JPH037752A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH037752A
JPH037752A JP33006589A JP33006589A JPH037752A JP H037752 A JPH037752 A JP H037752A JP 33006589 A JP33006589 A JP 33006589A JP 33006589 A JP33006589 A JP 33006589A JP H037752 A JPH037752 A JP H037752A
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和彦 山本
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島村 俊裕
Yoshinobu Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は耐薬品性および耐衝撃性の優れた熱可塑性樹脂
組成物に関し、詳しくはゴムに芳香族ビニル化合物など
をグラフト重合したゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂、
芳香族ポリエステルおよび芳香族ポリカーボネートから
なる耐薬品性および耐衝撃性の優れた熱可塑性樹脂組成
物に関する。
b、従来の技術 従来、芳香族ビニル化合物系熱可塑性樹脂、特にゴム変
性スチレン系熱可塑性樹脂は軽量で成形加工性に優れて
いることから工業用部品、電気製品など種々の分野に利
用されている。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂は
有機溶剤などに対して必ずしも安定でな(、特に、応力
が介在したりあるいは変形状態に保たれている状況で使
用される場合などには、著しく耐薬品性が低下すること
が多い。このことは、ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂
をさらに広い分野で利用するための大きな障害となって
いる。
特に、ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂と、可塑剤が配
合されたポリ塩化ビニルとが接触している場合、あるい
はゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂に油類が付着してい
る場合には、これら可塑剤または油類の接触によって、
いわゆる環境応力亀裂が生じることがあり、問題となっ
ている。
これらの問題を解決する従来の一般的な方法としては、
ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂の分子量を向上させる
方法や、シアン化ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エ
ステルなどの極性基を有する単量体を重合体に導入する
方法などの耐薬品性を向上させる方法が試みられてきた
が、これらの方法では未だ十分な耐薬品性を得ることが
できなかった。
これに対し、特願昭62−249473号には、ゴム変
性スチレン系熱可塑性樹脂に芳香族ポリエステルおよび
芳香族ポリカーボネートを配合した組成物が一段と優れ
た耐薬品性を有し、かつ耐衝撃性も優れていることが開
示されている。
しかし、耐薬品性と耐衝撃性の物性バランス水準がまだ
十分でなく、成形品のゲート付近の外観も劣るという欠
点を有していた。
また、一般にこれらの組成物は、そのほとんどが、顔料
などの着色剤を配合して使用されるが、このように着色
した場合、アイゾツト衝撃強度が低下するという欠点が
あり、その利用分野において大きな制限を受けていた。
d、 課題を解決するための手段 本発明は、(^)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体
50〜90重量%、(B)芳香族ポリエステル5〜50
重量%、および(C)芳香族ポリカーボネ−1へ0〜1
5重量%からなる熱可塑性樹脂組成物において、(A)
成分のグラフト率が70〜200%であることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物、ならびに、 (A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体45〜90
重量%、(B)芳香族ポリエステル9〜54重量%、(
C)芳香族ポリカーボネート0〜20重量%、および(
D)オレフィン単位と官能基含有不飽和化合物単位を主
体とする共重合体に、芳香族ビニル化合物を含有する単
量体をグラフト重合したグラフト共重合体0.5〜20
重量%からなり、(A)成分のグラフ1−率が40〜1
50%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物を提
供するものである。
本発明において用いる(A)ゴム変性スチレン系グラフ
ト共重合体は、■ゴム質重合体に芳香族ビニル化合物を
グラフト重合したゴム変性スチレン系重合体または■ゴ
ム変性スチレン系重合体とスチレン系重合体(ゴム変性
してないもの)との混合物であって、高度の耐衝撃性を
得る目的で、ゴム質重合体を特定のスチレン系重合体中
に混合したものである。
混合方法としては単純な機械的ブレンド方法でもよいが
、良好な相溶性を得るためには、ゴム質重合体の存在下
に芳香族ビニル化合物または芳香族ビニル化合物と他の
共重合可能な単量体をグラフト共重合させる、いわゆる
グラフト共重合処方によって得られたものが好ましい。
また、この方法で得られるゴム変性スチレン系重合体(
グラフト重合体)に、別の方法によって得られるスチレ
ン系重合体を混合するいわゆるグラフト−ブレンド法に
よって得られたものを用いてもよい。
なお、グラフト重合体、スチレン系重合体、芳香族ポリ
エステルおよび芳香族ポリカーボネートの囲者を同時に
混合することも可能である。
上記ゴム質重合体としては、ポリブタジェン、スチレン
ブタジェン共重合体、アクリル系共重合体、エチレン・
プロピレン系共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリウレ
タンなどが用いられるが、中でもポリブタジェン系ゴム
を用いると耐衝撃性の一段と優れたものが得られるので
好ましい。一方、アクリル系共重合体、エチレン・プロ
ピレン系ゴムを用いると耐熱劣化性の優れたものが得ら
れるので好ましい。
上記芳香族ビニル化合物としては、スチレン、αメチル
スチレン、ブロモスチレン、p−メチルスチレンなどが
挙げられるが、スチレン、α−メチルスチレンが好まし
い。
芳香族ビニル化合物以外の共重合可能な単量体としては
、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのシアン
化ビニル化合物、メチルメタクリレート、N−フェニル
マレイミド、N−シクロへキシルマレイミド、無水マレ
イン酸、メタクリル酸などが挙げられる。
一般に、ゴム変性スチレン系共重合体に芳香族ビニル化
合物を共重合しただけでは、耐衝撃性が発現しにくいの
で、シアン化ビニル化合物を共重合させるのがより好ま
しい。この場合の芳香族ビニル化合物とシアン化ビニル
化合物との好ましい組成割合は60〜90/40〜10
重量%であり、さらに好ましくは65〜85/35〜1
5重量%である。
このようにして得られる■ゴム変性スチレン系重合体の
具体例としては、従来のアクリロニトリル−ブタジェン
−スチレン樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリル−エ
チレンプロピレン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、メタ
クリル酸メチル−ブタジェン−スチレン樹脂(ABS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジェンメタクリル酸メチ
ル−スチレン樹脂(透明ABS樹脂)、ゴム変性ポリス
チレン(ハイインパクトポリスチレン:HIPS)、ア
クリロニトリル−n−ブチルアクリレ−1・−スチレン
樹脂(AAS樹脂)などが挙げられる。
上記ゴム変性スチレン共重合体■中のゴム成分含有率は
、好ましくは5〜40重量%、さらに好ましくは10〜
30重量%である。ゴム成分の含有率が5重量%未満で
あると耐衝撃性が低く、一方40重量%を超えると加工
性が低下するので好ましくない。
上記■の混合物において用いるスチレン系重合体として
は、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)
、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、n−ブチル
アクリレート−ブチレン共重合体、アクリロニトリル−
α−メチルスチレン共重合体などを用いることができる
これらの中では、AS樹脂が好ましい。
(^)成分中、これらの重合体の配合量は5〜95重量
%が好ましく、さらに好ましくは10〜90重量%、特
に好ましくは30〜70重量%である。
(A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体のメチくは
0.2〜1.2dL/g、さらに好ましくは0.3〜l
d I!、/gである。0.2d (1/g未満である
と耐衝撃性が低く、−方1.2djVgを超えると加工
性が低下するので好ましくない。
上記■の重合体のうちAS樹脂の〔η〕は0.2〜1.
2dffi/gが好ましく、さらに好ましくは0.3〜
ld fi /gである。
なお、請求項(1)の組成物においては、■ ゴム変性
スチレン系重合体(グラフト重合体)のグラフト率は7
0〜200重量%、好ましくは70〜150重量%であ
る。
グラフト率が70重量%未満であると、熱可塑性樹脂組
成物の着色成形品のアイゾツト衝撃強度が劣り、一方2
00重量%を超えると加工性が低下するので好ましくな
い。
グラフト率は下記の式より求められる。
aJ (a):ゴム変性スチレン系重合体中のゴム成分含有量
(b):ゴム変性スチレン系重合体中のアセトン不溶分
含有量 また、請求項(2)の組成物においては、ゴム変性スチ
レン系グラフト共重合体中のグラフト重合体のグラフト
率は40〜150%である。
グラフト率が40〜150%であると、耐薬品性と耐衝
撃性の物性バランスの一段と優れたものが得られる。グ
ラフト率は、さらに好ましくは45〜130%、特に好
ましくは50〜120%である。
また、ゴム変性スチレン系グラフト共重合体中のα−メ
チルスチレンの量が25〜70重量%であると、耐薬品
性、耐衝撃性の物性バランスの一段と優れたものが得ら
れるので好ましい。
本発明で用いる(B)芳香族ポリエステルとしては、例
えば、芳香族ジカルボン酸エステルまたはそのエステル
形成誘導体と、ジオールとを公知の方法により縮合させ
て得られたものなどが挙げられる。
上記芳香族ジカルボン酸の例としては、ナフタレン−2
,6−ジカルボン酸などのナフタレンジカルボン酸、テ
レフタル酸、イソフタル酸、p−ヒドロキシ安息香酸、
アジピン酸およびセバシン酸、ならびにそれらのエステ
ル形成誘導体が挙げられる。
上記ジオールの例としてはエチレングリコール、1.4
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどの2
〜6個の炭素原子を有するポリメチレングリコール、ま
たは1.4−シクロヘキサンジオ−0 ル、ビスフェノールAおよびそれらのエステル形成誘導
体が挙げられる。
このようにして得られる(B)芳香族ポリエステルの具
体例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)
 、ポリブチレンテレフタレート(PUT) 、ビスフ
ェノールAイソフタレートなどが挙げられ、なかでもP
BTが好ましい。
上記芳香族ポリエステルのテトラクロルエタン/フェノ
ールの等量混合溶媒中における25°Cでの極限である
。この範囲のものを用いると、着色成形品のアイゾツト
衝撃強度および耐薬品性の一段と優れたものが得られる
。〔η〕が2dj2/gを超えると成形加工性が悪くな
るので好ましくない。
本発明で用いる(C)芳香族ポリカーボネート (PC
樹脂)としては、芳香族ジヒドロキシ化合物、またはこ
れと少量のポリヒドロキシ化合物をホスゲンまたは炭酸
のジエステルと反応させることによって作られる直鎖ま
たは分岐鎖の熱可塑性ポリカーボネート重合体が挙げら
れる。これらの中で、特に4.4′ジヒドロキシジフエ
ニルアルカン系ポリカーボネートが好ましく、より具体
的には2.1− (4,4’ジヒドロキシジフエニル)
−プロパン(以下ビスフェノールAという。)などをジ
ヒドロキシ成分として用いて、エステル交換法あるいは
ホスゲン法により得られるボリカーボネー1〜が好まし
い。
さらに、ビスフェノールAの一部または全部を他の4,
4′−ジヒドロキシジフェニルアルカンあるいは4.4
′−ジヒドロキシジフェニルエーテルなどに置換して得
られたものも好ましい。
このような(C)芳香族ポリカーボネートとしては、光
散乱法により測定した重量平均分子量(Mw)が、10
.000〜80,000のものが好ましく、特に10.
000〜50.000のものが好ましい。
〔請求項(1)の熱可塑性樹脂組成物〕請求項(1)の
熱可塑性樹脂組成物は、(A)ゴム変性スチレン系グラ
フト共重合体、(B)芳香族ポリエステルおよび必要に
応じて(C)芳香族ポリカーボネートを混合することに
より製造するものである。
(A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体は、当該組
成物中に50〜90重量%、好ましくは52〜87重量
%、さらに好ましくは55〜85重量%含有されるよう
に配合する。50重量%未満では、得られる樹脂の耐衝
撃性が低下する。また、90重量%を超えると、耐薬品
性が低下する。
(B)芳香族ポリエステルは、当該組成物中に5〜50
重量%、好ましくは10〜45重量%、さらに好ましく
は12〜40重量%含有されるように配合する。5重量
%未満では、得られる樹脂の耐薬品性が低下する。
また、50重量%を超えると、熱変形温度と耐衝撃性が
低下する。
(C)芳香族ポリカーボネートは、当該組成物中に0〜
15重量%、好ましくは1〜10重量%、さらに好まし
くは2〜7重量%含有されるように配合する。
(C)芳香族ポリカーボネートを配合すると、着色成形
品のアイゾツト衝撃強度の一段と優れた熱可塑性樹脂組
成物が得られる。しかし、その配合割合が15重量%を
超える場合には、耐薬品性が低下する。
請求項(1)の組成物は、相溶化剤を配合することによ
り、−段と優れた機械的特性、成形品の表面特性を付与
することができる。
かかる相溶化剤としては、種々のものが使用できるが、
好ましいものとしてオレフィン単位とエポキシ基、カル
ボキシル基、酸無水物基から選ばれた少なくとも1種の
官能基を有する不飽和化合物を主体とする共重合体が挙
げられる。
相溶化剤の添加量は、本発明の組成物に対し0.1〜4
0重量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜30重
量%、特に好ましくは1〜20重量%である。
上記相溶化剤のオレフィン単位とエポキシ基、カルボキ
シル基、酸無水物基から選ばれた少なくとも1種の官能
基を有する不飽和化合物を主体とする共重合体に使用さ
れるオレフィンとしては、例えばエチレン、プロピレン
、ブテン−1などが挙げられ、特にエチレンが好ましい
この成分の主鎖共重合体の製造に用いるエポキシ基含有
不飽和化合物としては、1分子中にオレフィンと共重合
しうる不飽和基およびエポキシ基を有する化合物を使用
することができる。
3 4 例えば、グリシジルメタクリレートのような不飽和グリ
シジルエステル類、不飽和グリシジルエーテル類、エポ
キシアルケン類、p−グリシジルスチレン類などの不飽
和エポキシ化合物を使用することができる。
カルボキシル基含有不飽和化合物としては、アクリル酸
、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸
、ケイヒ酸などがある。
酸無水物基含有不飽和化合物としては、無水マレイン酸
、無水イタコン酸、クロロ無水マレイン酸、無水シトラ
コン酸、ブテニル無水コハク酸、テトラヒドロ無水フタ
ル酸などがあり、好ましいものは無水マレイン酸である
上記エポキシ基、カルボキシル基、酸無水物基含有不飽
和化合物は、1種または2種以上で使用される。また、
さらに共重合可能な他のビニル単量体を共重合すること
もできる。
オレフィンとエポキシ基、カルボキシル基、酸無水物基
含有不飽和化合物の重量比率は、オレフィン成分:官能
基含有不飽和化合物−99=1〜60 : 40であり
、好ましくは97:3〜70 : 30である。
相溶化剤としては、上記共重合体の存在下にさらに他の
共重合体をグラフト重合したものも使用できる。
グラフト成分としてはラジカル重合可能なビニル単量体
からなる重合体であり、ラジカル重合可能なビニル単量
体としてはアクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸
アルキルエステル、芳香族ビニル化合物、ビニルシアン
化合物、マレイミド化合物、エポキシ基含有不飽和化合
物、カルボキシル基含有不飽和化合物、酸無水物基含有
不飽和化合物、酢酸ビニルなどがあり、これらは1種ま
たは2種以上で使用される。
グラフトする重合体の分子量は5万〜30万(ポリスチ
レン換算の重量平均分子量)のものが好ましく、これら
のグラフトによって相溶化剤自体が多相構造をとってい
るものが好ましい。
グラフト重合体を用いる場合、主鎖共重合体(ア)とグ
ラフト成分の原料物質(イ)の好ましい範囲は(ア)=
(イ)−95:5〜20 : 80重量%であり、特に
好ましくは90 : 10〜40 : 60重量%であ
る。
〔請求項(2)の熱可塑性樹脂組成物〕請求項(2)の
熱可塑性樹脂組成物は、(A)ゴム変性スチレン系グラ
フト共重合体、(B)芳香族ポリエステル、(C)芳香
族ポリカーボネート、および(D)オレフィン単位と官
能基含有不飽和化合物単位を主体とする共重合体に、芳
香族ビニル化合物を含有する単量体をグラフト重合した
グラフト共重合体を混合することにより製造するもので
ある。
上記(D)成分の相溶化剤は、前記相溶化剤の中で特に
前記主鎖共重合体に芳香族ビニル化合物を含有する単量
体がグラフト重合したものである。芳香族ビニル化合物
を含有する単量体としては、芳香族ビニル化合物、例え
ばスチレン、α−メチルスチレンなど、または芳香族ビ
ニル化合物および芳香族ビニル化合物と共重合可能な他
のビニル単量体とを併用したものである。また、グラフ
トされる芳香族ビニル系重合体の重量平均分子量は、ポ
リスチレン換算で50,000〜300,000が好ま
しい。
共重合可能な他のビニル単量体としては、ビニルシアン
化合物、例えばアクリロニトリル、マレイミド化合物、
例えばN−シクロへキシルマレイミドなどが使用される
請求項(2)の熱可塑性樹脂組成物は、(A) 、(B
)および(D)成分を混合してなる組成物、または(A
)〜(D)成分を混合してなる組成物である。
いずれの組成物も、耐薬品性、耐衝撃性および成形品の
外観に優れているが、特に(A)〜(D)成分からなる
組成物は、−段と優れた成形品の寸法安定性を有する。
(A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体は、当該組
成物中に45〜90重量%、好ましくは50〜87重量
%、さらに好ましくは53〜85重量%含有されるよう
に配合する。45重量%未満では、得られる樹脂の耐衝
撃性が低下する。また、90重量%を超えると、耐薬品
性が低下する。
(B)芳香族ポリエステルは、当該組成物中に9〜54
重量%、好ましくは10〜49重量%、さらに好ましく
は12〜45重量%含有されるように配合する。9重7 8− 量%未満では、得られる樹脂の耐薬品性が低下する。
また、54重量%を超えると耐衝撃性が低下する。
(D)オレフィン単位と官能基含有不飽和化合物単位を
主体とする共重合体に、芳香族ビニル化合物を含有する
単量体をグラフト重合したグラフト共重合体は、当該組
成物中に0.5〜20重量%、好ましくは1〜17重量
%、さらに好ましくは2〜15重量%含有されるように
配合する。0.5重量%未満では、耐衝撃性および成形
品の表面外観が劣り、20重量%を超えると、加工性が
劣る。
上記の(A) 、(B)および(D)成分の好ましい混
合方法としては、(B)成分の一部もしくは全部、(D
)成分の一部もしくは全部、および(A)成分の0〜2
0重量%をあらかじめ混合し、その混合物に残りの成分
を混合する方法であり、この方法によると一段と優れた
本発明の目的とする熱可塑性樹脂組成物が得られる。
(A 〜(D     ”なる        の、成
(^)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体は、当該組
成物中に45〜90重量部、好ましくは50〜87重量
%、さらに好ましくは53〜80重量%含有されるよう
に配合する。45重量%未満では、得られた樹脂の耐衝
撃性が低下する。また、90重量%を超えると、耐薬品
性が低下する。
(B)芳香族ポリエステルは、当該組成物中に9〜54
重量%、好ましくは10〜47重量%、さらに好ましく
は12〜40重量%含有されるように配合する。9重量
%未満では、得られた樹脂の耐薬品性が低下する。
また、54重量%を超えると、耐衝撃性が低下する。
(C)芳香族ポリカーボネートは、当該組成物中に20
重量%以下、好ましくは0.5〜20重量%、さらに好
ましくは2〜17重量%、特に好ましくは5〜15重量
%含有されるように配合する。20重量%を超えると成
形品の外観が劣るので好ましくない。芳香族ポリカーボ
ネートを添加したものは耐衝撃性が一段と優れる。
(D)オレフィン単位と官能基含有不飽和化合物単位を
主体とする共重合体に、芳香族ビニル化合物を含有する
単量体をグラフト重合したグラフト共重合体は、当該組
成物中に0.5〜20重量%、好ましくは1〜17重量
%、さらに好ましくは2〜15重量%含有されるように
配合する。0.5重量%未満では耐衝撃性が劣り、20
重量%を超えると加工性が劣る。
上記の(A)〜(D)成分の好ましい混合方法は、(B
)成分の一部もしくは全部、(D)成分の一部もしくは
全部、および(A)の0〜20重量%をあらかじめ混合
し、その混合物に残りの成分を混合する方法であり、こ
の方法によると、−段と優れた本発明の目的とする熱可
塑性樹脂組成物が得られる。
本発明の上記各熱可塑性樹脂組成物を得るための混合装
置は特に限定されるものではなく、例えばバンバリーミ
キサ−、ブラベンダー、プラストミル、ニーダ−、ベン
ト付き押出機など、一般に熱可塑性樹脂の混合に用いら
れている各種の混合装置および方法を用いることができ
る。これらの中ではベント付き押出機を用いる方法が好
ましい。
また、混合する前の各成分樹脂の形態はとくに限定され
るものではなく、例えばペレット、ビーズ、粉末、フレ
ークなどいずれの形態のものでも混合可能であるが、混
合する温度は混合する芳香族ポリエステルの融点以上で
あることが必要であり、一方、ゴム変性スチレン系グラ
フト共重合体は300″Cを超える温度では熱的に不安
定であるため、混合温度は230・〜300°Cである
ことが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物には、前記のごとき必須成
分の他に必要に応じて滑材、帯電防止剤、酸化防止剤、
難燃剤、紫外線吸収剤、光酸化防止剤、着色材、ガラス
繊維などの無機質充填材、あるいは、この種の熱可塑性
樹脂組成物において一般に用いられている配合剤や添加
剤などを混合することが可能である。
さらに、要求される性能に応じて他の重合体、例えば、
ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、PPS、ポ
リエーテルエーテルケトン、フッ化ビニリデン重合体、
ポリフェニルエーテルなどを適宜ブレンドすることがで
きる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射出成形、シート押出
、真空成形、異形成形、発泡成形などによっ1 2 て各種成形品として用いることができる。
上記成形法によって得られた成形品は、その優れた性能
を利用して、電気・電子関連の各種部品、ハウジングな
どに使用することができる。
e、 実施例 次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、本実施例において部は重量部を表わす。
配合に用いた各熱可塑性樹脂を以下に示す。
実施例1〜13.比較例1〜5 (A)成分 1)ABΣ樹茄ぷ辷づσ ポリブタジェン40部の存在下にスチレン43部および
アクリロニトリル17部をグラフト重合することによっ
て得られたABS樹脂。
ABS(1) ABS(2) ABS(3) ABS(
4) ABS(5)グラフト率  80 100 15
0  50 220〔η)    0.43 0.41
 0.40 0.42 0.40ii)軽間服 スチレン75部およびアクリロニトリル25部よりなる
AS樹脂〔η) =0.52 (B)成分 艮り枇胆 奇人化成T11B−H、ポリブ3XD−478、ボリゾ
3EF−201X、  試作品〔η)−1,14(η)
−1,4(η)−〇、75   (η) −2,2(C
)成分 匹間服 Flll =25,900のもの(出光石油化学■社製
A2200)表−1に示す割合で各熱可塑性樹脂と酸化
チタン2部(樹脂成分100部に対して)とエチレンビ
スマレイミド0.5部をヘンシェルミキサーを用いて混
合した。さらに、これらの混合物を50m#n押出機を
用いて250°Cで造粒し、90°Cにて乾燥し、25
0°Cで射出成形を行って樹脂組成物を得たのち、表−
1に示す各種の物性を測定した。
なお、物性は以下に示す条件および方法に従って測定し
た。
アイゾツト衝撃強度: ASTM D256 (61I
l/m厚、ノツチ付) メルトフローレイト:八STM 01238 (240
°c、10kg)成形加工性の指標 熱変形温度    : ASTM D648 (荷重1
8 、6 kg / cTM。
アニールなし) 光沢度      : ASTM D523 (3,2
m/m厚)定歪ソルベントクラック: 試験片(1/8#Xl15″X 5“)に歪率0.5%
の定歪を加え、たわみ部分にブレーキオイル(以下、B
Oという。)を塗布し、23°Cにて放置したときの破
断に至るまでの時間を測定した。また歪率1.0%の条
件でジオクチルフタレート(以下、DOPという。)を
用い同様の測定を行った。
時間が長いほど耐薬品性が良好なことを示す。
表−1に示す結果から明らかなように、実施例1〜13
の組成物は、請求項(1)の発明の熱可塑性樹脂組成物
であり、目的とするものが得られている。
これに対して、比較例1の組成物は(C)成分量が請求
項(1)の発明の範囲を超えており、耐薬品性が劣って
いる。比較例2の組成物は(B)成分量が請求項(1)
の発明の範囲未満でありアイゾツト衝撃強度および耐薬
品性が劣っている。比較例3の組成物は(A)成分量が
請求項(1)の発明の範囲未満であり、アイゾツト衝撃
強度および熱変形温度が劣っている。比較例4の組成物
は(A)成分のグラフト率が請求項(1)の発明の範囲
未満であり、アイゾツト衝撃強度が劣っている。比較例
5は(A)成分のグラフト率が請求項(1)の発明の範
囲を超えており、成形加工性が劣っている。
5 6 実施例14〜22.比較例6〜10 ■戸戚分 本実施例および比較例で使用した(A)成分は、■ゴム
変性スチレン系重合体、および■スチレン系重合体(ゴ
ム変性していないもの)の混合物であり、それらは以下
に示すとおりである。
■ ゴム変性スチレン系共重合体 G−1:ポリブタジェン50%、スチレン−ブタジェン
共重合体10%、スチレン30%、アクリロニトリル1
0%よりなるへBS樹脂、グラフト率50%、極限粘度
(30°Cメチルエチルケトン中)(以下同様)〔η)
 −0,5 G−2:エチリデンノルボルネンを含むEPDM30%
、スチレン49%、およびアクリロニトリル21%より
なるAES樹脂、グラフト率50%、〔η〕−〇、5 G−3:水添スチレン−ブタジェンブロック共重合体3
0%、スチレン49%、およびアクリロニトリル21%
よりなるAES樹脂、グラフト率50%、(η) −0
,5 ■ スチレン系重合体(ゴム変性をしないもの)M−1
:スチレン5%、アクリロニトリル25%、およびα−
メチルスチレン70%よりなる^S樹脂、〔η) =0
.33 M−2:スチレン75%、アクリロニトリル25%より
なるへS樹脂、〔η) −0,6 ■と成分 B−1:PBT樹脂 ポリプラスチックス■製商品名ジ
ュラネックスXD477 B−2:PHT樹脂 日本ユニペット■製画品名ユニペ
ットRT543 MIII分 CP−1:芳香族ポリカーボネート 三菱瓦斯化学■製
 ニーピロン52000 (D)成分 D−1:エチレン−グリシジルメタアクリレート(以下
GMAと略す)共重合体くエチレン/GMA = 85
/15)にスチレン系重合体をグラフトした重合体(エ
チレン+GMA/スチレンーアクリロニトリル共重合体 8 9 = 70/30)日本油脂■製 商品名モデイパーA4400 D−2:エチレン60重量%、無水マレイン酸4.5重
量%およびエチルアクリレ−)35.5重量%の共重合
体 評m虹伝汰 ■ 耐薬品性 ASTM 1号ダンベルを歪み1.0%となるように曲
げ、治具に固定し、カルピトール(薬品A)またはサラ
ダオイル(以下薬品Bと略す)を塗布し、23°C雰囲
気下で1週間放置し、クラ・ンクの発生状態を目視評価
した。
◎:クラック発生せず O:ミクロクラック少数発生 Δ:ミクロクラック多数発生 ×:大クラック発生もしくは破断に至る■ 耐衝撃性 厚さ2.54順の試験板(150x 150鵬)を直径
25.4■φの穴の開いた支持台にのせて、R12,7
weの錘を落下させ、破壊に要する全エネルギーを測定
した。
■ 成形加工性 ASTM 01238に従い240°C((B)成分と
してB−2を用いた場合は280°C)、荷重10kg
で測定した。
■ 寸法安定性 厚さ2.4mm、長さ300肛、幅50mmの成形品の
長平方向の収縮率(%)で測定した。但し、収縮率0.
5%が最良である。
■ 成形品の外観 厚さ1mmのフィルムゲートを有する成形品のゲート付
近の外観を目視で判断した。
O:良好 Δ:やや良好 ×:不良 表−2の配合処方の各成分を用い、下記の方法で熱可塑
性樹脂組成物を得た。
まず、(B)成分および(D)成分を1軸押出機を用い
て230°C(但し、実施例3は270°C)の温度条
件で混練し、熱可塑性樹脂組成物を得た。
なお、実施例21および22では、まず、(B)成分と
(D)成分を1軸押出機を用いて230°Cの温度条件
で混練し、ペレットを得、次いで該ペレットと(A)成
分、(C)成分を2軸押出機を用いて230°Cで混練
し、熱可塑性樹脂組成物を得た。
評価結果を表−2に示す。
実施例14〜22は、請求項(2)の発明の熱可塑性樹
脂組成物であり、目的とするものが得られている。
特に実施例2L 22では、寸法安定性の優れた組成物
が得られている。
比較例6は、(D)成分が請求項(2)の発明の範囲以
下であるため、耐衝撃性および成形品の外観が劣ってい
る。
比較例7ば、(D)成分が請求項(2)の発明の範囲以
上であるため、成形加工性および耐衝撃性が低下してい
る。
比較例8は、(B)成分が請求項(2)の発明の範囲以
下であり、また(^)成分が範囲以上であるため、耐薬
品性が劣っている。
比較例9は、(B)成分が請求項(2)の発明の範囲以
上であり、耐衝撃性が劣っている。
比較例10は、(D)成分が請求項(2)の発明の範囲
以外のものであり、耐衝撃性が劣っている。
2 3 h、 発明の効果 本発明の組成物は、耐薬品性、耐衝撃性および成形加工
性が高度にバランスのとれた樹脂である。従って、これ
らの物性が要求される電子・電気関連の各種部品、ハウ
ジングなどの成形品に適する。
また、着色成形品の耐衝撃性と耐薬品性が大l]に改良
されるので、新しい分野への適用の可能性が大きく、工
業的に極めて有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体50
    〜90重量%、(B)芳香族ポリエステル5〜50重量
    %、および(C)芳香族ポリカーボネート0〜15重量
    %からなり、(A)成分のグラフト率が70〜200%
    であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)(A)ゴム変性スチレン系グラフト共重合体45
    〜90重量%、(B)芳香族ポリエステル9〜54重量
    %、(C)芳香族ポリカーボネート0〜20重量%、お
    よび(D)オレフィン単位と官能基含有不飽和化合物単
    位を主体とする共重合体に、芳香族ビニル化合物を含有
    する単量体をグラフト重合したグラフト共重合体0.5
    〜20重量%からなり、(A)成分のグラフト率が40
    〜150%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物
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