JPH037667Y2 - - Google Patents

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JPH037667Y2
JPH037667Y2 JP3397386U JP3397386U JPH037667Y2 JP H037667 Y2 JPH037667 Y2 JP H037667Y2 JP 3397386 U JP3397386 U JP 3397386U JP 3397386 U JP3397386 U JP 3397386U JP H037667 Y2 JPH037667 Y2 JP H037667Y2
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joint
gas pipe
pipe
gas
joint body
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は金属製波付け管である。いわゆるフレ
キシブル管のようなガス管の管継手に関する。
[従来の技術] 従来にあつては、フレキシブル管のようなガス
管1同士の接合は、二個の管継手と両端部外周に
ねじ部を有するねじソケツトとで行なつたり、又
第11図に示すようにねじソケツト13と接続ナ
ツト5と係止リング4′から成る管継手A′によつ
て行なわれている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来においては、接合箇所が4箇所あるいは2
箇所となつて、いずれにしても接合作業工数が多
く、作業性に劣つたものとなつていた、又第11
図に示す管継手A′にあつては、第12図に示す
ように中央部にオーライと称する所定の間隙14
が必要なため、管継手A′自体が図中寸法L、例
えば15mm程度だけ長いものとなつてしまつてい
た。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、両端の開口からそれぞれガス管1の
接合端部が挿入され一端部にねじ部2を有して一
端開口から他端開口にかけて内径が順次小さくな
つている筒状の継手本体3と、継手本体3内でそ
れぞれのガス管1の接合端部の外周に被嵌され縮
径状態で継手本体の他端開口の内径よりも大きい
外径を有する縮径自在の係止リング4と、継手本
体3のねじ部2に螺合され一方の係止リング4を
介して一方のガス管1の接合端部を他方の係止リ
ング4により継手本体3の他端開口内周縁に係止
された他方のガス管1の接合端部側に向けて押圧
する接続ナツト5と、ガス管1の接合端部間に介
装されガス管1の接合端面が圧接される金属部6
aと高分子材料部6bとで形成されたパツキン6
とから成る構成を採用することにより、上記問題
を解決できたものである。
[作用] 本考案の管継手Aにあつては、ガス管1を1個
の継手本体3と1個の接続ナツト5とで接合で
き、従つて接合箇所が1箇所となり、接合作業性
に優れるものであり、しかもガス管1の接合端部
間に介装されるパツキン6を有するので、接合箇
所が1箇所であつても、気密性は従来と同等とな
り、又継手本体3と接続ナツト5との締め付けで
接合できるので、オーライは継手本体3にとれば
よく、特にオーライ用の長さを考慮する必要がな
く、管継手A自体を短尺にできるものである。
[実施例] 継手本体3は、第4図に示すように、両端が開
口した略円筒状であり、一端部内周にねじ部2と
して雌ねじ部2aが螺設されており、この雌ねじ
部2aの内径と中央部の内径と他端開口の内径は
順次小さくなつており、他端開口の内径がガス管
1の最大外径よりも僅かに大きくなつている。こ
こで、ガス管1はステンレス鋼などの金属製波付
け管である。いわゆるフレキシブル管である。係
止リング4は第5図に示すように一部に切欠部7
を有して縮径自在であり、この切欠部7に対向す
る部分が薄肉部8となつて、この薄肉部8を支点
として拡開自在となつており、内周部にはガス管
1の波付け部9と合致する波状部10が形成され
ている。係止リング4の外径は縮径状態で継手本
体3の他端開口の内径よりも大きい。この係止リ
ング4は2つ割りになつたものであつてもよい。
第6図に示すように、接続ナツト5の外周部には
雄ねじ11が螺設されており、この雄ねじ部11
で継手本体3の雌ねじ部2aに螺合される。パツ
キン6は第7図に示すようにリング状で、本体は
金属からなる金属部6aであり、外周の両側部は
ゴムのような高分子材料部6bで形成されてい
る。この管継手Aによりガス管1同士を接合する
には、まず一方のガス管1の接合端部に継手本体
3を他端開口から通し、他方のガス管1の接合端
部に接続ナツト5を通す。次に、一方のガス管1
の接合端部に波付け部9と波状部10を合致させ
て係止リング44を被嵌してガス管1の接合端部
を係止リング4を介して継手本体3の他端開口内
周縁に係止させる。他方のガス管1の接合端部も
係止リング4を被嵌する。係止リング4のガス管
1の接合端部への被嵌はガス管1の先端の少なく
とも1山を残した状態で被嵌する。この後、継手
本体3内にパツキン6を挿入して一方のガス管1
の接合端面に当接させ、次いで他方のガス管1の
接合端部を継手本体3内に挿入してパツキン6を
ガス管1の接合端部間に介在させておく。この状
態で接続ナツト5の雄ねじ11を継手本体3の雌
ねじ部2aに螺合させることにより、パツキン6
をガス管1の接合端面に圧接させた状態でガス管
1同士を接合させる。この実施例では、パツキン
6の外周部から内周部にかけて内方に約45゜傾斜
して内周部が薄肉となつており、しかも第8図に
示すようにガス管1の谷部9aでの外径R1がパ
ツキン6の内周部の傾斜部分での外径r1よりも小
さく、又ガス管1の山部9bでの内径R2がパツ
キン6の高分子材料部6bを除く部分の径r2より
も大きいことから、第3図に示すようにガス管1
の接合端面が谷部9aと山部9b部分でそれぞれ
パツキン6の金属部6aと高分子材料部6bに圧
接しており(図中B,Cで示す箇所)、パツキン
6によりいわゆるメタルタツチ効果とパツキンシ
ール効果を発揮させることができる。即ち、火災
時にはパツキン6の高分子材料部6bが焼失する
場合もあるが、金属部6aによりガス漏出を防止
でき、従つて耐火性に優れるものであり、又係止
リング4のガス管1の接合端部への被嵌はガス管
1の先端の少なくとも1山を残した状態で被嵌し
ているので、接続ナツト5による締結時に金属部
6aによりガス管1の先端の1山がかしめられて
ガス管1の引き抜け阻止力を高めることができる
と共に気密性も確保でき(メタルタツチ効果)、
一方パツキン6の高分子材料部6bがガス管1の
先端の山部9bにより圧縮されて金属部6aとで
いわゆるダブルシールの気密性を確保できる(パ
ツキンシール効果)。尚、継手本体3としては第
9図に示すように一端部外周にねじ部2として雄
ねじ部2bを有し、接続ナツト5としては内周部
に雌ねじ12を螺設したものであつてもよく、
又、パツキンとしては第10図に示すように内周
部が金属部6aで外周部が高分子材料部6bとな
つたものでもよく、このパツキン6の形状もこの
実施例の如く6角形だけでなく、円形等であつて
もよい。
[考案の効果] 本考案にあつては、両端の開口からそれぞれガ
ス管の接合端部が挿入され一端部にねじ部を有し
て一端開口から他端開口にかけて内径が順次小さ
くなつている筒状の継手本体と、継手本体内でそ
れぞれのガス管の接合端部の外周に被嵌され縮径
状態で継手本体の他端開口の内径よりも大きい外
径を有する縮径自在の係止リングと、継手本体の
ねじ部に螺合され一方の係止リングを介して一方
のガス管の接合端部を他方の係止リングにより継
手本体の他端開口内周縁に係止された他方のガス
等の接合端部側に向けて押圧する接続ナツトとを
具備しているので、1個の継手本体と1個の接続
ナツトとで接合でき、接合箇所が1箇所となり、
接合作業性に優れるものであり、しかもガス管の
接合端部間に介装されるパツキンを有するので、
接合箇所が1箇所であつても、気密性は充分に確
保できるものであり、この場合パツキンはガス管
の接合端部間に介装されガス管の接合端面が圧接
される金属部と高分子材料部とで形成されている
ので、ガス管同士の接合部においてパツキンの主
として金属部により耐火性及び引き抜き阻止力を
向上させてメタルタツチ効果を発揮させ、主とし
て高分子材料部により気密性を確保してパツキン
シール効果を発揮させることができるものであ
り、又、ガス管同士を継手本体と接続ナツトとの
締め付けで接合できるので、オーライは継手本体
にとればよく、特にオーライ用の長さを考慮する
必要がなく、管継手自体を短尺にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるガス管の接合
を示す分解斜視図、第2図は同上の接合状態を示
す一部破断正面図、第3図は同上の接合状態を示
す拡大断面図、第4図a,bは同上における継手
本体を示す一部破断正面図及び側面図、第5図
a,b,cは同上における係止リングを示す一部
破断正面図、側面図及び拡大断面図、第6図a,
bは同上における接続ナツトの一部破断正面図及
び側面図、第7図a,bは同上におけるパツキン
を示す断面図及び側面図、第8図a,bは同上に
おけるガス管とパツキンとの寸法関係を示す断面
図、第9図は本考案の他の実施例によるガス管の
接合状態を示す一部省略断面図、第10図はパツ
キンの他例を示す一部省略断面図、第11図は従
来例によるガス管の接合を示す分解斜視図、第1
2図は同上の断面図であつて、Aは管継手、1は
ガス管、2はねじ部、3は継手本体、4は係止リ
ング、5は接続ナツト、6はパツキン、6aは金
属部、6bは高分子材料部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス管同士を接合する管継手であつて、両端の
    開口からそれぞれガス管の接合端部が挿入され一
    端部にねじ部を有して一端開口から他端開口にか
    けて内径が順次小さくなつている筒状の継手本体
    と、継手本体内でそれぞれのガス管の接合端部の
    外周に被嵌され縮径状態で継手本体の他端開口の
    内径よりも大きい外径を有する縮径自在の係止リ
    ングと、継手本体のねじ部に螺合され一方の係止
    リングを介して一方のガス管の接合端部を他方の
    係止リングにより継手本体の他端開口内周縁に係
    止された他方のガス管の接合端部側に向けて押圧
    する接続ナツトと、ガス管の接合端部間に介装さ
    れガス管の接合端面が圧接される金属部と高分子
    材料部とで形成されたパツキンとから成る管継
    手。
JP3397386U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH037667Y2 (ja)

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JP3397386U JPH037667Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62146086U JPS62146086U (ja) 1987-09-14
JPH037667Y2 true JPH037667Y2 (ja) 1991-02-26

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