JP2014037265A - カップ型紙容器 - Google Patents

カップ型紙容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014037265A
JP2014037265A JP2012181448A JP2012181448A JP2014037265A JP 2014037265 A JP2014037265 A JP 2014037265A JP 2012181448 A JP2012181448 A JP 2012181448A JP 2012181448 A JP2012181448 A JP 2012181448A JP 2014037265 A JP2014037265 A JP 2014037265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
layer
paper
thermoplastic resin
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012181448A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6060561B2 (ja
Inventor
Manabu Sugawara
学 菅原
Shunji Iijima
俊司 飯島
Hiroshi Umeyama
浩 梅山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2012181448A priority Critical patent/JP6060561B2/ja
Publication of JP2014037265A publication Critical patent/JP2014037265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6060561B2 publication Critical patent/JP6060561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】フランジ部を有するカップ型紙容器において、フランジ部上面の段差がより改善されたカップ型紙容器を提案するもの。
【解決手段】紙層と、その両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する積層体から形成された筒状の胴部と、底面部と、蓋材とを備えたカップ型紙容器であって、胴部は、胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼合せ部と、上端部を外側に1回以上巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部を有し、胴部形成用ブランクの、左右両側端縁の上部は、三角形に切欠かれたコーナーカット部を有し、胴部貼合せ部にあって容器の内側となる側端縁において、紙層から延設された熱可塑性樹脂層が外側に折り返されており、該側端縁の上部のコーナーカット部において、側端縁とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カップ型の紙容器に関し、特に蓋材をシールするためのフランジ部の段差を少くしたカップ型紙容器に関する。
紙カップの開口部を平らに押し潰してフランジ部を形成し、ここに蓋材をシールして密封容器とした紙容器が、飲料などを収納する用途を中心として広く用いられている。飲料を収納した場合、蓋材を剥離するか、あるいは蓋材にストローを突き刺してそのままカップとして飲用に供することができるため、使い勝手が良いものである。
一時的な使用を前提とした使い捨て用の紙カップでは、紙の端面が内容物に接触しても大きな問題とはならないが、保存を伴う紙容器として用いる場合には、内容物が紙の端面から浸み込まないようにするために、少なくとも容器の内側の端面は、何らかの方法で保護する必要がある。
本出願人の出願になる特許文献1に記載された耐水容器の製造方法は、この課題を解決するためになされたものである。容器の接合部の一方の継目端部に相当する部分の板紙に窓を開けておき、窓部を含む板紙全面に熱可塑性樹脂フィルムを積層し、ブランク形状に切り出した後、この窓部のフィルムをブランクの紙の端部に折り返して端面を保護するものである。
一方、カップ型紙容器においては、扇形に切り抜いたブランクを筒状に丸めて、左右両端部を接合し、上端を外側にカールさせて丸め、さらに押し潰すことによってフランジ部が形成されるが、単純な扇形のブランクを使用すると胴部の接合部において紙厚が厚くなるため、フランジ部に段差が生じる。フランジ部に段差が存在すると、蓋材をシールした時にこの段差部分にシール不良を生じ易いという問題がある。
本出願人の出願になる特許文献2に記載されたカップ状紙容器およびその製造方法は、このフランジ部の段差を少なくする目的でなされたものであり、扇形の胴部ブランクの側端縁上部を三角形に切り欠くことにより、フランジ部における紙の重なりを少なくし、フランジ部の段差を減少させたものである。
特公昭58-43264号公報 特開2008-222244号公報
特許文献2に記載された方法によれば、フランジ部の段差は相当改善されるが、一方でカップ型容器に、長期に亘る保存性や、レトルト適性等を付与しようとした場合、紙基材に積層する熱可塑性樹脂層が、ガスバリア層などを含む複雑な構成となるため、積層体の総厚が厚くなり、フランジ部の段差が改めて問題となってきた。
本発明の解決しようとする課題は、フランジ部を有するカップ型紙容器において、フランジ部上面の段差がより改善されたカップ型紙容器を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、紙層と、紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する積層体から形成された筒状の胴部と、該胴部の下方の開口をシールする底面部と、前記胴部の上方の開口を開封可能にシールする蓋材とを備えたカップ型紙容器であって、前記胴部は、胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼合せ部と、前記胴部の上端部を外側に1回以上巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部を有し、前記胴部形成用ブランクの、左右両側端縁の上部は、三角形に切欠かれたコーナーカット部を有し、前記胴部貼合せ部にあって容器の内側となる側端縁において、紙層から延設された熱可塑性樹脂層が外側に折り返されており、該側端縁の上部のコーナーカット部において、該側端縁とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部が形成されていることを特徴とするカップ型紙容器である。
本発明に係るカップ型紙容器は、フランジ部を形成する際に、胴部貼合せ部の上部において積層体が2重になることにより、フランジ部の段差を生じていた問題を解決しようとするものである。従来から行われていた左右両側端縁のコーナーカットに加え、さらに内側となるコーナーカット部において、側端縁とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部を形成したので、フランジ部を形成する際に、段差部分にこの三角樹脂部の熱可塑性樹脂層が溶融して入り込む結果、段差が埋められてフランジ部が平坦に仕上がる。
また、請求項2に記載の発明は、前記三角樹脂部の垂直辺の長さ(B)が、フランジ部の幅(W)の50%以上110%以下であることを特徴とする請求項1に記載のカップ型紙容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記底面部が、下方に折り曲げられた周縁部を有し、前記胴部の下端部を内側に折り返すことにより形成された下部折り返し部に、前記底面部の周縁部が差し込まれた状態で、前記胴部の下端部と、前記底面部の周縁部とが密着シールされてボトムスリーブを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ型紙容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記胴部の下端部が、内側に折り返されて下部折り返し部を形成した後、さらに前記底面部の周縁部に向かって折り返されて密着シールされてボトムスリーブを形成したことを特徴とする請求項3に記載のカップ型紙容器である。
また、請求項5に記載の発明は、胴部を形成するブランクの下部を折り畳んで底面部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ型紙容器である。
また、請求項6に記載の発明は、前記胴部貼合せ部において、胴部形成用ブランクの、容器の外側となる側端縁が前記熱可塑性樹脂層によって覆われていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカップ型紙容器である。
また、請求項7に記載の発明は、容器の内面側の熱可塑性樹脂層が、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカップ型紙容器である。
本発明に係るカップ型紙容器は、左右両側端縁のコーナーカットに加え、さらに内側となるコーナーカット部において、側端縁とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部を形成したので、フランジ部を形成する際に、段差部分にこの三角樹脂部の熱可塑性樹脂層が溶融して入り込む結果、段差が埋められてフランジ部が平坦に仕上がる。また三角樹脂部の位置や形状を最適化することにより、平坦なフランジ部を安定して得ることが可能となる。
また請求項2に記載の発明において、三角樹脂部の垂直辺の長さ(B)を、フランジ部の幅(W)の50%以上110%以下とすることにより、シール不良の発生を未然に防止することができる。
また請求項3に記載の発明においては、ボトムスリーブを有する一般的な紙カップの形状を備えた紙容器とすることができる。
また請求項4に記載の発明においては、胴部の下端部を、内側に折り返して下部折り返し部を形成した後、さらに底面部の周縁部に向かって折り返して密封シールしたので、胴部下端部の端面が露出しない。このため、容器の耐水性が向上する。
また請求項5に記載の発明においては、胴部を形成するブランクの下部を折り畳んで底面部を形成したので、ボトムスリーブのないフラットな底面をもった紙容器が得られ、特に電子レンジによる加熱時に、底面部の焦げが発生し難い紙容器とすることができる。
また請求項6に記載の発明によれば、胴部貼合せ部において、胴部形成用ブランクの、容器の外側となる側端縁が前記熱可塑性樹脂層によって覆われているので、容器の耐水性が向上する。
また請求項7に記載の発明によれば、容器の内面側の熱可塑性樹脂層が、ガスバリア層を含むので、長期保存が可能な紙容器が実現できる。請求項4に記載の発明および請求項6に記載の発明と組み合わせることにより、紙層の端部が一切露出しない構造とすることができるので、レトルト食品用の容器とすることができる。
図1は、本発明に係るカップ型紙容器の基本的な実施態様を示した斜視図である。 図2(1)は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。図2(2)は、胴部の拡大断面模式図である。図2(3)は、底面部の拡大断面模式図である。 図3(1)は、図1のB−B’断面を示した断面模式図である。図3(2)は、胴部貼合せ部の拡大断面模式図である。 図4は、図1に示したカップ型紙容器の胴部形成用ブランクと底面形成用ブランクを示した平面模式図である。 図5は、フランジ部の形成過程を示した説明図であり、図5(1)は、胴部貼合せ部上端部の拡大図である。図5(2)は胴部上端部をカールした状態を示した断面模式図である。図5(3)は、これを押し潰してフランジ部を成形した状態を示した断面模式図である。 図6は、図1のC−C’断面すなわち、胴部貼合せ部を含むフランジ部の縦断面を示した断面模式図である。 図7は、三角樹脂部の説明図である。図7(1)は、垂直辺の長さ(B)がフランジ部の幅(W)の100%である場合、図7(3)は、50%である場合、図7(5)は110%である場合をそれぞれ示した説明図であり、(2)、(4)、(6)は、それぞれをフランジに成形した状態を示した模式図である。 図8は、胴部形成用ブランクの側端縁に熱可塑性樹脂層を形成する方法を示した説明図である。 図9は、図8の部分拡大図であり、特に三角樹脂部を形成する方法を示した説明図である。 図10は、本発明に係るカップ型紙容器の他の実施態様を示した断面模式図である。 図11は、図10に示した実施態様における胴部貼合せ部の状態を示した断面模式図である。 図12は、紙容器を構成する積層体の他の実施態様を示した断面模式図である。 図13は、本発明に係るカップ型紙容器の他の実施態様を示した斜視図とそのブランクの平面図である。 図14は、従来のカップ型容器における胴部貼合せ部を含むフランジ部の縦断面を示した断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るカップ型紙容器について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るカップ型紙容器の基本的な実施態様を示した斜視図である。図2(1)は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。図2(2)は、胴部の拡大断面模式図である。図2(3)は、底面部の拡大断面模式図である。図3(1)は、図1のB−B’断面を示した断面模式図である。図3(2)は、胴部貼合せ部の拡大断面模式図である。図4は、図1に示したカップ型紙容器の胴部形成用ブランクと底面形成用ブランクを示した平面模式図である。図5は、フランジ部の形成過程を示した説明図である。図6は、図1のC−C’断面すなわち、胴部貼合せ部を含むフランジ部の縦断面を示した断面模式図である。図7は、三角樹脂部の説明図である。以下これらの図を主に参照しながら説明する。
本発明に係るカップ型紙容器(1)は、紙層(2)と、紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層(3a、3b)を有する積層体から形成された筒状の胴部(20)と、胴部(20)の下方の開口をシールする底面部(30)と、胴部(20)の上方の開口を開封可能にシールする蓋材(10)とを備えたカップ型紙容器である。
胴部(20)は、胴部形成用ブランク(20b)の両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼合せ部(21c)と、胴部(20)の上端部(23)を外側に1回以上巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部(FL)を有する。図2(1)に示した例では、上端部(23)を外側に1回半巻き込んでから平らに押し潰してフランジ部が形成されている。
本発明に係るカップ型紙容器(1)は、胴部形成用ブランク(20b)の、左右両側端縁(21a、21b)の上部に、三角形に切欠かれたコーナーカット部(25a、25b)を有し、胴部貼合せ部(21c)にあって容器の内側となる側端縁(21b)において、紙層(2)から延設された熱可塑性樹脂層(3a、3b)が外側に折り返されており、側端縁(21b)の上部のコーナーカット部(25b)において、側端縁(21b)とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部(26)が形成されていることを特徴とする。
図1に示された実施態様においては、図4に示したように、カップ型紙容器(1)は胴部形成用ブランク(20b)と、底面部形成用ブランク(30b)とから成り、胴部(20)は、胴部形成用ブランク(20b)の両側端縁(21a、21b)同士が重ね合わされてシールされた胴部貼合せ部(21c)と、胴部(20)の下端部(22)を内側に折り返すことにより形成された下部折り返し部(22a)を有し、底面部(30)は、下方に折り曲げられた周縁部(31)を有し、胴部(20)の下部折り返し部(22a)に、底面部の周縁部(31)が差し込まれた状態で、胴部の下端部(22)と、底面部の周縁部(31)とが密着シールされてボトムスリーブ(BS)を形成している。
図3(2)、図4に示したように、紙層(2)の側端縁よりも延設された熱可塑性樹脂層(3a、3b)が、紙層の側端縁で容器外側に折り返されていることにより、紙層の側端縁は、熱可塑性樹脂層によって保護されている。なお図4は、胴部形成用ブランク(20b)を積層体の容器の内側となる面から見た図である。
図5は、フランジ部(FL)の形成過程を示した説明図であり、図5(1)は、胴部貼合せ部上端部(23)の拡大図である。図5(2)は胴部上端部をカールした状態を示した断面模式図である。図5(3)は、これを押し潰してフランジ部を成形した状態を示した断面模式図である。なお図5(1)は、容器の内側面から見た図であり、煩雑を避けるため内側の熱可塑性樹脂層(3b)を省略している。
図5(1)には、胴部形成用ブランク(20b)のどの位置が折られて、最終的にフランジ部(FL)のフランジ部外縁(23a)およびフランジ部内縁(23b)となるかを一点鎖線で示してある。この例では、胴部の上端部(23)は、1回半巻き込んでいるので、折られる位置は3箇所であり、フランジ部(FL)は、積層体が3重に重なった状態になっている。
フランジ部(FL)において、蓋材(10)とのシールを完全にするためには、少なくともフランジ部(FL)の上面の一部は平坦にする必要があるが、カールした胴部の上端部(23)を押し潰してフランジ部(FL)を成形する際、このフランジ部上面には、積層体の内側の熱可塑性樹脂層(3b)が現れる。この時、胴部貼合せ部(21c)の容器内側の段差(24)がフランジ部上面に現れる。
図14は、従来のカップ型容器の胴部貼合せ部を含むフランジ部(FL)の縦断面を示した断面模式図である。
従来のカップ型容器においても、胴部貼合せ部(21c)において、容器の内側となる紙層の側端縁(21e)を保護するために熱可塑性樹脂層(3b)を容器の外側に向かって巻き込むことが行われていたが、これは単に紙層の端面を保護する目的で行われるため、図のように紙層の側端縁に密着するように巻き込んでいた。
その結果、図14に示したように、フランジ部(FL)の段差(24)部分において、フランジ部上面を平坦にするだけの樹脂量が不足し、ボイドを生じることがあった。
図6は、図14と同じ位置である図1のC−C’断面すなわち、胴部貼合せ部(21c)を含むフランジ部(FL)の縦断面を示した断面模式図である。フランジ部(FL)のこの位置では、最大4枚の積層体が重なった状態となる部分があるため、フランジ部(FL)を全周に亘って同じ厚さに成形することは、不可能であるが、積層体の繋ぎ目の段差(24)を熱可塑性樹脂で埋めてやることにより、少なくともフランジ部上面の一部を平らにすることはできる。
胴部貼合せ部(21c)における胴部形成用ブランク(20b)の、容器の内側となる側端縁(21b)において、側端縁(21b)とコーナーカット部(25b)の交点部分に、紙層(2)が存在せず、熱可塑性樹脂層(3a、3b)のみからなる三角樹脂部(26)が形成されている。
フランジ部(FL)上面に位置する紙層(2)の側端縁に、三角樹脂部(26)が存在することにより、フランジ部(FL)を加熱加圧によって成形する際に、この熱可塑性樹脂層がこのフランジ部の段差(24)を埋める効果を発揮する。
図7は、三角樹脂部(26)の説明図である。
三角樹脂部(26)は、側端縁(21b)の延長線である垂直辺と、コーナーカット部(25b)の一部である斜辺によって決定される三角形状の部分であり、この部分は紙層(2)が存在せず、紙層の表裏面の熱可塑性樹脂層(3a、3b)のみが重なって存在している。
三角樹脂部(26)の形状や大きさは、斜辺の長さ(A)と垂直辺の長さ(B)と、他の一辺と垂直辺とがなす角度(θ)によって決定される。
図7(1)は、垂直辺の長さ(B)がフランジ部の幅(W)の100%である場合、図7(3)は、50%である場合、図7(5)は110%である場合をそれぞれ示した説明図であり、(2)、(4)、(6)は、それぞれをフランジに成形した状態を容器内側から斜めに見た時の状態を示した模式図である。
三角樹脂部(26)の垂直辺の長さ(B)については、実験的にフランジ部の幅(W)の20%〜150%の範囲であれば、フランジ部上面に段差のない部分が生成され、蓋材(10)のシール性が担保されることが分かった。
但し、垂直辺の長さ(B)がフランジ部の幅(W)の50%未満である場合には、蓋材のシール性が不安定となり、110%を超える場合には、フランジ部下の胴部貼合せ部(21c)への影響が生じて、胴部貼合せ部のシール不良の原因となる場合がある。
このため、垂直辺の長さ(B)のより好ましい範囲としては、フランジ部の幅(W)の50%以上110%以下であり、最も好ましいのは、100%である。
また、三角樹脂部の角度(θ)については、大きすぎると(A)寸法が大きくなり過ぎて、コーナーカット部がフランジに成形された時に剛性が不足する傾向がある。また小さ過ぎると、樹脂量が不足して、フランジ部上面を平坦にする効果が薄れる。
このため、三角樹脂部の角度(θ)については、概ね30°〜45°程度の範囲にあることが好ましい。
胴部貼合せ部(21c)において、内側となる側端縁(21b)から延設され、折り返される熱可塑性樹脂層は、図3(2)に示したように、紙層の内側の熱可塑性樹脂層(3b)と紙層の外側の熱可塑性樹脂層(3a)とが合わさった状態でもよいし、後に述べるこの熱可塑性樹脂層の延設方法によっては、紙層の内側の熱可塑性樹脂層(3b)だけの場合もあり得る。
図8は、胴部形成用ブランク(20b)の側端縁に熱可塑性樹脂層を形成する方法を示した説明図である。図は、胴部形成用ブランク(20b)を容器外側面から見た状態を示している。
まず図8(1)に示したように、原紙のウェブ(2w)に変形長窓(5)を打ち抜いて、孔をあける。なおこの段階では、特に図示しないが、原紙には既に必要な印刷が施されているので、印刷の絵柄に同調させて長窓を打ち抜くことになる。変形長窓(5)の内側の辺は、最終的に胴部形成用ブランク(20b)の側端縁(21b)となる位置に設けられる。
原紙のウェブ(2w)の表裏面に、熱可塑性樹脂層(3a)、(3b)を貼り合せる。熱可塑性樹脂層(3a)、(3b)は、単層の場合もあるが、複数の層からなる場合もある。複数の層からなる場合には、少なくとも最表面は熱融着可能な材質であることが必要である。
貼合せが完了した積層体から、胴部形成用ブランク(20b)を打ち抜く。胴部形成用ブランク打抜き形状(20c)は、点線で示してある。この時、側端縁(21b)側は、長窓(5)内に形成された熱可塑性樹脂層の一部を含めることにより、図8(2)に示したように、側端縁(21b)から熱可塑性樹脂層(3a)、(3b)が延設されて、はみ出し部(3c)となった状態のブランクが得られる。
この延設された熱可塑性樹脂層を図8(3)に示したように、側端縁(21b)で外面側に折り返して、折り返した熱可塑性樹脂層(3d)とすることにより、目的とする胴部形成用ブランク(20b)が得られる。
変形長窓(5)を設けるタイミングを外側の熱可塑性樹脂層(3a)を形成した後にすれば、内側の熱可塑性樹脂層(3b)のみが延設された状態のブランクが得られる。
また、特に図示しないが、変形長窓(5)を胴部形成用ブランク(20b)の両側の側端縁に設けておけば、後に述べるような、胴部貼合せ部(21c)において、内面側のみならず外面側の端面も保護された容器を得ることができる。
図9は、図8の部分拡大図であり、特に三角樹脂部(26)を形成する方法を示した説明図である。図9(1)に示したように、原紙のウェブ(2w)に変形長窓(5)を打ち抜く。変形長窓(5)の上部の太くなった部分には、三角樹脂部(26)の一辺となるべき部分が設けられている。
胴部形成用ブランク打抜き形状(20c)に従って、所定の位置で打ち抜くと、図9(2)に示したように、側端縁(21b)から熱可塑性樹脂層のはみ出し部(3c)が延設された胴部形成用ブランク(20b)が得られる。この時、コーナーカット部(25b)には、三角樹脂部(26)となるべき部分が形成されている。
次に図9(3)に示したように、はみ出し部を側端縁(21b)に沿って表面側に折り返し、折り返した熱可塑性樹脂層(3d)を形成すると、同時に三角樹脂部(25)が形成される。図で分かるように、三角樹脂部(26)の一部においては、熱可塑性樹脂層が2重に折り重ねられている。この事は、フランジ部上面の段差を埋めるための樹脂量が十分に確保されることを意味しており、好ましいことである。
図10は、本発明に係るカップ型紙容器(1)の他の実施態様を示した断面模式図である。また図11は、図10に示した実施態様における胴部貼合せ部(21c)の状態を示
した断面模式図である。図10、図11に示した実施態様においては、胴部貼合せ部(21c)において、胴部形成用ブランクの、容器の内側となる側端縁(21b)のみならず、容器の外側となる側端縁(21a)も熱可塑性樹脂層によって覆われており、胴部の下端部が、内側に折り返されて下部折り返し部(22a)を形成した後、さらに底面部(30)の周縁部(31)に向かって折り返されて、下端部巻込み部(22b)を形成し、密着シールされてボトムスリーブ(BS)を形成したことを特徴とする。
またフランジ部(FL)においても、胴部上端部(23)を1回半巻き込むことによって、紙の端面が外部に露出しない構造としている。
図10、図11に示された実施態様においては、紙層の端部がすべて熱可塑性樹脂層によって保護されているか、または巻き込まれて外部に露出しない状態となっているため、容器の内面のみならず外面も耐水性を備えた容器とすることができる。また、耐熱性の高い樹脂材料とガスバリア層を使用することにより、レトルト殺菌処理が可能な紙容器とすることもできる。
図12は、紙容器を構成する積層体の他の実施態様を示した断面模式図である。
図12に示した実施態様においては、紙層(2)と内面側の熱可塑性樹脂層(3b)との間に、ガスバリア層(4)が積層されている。積層体がガスバリア層(4)を含むことにより、紙容器に長期間に亘る保存性を付与することができる。
図13は、本発明に係るカップ型紙容器(1)の他の実施態様を示した斜視図とそのブランク(20b)の平面図である。図13に示された実施態様においては、胴部(20)を形成するブランク(20b)の下部を折り畳んで底面部(30)を形成したことを特徴とする。
図13に示されたカップ型紙容器(1)には、ボトムスリーブが存在せず、底面部が平坦になっている。このため、特に電子レンジによる加熱時に、ボトムスリーブに焦げが発生する問題を回避できる。
次に本発明に係るカップ型紙容器に用いる材料について説明する。
紙層(2)については、坪量200〜500g/m、密度0.6〜1.1g/cm程度の紙が使用できる。バージンパルプを100%使用したカートン原紙や、カップ原紙は好ましく使用できる。白ボール紙、コートボール紙、アイボリー紙なども使用可能である。
熱可塑性樹脂層としては、単層の場合であれば、熱シール可能な材質の熱可塑性樹脂が用いられる。例を挙げれば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン(CPP)、プロピレン・エチレンランダム共重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体、プロピレン・αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂の他、無延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等を使用することができる。
熱可塑性樹脂層は、前記熱シール可能な材料が外側になるように、他の材料を貼り合せた多層フィルムとすることもできる。具体的には、PET樹脂フィルム(以下単にPETと称する。他の略号についても同様)、ポリアミド樹脂(ナイロン樹脂)フィルム、PPフィルム等である。前記ガスバリア層なども含まれる。
ガスバリア層としては、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着PET、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性PETフィルム等のガスバリア性フィルムや、PETフィルム等に酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層を用いることができる。
これらの各層と紙層の貼り合せには、公知の接着剤を用いたドライラミネート法や、溶融した樹脂を押し出して貼り合せる押出しラミネート法が用いられる。
以下、実施例に基づいて、本発明に係るカップ型紙容器について、さらに具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
坪量260g/mのカップ原紙の表面に絵柄を印刷した後、絵柄に合せて、図8(1)に示したような変形長窓を打ち抜いた。容器の内面側となる原紙の裏面側に、(PE12μm/シリカ蒸着PET12μm/LDPE60μm)の積層体をポリエチレン樹脂(15μm)を用いたサンドイッチラミネーション法によって接着した後、押出機を用いて、表面側に厚さ20μmのLDPE層を形成した。変形長窓部の表裏面の樹脂は接着して一体となった。次に抜型を用いて打ち抜き、図8(2)のように、胴部貼合せ部において、容器の内側となるべき側端縁(21b)から熱可塑性樹脂層が延出した胴部形成用ブランク(20b)を作成した。
次に図8(3)に示したように胴部形成用ブランクの側端縁(21b)から延出した熱可塑性樹脂層を容器外側に折り返すことにより、側端縁(21b)を熱可塑性樹脂層によって保護すると共に、三角樹脂部(26)を形成した。三角樹脂部の角度(θ)を一定(35°)とし、垂直辺の長さ(B)を変えることにより、実施例1〜9のサンプルを作成した。
ブランクをカップ成型器にかけて成形し、さらにフランジ部を成形した。フランジ部の幅は、3.5mmである。フランジ部における段差の有無を調べると共に、フランジ部に蓋材を一定のシール条件でシールし、リークの有無を調べた。
蓋材シール条件:シール温度200℃、シール荷重392N、シール時間0.5秒
リーク無し:○、リーク有り:×、わずかにリーク:△
Figure 2014037265
表1の結果から、三角樹脂部のより好ましい垂直辺の長さ(B)は、フランジ部幅(W)の50%〜110%であることが分かった。本発明によれば、フランジ部の段差を減少させることができ、リークのない紙容器を安定して供給することができる。
1・・・カップ型紙容器
2・・・紙層
2w・・・原紙のウェブ
3a・・・熱可塑性樹脂層(外側)
3b・・・熱可塑性樹脂層(内側)
3c・・・熱可塑性樹脂層のはみ出し部
3d・・・折り返した熱可塑性樹脂層
4・・・ガスバリア層
5・・・変形長窓
10・・・蓋材
20・・・胴部
20b・・・胴部形成用ブランク
20c・・・胴部形成用ブランク打抜き形状
21a・・・外側となる側端縁
21b・・・内側となる側端縁
21c・・・胴部貼合せ部
22・・・下端部
22a・・・下部折り返し部
22b・・・下端部巻込み部
23・・・上端部
23a・・・フランジ部外縁
23b・・・フランジ部内縁
23c・・・フランジ部内層
23d・・・フランジ部下面外層
23e・・・フランジ天面外層
24・・・段差
25a、25b・・・コーナーカット部
26・・・三角樹脂部
30・・・底面部
30b・・・底面部形成用ブランク
31・・・周縁部
BS・・・ボトムスリーブ
FL・・・フランジ部
W・・・フランジの幅
θ・・・三角樹脂部の角度
A・・・三角樹脂部の斜辺の長さ
B・・・三角樹脂部の垂直辺の長さ

Claims (7)

  1. 紙層と、紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する積層体から形成された筒状の胴部と、該胴部の下方の開口をシールする底面部と、前記胴部の上方の開口を開封可能にシールする蓋材とを備えたカップ型紙容器であって、
    前記胴部は、胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼合せ部と、前記胴部の上端部を外側に1回以上巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部を有し、
    前記胴部形成用ブランクの、左右両側端縁の上部は、三角形に切欠かれたコーナーカット部を有し、前記胴部貼合せ部にあって容器の内側となる側端縁において、紙層から延設された熱可塑性樹脂層が外側に折り返されており、該側端縁の上部のコーナーカット部において、該側端縁とコーナーカット部の交点部分に、紙層が存在せず、熱可塑性樹脂層のみからなる三角樹脂部が形成されていることを特徴とするカップ型紙容器。
  2. 前記三角樹脂部の垂直辺の長さ(B)は、フランジ部の幅(W)の50%以上110%以下であることを特徴とする請求項1に記載のカップ型紙容器。
  3. 前記底面部は、下方に折り曲げられた周縁部を有し、前記胴部の下端部を内側に折り返すことにより形成された下部折り返し部に、前記底面部の周縁部が差し込まれた状態で、前記胴部の下端部と、前記底面部の周縁部とが密着シールされてボトムスリーブを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ型紙容器。
  4. 前記胴部の下端部が、内側に折り返されて下部折り返し部を形成した後、さらに前記底面部の周縁部に向かって折り返されて密着シールされてボトムスリーブを形成したことを特徴とする請求項3に記載のカップ型紙容器。
  5. 胴部を形成するブランクの下部を折り畳んで底面部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカップ型紙容器。
  6. 前記胴部貼合せ部において、胴部形成用ブランクの、容器の外側となる側端縁が前記熱可塑性樹脂層によって覆われていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカップ型紙容器。
  7. 容器の内面側の熱可塑性樹脂層が、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカップ型紙容器。
JP2012181448A 2012-08-20 2012-08-20 カップ型紙容器 Active JP6060561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181448A JP6060561B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カップ型紙容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181448A JP6060561B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カップ型紙容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014037265A true JP2014037265A (ja) 2014-02-27
JP6060561B2 JP6060561B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=50285728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012181448A Active JP6060561B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カップ型紙容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6060561B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106697491A (zh) * 2017-01-25 2017-05-24 苍南县棋源包装科技有限公司 一种外卷边圆筒容器
CN108249038A (zh) * 2017-02-16 2018-07-06 苍南县棋源包装科技有限公司 一种车载内卷边圆筒容器
CN108248982A (zh) * 2017-02-16 2018-07-06 苍南县棋源包装科技有限公司 一种内卷边圆筒容器
CN108285010A (zh) * 2017-01-25 2018-07-17 苍南县棋源包装科技有限公司 一种内卷边圆筒容器
JP2020011774A (ja) * 2018-07-10 2020-01-23 昭和電工パッケージング株式会社 コップ状容器およびコップ状容器用積層体
WO2021002113A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07 東罐興業株式会社 紙容器
RU2761082C1 (ru) * 2020-08-25 2021-12-03 Общество с ограниченной ответственностью "Производственно коммерческая фирма САМИКС" Ёмкость для пищевых продуктов
JP7550050B2 (ja) 2019-12-25 2024-09-12 株式会社レゾナック・パッケージング コップ状容器およびコップ状容器用積層体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023232453A1 (en) 2022-06-03 2023-12-07 Unilever Ip Holdings B.V. Cup and blank for forming

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341649A (ja) * 2002-05-20 2003-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 変形ボトム紙カップ
WO2010150500A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 凸版印刷株式会社 レトルトカップ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341649A (ja) * 2002-05-20 2003-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 変形ボトム紙カップ
WO2010150500A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 凸版印刷株式会社 レトルトカップ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106697491A (zh) * 2017-01-25 2017-05-24 苍南县棋源包装科技有限公司 一种外卷边圆筒容器
CN108285010A (zh) * 2017-01-25 2018-07-17 苍南县棋源包装科技有限公司 一种内卷边圆筒容器
CN108249038A (zh) * 2017-02-16 2018-07-06 苍南县棋源包装科技有限公司 一种车载内卷边圆筒容器
CN108248982A (zh) * 2017-02-16 2018-07-06 苍南县棋源包装科技有限公司 一种内卷边圆筒容器
JP7344677B2 (ja) 2018-07-10 2023-09-14 株式会社レゾナック・パッケージング コップ状容器およびコップ状容器用積層体
JP2020011774A (ja) * 2018-07-10 2020-01-23 昭和電工パッケージング株式会社 コップ状容器およびコップ状容器用積層体
WO2021002113A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07 東罐興業株式会社 紙容器
JPWO2021002113A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07
CN114007943A (zh) * 2019-07-02 2022-02-01 东罐兴业株式会社 纸容器
CN114007943B (zh) * 2019-07-02 2024-03-29 东罐兴业株式会社 纸容器
JP7538122B2 (ja) 2019-07-02 2024-08-21 東罐興業株式会社 紙容器
JP7550050B2 (ja) 2019-12-25 2024-09-12 株式会社レゾナック・パッケージング コップ状容器およびコップ状容器用積層体
RU2761082C1 (ru) * 2020-08-25 2021-12-03 Общество с ограниченной ответственностью "Производственно коммерческая фирма САМИКС" Ёмкость для пищевых продуктов

Also Published As

Publication number Publication date
JP6060561B2 (ja) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6060561B2 (ja) カップ型紙容器
JP5045157B2 (ja) カップ状紙容器およびその製造方法
JP2015078018A (ja) レトルトカップ
JP2008525224A (ja) 包装用積層物、その製法、そのためのフィルム、及び包装容器
JP5060207B2 (ja) 紙製容器の製造方法
JP5776325B2 (ja) カップ型紙容器およびその製造方法
JP2015101357A (ja) カップ型紙容器およびその製造方法
JP6051899B2 (ja) カップ型紙容器の製造方法及びカップ型紙容器
JP5532739B2 (ja) 紙カップ
JP2003341649A (ja) 変形ボトム紙カップ
JP5772218B2 (ja) カップ型紙容器
JP6136125B2 (ja) カップ型紙容器
JP2008273592A (ja) 紙容器用胴材及びそれを用いた紙容器
WO2010095171A1 (ja) 紙製容器のブランク及び紙製容器の製造方法
JP7363021B2 (ja) フランジ付き紙容器
JP2014088215A (ja) カップ型紙容器
JP2022124039A (ja) 包装袋
JP5834479B2 (ja) 紙容器
JP5636789B2 (ja) 紙製容器
JP2011051654A (ja) 紙製容器
JP2016055917A (ja) 紙カップ
JP2003341648A (ja) 変形ボトム紙カップ
JP6131531B2 (ja) カップ型紙容器
JP2014031189A (ja) 電子レンジ用紙カップの製造方法および製造された電子レンジ用紙カップおよびそれを用いた紙容器
JPH03295B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6060561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250