JPH0382292A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPH0382292A
JPH0382292A JP1219815A JP21981589A JPH0382292A JP H0382292 A JPH0382292 A JP H0382292A JP 1219815 A JP1219815 A JP 1219815A JP 21981589 A JP21981589 A JP 21981589A JP H0382292 A JPH0382292 A JP H0382292A
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孝夫 高橋
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浩 岡田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G、一実施例の全体構成 Gzタイムベースコレクタの説明 G、一実施例の動作 G4他の実施例の説明 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、VTR等の映像信号再生装置に関し、特にタ
イムベースコレクタにより時間軸補正を行う映像信号再
生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、タイムベースコレクタにより時間軸補正を行
う映像信号再生装置において、再生した輝度信号をFM
復調した後タイムベースコレクタに供給して時間軸を補
正すると共に、再生したクロマ信号を、タイムベースコ
レクタに供給して時間軸を補正した後、復調するように
して、良好な時間軸補正が簡単な回路構成で実現できる
ようにしたものである。
また、タイムベースコレクタを構成するメモリの、書込
みアドレスと読出しアドレスとの位相差に応して、再生
系サーボ回路を制御するようにして、各回路の制御が良
好に行え、メモリ容量の削減等が行えるようにしたもの
である。
C従来の技術 従来、映像信号をVTRから再生する場合、再生信号を
タイムベースコレクタに供給して、再生信号の時間軸を
補正してジッタを除去することが行われている。このタ
イムベースコレクタを使用した従来の再生系回路の一例
を第6図に示すと、回転ヘッドドラム装置(1)内の磁
気ヘッド(図示せず)により磁気テープTから再生した
映像信号を、タイムベースコレクタ用メモリ(2)に供
給する。また、再生映像信号を自動周波数制御回路(3
)に供給し、再生映像信号に同期した書込み用クロック
信号Wを作威し、この書込み用クロック信号Wに基づい
て再生映像信号をメモリ(2)に書込ませる。そして、
図中(4)は発振器を示し、この発振器(4)の発振信
号を、読出し用クロック信号Rとしてタイムベースコレ
クタ用メモリ(2)に供給し、時間軸変動のない安定し
た映像信号をメモリ(2)から出力端子(5)に読出さ
せる。この場合、発振器(4)が出力する読出し用クロ
ック信号Rを、1/n分周器(6)により分周した後、
回転ヘッドドラム装置(1)のドラムモータ(8)やキ
ャプスタンモータ(図示せず)を制御するサーボ制御回
路(7)に、制御信号として供給する。
このように構成したことで、回転ヘッドドラム装置(1
)やキャプスタンの制御が、タイムベースコレクタ用メ
モリ(2)の読出し用クロック信号Rに基づいて行われ
、タイムベースコレクタ用メモリ(2)への書込み周期
と読出し周期とが近似し、メモリ(2)からの映像信号
の読出しが書込みを追越さないようになり、安定した時
間軸補正が行われる。
D 発明が解決しようとする課題 ここで、タイムベースコレクタ用メモリ(2)に書込ま
れる再生信号の状態について説明すると、従来は再生信
号をコンポジット映像信号としてメモリに書込ませてい
た。この方式は輝度信号とクロマ信号とが安定なインタ
ーリーブ関係を保っている必要があり、主として業務用
VTRに使用されているものであり、クロマ信号を低域
変換する家庭用VTRには適用できない。
このため、低域変換型のVTRでは再生信号より抽出し
たクロマ信号を復調してベースバンド信号としてからタ
イムベースコレクタに供給することが考えられるが、ク
ロマ信号の信号劣化を防ぐためには、なるべく復調等の
信号処理を行わずにタイムベースコレクタに供給する方
が好ましい。
一方、テープより再生した高周波信号の状態のままタイ
ムベースコレクタに供給するようにすれば、復調前であ
るので信号劣化が少なく好ましいが、再生高周波信号に
含まれる輝度成分は高域までサイドバンドが拡がってい
るため、タイムベースコレクタ用メモリの動作周波数を
非常に高くする必要があり、回路規模が大規模になって
実用化が困難であった。
また、第6図に示した如く、単にタイムベースコレクタ
用メモリからの読出しクロック信号に基づいて再生系サ
ーボ回路の制御を行うようにした場合、メモリがフィー
ルドメモリ(lフィール1分の映像信号記憶)の如き大
容量メモリであれば、余裕が充分にあるので上述したメ
モリからの映像信号の読出しが書込みを追越す事故が防
止されるが、メモリの容量を少なくして回路規模を小さ
くさせることが要請きれている。
本発明は之等の点に鑑み、簡単な回路構成でタイムベー
スコレクタを構成できるようにすることを目的とする。
E 課題を解決するための手段 本発明の映像信号再生装置は、輝度信号がFM変調され
ると共にクロマ信号が低域変換されて所定の記録媒体に
記録された映像信号を再生する映像信号再生装置におい
て、記録媒体より再生した輝度信号をFM復調した後タ
イムベースコレクタに供給して時間軸を補正し、記録媒
体より再生したクロマ信号(或いはクロマ信号とFM変
調された音声信号)を、タイムベースコレクタに供給し
て時間軸を補正した後、復調するようにしたものである
また、本発明の映像信号再生装置は、例えば第1図に示
す如く、記録媒体より再生した輝度信号をFM復調回路
を含む輝度信号処理回路(12)で信号処理した後タイ
ムベースコレクタ(20Y)に供給し、輝度信号処理回
路(12)で発生するクロマ信号処理のための制御信号
を、タイムベースコレクタ(20C)を介してクロマ信
号処理回路(32)に供給するようにしたものである。
また、本発明の映像信号再生装置は、例えば第5図に示
す如く、記録媒体より再生した輝度信号をFM復調後に
タイムベースコレクタ(20Y’)に供給し、このタイ
ムベースコレクタ(20Y’)で時間軸補正された輝度
信号を、ドロップアウト補償回路を含む所定の輝度信号
処理回路(12’)に供給すると共に、輝度信号のドロ
ップアウト検出信号を、タイムベースコレクタ(20Y
’)を介してドロップアウト補償回路に供給するように
したものである。
さらにまた、本発明の映像信号再生装置は、例えば第2
図に示す如く、記録媒体より再生した映像信号の時間軸
補正用タイムベースコレクタ(20)を構成するメモリ
の、書込みアドレスと読出しアドレスとの位相差に応し
て、再生系サーボ回路のコントロール信号の位相を制御
するようにしたものである。
F 作用 本発明によると、情報量の多い輝度成分はFM復調して
からタイムベースコレクタに供給すると共に、情報量の
少いクロマ成分は復調させずにタイムベースコレクタに
供給するようにしたので、タイムベースコレクタを構成
するメモリの容量を削減できると共にクロマ成分の復調
による劣化を防ぐことができる。
本発明によると、FM変調された音声信号をクロマ信号
と共に、タイムベースコレクタに供給するようにしたの
で、映像信号用のタイムベースコレクタを使用して音声
信号のワウ・フラッタの改善が行える。
また本発明によると、タイムベースコレクタによる時間
軸補正で各回路での処理タイミングのずれが発生しても
、各回路に供給する各種制御信号もタイムベースコレク
タによりタイごングのずれが補正され、各回路が良好な
タイミングで作動するようになる。
さらにまた本発明によると、タイムベースコレクタを構
成するメモリの書込みアドレスと読出しアドレスとの位
相差に応じて再生系サーボ回路を制御するようにしたの
で、容量の少ないメモリを使用しても、続出しアドレス
が書込みアドレスを追越すことなく良好な時間軸補正が
行われる。
G 実施例 G1一実施例の全体構成 以下、本発明の映像信号再生装置の一実施例を、第1図
〜第4図を参照して説明する。
本例は、輝度信号がFM変調されると共にクロマ信号が
低域変換されて記録される低域変換型VTRに適用した
もので、第1図において、(IIY)及び(IIC)は
輝度信号入力端子及びクロマ信号入力端子を示し、ビデ
オテープから再生した輝度信号Y、IF及びクロマ信号
CIIFが供給される。また本例においては、映像信号
と周波数多重でFM変調されて記録された音声信号A□
の再生も行い、この再生した音声信号へ〇が音声信号入
力端子(IIA)に供給される。
そして、輝度信号入力端子(IIY)に得られる輝度信
号Y□を、輝度信号処理回路(12)に供給する。
この輝度信号処理回路(I2)に供給される輝度信号Y
□は、リミッタ(13)を介して復調回路(14)に供
給してFM復調し、復調信号をデイエンファシス回路(
15)に供給してデイエンファシスする。この場合、復
調間−路(14)では、再生信号の高周波レベルよりド
ロップアウト検出を行い、検出信号を後段のくし形フィ
ルタ(17)に供給する。そして、このデイエンファシ
スした信号を、サブエンファシス回路(16)を介して
くし形フィルタ(17)に供給し、このくし形フィルタ
(17)でドロップアウト検出信号に基づいたドロップ
アウト補償を行うと共に再生信号の垂直相関を検出し、
垂直相関検出信号を後述するクロマ信号用タイムベース
コレクタ(20C)を介してクロマ信号処理回路(32
)に供給する。また、デイエンファシス回路(15)の
出力信号を、同期分離回路(18)に供給して、この同
期分離回路(18)でバースト信号が供給される周期を
検出し、バーストフラッグ信号を後述するクロマ信号用
タイムベースコレクタ(20C)を介してクロマ信号処
理回路(32)に供給する。
そして、くし形フィルタ(17)の出力信号を、デイエ
ンファシス回路(19)を介して輝度信号用タイムベー
スコレクタ(20Y)に供給する。この輝度信号用タイ
ムベースコレクタ(20Y)は、後述するクロマ信号用
タイムベースコレクタ(20C) と一体になったもの
で、本例においてはメモリを使用したデジタルタイムベ
ースコレクタとしである。即ち、供給される信号をデジ
タル変換した後メモリに書込ませ、この書込まれた信号
を安定した読出しクロック信号により読出させ、アナロ
グ変換して出力させるものである。そして、このタイム
ベースコレクタ(20Y)から出力される時間軸補正さ
れたベースバンドの輝度信号Yを、輝度信号出力端子(
33Y)から後段の回路に供給する。
また、クロマ信号入力端子(IIG)に得られる低域変
換されたクロマ信号CRF及び音声信号入力端子(II
A)に得られるFM変調された音声信号A F Mを、
混合器(31)に供給して混合し、混合信号をクロマ信
号用タイムベースコレクタ(20C)に供給する。そし
て、このクロマ信号用タイムベースコレクタ(20C)
が出力する時間軸補正された信号を、クロマ信号処理回
路(32)に供給し、低域変換された状態からの復調等
の信号処理をしたクロマ信号Cを得、このクロマ信号C
をクロマ信号出力端子(33C)から後段の回路に供給
する。この場合、輝度信号処理回路(12)側からタイ
ムベースコレクタ(20C)を介して供給される垂直相
関検出信号及びバーストフラッグ信号に基づいた信号処
理が、クロマ信号処理回路(32)で行われる。
また、クロマ信号用タイムベースコレクタ(20C)か
ら出力される時間軸補正されたFM変調音声信号A r
11’を、出力端子(33A)を介して音声信号処理回
路(図示せず)に供給する。
G2タイムベースコレクタの説明 ここで、タイムベースコレクタ(20Y) 及び(20
C)の制御回路を第2図に示すと、この第2図において
(20)は、輝度信号用タイムベースコレクタ(20Y
)とクロマ信号用タイムベースコレクタ(20C) と
を一体に示したもので、端子(21Y)に得られるベー
スバンドの輝度信号及び端子(21C)に得られる低域
変換されたクロマ信号を、このタイムベースコレクタ(
20)に供給する。このとき、タイムベースコレクタ(
20)内のメモリは、輝度信号及びクロマ信号を5水平
走査期間(5H)記憶する容量を有し、このメモリへの
信号の書込みは、自動周波数制御回路(図示せず)から
端子(20a)を介して供給される書込み用クロック信
号Wに基づいて行われる。そして、この端子(20a)
に得られる書込み用クロック信号Wを、第1の5Hカウ
ンタ(23)に供給し、この第1の5Hカウンタ(23
)が書込み用クロック信号Wを5水平走査期間(5H)
分カウントすると、書込みリセット信号WRを出力する
そして、この書込みリセット信号WRを、タイムベース
コレクタ(20)に供給する。
また、発振器(24)が出力する読出し用クロック信号
Rを、タイムベースコレクタ(20)に供給し、このク
ロック信号Rに基づいてメモリに書込まれた輝度信号及
びクロマ信号を読出し、輝度信号出力端子(22Y)及
びクロマ信号出力端子(22C)から後段の信号処理回
路に供給する。そして、この読出し用クロック信号Rを
、第2の5 Hカウンタ(25)に供給し、この第2の
5Hカウンタ(25)が読出し用クロック信号Rを5水
平走査期間分(5I−1)カウントすると、読出しリセ
ット信号RRを出力する。そして、この読出しリセット
信号RRを、タイムベースコレクタ(20)に供給する
また本例においては、第2の5Hカウンタ(25)が出
力する読出しリセット信号RRを、ウィンドウパルス発
生回路(26)に供給し、このウィンドウパルス発生回
路〈26)が読出しリセット信号RRに基づいて作成し
たウィンドウパルス信号を、アンドゲート回路(27)
の一方の入力端子に供給する。
この場合、ウィンドウパルス信号としては、略2.5H
毎にハイレベルとローレベルとを繰り返す信号になる。
そして、第1の5Hカウンタ(23)が出力する書込み
リセット信号WRを、アンドゲート回路(27)の他方
の入力端子に供給し、このアンドゲート回路(27)の
論理積出力を、1 / nカウンタ(28〉にn値制御
データとして供給する。このl / nカウンタ(28
)は、発振器(24)が出力する読出し用クロック信号
Rがクロック信号として供給され、n値制御データによ
りn値(カウント開始値)が変化するもので、このカウ
ンタ(28)のカウント出力を、出力端子(20b)か
ら再生系サーボ回路(図示せず)に制御信号として供給
する。
ここで、このタイムベースコレクタ(20)の制御回路
の動作を第3図を参照して説明すると、発振器(24)
から出力される読出し用クロック信号Rに基づいて、第
2の5Hカウンタ(25)から5H周期でパルスが立上
がる読出しリセット信号RR(第3図A)が出力される
。そして、この読出しリセット信号RRに基づいて、第
3図Bに示す如きウィンドウパルス信号がウィンドウパ
ルス発生回路(26)から出力される。即ち、ウィンド
ウパルス信号は、読出しリセットパルスが立上がってか
ら次の読出しりセットパルスが立上がるまでの略中間で
、2.5H期間ハイレベルになる信号であり、このウィ
ンドウパルス信号と書込みリセット信号WR(第3図C
)との論理積出力が、1 / nカウンタ(28)に供
給される。このため、例えば第3図Cに示す如く、ウィ
ンドウパルス信号がハイレベルになっている間に、書込
みリセットパルスが立上がると、この書込みリセットパ
ルスが1 / nカウンタ(28)に供給される。とこ
ろが、ウィンドウパルス信号がローレベルとなっている
間に、書込みリセットパルスが立上がったときには、論
理積出力はローレベルのままであり、書込みリセットパ
ルスが1 / nカウンタ(28)に供給されない。こ
のようにして1 / nカウンタ(28)にアンドゲー
ト回路(27)から信号が供給されることで、1/nカ
ウンタ(28)に書込みリセットパルスが供給されてい
る間は、書込みリセット信号と読出しリセット信号との
位相差が大きく保たれている。そして、書込みリセット
信号と読出しリセット信号との位相差が1.25H以下
に小さくなると、1 / nカウンタ(28)にn値制
御データとしての書込みリセ・ントパルスが供給されな
くなる。このまま位相差が小さくなると、タイムベース
コレクタ(20)を構成するメモリからの信号の読出し
が書込みを追越す虞れがあるので、1/nカウンタ(2
8)のカウント開始値を変化させて、再生系サーボ回路
に供給する制御信号を、ウィンドウパルス信号がハイレ
ベル期間に書込みリセットパルスが出力されるように変
化させ、書込みリセット信号と読出しリセット信号との
位相差を大きくさせる。
このように制御回路を構成したことで、タイムベースコ
レクタ(20)を構成するメモリとして、輝度信号とク
ロマ信号とを5Hずつ記憶(音声信号はクロマ信号と周
波数多重で記憶)できるだけの小容量のものを使用して
も、メモリからの読出しがメモリへの書込みを追越す事
故が防止され、良好な時間軸補正が行える。
G3一実施例の動作 そして、この構成のタイムベースコレクタ(20)が組
込まれた本例のVTRの動作について、第4図を参照し
て説明すると、例えばビデオテープから再生して端子(
IIY)に得られる映像信号(輝度信号YRF)を、輝
度信号処理回路(12)でFM復調することで、第4図
Aに示す如き信号が得られるとする。また、この再生し
た映像信号中のクロマ信号CIIFとして、端子(II
C)に第4図Bに示す如き信号が得られるとする。この
場合、クロマ信号C11Fにはバースト信号すが含まれ
ていて、輝度信号処理回路(12)内の同期分離回路(
18)が、このバースト信号すの位置と一致したバース
トフラッグ信号(第4図C)を出力する。
そして、第4図Aに示す如き輝度信号は、タイムベース
コレクタ(20Y)に供給されて、時間軸補正された輝
度信号Yが、出力端子(33Y)に得られる。この場合
、タイムベースコレクタ(20Y)の人力前の輝度信号
(第4図A)と出力輝度信号(第4図D)とには、メモ
リへ書込んでから読出すまでの時間tだけずれがある(
第4図では説明のため時間tを実際よりも短かく設定)
。従って、タイムベースコレクタ(20C)から出力さ
れるクロマ信号(第4図E)も同様にして時間tだけ遅
れたものとなる。ここで、このタイムベースコレクタ(
20C)の出力クロマ信号は、低域変換されたままの再
生信号であるので、クロマ信号処理回路(32)で復調
させる必要があるが、輝度信号の復調はタイムベースコ
レクタ(20Y)に入力前の信号で行うので、輝度信号
処理回路(12)内で検出するバーストフラッグ信号及
び垂直相関検出信号も、第4図A、Bに示す輝度信号、
クロマ信号とタイミングが一致したものとなる。そして
、このバーストフラッグ信号及び垂直相関検出信号をそ
のままクロマ信号処理回路(32)に供給すると、時間
りだけ両信号による処理タイごングが早くなって信号処
理が乱れてしまうが、本例においてはバーストフラッグ
信号及び垂直相関検出信号をタイムベースコレクタ(2
0C)に供給して、映像信号と同一の時間軸補正を行う
ようにしたので、クロマ信号処理回路(32)に供給さ
れるクロマ信号(第4図E)とバーストフラッグ信号(
第4図F)及び垂直相関検出信号(図示せず)とのタイ
旦ングが一致する。
このため、クロマ信号処理回路(32)でのバーストフ
ラッグ信号及び垂直相関検出信号に基づいたクロマ信号
処理が、タイミングのずれなく良好に行える。なお、バ
ーストフラッグ信号及び垂直相関検出信号は、夫々ハイ
レベル又はローレベルの1ビット信号であるので、タイ
ムベースコレクタ用メモリに2ビット分の余裕があれば
、両信号を時間軸補正することができる。
このように本例の構成によると、ビデオテープから再生
した映像信号より抽出した輝度信号及びクロマ信号は、
タイムベースコレクタ(20Y) 、 (20C)によ
り時間軸が補正されてジッタが除去され、良好な再生信
号が得られる。この場合、本例においては情報量の多い
輝度信号をFM復調してタイムベースコレクタ(20Y
)に供給するようにしたので、輝度信号用タイムベース
コレクタ(20Y)は再生高周波信号の如き高域まで伸
びた信号を扱う必要がなく、タイムベースコレクタ用メ
モリの負担を少なくできる。また、比較的情報量の少な
いクロマ信号は、低域変換された再生信号をそのままタ
イムベースコレクタ(20C)で時間軸補正するように
したので、復調前に時間軸補正が行われ、クロマ信号の
劣化が最も少ない状態で時間軸補正が行われる。そして
、クロマ信号は情報量が輝度信号よりも少ないので、低
域変換されたままの再生信号であっても、タイムベース
コレクタ用メモリの負担が少ない。従って、本例による
と少ないメモリ容量による簡単な構成のタイムベースコ
レクタで、劣化の少ない良好な信号処理ができる。
さらに本例においては、タイムベースコレクタのメモリ
書込み、読出しアドレスの制御を、再生系サーボ回路と
関連して良好に行うようにしたので、タイムベースコレ
クタ用メモリとして数ライン分の容量があれば良く、フ
ィールドメモリの如き大容量メモリを必要とせず、メモ
リ容量の大幅な削減ができ、タイムベースコレクタの構
成を簡単にできる。
さらにまた本例においては、クロマ信号にFM変調され
た音声信号を混合してタイムベースコレクタで時間軸補
正するようにしたので、再生した音声信号も時間軸変動
が除去されたワウフラッタの極めて少ない良好な信号に
なる。この場合、音声信号はクロマ信号と混合されてタ
イムベースコレクタに供給されるので、音声信号用メモ
リをタイムベースコレクタに設ける必要はない。
G4他の実施例の説明 なお、上述実施例においては輝度信号処理回路(12)
の出力輝度信号をタイムベースコレクタで時間軸補正す
るようにしたが、輝度信号をFM復調した後であれば、
他の箇所で時間軸補正を行うようにしても良い。例えば
、第5図に示す如く、輝度信号処理回路(12’)を構
成する復調回路(14)の出力輝度信号を、輝度信号用
タイムベースコレクタ(20Y’)に供給し、このタイ
ムベースコレクタ(20Y’)により時間軸補正された
輝度信号を輝度信号処理回路(12’)のプリエンファ
シス回路(15)に供給するようにする。この場合には
、復調回路(14)で検出したドロップアウト検出信号
も、タイムベースコレクタ(20Y’)を介してくし形
フィルタ(17)に供給するようにして、ドロップアウ
ト補償が行われるタイミングを一致させる必要がある。
但し、この第5図例では、輝度信号処理回路(12’)
内でバーストフラッグ信号及び垂直相関検出信号を検出
するのが時間軸補正後であるので、このバーストフラッ
グ信号及び垂直相関検出信号は、クロマ信号用タイムベ
ースコレクタ(20G’)を介さずに、直接クロマ信号
処理回路(32)に供給すれば良い。
その他の部分は、第1図例の回路と同様に構成する。
このようにして、タイムベースコレクタの挿入箇所に応
じて、タイミングがずれる各種制御信号をタイムベース
コレクタで補正するようにすれば、タイミングが一致し
た良好な信号処理が行われる。
さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種々
の構成が取り得ることは勿論である。
H発明の効果 本発明によると、輝度成分はFM復調してからタイムベ
ースコレクタに供給すると共に、クロマ成分は復調させ
ずにタイムベースコレクタに供給するようにしたので、
タイムベースコレクタを構成するメモリの容量を削減で
きると共にクロマ成分の復調による劣化を防ぐことがで
きる。
この場合、FM変調された音声信号の時間軸補正が、同
−構成のタイムベースコレクタで行える。
また、タイムベースコレクタによる時間軸補正で各回路
での処理タイミングのずれが発生しても、各回路に供給
する各種制御信号もタイムベースコレクタによりタイミ
ングのずれが補正され、各回路が良好なタイミングで作
動するようになり、良好な信号処理が行える。
さらにまた、タイムベースコレクタを構成するメモリの
書込みアドレスと読出しアドレスとの位相差に応じて再
生系サーボ回路を制御するようにしたので、数ライン程
度の小容量のメモリを使用しても、読出しアドレスが書
込みアドレスを追越すことなく良好な時間軸補正が行え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は一実
施例の要部を示す構成図、第3図及び第4図は夫々一実
施例の説明に供するタイミング図、第5図は本発明の他
の実施例を示す構成図、第6図は従来のタイムベースコ
レクタ周辺の構成図である。 (12) 、 (12’)は輝度信号処理回路、(20
) 、 (20Y) 。 (20Y’) 、 (20C) 、 (20C’)はタ
イムベースコレクタ、(32)はクロマ信号処理回路で
ある。 代 理 人 松 隈 秀 盛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、輝度信号がFM変調されると共にクロマ信号が低域
    変換されて所定の記録媒体に記録された映像信号を再生
    する映像信号再生装置において、上記記録媒体より再生
    した輝度信号をFM復調した後、タイムベースコレクタ
    に供給して時間軸を補正し、 上記記録媒体より再生したクロマ信号を、上記タイムベ
    ースコレクタに供給して時間軸を補正した後、復調する
    ようにした映像信号再生装置。 2、輝度信号がFM変調されると共にクロマ信号が低域
    変換され更に音声信号がFM変調されて所定の記録媒体
    に記録された映像信号を再生する映像信号再生装置にお
    いて、 上記記録媒体より再生した輝度信号をFM復調した後、
    タイムベースコレクタに供給して時間軸を補正し、 上記記録媒体より再生したクロマ信号及び音声信号を、
    上記タイムベースコレクタに供給して時間軸を補正した
    後、復調するようにした映像信号再生装置。 3、記録媒体より再生した輝度信号をFM復調すると共
    に所定の回路で信号処理した後タイムベースコレクタに
    供給し、 上記所定の回路で発生するクロマ信号処理のための制御
    信号を、上記タイムベースコレクタを介してクロマ信号
    処理回路に供給するようにした特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の映像信号再生装置。 4、記録媒体より再生した輝度信号をFM復調後にタイ
    ムベースコレクタに供給し、該タイムベースコレクタで
    時間軸補正された輝度信号を、ドロップアウト補償回路
    を含む所定の回路に供給すると共に、 上記輝度信号のドロップアウト検出信号を、上記タイム
    ベースコレクタを介して上記ドロップアウト補償回路に
    供給するようにした特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の映像信号再生装置。 5、記録媒体より再生した映像信号の時間軸を、タイム
    ベースコレクタにより補正する映像信号再生装置におい
    て、 上記タイムベースコレクタを構成するメモリの、書込み
    アドレスと読出しアドレスとの位相差に応じて、再生系
    サーボ回路のコントロール信号の位相を制御するように
    した映像信号再生装置。
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