JPS626383Y2 - - Google Patents

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JPS626383Y2
JPS626383Y2 JP1977028118U JP2811877U JPS626383Y2 JP S626383 Y2 JPS626383 Y2 JP S626383Y2 JP 1977028118 U JP1977028118 U JP 1977028118U JP 2811877 U JP2811877 U JP 2811877U JP S626383 Y2 JPS626383 Y2 JP S626383Y2
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JP
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valve
plug
socket
pusher
sliding
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JP1977028118U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス供給管またはホースなどに接続し
て用いる管継手に関するものである。
上記用途に供される管継手は接続、離脱自在な
ソケツトとプラグとからなるものであるため、接
続時、離脱時を問わずいつでも流体が漏洩しない
ように確実に密封し、かつ、不用意に外力が加え
られてもその影響を受けないで確実に接続状態を
維持することが必要とされる。
本考案はガス供給管とガス器具との接続等に用
いる管継手にきわめて高い安全性が要求されてい
る点に鑑み、ソケツト内に内蔵させた摺動弁が摺
動するとき弁体の姿勢が変らないように制御して
流体の密封作用を確実にし、ソケツトとプラグを
接続したときに直径方向に負荷が加わつても弁押
体、プラグ本体、相互の軸心を一致させ、以て確
実な接続状態を維持させることを目的とするもの
である。
以下、本考案に係る管継手を図面に示す実施例
によつて説明する。なお、説明の便宜上、この明
細書でプラグ10とソケツト50が相互に接続す
る側を「前端」或は「前方」と称し、その反対側
を「後端」或は「後方」と称す。
始めにプラグに就いて説明すると、合成樹脂で
成形されたプラグ10の本体12は、ソケツト5
0に挿嵌する前方の外周端部に後述する施錠球を
係止する外周溝14を有し、また、中央の鍔部1
6には保護スリーブ18の内周に設けた突起20
を係止する外周溝22が刻設されている。
前記保護スリーブ18は金属製であつて、その
後端近くに内周鍔24を有し、該内周鍔24に沿
う被圧接部26aと該被圧接部26aから軸方向
に延びる密嵌部26bを持つゴム口管26が分離
不可能に該保護スリーブ18の内面に焼付結合さ
れている。
前記内周鍔24の内径は、前記ゴム口管26の
密嵌部26bが被嵌される前記プラグ本体12の
後端部28の外径よりも小径であり、プラグ本体
12の外周溝22に保護スリーブ18の内周突起
20を係止し、プラグ本体12と保護スリーブ1
8とを一体に結合するとき、ゴム口管26の被圧
接部26aを、弁体30のステム32を支承する
通孔34付の弁保持体36の外周鍔38とともに
前記内周鍔24と前記後端部28との対向した両
側端面で挾圧して、密封効果を高め、かつ、弁保
持体36を完全に固定する。
前記弁体30の密封環40は、ばね42に弾発
されてプラグ本体12の弁座面44に当接して流
体密封を行なうものであり、該弁体30の前端に
は後述する弁押体と係合する窪部46を設ける。
なお弁体30はプラグ本体12の前端面12a
より後退した通孔48の奥の方に軸方向に摺動可
能に装着されているが、これによつて不用意な外
力が当該弁体30に加わるのを未然に防止してい
る。
次にソケツト50に就いて説明すると、ソケツ
ト本体52は前記プラグ本体12が挿嵌される開
口部54を有しており、前端外周鍔56の近くに
施錠球60を遊嵌する透孔58を設け、そして外
周略中央部には保護スリーブ62の内周に設けた
突起64が係止する外周溝66が刻設されてい
る。
前記保護スリーブ62は金属製で、その後端近
くには内周鍔68を設けて、この内周鍔68に沿
う被圧接部70aと被圧接部70から軸方向に延
びる密嵌部70bを持つたゴム口管70が該保護
スリーブ62の内面に焼付結合されている。
前記内周鍔68の内径は前記ゴム口管70の密
嵌部70bが被嵌される前記ソケツト本体52の
後端部72の外径よりも小径であり、ソケツト本
体52の外周溝66に保護スリーブ62の内周突
起64が係止し、ソケツト本体52と保護スリー
ブ62とを一体に結合するとき、ゴム口管70の
被圧接部70aを内周鍔68と前記後端部72と
の対向した両側端面で挾圧して、密封保持するよ
うになつている。
なお、ソケツト本体52と保護スリーブ62と
を結合する前に、施錠球60を求心方向に加圧す
る内周段74を設けた操作スリーブ76及び該操
作スリーブ76を加圧するばね78を該ソケツト
本体52の外周に装着する。
ソケツト本体52の開口部54内には、ばね8
0で弾発される摺動弁82が挿嵌されており、該
摺動弁82の前端外周部82aが前記施錠球60
を支承する位置に置かれるように、該摺動弁82
の後部鍔82bが弁押体84の中央鍔84aに当
接保持されている。
摺動弁82の前端内側には、前記プラグ本体1
2の前端面12aが当接して流体密封を行なうゴ
ム座86が焼付けられており、かつ、外周には密
封環88が配設されている。そして該摺動弁82
は前記弁押体84の中央鍔84aの外周面を案内
面にして摺動するようになつており、そのため前
記プラグ本体12或はばね80などによつて偏倚
負荷が加わつても弁の直径方向の姿勢を一定に維
持し、密封効果を高めるようになつている。
第1図に示した摺動弁82の定置位置から後方
寄りの内周面54aは、該摺動弁82が後退した
とき前記密封環88に対する面圧が増加し密封作
用を向上させるようにテーパ面になつている。
前記弁押体84は合成樹脂製で、その後端部8
4bを該後端部84bに設けた放射方向の割溝9
0に楔片92を挿入して外方に開くようにし、前
記ソケツト本体52の後端部72に強く押し当
てゝ固定する。
該弁押体84の頭部92はプラグとソケツトが
接続状態のとき前記プラグ10側の弁体30の窪
部46内に挿嵌され該弁体30を退動させる。ま
た、該頭部92は中央鍔84aに対して適数の支
腕94で連結されており、該弁押体84内の通孔
96は該支腕相互間に形成された開口部98に導
通している。
次に着脱操作に就いて説明する。
ソケツト50の開口部54にプラグ10の本体
12を挿嵌すると、その前端部12aが密封用の
ゴム座86に当接し、更にばね80の弾発に抗し
て摺動弁82を押し込み、該摺動弁82の前端外
周部82aを施錠球60から離れた位置に退動さ
せるから、該施錠球60はばね78で弾発される
操作スリーブ76によつて求心方向に加圧され、
第2図に示すようにプラグ本体12の外周溝14
に係合しプラグ10とソケツト50との施錠状態
が完成する。
同時にソケツト50の弁押体84の支腕94は
プラグ10の通孔48内に挿嵌され、その頭部9
2は弁体30の窪部46に挿嵌しつつ該弁体30
を座面44から離反退動させ、プラグ10側とソ
ケツト50側の流体流路が結ばれて導通状態にな
る。
第2図の接続状態において、操作スリーブ76
をばね78の弾発に抗して退動させると、施錠球
60は該操作スリーブ76による抑止から解放さ
れて放射方向に転出自在になるため、摺動弁82
がばね80の弾発を受けてソケツト50からプラ
グ10を離反する方向に押圧し、両者を分離させ
ることができる。
以上、実施例に基いて本考案を説明したが、本
考案は弁体30を内蔵するプラグ10の外周溝1
4にソケツト50の施錠球60を係止させて、前
記プラグ10とソケツト50とを接続する管継手
において、前記ソケツト50の開口部54内に挿
嵌した前記施錠球60を支承する摺動弁82を当
該ソケツト50内に固定した弁押体84の中央鍔
84aの外周面とその後部の2個所を案内面にし
て軸方向に移動可能に支承し、前記プラグ10を
ソケツト50の開口部54内に挿嵌したときに、
前記弁押体84の前端側支腕94が前記プラグ1
0の通孔48内に進入して、一方では弁押体84
の前記支腕94の直径方向への偏倚を防止すると
共に、他方では当該弁押体84の頭部92をプラ
グ10の弁体30の前端に形成した窪部46に進
入させて弁体30の直径方向への偏倚を防止し、
かつ、プラグ10の前部をソケツト本体52と支
腕94との二重嵌合状態とし、更に、プラグ本体
12の弁座面を、前方に向けて収歛するテーパ面
に形成すると共に、該弁座に当接する弁体の当接
面をも同方向に収歛するテーパ面に形成して、該
弁体の上記当接面に密嵌環40を設け、また、ソ
ケツト本体52の後端内周面を、摺動弁82の後
退位置を適位置に留めるテーパ面に形成した構造
のものであるから、本考案の管継手は、次の如き
作用効果を奏する。すなわち (1) 摺動弁82は、ソケツト本体52の後端部7
2に一端を押しあてゝ固定された弁押体84の
中央鍔84aの外周面を案内面にして摺動する
から、密封環88の摺動抵抗やばね80による
偏倚負荷を受けにくい。このためプラグ10の
前端部12aは常に安定した状態でゴム座86
に当接し、確実な流体密封状態が得られる。
(2) プラグ本体12がソケツト50の開口部54
に挿嵌されると同時に、弁押体84の支腕94
がプラグ10側の通孔48に挿嵌されるという
二重嵌合構造であるから、摺動弁82のゴム座
86に当接するプラグ10の前端部12aの当
接状態が常に一定となり、確実な流体密封が得
られるとともに直径方向の負荷がかゝつても、
プラグ本体12、ソケツト本体52、弁押体8
4相互の嵌合状態が直径方向に変わることがな
く、確実な接続状態を維持する。
(3) 弁押体84の頭部92がプラグ10側の弁体
30の窪部46に挿嵌した状態で該弁体30を
退動させるため、退動の際に該弁体30は偏倚
することがなく、弁体30の偏磨耗を未然に防
止するから、ソケツトを切り離したとき当該弁
体30による密封性を不変なものとし、また、
ソケツトからプラグを抜く際には弁押体84に
案内されるため弁体30は偏倚しないで弁座面
44に復帰し確実な密封状態を維持する。
(4) ソケツト50の開口部54の後端部72より
の内周面54aは若干テーパ面に形成されてい
るため、摺動弁82が退動したとき密封環88
に対する面圧が大きくなつて使用中の密封効果
を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管継手の1実施例を示した
もので、第1図は分離状態の縦断正面図、第2図
は接続状態の縦断正面図、第3図は楔片を分離し
て示した弁押体の斜視図である。 10……プラグ、12……プラグ本体、14…
…外周溝、18……保護スリーブ、26……ゴム
口管、30……弁体、40……密封環、46……
窪部、48……通孔、50……ソケツト、52…
…ソケツト本体、54……開口部、60……施錠
球、62……保護スリーブ、70……ゴム管、8
2……摺動弁、84……弁押体、92……楔片、
94……前端支腕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体30を内蔵するプラグ10の外周溝14に
    ソケツト50の施錠球60を係止させて、前記プ
    ラグ10とソケツト50とを接続する管継手にお
    いて、前記ソケツト50の主筒体であるソケツト
    本体52の開口部54内に挿嵌した前記施錠球6
    0を支承する摺動弁82を当該ソケツト50内に
    固定した弁押体84の中央鍔84aの外周面と、
    該中央鍔に対して係合離反する摺動弁82に内設
    した鍔部82bの内周面と対向する弁押体84後
    部外周面の2個所を案内面にして軸方向に移動可
    能に支承し、前記プラグ10をソケツト50の開
    口部54内に挿嵌したときに、前記弁押体84の
    前端側支腕94が前記プラグ10の通孔48内に
    進入して、一方では弁押体84の前記支腕94の
    直径方向への偏倚を防止すると共に、他方では当
    該弁押体84の頭部92をプラグ10の弁体30
    の前端に形成した窪部46に進入させて弁体30
    の直径方向への偏倚を防止し、かつ、プラグ10
    の前部をソケツト本体52と支腕94との二重嵌
    合状態とし、更に、プラグ本体12の弁座面を、
    前方に向けて収歛するテーパ面に形成すると共
    に、該弁座に当接する弁体の当接面を同方向に収
    歛するテーパ面に形成して、該弁体の上記当接面
    に、密封環40を設け、また、ソケツト本体52
    の後端内周面には、摺動弁82が後退したときに
    密封環88に接するテーパー面に形成し、更に、
    摺動弁82の正面部にはプラグ10の前端部12
    aと接するゴム座86を設けた管継手。
JP1977028118U 1977-03-10 1977-03-10 Expired JPS626383Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105782553A (zh) * 2014-11-29 2016-07-20 山东金九塑胶工业有限公司 农田灌溉给水器

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