JP3376753B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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Description
衝撃性、剛性、成形加工性が均衡して優れた塩素および
臭素化合物を含有しない熱可塑性樹脂組成物に関する。
成形加工性、電気絶縁性によって家庭電気機器、OA機
器、自動車などの各部品を始めとする広範な分野で使用
されている。しかしながら、プラスチックスの大半は易
燃性であり、安全性の問題で難燃化に対し種々の技術が
案出されてきた。
などのハロゲン系難燃剤と酸化アンチモンを樹脂に配合
して難燃化する方法が採用されている。
び臭素系難燃剤を含有しない難燃性樹脂として、芳香族
ポリカ−ボネ−ト、ABSなどのスチレン含有グラフト
ポリマ、およびリン酸トリフェニル等のモノリン酸エス
テルを配合する方法(欧州公開特許第0174493号
明細書)、芳香族ポリカ−ボネ−ト、スチレン含有共重
合体及び/又はスチレン含有グラフト重合体およびオリ
ゴマ−性リン酸エステル難燃剤を配合する方法(特開平
2−115262号公報)、芳香族ポリカ−ボネ−トに
1,4−フェニレン−テトラキス(2,6−ジメチルフ
ェニル)リン酸エステルを配合する方法(米国特許5,
122,556号公報)および芳香族ポリカ−ボネ−ト
にレゾルシンポリホスフェ−ト難燃剤を配合する方法
(特開昭59−45351号公報)などが提案されてい
る。
ン系難燃剤を使用する方法は、燃焼時の火種の落下(ド
リップ)防止に難燃剤を増量添加するので、樹脂組成物
の機械的性質や耐熱性が悪化する欠点があり、さらに成
形時や燃焼時にハロゲン化合物の分解により有毒ガスが
発生する問題を有していた。
報記載の組成物はモノリン酸エステルが易揮発性のた
め、成形時の金型汚染の問題を有する。特開平2−11
5262号公報記載の組成物は難燃剤が液状であり、ま
たそれを多量に含有するので、耐熱性が劣り、米国特許
5,122,556号公報記載の組成物は難燃性、耐衝
撃性が劣っており、また特開昭59−45351号公報
記載の組成物は耐衝撃性、成形加工性が劣る。このよう
にこれらのものは各種特性を満足できるものではなかっ
た。
剛性、成形加工性が均衡して優れた塩素および臭素化合
物を含有しない樹脂組成物を提供することを目的とす
る。
決すべく鋭意検討した結果、芳香族ポリカ−ボネ−トお
よび芳香族ポリエステルを特定比率で混合した樹脂混合
物とABS樹脂との樹脂組成物にポリテトラフルオロエ
チレンおよび特定のリン酸エステルを配合することによ
り、上記目的が効率的に達成されることを見出し本発明
に到達した。
「(A) (a) 芳香族ポリカ−ボネ−ト10〜95重量%と
(b) 芳香族ポリエステル90〜5重量%とからなる樹脂
混合物50〜100重量%および(B) 芳香族ビニル系単
量体を20〜90重量%含有する単量体混合物70〜2
0重量部を、ゴム質重合体30〜80重量部にグラフト
共重合してなるグラフト共重合体50〜0重量%からな
る(イ)樹脂組成物100重量部に対し、(C) フッ素系
樹脂および/またはシリコーン0.01〜5重量部およ
び(D) 下記一般式(I)のリン酸エステル化合物1〜4
0重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物。
のうち少なくとも1つは、炭素数1〜6のアルキル基置
換のフェニル基である。)」および(2) 「(1) の熱可塑
性樹脂組成物の(イ)樹脂組成物が、(A) (a) 芳香族ポ
リカ−ボネ−トと(b) 芳香族ポリエステル90〜5重量
%とからなる樹脂混合物が50〜95重量%、(B) グラ
フト共重合体が50〜5重量%であることを特徴とする
熱可塑性樹脂組成物。」からなる。
における樹脂混合物(A) を構成する(a) 芳香族ポリカ−
ボネ−トとしては、一般には2,2−ビス(4−オキシ
フェニル)アルカン系、ビス(4−オキシフェニル)エ
−テル系、ビス(4−オキシフェニル)スルホン、スル
フィドまたはスルホキサイド系などのビスフェノ−ル類
からなる重合体、もしくは共重合体である。芳香族ポリ
カ−ボネ−トは任意の方法によって製造される。例え
ば、4,4´−ジヒドロキシジフェニル−2,2−プロ
パン(通称ビスフェノ−ルA)のポリカ−ボネ−トの製
造には、ジオキシ化合物として4,4´−ジヒドロキシ
ジフェニル−2,2−プロパンを用いて、苛性アルカリ
水溶液および溶剤存在下にホスゲンを吹き込んで製造す
るホスゲン法、または4,4´ージヒドロキシジフェニ
ル−2,2−プロパンと炭酸ジエステルとを触媒存在下
でエステル交換させて製造する方法を利用することがで
きる。
限されないが、テトラヒドロフラン溶媒で30℃測定の
極限粘度が0.35〜0.55dl/g、特に0.40
〜0.50dl/gの範囲のものが、得られる熱可塑性
樹脂組成物の耐衝撃性と流動性のバランスに優れ好まし
い。
ある(b) 芳香族ポリエステルとしては芳香環を重合体の
連鎖単位に有するポリエステルで、芳香族ジカルボン酸
とジオ−ル(あるいはそのエステル形成性誘導体)とを
主成分とする縮合反応により得られる重合体ないしは共
重合体である。
レフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、1,5−
ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、4,4´−ビフェニルジカルボン酸、4,4´−
ビフェニルエ−テルジカルボン酸、4,4´−ビフェニ
ルメタンジカルボン酸、4,4´−ビフェニルスルホン
ジカルボン酸、4,4´−ビフェニルイソプロピリデン
ジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−
4,4´−ジカルボン酸、2,5−アントラセンジカル
ボン酸、2,6−アントラセンジカルボン酸、4,4´
−p−タ−フェニレンジカルボン酸、2,5−ピリジン
ジカルボン酸などがあり、特にテレフタル酸が好ましく
使用できる。
混合して使用してもよい。なお少量であれば、これらの
芳香族ジカルボン酸とともにアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ドデカンジ酸などの脂肪族ジカルボン
酸、シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボ
ン酸を一種以上混合使用することができる。
コ−ル、プロピレングリコ−ル、ブチレングリコ−ル、
ヘキシレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、2−
メチル−1,3−プロパンジオ−ル、ジエチレングリコ
−ル、トリエチレングリコ−ルなどの脂肪族ジオ−ル、
1,4−シクロヘキサンジメタノ−ルなどの脂環族ジオ
−ルなど、およびそれらの混合物などが挙げられる。な
お、少量であれば分子量400〜6000の長鎖ジオ−
ルすなわちポリエチレングリコ−ル、ポリ−1,3−プ
ロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−ルな
どを一種以上共重合せしめてもよい。
エチレンテレフタレ−ト、ポリプロピレンテレフタレ−
ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリヘキシレンテレ
フタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト、ポリブチレン
ナフタレ−ト、ポリエチレン−1,2−ビス(フェノキ
シ)エタン−4,4´−ジカルボキシレ−トなどのほ
か、ポリエチレンイソフタレ−ト/テレフタレ−ト、ポ
リブチレンテレフタレ−ト/イソフタレ−ト、ポリブチ
レンテレフタレ−ト/デカンジカルボキシレ−トなどの
ような共重合ポリエステルが挙げられる。これらのう
ち、機械的性質、成形性などのバランスのとれたポリブ
チレンテレフタレ−トおよびポリエチレンテレフタレー
トが好ましく用いられる。芳香族ポリエステル(b) の製
造法は特に制限がなく、公知の製造法を用いることがで
きる。
限されないが、オルトクロルフェノ−ル溶媒で0.5g
/dl溶液の25℃における比粘度が1.2〜2.5、
特に1.5〜2.0の範囲のものが耐衝撃性、靭性に優
れ好ましい。
カ−ボネ−ト10〜95重量%、好ましくは30〜90
量%、(b) 芳香族ポリエステル90〜5重量%、好まし
くは70〜10重量%となるように配合することが必要
である。芳香族ポリカ−ボネ−ト(a) の配合が10重量
%未満の場合は難燃性が悪くなり、95重量%を越える
場合は剛性が劣り好ましくない。
が好ましく配合される。(B) グラフト共重合体とはゴム
質重合体30〜80重量部に芳香族ビニル系単量体を含
有する単量体混合物をグラフト重合して得られるグラフ
ト共重合体である。ここでいう(B) グラフト共重合体と
は、ゴム質重合体にグラフトした構造をとった材料の他
に、グラフトしていない共重合体を含むものである。
度が0℃以下のものが好適であり、ジエン系ゴムが好ま
しく用いられる。具体的にはポリブタジエン、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン
共重合体、スチレン−ブタジエンのブロック共重合体、
アクリル酸ブチル−ブタジエン共重合体などのジエン系
ゴム、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル系ゴム、ポ
リイソプレン、エチレン−プロピレン−ジエン系三元共
重合体などが挙げられる。なかでもポリブタジエンまた
はブタジエン共重合体が好ましい。
ないが、ゴム粒子の平均粒子径が0.15〜0.60μ
m、特に0.18〜0.40μmのものが耐衝撃性、色
調に優れ好ましい。
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、o−エチルスチ
レン、p−t−ブチルスチレンなどが挙げられるが、特
にスチレンが好ましい。
は、靭性、色調の向上の目的で、(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体および/または一層の耐衝撃性向上の目
的で、シアン化ビニル系単量体が好ましく用いられる。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としてはアクリル
酸およびメタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、n
−ブチルおよびi−ブチルによるエステル化物などが挙
げられるが、特にメタクリル酸メチルが好ましい。シア
ン化ビニル系単量体としてはアクリロニトリル、メタク
リロニトリル、エタクリロニトリルなどが挙げられる
が、特にアクリロニトリルが好ましい。
例えばマレイミド、N−メチルマレイミド、N−フェニ
ルマレイミドなどのマレイミド系単量体、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル
酸、イタコン酸などのα,β−不飽和カルボン酸および
その無水物、アクリルアミド、(メタ)アクリル酸−2
−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸グリジシルエ
ステルなどを使用することもできる。
体混合物は、芳香族ビニル系単量体20〜90重量%を
含有することが必要であり、好ましくは20〜80重量
%のものである。また(メタ)アクリル酸エステル系単
量体を混合する場合には、80重量%以下が好ましく、
さらに75重量%以下が好ましく用いられる。またシア
ン化ビニル系単量体を混合する場合には、60重量%以
下、さらに50重量%以下が好ましく用いられる。また
単量体混合物における芳香族ビニル系単量体、(メタ)
アクリル酸エステル系単量体およびシアン化ビニル系単
量体の配合量の総和が50重量%以上、さらに60重量
%であることが好ましい。
重量%の範囲をはずれた場合は、樹脂組成物の耐衝撃性
が劣り好ましくない。(メタ)アクリル酸エステル系単
量体の量が80重量%を超えると靭性が悪くなり好まし
くない。シアン化ビニル系単量体の割合が60重量%を
超える場合は、グラフト共重合体の熱安定性が著しく低
下し、色調の悪い樹脂組成物となり好ましくない。
合体と単量体混合物との割合は、全グラフト共重合体1
00重量部中、ゴム質重合体30重量部以上、好ましく
は40重量部以上、また80重量部以下、好ましくは7
0重量部以下が用いられる。また単量体混合物は70重
量部以下、好ましくは60重量部以下、また20重量部
以上、好ましくは30重量部以上である。ゴム質重合体
の割合が30重量部未満では樹脂組成物の耐衝撃性が劣
り、80重量部を越える場合はゴム質重合体が分散不良
となり、樹脂組成物の成形品の外観を損なうため好まし
くない。
ることができる。例えばゴム質重合体ラテックスの存在
下に単量体および連鎖移動剤の混合物と乳化剤に溶解し
たラジカル発生剤の溶液を連続的に重合容器に供給して
乳化重合する方法などによって得ることができる。
グラフトした構造をとった材料の他に、グラフトしてい
ない共重合体を含有する。(B) グラフト共重合体のグラ
フト率は特に制限がないが、耐衝撃性および光沢が均衡
して優れる樹脂組成物を得るために20〜120重量
%、さらに30〜70重量%が好ましい。ここで、グラ
フト率は次式により算出される。 グラフト率(%)=<ゴム質重合体にグラフト重合した
ビニル系共重合体量>/<グラフト共重合体のゴム含有
量>×100
は特に制限されないが、(B) グラフト共重合体のメチル
エチルケトン可溶分の極限粘度[η](30℃で測定)
が、0.25〜0.6dl/g、特に0.30〜0.5
5dl/gの範囲が、優れた耐衝撃性の樹脂組成物が得
られるため、好ましく用いられる。
性への制御のために、ビニル系単量体から得られる、別
の種類の重合体を配合することができる。なかでも芳香
族ビニル系単量体を必須とするものが好ましく用いられ
る。
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブチル
スチレン、ビニルトルエン、o−エチルスチレンなどが
挙げられるが、特にスチレンが好ましい。これらは1種
または2種以上を用いることができる。
クリロニトリル共重合体、スチレン−メチルメタクリレ
−ト共重合体、スチレン−メチルメタクリレ−ト−アク
リロニトリル共重合体、α−メチルスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、α−メチルスチレン−メチルメタク
リレ−ト共重合体、α−メチルスチレン−メチルメタク
リレ−ト−アクリロニトリル共重合体、スチレン−N−
フェニリマレイミド共重合体、スチレン−メチルメタク
リレ−ト−N−フェニリマレイミド共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−N−フェニリマレイミド共重合体
などが挙げられる。配合される芳香族ビニル系単量体か
ら得られる構造が、重合体のなかで20〜90重量%の
重合体であることが、得られる樹脂組成物の耐衝撃性に
優れ好ましい。
度[η](N,N−ジメチルホルムアミド溶媒、30℃
測定)が、0.35〜0.85dl/g、特に0.45
〜0.70dl/gの範囲のものが、優れた耐衝撃性、
成形加工性の樹脂組成物が得られ、好ましい。
ネ−トと(b) 芳香族ポリエステルからなる樹脂混合物
(A)が50〜100重量%で、好ましくは50〜95
重量%さらに好ましくは55〜90重量%、グラフト共
重合体(B)50〜0重量%、好ましくは50〜5重量
%、さらに好ましくは45〜10重量%となるように配
合して樹脂組成物(イ)とすることが必要である。
たはシリコーンが配合される。また両者を併用すること
もできる。フッ素系樹脂とは、テトラフルオロエチレン
構造を含有する重合体であり、好ましくはフッ素含量6
5〜76重量%、さらに好ましくは70〜76重量%を
有するものである。例えばテトラフルオロエチレン重合
体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、およびテトラフルオロエチレンとフッ素を
含まないエチレン性不飽和モノマ−との共重合体などが
挙げられる。
なく、例えば水性媒体中で、触媒ペルオキシ二硫酸ナト
リウム、カリウムまたはアンモニウムを用いて、7〜7
1kg/cm2 の圧力下、0〜200℃の温度におい
て、テトラフルオロエチレン等の重合を行うなどの公知
の方法を用いることができる。
2.5g/cm3 、融点310〜350℃の粉末状のも
のが用いられるが、特に制限されない。またフッ素系樹
脂の形状は任意であるが、好ましくはASTM D14
57で測定された粒子径(二次)10〜600μmであ
る粉末状のものが用いられる。
は、オルガノポリシロキサンであり、ジメチルシロキサ
ンの重合体、フェニルメチルシロキサンの重合体、これ
らの共重合体などが挙げられる。さらに分子構造の末端
または側鎖が、エポキシ基,水酸基、カルボキシル基、
メルカプト基、アミノ基、エーテルなどによって置換さ
れた変性シリコーンも有用である。シリコーンの数平均
分子量としては特に制限されないが、その下限としては
200、さらに1000であることが好ましく、また上
限としては、5,000,000の範囲が好ましい。シ
リコーンの形状としては、オイル、ガム、ワニス、粉
体、ペレットなど任意のものが使用できる。
ステル化合物とは、下記一般式(I)で表されるもので
ある。
R3 ,R4 のうち少なくとも1つは、炭素数1〜6のア
ルキル基置換のフェニル基である。)
しては、o−フェニレン基,m−フェニレン基、p−フ
ェニレン基、ビフェニレン基、フェニレンオキシフェニ
レン基などが例示され、なかでもm−フェニレン基、p
−フェニレン基、ビフェニレン基が好ましく用いられ
る。
とも1つは、炭素数1〜6のアルキル基置換のフェニル
基であるが、「R1 ,R2 ,R3 ,R4 が炭素数1〜6
のアルキル基置換のフェニル基」、さらに「R1 ,
R2 ,R3 ,R4 が炭素数1〜6のアルキル基二置換の
フェニル基」の構造を有するものが好ましく用いられ、
さらにアルキル基の炭素数として1〜3のものが好まし
く用いられる。
キス(2,6−ジメチルフェニル)リン酸エステル、
1,4−フェニレン−テトラキス(3,5−ジメチルフ
ェニル)リン酸エステル、1,4−フェニレン−テトラ
キス(2,6−ジエチルフェニル)リン酸エステル、
1,4−フェニレン−テトラキス(3,5−ジエチルフ
ェニル)リン酸エステル、1,4−フェニレン−テトラ
キス(2,6−ジプロピルフェニル)リン酸エステル、
1,4−フェニレン−テトラキス(3,5−ジプロピル
フェニル)リン酸エステル、1,3−フェニレン−テト
ラキス(2,6−ジメチルフェニル)リン酸エステル、
1,3−フェニレン−テトラキス(3,5−ジメチルフ
ェニル)リン酸エステル、1,3−フェニレン−テトラ
キス(2,6−ジエチルフェニル)リン酸エステル、
1,3−フェニレン−テトラキス(3,5−ジエチルフ
ェニル)リン酸エステル、1,3−フェニレン−テトラ
キス(2,6−ジプロピルフェニル)リン酸エステル、
1,3−フェニレン−テトラキス(3,5−ジプロピル
フェニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニレン−
テトラキス(2,6−ジメチルフェニル)リン酸エステ
ル、4,4´−ビフェニレン−テトラキス(3,5−ジ
メチルフェニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニ
レン−テトラキス(2,6−ジエチルフェニル)リン酸
エステル、4,4´−ビフェニレン−テトラキス(3,
5−ジエチルフェニル)リン酸エステル、4,4´−ビ
フェニレン−テトラキス(2,6−ジプロピルフェニ
ル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニリン−テトラ
キス(3,5−ジプロピルフェニル)リン酸エステル、
1,4−フェニレン−テトラキス(2−メチルフェニ
ル)リン酸エステル、1,4−フェニレン−テトラキス
(3−メチルフェニル)リン酸エステル、1,4−フェ
ニレン−テトラキス(4−メチルフェニル)リン酸エス
テル、1,4−フェニレン−テトラキス(5−メチルフ
ェニル)リン酸エステル、1,4−フェニレン−テトラ
キス(6−メチルフェニル)リン酸エステル、1,3−
フェニレン−テトラキス(2−メチルフェニル)リン酸
エステル、1,3−フェニレン−テトラキス(3−メチ
ルフェニル)リン酸エステル、1,3−フェニレン−テ
トラキス(4−メチルフェニル)リン酸エステル、1,
3−フェニレン−テトラキス(5−メチルフェニル)リ
ン酸エステル、1,3−フェニレン−テトラキス(6−
メチルフェニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニ
レン−テトラキス(2−メチルフェニル)リン酸エステ
ル、4,4´−ビフェニレン−テトラキス(3−メチル
フェニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニレン−
テトラキス(4−メチルフェニル)リン酸エステル、
4,4´−ビフェニレン−テトラキス(5−メチルフェ
ニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニレン−テト
ラキス(6−メチルフェニル)リン酸エステル、などが
挙げられ、特に1,4−フェニレン−テトラキス(2,
6−ジメチルフェニル)リン酸エステル、1,3−フェ
ニレン−テトラキス(2,6−ジメチルフェニル)リン
酸エステル、4,4´−ビフェニレン−テトラキス
(2,6−ジメチルフェニル)リン酸エステル、1,4
−フェニレン−テトラキス(3−メチルフェニル)リン
酸エステル、1,3−フェニレン−テトラキス(3−メ
チルフェニル)リン酸エステル、4,4´−ビフェニレ
ン−テトラキス(3−メチルフェニル)リン酸エステル
が剛性、難燃性に優れ好ましい。
制限がなく、例えば溶媒中で、オキシ塩化リンとハイド
ロキノンを実質的に2:1のモル比で反応させた後、
2,6−ジメチルフェノ−ルを適量加えて反応させるこ
とにより1,4−フェニレン−テトラキス(2,6−ジ
メチルフェニル)リン酸エステルを得ることができる。
またはシリコーンの配合量は(A) (a) 芳香族ポリカ−ボ
ネ−トと(b) 芳香族ポリエステルからなる樹脂混合物と
(B)グラフト共重合体の合計量100重量部に対し、
0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜2.0重量
部である。(C) フッ素系樹脂の配合量が0.01重量部
未満では樹脂組成物の難燃性が悪くなり、5重量%を越
える場合は樹脂組成物の耐衝撃性が悪くなり好ましくな
い。
の配合量は「(A) (a) 芳香族ポリカ−ボネ−トと(b) 芳
香族ポリエステルからなる樹脂混合物」と(B) グラフト
共重合体とからなる樹脂組成物(イ)100重量部に対
し、1〜40重量部、好ましくは4〜30重量部であ
る。(D) リン酸エステル化合物の配合量が1重量部未満
では難燃性が悪くなり、40重量%を越える場合は樹脂
組成物の耐衝撃性が悪くなり好ましくない。
特に制限はなく、例えば(a) 芳香族ポリカ−ボネ−ト、
(b) 芳香族ポリエステル、(B) グラフト共重合体、(C)
フッ素系樹脂および(D) リン酸エステル化合物を混合し
てバンバリーミキサー、ロール、エクストルーダー、ニ
ーダーなどで溶融混練することによって製品化される。
溶性のある他の熱可塑性樹脂を配合することができる。
例えばポリフェニレンエーテル、ポリグルタルイミドな
どを混合して耐衝撃性、耐熱性の改良を、またポリオレ
フィン、ポリアミドなどを混合して、耐薬品性を改良す
ることができる。さらに必要に応じて、ガラス繊維、硼
酸金属塩、タルク、チタン酸カリウイスカなどの充填
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの各種安定剤、顔
料、染料、滑剤および可塑剤などを添加することもでき
る。
れて、樹脂成形品となり用いられる。この樹脂成形品
は、その難燃性をはじめとする特徴からOA機器、家電
機器などのハウジングおよびそれらの部品類に有用であ
る。
下、実施例および比較例を挙げて説明する。なお、実施
例中の部数および%はそれぞれ重量部および重量%を示
す。
製 4,4´−ジヒドロキシジフェニル−2,2−プロパン
を用いて、苛性アルカリ水溶液および溶剤存在下にホス
ゲンを吹き込んで芳香族ポリカ−ボネ−トを調製した。
得られたポリマはテトラヒドロフラン溶媒で30℃測定
の極限粘度が0.48dl/gであった。
1.58であるポリブチレンテレフタレ−ト(東レ
(株)製PBT−1200S)を使用した。
ト率は次の方法で求めたものである。グラフト共重合体
の所定量(m)にアセトンを加え4時間還流した。この
溶液を8000rpm(10,000G)30分遠心分
離後、不溶分を濾過した。この不溶分を70℃で5時間
減圧乾燥し、重量(n)を測定した。 グラフト率=[(n)−(m)×L]/[(m)×L]
×100 ここでLはグラフト共重合体のゴム含有率を意味する。 <B−1>ポリブタジエンラテックス(平均ゴム粒子径
0.32μ、ゲル含率88%)60部(固形分換算)の
存在下でスチレン70%、アクリロニトリル30%から
なる単量体混合物40部を加えて乳化重合した。得られ
たグラフト共重合体を硫酸で凝固し、苛性ソーダで中
和、洗浄、ろ過、乾燥してパウダー状のグラフト共重合
体(B−1)を調製した。得られたグラフト共重合体は
グラフト率が38%であった。このグラフト共重合体
は、スチレン構造単位70%およびアクリロニトリル構
造単位30%からなる非グラフト性の共重合体を17%
含有するものであった。またメチルエチルケトン可溶分
の極限粘度が0.36dl/gであった。 <B−2>ポリブタジエンラテックス(平均ゴム粒子径
0.24μ、ゲル含率80%)45部(固形分換算)の
存在下で、スチレン24%、メチルメタクリレ−ト72
%およびアクリロニトリル4%からなる単量体混合物5
5部を加えて乳化重合した。得られたグラフト共重合体
をB−1と同様の方法でパウダー状のグラフト共重合体
(B−2)を調製した。得られたグラフト共重合体はグ
ラフト率が45%であった。このグラフト共重合体は、
スチレン構造単位24%、メチルメタクリレート構造単
位72%およびアクリロニトリル構造単位4%からなる
非グラフト性の共重合体を34%含有するものであっ
た。メチルエチルケトン可溶分の極限粘度が0.26d
l/gであった。
(ダイキン工業(株)製)(ASTM D1457で測
定の粒子径(二次)が0.5mm、融点340℃)を使
用した。 <C−2> シリコーン エポキシ基変性シリコーンである“トレフィル”E−6
01(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)を
使用した。
メチルフェニル)リン酸エステル(PX201、大八化
学工業(株)製)を使用した。 D−2:1,3−フェレン−テトラキス(2,6−ジメ
チルフェニル)リン酸エステルを使用した。 D−3:4,4´−ビフェニレン−テトラキス(2,6
−ジメチルフェニル)リン酸エステルを使用した。 D−4:レゾルシノール−ビス(フェニル)ホスフェー
トオリゴマ−(CR733S,大八化学工業製)を使用
した。(比較例に使用)
香族ポリエステル、(B) グラフト共重合体、(C) ポリテ
トラフルオロエチレン、および(D) リン酸エステルを表
1に示した配合比で混合し、ベント付30mmφ2軸押出
機で樹脂温度240℃で溶融混練、押出しを行うことに
よって、ペレット状のポリマを製造した。次いで射出成
形機により、シリンダー温度260℃、金型温度60℃
で試験片を成形し、次の条件で物性を測定した。 1/4″アイゾット衝撃強さ:ASTM D256−5
6A 1/8″アイゾット衝撃強さ:ASTM D256−5
6A 曲げ弾性率:ASTM D790 耐熱性:ASTM D648(試験片厚み1/4”、1
8. 56kg/cm 2荷重) MFR:JIS K7207 (250℃、荷重:21
60g)大きい値を示す方が成形時の流動性良好である
ことを意味する。 難燃性:UL94規格に従い、垂直型燃焼テストを1/
16″×1/2″×5″の燃焼試験片で行った。
香族ポリエステル、(B) グラフト共重合体、(C) ポリテ
トラフルオロエチレン、および(D) リン酸エステルを表
1に示した配合比で混合し、実施例と同様の方法で各物
性を測定した。測定結果を表2に示す。
本発明の樹脂組成物(実施例1〜11)はいずれも耐衝
撃性、剛性、流動性(MFR値)および難燃性が均衡し
てすぐれる。
ボネ−ト(a) の配合量が95重量%を越える場合(比較
例1,9)は剛性が劣り、10重量%未満の場合(比較
例2,10)は耐衝撃性、難燃性が劣り好ましくない。
グラフト共重合体(B) の配合量が50重量%を越える場
合(比較例4)は難燃性が劣り、5重量%未満の場合
(比較例3)は耐衝撃性が劣り好ましくない。フッ素系
樹脂(C) の配合量が0.01重量部未満の場合(比較例
5)は難燃性が劣り、5重量部を越える場合(比較例
6)は耐衝撃性、流動性が悪くなるので好ましくない。
リン酸エステル化合物(D) の配合量が1重量部未満の場
合(比較例7)は難燃性が劣り、40重量部を越える場
合(比較例8)は耐衝撃性が悪くなり好ましくない。リ
ン酸エステルとしてオリゴマーを用いた場合(比較例1
1)は、本発明のリン酸エステルを用いた実施例2に比
較して、曲げ弾性率および耐熱性の面で劣る。
香族ポリエステル、(C)ポリテトラフルオロエチレン
またはシリコーン、ならびに(D)リン酸エステルを表
3に示した配合比で混合し、ベント付30mmφ2軸押
出機で樹脂温度250℃で溶融混練、押出を行うことに
よって、ペレット状のポリマを製造した。次いで、射出
成形機により、シリンダー温度260℃、金型温度60
℃で試験片を成形し、実施例1と同じの条件で物性を測
定した。得られた試験片の測定結果を表4に示した。
香族ポリエステル、(C)ポリテトラフルオロエチレン
および(D)リン酸エステルを表3に示した配合比で混
合し、実施例11と同様に試験片を作成し、得られた試
験片の物性の測定を行った。測定結果を表4に示した。
本発明の樹脂組成物12〜22はいずれも耐衝撃性と剛
性のバランスおよび難燃性が優れる。
合量が95重量%を越える場合(比較例12)は剛性が
劣り、10重量%未満の場合(比較例13)は耐衝撃
性、剛性、難燃性が劣り好ましくない。フッ素樹脂(C)
の配合量が0.01重量部以下の場合(比較例14)は
難燃性が劣り、5重量部を越える場合(比較例15)は
耐衝撃性が悪くなるので好ましくない。リン酸エステル
化合物(D)の配合量が1重量部未満の場合(比較例1
6)は、難燃性が劣り、40重量部を越える場合(比較
例17)は耐衝撃性が悪く好ましくない。また、本発明
で特定されないリン酸エステル化合物を使用した場合
(比較例18)には耐熱性が悪くなり好ましくない。リ
ン酸エステルとしてオリゴマーを用いた場合(比較例1
8)は、本発明のリン酸エステルを用いた実施例14に
比較して、曲げ弾性率および耐熱性の面で劣る。
よび塩素化合物を必要とせず、すぐれた難燃性、耐衝撃
性、剛性、耐熱性、流動性を示す。
Claims (14)
- 【請求項1】 (A) (a) 芳香族ポリカ−ボネ−ト10〜
95重量%と(b) 芳香族ポリエステル90〜5重量%と
からなる樹脂混合物50〜100重量%および(B) 芳香
族ビニル系単量体を20〜90重量%含有する単量体混
合物70〜20重量部を、ゴム質重合体30〜80重量
部にグラフト共重合してなるグラフト共重合体50〜0
重量%からなる(イ)樹脂組成物100重量部に対し、
(C) フッ素系樹脂および/またはシリコーン0.01〜
5重量部および(D) 下記一般式(I)のリン酸エステル
化合物1〜40重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成
物。 【化1】 (式中、Xは2価の芳香族基。R1 ,R2 ,R3 ,R4
のうち少なくとも1つは、炭素数1〜6のアルキル基置
換のフェニル基である。) - 【請求項2】 (イ)樹脂組成物が、(A) (a) 芳香族ポ
リカ−ボネ−トと(b) 芳香族ポリエステルとからなる樹
脂混合物が50〜95重量%、(B) グラフト共重合体が
50〜5重量%であることを特徴とする請求項1記載の
熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 リン酸エステル化合物(D)が、一般式
(I)であり、R1 ,R2 ,R3 ,R 4 が炭素数1〜6
のアルキル基置換のフェニル基であることを特徴とする
請求項1または2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 リン酸エステル化合物(D)が、一般式
(I)であり、R1 ,R2 ,R3 ,R4 が炭素数1〜6
のアルキル基二置換のフェニル基であることを特徴とす
る請求項1または2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項5】 (B) グラフト共重合体を与えるゴム質重
合体が、ジエン系ゴムであることを特徴とする請求項1
または2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項6】 (B) グラフト共重合体を与えるゴム質重
合体の数平均粒子径が0.15〜0.6μmであること
を特徴とする請求項1または2記載の熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項7】 (B) グラフト共重合体を与える単量体混
合物における芳香族ビニル系単量体以外の単量体が、
(メタ)アクリル酸エステル系単量体、シアン化ビニル
系単量体のうち少なくとも1種類の単量体であることを
特徴とする請求項1または2の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項8】 (B) グラフト共重合体を与える単量体混
合物における(メタ)アクリル酸エステル系単量体が8
0重量%以下であることを特徴とする請求項7記載の熱
可塑性樹脂組成物。 - 【請求項9】 (B) グラフト共重合体を与える単量体混
合物におけるシアン化ビニル系単量体が50重量%以下
であることを特徴とする請求項7記載の熱可塑性樹脂組
成物。 - 【請求項10】 (B) グラフト共重合体を与える単量体
混合物における芳香族ビニル系単量体、(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体およびシアン化ビニル系単量体の
配合量の総和が50重量%以上であることを特徴とする
請求項7〜9のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項11】 (B) グラフト共重合体のグラフト率が
20〜120重量%であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の熱可塑性樹脂組成物. - 【請求項12】 (C) フッ素系樹脂が二次粒子径10〜
600μmの大きさのものであることを特徴とする請求
項1または2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項13】 (a) ポリカーボネートが、30℃テト
ラヒドロフラン溶媒で測定の極限粘度が0.35〜0.
55dl/gであることを特徴とする請求項1または2
記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項14】(b) 芳香族ポリエステルの25℃o−ク
ロロフェノール溶媒で0.5g/dl溶液における比粘
度が1.2〜2.5であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の熱可塑性樹脂組成物。
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