JPS5912471Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPS5912471Y2
JPS5912471Y2 JP12927978U JP12927978U JPS5912471Y2 JP S5912471 Y2 JPS5912471 Y2 JP S5912471Y2 JP 12927978 U JP12927978 U JP 12927978U JP 12927978 U JP12927978 U JP 12927978U JP S5912471 Y2 JPS5912471 Y2 JP S5912471Y2
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JP
Japan
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plug
socket
ring
compression spring
sealing ring
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JP12927978U
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English (en)
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JPS5545085U (ja
Inventor
孟彦 宮崎
Original Assignee
日東工器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雄部材即ちプラグと、雌部材即ちソケットと
によって構或される管継手に関するもので、更に詳しく
は、プラグの外周に設けた施錠用円周溝と、ソケットの
内周部に設けた施錠用ボールとを保合離脱することによ
って、プラグとソケットとを結合分離する形式の所謂、
迅速管継手と呼ばれるものの改良に関するものである。
迅速管継手を問わず、すべての管継手について、最も重
要なことは密封効果が万全で、流体漏洩が絶対にないこ
とである。
流体の漏洩にはその流体が可燃流体や有毒流体でなくと
も、絶対に発生させてはならず、たとえ、無害な空気配
管に使用される管継手であっても、空気の漏れは圧力低
下を来たすことになるので、流体漏れを起す継手では、
継手としての機能を果すことはできず、時として、大事
故を起す原因にもなりかねない。
この考案は、管継手の流体漏洩は絶対に回避しなければ
ならないという点に鑑み、特に密封性のすぐれた継手を
得ることを目的として考案したもので、以下に、この考
案の1実施態様を図面に基いて説明する。
10は管継手の雄部材たるプラグ、50は雌部材たるソ
ケットで、両者は以下のように構或されている。
なお、この明細書では、プラグ10とソケット50とが
相互に接続される側を「前」と呼び、その反対側を「後
」と称する。
プラグ10は外周面にソケット50に設けた後述する施
錠用ボールの係合する円周溝12を有する合或樹脂製の
前端部材13と、ホース接続部14を有する合或樹脂製
の後端部材15とによって外殻部を形或し、この前端部
材13と後端部材15が密封環27を介して溶着結合さ
れている。
前端部材13の内周には截頭円錐面を呈する弁座16が
設けられ、また、同部材の前端面には、ソケット50が
内蔵する後述する摺動筒65の前端面に設けたパッキン
グ67が当接する密封面20が設けられている。
更に、前端部材13の前部流体路39の壁面には密封環
23を嵌着する円周溝24が形或される。
30は圧縮ばね32の弾撥力によって押圧されて、弁座
16に当接し、流体密封を行なう流止弁、31は流止弁
30の前部に嵌合した密封環、35は流止弁30を押圧
する圧縮ばね32によって前端部材?3と後端部材15
とが相互に離反する方向に付勢されても、両者13.
15がこの離反荷重に抗するようにするために、当該前
端部材13と後端部材15とに跨がせてコーキングした
金属補強環である。
流止弁30の前面には、ソケット50の軸心部に前方に
向けて設けた弁押体53のスパイダー79の前端77が
嵌合する窪み37を有し、この流止弁30は後端部材1
5の軸心部に同時或型された弁保持部36によって支承
されている。
なお、40は流体路39の壁面部を被う補強環で、ホー
スバンドを締付する場合や曲゛げ荷重に対して、後端部
材15基部とホース接続部14を保護している。
次に、ソケット50について説明する。
51は主筒体で、この主筒体51は、外筒部52、流体
路76の一部を構或する弁押体53及びホース接続部5
4らと共に合或樹脂で一体に或型されている。
外筒部52の一端には、施錠用ボール55を遊嵌するテ
ーパ一孔56を適数個設け、該テーパ一孔56に施錠用
ボール55を嵌合する。
58は外筒部52の外周に軸方向に摺動可能に嵌合する
操作環57の抜け止め用外周鍔58, 70は操作環押
圧用の圧縮ばね、71は施錠用ボール55を求心方向に
押圧する内周斜面で゛ある。
更に、外筒部52の周壁にはコ字状の抜孔を穿設し、こ
のコ字状抜孔の残余によって形或された舌片60には肉
厚方向に可撓性を保有させ、また、同片60の前端内周
面には外筒部52と弁押体53との間の環状空隙62に
対して若午突出する突起61を形威し、環状空隙62に
主筒体51の前方開口63より圧縮ばね64と共に挿着
した摺動筒65の後端鍔66を前記舌片60の突起61
に後方より対向させるようにする。
なお、一旦、挿着させた後の摺動筒65は後端鍔66が
舌片60に当接するため、摺動筒65が圧緬ばね64に
よって前方に押されても主筒体51の前方開口63方向
に抜け出ることはなく、このとき、摺動筒65の外周面
で施錠用ボール55を支えて、同ボールの求心方向への
移動を阻止するようになっている。
68は上記摺動筒65の内周面に設けた補助密封環で、
この補助密封環68は、第1図に示す如く、プラグ10
とソケット50とが分離していろとき?、流体密封効果
を奏するものではなく、第2図に示す如く接続したとき
にその役目を果すものである。
そのために第1図において、補助密封環68は自由状態
に置かれ、後端鍔91を有する押圧環90および押圧環
押圧用の圧縮ばね92も上記分離時には、補助密封環6
8に負荷を与えないようになっている。
72は操作環57を押圧する圧縮ばね70の位置決めを
行ない、且つ、舌片60が外筒部52の放射方向に拡開
するのを防ぐために外筒部52の外周に嵌着した金属補
強環である。
なお、第1図において80はプラグ10のホース接続部
14等を補強する補強環40と同じ補強環である。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第1図に示す分離状態において、ソケット50の前端開
口63にプラグ10を挿入すると、該プラグ10の前端
面の密封面20が徊動筒65のパッキング67に当接し
、このとき、摺動筒65は圧縮ばね64の弾撥力に抗し
で後退する。
摺動筒65の後退に伴い、施錠用ボール55は該摺動筒
65による支承状態を解除されるが、当該施錠用ボール
55は、操作*57の内周斜面71によって求心方向に
加圧されているために、プラグ10の外周の円筒溝12
が施錠用ボール55の嵌合位置と合致したときに、当該
施錠用ボールが円陶溝に係合し、一方、操作環57は圧
縮ばね70に押圧されて外周鍔58に当接するまで前進
し、その内周面で施錠用ボール55を保持し、第2図に
示すように、プラグ10とソケット50へは結合される
このとき、ソケット50の弁押体53の前端突起77が
プラグ10の流止弁30の窪み37と係合して、当該流
止弁30を押圧するため、流止弁30は圧縮ばね32の
弾撥力に抗して弁座16から後退し、該流止弁30で閉
塞されていた流体路39を開通する。
このとき、弁押体53はプラグ10の流体路39内に挿
嵌されると共に、その外周面が密封環23によって流体
密封される。
一方、プラグ10の前端面の密封面20は摺動筒65の
前端面に設けたパッキング67に当接し、圧縮ばね64
, 92の弾撥力を受けて補助密封環68と共に二次的
な密封作用を行なう。
また、他方では圧縮ばね92の弾撥力が押圧環90に作
用し、その後端鍔91が摺動筒65の後端鍔66に当接
するまで補助密封環68を押圧して、弁押体53の外周
面と摺動筒65との間の密封作用を行なう。
次に、第2図に示す接続状態において、操作環57を圧
縮ばね70の弾撥力に抗して後退させると、施錠用ボー
ル55は該操作環の内周面による加圧状態から解放され
て、放射方向に転出可能となる。
このため、プラグ10は、摺動筒65を前方に押圧して
いる圧縮ばね64の弾撥力を受け、また、ソケット50
は流止弁30を押圧している圧縮ばね32の弾撥力を相
互に受けて、プラグ10とソケット50は弾撥的に分離
される。
この管継手で重要な密封環はプラグ10の流体路39に
配設された密封環23とソケット50の摺動筒65に設
けたパッキング67であり、また、弁押体53の外周面
部をシールする補助密封環68であるが、従来の管継手
では、この補助密封環68に相当する密封環が、上記摺
動筒65と同じ目的のために設けた摺動筒の内周溝に嵌
合されていて、ソケットとプラグを接続しないときでも
、密封に必要な圧縮力を弁押体で常時与えており、その
ために従来では当該補助密封環の老化現象が著しく、加
えて永い月日の間、継手を接続しない状態が続くと、こ
の密封環が経年変化を起こして、他の部材に付着したり
、密封効果を損ったり、或は摺動筒の退勤時に大きな抵
抗となったり、ときには、退動させた摺動筒が圧縮ばね
64等の押圧を受けても復帰しないという事態が起る。
この考案はプラグ10とソケット50とが接続されたと
き、この補助密封環68にはじめて所定の圧縮力が付与
されて密封効果を奏する。
以上、図面に示す実施例でこの考案を説明したが、この
考案は、ソケットとプラグを接続する際にソケットの軸
心線上に設けた弁押体の作用で、プラグ内に設けた流止
弁が開かれる形式の管継手であって、ソケット50の主
筒体51を構戒する外筒部52と弁押体53との間に設
けた環状空隙62に、プラグ10の密封面20に当接す
るパッキング67を有する摺動筒65と、その内側にソ
ケット50とプラグ10の接続時に圧縮ばね92の弾撥
力に抗して後退する押圧環90を設け、また、摺動筒6
5と押圧環90とが向き合う端面部間には弁押体53を
取り巻く補助密封環68を設けて、該補助密封環はソケ
ットとプラグとを接続したときに圧縮ばね92で押圧さ
れて押圧環90と摺動筒65の間で挾圧されて補助密封
環68に密封に必要な負荷が与えられ、ソケットとプラ
グとが分離されているときに該補助密封環に対する負荷
が解除されることを特徴とするものであるから、接続前
は補助密封環に負荷が与えら″れていないため密封面部
の老化が促進したり、或は摺動筒の退勤に抵抗を与える
ことがない。
このように、プラグとソケットの分離時には、密封環2
3、パッキング67および補助密封環68は、すべてが
同じ自由な条件下に置かれているから、短命の最大原因
を悉く解消し、管継手の寿命を著しく延長することがで
きるから、この考案によってもたらされる実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る管継手の実施の1態様を示す.も
ので、第1図はプラグとソケットとが分離した状態を示
す縦断側面図、第2図は接続した状態を示す縦断側面図
である。 10・・・プラグ、20・・・密封面、23・・・密封
環、32・・・圧縮ばね、30・・・流止弁、50・・
・ソケット、51・・・主筒体、52・・・外筒体、5
3・・・弁押体、64・・・圧縮ばね、65・・・摺動
筒、67・・・パッキング、68・・・補助密封環、9
0・・・押圧環、92・・・圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソケット50の主筒体51を構威する外筒部52と弁押
    体53との間に設けた環状空隙62に、プラグ10の密
    封面20に当接するパッキング67を有する摺動筒65
    と、その内側にソケット50とプラグ10の接続時に圧
    縮ばね92の弾撥力に抗して後退する押圧環90を設け
    、また、摺動筒65と押圧環90とが向き合う端面部間
    には弁押体53を取り巻く補助密封環68を設けて、該
    補助密封環はソケットとプラグとを接続したときに圧縮
    ばね92で押圧されて押圧環90と摺動筒65の間で挾
    圧されて補助密封環68に密封に必要な負荷が与えられ
    、ソケットとプラグとが分離されているときに該補助密
    封環に対する負荷が解除されることを特徴とする管継手
JP12927978U 1978-09-19 1978-09-19 管継手 Expired JPS5912471Y2 (ja)

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JP12927978U JPS5912471Y2 (ja) 1978-09-19 1978-09-19 管継手

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JP12927978U JPS5912471Y2 (ja) 1978-09-19 1978-09-19 管継手

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JPS5545085U JPS5545085U (ja) 1980-03-24
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JP12927978U Expired JPS5912471Y2 (ja) 1978-09-19 1978-09-19 管継手

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JPS608454U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 日野自動車株式会社 デイ−ゼル機関の始動補助装置

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JPS5545085U (ja) 1980-03-24

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