JPH0375784B2 - - Google Patents

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JPH0375784B2
JPH0375784B2 JP61222545A JP22254586A JPH0375784B2 JP H0375784 B2 JPH0375784 B2 JP H0375784B2 JP 61222545 A JP61222545 A JP 61222545A JP 22254586 A JP22254586 A JP 22254586A JP H0375784 B2 JPH0375784 B2 JP H0375784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
shaft
housing
gear
planetary
Prior art date
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JP61222545A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63199944A (ja
Inventor
Takeshi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MASHIN ENJINIARINGU KK
Original Assignee
MASHIN ENJINIARINGU KK
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Publication date
Application filed by MASHIN ENJINIARINGU KK filed Critical MASHIN ENJINIARINGU KK
Priority to JP22254586A priority Critical patent/JPS63199944A/ja
Priority to US07/029,516 priority patent/US4799396A/en
Publication of JPS63199944A publication Critical patent/JPS63199944A/ja
Publication of JPH0375784B2 publication Critical patent/JPH0375784B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータ等の高速回転を所定の回転数
に減速する減速装置に係り、歯車でのバツクラツ
シユによるガタを解消したことを特徴とする。
従来の技術 従来の減速装置としては、入力回転を歯車輪列
により減速するものが一般的であるが、歯車のか
み合いでは必ずバツクラツシユが出る為このバツ
クラツシユに対応するガタが生じてしまう。
これに対し近時普及の著しいハーモニツクドラ
イブシステムの減速装置はバツクラツシユをほぼ
解消しているが、その構造上、即ち、フレツクス
スプラインとサーキユラースプラインとの歯数差
は1〜2程度にしか出来ないので、減速比が少く
とも50〜60分の1というように高減速比にしか用
いられない。
そこで、この比を小さくした減速装置を本出願
人は特願昭61−64822号として先に提案したが、
この装置では減速比が3〜15分の1程度であり、
例えば20〜50分の1というような減速装置は得ら
れない。
発明が解決しようとしている問題点 小型で減速比が20〜50分の1程度の高減速比の
ものに於て、バツクラツシユを解消することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成する為、ハウジング内
に遊星歯車機構を備え、かつ入力軸側の太陽歯車
(ピニオン)と、同芯の内歯々車との両者にかみ
合う遊星歯車を複数設け、この遊星歯車の軸間を
変位させる手段を設けたことにより、この軸間の
調整でかみ合いのバツクラツシユを解消した。
そしてハウジングにこの構成を2段に複合して
設け、入、出力軸を回転自在に支持して減速装置
を構成した。
実施例 図示例はピニオンに対し、180°対称の2ケ所に
遊星歯車を備え、ネジにより軸間調整を行うよう
にしたもので、5分の1の減速を2段にして25分
の1の高減速装置を示す。
以下に図面を参照してその一実施例を説明す
る。
尚第2図でハウジングは左右対称に位置する
が、構造説明の都合上、左側は止めネジ11の部
分、右側は止めネジ12,13の部分を示してい
る。
ハウジング1A,1B,1C及び環状の内歯々
車5A,5Bが4本づつの止めネジ11,12,
13により一体に固定され、夫々の内歯々車5
A,5Bは各ハウジング間の内周に位置してい
る。
ハウジング1Aの中心にベアリング9によつて
入力軸2が回転自在に支持され、その先端にピニ
オン21が形成してあつて、このピニオン21は
内歯々車5Aと同芯になつている。
ハウジング1Bの中心にベアリング9によつて
中介軸3が回転自在に支持されている。
この中介軸3には第4図にも示す通り、先端に
中心孔35、その両側に軸孔31′、内側の円形
溝33′と外側のスリ溝33、切欠き34、ネジ
孔36′、中間のピニオン37が形成してある。
軸孔31′には、切欠き34内でニードルベア
リング32を介して遊星歯車6Aを支持した軸3
1が嵌つている。
中心孔35にはピニオン21が嵌入し、遊星歯
車6Aが内歯々車5Aとピニオン21とかみ合つ
ている。
ネジ孔36′には調整ネジ36が進退自在に螺
合している。
ハウジング1Bの側方にはネジ36′と連通で
きる貫通孔10が設けてある。
ハウジング1Cの中心にはベアリング9によつ
て出力軸4が回転自在に支持されており、中心孔
45の底部でベアリング受け47上のニードルベ
アリング46により中介軸3の下端を回転自在に
支持している。
この出力軸4には第5図にも示す通り、先端に
中心孔45、その両側に軸孔41′、スリ溝43、
切欠き44、ネジ孔48が形成してある。
軸孔41′には、切欠き44内でニードルベア
リング42を介して遊星歯車6Bを支持した軸4
1が嵌つている。
中心孔45にはピニオン37が嵌入し、遊星歯
車6Bが内歯々車5Bとピニオン37とにかみ合
つている。
ネジ孔48′には調整ネジ(図示していないが、
上記調整ネジ36と同じ)が進退自在に螺合して
いる。
又図示していないが、ハウジング1Cにもネジ
孔48と連通できる貫通孔(上記貫通孔10と同
じ)が設けてある。
出力軸4の上部外周には拡がり防止用の環8が
座金により抜け止めされて嵌つている。
ハウジング1A,1Cの外側にはベアリング押
え7A,7Bがそれぞれ2本の止めネジ孔71で
固定してあり、ハウジング1Bにはベアリングを
押える板14が4本の止めネジ15で固定してあ
る。
91はベアリング9への予圧バネである。
動作は 入力軸2を回転させると、ピニオン21が一体
回転し、2つの遊星歯車6Aがピニオン21と内
歯々車5Aとの間を自転しつつ公転する。
この公転は軸31を介して中介軸3の減速回転
となる。
中介軸3の回転で、ピニオン37が一体回転
し、2つの遊星歯車6Bがピニオン37と内歯々
車5Bとの間を自転しつつ公転する。
この公転は軸41を介して出力軸4の減速回転
と成る。
即ち、入力軸2の回転が中介軸3に減速伝達さ
れ、更に中介軸3の回転が出力軸4に減速伝達さ
れる2段減速構造になつているので高減速が出来
る。
この2段減速回転は歯車のかみ合いによること
から、未調整の状態ではバツクラツシユによりガ
タが発生する。
そこで入力軸2を回してハウジング1Bの貫通
孔10を調整ネジ36と連通させ、ここからドラ
イバーを差し込んで調整ネジ36を回して進出さ
せることによりネジ36の先端がスリ溝他端に当
つてスリ溝33の巾が一方は増、他方は減と変化
して、遊星歯車6Aの軸31がピニオン21と同
芯の周方向に微量変位し2つの遊星歯車6Aが片
側に微量接近する。
この接近により、接近側は歯車のバツクラツシ
ユが解消しカミ合いがガタがなくなる。
そして2つの調整ネジ46をしめておくことに
より、使用中にゆるみが出ない。
尚、円形溝33′を軸方向に深く設けてあるの
は、軸31を周方向に姿勢を変えずに変位させる
為である。
同様に、入力軸2又は出力軸4を回してハウジ
ング1Cの貫通孔を調整ネジ(ネジ孔48′に螺
合している)と連通させ、ここからドライバーを
差し込んで調整ネジを回して進出させることによ
り、環8が拡がりを防止して2つのスリ溝43の
巾が一方は増、他方は減と変化して、遊星歯車6
Bの軸41がピニオン37と同芯の周方向に微量
変位し2つの遊星歯車6Bが片側に微量接近す
る。
この接近により、接近側は歯車のバツクラツシ
ユが解消しカミ合いガタが無くなる。
尚環8を出力軸4に嵌めてあるのは、このネジ
による調整時に出力軸4の上端が拡がることを防
止し、軸41を周方向に姿勢を変えずに変位させ
る為である。
変更例 上記例では遊星歯車を2個対称位置に設けたの
でバランス上有利であるが、遊星歯車2個に限ら
ず複数であれば良く、その位置も対称に限らず非
対称にすることも出来る。
又調整ネジ、ネジ孔等は1ケ所にしても良い。
そして遊星歯車の軸間を調整する手段として、
調整ネジをスリ溝の側方より進出させる構成とし
たが、スリ溝の外方よりクサビ若しくは先端テー
パネジ等を進出させる等、軸を周方向に変位させ
る手段が用いられる。
又中介軸のピニオン以下を無くし、中介軸と出
力軸を同様の形状にも出来る。
尚当然のことながら、入、出力軸を逆にすれば
増速装置として用いられる。
発明の効果 2段の遊星歯車機構を用いて20〜50分の1とい
うような高減速比が小型の構造で得られ、バツク
ラツシユによるガタが出ず、かつころがりの回転
により経時的摩耗も極めて小さく出来る。
そして減速比は1段で3〜9分の1に出来るの
で、これを2段に組合せて適宜に設定できる。
又調整ネジを用いれば調整も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例平面図、第2図はそ
のA−A断面図、第3図はハウジング1Aを除い
た平面図、第4図は中介軸の部品図、第5図は出
力軸の部品図を示し、 1A,1B,1C……ハウジング、2……入力
軸、3……中介軸、4……出力軸、5A,5B…
…内歯々車、6A,6B……遊星歯車、33,4
3……スリ溝、36……調整ネジである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジングに回転自在に支持し一端に第1ピ
    ニオンを設け、他端が突出した入力軸と、 第1ピニオンと同芯でハウジング内に設けた環
    状の第1内歯歯車と、 第1ピニオンと第1内歯歯車とにかみ合う複数
    の第1遊星歯車と、 第1遊星歯車を回転自在に支持し、ハウジング
    内に回転自在に支持された中介軸と、 中介軸に設けた第1遊星歯車支持部の遊星歯車
    間に形成した割り溝の巾を調整する手段と、 中介軸に設けた第2ピニオンと、 第2ピニオンと同芯でハウジング内に設けた環
    状の第2内歯歯車と、 第2ピニオンと第2内歯歯車とにかみ合う複数
    の第2遊星歯車と、 第2遊星歯車を回転自在に支持し、ハウジング
    に回転自在に支持されて一端が突出した出力軸
    と、 出力軸に設けた第2遊星歯車支持部の遊星歯車
    間に形成した割り溝の巾を調整する手段とを備
    え、 割り溝の巾を変化させて遊星歯車の軸を周方向
    に変位させ、軸間を調整するようにした高減速装
    置。
JP22254586A 1986-03-25 1986-09-19 高減速装置 Granted JPS63199944A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22254586A JPS63199944A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 高減速装置
US07/029,516 US4799396A (en) 1986-03-25 1987-03-25 Reduction gear

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22254586A JPS63199944A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 高減速装置

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Publication Number Publication Date
JPS63199944A JPS63199944A (ja) 1988-08-18
JPH0375784B2 true JPH0375784B2 (ja) 1991-12-03

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ID=16784119

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JP22254586A Granted JPS63199944A (ja) 1986-03-25 1986-09-19 高減速装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5807355B2 (ja) 2011-03-22 2015-11-10 セイコーエプソン株式会社 減速機、ロボットハンドおよびロボット
JP2012197875A (ja) 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 減速機
JP2012197874A (ja) 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 減速機
JP2012197916A (ja) 2011-03-23 2012-10-18 Seiko Epson Corp 減速機、ロボットハンド、およびロボット
JP6504643B2 (ja) 2014-08-13 2019-04-24 株式会社タイキ パックシート包装体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531756A (en) * 1976-05-06 1978-01-10 Flender A F & Co Power brach plain toothed wheel gearing

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JPS531756A (en) * 1976-05-06 1978-01-10 Flender A F & Co Power brach plain toothed wheel gearing

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JPS63199944A (ja) 1988-08-18

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