JPS6231749Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6231749Y2
JPS6231749Y2 JP1978061605U JP6160578U JPS6231749Y2 JP S6231749 Y2 JPS6231749 Y2 JP S6231749Y2 JP 1978061605 U JP1978061605 U JP 1978061605U JP 6160578 U JP6160578 U JP 6160578U JP S6231749 Y2 JPS6231749 Y2 JP S6231749Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plug
socket
seal ring
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978061605U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54164124U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978061605U priority Critical patent/JPS6231749Y2/ja
Publication of JPS54164124U publication Critical patent/JPS54164124U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6231749Y2 publication Critical patent/JPS6231749Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプラグとソケツトとからなる迅速管
継手の改良に関するものである。
管継手としての必須要件は、使用中に絶対に流
体漏れを起こさないことであるが、ソケツトとプ
ラグの間の流体密封は通常の場合、ゴム質のシー
ルリングやパツキングが用いられている。しかし
ながら、たとえば実開昭49−62520号公報に記載
されているような従来技術によれば、シールリン
グをすべて溝内に嵌合する形式であるために、密
封面積が小さく、しかも、シールリングの脆化な
ど変質現象を生じると、小密封面積が災わいし
て、即刻、流体の漏洩につながり、たとえ、ソケ
ツト側とプラグ側にシールリングを設けて二重密
封を図つても恒久性に乏しかつた。しかも、プラ
グ側におけるシールリングは高度の密封性を要求
される処から、変形しにくい素材よりなり、組立
時に嵌合しにくいという不都合を有するために、
高密封性を維持するためには変形しにくい素材を
容易に嵌合できるような構造にすることが上記二
重密封効果を増大させる要因になるとされてい
た。
この考案は、シールの完全性が管継手に課せら
れた絶対必要条件である点に鑑み、流体シールの
恒久性を図ることを目的として考案したもので、
ソケツトを流体路を軸方向に向けて貫通させた弁
押体を軸心線上に有し、該弁押体の外周にプラグ
の前端面部と当該弁押体の外周面を密封するパツ
キングを具えた摺動弁を嵌合して、当該摺動弁を
ばねで弁押体頭部方向に押圧するようにした構造
とし、当該ソケツトに接続するプラグを、ソケツ
トとの接続時に、弁押体頭部で押圧されて開口す
る流止弁を流体路内に具え、かつ、前端面に上記
パツキングの端面と密着する面を持つ前端部材を
プラグ主筒体と別個に形成して該前端部材をプラ
グ主筒体前面部に嵌合して前端面部を形成し、更
に、プラグ主筒体の前部に内周段を形成して、同
段部と前端部材後端面周面との間にシールリング
嵌合溝を設け、該内周溝に上記弁押体の外周面を
密封するシールリングを嵌合する構造としたこと
に特徴を有し、使用状態において、ソケツト側に
設けたパツキングとプラグ側に設けたシールリン
グが互に密封しあう2重密封構造で流体リークを
完全に防止し、更にはソケツト本体に対するプラ
グの嵌挿とプラグに対する弁押体の嵌挿との2重
嵌合構造で、曲げ荷重に対する強度を大きくして
上記流体リーク防止効果を助長させ、また、プラ
グとソケツトとの接続時に両者間の密封効果を不
変的なものとすると共に、高精度に流体密封を司
る変形しにくいシールリングを嵌合しやすくする
という効果を奏する。
以下図面に示す実施例を説明する。
先づ、ソケツト10について説明する。
ソケツト10は、その本体11の管壁に穿けた
ボール孔に施錠ボール12を遊嵌し、外周には該
施錠ボールを制御する内周斜段13付の操作環1
4を、ばね15を内蔵させて嵌合し、軸方向に向
けて流体路16を貫通させた弁押体17をソケツ
ト本体と一体に形成し、かつ該弁押体とソケツト
本体との間に設けた環状空隙には摺動弁18がば
ね19で付勢されて嵌挿されている。
摺動弁18はプラグ30の前端面に当接して流
体密封を行なうパツキング20と当該弁押体18
の外周面を流体密封するシールリング21を夫々
有している。
一方、プラグ30はソケツト10に挿嵌される
挿入部31の外周に、上記施錠ボール12を係止
する外周溝32を有し、かつ、流体路33を閉塞
するようにばね34に押圧された流止弁35が内
蔵されている。挿入部31には該挿入部をソケツ
ト10に挿入したとき、弁押体17が逆にプラグ
30内に進入する前端流体路36が設けられてお
り、該前端流体路36には弁押体17の外周面を
流体密封するシールリング37が設けられてい
る。
第3図はプラグ30の前端挿入部31を示した
もので、同挿入部は外周溝32、シールリング3
7を収納する内周表面38及び内周段39を有す
る挿入部材40と、パツキング20に当接する密
封前端面41及び前記内周表面38、内周段39
と共同してシールリング37のための内周溝を形
成する後端面42を有する前端部材43とによつ
て形成され、上記挿入部材40には楔状周溝44
が、また、前端部材43には楔状周縁45が設け
られ、両者40,43は一体に溶着結合されてい
る。
次に上記実施例の作用を説明する。
プラグ30の前端挿入部31をソケツト10に
挿入すると、該プラグ前端面41が摺動弁18の
パツキング20に当接して流体密封を行なうと共
に、ばね19の弾発力に抗して該摺動弁18を退
動させて、施錠ボール12の支承状態を解くが、
この施錠ボール12はばね15で弾発されている
操作環14の内周斜段13の作用で求心方向に加
圧されているため、プラグ10の外周溝32に係
止される。一方、弁押体17は流止弁35をばね
34の弾発力に抗して退動させ、流体路16,3
3は相互に開通する。
斯るとき、摺動弁18のパツキング20はプラ
グ30の前端面41に当接して流体密封を行な
い、かつ、プラグ30の前端流体路36に挿嵌さ
れた弁押体17の外周はシールリング37に接し
て流体密封を行ない、このシールリング37で一
次密封を、つゞいて、パツキング20及びシール
リング21で二次密封を行なう。
従つて、上記実施例によれば、次の如き効果が
得られる。
(イ) 使用状態においてはソケツト側に設けたパツ
キングとプラグ側に設けたシールリングが互い
に密封しあい、流体リークを完全に防止する。
(ロ) ソケツト本体に対するプラグの嵌挿とプラグ
に対する弁押体の嵌挿という2重嵌挿構造であ
るため、曲げ荷重に対する強度が大きく、上記
流体リーク防止効果を助長する。
(ハ) プラグはその前端部が、本体と別製の前端部
材で形成されているため、ソケツトとの接続時
に両者間の密封効果を左右する当該部材を特別
損傷しにくい素材で形成することができる。
(ニ) プラグの前端部材を本体と別途形成して、同
部材の後端面と共同で本体にシールリング嵌合
溝を形成するようにしたから、シールリングを
当該嵌合溝に嵌めてから、前端部材を結合する
ことが可能となり、シールリングを嵌合する作
業の煩しさが解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は分離状態のソケツトとプラグを示す半
截縦断側面図、第2図は接続状態のソケツトとプ
ラグを示す半截縦断側面図、第3図はプラグの前
端挿入部を示す拡大縦断側面図である。 10……ソケツト、16……流体路、17……
弁押体、18……摺動弁、20……パツキング、
21……シールリング、30……プラグ、33…
…流体路、35……流止弁、36……流体路、3
7……シールリング、39……内周段、41……
前端面、42……後端面、43……前端部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体路を軸方向に向けて貫通させた弁押体を軸
    心線上に有し、該弁押体の外周にプラグの前端面
    部と当該弁押体の外周面を密封するパツキングを
    具えた摺動弁を嵌合して、当該摺動弁をばねで弁
    押体頭部方向に押圧するようにしたソケツトと、
    当該ソケツトに接続するプラグを、ソケツトとの
    接続時に、弁押体頭部で押圧されて開口する流止
    弁を流体路内に具え、かつ、前端面に上記パツキ
    ングの端面と密着する面を持つ前端部材をプラグ
    主筒体と別個に形成して該前端部材をプラグ主筒
    体前面部に嵌合して前端面部を形成し、更に、プ
    ラグ主筒体の前部に内周段を形成して、同段部と
    前端部材後端面周面との間にシールリング嵌合溝
    を設け、該内周溝に、上記弁押体の外周面を密封
    するシールリングを嵌合する構造とした管継手。
JP1978061605U 1978-05-10 1978-05-10 Expired JPS6231749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978061605U JPS6231749Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978061605U JPS6231749Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54164124U JPS54164124U (ja) 1979-11-17
JPS6231749Y2 true JPS6231749Y2 (ja) 1987-08-14

Family

ID=28963091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978061605U Expired JPS6231749Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6231749Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229311Y2 (ja) * 1972-09-09 1977-07-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54164124U (ja) 1979-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4124194A (en) Metallic seat construction for valves
WO2014002745A1 (ja) シール材および押輪および継手および弁
JPS5825177Y2 (ja) ボ−ル弁等におけるシ−トリング装置
JPH07119883A (ja) 管継手のソケット
JPS6233468B2 (ja)
US4934656A (en) High-pressure ball valve
JP3529562B2 (ja) 流体用継手
US4502701A (en) Sealing assembly in fluid coupling
JPS6231749Y2 (ja)
JP5665801B2 (ja) 押輪および継手および弁
JPH0771674A (ja) 管継手のソケット
JP2601357Y2 (ja) 管継手
US3442515A (en) Opposed face non-extrusion seal
US4926895A (en) Socket assembly
US3216747A (en) Tube coupling
US3373968A (en) Between-flange ball valve with slidable seats
JPH0424232Y2 (ja)
JPH0716151Y2 (ja) 管継手構造
JPH022157Y2 (ja)
JPS6126711Y2 (ja)
JPS607159B2 (ja) 管継手
JP2509434Y2 (ja) 管継手用ソケット
GB2121513A (en) Seal assembly
JPH0619909Y2 (ja) 低温向管継手
JPS5912471Y2 (ja) 管継手