JPH037564Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037564Y2 JPH037564Y2 JP1986008386U JP838686U JPH037564Y2 JP H037564 Y2 JPH037564 Y2 JP H037564Y2 JP 1986008386 U JP1986008386 U JP 1986008386U JP 838686 U JP838686 U JP 838686U JP H037564 Y2 JPH037564 Y2 JP H037564Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing belt
- timing
- pulley
- belt cover
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、エンジンのタイミングベルトカバー
の構造、特にタイミングベルトカバーの振動騒音
防止構造に関するものである。
の構造、特にタイミングベルトカバーの振動騒音
防止構造に関するものである。
従来、クランクシヤフトからタイミングベルト
を介してカムシヤフトその他の補機類を駆動する
内燃機関において、このタイミングベルト及びこ
れを保護するタイミングベルトカバーは、第２図
に示すような構造となつている。すなわち、エン
ジン本体１のクランクシヤフトに取付けたタイミ
ングプーリー１１とカムシヤフトに取付けたタイ
ミングプーリー４，５にタイミングベルト３を張
架し、このタイミングベルト３の周囲をタイミン
グベルトカバー２で囲んでこのタイミングベルト
３を保護するようにしている。上記のような構造
においては、タイミングベルト３を張架する場合
に各プーリー間にスパンの長い箇所ができること
は避けられず、そのためエンジン運転中にこのタ
イミングベルト３のスパン部分が振動して音を発
し、この振動音がタイミングベルトカバー２を共
鳴箱とし増幅され騒音となることがある。
を介してカムシヤフトその他の補機類を駆動する
内燃機関において、このタイミングベルト及びこ
れを保護するタイミングベルトカバーは、第２図
に示すような構造となつている。すなわち、エン
ジン本体１のクランクシヤフトに取付けたタイミ
ングプーリー１１とカムシヤフトに取付けたタイ
ミングプーリー４，５にタイミングベルト３を張
架し、このタイミングベルト３の周囲をタイミン
グベルトカバー２で囲んでこのタイミングベルト
３を保護するようにしている。上記のような構造
においては、タイミングベルト３を張架する場合
に各プーリー間にスパンの長い箇所ができること
は避けられず、そのためエンジン運転中にこのタ
イミングベルト３のスパン部分が振動して音を発
し、この振動音がタイミングベルトカバー２を共
鳴箱とし増幅され騒音となることがある。
このような騒音を防止しようとして、タイミン
グベルトカバー取付部に弾性材を用い、上記振動
による音の発生を吸収しようとしたものが知られ
ている（実公昭53−145013号公報、実公昭56−
175529号公報参照）。
グベルトカバー取付部に弾性材を用い、上記振動
による音の発生を吸収しようとしたものが知られ
ている（実公昭53−145013号公報、実公昭56−
175529号公報参照）。
しかしながら、タイミングベルトカバーは通常
樹脂の成形品又は鋼板のプレス品であり、比較的
剛性が低いため、上記従来装置のようなカバー取
付部の弾性材のみでは、前記タイミングベルトの
振動に基づく騒音の発生を充分に吸収することが
できないという問題があつた。
樹脂の成形品又は鋼板のプレス品であり、比較的
剛性が低いため、上記従来装置のようなカバー取
付部の弾性材のみでは、前記タイミングベルトの
振動に基づく騒音の発生を充分に吸収することが
できないという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑み、タイミングベルトの
振動による騒音の発生を充分に防止することので
きるタイミングベルトカバーを提供しようとする
ものである。
振動による騒音の発生を充分に防止することので
きるタイミングベルトカバーを提供しようとする
ものである。
上記の問題点を解決するための本考案の構成を
その実施例に対応する第１図を参照して説明す
る。
その実施例に対応する第１図を参照して説明す
る。
本考案は、クランクシヤフトに取付けたクラン
クシヤフトタイミングプーリー１１とそれぞれの
カムシヤフトに取付けたカムシヤフトタイミング
プーリー４，５とにタイミングベルト３を張架
し、このタイミングベルト３の周囲をタイミング
ベルトカバー２で囲んだエンジンのタイミングベ
ルトカバーにおいて、前記タイミングベルトカバ
ー２内壁の、前記タイミングベルト３の前記各タ
イミングプーリー１１，４，５間のスパン部分３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに対応する位置２ａ，２
ｂ，２ｃ，２ｄに、防振用のフイン８をそれぞれ
設けたことを特徴とするものである。
クシヤフトタイミングプーリー１１とそれぞれの
カムシヤフトに取付けたカムシヤフトタイミング
プーリー４，５とにタイミングベルト３を張架
し、このタイミングベルト３の周囲をタイミング
ベルトカバー２で囲んだエンジンのタイミングベ
ルトカバーにおいて、前記タイミングベルトカバ
ー２内壁の、前記タイミングベルト３の前記各タ
イミングプーリー１１，４，５間のスパン部分３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに対応する位置２ａ，２
ｂ，２ｃ，２ｄに、防振用のフイン８をそれぞれ
設けたことを特徴とするものである。
上記構成からなる本考案においては、エンジン
運転時に、タイミングベルト３のスパン部分３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ、が振動するようになつて
も、これを囲んでいるタイミングベルトカバー２
の内壁の、前記スパン部分に対応する位置にある
フイン８が、タイミングベルトカバー２の前記振
動に共鳴するのを阻止するので、この振動音が拡
大されて騒音となることが防止される。
運転時に、タイミングベルト３のスパン部分３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ、が振動するようになつて
も、これを囲んでいるタイミングベルトカバー２
の内壁の、前記スパン部分に対応する位置にある
フイン８が、タイミングベルトカバー２の前記振
動に共鳴するのを阻止するので、この振動音が拡
大されて騒音となることが防止される。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。第
２図において、１はエンジン本体であり、このエ
ンジン本体１から突出する図示しないクランクシ
ヤフトにはクランクシヤフトタイミングプーリー
１１が取付けられ、また同じく図示しない各カム
シヤフトにはカムシヤフトタイミングプーリー４
及び５が取付けられ、これらのタイミングプーリ
ー１１，４，５間にタイミングベルト３が張架さ
れている。またクランクシヤフトタイミングプー
リー１１とカムシヤフトタイミングプーリー４と
の間には調整アイドラプーリー１３が、カムシヤ
フトタイミングプーリー４，５間には固定アイド
ラプーリー１２がそれぞれ設けられ、タイミング
ベルト３全体に張力を与えるようにしている。さ
らにクランクシヤフトタイミングプーリー１１と
カムシヤフトタイミングプーリー５との間には、
ウオーターポンププーリー２１が設けられ、タイ
ミングベルト３により図示しないウオータポンプ
を駆動するようにしている。図中１４はサージタ
ンク、１５はインテークマニホルド、１６はスロ
ツトルボデイである。
２図において、１はエンジン本体であり、このエ
ンジン本体１から突出する図示しないクランクシ
ヤフトにはクランクシヤフトタイミングプーリー
１１が取付けられ、また同じく図示しない各カム
シヤフトにはカムシヤフトタイミングプーリー４
及び５が取付けられ、これらのタイミングプーリ
ー１１，４，５間にタイミングベルト３が張架さ
れている。またクランクシヤフトタイミングプー
リー１１とカムシヤフトタイミングプーリー４と
の間には調整アイドラプーリー１３が、カムシヤ
フトタイミングプーリー４，５間には固定アイド
ラプーリー１２がそれぞれ設けられ、タイミング
ベルト３全体に張力を与えるようにしている。さ
らにクランクシヤフトタイミングプーリー１１と
カムシヤフトタイミングプーリー５との間には、
ウオーターポンププーリー２１が設けられ、タイ
ミングベルト３により図示しないウオータポンプ
を駆動するようにしている。図中１４はサージタ
ンク、１５はインテークマニホルド、１６はスロ
ツトルボデイである。
前記タイミングベルト３の周囲はこれを保護す
るため、タイミングベルトカバー２で囲まれてい
る。
るため、タイミングベルトカバー２で囲まれてい
る。
第２図を参照すると、前記タイミングベルトカ
バー２の内壁部には所要個所に防振用のフイン８
が設けられている。すなわち、前記タイミングベ
ルト３の、プーリー１１とアイドラプーリー１３
間のスパン部分３ａ、プーリー４とアイドラプー
リー１２間のスパン部分３ｂ、アイドラプーリー
１２とプーリー５間のスパン部分３ｃ及びウオー
ターポンププーリー２１とプーリー１１間のスパ
ン部分３ｄにそれぞれ対応する、前記タイミング
ベルトカバー２の内壁の各部分２ａ，２ｂ，２ｃ
及び２ｄに、適当数の防振用のフイン８を内方に
向けて突設させている。
バー２の内壁部には所要個所に防振用のフイン８
が設けられている。すなわち、前記タイミングベ
ルト３の、プーリー１１とアイドラプーリー１３
間のスパン部分３ａ、プーリー４とアイドラプー
リー１２間のスパン部分３ｂ、アイドラプーリー
１２とプーリー５間のスパン部分３ｃ及びウオー
ターポンププーリー２１とプーリー１１間のスパ
ン部分３ｄにそれぞれ対応する、前記タイミング
ベルトカバー２の内壁の各部分２ａ，２ｂ，２ｃ
及び２ｄに、適当数の防振用のフイン８を内方に
向けて突設させている。
上記のように構成された本実施例において、エ
ンジンの運転時には、タイミングベルト３の走行
によりその各プーリー間のスパン部分３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄが振動するようになり振動音を発
する。しかしタイミングベルトカバー２の、前記
スパン部分３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに対応する部
分２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄにはそれぞれ防振用の
フイン８が突設されているので、この部分が補強
されて剛性を増しそのためタイミングベルトカバ
ー２が前記タイミングベルト３の振動に共鳴する
ことが阻止される。したがつて、従来のタイミン
グベルトカバー構造のようにこのタイミングベル
トカバー２が共鳴箱の作用をして振動音を増幅し
て騒音を発生することを防止することができる。
ンジンの運転時には、タイミングベルト３の走行
によりその各プーリー間のスパン部分３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄが振動するようになり振動音を発
する。しかしタイミングベルトカバー２の、前記
スパン部分３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄに対応する部
分２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄにはそれぞれ防振用の
フイン８が突設されているので、この部分が補強
されて剛性を増しそのためタイミングベルトカバ
ー２が前記タイミングベルト３の振動に共鳴する
ことが阻止される。したがつて、従来のタイミン
グベルトカバー構造のようにこのタイミングベル
トカバー２が共鳴箱の作用をして振動音を増幅し
て騒音を発生することを防止することができる。
本考案は以上のように、タイミングベルトカバ
ー内壁に防振用フインを設けてあるので、このフ
インによりタイミングベルトカバーの剛性が増し
その内部に収容するタイミングベルトが振動して
音を発しても、これに共鳴して前記振動音を増幅
することが阻止されるので、騒音の発生を防止す
ることができる。そして上記の騒音防止効果は、
タイミングベルトカバーに単にフインを設けるこ
とにより達成できるので、従来のように防振のた
めに特別の弾性部材を必要とせず、したがつて部
分点数も少なく前記防振、防音効果が簡単な構造
で得られるものとなる。
ー内壁に防振用フインを設けてあるので、このフ
インによりタイミングベルトカバーの剛性が増し
その内部に収容するタイミングベルトが振動して
音を発しても、これに共鳴して前記振動音を増幅
することが阻止されるので、騒音の発生を防止す
ることができる。そして上記の騒音防止効果は、
タイミングベルトカバーに単にフインを設けるこ
とにより達成できるので、従来のように防振のた
めに特別の弾性部材を必要とせず、したがつて部
分点数も少なく前記防振、防音効果が簡単な構造
で得られるものとなる。
第１図は本考案の実施例の縦断面図、第２図は
本考案の上記実施例を組込んだエンジン部分の全
体図である。 １……エンジン本体、２……タイミングベルト
カバー、２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ……ベルトスパ
ン対応部分、３……タイミングベルト、３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄ……ベルトスパン部分、４，５…
…カムシヤフトタイミングプーリー、８……防振
用フイン、１１……クランクシヤフトタイミング
プーリー。
本考案の上記実施例を組込んだエンジン部分の全
体図である。 １……エンジン本体、２……タイミングベルト
カバー、２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ……ベルトスパ
ン対応部分、３……タイミングベルト、３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄ……ベルトスパン部分、４，５…
…カムシヤフトタイミングプーリー、８……防振
用フイン、１１……クランクシヤフトタイミング
プーリー。
Claims (1)
- クランクシヤフトとカムその他の補機類のシヤ
フトとにそれぞれタイミングプーリーを取付け、
該プーリー間にタイミングベルトを張架し、該タ
イミングベルトの周囲をタイミングベルトカバー
で囲んだエンジンのタイミングベルトカバーにお
いて、前記タイミングベルトカバー内壁の、前記
タイミングベルトの前記各プーリー間のスパン部
分に対応する位置に、防振用のフインを設けたこ
とを特徴とするエンジンのタイミングベルトカバ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986008386U JPH037564Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986008386U JPH037564Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62122156U JPS62122156U (ja) | 1987-08-03 |
| JPH037564Y2 true JPH037564Y2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=30792713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986008386U Expired JPH037564Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037564Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5741373U (ja) * | 1980-08-19 | 1982-03-05 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS602393Y2 (ja) * | 1980-11-15 | 1985-01-23 | ヤンマーディーゼル株式会社 | ディ−ゼル機関のギアケ−ス構造 |
| JPS59196535U (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | トヨタ自動車株式会社 | 低騒音エンジン |
-
1986
- 1986-01-25 JP JP1986008386U patent/JPH037564Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5741373U (ja) * | 1980-08-19 | 1982-03-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62122156U (ja) | 1987-08-03 |
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