等の可燃性
部材からなる胴部(1) 、蓋体(3)(4)とを備える。底部
(2) の周縁の垂下部が、胴部(1) の周壁部(1a)と折り返
し部(1b)との間に、上方から挿入されると共に、底部
(2) の垂下部の外周面と胴部(1) の周壁部(1a)の内周面
とがヒートシール接着されている。胴部(1) の紙管の内
周面は合成樹脂層から構成され、この合成樹脂層が、合
成樹脂製の帯状体をスパイラル巻きしたものであり、こ
のスパイラル巻きした合成樹脂製の帯状体同士の接合部
分を押圧することにより、この接合部分の表面を紙管の
内周面の非接合部分の表面と略面一とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、オフセット用インクや、シーリング剤、コーキング剤等の高粘度 内容物を収納する容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オフセット用インクや、シーリング剤、コーキング剤等の高粘度内容物は、高 い粘度を有すると共に、一般にその重量も大きく、通常は、金属罐等の金属容器 に収納されている。例えば、オフセット用インクの罐は、金属製の長方形薄板の 両端をカシメ状に接続して、筒状の胴部を形成している。詳しくは、図10に示 すように、金属製の長方形薄板aを平巻にして、その端を互いに組み合わせるよ うにしてかしめると共に、このかしめ部分bの両側に溝cが形成されるように、 曲げ加工を施している。図10は、図の上方が容器の外側であり、下方が内側で ある。そして、このかしめ部分bと両側の溝cは、容器の軸方向に連続して形成 されている。
【0003】 胴部の上端は、蓋との嵌合性の向上と変形防止の為に、上端縁を数ミリ幅で内 側に折り返すと共に、その近傍に大小の突筋を周設している。胴部の下端には、 底部をシーマによって取り付け、結合している。より詳しくは、底部は、金属製 薄板にて構成され、周縁部が全周に凹溝を形成した円板状体をなし、この凹溝内 に同部の下端が嵌入され、接合されているものである。蓋体は、金属製の皿状を なし、胴部の上端に嵌合させられる。オフセット用インクは、このような罐に収 納されて販売され、使用者は、金属製のヘラで、インクを掬い取って使用してい る。より詳しくは、このヘラは、金属の薄板で、縦長の長方形や縦長の逆台形を なし、その長辺や斜辺を金属罐の胴部の内周面に当接させつつ動かすことによっ て、オフセット用インクを無駄なく、掬い採るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 このような、金属製容器は、廃棄処分が困難であり、金属罐としてのリサイク ルを行おうとしても、高粘度の内容物が容器内に残存している場合が多く、リサ イクルのコストが高くなってしまう。
【0005】 また、上記のようなかしめ部分bを有する胴部の下端を、巻き込んで、底部を シーマによって接続しているため、微妙な隙間ができて、ガスバリヤー性に欠け るおそれがある。特に、容器を落下させ、胴部と底部との接合部分が凹んでしま ったりすると、その問題が顕著に現れる。
【0006】 同様の問題は、胴部のかしめ部分bの全体についても言えるものであり、さら に、このかしめ部分bと溝cの部分が有るため、ヘラで胴部の内周面のオフセッ ト用インクを掬い取ろうとすると、これらの部分にヘラがぶつかり、円滑な掬い 動作を行うことが困難であり、溝cの部分に、オフセット用インクが残ってしま うことが避けられない。
【0007】 また、オフセット用インク等の高粘度内容物の品質を長期間一定に保つために は、容器内部に窒素ガスを充填して、空気との接触をなくすことが望ましいが、 ガスバリヤー性に問題を残す現状の金属罐では、かかる充填を完全に行うことが できない。
【0008】 しかして、これらの問題を、紙管製の容器によって解決せんとした場合、容器 の底部も紙製となり、内容物の重量によって、紙製の底部の中央が下方に張り出 すおそれがある。特に、移送中の振動や長期に渡っての保存中に生ずるおそれが あるため、これらの容器を積み重ねて移送したり保存したりする際に、紙製の底 部の中央が下方に張り出すおそれを解消することが必要となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本願の第1の考案は、筒状の胴部(1) と、胴部(1) の下端に設けられた 底部(2) と、胴部(1) の上端に設けられた蓋体(3)(4)とを備えたオフセット用イ ンク等の1000cps以上の高粘度内容物用の容器において、次の構成を特徴 とするものを提供することにより、上記の課題を解決する。 即ち、第1の考案においては、 胴部(1) が、紙を主材料とした紙管から構成され、 底部(2) が、紙、合成樹脂等の可燃性部材から構成され、 蓋体(3)(4)が、紙、合成樹脂等の可燃性部材から構成され、 底部(2) が、その周縁を下方に折曲して形成された垂下部(2a)を有し、 胴部(1) が、筒状の周壁部(1a)と、その下端を内側へ上方に折曲して形成され た折り返し部(1b)を有し、 底部(2) の垂下部(2a)が、胴部(1) の周壁部(1a)と折り返し部(1b)との間に、 上方から挿入されると共に、底部(2) の垂下部(2a)の外周面と胴部(1) の周壁部 (1a)の内周面とが接着されていることを特徴とする。
【0010】 本願の第2の考案においては、上記第1の考案に係る容器において、 胴部(1) の紙管の内周面が合成樹脂層から構成され、 この合成樹脂層が、合成樹脂製の帯状体をスパイラル巻きしたものであり、 このスパイラル巻きした合成樹脂製の帯状体同士の接合構造が、一方の帯状体 の側部(12a) を少なくとも2つに折り重ね、この折り重ね部分を他方の帯状体の 側部(12b) に重ね合わせて押圧することにより、この接合部分の表面を紙管の内 周面の非接合部分の表面と略面一としたものであり、 底部(2) が、紙を基材とし、その表面に合成樹脂層を形成したものであり、 底部(2) の垂下部(2a)の外周面の合成樹脂層と胴部(1) の周壁部(1a)の内周面 の合成樹脂層とがヒートシールにより接着されていることを特徴とする容器を提 供するものである。
【0011】 本願の第3の考案においては、第2の考案に係る容器の蓋体(3)(4)が、胴部(1 ) の上端に接着される内蓋(3) と、胴部(1) の上端に着脱可能に取り付けられた 外蓋(4) とからなり、 この内蓋(3) と外蓋(4) との少なくとも何れか一方が遮光性を有すると共に胴 部(1) と底部(2) が遮光性を有し、 内蓋(3) と胴部(1) と底部(2) により構成された容器内部に、高粘度内容物が 収納されると共に、窒素ガスが充填されたことを特徴とするものを提供するもの である。
【0012】 本願の第4の考案においては、上記第2又は第3の考案に係る容器の蓋体(3)( 4)が、胴部(1) の上端に接着される内蓋(3) と、胴部(1) の上端に着脱可能に取 り付けられた外蓋(4) とからなり、 外蓋(4) の上部が、中央部(41)と、この中央部(41)の周囲に形成された外周部 (42)とを備え、 中央部(41)の径が、胴部(1) の折り返し部(1b)の内径と略等しいか或いはこれ より微小遊び幅分だけ小さく、この微小遊び幅が、外周部(42)の径方向の幅より も小さく設定され、 中央部(41)が外周部(42)より上方に突出しており、この突出高さが胴部(1) の 下端と底部(2) の下面との間の長さに略等しいことを特徴とするものを提供する 。
【0013】
【作用】
本願の第1の考案に係る容器にあっては、胴部が最も焼却に適する紙管であり 、他の部材も可燃性の素材で形成されているため、廃棄処分が容易である。しか も、容器の製造中や、容器の使用中においても、従来のような金属音がなく、騒 音問題がなく、また、紙独特の柔らかな手触りが得られると共に、胴部に関して は紙管製であるため、それ自体に適度な遮光性を有し、光による内容物の変質等 を防止し得る。しかも、底部(2) の垂下部(2a)が、胴部(1) の周壁部(1a)と折り 返し部(1b)との間に、上方から挿入されると共に、底部(2) の垂下部(2a)の外周 面と胴部(1) の周壁部(1a)の内周面とが接着されているため、容器のガスバリヤ ー性、特に、胴部と底部との間のガスバリヤー性を向上させることができる。
【0014】 本願の第2の考案に係る容器にあっては、上記第1の考案の作用に加え、胴部 及び底部の合成樹脂層によってガスバリヤー製が高められ、しかも、容器胴部の 最内層を構成するスパイラル巻きした合成樹脂製の帯状体同士の接合構造が、一 方の帯状体の側部を少なくとも2つに折り重ね、この折り重ね部分を他方の帯状 体の側部を重ね合わせて押圧することにより、この接合部分の表面を紙管の内周 面の非接合部分の表面と略面一としたものであるため、ヘラで胴部の内周面のオ フセット用インクを掬い取る際、この接合部分にヘラがぶつかることがなく、円 滑な掬い動作を行うことができ、オフセット用インクが残ってしまうことを防ぐ ことができる。しかも、接合部分が、ヘラによって傷つけられることもなく、ガ スバリヤー性が損なわれることもない。
【0015】 本願の第3の考案においては、第2の考案の作用に加え、密閉構造の内蓋(3) と、胴部(1) と、底部(2) により構成された容器内部に窒素ガスが充填されるこ とによって、内部の空気と置換され、高粘度内容物が空気と接触することにより 品質の劣化を防止し得る。また、内蓋(3) と外蓋(4) との少なくとも何れか一方 が遮光性を有すると共に胴部(1) と底部(2) が遮光性を有するため、高粘度内容 物に対する光の悪影響を確実に防止し得る。
【0016】 本願の第4の考案においては、同種の容器を積み重ねた際に、上方の容器の底 部(2) が下方の容器の外蓋(4) の中央部(41)によって支持され、内容物の重量に よる底部(2) の変形を防止し得る。
【0017】
【実施例】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1は、本願考案の第1の実施例に係る容器の一部切欠正面図である。
【0018】 この容器は、筒状の胴部1と、胴部の下端に設けられた底部2と、胴部の上端 に設けられた蓋体3,4とを備えた高粘度内容物用の容器であり、蓋体3,4は 、内蓋3と、外蓋4とから構成されている。
【0019】 胴部1は、紙を主材料としたスパイラル紙管から構成されている。詳しくは、 図1のA部分の拡大図である図2(A)、図1のB部分の拡大図である図2(B )に夫々示すように、基材11と、基材の内周面を構成する内面紙12と、基材 の外周面を構成する外表面紙13とから構成されている。
【0020】 基材11は、厚紙等の紙製の帯状体を、1層乃至複数層(この実施例では2層 )、螺旋巻きにしてなる。
【0021】 内面紙12は、耐油性、耐水性、ガスバリヤー性のある帯状体を、螺旋巻きに してなる。より、具体的には、金属箔や、合成樹脂フィルムから選択されたもの を、1層乃至2層巻回する。合成樹脂フィルムとしては、熱可塑性合成樹脂、熱 硬化性合成樹脂、所謂エンジニアリングプラスチック等々、適当な合成樹脂を選 択することができるが、何れにしても、液密性の高いものを選択することが好ま しい。この実施例では、図2(A)のC部分の拡大図である図2(C)に示すよ うに、グラシン紙14、アルミニウム箔15、ポリプロピレンフィルム16の3 層を積層した内面紙12を、巻回したものであり、ポリプロピレンフィルム16 が容器の内周面を構成し、グラシン紙14が基材11に接着される。
【0022】 この内面紙12の帯状体は、スパイラル巻きされる際、次の構造によって、帯 状体の側部12a、12bの同士が接合される。即ち、帯状体の一方の側部12 aを2つ(必要ならば3つ以上)に折り重ね、この折り重ね部分を他方の帯状体 の側部12bに重ね合わせて押圧することにより、この接合部分の表面を紙管の 内周面の非接合部分の表面と略面一としたものである。尚、この実施例では、ポ リプロピレンフィルム16の層が、内面紙12の表面(胴部の最内層)に現れて いるため、ポリプロピレンフィルム16同士をヒートシールによって接合し得る と共に、容器胴部のガスバリヤー性が確実なものとなる。尚、ヒートシールが困 難な素材の組合せとした場合には、接着剤を用いればよい。
【0023】 即ち、この例では、容器胴部の最内層を構成するスパイラル巻きした合成樹脂 製の帯状体同士の接合構造が、一方の帯状体の側部を少なくとも2つに折り重ね 、この折り重ね部分を他方の帯状体の側部を重ね合わせて押圧することにより、 この接合部分の表面を紙管の内周面の非接合部分の表面と略面一としたものであ るため、ヘラで胴部の内周面のオフセット用インクを掬い取る際、この接合部分 にヘラがぶつかることがなく、円滑な掬い動作を行うことができ、オフセット用 インクが残ってしまうことを防ぐことができる。しかも、接合部分が、ヘラによ って傷つけられることもなく、ガスバリヤー性が損なわれることもない。
【0024】 外表面紙13は、図2(B)のD部分の拡大図である図2(D)に示すように 、上質紙17上にOPニス層18を配位したもので、基材11上に、螺旋巻きさ れるものである。この外表面紙13は、容器の化粧や簡易な耐水性を与えるもの で、場合によっては、省略することもできる。この外表面紙13は、図2(B) に示すように、外表面紙13の側部同士を重ね合わせて巻回するだけで足る。
【0025】 次に、図1のイ部分の拡大図である図3(イ)に示すように、底部2は、その 周縁を下方に折曲して形成した垂下部2aを有する。他方、上記の胴部1の下端 は、筒状の周壁部1aと、その下端を内側へ上方に折曲して形成された折り返し 部1bを有する。そして、底部の垂下部2aが、胴部の周壁部1aと折り返し部 1bとの間に、上方から挿入されると共に、底部の垂下部2aの外周面と胴部の 周壁部1aの内周面とが接着されている。そして、内容物の重みで、容器の底部 2の中央部分が下方に張り出しぎみになったとしても、折り返し部1bの上端が 底部2を支持すると共に、接着部分によって、底部と胴部との接合が維持され得 るものである。
【0026】 特に、望ましくは、図3(ハ)に示すように、底部2の上面を、合成樹脂層に より構成し、胴部1の最内周面の合成樹脂層とを、ヒートシールにより接着する ことにより、容器のガスバリヤー性が確実なものとなる。合成樹脂層としては、 熱可塑性合成樹脂、熱硬化性合成樹脂、所謂エンジニアリングプラスチック等々 、適当な合成樹脂を選択することができるが、何れにしても、液密性の高いもの を選択することが好ましい。この実施例では、底部2を、厚紙21と、アルミニ ウム箔22と、ポリプロピレンフィルム23との3層構造とし、その最上面(折 り返し部1bでは、最外周面)のポリプロピレンフィルム23と、前述の容器胴 部の周壁部1aの内周面を構成するポリプロピレンフィルム16とを、ヒートシ ールにより接着している(図3(イ)のhは、ヒートシール部分を示す)。尚、 図3(イ)の24は、内外の周率の差を緩和するローレット押圧加工部分を示す 。
【0027】 さらに、図3(ロ)に示すように、底部の垂下部2aの内周面と、胴部の折り 返し部1bの内周面とを接着しておいてもよい(図3(ロ)のhは、ヒートシー ル部分を示し、sは、接着部分を示す)。尚、図示は省略するが、底部2の最下 面を、ポリプロピレンフィルム等の合成樹脂層とすることによって、この接着部 分sについても、ヒートシールで接着し得る。
【0028】 次に、図4(A)に示すように、内蓋3は、胴部1の上端に、接着される。こ の実施例では、胴部1の上端を外側にカールさせ、このカール部1cに、内蓋3 を接着している。この実施例では、内蓋3は、図4(B)に示すように、下面側 から上面側へ、ポリプロピレンフィルム31、アルミニウム箔32、ポリエチレ ンフィルム33を積層したものからなり、ポリプロピレンフィルム31と前述の 容器胴部の周壁部1aの内周面を構成するポリプロピレンフィルム16とを、ヒ ートシールにより接着している(図3(A)のhは、このヒートシール部分を示 す)。その他、内蓋3は、紙、合成樹脂、金属箔等の単体或いは複合体から構成 できる。合成樹脂としては、熱可塑性合成樹脂、熱硬化性合成樹脂、所謂エンジ ニアリングプラスチック等々、適当な合成樹脂を選択することができるが、何れ にしても、液密性の高いものを選択することが好ましい。
【0029】 内蓋3と胴部1の上端のカール部1cとの接着箇所は、図4(C)(D)(E )に示す範囲が好ましい。即ち、カール部1cの屈曲の開始基点kと、カール部 1cの先端tより手前3mmの地点との間の範囲x1内であることが好ましい。さ らに好ましくは、カール部1cの最上部(カール部1cの最上部が平面の場合に は、その平面内の適宜箇所)の地点と、カール部1c先端tより手前3mmの地点 との間の範囲x2内である。カール部1cの屈曲の開始基点kより内側に接着す ると、内蓋3を剥がす際に、接着された胴部1の表面層が剥離して、内部の紙材 の粉が容器内部に落下してしまうおそれがある。また、カール部1c先端tまで 接着してしまうと、内蓋3を剥がすことが困難となり、内蓋3と共にカール部1 c先端面から胴部の層を層間剥離させてしまうおそれがある。さらに内蓋3をよ り抵抗なく剥がすためには、接着の範囲を、カール部1cの最上部より先端側の 範囲に、止めることが望ましい。
【0030】 このように、内蓋3と、胴部1と、底部2により構成された容器の最内層を、 全て、合成樹脂層により形成し、その構成部材間の接合を、全て、接着すること により、望ましくはヒートシールすることによって、内部のガスバリヤー性や水 密性が、極めて高くなる。そして、この容器内に、紙管製の粘度内容物が収納さ れると共に、窒素ガスが充填され、内部の空気と置換されることによって、内容 物の品質維持が図られるものである。
【0031】 蓋体4は、ポリエチレンやポリプロピレンの合成樹脂により形成することがで き、上記の胴部1の上端のカール部1cの外周に、着脱可能に嵌合する。合成樹 脂としては、熱可塑性合成樹脂、熱硬化性合成樹脂、所謂エンジニアリングプラ スチック等々、適当な合成樹脂を選択することができる。
【0032】 ここで、図2乃至図4に示す各部材の層構造及び厚みの望ましい例(実施例1 )を示す。
【0033】
【表1】 実施例1 図面の符号 材質(層数又は厚み) 11 基材(2層構造) 14 ポリプロピレンフィルム(40μ厚) 15 アルミルウム箔(7μ厚) 16 グラシン紙 17 上質紙 18 OPニス 21 厚紙 22 アルミルウム箔(7μ厚) 23 ポリプロピレンフィルム(25μ厚) 31 ポリプロピレンフィルム(25μ厚) 32 アルミルウム箔(7μ厚) 33 ポリエチレンフィルム(20μ厚)
【0034】 上記の実施例の厚みは適宜変更し得るものであり、また、層構造も、各請求項 の記載を逸脱しない範囲で変更し得る。
【0035】 次に、第2の実施例を示すが、構造上は、上記の図1乃至図4の実施例と同様 であるため、下記の表2に、図面の符号に対応した材質(層数又は厚み)を示す 。
【0036】
【表2】 実施例2 図面の符号 材質(層数又は厚み) 11 基材(3層構造) 14 ポリエチレンフィルム(40μ厚) 15 アルミルウム箔(7μ厚) 16 上質紙 17 上質紙 18 OPニス 21 厚紙 22 アルミルウム箔(7μ厚) 23 ポリエチレンフィルム(25μ厚) 31 ポリエチレンフィルム(20μ厚) 32 アルミルウム箔(7μ厚) 33 ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μ厚)
【0037】 次に、図5(A)に基づき、外蓋と底部との望ましい関係を説明する。この蓋 体4は、図5に示すように、蓋体の上部の中央部41と、この中央部41の周囲 に形成された外周部42とを備える。外周部42の周縁からは、下方に垂下部4 3が延設され、この垂下部43の内周面と、前述のカール部1cとが嵌合する。 中央部41は、その外径m1が、胴部1の折り返し部1bの内径m2と略等しく 設定されている。そして、中央部41を外周部42より上方に突出させ、この突 出高さhを、胴部1の下端と底部2の下面との間の長さhと略等しく設定するよ うにする。
【0038】 上記の構成により、同種の容器を積み重ねた場合、下方の容器の蓋体4の外周 部42が、上方の容器の胴部1の下端を支持すると共に、下方の容器の蓋体4の 中央部41が、上方の容器の底部2を下方から支持し、底部2の下方への張り出 しを防止し得るものである。図5乃至図8の例は、この底部2の中央の張り出し を防止することを目的としたものである。そして、図5(A)に示すように、中 央部41の外径m1を、胴部1の折り返し部1bの内径m2と略等しく設定する ことにより、上方の容器が、横方向に移動することをも防止し得る。
【0039】 尚、ここで、図6を利用して、底部2の下方への張り出しについて詳しく説明 しておく。図6の符号6で示す補強ブロックがないとすると、底部2は、内容物 の荷重や振動によって、点線で示した2’のように、底部中央が下方に張り出す 。そして、さらに大きな振動等によって極端に大きな力が加わった場合には、容 器胴部の周壁部1aと底部の垂下部2aとの接着が外れてしまい、底部の垂下部 2aと容器胴部の折り返し部1bとが、矢印に示すように、内方に曲がってしま うおそれがある。このような場合に予想される最悪の状態を、図9に基づきさら に詳しく説明すると、底部の垂下部2aと容器胴部の折り返し部1bとが、内方 に曲がる際に、接着箇所に亀裂が生ずるおそれがある。即ち、図2及び図3に示 す実施例では、容器胴部1の内面紙12として、グラシン紙14、アルミニウム 箔15、ポリプロピレンフィルム16の3層を積層したものを用い(図2)、底 部2を、厚紙21と、アルミニウム箔22と、ポリプロピレンフィルム23との 3層構造(図3)としているため、容器胴部の折り返し部1bと底部の垂下部2 aとは、両者のポリプロピレンフィルム16,23同士をヒートシールhによっ て接着することができるが、このヒートシールhによる接着箇所に亀裂が生じ、 アルミニウム箔15、22が破れたり、さらにその内層の紙素材が露顕したりす るおそれがある。また亀裂が生じた場合は勿論、生じるまでに到らずとも、ポリ プロピレンフィルム16,23にピンホールが生ずるおそれもある。
【0040】 さらに、図5(A)に二点鎖線で示すように、外周部42からリブ42aを突 出形成し、このリブ42aと上方の容器の胴部1の下端外周とを係合させて、上 方の容器が、横方向に移動することをも防止ししてもよい。このリブ42aは、 適宜長さで設ければ足り、図5(B)に示すように、蓋体の全周に渡って設けて もよく、或いは図5(C)に示すように、短いものを、蓋体の一部に設けるよう にしてもよい。
【0041】 尚、胴部1の折り返し部1bの内径m2を中央部41の外径m1よりも微小遊 び幅分だけ小さく設定することもできる。但し、この微小遊び幅分は、外周部の 径方向の幅m3よりも小さく設定しておく。これによって、上方の容器は若干横 方向にずれることがあっても、その胴部1の下端が外周部42から外れてしまう と言ったことはない。また、中央部41、外周部42、垂下部43の平面形状は 、夫々を円形にして、これらを同心円状に配位しておけばよいが、円形に限らず 、多角形や花形等の他の形状とすることもできる。
【0042】 さらに、底部2の下方への張り出しを防止するためには、図6に示すように、 底部2の適宜箇所に、紙や合成樹脂製等の可燃性の補強ブロック5を取り付けて もよい。この補強ブロック5の厚み(上下長さ)は、胴部1の下端と底部2の下 面との間の長さhと略等しくすることが望ましい。取り付け箇所は、補強ブロッ ク5を1個設ける場合では、底部2の中央が最も望ましいが、複数設ける場合に は、これらブロックを等間隔に設けておくことが望ましい。尚、外蓋4には、こ の補強ブロック5が嵌まり込む、凹部44を設けておくことが望ましい。
【0043】 さらに、図7に示すように、補強ブロックをリング状の補強リング51として 実施してもよい。この補強リング51の径は、適宜変更し得るが、図7のように 、胴部1の折り返し部1bの内径と略等しい外径を有するものとすると、胴部1 の折り返し部1bの補強にもなる。
【0044】 さらに、図8に示すように、底部2と略同一形状の補強板7を、底部2の下面 に配設してもよい。この補強板は、紙や合成樹脂製等の可燃性材料によって形成 すればよく、底部2の変形を防止する意味で、剛性の高いものを採用することが 望ましい。
【0045】 尚、これら図5乃至図8に示す変更例は、図1乃至図4に示す実施例と組み合 わせて実施することができる。また、胴部1は紙管製でありそれ自体充分な遮光 性を有するため、内蓋3と外蓋4との少なくとも何れか一方の構成を、紙や着色 された合成樹脂や金属箔によって遮光性を備えたものとし、また底部2の構成を 、紙や着色された合成樹脂や金属箔によって遮光性を備えたものとすることによ って、容器全体を遮光性の有るものとすることができ、高粘度内容物に対する光 の悪影響を確実に防止し得る。また、外蓋4同士を互いに重ね合わせ得るように しておけば、製造過程等において、部品の保管を省スペースで行うことができる 点で有利である。
【0046】
【考案の効果】
以上、本願の第1の考案は、廃棄処分が容易であり、また、胴部が遮光性を有 し、しかも、胴部と底部との間のガスバリヤー性の良好なオフセット用インク等 の高粘度内容物用の容器を提供することができたものである。
【0047】 本願の第2の考案は、第1の考案の効果に加え、胴部全体のガスバリヤー性が 高く、ヘラで胴部の内周面のオフセット用インク等の内容物を掬い取る際に、円 滑な掬い動作を行うことができ、オフセット用インクが残ってしまうことを防止 し得るという効果を奏する。
【0048】 本願の第3の考案は、第2の考案の効果に加え、オフセット用インク等の高粘 度内容物の品質を長期間一定に保つことができるオフセット用インク等の高粘度 内容物用の容器を提供することができたものである。
【0049】 本願の第4の考案は、第2及び第3の考案の効果に加え、これらの容器を積み 重ねて移送したり保存したりする際に、紙製の底部の中央が下方に張り出すおそ れを解消することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の第1の実施例に係る容器の一部切欠
正面図である。
【図2】同実施例の各部の拡大図であり、(A)は図1
のA部分の拡大断面図、(B)は図1のB部分の拡大断
面図、(C)は図2(A)のC部分の拡大断面図、
(D)は図2(B)のD部分の拡大断面図である。
【図3】同実施例の各部の拡大図であり、(イ)は図1
のA部分の拡大断面図、(ロ)は同部分の変更例を示す
拡大断面図、(ハ)は図3(イ)のハ部分の拡大断面図
である。
【図4】同実施例の各部の拡大図であり、(A)は容器
の胴部の上端の拡大断面図、(B)は同要部拡大図であ
り、(C)(D)(E)は、夫々、内蓋と胴部のカール
部との接着箇所の説明図である。
【図5】(A)は他の実施例の要部拡大図であり、
(B)(C)は夫々、同要部斜視図である。
【図6】さらに他の実施例の要部拡大図である。
【図7】さらに他の実施例の要部断面図である。
【図8】さらに他の実施例の要部拡大図である。
【図9】実施例の容器の破損状態を示す要部拡大図であ
る。
【図10】従来の容器の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 胴部 2 底部 3 内蓋 4 外蓋 1a 胴部の周壁部 1b 胴部の折り返し部 2a 底部の垂下部 41 外蓋の中央部 42 外蓋の外周部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴部(1) と、胴部(1) の下端に設
    けられた底部(2) と、胴部(1) の上端に設けられた蓋体
    (3)(4)とを備えたオフセット用インク等の1000cs
    p以上の高粘度内容物用の容器において、 胴部(1) が、紙を主材料とした紙管から構成され、 底部(2) が、紙、合成樹脂等の可燃性部材から構成さ
    れ、 蓋体(3)(4)が、紙、合成樹脂等の可燃性部材から構成さ
    れ、 底部(2) が、その周縁を下方に折曲して形成された垂下
    部(2a)を有し、 胴部(1) が、筒状の周壁部(1a)と、その下端を内側へ上
    方に折曲して形成された折り返し部(1b)を有し、 底部(2) の垂下部(2a)が、胴部(1) の周壁部(1a)と折り
    返し部(1b)との間に、上方から挿入されると共に、底部
    (2) の垂下部(2a)の外周面と胴部(1) の周壁部(1a)の内
    周面とが接着されていることを特徴とするオフセット用
    インク等の高粘度内容物用の容器。
  2. 【請求項2】 胴部(1) の紙管の内周面が合成樹脂層か
    ら構成され、 この合成樹脂層が、合成樹脂製の帯状体をスパイラル巻
    きしたものであり、 このスパイラル巻きした合成樹脂製の帯状体同士の接合
    構造が、一方の帯状体の側部(12a) を少なくとも2つに
    折り重ね、この折り重ね部分を他方の帯状体の側部(12
    b) に重ね合わせて押圧することにより、この接合部分
    の表面を紙管の内周面の非接合部分の表面と略面一とし
    たものであり、 底部(2) が、紙を基材とし、その表面に合成樹脂層を形
    成したものであり、 底部(2) の垂下部(2a)の外周面の合成樹脂層と胴部(1)
    の周壁部(1a)の内周面の合成樹脂層とがヒートシールに
    より接着されていることを特徴とする請求項1記載のオ
    フセット用インク等の高粘度内容物用の容器。
  3. 【請求項3】 蓋体(3)(4)が、胴部(1) の上端に接着さ
    れる内蓋(3) と、胴部(1) の上端に着脱可能に取り付け
    られた外蓋(4) とからなり、この内蓋(3) と外蓋(4) と
    の少なくとも何れか一方が遮光性を有し、 胴部(1) と底部(2) が遮光性を有し、 内蓋(3) と胴部(1) と底部(2) により構成された容器内
    部に、高粘度内容物が収納されると共に、窒素ガスが充
    填されたことを特徴とする請求項2記載のオフセット用
    インク等の高粘度内容物用の容器。
  4. 【請求項4】 蓋体(3)(4)が、胴部(1) の上端に接着さ
    れる内蓋(3) と、胴部(1) の上端に着脱可能に取り付け
    られた外蓋(4) とからなり、 外蓋(4) の上部が、中央部(41)と、この中央部(41)の周
    囲に形成された外周部(42)とを備え、 中央部(41)の径が、胴部(1) の折り返し部(1b)の内径と
    略等しいか或いはこれより微小遊び幅分だけ小さく、こ
    の微小遊び幅が、外周部(42)の径方向の幅よりも小さく
    設定され、 中央部(41)が外周部(42)より上方に突出しており、この
    突出高さが胴部(1) の下端と底部(2) の下面との間の長
    さに略等しいことを特徴とする請求項2又は3記載のオ
    フセット用インク等の高粘度内容物用の容器。
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