JPS6143005Y2 - - Google Patents

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JPS6143005Y2
JPS6143005Y2 JP1984125398U JP12539884U JPS6143005Y2 JP S6143005 Y2 JPS6143005 Y2 JP S6143005Y2 JP 1984125398 U JP1984125398 U JP 1984125398U JP 12539884 U JP12539884 U JP 12539884U JP S6143005 Y2 JPS6143005 Y2 JP S6143005Y2
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JP
Japan
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diameter
small
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diameter annular
face
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JP1984125398U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軸線上に並ぶ主ボデイと副ボデイを
結合して、バルブボデイを形成するようにしたボ
デイ分割型ボールバルブにおける、両ボデイの分
割部のシール装置に関するものである。
(従来の技術) 第3図は、従来の代表的なボデイ分割型ボール
バルブの一例を示し、第4図は、その主ボデイと
副ボデイの結合部を示すものである。
第3図において、51は主ボデイ、52は副ボ
デイ、53はボール弁体、54は弁杆、55はバ
ルブシートで、主ボデイ51内にボール弁体53
を組み込んだ後、主ボデイ51の口縁部51aと
副ボデイ52の口縁部52aとを相互に嵌合し、
かつ3本もしくはそれ以上のボルト56をもつて
締結されている。
主ボデイ51の口縁部51aは、第4図に示す
ように、小径環状部57と、それより若干大径
で、かつ同軸をなして突出する大径環状部58と
により形成されている。
副ボデイ52の口縁部52aは、先端が軸線方
向に突出し、かつ上記小径環状部57の内周面に
嵌入しうる小径嵌合部59と、上記大径環状部5
8の内周に嵌入して、端面が小径環状部57の端
面と若干離間して対向しうる中径嵌合部60と、
端面が前記大径環状部58の端面と当接しうる大
径対向部61とにより形成されている。
小径環状部57と中径嵌合部60の対向面間に
は、環状ガスケツト62が挾設され、両口縁部5
1a,52a間をシールしている。
ボルト56をもつて、前記大径環状部58と大
径対向部61の端面同士が圧接するまで、主副両
ボデイ51,52を締着して、両者の軸線を正し
く整合させ、かつガスケツト62が片寄つた圧縮
荷重を受けないようにする。
なお、この圧接部は、両口縁部51a,52a
間を、2次的に封止する役目も果している。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記圧接部は、金属同士の面圧接であるため、
完全なシールは期し難く、また、ガスケツト62
がへたつたり、焼失したり、あるいはその厚さや
密度に、製造上のばらつきがあつたり、ボール弁
体に大きな熱変化があつたりすると、漏れを生ず
ることがある。
この場合、圧接部が金属同士の面圧接であるた
め、ボルト56の締め増しが殆どできず、漏れを
防止するためには、ガスケツト62を交換する必
要があり、甚だ面倒である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、軸線上に並ぶ主ボデイと副ボデイを
結合してなるボデイ分割型ボールバルブにおい
て、主ボデイの口縁部を、内周面が奥部に向かつ
て縮径するテーパー状をなす小径環状部と、それ
より若干大径をなすとともに、軸線方向に突出す
る大径環状部5とをもつて形成し、かつ副ボデイ
2の口縁部2aを、先端が、軸線方向に突出し、
主ボデイ1の上記小径環状部4の内周面に嵌入し
て、これと線接触しうる可撓性の小径嵌合部6
と、主ボデイ1の上記大径環状部5の内周に嵌入
して、端面が、主ボデイ1の小径環状部4の端面
と、若干離間して対向しうる中径嵌合部7と、端
面が、主ボデイ1の大径環状部5の端面と若干離
間して対向しうる大径対向部8とをもつて形成
し、前記小径環状部と中径嵌合部の端面同士間
に、ガスケツトを挾設することにより、上述のよ
うな漏れが生じた場合、結合用のボルトを締め増
しすることにより、甚だ簡単に漏れを防止しうる
ようにしたものである。
(作 用) 本考案においては、ボデイの小径嵌合部が可撓
性であるため、結合用ボルトを締め増ししてガス
ケツトを圧縮することにより、簡単に漏れを防止
することができる。
また、主副両ボデイの口縁部同士は、線圧接し
ているので、ガスケツトが焼失した際等において
も、2次的封止効果が発揮される。
(実施例) 第1図は、本考案の第1実施例を示すもので、
1,1a,2,2a及び3は、それぞれ、上記5
1,51a,52,52a及び53に相当する主
ボデイ、その口縁部、副ボデイ、その口縁部、及
びボール弁体である。
主ボデイ1の口縁部1aは、内周面4aが奥部
へ向かつて、縮径するテーパー状の小径環状部4
と、それより若干大径をなし、軸線方向に突出す
る大径環状部5をもつて形成されている。
副ボデイ2の口縁部2aは、先端が軸線方向に
突出し、主ボデイ1の小径環状部4の内周に嵌入
して、これと軸接触しうる薄肉の可撓性を有する
小径嵌合部6と、主ボデイ1の大径環状部5の内
周に嵌入して、端面が、主ボデイ1の小径環状部
4の端面と若干離間して対向しうる中径嵌合部7
と、端面が、主ボデイ1の大径環状部5の端面と
若干離間して対向しうる大径対向部8とをもつて
形成されている。
前記小径環状部4と中径嵌合部7の端面同士の
間には、ガスケツト9が挟入されている。
上記のように、副ボデイ2の小径嵌合部6は、
主ボデイ1の小径環状部4内に嵌入して、その先
端が小径環状部4と弾性的に線圧接しているの
で、増し締めが可能であり、ぐらついたり、ガス
ケツト9に偏荷重を与えたりすることはない。
また、金属同士の弾性的接触であるため、万一
ガスケツト9が焼失した場合においても、両ボデ
イ1,2間の2次封止効果は大きい。
万一、ガスケツト9自体または小径嵌合部6の
線圧接部から漏れが生じた場合には、大径環状部
5と大径対向部8が離間しており、かつ小径嵌合
部6は、可撓性を備えているので、両ボデイ1,
2結合用のボルト(第1図においては表われ
ず。)を締め増しすれば、小径嵌合部6の圧接度
が増して、漏れは修復される。
第2図は、本考案の第2実施例を示すもので、
第1実施例と同じ部材については、同一符号を付
して、その説明を省略する。
21は、上記6に相当する小径嵌合部で、その
内周面には、軸線と同方向を向く多数の凹溝22
が切設されている。
このようにすれば、凹溝22において屈撓しう
るので、小径嵌合部21を、上記6より厚肉とし
ても、前実施例と同様の効果を得ることができ
る。
また、図示しないが、凹溝22に代えて、小径
嵌合部の内周面に、円周方向を向く凹溝を切設し
てもよい。
(本考案の効果) 上述のように、本考案を適用したボデイ分割型
ボールバルブは、その両ボデイ間に漏れが生じて
も、ガスケツトを取替えることなく、至極簡単に
修復しうるので、甚だ便利である。
またガスケツトが万一焼失しても、金属同士の
接触によるシールが確保されるので、好都合であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例の要部拡大縦断
正面図で、第3図におけるA部に相当するもの、
第2図は、同じく第2実施例の縦断正面図、第3
図は、従来のボデイ分割型ボールバルブの一例を
示す中央縦断正面図、第4図は、第3図のA部拡
大図である。 1……主ボデイ、1a……口縁部、2……副ボ
デイ、2a……口縁部、3……ボール弁体、4…
…小径環状部、4a……内周面、5……大径環状
部、6……小径嵌合部、7……中径嵌合部、8…
…大径対向部、9……ガスケツト、21……小径
嵌合部、22……凹溝、51……主ボデイ、51
a……口縁部、52……副ボデイ、52a……口
縁部、53……ボール弁体、54……ステム、5
5……バルブシート、56……ボルト、57……
小径環状部、58……大径環状部、59……小径
嵌合部、60……中径嵌合部、61……大径対向
部、62……ガスケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸線上に並ぶ主ボデイ1を副ボデイ2を結合
    してなるボデイ分割型ボールバルブにおいて、 主ボデイ1の口縁部1aを、内周面4aが奥
    部に向かつて縮径するテーパー状をなす小径環
    状部4と、それより若干大径をなすとともに、
    軸線方向に突出する大径環状部5とをもつて形
    成し、かつ副ボデイ2の口縁部2aを、先端
    が、軸線方向に突出し、主ボデイ1の上記小径
    環状部4の内周面に嵌入して、これと線接触し
    うる可撓性の小径嵌合部6と、主ボデイ1の上
    記大径環状部5の内周に嵌入して、端面が、主
    ボデイ1の小径環状部4の端面と、若干離間し
    て対向しうる中径嵌合部7と、端面が、主ボデ
    イ1の大径環状部5の端面と若干離間して対向
    しうる大径対向部8とをもつて形成し、前記径
    環状部4と中径嵌合部7の端面同士の間に、ガ
    スケツト9を挾設したことを特徴とするボデイ
    分割型ボールバルブにおけるボデイ分割部のシ
    ール装置。 (2) 小径嵌合部の内周面に、軸線方向を向く多数
    の凹溝を切設してなる実用新案登録請求の範囲
    第(1)項に記載の装置。 (3) 小径嵌合部の内周面に、円周方向を向く凹溝
    を切設してなる実用新案登録請求の範囲第(1)項
    に記載の装置。
JP12539884U 1984-08-20 1984-08-20 ボデイ分割型ボ−ルバルブにおけるボデイ分割部のシ−ル装置 Granted JPS6140563U (ja)

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JP12539884U JPS6140563U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 ボデイ分割型ボ−ルバルブにおけるボデイ分割部のシ−ル装置

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JP12539884U JPS6140563U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 ボデイ分割型ボ−ルバルブにおけるボデイ分割部のシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140563U JPS6140563U (ja) 1986-03-14
JPS6143005Y2 true JPS6143005Y2 (ja) 1986-12-05

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ID=30684088

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JP12539884U Granted JPS6140563U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 ボデイ分割型ボ−ルバルブにおけるボデイ分割部のシ−ル装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517717B2 (ja) * 1974-03-25 1976-03-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517717U (ja) * 1974-07-04 1976-01-20
JPS59121569U (ja) * 1983-02-01 1984-08-16 積水化学工業株式会社 ボ−ルバルブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517717B2 (ja) * 1974-03-25 1976-03-10

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JPS6140563U (ja) 1986-03-14

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