JPS60222640A - 遊星歯車減速機 - Google Patents

遊星歯車減速機

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JPS60222640A
JPS60222640A JP7999184A JP7999184A JPS60222640A JP S60222640 A JPS60222640 A JP S60222640A JP 7999184 A JP7999184 A JP 7999184A JP 7999184 A JP7999184 A JP 7999184A JP S60222640 A JPS60222640 A JP S60222640A
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planetary
planetary gear
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Kenji Ogawa
健二 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、遊星歯車減速機の改良に関する。
[背景技術] 第8図には本発明に最も近い従来装置が示されている。
この図において、駆動軸1に取付けられた太陽歯車2の
周囲には複数の第1の遊星歯車3が噛み合わされ、この
第1の遊星歯車3と同軸上の第2の遊星歯車4は駆動軸
1を中心に回転するキャリア5に保持され、前記ti4
1の遊星歯車3は固定内歯車6に噛み合わされるととも
に、前記第2の遊星歯車4は出力用内歯車7に噛み合わ
され、出力用内歯車7には出力軸8が取付けられている
このような従来装置は、部品点数が少なく、小型で、し
かも簡単に大きな減速比が得られるという特徴を有する
反面、キャリア5により第1、第2の遊星歯車3,4を
保持させていたために次のような問題点を有していた。
即ち、■キャリア5が遊星歯車3.4の配置位置を機械
的に規制しているが、この際、キャリア5の加工上1組
立上の精度には限界がある。従って、キャリア5により
遊星歯車3.4を保持させるときには各遊星歯車3.4
に働く荷重を均等にし、各噛合部の噛合い状態を正常な
状態にすることが実際上困難である。(シキャリア5を
設ければそれだけ構造が複雑となり小型化にも限界があ
る。
[発明の目的] 本発明の目的は、各遊星歯車に働く荷重を均等にするこ
とが容易であり、正常な噛合い状態を実視し易く、しか
も、構造が簡単で小型化も容易な遊星歯車減速機を提供
することにある、[発明の構成] そのため、本発明は、駆動が与えられる太陽歯車と、太
陽歯車の回転により太陽歯車の周囲を遊星運動し且つ互
いに同一軸線上に配された複数の第1および第2の遊星
歯車と、第1の遊星歯車に噛み合うよう第1の遊星歯車
の外側に固定的に配置された固定内歯車と、第2の遊星
歯車と噛み合うよう第2の遊星歯車の外側に回転可能に
配置されるとともに出力が取り出される出力用内歯車と
、第1および第2の遊星歯車の回転軸と垂直で且つ第1
および第2の遊星歯車と一体化された当接垂直面と、各
当接垂直面に当接して第1および第2の遊星歯車の回転
軸のねじれを規制するねじれ規制用垂直面と、を設け、
従来必要不可欠と考えられていた遊星歯車の回転軸を保
持するためのキャリアを排除し、その代り、前記当接垂
直面とねじれ規制用垂直面とにより各w41および第2
の、遊星歯車に作用する士負荷(ねじれ負荷)を受持た
せ、これにより第1および第2の遊星歯車と。
これら遊星歯車に噛み合う各歯車部との間における正常
な噛み台い運動を可能にして前記目的を達成しようとす
るものであうる。
[実施例の説明J 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2図には本発明に係る遊星歯車減速機の第1実施
例が示されている。これらの図において、モータ11の
駆動軸12には回転体13が固定され、回転体13の周
面に形成された太陽歯車14には駆動が与えられるよう
になっている。また、前記回転体13には駆動軸12を
中心軸とする円周面状の第1の内側位置規制用ローラ面
15が形成され、回転体13は金属製或いは合成樹脂製
等とされている。
この太陽歯車14の周囲には互いに120度の等間隔で
合計3個の第1の遊星歯車16が太陽歯車14と噛み合
うよう配置されるとともに、この第1の遊星歯車16よ
り歯数の少ない第2の遊星歯車17が回転軸を共通にし
て即ち同一軸線上に配置され、これら両道星歯車16お
よび17は互いに同一の遊星体18の周面に一体的に形
成されている。この遊星体18の両端側には夫々第1の
轡接周面19および第2の当接周面20が遊星歯!16
.17と同一〇状に形成され、また、第1およ □び第
2の遊星歯車16および17の間には遊星体18の周方
向に沿って所定の幅の溝部21が形成され、この溝部2
1の互いに向い合う両側面によ 。
り当接垂直面22が形成され、このような遊星体18は
合成樹脂が型成形される等して一体的に形 成される等
している。なお、ここにおいて、前記当接周面19.2
0は遊星歯車18.17のピッチ円16A、17Aの近
傍にこれと同心状に形成されている。
前記3個の第1の遊星歯車16の更に外側にはこれら3
個の第1の遊星歯車16の全てに噛み合う固定内歯車2
4が配置され、この固定内歯車24は略有底円筒体状に
形成された固定盤25の内周面に一体的に形成され、固
定盤25は取付板26を介して前記モータ11に固定さ
れている。また、前記内周面には第1の外側位置規制用
ローラ面29が形成され、このローラ面29には前記第
1の当接周面19が当接されている。従って、第1の当
接周面19は前記第1の内側位置規制用ローラ面15お
よび第1の外側位置規制用ローラ面29間に挟持された
状態となっている。
一方、前記第2の遊星歯車17の更に外側には出力用内
歯車31が配置され、出力用内歯車31は全てのWIJ
2の遊星歯車17と噛み合わされている。出力用内歯車
31は回転盤32の内周面に形成され、この回転盤32
は前記固定盤25および固定盤25の開口端に取付けら
れた軸受キャップ33により固定@25に駆動軸12と
同一軸線上を回転自在に保持されている。また、第2の
外側位置規制用ローラ面35が第2の遊星歯車17と同
心状に形成され、この第2の外側位置規制用ローラ面3
゛5は前記第2の当接周面20に当接されている。第2
の当接周面20の第2の外側位置規制用ローラ面35と
反対側(即ち太陽歯車16の径方向の内側)からは第2
の内側位置規制用ローラ面36が当接され、この第2の
内側位置規制用ローラ面36は前記駆動軸12の先端部
に遊被嵌された位置規制体37の外周面に形成されてい
る。従って、前記第2の当接周面20は第2の外側位置
規制用ローラ面35および第2の内側位置規制用ローラ
面36の間に挟持された状態となっている。
各遊星体18の溝部21内には所定の厚さの金属板等よ
りなるねじれ規制プレート39が挿入されている。この
ねじれ規制プレート39は前記回転体13の小径部に遊
被嵌されるとともに、第2図に示されるように、略円盤
状に形成され、その外周部には周方向120度の等間隔
で円弧状の切欠部40が形成され、この切欠部40内に
前記溝部21が挿入されている。ねじれ規制プレート3
9の両側面はねじれ規制用垂直面41とされ、このねじ
れ規制用垂直面41が前記当接垂直面22と当接するこ
とにより各第1の遊星歯車16および第2の遊星歯車1
7の回転軸の方向が駆動軸12と平行な方向に規制され
るようになっている。即ち、遊星歯車16.17に採用
する士負荷が受持たれるようになっている。また、回転
盤32の中心部には出力軸42が形成条れている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
モータ11に駆動されて太陽歯車14が回転すると、固
定内歯車24が固定されているため第1の遊星歯車16
は太陽歯車14の周囲を遊星運動する。この遊星運動は
第2の遊星歯車17に噛み合う出力用内歯車31へと伝
達され、この際の内歯車24 、31.遊星歯車16.
17間の差動で減速される。減速比は、太陽歯車14の
歯数をa、第1の遊星歯車16の歯数をb、固定内歯車
24の歯数をC1第2の遊星歯車17の歯数をd、出力
用内歯車31の歯数をeとしたとき次式%式% ここで、具体的に幾つかの減速比を示すと表−1の通り
である。
表−1 なお、前表は第1、第2の遊星歯車16.17(即ち遊
星体1B)が太陽歯車14の周囲に120度の等間隔で
3個配置されている場合であるが、180度の等間隔で
2個、また、90度の等間隔で、4偏設けられ、他は第
1.2図に示される実施例と同様に構成される場合につ
いての減速比は夫々表−2、表−3の通りである。
第1の遊星歯車16および第2の遊星歯車17は2個の
場合・ 表−2 第1の遊星歯車16および第2の遊星歯車17が4個の
場合。
表−3 また、表=1、表−2、および表−3のいずれの場合に
あっても、装置全長(出力軸42を除く)は表−4の通
りである。
表−4 第1、第2の遊星歯車16.17太陽歯車14の周方向
(回転方向)の間隔は、これら遊星歯車16.17に噛
み合う太陽歯車14、固定内歯車24、回転盤32によ
り規制され、第1の遊星歯車16.17の太陽歯車14
の径方向の位置は、第1の当接周面19とこの当接周面
19が略転がり移動する第1の内側位置規制用ローラ面
15および第1の外側位置規制用ローラ面29と、第2
の当接周面20とこの第2の当接周面20が略転がり゛
移動する第2の内側位置規制用ローラ面36および第2
の外側位置規制用ローラ面35とにより位置規制される
また、第1、第2の遊星歯車16.17が遊星運動を行
う際に、これらの両歯車16.17には±負荷が作用す
る。即ち、第3肉には第、lの遊星歯車16および第2
の遊星歯車17を太陽歯車14の径方向外側から中心の
太陽歯車14に向って見た図が示されているが、この図
において、第1の遊星歯車16と第2の遊星歯車17と
には夫々反対方向の負荷が生じ、これがため、第1の遊
星歯車16°および第2の遊星歯車17の夫々の噛み合
い部に対称的に歯筋方向片当りを生じさせようとするこ
とになる。しかしながら、本実施例゛では、各第1の遊
星歯車16および第2の遊星歯車17間には前記溝部2
1が設けられるとともに、この溝部21内にはねじれ規
制プレート39が挿入され、第1の遊星歯車16および
第2の遊星歯車17の回転軸と垂直な方向の当接垂直面
22およびね′じれ規制用垂直面41が前記士負荷に抗
して第1の遊星歯車16および第2の遊星歯車17の適
正方向に保ち、従って、前述のような片当りが生じない
ようになっている。
このような本実施例によれば次のような効果がある。
前出の表−1〜表−3に示されるように、例えば固定内
歯車24の歯数を何ら変更することなく、二相から四桁
までの広い範囲にわたる大きな減速比を容易に得ること
ができる。しかも、前述のように、第1、第2の遊星歯
車16.17の噛み合い部に片当りを生じさせないため
、噛み合い状態が常に適切に維持され、例えば、騒音、
発熱、効率低下、歯面の異常摩耗といった問題点が解消
されている。
また、従来必要不可欠と考えられていたキャリアが排除
されているため、キャリアを設けた場合の加工や組立て
上の困難性も解消され、小型化も容易になり、特に従来
は遊星歯車間の力(噛み合い状S)の配分を均等にする
ことが極めて困難な課題であったが、キャリアを排除し
たため、各遊星歯車16.17間の力の配分を均等にす
ることが容易となり、この点からも効率が向上し、騒音
等がないという効果がある。
また、遊星歯車16.17(遊星体18)は成形品とし
て成形するに適し、切削加工により形成した場合と異な
り同一形状の多数の製品を量産することが容易である。
更に、キャリアを設けた場合には各遊星歯車16.17
の周方向の軸間距離(周方向の間隔)がキャリアにより
厳密に規定されてしまうため、第1の遊星歯車16およ
び第2の遊星歯車17についてはす歯歯車を採用するこ
とが困難或いは不可能であったが、前記実施例ではキャ
リアが設けられていないため、即ち、各遊星歯車16.
17の軸間距離が固定的に規制されているものではない
ため、はす歯歯車を採用して、騒音を一層減少′させる
ことができる等の効果もある。
また、キャリアを排する等して極めて構造を簡単なもの
としたため、小型化が一層容易となり、しかも第1、第
2の遊星歯車16.17を薄型とすることができる。第
1、第2の遊星歯車16゜17が薄型とされると、第3
図に示されるように、士負荷の作用点が近接され、ねじ
りモーメントを減少され、第1、第2の遊星歯車16.
17の噛み合い部の片当り等を防止する上で一層有利で
かある。
次に、前記以外の実施例につき説明するが、前記実施例
と同−若しくは近似する部分は同一符号を用い説明を省
略若しくは簡略にする。
第4図には第2実施例が示され、図中、モータ11には
有底円筒体状のケーシング43が固定され、このケーシ
ング43の内周面には固定リング44が固定され、固定
リング44の内周面には第1の遊星歯車16と噛み合う
固定内歯車24および第1の当接周面19が略転がり接
触する第1の外側位置規制用ローラ面29が形成されて
いる。
また、溝部21内に挿入されるねじれ規制プレート45
は、所定の厚さの円環状の平板であり、このねじれ規制
プレート45の両側面がねじれ規制用垂直面41とされ
るとともに、ねじれ規制プレート45の中央中空部46
側から溝部21が挿入され、別言すれば、溝部21の外
側よりねじれ規制プレート45が挿入されて第1、第2
の遊星歯車16.17の回転軸のねじれが防止されるよ
うになっている。このような第2実施例にあっても前記
第1実施例と略同様の作用、効果を奏することができる
第5図には第3実施例が示されている。第3実施例にあ
っては、その遊星体51の第1の遊星歯車16および第
2の遊星歯車17の間に位置する周面には突条状の当接
周面53が形成され、一方、駆動軸12には規制ローラ
54が遊被嵌・され、この規制ローラ54の外周面が位
置規制用ローラ面55とされ、こ、のローラ面55は当
接周面53の内側に常時当接され、一方、当接周面53
の外側にはローラ面は配置されていない、また。
更に、遊星体51の両端面が夫々当接垂直面56.57
とされるとともに、固定盤25および回転盤32の互い
に向い合う垂直面がねじれ規制用垂直面58.59とさ
れ、当接垂直面56はねじれ規制用垂直面58に当接さ
れ、当接垂直面57はねじれ規制用垂直面59に当接さ
れ、別言すれば、両ねじれ規制用垂直面58.59によ
り遊星 ゛体51がその回転軸の両端側から挟持されて
遊星体51に作用する士負荷が受持たれるようになりて
いる。
このように、当接周面53の内側にのみ位置規制ローラ
面55を設けることにより、特に精密送りに適したがた
無しとすることができ、また、減速機としての強度を向
上させることができる。この第3実施例では、遊星体5
1および規制ローラ54の少なくとも何れか一方を弾性
体とすることで遊星体51が外側(内歯車24.31側
)に押しつけられるようになっていてもよい。
また、遊星体51の中心部は中空部52とされている。
キャリアを排除することができたため。
中空部52を設けて一層の軽量化を図ることができる。
第6図には第4実施例が示されいる。この第4実施例で
は、回転接触部が転がり接触するよう工夫されている。
即ち、遊星体60の両端側には夫々軸受盤61.62が
固定され、この軸受盤61.62の夫々の外周面が当接
周面63.64とされており、これら両当接″周面63
.64は共に第1の遊星歯車16および第2の遊星歯車
17のピッチ円16Aおよび17Aと一致している。
従って、第1の当接周面63は第1の内側位置規制用ロ
ーラ面15および第1の外側位置規制用ローラ面29の
夫々の上を転がり移動し、また、第2の当接周面64は
第2の内側位置規制用ローラ面36および第2の外側位
置規制用ローラ面35の夫々の上を転がり移動するよう
になっている。
更に、軸受盤61および軸受盤62は夫々転動球65お
よび66を介して受板67および68に対して回転自在
であり、受板67および68の夫々の背面側が当接垂直
面69および7oとされている。これら垂直当接面69
およびリングプレート72は夫々円環状のりングプレー
)71および72に当接され、これらリングプレート7
1および72の互いに向い合う側面がねじれ規制用垂直
面73および74とされている。ねじれ規制用垂直面7
3および74は転動球75および76を介して固定円環
板77および回転盤32の夫々に駆動軸12を回転中心
として回転自在に取付けられており、従って、遊星体6
0は完全な転がり移動状態で駆動軸12の周囲を遊星運
動するようになっている。更に、回転盤32は軸受78
を介して軸受キャップ33に取付けられており、これら
の点から、この第4実施例は極めて各部の回転が滑らか
なものとなっている。
第7図には第5実施例が示されている。この第5実施例
では、遊星体80の両端側にリング体81および82が
被嵌固定され、リング体81および82の周面および端
面が夫々第1、第2の当接周面83,84および当接垂
直面85.88とされている。また、この実施例におい
ても前記第4実施例と同様に、第1、第2の当接周面8
3,84は第1、第2の遊星歯車I6,17のピッチ円
16A、17Aと一致している。また、当接垂直面85
は固定円環盤77の側面であるねじれ規制用垂直面90
に当接している。このような第5実施例にあっても、前
記各実施例と略同様の作用、効果を奏する他、当接周面
83.84を前記ピッチ円16A、17Aと一致させる
ことが組立上容易であるという効果がある。
なお、実施にあたり、太陽歯車14に噛合うのは第1の
遊星歯車16ではなく第2の遊星歯車17であってもよ
いし、更には、第1および第2の遊星歯車16および1
7の何れにも太陽歯車14は噛合わされず、太陽歯車1
4と噛合うための第3の遊星歯車が設けられていてもよ
い、また、第1および゛第2の遊星歯車16および17
は互いに歯数も歯形も全く同一で外観上一体化されてお
り、ただ噛合い部のみの違いから区別されるものであっ
ても友い。
また、当接周面19,20,53,63.64.83,
84は必ずしもピッチ円16A、17A上若しくはこれ
らと同心状でその近傍に配置されている場合に限らない
が、このような場合には前述のように転がり移動し易い
という効果がある。但し、第3実施例のように、当接周
面53の内側にのみ位置規制用ローラ面55が配置され
ている場合には転がり移動するか否か自体が問題となら
ない。
更には、出力軸42のトルクが大きくないとき □には
当接周面19,20,53,63,64,83.84を
も不用とすることができる。但し、出力軸42のトルク
が大きいときにはこれら当接周面19,20,53,6
3,64,83.84および位置規制用ローラ面15,
29,35,36.55により各部1および第2の遊星
歯車16および17の太陽歯車14の径方向についての
位置規制を行うことが望ましく、いずれのものとするか
は遊星歯車減速機の用いられる分野、状況等により選択
すればよい。
[発明の効果] 上述のように本発明によれば、各遊星歯車に働く荷重を
均等にすることが容易であり、正常な噛合い状態を実現
し易く、しかも、構造が簡単で小型化も容易な遊星歯車
減速機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第i5!Jは本発明に係る遊星歯車減速機のMl実施例
を示す断面図、第2図は第1図のII −II線に従う
矢視断面図、第3図は前記第1実施例の要部を示す平面
図、j@4 、5,6、および7図は夫々@2,3 、
a、および5実施例を示す断面図、第8図は従来の遊星
歯車減速機を示す概略構成図である。 12・・・駆動軸、 14・・・太陽歯車、 15.29,35,36.55・・・位置規制用ローラ
面、 16・・・w41の遊星歯車。 16A・・・Mlの遊星歯車のピッチ円。 17・・・第2の遊星歯車、 18.51.60・・・遊星体、 19.20.53.63.64.83.84・・・当接
周面、 21・・・溝部、 22.56.57,85.86・・・当接垂直面、24
・・・固定内歯車、 31・・・出力用内歯車、 39.45・・・ねじれ規制プレート、41.58.5
9・・・ねじれ規制用垂直面、81.82・・・リング
体。 代理人 弁理士 木下 実三 (ほか1名)第1図 第2図 5 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)駆動が与えられる太陽歯車と、太陽歯車の回転に
    より太陽歯車の周囲を遊星運動し且つ誓いに同一軸i上
    に配された複数の第1および第2の遊星歯車と、第1の
    遊星歯車に噛み合うよう第1の遊星歯車の外側に固定的
    に配置された固定内歯車と、第2の遊星歯車と噛み合う
    よう第2の遊星歯車の外側に回転可能に配置されるとと
    もに出力が取り出される出力用内歯車と、第1および第
    2の遊星歯車の回転軸と垂直で且つ第1および第2の遊
    星歯車と一体化された当接垂直面と、当接垂直面に当接
    して第1および第2の遊星歯車の回転軸のねじれを規制
    するねじれ規制用垂直面と、が備えられていることを特
    徴とする遊星歯車減速機。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記当接垂直面
    は第1および第2の遊星歯車間に形成された所定の−の
    溝部の両側面よりなるとともに、前記ねじれ規制用垂直
    面は前記溝部内に挿入されるねじれ規制プレートの両側
    面よりなることを特徴とする遊星歯車減速機。 (3)特許請求の範囲第1項において、前記第1および
    第2の遊星歯車と同心状に形成され且つ第1および第2
    の遊星歯車に一体化された当接周面と、当接周面の太陽
    歯車を中心としたときの径方向の内側および外側の少な
    くとも何れが一方に当接して第1および第2の遊星歯車
    の太陽歯車の径方向について位置規制する位置規制用ロ
    ーラ面と、が設けられていることを特徴とする遊星歯車
    減速機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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