JPS5922391Y2 - 管継手用プラグ - Google Patents

管継手用プラグ

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Publication number
JPS5922391Y2
JPS5922391Y2 JP11492079U JP11492079U JPS5922391Y2 JP S5922391 Y2 JPS5922391 Y2 JP S5922391Y2 JP 11492079 U JP11492079 U JP 11492079U JP 11492079 U JP11492079 U JP 11492079U JP S5922391 Y2 JPS5922391 Y2 JP S5922391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plug
stop valve
end opening
sealing ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP11492079U
Other languages
English (en)
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JPS5632192U (ja
Inventor
豊 田中
Original Assignee
日東工器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日東工器株式会社 filed Critical 日東工器株式会社
Priority to JP11492079U priority Critical patent/JPS5922391Y2/ja
Publication of JPS5632192U publication Critical patent/JPS5632192U/ja
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Publication of JPS5922391Y2 publication Critical patent/JPS5922391Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は流止弁を内蔵するプラグに設けた施錠用の外
周溝に、ソケット外周側に配設した施錠ボールを係合さ
せて両者を接続し、ソケット外周に設けた操作環でこの
接続状態を解錠操作するようにした所謂迅速管継手に用
いる改良されたプラグに関するものである。
管継手において最も重要なこ、とは流体漏洩が起らない
密封構造で、プラグとソケットとが接続状態にあるとき
は勿論のこと、分離状態にあるときでもたとえばプラグ
側の流体の漏洩を防止するものでなければ安全な管継手
とは言えない。
この考案はプラグとソケットとを分離させた状態におい
ても、流体がプラグがら漏洩することのない、密封度力
塙く、しがも、構造の簡単な管継手のプラグを提供する
ことを目的とするもので、この考案の要旨とするところ
は、流止弁に密封環を設け、この密封環を弁座に当接さ
せるとともに、流止弁先端を流体路内周面に嵌合されて
いる密封環に当接させて、プラグ内の流体を二重に密封
するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。
第1図はこの考案の管継手のプラグ10とこれに対応す
るソケット50を示すもので、この考案のプラグ10は
密封面となる挿入端11およびソケット50側の後述す
るボールの係合する外周溝12を有した前端部材13と
ホース接続部14を有した後端部材15とで形成されて
おり、前記前端部材13の内周は中央部(弁室)が前端
開口より大径で、当該前端開口と中央部との間の段差部
に截頭錐面を呈する弁座16が設けられている。
流止弁30前部には密封環31が嵌合されており、常時
、圧縮スプリング32によって進出力が付勢されて、弁
座16に当接して流体密封を行なうと共に、後端部材1
5に同時に形成された非保持部36に流止弁30の後部
が軸承されている。
また、前方流体路39には内周溝40が形成され密封環
42が嵌合されており、流止弁30の前端部44が圧縮
スプリング32の作用で当該密封環42に当接するよう
になっている。
このため、プラグ10が分離状態にあるときには、流止
弁30の密封環31が弁座16に当接し、且つ、該流止
弁の前端部44が密封環42に当接することにより、後
端部材15の流体路38から前端部材13側の流体路3
9へと導通ずる流路は二重に閉塞され、即ち二重密封さ
れる。
次にソケット50について説明する。
ソケット50の主筒体51は、外筒部52、弁押部53
及びホース接続部54が合成樹脂で一体に形成されてい
る。
外筒部53の一端には施錠用ボール55を遊嵌するボー
ル孔56が数個室たれ、且つ、該外筒部外周に嵌合され
る操作環57の抜止めを行なう外周鍔58が同時に形成
されている。
外筒部52と弁押部53との間の環状空隙62には圧縮
スプリング64と共に摺動弁65が配設され、該外筒部
内側の突起61によって主筒体51の前方開口63方向
に抜き出し不可能に設けられている。
なお、摺動弁65にはプラグ10例の密封面となる挿入
端11に当接するバッキング67と弁押部53の外周に
接する補助密封環68が各々設けられている。
圧縮スプリング64によって押圧される摺動弁65は、
それが主筒体51の内側突起61に係止されて定位置に
あるとき、施錠ボール55は該摺動弁65の外周で支承
されて求心方向への移動ができないようになっている。
また、別の圧縮スプリング70で前方に押圧されている
操作環57の内周斜設71は施錠ボール55を求心方向
に押圧するように作用している。
弁押部53は円筒体であって、内部にホース接続部54
に続く流体路76が形成されている。
該弁押円筒体53の前端にはプラグ10側の法止弁30
に当接してこれを後退させる突起77が設けられ、該突
起は弁押円筒体53から延長したスパイダー上にあり、
このスパイダー相互間は流通孔78となっている。
弁押円筒体53の中央円筒部80はプラグ10側の流体
路39に嵌合し、且つ、密封環42に当接して流体密封
を行うようになっている。
次に接続及び離脱操作を説明する。
第1図に示す分離状態において、ソケット50の前端開
口63にプラグ10を挿入すると、該プラグの密封面と
なる挿入端11が摺動弁65のバッキング67に当接し
、圧縮スプリング64の弾撥力に抗して該摺動弁は後退
する。
この後退に伴い、施錠ボール55は該摺動弁による支承
状態を解除されると共に操作環57の内周斜設71の作
用で求心方向に加圧されているために、プラグ10の外
周溝12が施錠ボール55の設定位置と合致したときこ
れに係合し、一方、操作環57は圧縮スプリング70に
押圧されて外周鍔58に当接するまで前進し、その内周
面で該ボールを保持し、斯して第2図に示す如くプラグ
10とソケット50とは接続される。
このとき、ソケット50の弁押円筒体53の前端突起7
7がプラグ10の法止弁30に係合し、且つ、該弁押円
筒体の中央円筒部80は、該プラグの流体路39に挿嵌
され、密封環内面と当接して流体を密封する状態となる
さらに圧縮スプリング32の弾撥力に抗して法止弁30
を弁座16から後退させると、該法止弁で閉塞されてい
た流体路は開通され、流体がプラグ側からソケット側に
向って流れる。
ソケットからプラグを分離させるには、第2図に示す接
続状態において、操作環57を圧縮スプリング70の弾
撥力に抗して後退させると、施錠ボール55は該操作環
の内周面による抑止状態から解放されて放射方向に転出
可能となる。
このため、プラグ10は摺動弁65を押圧している圧縮
スプリング64の作用を、またソケット50は法止弁3
0を押圧しているばね32の作用を相互に受けることと
なり、両者は分離される。
以上、実施例を説明したが、この考案のプラグは、プラ
グ主筒体に貫通させて設けた流体路を、前端開口を中央
部より小径に形成して該前端開口と中央部との間の段差
部に弁座を形成し、また流体路には、圧縮スプリングの
作用で上記前端開口と弁座に向って進出力を付勢した法
止弁を設けると共に、前端開口の周面には、進出状態の
法止弁の前部に当接し、法止弁の後退時に、該前端開口
内部に進入するソケット側の弁押円筒体外周面をシール
する密封環を、また、法止弁には同進出状態時に上記弁
座面に当接する密封環を夫々嵌合したものであるから、
ソケットとプラグとが分離しているとき、法止弁を内蔵
するプラグは法止弁の密封環が弁座に当接し、且つ、法
止弁の弁頭部が流体路前端開口の密封環に当接するため
、流体は二重に遮断され二重に密封される。
従って、この考案によれば、密封性能の極めて高い、即
ち安全性の極めて高い流体継手を提供することができる
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので第1図はプラグ
とソケットとが分離した状態を示す半裁断面図、第2図
は接続した状態を示す一部切欠き拡大断面図である。 10・・・・・・プラグ、16・・・・・・弁座、30
・・・・・・流止弁、39・・・・・・流体路(前端開
口)、42・・・・・・密封環、31・・・・・・密封
環、32・・・・・・圧縮スプリング、80・・・・・
・弁押円頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ主筒体に貫通させて設けた流体路を、前端開口を
    中央部より小径に形威して該前端間口と中央部との間の
    段差部に弁座を形威し、また流体路には、圧縮スプリン
    グの作用で上記前端開口と弁座に向って進出力を付勢し
    た流止弁を設けると共に、前端開口の周面には、進出状
    態の流止弁の前部に当接し、流止弁の後退時に、該前端
    間口内部に進入するソケット側の弁押円筒体外周面をシ
    ールする密封環を、また、流止弁には同進出状態時に上
    記弁座面に当接する密封環を夫々嵌合した管継手用プラ
    グ。
JP11492079U 1979-08-20 1979-08-20 管継手用プラグ Expired JPS5922391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11492079U JPS5922391Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20 管継手用プラグ

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JP11492079U JPS5922391Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20 管継手用プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632192U JPS5632192U (ja) 1981-03-28
JPS5922391Y2 true JPS5922391Y2 (ja) 1984-07-04

Family

ID=29347158

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