JPH0517415Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0517415Y2 JPH0517415Y2 JP1986074421U JP7442186U JPH0517415Y2 JP H0517415 Y2 JPH0517415 Y2 JP H0517415Y2 JP 1986074421 U JP1986074421 U JP 1986074421U JP 7442186 U JP7442186 U JP 7442186U JP H0517415 Y2 JPH0517415 Y2 JP H0517415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake duct
- engine
- cover
- air cleaner
- carburetor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、耕耘機等に搭載するエンジンのエ
アークリーナ装置に関するものである。
アークリーナ装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術とその問題点
耕耘機等に搭載されるエンジンでは、エアーク
リーナとキヤブレターとをゴム等の弾性体のホー
スで連結しているが、こうすると、ホースはこの
部分で宙ぶらりんになり、エンジンの振動と共振
して振動、騒音の原因になるとともに、耐久性の
低下をもたらせる。
リーナとキヤブレターとをゴム等の弾性体のホー
スで連結しているが、こうすると、ホースはこの
部分で宙ぶらりんになり、エンジンの振動と共振
して振動、騒音の原因になるとともに、耐久性の
低下をもたらせる。
この考案は、このような課題を解決するもので
あつて、この連結ホースの部分の振動、騒音を抑
えるとともに、併せて副次的な効果をも派生させ
るようにしたものである。
あつて、この連結ホースの部分の振動、騒音を抑
えるとともに、併せて副次的な効果をも派生させ
るようにしたものである。
(ハ) 問題点を解決するための手段
以下の課題の下、この考案は、エンジンのエア
ークリーナをマフラーが設けられる機壁側と反対
側で、かつ、極力離した対角線的位置に設置する
とともに、このエアークリーナとキヤブレターと
を弾性体の吸気ダクトで連結したエンジンのエア
ークリーナ装置において、前記吸気ダクトと、こ
の吸気ダクトのカバー部材であつて、機壁との間
に介在部を有してキヤブレターの周りを覆い隠す
カバーとを弾性体で一体的に形成したことを特徴
とするエンジンのエアークリーナ装置を提供した
ものである。
ークリーナをマフラーが設けられる機壁側と反対
側で、かつ、極力離した対角線的位置に設置する
とともに、このエアークリーナとキヤブレターと
を弾性体の吸気ダクトで連結したエンジンのエア
ークリーナ装置において、前記吸気ダクトと、こ
の吸気ダクトのカバー部材であつて、機壁との間
に介在部を有してキヤブレターの周りを覆い隠す
カバーとを弾性体で一体的に形成したことを特徴
とするエンジンのエアークリーナ装置を提供した
ものである。
(ニ) 作用
以上の手段をとることにより、カバーは機壁に
当接してエンジンとの共振が避けられるから、大
きな振動、騒音が抑制される。また、吸気ダクト
とキヤブレターの周りが弾性体のカバーで覆われ
るから、他のものに当たつてもこれを傷付けない
緩衝体となる。
当接してエンジンとの共振が避けられるから、大
きな振動、騒音が抑制される。また、吸気ダクト
とキヤブレターの周りが弾性体のカバーで覆われ
るから、他のものに当たつてもこれを傷付けない
緩衝体となる。
(ホ) 実施例
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
するが、第1図は吸気ダクトの一部断面平面図、
第2図は同じく側面図、第3図はこの吸気ダクト
を有するエンジンを搭載した耕耘機の要部斜視
図、第4図は同じく要部平面図である。
するが、第1図は吸気ダクトの一部断面平面図、
第2図は同じく側面図、第3図はこの吸気ダクト
を有するエンジンを搭載した耕耘機の要部斜視
図、第4図は同じく要部平面図である。
まず、耕耘機のエンジン廻りについて概説して
おくと、フレーム1上にエンジン2が載置されて
いて、このエンジン2に燃料タンク3、マフラー
4等が付設されているとともに、その上方ならび
に側方をボツネツト5で覆つている。
おくと、フレーム1上にエンジン2が載置されて
いて、このエンジン2に燃料タンク3、マフラー
4等が付設されているとともに、その上方ならび
に側方をボツネツト5で覆つている。
ところで、この考案では、以上のマフラー4の
設置側とは反対側で、しかも、極力離れた対角線
的位置にエアークリーナ6が設けられており、こ
れとエンジン2のキヤブレター7をゴム等の弾性
材で構成される吸気ダクト8で連絡しているので
ある。
設置側とは反対側で、しかも、極力離れた対角線
的位置にエアークリーナ6が設けられており、こ
れとエンジン2のキヤブレター7をゴム等の弾性
材で構成される吸気ダクト8で連絡しているので
ある。
また、以上の吸気ダクト8にエンジン2の機壁
9との間を埋める介在部10を有する同じくゴム
等の軟質弾性材で構成するカバー11を一体的に
装設するのである。
9との間を埋める介在部10を有する同じくゴム
等の軟質弾性材で構成するカバー11を一体的に
装設するのである。
介在部10であるが、要は機壁9との間に存す
る〓間12を埋めるものであればどのようなもの
であつても良いが、一般的にはカバー11と一体
的なリブのような形状をしているものが考えられ
る。
る〓間12を埋めるものであればどのようなもの
であつても良いが、一般的にはカバー11と一体
的なリブのような形状をしているものが考えられ
る。
また、カバー11の形状も、吸気ダクト8のう
ち、キヤブレター7に接続する部分の上方および
外側方を覆う屋根状のものであれば十分であり、
通常、これを前記したリブ状の介在部10と連続
させた一体構造のものとする。したがつて、介在
部10を有するカバー11と吸気ダクト8をすべ
てゴム等の弾性材で一体的に構成するのである。
ただ、このようにすると、機壁9に接当する介在
部10の部分は相当な高温(約120℃)になり、
これに耐えられるものでなければならないが、こ
のことが可能であることはこの考案者等によつて
確認されている。
ち、キヤブレター7に接続する部分の上方および
外側方を覆う屋根状のものであれば十分であり、
通常、これを前記したリブ状の介在部10と連続
させた一体構造のものとする。したがつて、介在
部10を有するカバー11と吸気ダクト8をすべ
てゴム等の弾性材で一体的に構成するのである。
ただ、このようにすると、機壁9に接当する介在
部10の部分は相当な高温(約120℃)になり、
これに耐えられるものでなければならないが、こ
のことが可能であることはこの考案者等によつて
確認されている。
なお、このようなカバー11の取り付けは、エ
アークリーナ6およびキヤブレター7側とも適当
なビス13あるいはクランパー等で行う。
アークリーナ6およびキヤブレター7側とも適当
なビス13あるいはクランパー等で行う。
(ヘ) 考案の効果
この考案は、以上説明したとおりのものである
から、次のような効果が期待できる。
から、次のような効果が期待できる。
すなわち、この吸気ダクト8を構成するカバー
11は弾性体が機壁9に当接して介在するもので
あるから、この部分がエンジン2の振動に共振し
て大きな振動、騒音を発することがない。一方、
このカバー11はキヤブレター7の周りを覆い隠
す安全カバーの役割も果たす。
11は弾性体が機壁9に当接して介在するもので
あるから、この部分がエンジン2の振動に共振し
て大きな振動、騒音を発することがない。一方、
このカバー11はキヤブレター7の周りを覆い隠
す安全カバーの役割も果たす。
さらに、吸気ダクト8の最外部に位置するカバ
ー11はゴムのような弾性材で構成されるから、
このエンジン2を耕耘機に搭載した場合、ここが
作物等にふれても、相手方を傷つけない。
ー11はゴムのような弾性材で構成されるから、
このエンジン2を耕耘機に搭載した場合、ここが
作物等にふれても、相手方を傷つけない。
その他、介在部10、カバー11とも、吸気ダ
クト8と一体的に形成すれば、部品点数を減ら
し、その部分の組立工数を省略できる。
クト8と一体的に形成すれば、部品点数を減ら
し、その部分の組立工数を省略できる。
第1図は吸気ダクトの一部断面平面図、第2図
は同じく側面図、第3図はこの吸気ダクトを有す
るエンジンを搭載した耕耘機の要部斜視図、第4
図は同じく要部平面図である。 符号、2……エンジン、4……マフラー、6…
…エアークリーナ、7……キヤブレター、8……
吸気ダクト、9……機壁、10……介在部、11
……カバー。
は同じく側面図、第3図はこの吸気ダクトを有す
るエンジンを搭載した耕耘機の要部斜視図、第4
図は同じく要部平面図である。 符号、2……エンジン、4……マフラー、6…
…エアークリーナ、7……キヤブレター、8……
吸気ダクト、9……機壁、10……介在部、11
……カバー。
Claims (1)
- エンジン2のエアークリーナ6をマフラー4が
設けられる機壁9側と反対側で、かつ、極力離し
た対角線的位置に設置するとともに、このエアー
クリーナ6とキヤブレター7とを弾性体の吸気ダ
クト8で連結したエンジンのエアークリーナ装置
において、前記吸気ダクト8と、この吸気ダクト
8のカバー部材であつて、機壁9との間に介在部
10を有してキヤブレター7の周りを覆い隠すカ
バー11とを弾性体で一体的に形成したことを特
徴とするエンジンのエアークリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986074421U JPH0517415Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986074421U JPH0517415Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185868U JPS62185868U (ja) | 1987-11-26 |
JPH0517415Y2 true JPH0517415Y2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=30919621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986074421U Expired - Lifetime JPH0517415Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517415Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4034402Y1 (ja) * | 1964-02-29 | 1965-12-02 | ||
JPS4941708A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-04-19 |
-
1986
- 1986-05-17 JP JP1986074421U patent/JPH0517415Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4034402Y1 (ja) * | 1964-02-29 | 1965-12-02 | ||
JPS4941708A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-04-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62185868U (ja) | 1987-11-26 |
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