JP3083382B2 - 画像情報再生装置の再生速度制御装置 - Google Patents
画像情報再生装置の再生速度制御装置Info
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/802—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving processing of the sound signal
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報再生装置の再
生速度制御装置に係り、より詳しくは、レーザビデオデ
ィスク(LVD)やビデオテープ(VTR)等の情報記
録媒体からテレビジョン画像情報等を再生する画像情報
再生装置において、画像情報の再生速度を支障なく遅く
させることが可能な再生速度制御装置に関する。
生速度制御装置に係り、より詳しくは、レーザビデオデ
ィスク(LVD)やビデオテープ(VTR)等の情報記
録媒体からテレビジョン画像情報等を再生する画像情報
再生装置において、画像情報の再生速度を支障なく遅く
させることが可能な再生速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LVD等を記録媒体として用い、
このLVD等からいわゆるカラオケ曲を再生する、いわ
ゆるカラオケ演奏装置が知られている。これは、カラオ
ケ曲とともに、その曲と関連する画像やその曲の歌詞等
がその曲の演奏と同期して放映されるように構成された
装置である。この場合、LVD等の記録媒体には、画像
がフレーム単位で記録されている。1フレームは、図1
4に示すように、図14(A)の第1フィールドと図1
4(B)の第2フィールドとの2フィールドから成り、
各々60分の1秒の間放映される。この2つのフィール
ドの画像は人間の目の網膜の残像効果により1つの画像
として認識されるのである。
このLVD等からいわゆるカラオケ曲を再生する、いわ
ゆるカラオケ演奏装置が知られている。これは、カラオ
ケ曲とともに、その曲と関連する画像やその曲の歌詞等
がその曲の演奏と同期して放映されるように構成された
装置である。この場合、LVD等の記録媒体には、画像
がフレーム単位で記録されている。1フレームは、図1
4に示すように、図14(A)の第1フィールドと図1
4(B)の第2フィールドとの2フィールドから成り、
各々60分の1秒の間放映される。この2つのフィール
ドの画像は人間の目の網膜の残像効果により1つの画像
として認識されるのである。
【0003】このカラオケ演奏装置においては、歌唱者
が、LVD等に記録されているオリジナルの音程(キ
ー)では歌いにくい場合には、音声だけの部分的な再生
速度を調整することにより曲の音程を調整することが可
能な、いわゆるキーコントロール機能を備えているもの
も知られている。
が、LVD等に記録されているオリジナルの音程(キ
ー)では歌いにくい場合には、音声だけの部分的な再生
速度を調整することにより曲の音程を調整することが可
能な、いわゆるキーコントロール機能を備えているもの
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のカ
ラオケ演奏装置においては、曲の演奏と同期して放映さ
れる関連画像の再生速度を可変調整しうる機能は付加さ
れていなかった。これは、画像の再生速度を速くしよう
とする場合は、速くしようとする速度に応じて、所定の
フレーム数Nごとに1フレームを間引き、画像の再生速
度を遅くしようとする場合は、遅くしようとする速度に
応じて、所定のフレーム数Nごとに1フレームを挿入す
ればよいが、前者の場合には特に問題はないのに対し、
後者の場合には単に1フレームの画像を挿入するだけで
は問題は解決しない。
ラオケ演奏装置においては、曲の演奏と同期して放映さ
れる関連画像の再生速度を可変調整しうる機能は付加さ
れていなかった。これは、画像の再生速度を速くしよう
とする場合は、速くしようとする速度に応じて、所定の
フレーム数Nごとに1フレームを間引き、画像の再生速
度を遅くしようとする場合は、遅くしようとする速度に
応じて、所定のフレーム数Nごとに1フレームを挿入す
ればよいが、前者の場合には特に問題はないのに対し、
後者の場合には単に1フレームの画像を挿入するだけで
は問題は解決しない。
【0005】すなわち、図15に示すように、フレーム
F5 の後にフレームF5 と同一の画像を挿入するように
したとすると、フィールドの放映順序は、第9フィール
ドf 9 →第10フィールドf10→第9フィールドf9 →
第10フィールドf10の順序となる。従って、第10フ
ィールドf10から第9フィールドf9 へ移る時点で一瞬
ではあるが時間の逆行が生じ、「ちらつき」となって画
面に現れる。このちらつきは一瞬ではあってもある所定
のNフレームごとに生じるので非常にめだち見苦しい。
このような事態を防止するためには、図15において、
一般に第10フィールドまでの各フィールドf1 〜f10
をそれぞれ所定の割合で合成していく。また、前後のフ
レームF5 とF6 とから、その中間状態の新しいフレー
ムを作成する装置を付加することも考えられるが、この
ような装置は非常に高価であり、また画像のボケも生じ
やすい。
F5 の後にフレームF5 と同一の画像を挿入するように
したとすると、フィールドの放映順序は、第9フィール
ドf 9 →第10フィールドf10→第9フィールドf9 →
第10フィールドf10の順序となる。従って、第10フ
ィールドf10から第9フィールドf9 へ移る時点で一瞬
ではあるが時間の逆行が生じ、「ちらつき」となって画
面に現れる。このちらつきは一瞬ではあってもある所定
のNフレームごとに生じるので非常にめだち見苦しい。
このような事態を防止するためには、図15において、
一般に第10フィールドまでの各フィールドf1 〜f10
をそれぞれ所定の割合で合成していく。また、前後のフ
レームF5 とF6 とから、その中間状態の新しいフレー
ムを作成する装置を付加することも考えられるが、この
ような装置は非常に高価であり、また画像のボケも生じ
やすい。
【0006】そこで、本発明は、画像の再生速度を支障
なく遅くしうる画像情報再生装置の再生速度制御装置を
提供することを目的とする。
なく遅くしうる画像情報再生装置の再生速度制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明は、映像情報と同期制御情報
とを含む画像情報が、第1フィールドと第2フィールド
との2フィールドを有するフレームを単位として記録さ
れた情報記録媒体から、当該画像情報を再生し再生画像
情報として出力する画像情報再生装置における画像情報
の再生速度を制御する画像情報再生装置の再生速度制御
装置であって、前記再生画像情報のうち少なくとも3フ
ィールド分の再生画像情報を前記フレームの順序にそっ
てフィールド単位で順次上書き記憶し読出し可能な情報
記憶手段と、前記画像情報再生速度を遅くさせるための
速度制御指令を入力するための入力手段と、当該速度制
御指令が入力された場合には、当該速度制御指令が入力
された時点における画像情報再生速度と前記速度制御指
令により入力された画像情報再生速度との差に応じて決
定される所要の時点のフレームである挿入フレームの再
生画像情報を前記情報記憶手段に一時保持し、当該挿入
フレームの再生画像情報中の前記第1フィールドの再生
画像情報を前記情報記憶手段から2回連続して読出し出
力する第1動作の後、前記挿入フレームの再生画像情報
中の前記第2フィールドの再生画像情報を前記情報記憶
手段から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、
遅くとも前記第2動作の終了前に前記挿入フレームの直
後のフレームである挿入直後フレームの再生画像情報の
前記情報記憶手段への上書き記憶を終了し、前記第2動
作後に当該挿入直後フレームの再生画像情報を前記情報
記憶手段から読出して出力するように制御する制御手段
と、を備えて構成される。
め、請求項1記載の本発明は、映像情報と同期制御情報
とを含む画像情報が、第1フィールドと第2フィールド
との2フィールドを有するフレームを単位として記録さ
れた情報記録媒体から、当該画像情報を再生し再生画像
情報として出力する画像情報再生装置における画像情報
の再生速度を制御する画像情報再生装置の再生速度制御
装置であって、前記再生画像情報のうち少なくとも3フ
ィールド分の再生画像情報を前記フレームの順序にそっ
てフィールド単位で順次上書き記憶し読出し可能な情報
記憶手段と、前記画像情報再生速度を遅くさせるための
速度制御指令を入力するための入力手段と、当該速度制
御指令が入力された場合には、当該速度制御指令が入力
された時点における画像情報再生速度と前記速度制御指
令により入力された画像情報再生速度との差に応じて決
定される所要の時点のフレームである挿入フレームの再
生画像情報を前記情報記憶手段に一時保持し、当該挿入
フレームの再生画像情報中の前記第1フィールドの再生
画像情報を前記情報記憶手段から2回連続して読出し出
力する第1動作の後、前記挿入フレームの再生画像情報
中の前記第2フィールドの再生画像情報を前記情報記憶
手段から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、
遅くとも前記第2動作の終了前に前記挿入フレームの直
後のフレームである挿入直後フレームの再生画像情報の
前記情報記憶手段への上書き記憶を終了し、前記第2動
作後に当該挿入直後フレームの再生画像情報を前記情報
記憶手段から読出して出力するように制御する制御手段
と、を備えて構成される。
【0008】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、入力手段に
画像情報の再生速度を遅くさせるための速度制御指令が
入力された場合には、制御手段が、この速度制御指令が
入力された時点における画像情報再生速度と速度制御指
令により入力された画像情報再生速度との差に応じて決
定される所要の時点のフレームである挿入フレームの再
生画像情報を情報記憶手段に一時保持し、この挿入フレ
ームの再生画像情報中の第1フィールドの再生画像情報
を情報記憶手段から2回連続して読出し出力する第1動
作の後、第2フィールドの再生画像情報を情報記憶手段
から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、遅く
とも第2動作の終了前に挿入直後フレームの再生画像情
報の情報記憶手段への上書き記憶を終了し、第2動作後
にこの挿入直後フレームの再生画像情報を情報記憶手段
から読出して出力するように制御するよう構成したの
で、挿入時の放映順序は、挿入フレームの第1フィール
ド→第1フィールド→第2フィールド→第2フィールド
となり、従来例のような時間の逆行は生じず、ちらつき
等のない見やすい画面となる。
画像情報の再生速度を遅くさせるための速度制御指令が
入力された場合には、制御手段が、この速度制御指令が
入力された時点における画像情報再生速度と速度制御指
令により入力された画像情報再生速度との差に応じて決
定される所要の時点のフレームである挿入フレームの再
生画像情報を情報記憶手段に一時保持し、この挿入フレ
ームの再生画像情報中の第1フィールドの再生画像情報
を情報記憶手段から2回連続して読出し出力する第1動
作の後、第2フィールドの再生画像情報を情報記憶手段
から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、遅く
とも第2動作の終了前に挿入直後フレームの再生画像情
報の情報記憶手段への上書き記憶を終了し、第2動作後
にこの挿入直後フレームの再生画像情報を情報記憶手段
から読出して出力するように制御するよう構成したの
で、挿入時の放映順序は、挿入フレームの第1フィール
ド→第1フィールド→第2フィールド→第2フィールド
となり、従来例のような時間の逆行は生じず、ちらつき
等のない見やすい画面となる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。第1実施例 図1及び図2に、本発明をLVDカラオケ装置について
開示した第1実施例を示す。図1において、このLVD
カラオケ装置100は、情報記録媒体であるLVDディ
スク50を回転駆動するスピンドルモータ1と、回転す
るLVDディスク50にレーザビームLを照射してLV
Dディスク50に記録された記録情報を読み出し読取信
号として出力する光ピックアップ2と、光ピックアップ
2の読み出した読取信号を適宜に増幅するプリアンプ3
と、増幅された読取信号中から音声信号が含まれる第1
の周波数帯域の信号と映像信号が含まれる第2の周波数
帯域の信号とを分離抽出するバンドパスフィルタ4と、
分離抽出された第1周波数帯域信号中から音声信号を復
調する音声復調部5と、分離抽出された第2周波数帯域
信号中から映像信号を復調する映像復調部6と、を備え
ている。
いて説明する。第1実施例 図1及び図2に、本発明をLVDカラオケ装置について
開示した第1実施例を示す。図1において、このLVD
カラオケ装置100は、情報記録媒体であるLVDディ
スク50を回転駆動するスピンドルモータ1と、回転す
るLVDディスク50にレーザビームLを照射してLV
Dディスク50に記録された記録情報を読み出し読取信
号として出力する光ピックアップ2と、光ピックアップ
2の読み出した読取信号を適宜に増幅するプリアンプ3
と、増幅された読取信号中から音声信号が含まれる第1
の周波数帯域の信号と映像信号が含まれる第2の周波数
帯域の信号とを分離抽出するバンドパスフィルタ4と、
分離抽出された第1周波数帯域信号中から音声信号を復
調する音声復調部5と、分離抽出された第2周波数帯域
信号中から映像信号を復調する映像復調部6と、を備え
ている。
【0010】このLVDカラオケ装置100には、ま
た、演奏されるカラオケ伴奏に合わせて歌われた歌声を
音声信号に変換し入力するためのマイクロフォン16
と、音声復調部5に接続され復調されたカラオケ曲の音
声信号にマイクロフォン16により入力される歌声の音
声信号を混合するミキサ17と、混合された信号を適宜
に増幅する増幅器18と、増幅された混合音声信号を外
部に出力するための音声出力端子19と、が備えられて
いる。
た、演奏されるカラオケ伴奏に合わせて歌われた歌声を
音声信号に変換し入力するためのマイクロフォン16
と、音声復調部5に接続され復調されたカラオケ曲の音
声信号にマイクロフォン16により入力される歌声の音
声信号を混合するミキサ17と、混合された信号を適宜
に増幅する増幅器18と、増幅された混合音声信号を外
部に出力するための音声出力端子19と、が備えられて
いる。
【0011】このLVDカラオケ装置100には、ま
た、映像復調部6で復調されたアナログの映像信号をデ
ジタル信号S7 に変換するA/Dコンバータ7と、この
デジタル映像信号S7 を一旦保持又は記憶するVRAM
8と、このVRAM8への情報の記憶・読出を制御する
メモリ制御部11と、VRAM8から再度読み出したデ
ジタル映像信号S8 を再びアナログの映像信号に変換す
るD/Aコンバータ9と、このアナログ映像信号を外部
出力するための映像出力端子20と、が備えられてい
る。
た、映像復調部6で復調されたアナログの映像信号をデ
ジタル信号S7 に変換するA/Dコンバータ7と、この
デジタル映像信号S7 を一旦保持又は記憶するVRAM
8と、このVRAM8への情報の記憶・読出を制御する
メモリ制御部11と、VRAM8から再度読み出したデ
ジタル映像信号S8 を再びアナログの映像信号に変換す
るD/Aコンバータ9と、このアナログ映像信号を外部
出力するための映像出力端子20と、が備えられてい
る。
【0012】さらに、このLVDカラオケ装置100に
おいては、スピンドルモータ1の回転を制御するモータ
制御部13と、光ピックアップ2の光出力を制御するレ
ーザ出力制御部14と、光ピックアップ2の位置及び焦
点を制御するピックアップ制御部12と、これらの各制
御部及び前記メモリ制御部11とを統括制御するシステ
ムコントローラ10と、が備えられている。また、この
LVDカラオケ装置100には、システムコントローラ
10に接続される入力部15が備えられており、外部か
ら各種の制御指令が入力可能となっている。
おいては、スピンドルモータ1の回転を制御するモータ
制御部13と、光ピックアップ2の光出力を制御するレ
ーザ出力制御部14と、光ピックアップ2の位置及び焦
点を制御するピックアップ制御部12と、これらの各制
御部及び前記メモリ制御部11とを統括制御するシステ
ムコントローラ10と、が備えられている。また、この
LVDカラオケ装置100には、システムコントローラ
10に接続される入力部15が備えられており、外部か
ら各種の制御指令が入力可能となっている。
【0013】上記構成において、VRAM8は情報記憶
手段に相当し、入力部15は入力手段に相当し、システ
ムコントローラ10及びメモリ制御部11とは制御手段
を構成している。
手段に相当し、入力部15は入力手段に相当し、システ
ムコントローラ10及びメモリ制御部11とは制御手段
を構成している。
【0014】次に、図2を用いて、第1実施例のVRA
M8のより詳細な構成を説明する。図2に示すように、
このVRAM8は、フレームメモリ21及び22と、切
換スイッチSW1 、SW2 及びSW3 とを有している。
フレームメモリ21は、第1フィールド記憶用のフィー
ルドメモリ23と、第2フィールド記憶用のフィールド
メモリ24とを含んでいる。フレームメモリ22は、第
1フィールド記憶用のフィールドメモリ25と、第2フ
ィールド記憶用のフィールドメモリ26とを含んでい
る。また、切換スイッチSW2 は切換端子T1 及びT2
を含んでおり、切換スイッチSW3 は切換端子T3 及び
T4 を含んでいる。フレームメモリを1個のみ用いた例 本発明の第1実施例の説明に先立ち、フレームメモリを
1個のみ用いた場合について、図10乃至図13を用い
て説明する。図10において、このVRAM8Bは、フ
レームメモリ21及び22と、切換スイッチSW1 及び
SW3 とを備えている。この場合、フレームメモリは2
1のみしか用いないこととする。従って、切換スイッチ
SW3 は、フレームメモリ21側(端子T3 側)に接続
されたままとする。
M8のより詳細な構成を説明する。図2に示すように、
このVRAM8は、フレームメモリ21及び22と、切
換スイッチSW1 、SW2 及びSW3 とを有している。
フレームメモリ21は、第1フィールド記憶用のフィー
ルドメモリ23と、第2フィールド記憶用のフィールド
メモリ24とを含んでいる。フレームメモリ22は、第
1フィールド記憶用のフィールドメモリ25と、第2フ
ィールド記憶用のフィールドメモリ26とを含んでい
る。また、切換スイッチSW2 は切換端子T1 及びT2
を含んでおり、切換スイッチSW3 は切換端子T3 及び
T4 を含んでいる。フレームメモリを1個のみ用いた例 本発明の第1実施例の説明に先立ち、フレームメモリを
1個のみ用いた場合について、図10乃至図13を用い
て説明する。図10において、このVRAM8Bは、フ
レームメモリ21及び22と、切換スイッチSW1 及び
SW3 とを備えている。この場合、フレームメモリは2
1のみしか用いないこととする。従って、切換スイッチ
SW3 は、フレームメモリ21側(端子T3 側)に接続
されたままとする。
【0015】図10において、各フレームメモリ21及
び22には、書込制御信号CWと、読出制御信号CRが
図示のように与えられる。書込制御信号CWは、ライト
クロック、ライトV1 リセットパルス、ライトHリセッ
トパルスを含んでいる。また、読出制御信号CRは、リ
ードクロック、リードV1 リセットパルス、リードHリ
セットパルスを含んでいる。
び22には、書込制御信号CWと、読出制御信号CRが
図示のように与えられる。書込制御信号CWは、ライト
クロック、ライトV1 リセットパルス、ライトHリセッ
トパルスを含んでいる。また、読出制御信号CRは、リ
ードクロック、リードV1 リセットパルス、リードHリ
セットパルスを含んでいる。
【0016】ここにおいて、ライトクロックは、再生さ
れたデジタル映像信号S7 のバーストサブキャリアに同
期した信号であり、4倍の再生サブキャリア周波数(4
f´S C)を有する。リードクロックは、読出のリファレ
ンス(基準)となるクロックであり、標準NTSC信号
のサブキャリア(3.58MHz)の4倍の周波数を有
している。これらの読出制御信号は、リファレンスのシ
グナルジェネレータにより生成される。
れたデジタル映像信号S7 のバーストサブキャリアに同
期した信号であり、4倍の再生サブキャリア周波数(4
f´S C)を有する。リードクロックは、読出のリファレ
ンス(基準)となるクロックであり、標準NTSC信号
のサブキャリア(3.58MHz)の4倍の周波数を有
している。これらの読出制御信号は、リファレンスのシ
グナルジェネレータにより生成される。
【0017】ライトV1 リセットパルスはデジタル映像
信号S7 から作られたフレームメモリのライトリセット
パルスでありライトアドレスを零にする。この例では第
1フィールドのVSYNCの先頭でリセットする。
信号S7 から作られたフレームメモリのライトリセット
パルスでありライトアドレスを零にする。この例では第
1フィールドのVSYNCの先頭でリセットする。
【0018】リードV1 リセットパルスはシグナルジェ
ネレータにより生成された第1フィールドのVSYNCの先
頭でリセットし、読み出しアドレスを零にする。ライト
Hリセットパルスはデジタル映像信号S7 から生成され
たリセットパルスでHSYNCの先頭で発生する。これによ
り、メモリの中にはデータが図11のように規則正しく
書き込まれる。
ネレータにより生成された第1フィールドのVSYNCの先
頭でリセットし、読み出しアドレスを零にする。ライト
Hリセットパルスはデジタル映像信号S7 から生成され
たリセットパルスでHSYNCの先頭で発生する。これによ
り、メモリの中にはデータが図11のように規則正しく
書き込まれる。
【0019】リードHリセットパルスは、シグナルジェ
ネルレータにより生成され、シグナルジェネレータのH
の先頭に同期して、メモリの中の映像信号が書き込まれ
たHの先頭から読み出しを行うためのパルスである。
ネルレータにより生成され、シグナルジェネレータのH
の先頭に同期して、メモリの中の映像信号が書き込まれ
たHの先頭から読み出しを行うためのパルスである。
【0020】メモリの種類によってはHリセットパルス
は使わなくてもよいものもある。この場合には、自動的
にラインインクリメントする。以下の説明において、切
換スイッチSW1 のオープン(開)というのは、メモリ
に何も書き込まないという意味であり、実際にはライト
イネーブル信号WEをディセーブル(disable)にする
か、ライトクロックを止めることによりメモリに何も書
き込まないことを実現している。
は使わなくてもよいものもある。この場合には、自動的
にラインインクリメントする。以下の説明において、切
換スイッチSW1 のオープン(開)というのは、メモリ
に何も書き込まないという意味であり、実際にはライト
イネーブル信号WEをディセーブル(disable)にする
か、ライトクロックを止めることによりメモリに何も書
き込まないことを実現している。
【0021】実際に切換スイッチSW1 をオープン
(開)にしてしまうと、ライトイネーブル信号WEがイ
ネーブル(enable)でかつライトクロックが存在するの
で不能データがメモリに書き込まれてしまう。
(開)にしてしまうと、ライトイネーブル信号WEがイ
ネーブル(enable)でかつライトクロックが存在するの
で不能データがメモリに書き込まれてしまう。
【0022】図10の構成において、1フレームを間引
くケースについて、図12を用いて説明する。図12に
おいて、ライトクロックがリードクロックに比べ+10
%速いとき(すなわちΔ=26である場合)、何も処置
をしないといずれかのフレームの中間で追い越しが生じ
る。
くケースについて、図12を用いて説明する。図12に
おいて、ライトクロックがリードクロックに比べ+10
%速いとき(すなわちΔ=26である場合)、何も処置
をしないといずれかのフレームの中間で追い越しが生じ
る。
【0023】そこで、リードV1 リセットパルスとライ
トV1 リセットパルスの間隔を毎Hごとに測定し、所定
の値以下の場合、すなわち、この場合+10%なので、
約52H以下になった時点で切換スイッチSW1 をオー
プン(開)にする。
トV1 リセットパルスの間隔を毎Hごとに測定し、所定
の値以下の場合、すなわち、この場合+10%なので、
約52H以下になった時点で切換スイッチSW1 をオー
プン(開)にする。
【0024】実際にはライトイネーブル信号WEをハイ
レベルにし書き込みを禁止する。何も処置をしない場
合、図12の書込部におけるハッチ部2の右の読出部
は、その上半分がフレーム1であり、下半分はフレーム
2であるが、切換スイッチSW1 をオープン(WEをハ
イレベル)にすることで上半分も下半分もフレーム1が
読み出されることになる。
レベルにし書き込みを禁止する。何も処置をしない場
合、図12の書込部におけるハッチ部2の右の読出部
は、その上半分がフレーム1であり、下半分はフレーム
2であるが、切換スイッチSW1 をオープン(WEをハ
イレベル)にすることで上半分も下半分もフレーム1が
読み出されることになる。
【0025】次に、1フレームを挿入するケースについ
て、図13を用いて説明する。ライトクロックがリード
クロックに比べ−10%の時(Δ=26の場合)、1フ
レームの中間でリードポイントがライトポイントを追い
越す(図13ハッチ部)。
て、図13を用いて説明する。ライトクロックがリード
クロックに比べ−10%の時(Δ=26の場合)、1フ
レームの中間でリードポイントがライトポイントを追い
越す(図13ハッチ部)。
【0026】この場合、1フレームを挿入しないと、上
半分にフレーム2の画面が出力され下半分にフレーム1
の画面が出力される。従って、ハッチ部に上半分も下半
分もフレーム1の画面が出力されれば、画面のズレは生
じないことになる。そのためには、ハッチ部にフレーム
1の画面を挿入すればよいが、フレーム2の上半分の書
込みを禁止すると、ハッチ部では全画面にフレーム1が
出力されるが、本来フレーム2が出力されるべき次のフ
レームの上半分にフレーム2を出力することができなく
なる。このように、1つのフレームメモリの場合には、
フレーム挿入時に問題が生じるので、画像情報の再生速
度制御には用いることができない。
半分にフレーム2の画面が出力され下半分にフレーム1
の画面が出力される。従って、ハッチ部に上半分も下半
分もフレーム1の画面が出力されれば、画面のズレは生
じないことになる。そのためには、ハッチ部にフレーム
1の画面を挿入すればよいが、フレーム2の上半分の書
込みを禁止すると、ハッチ部では全画面にフレーム1が
出力されるが、本来フレーム2が出力されるべき次のフ
レームの上半分にフレーム2を出力することができなく
なる。このように、1つのフレームメモリの場合には、
フレーム挿入時に問題が生じるので、画像情報の再生速
度制御には用いることができない。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決するため
に、少なくとも1.5フレーム分(3フィールド分)以
上の記憶容量を有するフレームメモリを用いて構成した
ものであり、第1実施例は1フレーム分の記憶容量のフ
レームメモリを2個用いた例について開示したものであ
る。
に、少なくとも1.5フレーム分(3フィールド分)以
上の記憶容量を有するフレームメモリを用いて構成した
ものであり、第1実施例は1フレーム分の記憶容量のフ
レームメモリを2個用いた例について開示したものであ
る。
【0028】次に、図1乃至図3を用いて、第1実施例
の動作を説明する。図3は、第1実施例の動作を説明す
るフローチャート図である。システムコントローラ10
は、入力部15に速度制御指令であるピッチコントロー
ル入力があったか否かを監視する(ステップ201)。
ピッチコントロール入力があった場合には、フレーム挿
入が必要なピッチコントロール処理(再生速度を遅くす
る処理)であるか否かを判別する(ステップ202)。
フレーム挿入が必要なピッチコントロール処理の場合に
は、システムコントローラ10は、フレーム挿入が必要
なフレーム(以下、フレームXとし、フレームXは第1
フィールドA及び第2フィールドBとから成るものとす
る)の画像情報をLVDディスク50から読み出させ、
メモリ制御部11を介してVRAM8内のフレームメモ
リ21及び22に格納させる(ステップ203)。次い
で、フレーム挿入が必要な時点が到来したならば(ステ
ップ204)、システムコントローラ10は、メモリ制
御部11を介して、このフレームXの画像情報を、第1
フィールドA→第1フィールドA→第2フィールドB→
第2フィールドBの順序でVRAM8から読み出させ、
映像信号として出力させ(ステップ205)、終了させ
る(ステップ206)。フレーム挿入が必要な時点でな
い場合には、通常の順序である。第1フィールドA→第
2フィールドBの順に出力する。
の動作を説明する。図3は、第1実施例の動作を説明す
るフローチャート図である。システムコントローラ10
は、入力部15に速度制御指令であるピッチコントロー
ル入力があったか否かを監視する(ステップ201)。
ピッチコントロール入力があった場合には、フレーム挿
入が必要なピッチコントロール処理(再生速度を遅くす
る処理)であるか否かを判別する(ステップ202)。
フレーム挿入が必要なピッチコントロール処理の場合に
は、システムコントローラ10は、フレーム挿入が必要
なフレーム(以下、フレームXとし、フレームXは第1
フィールドA及び第2フィールドBとから成るものとす
る)の画像情報をLVDディスク50から読み出させ、
メモリ制御部11を介してVRAM8内のフレームメモ
リ21及び22に格納させる(ステップ203)。次い
で、フレーム挿入が必要な時点が到来したならば(ステ
ップ204)、システムコントローラ10は、メモリ制
御部11を介して、このフレームXの画像情報を、第1
フィールドA→第1フィールドA→第2フィールドB→
第2フィールドBの順序でVRAM8から読み出させ、
映像信号として出力させ(ステップ205)、終了させ
る(ステップ206)。フレーム挿入が必要な時点でな
い場合には、通常の順序である。第1フィールドA→第
2フィールドBの順に出力する。
【0029】一方、ステップ202において、フレーム
挿入が必要なピッチコントロール処理(再生速度を遅く
する処理)ではない場合には、次に、フレーム間引きが
必要なピッチコントロール処理(再生速度を速くする処
理)であるか否かを判別する(ステップ207)。フレ
ーム間引きが必要なピッチコントロール処理(再生速度
を速くする処理)である場合には、フレーム間引きが必
要な時点が到来したならば(ステップ208)、システ
ムコントローラ10は、その直後のフレーム(フレーム
(X+1)となる)の画像情報を間引いてその次のフレ
ーム(フレーム(X+2)となる)をVRAM8から読
み出させ、映像信号として出力させ(ステップ20
9)、終了させる(ステップ210)。
挿入が必要なピッチコントロール処理(再生速度を遅く
する処理)ではない場合には、次に、フレーム間引きが
必要なピッチコントロール処理(再生速度を速くする処
理)であるか否かを判別する(ステップ207)。フレ
ーム間引きが必要なピッチコントロール処理(再生速度
を速くする処理)である場合には、フレーム間引きが必
要な時点が到来したならば(ステップ208)、システ
ムコントローラ10は、その直後のフレーム(フレーム
(X+1)となる)の画像情報を間引いてその次のフレ
ーム(フレーム(X+2)となる)をVRAM8から読
み出させ、映像信号として出力させ(ステップ20
9)、終了させる(ステップ210)。
【0030】上記の動作について、図2乃至図6を用い
てさらに詳細に説明する。フレームを挿入しない場合、
切換スイッチSW1 はクローズ(閉)され、切換スイッ
チSW3 はフレームメモリ21側(T3 側)に接続され
ている。次にリードV1 リセットパルスで後述のカウン
タ31(図5)をリセットした後、リードHリセットパ
ルスでカウントアップし、その値をライトV1 リセット
パルスでラッチし、所定値と比較する。図13のr点で
カウンタ31をリセットし、カウントアップした値を図
13のs点でラッチする。1フレームは525Hあるの
で、値が473(=525−52)以上になった時に図
13のs点から切換スイッチSW1 はオープン(開)さ
れる。図13ではΔ=26なので値は473(=525
−52)より大きく、切換スイッチSW1 はオープン
(開)する。
てさらに詳細に説明する。フレームを挿入しない場合、
切換スイッチSW1 はクローズ(閉)され、切換スイッ
チSW3 はフレームメモリ21側(T3 側)に接続され
ている。次にリードV1 リセットパルスで後述のカウン
タ31(図5)をリセットした後、リードHリセットパ
ルスでカウントアップし、その値をライトV1 リセット
パルスでラッチし、所定値と比較する。図13のr点で
カウンタ31をリセットし、カウントアップした値を図
13のs点でラッチする。1フレームは525Hあるの
で、値が473(=525−52)以上になった時に図
13のs点から切換スイッチSW1 はオープン(開)さ
れる。図13ではΔ=26なので値は473(=525
−52)より大きく、切換スイッチSW1 はオープン
(開)する。
【0031】図13において、破線I−Iは、ライトイ
ネーブル信号WEをハイレベルにすることを示してい
る。上記の様子を図4に示す。図4のb点でラッチした
値を判断し、切換スイッチSW1 は1フレームの期間オ
ープン(開)される。切換スイッチSW3 は切換スイッ
チSW1 がオープン(開)した後、フレームメモリ21
に残されているデータを1フレーム分読み出して(図4
のダブルハッチ部)、次の1フレーム分を読む時だけフ
レームメモリ22側に接続される。
ネーブル信号WEをハイレベルにすることを示してい
る。上記の様子を図4に示す。図4のb点でラッチした
値を判断し、切換スイッチSW1 は1フレームの期間オ
ープン(開)される。切換スイッチSW3 は切換スイッ
チSW1 がオープン(開)した後、フレームメモリ21
に残されているデータを1フレーム分読み出して(図4
のダブルハッチ部)、次の1フレーム分を読む時だけフ
レームメモリ22側に接続される。
【0032】以上のように、2フレーム分のフレームメ
モリを用いることにより、1フレームの挿入ができ、図
13のハッチ部のような不都合は解消する。次に、図5
にリードV1 リセットパルスとライトV1 リセットパル
スの間隔を測定するための回路のブロック図を示す。す
なわち、図5に示すように、リードV1 リセットパルス
RV1 でカウンタ31をクリアし、リードHリセットパ
ルスRHでカウントアップする。その値をリードクロッ
クで正規化されたライトV1 リセットパルスWV1 でラ
ッチする。そして、ラッチされた値が設定値より大きい
か小さいかにより判定し処理を行う。
モリを用いることにより、1フレームの挿入ができ、図
13のハッチ部のような不都合は解消する。次に、図5
にリードV1 リセットパルスとライトV1 リセットパル
スの間隔を測定するための回路のブロック図を示す。す
なわち、図5に示すように、リードV1 リセットパルス
RV1 でカウンタ31をクリアし、リードHリセットパ
ルスRHでカウントアップする。その値をリードクロッ
クで正規化されたライトV1 リセットパルスWV1 でラ
ッチする。そして、ラッチされた値が設定値より大きい
か小さいかにより判定し処理を行う。
【0033】以上の説明した第1実施例についての図4
の動作をより具体的に図示したものが図6である。第1
実施例では、図10の構成に比べ、切換スイッチSW2
が加えられており、フレームメモリ21内のフィールド
メモリ23,24の内容を自在に読み出させるように構
成されている。図6において、d点から2フレームの間
は、フィールドメモリ23の内容(第1フレームの第1
フィールド)が2回連続して出力され、次いでフィール
ドメモリ24の内容(第1フレームの第2フィールド)
が2回連続して出力される。第2実施例 次に図7乃至図9を用いて、本発明の第2実施例につい
て説明する。
の動作をより具体的に図示したものが図6である。第1
実施例では、図10の構成に比べ、切換スイッチSW2
が加えられており、フレームメモリ21内のフィールド
メモリ23,24の内容を自在に読み出させるように構
成されている。図6において、d点から2フレームの間
は、フィールドメモリ23の内容(第1フレームの第1
フィールド)が2回連続して出力され、次いでフィール
ドメモリ24の内容(第1フレームの第2フィールド)
が2回連続して出力される。第2実施例 次に図7乃至図9を用いて、本発明の第2実施例につい
て説明する。
【0034】図7は、第2実施例のVRAMの構成を示
したものであり、LVDカラオケ装置全体の構成は第1
実施例の場合と同様である。図7に示すように、このV
RAM8Aは、フレームメモリ21と、フィールドバッ
ファメモリ27と、切換スイッチSW1 、SW2 、SW
3 及びSW4 を有している。フィールドバッファメモリ
27は1フィールド分の映像情報を記憶可能である。こ
の第2実施例は、図2に示す第1実施例に比べ、メモリ
容量が2フレーム分から1.5フレーム分(3フィール
ド分)に削減されている。ただし、切換スイッチSW4
が付加されている。
したものであり、LVDカラオケ装置全体の構成は第1
実施例の場合と同様である。図7に示すように、このV
RAM8Aは、フレームメモリ21と、フィールドバッ
ファメモリ27と、切換スイッチSW1 、SW2 、SW
3 及びSW4 を有している。フィールドバッファメモリ
27は1フィールド分の映像情報を記憶可能である。こ
の第2実施例は、図2に示す第1実施例に比べ、メモリ
容量が2フレーム分から1.5フレーム分(3フィール
ド分)に削減されている。ただし、切換スイッチSW4
が付加されている。
【0035】次に、この第2実施例の動作を、図8及び
図9を用いて説明する。図8はj点で追い越しが生じる
場合を示しており、図9はp点で追い越しが生じる場合
を示している。追い越しがどのフィールドで生じかるに
より、フィールドバッファメモリ27の役割が異なる。
図9を用いて説明する。図8はj点で追い越しが生じる
場合を示しており、図9はp点で追い越しが生じる場合
を示している。追い越しがどのフィールドで生じかるに
より、フィールドバッファメモリ27の役割が異なる。
【0036】すなわち、図8のように、第2フイールド
で追い越しが生じる場合は、追い越しが生じるその第2
フィールドをフィールドバッファメモリ27に書き込
み、必要に応じて、例えば図8のkの区間の時に読み出
せばよい。
で追い越しが生じる場合は、追い越しが生じるその第2
フィールドをフィールドバッファメモリ27に書き込
み、必要に応じて、例えば図8のkの区間の時に読み出
せばよい。
【0037】また、図9のように、第1フィールドで追
い越しが生じる場合は、その第1フィールドをフィール
ドバッファメモリ27に書き込み、必要に応じて、例え
ば図9のqの区間の時に読み出せばよい。なお、図9の
読み出し時には、古い値が先に読み出されることにな
る。
い越しが生じる場合は、その第1フィールドをフィール
ドバッファメモリ27に書き込み、必要に応じて、例え
ば図9のqの区間の時に読み出せばよい。なお、図9の
読み出し時には、古い値が先に読み出されることにな
る。
【0038】このように構成すれば、1.5フレーム分
(3フィールド分)の記憶容量のメモリによって第1実
施例と同等の効果をあげることができる。
(3フィールド分)の記憶容量のメモリによって第1実
施例と同等の効果をあげることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像情報再生装置の再生速度制御装置において、入力手
段に画像情報の再生速度を遅くさせるための速度制御指
令が入力された場合には、制御手段が、この速度制御指
令が入力された時点における画像情報再生速度と速度制
御指令により入力された画像情報再生速度との差に応じ
て決定される所要の時点のフレームである挿入フレーム
の再生画像情報を情報記憶手段に一時保持し、この挿入
フレームの再生画像情報中の第1フィールドの再生画像
情報を情報記憶手段から2回連続して読出し出力する第
1動作の後、第2フィールドの再生画像情報を情報記憶
手段から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、
遅くとも第2動作の終了前に挿入直後フレームの再生画
像情報の情報記憶手段への上書き記憶を終了し、第2動
作後にこの挿入直後フレームの再生画像情報を情報記憶
手段から読出して出力するように制御するよう構成した
ので、挿入時の放映順序は、挿入フレームの第1フィー
ルド→第1フィールド→第2フィールド→第2フィール
ドとなり、従来例のような時間の逆行は生じず、ちらつ
き等のない見やすい画面が得られ、画像の再生速度を支
障なく遅く制御することができるという利点を有する。
画像情報再生装置の再生速度制御装置において、入力手
段に画像情報の再生速度を遅くさせるための速度制御指
令が入力された場合には、制御手段が、この速度制御指
令が入力された時点における画像情報再生速度と速度制
御指令により入力された画像情報再生速度との差に応じ
て決定される所要の時点のフレームである挿入フレーム
の再生画像情報を情報記憶手段に一時保持し、この挿入
フレームの再生画像情報中の第1フィールドの再生画像
情報を情報記憶手段から2回連続して読出し出力する第
1動作の後、第2フィールドの再生画像情報を情報記憶
手段から2回連続して読出し出力する第2動作を行い、
遅くとも第2動作の終了前に挿入直後フレームの再生画
像情報の情報記憶手段への上書き記憶を終了し、第2動
作後にこの挿入直後フレームの再生画像情報を情報記憶
手段から読出して出力するように制御するよう構成した
ので、挿入時の放映順序は、挿入フレームの第1フィー
ルド→第1フィールド→第2フィールド→第2フィール
ドとなり、従来例のような時間の逆行は生じず、ちらつ
き等のない見やすい画面が得られ、画像の再生速度を支
障なく遅く制御することができるという利点を有する。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1実施例におけるVRAMの詳細構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を説明するフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図4】本発明の第1実施例の動作を説明する図であ
る。
る。
【図5】本発明の第1実施例におけるライトV1 リセッ
トパルスとリードV1 リセットパルスの間隔を測定する
ための回路を示すブロック図である。
トパルスとリードV1 リセットパルスの間隔を測定する
ための回路を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1実施例の動作を説明する図(2)
である。
である。
【図7】本発明の第2実施例におけるVRAMの詳細構
成示す図である。
成示す図である。
【図8】本発明の第2実施例の動作を説明する図(1)
である。
である。
【図9】本発明の第2実施例の動作を説明する図(2)
である。
である。
【図10】1フレーム分のメモリを用いた場合の構成を
示す図である。
示す図である。
【図11】図10の構成における動作を説明する図
(1)である。
(1)である。
【図12】図10の構成における動作を説明する図
(2)である。
(2)である。
【図13】図10の構成における動作を説明する図
(3)である。
(3)である。
【図14】従来例の動作を説明する図(1)である。
【図15】従来例の動作を説明する図(2)である。
1…スピンドルモータ 2…光ピックアップ 3…プリアンプ 4…バンドパスフィルタ 5…音声復調部 6…映像復調部 7…A/Dコンバータ 8、8A、8B…VRAM 9…D/Aコンバータ 10…システムコントローラ 11…メモリ制御部 12…ピックアップ制御部 13…モータ制御部 14…レーザ出力制御部 15…入力部 16…マイクロフォン 17…ミキサ 18…増幅器 19…音声出力端子 20…映像出力端子 21、22…フレームメモリ 23、24、25、26…フィールドメモリ 27…フィールドバッファメモリ 31…カウンタ 32、33…フリップフロップ回路 SW1 〜SW4 …切換スイッチ 50…LVDディスク 100…LVDカラオケ装置 T1 〜T4 …切換端子
Claims (1)
- 【請求項1】映像情報と同期制御情報とを含む画像情報
が、第1フィールドと第2フィールドとの2フィールド
を有するフレームを単位として記録された情報記録媒体
から、当該画像情報を再生し再生画像情報として出力す
る画像情報再生装置における画像情報の再生速度を制御
する画像情報再生装置の再生速度制御装置であって、 前記再生画像情報のうち少なくとも3フィールド分の再
生画像情報を前記フレームの順序にそってフィールド単
位で順次上書き記憶し読出し可能な情報記憶手段と、 前記画像情報再生速度を遅くさせるための速度制御指令
を入力するための入力手段と、 当該速度制御指令が入力された場合には、当該速度制御
指令が入力された時点における画像情報再生速度と前記
速度制御指令により入力された画像情報再生速度との差
に応じて決定される所要の時点のフレームである挿入フ
レームの再生画像情報を前記情報記憶手段に一時保持
し、当該挿入フレームの再生画像情報中の前記第1フィ
ールドの再生画像情報を前記情報記憶手段から2回連続
して読出し出力する第1動作の後、前記挿入フレームの
再生画像情報中の前記第2フィールドの再生画像情報を
前記情報記憶手段から2回連続して読出し出力する第2
動作を行い、遅くとも前記第2動作の終了前に前記挿入
フレームの直後のフレームである挿入直後フレームの再
生画像情報の前記情報記憶手段への上書き記憶を終了
し、前記第2動作後に当該挿入直後フレームの再生画像
情報を前記情報記憶手段から読出して出力するように制
御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像情報再生装置の再生速度
制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03344811A JP3083382B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像情報再生装置の再生速度制御装置 |
US07/992,529 US5339167A (en) | 1991-12-26 | 1992-12-17 | Reproduction speed controller for image signal reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03344811A JP3083382B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像情報再生装置の再生速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183877A JPH05183877A (ja) | 1993-07-23 |
JP3083382B2 true JP3083382B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=18372165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03344811A Expired - Fee Related JP3083382B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像情報再生装置の再生速度制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5339167A (ja) |
JP (1) | JP3083382B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR950007876B1 (ko) * | 1992-12-12 | 1995-07-20 | 엘지전자주식회사 | 디지탈 브이 씨 알의 영상 데이타 기록 회로 |
US5557331A (en) * | 1993-03-11 | 1996-09-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image encoding method, an image encoding circuit, an image encoding apparatus, and an optical disk |
JP3231485B2 (ja) * | 1993-05-31 | 2001-11-19 | 旭光学工業株式会社 | スチルビデオ装置 |
US5784177A (en) * | 1995-05-30 | 1998-07-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Printer/facsimile driver |
TW322238U (en) * | 1995-06-06 | 1997-12-01 | Nippon Steel Corp | A moving picture signal decoder |
JPH1023425A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-01-23 | Sony Corp | 画像符号化装置および方法、画像復号化装置および方法、並びに画像記録媒体 |
JP4121590B2 (ja) * | 1997-10-30 | 2008-07-23 | 株式会社ルネサステクノロジ | 画像表示装置及びその特殊再生制御装置 |
JP4040826B2 (ja) | 2000-06-23 | 2008-01-30 | 株式会社東芝 | 画像処理方法および画像表示システム |
TWI659647B (zh) * | 2017-11-21 | 2019-05-11 | 晶睿通訊股份有限公司 | 影像播放設備及其影像播放方法 |
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---|---|---|---|---|
US4630132A (en) * | 1982-12-08 | 1986-12-16 | Hitachi, Ltd. | Video signal recording/reproducing apparatus |
US4774599A (en) * | 1987-01-02 | 1988-09-27 | Eastman Kodak Company | Skip-field video recording with maximum vertical resolution |
JPS63135553U (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-06 | ||
JPH0773367B2 (ja) * | 1987-06-29 | 1995-08-02 | パイオニア株式会社 | 記録情報再生装置 |
JP2864550B2 (ja) * | 1989-08-25 | 1999-03-03 | ソニー株式会社 | 映像信号再生装置 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP03344811A patent/JP3083382B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-12-17 US US07/992,529 patent/US5339167A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5339167A (en) | 1994-08-16 |
JPH05183877A (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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