JPH0381312A - 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物

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JPH0381312A
JPH0381312A JP1215935A JP21593589A JPH0381312A JP H0381312 A JPH0381312 A JP H0381312A JP 1215935 A JP1215935 A JP 1215935A JP 21593589 A JP21593589 A JP 21593589A JP H0381312 A JPH0381312 A JP H0381312A
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    • C08L67/06Unsaturated polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F299/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers involving only carbon-to-carbon unsaturated bond reactions, in the absence of non-macromolecular monomers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は靭性のある低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組
成物に関し、更に詳しくは硬化時の収縮が極めて小さく
、かつ寸法安定性、表面性、耐衝撃性の優れた成形品を
作製するここができる低収縮性不飽和ポリエステル樹脂
組成物に関する。
〈従来の技術〉 不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維などの繊維補強材
を含有させ、硬化させた繊維強化プラスチック(FRP
)は優れた機械的強度、耐薬品性、耐熱性及び耐水性を
有するため、浴槽、浄化槽、水タンクパネル等の住宅関
連製品、自動車部品、電気部品及び工業機材等広範な分
野に使用されている。
近年、自動車の軽量化、デザインの多様化の動きが活発
化するに連れ、エンジンフード、ルーフ、トランクリッ
ド等の自動車外板部品やスポイラ−、エアインテーク等
の外装部品にFRPを採用する試みが盛んに行なわれて
いる。これらの用途に対しては、作業性及び成形加工性
に優れたシートモールデイングコンパウンド(SMC)
あるいはバルクモールディングコンパウンド(BMC)
の材料形態で成形されるのが一般的であるがJ前記材料
を成形することによって得られた成形品には従来にも増
して高い寸法安定性、耐衝撃性及び表面性の要求があり
、その改良が重要な技術課題となっている。
ところで、不飽和ポリエステル樹脂は一般に硬化時に大
きな収縮を示し、これに伴って成形品にクラック、反り
、波打ち及び補強用に使用したガラス繊維の浮き出し等
の現象が発生しやすい。そして、これらの欠点を改良す
る目的で、不飽和ポリエステル樹脂にポリスチレン、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑性樹
脂を低収縮剤として配合することが広く行なわれている
更に従来から不飽和ポリエステル樹脂の耐衝撃性及び表
面性を改善する試みは多数行なわれているが、基本的に
はスチレン−ブタジェンブロック共重合体に代表される
熱可塑性エラストマーを不飽和ポリエステル樹脂に配合
する方法に集約される。例えば、特開昭48−3428
9号公報、特開昭49−30480号公報には、スチレ
ン−ブタジェンブロック共重合体を配合する方法が開示
されている。しかし、これらの方法では、各種材料の配
合時あるいはSMC等成形材料とした場合において、熱
可塑性エラストマーの急速な分離が起こりこれが原因で
種々の問題が発生する。即ち、組成の不均一化により結
果的に前記目的を達成できないばかりか、分離エラスト
マーにより金型汚染、成形物表面のスカミングの発生等
が起こり、−膜内には実用が極めて困難であった。
か\る欠点を改良する試みとして、特開昭52−148
588号公報、特開昭54−130653号公報におい
て、分子末端にカルボキシル基あるいはその塩を含有す
るスチレン−ブタジェンブロック共重合体を配合する方
法が、特公昭62−16202号公報、特公昭62−1
6222号公報において、スチレン−ブタジェンブロッ
ク共重合体にジカルボン酸基及び、又はその誘導体基が
結合した変性ブロック共重合体々配合する方法が提案さ
れている。しかしながら、これらの方法でも熱可塑性エ
ラストマー成分と不飽和ポリエステル成分の層分離問題
の本質的な解決にはならない。
又、熱可塑性エラストマー成分と不飽和ポリエステル成
分の層分離問題を第三成分として相溶化剤を用いる方法
により解決する提案もされている。例えば、特開昭55
−135120号公報には、スチレン−ブタジェンブロ
ック共重合体にポリスチレン(幹)−飽和ポリエステル
(枝)あるいはポリブタジェン(幹)−飽和ポリエステ
ル(枝)の櫛型共重合体を併用する方法が提案されてい
る。しかし、この方法では層分離問題を殆ど解決できな
い。
か\る現状に鑑み、本発明者らも特開昭58−1892
14号公報において、ポリ酢酸ビニルとポリ(スチレン
+メタクリル酸)のブロック共重合体を相溶化剤として
用い、熱可塑性エラス+マーの層分離問題を解決する方
法を提案した。この方法は層分離防止にある程度の効果
は認められるものの、相溶化剤として靭性の乏しい多量
のブロック共重合体を必要とするため、結果的に耐衝撃
性及び表面性の改善された成形品を得る組成物をうろこ
とはできなかった。
〈発明が解決しようとする課題〉 従って、耐衝撃性及び表面性が改善され、寸法安定性の
良好な成形品を得るのに好適な、即ち硬化時の収縮性が
極めて小さく、しかも低収縮剤を配合した靭性の付与で
きる低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物の開発が要
望されていた。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記に鑑み完成されたもので、不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物に一方のセグメントにゴム成分、即ち
アクリル酸ブチルを含有する特定のブロック共重合体を
配合することにJ:す、そのブロック共重合体の不飽和
ポリエステル樹脂との相溶性が良好で、硬化時の収縮が
極めて小さく、月つ耐衝撃性と表面性の優れた成形品を
与えることのできる低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組
成物を提供するものである。
即ち、本発明は、 (イ)不飽和ポリエステル、 (10該不飽和ポリエステル(イ)と共重合が可能な単
量体及び、 (ハ〉前記不飽和ポリエステル(イ)と単量体(I])
との総量100重量部に対して3〜27重量部のAセグ
メントとBセグメントとは重量比で95:5〜5:95
の範囲にある低収縮剤であるA−B型ブロック共重合体
からなり、 前記A−B型ブロック共重合体におりるAセグメントは
、酢酸ビニル単量体が25〜95重簾%と、アクリル酸
ブチル単量体が75〜5重量%こからなる単量体混合物
に基づく構成単位からなり、Bセグメン1−は、スチレ
ン単散体が70〜100重量%と、上記スチレン単量体
との共重合が可能な単量体が30〜O璽量%とからなる
単量体若しくは単量体混合物に基づく構成単位からなり
、 かつA−B型ブロック共重合体の数平均分子型が10.
000〜200.000であることを特徴とする低収縮
性不飽和ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
上記した本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成
物に用いられる不飽和ポリエステル(イ)としては、通
常の不飽和ポリエステルであり、a、β−不飽和二塩基
酸、飽和二塩基酸及びグリコール類から製造される。
こ\で、α、β、−不飽和二塩基酸は、例えば無水マレ
イン酸、マレイン酸、フマル酸、メザコン酸、テトラフ
ン酸、イタコン酸あるいはこれらのアルギルエステル類
等である。
又、飽和二塩基酸は、例えば無水フタル酸、オルトフタ
ル酸、イソフタル酸、テトソタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ハロゲン化無水ノタル酸、アジピン酸、コハク酸
、セバシン酸あるいはこわらのアルキルエステル類等で
ある。
更に、グリコール類は、例えばエチレングリニー1−ル
、ジエチレングリコール、プロピ!/ングリコール、ジ
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、ヘキシ1/ングリコール、水素化ビス
フェノールA、2,2′−ジ(4−ヒドロキシプロポキ
シフェニル)プロパン、2.2′−ジ(4−ヒドロキシ
エ1−キシフェニJし)プロパン、エチレンオキシドあ
るいはプロピ1/ンオキシド等である。
上記した不飽和ポリエステル(イ)と共重合が可能な単
量体(ロ)としては、例えばステ1/ン、α−メチルス
ヂ1/ン、t−ブチルスチレンのようなアルケニル芳香
族単量体、アクリル酸あるいはメタクリル酸のアルキル
エステル、酢酸ビニル等が用いられるが、これらの中で
も特にスチレンが好ましい。
上記した不飽和ポリニスデル(イ)と、単量体(ロ)こ
の配合割合は、通常不飽和ポリエステル20〜70屯量
部、単量体80〜・30重量部である。
又、本発明における低収縮剤であるA−B型ブロック共
重合体(ハ)において、Aセグメントは、酢酸ビニル単
量体及びアクリル酸ブチル単量体とからなる単量体混合
物に基づく構成単位からなり、Aセグメント中の酢酸ビ
ニル単量体に基づく重合体部分の割合は、25〜95屯
量%の範囲である。、25重景%未満の場合には、この
A−B型ブロック共重合体(ハ)の不飽和ポリエステル
樹脂中における分散安定性が不良となり、このA−B型
ブロック共重合体を配合した不飽和ポリエステル樹脂組
成物から作製される成形品の表面スカミングや金型曇り
が発生するばかりでなく、成形品の耐衝撃性も悪化する
。又、95重量%を越える場合には、作製される成形品
の耐衝撃性及び表面性が悪化する。
又、Bセグメントは、スチレン単量体単独あるいはスチ
レン単量体及びこれと共重合が可能な単量体とからなる
単量体混合物に基づく構成単位からなる。
上記したスチレン単量体ヒ共重臼が可能なP漬体として
は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブ
チル等の(メタ)アクリル酸エステル類、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル等のニトリル類、スチレン誘
導体、フマル酸あるいはマレイン酸の誘導体からなる群
の1種あるいは2種以上より選択されることが好ましい
が、その中でも(メタ)アクリル酸が最も好ましい。
又、上記したスチレン単量体と共重合が可能な単量体の
使用量は、Bセグメント中の30重量%以下に制限され
る。30重量%を越える場合には、このA−B型ブロッ
ク共重合体(ハ)を配合した不飽和ポリエステル樹脂組
成物から作製される成形品の機械的強度が不十分となる
又前記A−B型ブロック共重合体(ハ)は、Aセグメン
ト5〜95重量%とBセフフッ195〜5重量%から構
成される。Aセグメントの割合が5重量%未滴の場合に
は、A−B型ブロック共重合体(ハ)の不飽和ポリエス
テル樹脂中における分散安定性が不良となり、そのため
不飽和ポリエステル樹脂組成物から作製される成形品の
表面スカミングや金型曇りが発生するばかりでなく、成
形品の寸法安定性、耐衝撃性及び表面性も悪化する。
又、95重量%を越える場合には、作製される成形品の
耐衝撃性が悪化する。
又、A−B型ブロック共重合体(ハ)の数平均分子量は
、10.000〜200.000であり、好ましくは3
0.000〜100.000である。to、 000未
満の場合には、不飽和ポリエステル樹脂組成物から作製
される成形品の寸法安定性、耐衝撃性及び表面性が不十
分であり、200.000を越える場合には、このA−
B型ブロック共重合体(ハ)を配合して得られる不飽和
ポリエステル樹脂組成物の粘度が高くなり過ぎ、実用上
使用困難となる。
更に、A−B型ブロック共重合体(ハ)は、不飽和ポリ
エステル(イ)とこれと共重合が可能な単量体(ロ)と
の総量100重量部に対して3〜27重量部の範囲で使
用することができる。3重量部未満の場合には、A−B
型ブロック共重合体(ハ)を配合した不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物から作製される成形品の寸法安定性、耐衝
撃性及び表面性が不十分であり、27重量部を越える場
合には、不飽和ポリエステル樹脂組成物の粘度が高くな
り過ぎ、実用上使用困難となる。
本発明におけるA−B型ブロック共重合体は、前記A或
はBセグメントを構成する単量体或は単量体混合物をポ
リメリックペルオキシド(特開昭53−149918号
公報記載)を用い、公知の製造プロセス(特公昭60−
3327号公報記載)で塊状重合法、懸濁重合法或は乳
化重合法等により二段重合することによって容易に製造
することができる。この場合、A或はBセグメントを構
成する単量体或は単量体混合物の第一段重合反応により
生じた重合体は、分子内にペルオキシ結合を有するもの
であり、中間体として反応系から取り出して次のブロッ
ク共重合体製造の原料にすることもできるし、反応系か
ら取り出すことなく引き続いてブロック共重合させるこ
ともできる。
本発明に用いる前記ポリメリックペルオキシドは、例え
ば次の構造式(I)  (n)  (III)HI CH8 等で示されるポリメリックペルオキシドである。
これらポリメリックペルキシドをA−B型ブロック共重
合体の製造に使用する際の使用量は、前記A或はBセグ
メントを構成する単量体或は単量体混合物100重量部
に対して0.1〜10重量部の範囲であることが好まし
い。
また重合温度は、第一段重合反応については40〜80
℃、第二段重合反応については60〜120℃であるこ
とが好ましいが第一段重合反応における重合温度は第二
段重合反応における重合温度より低いことが望ましい。
一方、Aセグメントを構成する単量体混合物の仕込み方
法には一括仕込み、分割仕込み或は連続仕込み等があり
、特に制限されるものではないが、分割仕込み或は連続
仕込みであることが好ましい。連続仕込みの際の仕込み
時間はAセグメントを構成する2種類の単量体の構成比
率によって異なるが、15〜90分の範囲であることが
好ましい。そして、重合時間は使用する単量体の種類や
その使用量によって異なるが、第−段重合反応及び第二
段重合反応いずれも2〜10時間の範囲であることが好
ましい。
ところで、A−B型ブロック共重合体の製造時に各単量
体の単独重合体或は単量体混合物による任意共重合体が
副生ずることもあるが、本発明中の不飽和ポリエステル
樹脂の低収縮剤として使用する際には、特に精製する必
要なくそのまま用いることができる。
又、Aセグメントを構成する酢酸ビニル単量体とアクリ
ル酸ブチル単量体から共重合体を製造する際に、一方の
単量体による単独重合体が生成し、結果的に前記一方の
単量体から構成されるAセグメントとスチレン単量体を
主要構成単位とするBセグメントからなるA−B型ブロ
ック共重合体が−9副生rることもあるが、本発明中の
不飽和ポリエステル樹脂の低収縮剤として使用する際に
は、特に精製する必要なくそのまま用いることができる
前記した製造法に従って合成した全重合物中に占めるブ
ロック共重合体の割合、即ちブロック率は、上記した単
独重合体及び任意共重合体のような非ブロツク共重合体
を分別抽出により分離した後の抽出残分の全重合物中に
占める重量比より求めることができる。
又、酢酸ビニル単量体とアクリル酸ブチル単量体が共重
合してAセグメントを構成していることの確認は以下の
ようにして行なった。即ち、Aセグメントを構成する単
量体混合物の第一段重合反応により生成した分子内にペ
ルオキシ結合を有する重合物を反応系から取り出し、ト
ルエン中熱処理してペルオキシ結合を開裂させる。こう
して処理した重合物を核磁気共鳴分光分析により分析し
、酢酸ビニルとアクリル酸ブチルの配列を推定した。こ
の推定に当たっては、β位に2つのアセトキシ基を有す
るメチレンプロトンの化学シフト計算値が2.06pp
m 、β位に2つのブチルエステル基を有するメチレン
プロトンの化学シフト計算値が1.82ppm 、そし
てβ位に1つのアセトキシ基と1つのブチルエステル基
を有するメチレンプロトンの化学シフト計算値が1.9
4ppmであることを利用し、1.94ppmに相当す
るシグナルを核磁気共鳴分光分析で見出すことにより酢
酸ビニル単量体とアクリル酸ブチル単量体が共重合して
いることの確認とした。
更に、抽出残分であるA−B型ブロック共重合体中のA
セグメントとBセグメントの含有割合は核磁気共鳴分光
分析により求めた。即ち、Aセグメントを構成する酢酸
ビニル単量体の指標となるシグナルとアクリル酸ブチル
単量体の指標となるシグナルの積分値の和とBセグメン
トを構成するスチレンを主要成分とする単量体の指標と
なるシグナルの積分値との比率により求めることができ
る。
又、本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は
、各種公知の硬化剤を用いてそのままで種々の用途に使
用することができるが、SMC等戒形材料として使用す
る際には、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、無水珪
酸粒子、珪石粉、クレー等の充填剤、酸化マグネシウム
、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシ
ウム等のアルカリ土類金属の酸化物及び水酸化物或はイ
ソシアネート化合物等の増粘剤、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸カルシウム等の内部離型剤、ガラス繊維、炭
素繊維等の繊維強化材のほか、用途に応じて顔料、染料
等の着色剤を併用することもでき、例えば高い表面性と
耐衝撃性が要求される自動車外板、外装部品等の製造用
等に最適である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の低収縮性不飽和ポリエス
テル樹脂組成物は靭性付与を目的として配合した低収縮
剤の不飽和ポリエステル樹脂中における分散安定性が良
好で、硬化時の収縮が極めて小さく、且つ耐衝撃性と表
面性が大きく改善された成形品、を作製することができ
る等、種々の効果を奏するものである。
く実 施 例) 以下、参考例、実施例及び比較例により本発明を更に詳
細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。尚、これらの例において、部及び%は特に
断わらない限りそれぞれ重量部及び重量%を表す。
参考例 1 [A−B型ブロック共重合体の製造例1部温度計、撹拌
機及びコンデンサーを備えたガラス製反応器に1.0%
のポリビニルアルコール水溶液250部を仕込んだ。次
に前記構造式(I)で示されるポリメリックペルオキシ
ド2.4部を前記水溶液に室温下1時間分散させた後、
反応器内を窒素で置換しながら65℃まで昇温し、撹拌
子酢酸ビニル45部とアクリル酸ブチル3部の混合物を
約30分かけて滴下し、そのままの温度で3時間重合(
第一段重合反応)させた。その後、室温まで冷却し、反
応器にスチレン52部を加え、室温下1時間含浸操作を
行なった後、撹拌下80℃で4時間重合(第二段重合反
応)を行なった。室温まで冷却した後、得られた重合物
を濾別してよく水洗した後、・真空乾燥して白色パール
状の重合物92部を得た。
こうして得られた重合物の一部をソックスレー抽出器に
より、初めにシクロヘキサンを溶媒として24時間、次
にメタノールを溶媒として24時間抽出した。シクロヘ
キサン抽出による重量減少量をポリスチレンの含有量と
し、メタノール抽出による重量減少量をポリ酢酸ビニル
、ポリアクリル酸ブチル及び酢酸ビニルとアクリル酸ブ
チルの共重合体の混合物の含有量とし、抽出残分を該A
−B型ブロック共重合体の含有量とした。こうしてブロ
ック率を求めたところ、77%であった。
そして、抽出残分の数平均分子量をゲルバーミュエーシ
ョンクロマトグラフィー(以下GPCと略記す)により
測定したところ、ポリスチレン換算で56.000であ
った。又、抽出残分の核磁気共鳴分光分析を行ない、酢
酸ビニル構成単位中のアセチルプロトンに相当するシグ
ナル(化学シフトδ=z、oeppm )とアクリル酸
ブチル構成単位中のブチルエステル基のメチルプロトン
に相当するシグナル(化学シフトδ= 0.96ppm
 )の積分値の和とスチレン構成単位のベンゼン環プロ
トンに相当するシグナル(化学シフトδ=6.0〜7.
2ppm )の積分値との比率から該A−B型ブロック
共重合体中のAセグメントとBセグメントの含有割合(
以下rA/BJと略記す)を求めたところ、およそ50
/ 50であった。
更に、第一重合反応で生成した重合物の一部を濾別し、
真空乾燥させたものをトルエン中熱処理してペルオキシ
基を分解させた。そして、この分解生成物の核磁気共鳴
分光分析を行なったところ、化学シフト1.94ppm
付近にシグナルが検出された。このシグナルはβ位に1
つのアセトキシ基と1つのブチルエステル基を有するメ
チレンプロトンに相当するものであり、酢酸ビニルとア
クリル酸ブチルが共重合していることが確認された。
参考例2〜12 ポリメリックペルオキシド、酢酸ビニル、アクリル酸ブ
チル、スチレンの使用量を表1に示すように代えた以外
(参考例5ではスチレンの他にメタクリル酸3部を使用
)はすべて参考例1と同様にしてA−B型ブロック共重
合体を製造し、参考例1と同様に白色バール状の重合物
を得た。この重合物について参考例1と同様にしてA−
B型ブロック共重合体のブロック率、数平均分子量及び
ブロック共重合体中のAセグメントとBセグメントの含
有割合、即ちA/Bを求めた。その結果を表1に示す。
又、各参考例において、参考例1と同様にAセグメント
を構成する酢酸ビニルとアクリル酸ブチルが共重合して
いることを確認した。
参考例13 〔不飽和ポリエステル樹脂の製造〕 無水マレイン酸800部、イソフタル酸200部、プロ
ピレングリコール1100部を通常の方法でエステル化
し、得られた不飽和ポリエステルをスチレンで希釈して
固形分濃度が65%になるように調製し、酸価が18.
0の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
参考例14 [比較用低収縮剤の調製〕 (A)スチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合
体 シェル化学(株)製のスチレン−ブタジェン−スチレン
ブロック共重合体(クレイトンD 1300X)をその
濃度が30%になるようにスチレンに溶解し、比較用低
収縮剤(A)とした。
(B)末端カルボキシル基含有スチレン−ブタジェンブ
ロック共重合体 n−ブチルリチウムを重合触媒とし、シクロヘキサン溶
媒中でスチレンとブタジェンを逐次重合して得たりピン
グポリマーに炭酸ガスを反応させ、次いで塩酸で処理し
て末端カルボキシル基をポリマー中に1個含有するスチ
レン含有量40%、数平均分子量65.000の末端カ
ルボキシル基含有スチレン−ブタジェンブロック共重合
体を得た。そして、固形分濃度が3−0%になるように
スチレンに溶解し、比較用低収縮剤(B)とした。
(C)無水マレイン酸変性水素添加スチレン−ブタジェ
ン−スチレンブロック共重合体 シェル化学(株)製の無水マレイン酸変性水素添加スチ
レン−ブタジェン−スチレンブロック共重合体(クレイ
トンF G 1901X )をその濃度が30%になる
ようにスチレンに溶解し、比較用低収縮剤(C)とした
参考例15 〔相溶化剤の調製〕 (a)酸基含有スチレン−酢酸ビニルブロック共重合体 日本油脂(株)製の酸基含有スチレン−酢酸ビニルブロ
ック共重合体(モディバーS V 50A、酸価29.
8)をその濃度が30%になるようにスチレンに分散し
、相溶化剤(a)とした。
(b)ポリスチレン(幹)−飽和ポリエステル(枝)の
櫛型共重合体 クラレ(株)製の分散安定剤(クラパール5−25、乳
濁包餡性液体)を相溶化剤(b)とした。
実施例 l〜8 参考例1〜8で得られたA−B型ブロック共重合体をそ
れぞれ濃度が30%になるようにスチレンに分散させた
分散液とし、これらを参考例13で得られた不飽和ポリ
エステル樹脂と混合し、表2に示す配合条件でSMCを
作製した。
業りm−≦≧ 上記の配合条件で作製したSMCを40℃で24時間熟
成し、その後成形圧力100kg/cm”、成形温度1
40℃、成形時間6分でプレスにより圧縮成形し、 2
00X  150X 14+nn+の成形物を得た。得
られたそれぞれの成形物について、次に示す方法により
、成形収縮率、アイゾツト衝撃強さ及び表面うねりを測
定した。その結果を表3に示す。
■成形収縮率の測定法 J I S−に6911 (熱硬化性プラスチック一般
試験方法)に基づいて直径90mm、厚さ11mmの円
盤状成形物を別途プレスによる圧縮成形で作製し、金型
の内径と成形物の寸法から次式により成形収縮率を求め
た。
(金型内径) ■アイゾツト衝撃強さの測定法 J I S−に6911 (前出)に基づいて上記成形
物から試験片を切出し、(株)東洋精機製作新製のアイ
ゾツト衝撃試験機を使用してこの試験片のアイゾツト衝
撃強さ(ノツチ付き)を測定した。
■表面うねりの測定法 J I 5−BO610(表面うねりの定義と表示)に
基づいて上記成形物の表面うねりを東京精密(株)製の
サーフコム554Aにより測定した。
尚、表示法はJIS法の中でろ波最大うねりを採用した
■金型曇り 成形後の金型の表面状態を目視により観察し、金型曇り
の程度を「激しい」、「有り」、「無し」の3段階によ
り評価した。
実施例 9〜16 不飽和ポリエステル樹脂の配合量を50部(不飽和ポリ
エステル32.5部、スチレン17.5部)、八−B型
ブロック共重合体のスチレン分散液の配合量を50部(
A−B型ブロック共重合体15部、スチレン35部)に
代えた以外は表2の配合条件に従ってSMCを作製し、
実施例1〜8のところで記載した方法に従って成形物(
試験片)を作製して各種試験を行ない、表4の結果を得
た。
実施例17〜18 不飽和ポリエステル樹脂の配合量を90部(不飽和ポリ
エステル58.5部、スチレン31.5部)、A−B型
ブロック共重合体のスチレン分散液の配合量を10部(
A−B型ブロック共重合体3部、スチレン7部)に代え
た以外は表2の配合条件に従ってSMCを作製し、実施
例1〜8のところで記載した方法に従って成形物(試験
片)を作製して各種試験を行なった。結果を表5に示す
実施例19〜20 不飽和ポリエステル轡脂の配合量を30部(不飽和ポリ
エステル19.5部、スチレン1O15部)、A−B型
ブロック共重合体のスチレン分数液の配合量を70部(
A−B型ブロック共重合体21部、スチレン49部)に
代えた以外は表1の配合条件に従ってSMCを作製し、
実施例1〜8のところで記載した方法に従って成形物(
試験片)を作製して各種試験を行なった。結果を表5に
示す。
比較例 1 不飽和ポリエステル樹脂の配合量を94部(不飽和ポリ
エステル61.1部、スチレン32.9部)、八−B型
ブロック共重合体のスチレン分散液の配合量を6部(A
−B型ブロック共重合体1.8部、スチレン4.2部)
に代えた以外は表2の配合条件に従ってSMCを作製し
、実施例1〜8のところで記載した方法に従って成形物
(試験片)を作製して各種試験を行なったところ、表6
に結果を示したように成形収縮率及び表面うねりが大き
く、寸法安定性及び表面性が不十分であるばかりでなく
、アイゾツト衝撃強さが小さく、耐衝撃性が不十分であ
ることが分かった。
比較例2 不飽和ポリエステル樹脂の配合量を20部(不飽和ポリ
エステル13部、スチレン7部)、A−B型ブロック共
重合体のスチレン分散液の配合量を80部(A−B型ブ
ロック共重合体24部、スチレン56部)に代えた以外
は表2の配合条件に従ってSMCを作製しようとしたが
、不飽和ポリエステル樹脂組成物の粘度が高くなり過ぎ
、ガラス繊維を除いた材料の混合物をガラス繊維に含浸
させることができず、実用的にSMCを作製することが
できなかった。
比較例3 参考例9で得られたA−B型ブロック共重合体のスチレ
ン分散液を用いた以外は表2の配合条件に従ってSMC
を作製した。このSMCを40℃で24時間熟成したと
ころ、A−B型ブロック共重合体のスチレン分散液の表
面への浮き出しが見られた。その後、実施例1〜8のと
ころで記載した方法に従って成形物を作製したところ、
成形物の表面スカミングと共に金型曇りが見られた。
更に、この成形物(試験片)を用いて実施例1〜8のと
ころで記載した各種試験を行なったところ、表6に結果
を示したようにアイゾツト衝撃強さが小さく、耐衝撃性
が不十分であることが分かった。
比較例4 参考例10で得られたA−B型ブロック共重合体のスチ
レン分散液を用いた以外は表2の配合条件に従ってSM
Cを作製し、実施例1〜8のところで記載した方法に従
って成形物(試験片)を作製して各種試験を行なったと
ころ、表6に結果を示したように表面うねりが大きく、
かつアイゾツト衝撃強さが小さく、表面性及び耐衝撃性
が不十分であることが分かった。
比較例5 参考例11で得られたA−B型ブロック共重合体のスチ
レン分散液を用いた以外は表2の配合条件に従ってSM
Cを作製した。このSMCを40”Cで24時間熟成し
たところ、A−B型ブロック共重合体のスチレン分散液
の表面への浮き出しが見られた。その後、実施例1〜8
のところで記載した方法に従って成形物を作製したとこ
ろ、成形物の表面スカミングと共に金型曇りが見られた
更に、この成形物(試験片)を用いて実施例1〜8のと
ころで記載した各種試験を行なったところ表6に結果を
示したように成形収縮率及び表面うねりが大きく、寸法
安定性及び表面性が不十分であるばかりでなく、アイゾ
ツト衝撃強さが小さく耐衝撃性が不十分であることが分
かった。
比較例6 参考例12で得られたA−B型ブロック共重合体のスチ
レン分散液を用いた以外は表2の配合条件に従ってSM
Cを作製し、実施例1〜8のところで記載した方法に従
って成形物(試験片)を作製して各種試験を行なったと
ころ、表6に結果を示したように成形収縮率及び表面う
ねりに関しては十分であるが、アイゾツト衝撃強さが小
さく、耐衝撃性が不十分であることが分かった。
比較例 7〜9 A−B型ブロック共重合体のスチレン分散液に代えて、
参考例14で得られた比較用低収縮剤(A)〜(C)を
用いた以外は表2の配合条件に従ってSMCを作製した
。このSMCを40℃で24時間熟成したところ、比較
用低収縮剤(A)を用いた場合には、表面への浮き出し
が激しく、成形後の成形物表面のスカミング及び激しい
金型曇りが発生した。そして、この成形物(試験片)を
用いて実施例1〜8のところで記載した各種試験を行な
ったところ、表7に結果を示したように表面うねりが大
きく、且つアイゾツト衝撃強さが小さく、表面性及び耐
衝撃性の改善が不十分であることが分かった。
一方、比較用低収縮剤(B)及び(C)を用いた場合に
は、SMCの熟成中における層分離はある程度抑えられ
たように見えたが、このSMCを成形したところ、やは
り成形物表面にスカミングが発生した。そして、実施例
1〜8のところで記載した各種試験を行なったところ、
表7に結果を示したようにやはり表面性及び耐衝撃性の
改善が不十分であることが分かった。
比較例10〜11 A−B型ブロック共重合体のスチレン分散液30部に代
えて、参考例14で得られた比較用低収縮剤(A、)を
15部用い、更に参考例15で得られた相溶化剤(a)
を15部用いた以外は表2の配合条件に従ってSMCを
作製した。このSMCを40℃で24時間熟成したとこ
ろ、表面への浮き出しは見られず、成形後の金型曇り、
成形物表面のスカミングもほとんど発生しなかった。し
かし、この成形物(試験片)を用いて実施例1〜8のと
ころで記載した各種試験を行なったところ、表8に結果
を示したように表面うねりが大きく、且つアイゾツト衝
撃強さが小さく、表面性及び耐衝撃性の改善が不十分で
あることが分かった。
一方、A−B型ブロック共重合体のスチレン分散液30
部に代えて、参考例14で得られた比較用低収縮剤(A
)を30部用い、更に参考例15で得られた相溶化剤(
b)を4部用いた以外は表2の配合条件に従ってSMC
を作製した。このSMCを40℃で24時間熟成したと
ころ、表面への浮き出しが見られ、成形後の成形物表面
のスカミング及び金型曇りが発生した。そして、この成
形物(試験片)を用いて実施例1〜8のところで記載し
た各種試験を行なったところ、表8に結果を示したよう
に表面うねりが大きく、且つアイゾツト衝撃強さが小さ
く、表面性及び耐衝撃性が不十分であることが分かった
以上のように実施例1〜20の結果(表3〜S)と比較
例1〜11の結果(表6〜8)を比較すると、本発明の
低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物を使用すること
により、硬化時の収縮が極めて小さく、且つ表面性と耐
衝撃性の優れた成形品が得られることは明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)不飽和ポリエステル、 (ロ)該不飽和ポリエステル(イ)と共重合が可能な単
    量体及び、 (ハ)前記不飽和ポリエステル(イ)と単量体(ロ)と
    の総量100重量部に対して3〜27重量部のAセグメ
    ントとBセグメントとは重量比 で95:5〜5:95の範囲にあるA−B型ブロック共
    重合体からなり、 前記A−B型ブロック共重合体におけるAセグメントは
    、酢酸ビニル単量体が25〜95重量%と、アクリル酸
    ブチル単量体が75〜5重量%とからなる単量体混合物
    に基づく構成単位からなり、Bセグメントは、スチレン
    単量体が70〜100重量%と、上記スチレン単量体と
    の共重合が可能な単量体が30〜0重量%とからなる単
    量体若しくは単量体混合物に基づく構成単位からなり、 かつA−B型ブロック共重合体の数平均分子量が10,
    000〜200,000であることを特徴とする低収縮
    性不飽和ポリエステル樹脂組成物。
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