JP2014005868A - 押輪および継手および弁 - Google Patents
押輪および継手および弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014005868A JP2014005868A JP2012141533A JP2012141533A JP2014005868A JP 2014005868 A JP2014005868 A JP 2014005868A JP 2012141533 A JP2012141533 A JP 2012141533A JP 2012141533 A JP2012141533 A JP 2012141533A JP 2014005868 A JP2014005868 A JP 2014005868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- receiving port
- port
- opening
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
【解決手段】挿口5に外嵌されて受口3の開口端面7に外側から対向するとともに、ボルト14,ナット15により管軸心に沿って押込方向Bへ移動してシール材23をシール材挿入空間8に押し込む押輪31であって、押輪31は、シール材23の端部に当接する押圧面35と、受口3の開口端面7に接触することにより押圧面35から受口3の開口端面7までの間隔を所定間隔に保つ突部36と、押圧面35で押圧されたシール材23の一部が逃げ込み可能な逃込部37とを有する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、シール材9の体積を増大すると、図21に示すように、隙間Eが小さい場合、押輪13の突部18が受口3の開口端面7に接触する前に、シール材9の奥端部が周壁部6に到達し、シール材9の行き場が無くなって、これ以上、シール材9をシール材挿入空間8に押し込むことができない状態に陥ってしまう。
受口の奥部内周に、径方向内向きに突出する周壁部が形成され、
受口の開口端面から周壁部までの間における挿口の外周面と受口の内周面との間にシール材挿入空間が形成され、
シール材挿入空間に環状のシール材が挿入された継手に用いられ、
挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向するとともに、押込手段により流路形成部材の軸心に沿って押込方向へ移動してシール材をシール材挿入空間に押し込む押輪であって、
シール材の端部に当接する押圧面と、受口に接触することにより押圧面から受口の開口端面までの間隔を所定間隔に保つ接触部と、押圧面で押圧されたシール材の一部が逃げ込み可能な逃込部とを有するものである。
これによると、押込手段によって押輪を押込方向へ移動させる際、押輪は逃込部の心出し手段によって径方向へ案内され、押輪の中心が流路形成部材の軸心に合わせられ、押輪が心出しされる。これにより、作業者が押輪を持ち上げて径方向に動かして心出しする手間を省くことができる。
これら内周側壁面と外周側壁面とは径方向において相対向し、
外周側壁面は逃込部の奥ほど縮径するように傾斜しており、
外周側壁面がシール材の端部に摺接することにより、径方向へ案内されるものである。
第1および第2の流路形成部材はそれぞれ管であり、
押輪が挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向し、
押込手段が押輪を管軸心に沿って押込方向へ移動させることにより、接触部が受口に接触するまで、押輪がシール材をシール材挿入空間に押し込むものである。
第1および第2の流路形成部材のいずれか一方が弁であるとともに他方が管であり、
押輪が挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向し、
押込手段が押輪を管軸心に沿って押込方向へ移動させることにより、接触部が受口に接触するまで、押輪がシール材をシール材挿入空間に押し込むものである。
弁箱と、弁箱内に形成された流路を開閉する弁体とを有し、
弁箱に受口と挿口との少なくとも一方が設けられているものである。
(第1の実施の形態)
図1,図2に示すように、第1の実施の形態における継手22は、第1の管2(第1の流路形成部材の一例)と第2の管4(第2の流路形成部材の一例)とを接合する管継手である。受口3の内周面3aは、開口端面7と圧縮領域Cとの間に、テーパー部3bを有している。テーパー部3bは受口3の奥側から開口端面7に至るほど拡径している。
管2,4同士を接合する際、先ず、図6に示すように、ロックリング11を受口3内のロックリング溝10に嵌め込み、さらに、シール材23と押輪31とを挿口5に外嵌した状態で、挿口5の突部12がロックリング11の内周を受口3の奥側へ通過するまで、挿口5を受口3に差し込む。
先述した第1の実施の形態では、図5に示すように、押圧面35と逃込部37とがそれぞれ押輪31の全周にわたり形成されているが、以下に説明する第2の実施の形態では、図11〜図13に示すように、押圧面35と逃込部37とがそれぞれ押輪31の周方向において複数に分割されて形成されている。
図14,図15に示すように、押輪31の突部36が受口3の開口端面7に接触することにより、押輪31の押込方向Bへの移動が阻止され、この時点でナット15の締め込みを止めることにより、押輪31の押圧面35から受口3の開口端面7までの間隔Aが所定間隔に保たれる。この際、シール材23の奥端部は周壁部6まで到達せず、シール材23の奥端部と周壁部6との間には若干のスペース20が形成されている。
図18に示すように、第3の実施の形態における継手50はソフトシール仕切弁51(第1の流路形成部材の一例)と管52(第2の流路形成部材の一例)とを接合する継手である。ソフトシール仕切弁51は、弁箱53と、弁箱53内に形成された流路54を開閉する弁体55とを有している。
上記第3の実施の形態では、図18に示すように、第1の流路形成部材の一例として仕切弁51を挙げ、第2の流路形成部材の一例として管52を挙げたが、第1の流路形成部材の一例として管52を挙げ、第2の流路形成部材の一例として仕切弁51を挙げてもよい。この場合、管52の一端部に受口3が設けられ、仕切弁51の弁箱53に一対の挿口5が設けられる。
先述した第3の実施の形態では、図18に示すように弁箱53に一対の受口3を設けたが、以下に説明する第4の実施の形態では、図19に示すように、弁箱53に受口3と挿口5とを設けてもよい。この場合、仕切弁51の受口3に一方の管52の挿口5が挿入されて継手50が構成されるとともに、仕切弁51の挿口5が他方の管56の受口3に挿入されて継手50が構成される。
上記第1〜第4の各実施の形態では、図1,図14,図18,図19に示すように、押輪31に、接触部の一例である突部36を設けたが、突部を受口3の開口端面7に設け、押輪31が受口3の突部に接触する部分を、押輪31の接触部としてもよい。
3 受口
3a 受口の内周面
4 第2の管(第2の流路形成部材)
5 挿口
5a 挿口の外周面
6 周壁部
7 開口端面
8 シール材挿入空間
14 T頭ボルト(押込手段)
15 ナット(押込手段)
19 管軸心
22 継手
23 シール材
31 押輪
35 押圧面
36 突部(接触部)
37 逃込部
37a 内周側壁面
37b 外周側壁面(心出し手段)
50 継手
51 仕切弁(第1の流路形成部材)
52 管(第2の流路形成部材)
53 弁箱
54 流路
55 弁体
56 管
A 押圧面から受口の開口端面までの間隔
B 押込方向
D 径方向
F 引抜方向
Claims (7)
- 互いに接合される第1の流路形成部材に形成された受口の内部に、第2の流路形成部材に形成された挿口が挿入され、
受口の奥部内周に、径方向内向きに突出する周壁部が形成され、
受口の開口端面から周壁部までの間における挿口の外周面と受口の内周面との間にシール材挿入空間が形成され、
シール材挿入空間に環状のシール材が挿入された継手に用いられ、
挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向するとともに、押込手段により流路形成部材の軸心に沿って押込方向へ移動してシール材をシール材挿入空間に押し込む押輪であって、
シール材の端部に当接する押圧面と、受口に接触することにより押圧面から受口の開口端面までの間隔を所定間隔に保つ接触部と、押圧面で押圧されたシール材の一部が逃げ込み可能な逃込部とを有することを特徴とする押輪。 - 逃込部は、対向する受口の開口端面側が開放された凹形状部であり、押圧面よりも径方向外側に、全周にわたり形成され、押圧面よりも挿口の引抜方向へ窪んでいることを特徴とする請求項1記載の押輪。
- 逃込部は押輪の中心が流路形成部材の軸心に合うように押輪を径方向へ案内する心出し手段を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押輪。
- 逃込部は内周側壁面と心出し手段である外周側壁面とを有し、
これら内周側壁面と外周側壁面とは径方向において相対向し、
外周側壁面は逃込部の奥ほど縮径するように傾斜しており、
外周側壁面がシール材の端部に摺接することにより、径方向へ案内されることを特徴とする請求項3記載の押輪。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の押輪を備えた継手であって、
第1および第2の流路形成部材はそれぞれ管であり、
押輪が挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向し、
押込手段が押輪を管軸心に沿って押込方向へ移動させることにより、接触部が受口に接触するまで、押輪がシール材をシール材挿入空間に押し込むことを特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の押輪を備えた継手であって、
第1および第2の流路形成部材のいずれか一方が弁であるとともに他方が管であり、
押輪が挿口に外嵌されて受口の開口端面に外側から対向し、
押込手段が押輪を管軸心に沿って押込方向へ移動させることにより、接触部が受口に接触するまで、押輪がシール材をシール材挿入空間に押し込むことを特徴とする継手。 - 上記請求項6に記載の継手によって管に接続される弁であって、
弁箱と、弁箱内に形成された流路を開閉する弁体とを有し、
弁箱に受口と挿口との少なくとも一方が設けられていることを特徴とする弁。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012141533A JP5665801B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 押輪および継手および弁 |
CN201380031141.3A CN104364570B (zh) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | 密封件、压环、接头及阀 |
CN201510452347.4A CN105065811B (zh) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | 压环、接头及阀 |
AU2013282067A AU2013282067B2 (en) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | Joint and use of a sealing member |
EP17000235.6A EP3190327B1 (en) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | Pressing ring, joint and valve |
US14/408,591 US10018290B2 (en) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | Pressing ring, joint, and valve |
KR1020147035942A KR102020089B1 (ko) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | 시일재 및 압륜 및 커플링 및 밸브 |
EP13809825.6A EP2848850B1 (en) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | Joint and use of a sealing member |
MYPI2014703938A MY176920A (en) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | Sealing material, pressing ring, joint, and valve |
PCT/JP2013/066013 WO2014002745A1 (ja) | 2012-06-25 | 2013-06-11 | シール材および押輪および継手および弁 |
TW102121727A TWI521159B (zh) | 2012-06-25 | 2013-06-19 | Sealing material and fittings |
TW104130438A TWI575177B (zh) | 2012-06-25 | 2013-06-19 | Fill cover and fittings and valves |
US15/987,246 US10738919B2 (en) | 2012-06-25 | 2018-05-23 | Sealing material and joint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012141533A JP5665801B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 押輪および継手および弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014005868A true JP2014005868A (ja) | 2014-01-16 |
JP5665801B2 JP5665801B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=50103782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012141533A Active JP5665801B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 押輪および継手および弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5665801B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180473A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社クボタ | 管継手および管の接合方法 |
WO2022097585A1 (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-12 | 株式会社クボタ | 管継手、押輪および管の接合方法 |
US11384875B2 (en) | 2016-03-28 | 2022-07-12 | Kubota Corporation | Pipe joint, separation prevention member, and method of connecting pipes |
WO2023033106A1 (ja) | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社クボタ | 押輪、管継手および管の接合方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341264A (ja) * | 1989-05-23 | 1991-02-21 | Cie Saint Gobain Pont A Mousson | 密封パッキン、該パッキンを受けるために使用される嵌合部及びこのようにして製造される密封継手 |
JP2008298155A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Kubota Corp | 管継手のシール材およびこのシール材を用いた管継手 |
JP2010174906A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Kubota Corp | 管継手 |
JP2011089528A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Kubota Corp | 弁と管との継手構造および弁 |
JP2011099515A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Kubota Corp | 弁と管との継手構造および弁 |
-
2012
- 2012-06-25 JP JP2012141533A patent/JP5665801B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341264A (ja) * | 1989-05-23 | 1991-02-21 | Cie Saint Gobain Pont A Mousson | 密封パッキン、該パッキンを受けるために使用される嵌合部及びこのようにして製造される密封継手 |
JP2008298155A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Kubota Corp | 管継手のシール材およびこのシール材を用いた管継手 |
JP2010174906A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Kubota Corp | 管継手 |
JP2011089528A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Kubota Corp | 弁と管との継手構造および弁 |
JP2011099515A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Kubota Corp | 弁と管との継手構造および弁 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180473A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社クボタ | 管継手および管の接合方法 |
US11384875B2 (en) | 2016-03-28 | 2022-07-12 | Kubota Corporation | Pipe joint, separation prevention member, and method of connecting pipes |
WO2022097585A1 (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-12 | 株式会社クボタ | 管継手、押輪および管の接合方法 |
WO2023033106A1 (ja) | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社クボタ | 押輪、管継手および管の接合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5665801B2 (ja) | 2015-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2014002745A1 (ja) | シール材および押輪および継手および弁 | |
US4018461A (en) | Sealed joint having a socket | |
JP5665801B2 (ja) | 押輪および継手および弁 | |
JP2017180472A (ja) | 管継手および管の接合方法 | |
EP3904746B1 (en) | Quick connector | |
US3758137A (en) | Quick disconnect coupling | |
JP2011099515A (ja) | 弁と管との継手構造および弁 | |
JP4382226B2 (ja) | 管接続部用補強継手 | |
JP2010286110A (ja) | 管継手 | |
JP6590626B2 (ja) | シール材および管継手 | |
WO2019181918A1 (ja) | 管継手、管継手用の押輪および管の接合方法 | |
WO2020119655A1 (zh) | 一种管道快连卡箍 | |
JPH11325347A (ja) | 管継手 | |
JP2011002091A (ja) | 管継手 | |
KR200486985Y1 (ko) | 이경관 연결용 조인트 및 이를 이용한 확관형 배관 | |
JP6764668B2 (ja) | 管継手および管の接合方法 | |
JP2011099514A (ja) | 弁と管との継手構造および弁 | |
JP5947586B2 (ja) | ケース体接続方法 | |
KR20180000828U (ko) | 수밀 성능이 향상된 단관 플랜지붙이 관 구조 | |
JPH04224388A (ja) | 離脱防止管継手 | |
JP5960468B2 (ja) | ケース体接続方法 | |
JP5514414B2 (ja) | 差込式管継手 | |
JPH088385Y2 (ja) | 離脱防止管継手 | |
JPH088384Y2 (ja) | 離脱防止管継手 | |
JP5950989B2 (ja) | シール材および管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141002 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20141002 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20141021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5665801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |